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1980, Rendlesham 事件 : Larry Warren の証言と疑惑 ⇒ この謎を推測する

· 約126分

前置き＋推測​

情報源の動画を AI で整理した。

Peter Robbins は Larry Warren を捏造者だと批判しているが、私は Larry Warren は現場の EMF 異常で一時的な意識障害となり、UFO と ET そしてそれらと対面する軍幹部のシーンの幻覚を見たのだと判断する。彼はこの時、記憶障害も併発しており記憶が欠落している。

この事件では Jim Penniston と John Burroughs が、地表に降りてきた三角形型 UFO に一緒に間近でに対面した。だが、Penniston しか UFO に触れておらず、Burroughs は UFO を見ていない。このように一緒に行動していても証言内容が大きく食い違っている。これも意識障害による幻覚であることを示している。

関連​

James Bartley: Rendlesham Forest UFO 事件と闇組織の隠蔽工作

要旨​

AI

レンドルシャム事件の証言と疑惑

この音声記録は、‌‌1980年のレンドルシャムの森事件‌‌に関する議論を収録しており、特に事件の「最初の内部告発者」とされる‌‌ラリー・ウォーレン‌‌の証言の信頼性に焦点を当てています。司会者の‌‌ライアン・スプラグ‌‌と‌‌スザンヌ‌‌は、ウォーレン氏が最近出演したドキュメンタリー‌‌『ケーブル・グリーン』‌‌をきっかけに、彼の長年にわたる証言の変遷と、それに伴う論争を詳しく取り上げています。特に、ウォーレン氏が1994年に現場で語った詳細な証言と、後のインタビューでの証言の矛盾が指摘されており、‌‌共著者ピーター・ロビンス‌‌がウォーレン氏の過去の不正行為（偽造など）を理由に、共著本を絶版にした経緯が説明されています。この議論は、多数の目撃者がいるにもかかわらず、事件の証言が一貫しないUFO調査における‌‌証言の信憑性の問題‌‌と、‌‌目撃者間のエゴ‌‌がもたらす複雑さを浮き彫りにしています。

目次​

  1. 前置き＋推測
    1. 関連
  2. 要旨
  3. 事件の概要
    1. 1. レンドルシャム事件の一般的な概要
    2. 2. ラリー・ウォーレン氏による事件の概要（第三夜/ケーブル・グリーン）
    3. 3. ウォーレン氏の証言をめぐる論争の文脈
  4. レンドルシャムの森の幻：一人の目撃者が語った光と影の物語
    1. 序章：伝説の始まり
    2. 第1章：鮮烈な記憶 ― 1994年の証言
    3. 第2章：揺らぎ始める物語 ― 証言の不一致
    4. 第3章：共著者の訣別 ― ベストセラーの絶版
    5. 終章：真実の森の中で
  5. レンドルシャムの森事件における証言の信憑性に関するブリーフィング
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. はじめに：レンドルシャムの森事件の概要
    3. 信憑性の危機：ピーター・ロビンス氏との決別と疑惑
    4. 結論
  6. レンドルシャムの森UFO事件：証言はなぜ食い違うのか？主要人物から紐解く謎
    1. イントロダクション：英国史上最も有名なUFO事件へようこそ
    2. 1. 最初の内部告発者：ラリー・ウォーレンの劇的な証言
    3. 2. 協力者から告発者へ：ピーター・ロビンスの苦悩
    4. 3. 公式記録の証言者：チャールズ・ホルト大佐の報告
    5. 4. なぜ証言は食い違うのか？事件の核心に迫る
    6. 5. 結論：レンドルシャム事件から学ぶべきこと
  7. Larry Warren の主張（第3夜の目撃者）
    1. 1. ラリー・ウォーレン氏が主張する第三夜（ケーブル・グリーン）の出来事の概要
    2. 2. ウォーレン氏の主張を取り巻く論争と信憑性の問題
  8. Larry Warren の信頼性と論争
    1. 1. 信頼性を裏付ける初期の印象と証拠
    2. 2. 信頼性を巡る論争の核心
  9. 情報源
  10. 文字起こし（話者識別）

事件の概要​

AI

1. レンドルシャム事件の一般的な概要​

この事件は、1980年12月の3夜連続で発生しました。場所は、RAF WoodbridgeとBentwatersという2つの合同軍事基地の間に位置するレンドルシャムの森です。

‌‌事件の主要な特徴:‌‌

  • ‌‌物体:‌‌ 伝えられるところによると、宇宙機（クラフト）が森の中に着陸しました。
  • ‌‌目撃情報:‌‌ 60人以上の軍人が目撃者となり、数人が実際にその物体に触れたと述べています。
  • ‌‌レーダーと音声記録:‌‌ レーダーで追跡された現象があり、当時の副基地司令官であった‌‌チャールズ・ホルト大佐‌‌が、出来事をリアルタイムで記録した実際の録音テープが存在します。
  • ‌‌ホルト大佐の記録:‌‌ ホルト大佐と彼の部下たちは、空に浮かぶ‌‌楕円形の点滅する物体‌‌（大きな目のように見える）を目撃しており、その物体は地上に向かってレーザー精度の光線を発射していました。
  • ‌‌核兵器の関連:‌‌ 後に、これらの光線が‌‌核バンカー‌‌の方向に向かっていたことが判明します。当時、米国は条約に完全に違反して、秘密裏に核兵器を基地に保管していました。このUFO事件は、冷戦下のこうした隠れた状況の中で発生しました。
  • ‌‌物語の進化:‌‌ 当初は森の中で見られた単なる光であった話が、長年にわたる証言の進化の結果、現在では2人がクラフトに触れ、1人が心にダウンロードを受け取るという話にまでなっています。

2. ラリー・ウォーレン氏による事件の概要（第三夜/ケーブル・グリーン）​

ラリー・ウォーレン氏は、1980年のレンドルシャム事件で最初に名乗り出た‌‌「内部告発者（whistleblower）」‌‌とされています。彼は当時、警備隊の航空兵（security airman）であり、後にピーター・ロビンズ氏と共著でベストセラーとなった本『Left at East Gate』を出版しました。彼の証言は、特にホルト大佐が現場に出ていた‌‌第三夜の出来事‌‌（12月27日から28日の夜）に焦点を当てています。

ウォーレン氏の証言は、他の主要な目撃者（ペニストン、バラウズら）が遭遇したとされる‌‌第一夜の出来事とは完全に独立したアカウント‌‌であると彼は強調しています。

ケーブル・グリーンでの具体的な出来事の概要（1994年の証言に基づく）:​

  • ‌‌最初の物体（ミスト）:‌‌ ウォーレン氏がケーブル・グリーンと呼ばれる現場に到着した際、そこには警備警察官が多数いました。彼は、地上に高さ約1フィート、幅約50フィートの‌‌透明な円形の光（ミスト）‌‌が自己発光しているのを目撃しました。これは浮遊しているのではなく、地面にあったと述べています。
  • ‌‌2番目の物体（クラフト）:‌‌ 別の小さな‌‌赤い光‌‌が空から素早く弧を描いて下降し、地上約20フィートで停止しました。それはアメリカンバスケットボールほどのサイズで、自己発光していました。その光が‌‌爆発し‌‌、光がミストのあった場所に降り注いだ後、ミストの代わりに‌‌固形の機械‌‌が出現しました。
  • ‌‌着陸したクラフトの詳細:‌‌ その機械は底辺の幅が約30フィートあり、鋭い角度で約25フィートの高さまで立ち上がっていました。デルタ状の付属物がありましたが、着陸装置かは不明でした。窓やマーキング、国籍を示すものは一切ありませんでした。
    • （注：後のインタビューでは、この物体を「三角形の物体」で幅は約20フィート、上部が丸みを帯びており、赤みがかった琥珀色の光があり、「雪のように白い」と表現しています。）
  • ‌‌存在/エンティティ（Beings/Entities）:‌‌ クラフトの側面から光が一塊となって移動し、3つの個別の（円形ではなく）‌‌光の円柱‌‌に分裂した後、光を弱めました。その光の中には、‌‌目、顔の特徴、明るい衣服‌‌のようなものがはっきりと見えましたが、脚などの下肢は半透明で青みがかった金色の光に覆われていて判別できませんでした。これらの存在は、物理的には小さいものでしたが、ウォーレン氏は後に‌‌「幽霊のようだった」‌‌と表現し、「ビッグアイ（大きな目）」を持つ‌‌人間ではないもの（non-humans）‌‌だったと述べています。
  • ‌‌軍の活動:‌‌ 現場には、空軍の写真ラボや広報のカメラ（大きな動画カメラと小さなビデオカメラ）が設置され、多くの人員がいました。災害対策要員がガイガーカウンターを持って物体の周りを動いており、英国の警官2名を含む警備隊が物体を囲んでいました。ウォーレン氏らは武装解除された状態で、物体に近づくよう命令されました。
  • ‌‌ユニークな主張:‌‌ ウォーレン氏は、彼が見たクラフトやエンティティ、そして軍がこれらを撮影していたという主張をした‌‌唯一の人物‌‌です。

3. ウォーレン氏の証言をめぐる論争の文脈​

ウォーレン氏の証言は、その詳細さと独自性から、大きな論争の中心となっています。

  • ‌‌証言の詳細性:‌‌ 1994年の証言は「本物のように見え」、彼が当時の出来事を追体験しているかのように感じられましたが、物事が「あまりにも詳細すぎる」ことが問題視されることもあります。
  • ‌‌証言の矛盾:‌‌ 1994年当時と現在の証言の間には、特にエンティティの形状について、「円柱状（cylindrical）」から「泡（bubble）」へと表現が変わるなど、‌‌食い違い‌‌が生じています。
  • ‌‌ホルト大佐との関係:‌‌ ウォーレン氏は、ホルト大佐が彼のいた場所にはいなかったが、現場の出来事は知っていたはずだと主張しています。
  • ‌‌詐欺行為の発覚:‌‌ 共著者であったピーター・ロビンズ氏は、ウォーレン氏がレンドルシャム事件とは無関係の分野で、‌‌ロックンロールの記念品の偽造や詐欺行為‌‌を行っていたことを発見しました。
  • ‌‌本の出版停止:‌‌ この発覚を受け、ロビンズ氏はウォーレン氏と決別し、彼らの英国ベストセラーであった書籍『Left at East Gate』を出版停止にするという大きな決断を下しました。ロビンズ氏によれば、この本はウォーレン氏に誤解させられた部分があり、‌‌「誇張、作り話、半分の真実、真実が散りばめられていた」‌‌ため、評判が大きく損なわれたとしています。
  • ‌‌ユニークすぎる主張:‌‌ ウォーレン氏は、誰も報告していない、‌‌森の中で存在を見た‌‌こと、人々がビデオカメラを設置してすべてを記録していたこと、そして彼自身が地下に連行され薬物を投与された（そして脅迫された）ことなど、極めて特異な詳細を主張しており、これらの情報はすべて彼一人の証言に頼っている状況です。
  • ‌‌最近の変化:‌‌ かつてウォーレン氏との関わりを拒否していた別の目撃者（スティーブ・ロンガロ氏）が、最近になって、その夜に彼がそこにいたのを見たと証言を翻しています。

このように、資料はレンドルシャム事件が軍事基地間で発生した実在のUFO事件であり、ホルト大佐の記録もあることを示しつつ、ラリー・ウォーレン氏の証言が提供する具体的な概要（着陸したクラフト、エンティティの目撃、軍による撮影）は、‌‌他の証言から独立しており‌‌、彼の過去の欺瞞行為のために‌‌信憑性が大きく問われている‌‌文脈にあることを示唆しています。

レンドルシャムの森の幻：一人の目撃者が語った光と影の物語​

AI

序章：伝説の始まり​

1980年12月、凍てつくようなイギリスの夜。サフォーク州に広がるレンドルシャムの森で、世界を揺るがすことになる不可解な出来事が、三夜連続で起きた。舞台となったのは、RAFウッドブリッジとRAFベントウォーターズという、二つの米英軍事基地に挟まれた不気味なほどの静寂に包まれた森である。

これは単なる噂話ではない。60人以上の軍関係者が目撃し、基地の副司令官であったチャールズ・ホルト大佐自らが現場で録音した緊迫の音声テープまで存在する、史上最も有名なUFO事件の一つだ。レーザーのような光線が核兵器庫に照射されたという証言もあり、その謎は今なお多くの研究者を惹きつけてやまない。

しかし、この物語は事件の全貌を解明するものではない。私たちが追うのは、ラリー・ウォーレンという一人の人物の物語である。彼は、この事件について最初に名乗り出た「内部告発者」として一躍時の人となり、その鮮烈な証言で世界に衝撃を与えた。だが、なぜ彼の物語は、時と共にその輝きを失っていったのか。

これは、真実と虚構の森に迷い込んだ、一人の目撃者の光と影を描く人間ドラマだ。彼の物語は、1994年に撮影された一本の映像から始まる。

第1章：鮮烈な記憶 ― 1994年の証言​

1994年3月、冷たい風が吹き抜ける野原、ケイプル・グリーン。ラリー・ウォーレンは、14年前の記憶が刻み込まれたその場所に、後に共著者となるピーター・ロビンスと共に再び立っていた。そこで回されたカメラの前で、彼はまるで昨日のことのように、あの夜の出来事を語り始める。

彼の記憶は、恐ろしいほどに鮮明だった。

あたりは警備兵だらけだったという。黄色く照らされた一本の木を目印に、彼らが進んだ先の野原の中央には、奇妙な現象が起きていた。地面から高さ約30cm、直径約15mにわたって光る円盤が広がっていた。それは「固まった霧」としか言いようのない、奇妙な代物だった。地面に密着していながら、時折その向こうに緑の草が透けて見えたという。

兵士たちが固唾をのんで見守る中、森の木々の上空にバスケットボール大の赤い光が出現する。光は猛烈なスピードで野原の上空へ移動すると、ピタリと静止。次の瞬間、それは「爆発」し、まばゆい光のシャワーが、地面の霧に向かって降り注いだ。

光が収まった後、霧があった場所には、信じがたい光景が広がっていた。

「そこには固体の…『機械』としか言えないものがありました。底辺の幅が約9m、高さが約7.6mの鋭角な形で、デルタ翼のような付属物が見えました。窓も、国の紋章も、何の印もありませんでした」

そして、彼の証言の中で最も衝撃的な場面が訪れる。物体から分離した光が、三つの存在へと姿を変えたのだ。

「光は三つの独立した光の円筒に分かれました。その光の中には、目や顔の特徴、明るい色の服がはっきりと見えました。下半身はよく見えませんでしたが…彼らは半透明でした」

この1994年の映像を見た専門家たちは、「本物のように感じた」「彼は真実を語っているように見える」と舌を巻いた。彼の詳細かつ具体的な証言は、揺るぎない説得力を持っているように思われた。それは、トラウマを再体験する者の、揺るぎない確信に満ちた物語だった。

だが、確信は真実と同義ではない。そして、これから年月を重ねる中で、その完璧だったはずの記憶に、やがて亀裂が入り始めることになる。

第2章：揺らぎ始める物語 ― 証言の不一致​

歳月は、記憶を曖昧にするだけでなく、時に物語そのものを変容させる。ウォーレン氏が近年、ジャーナリストのロス・クルサード氏のインタビューで事件について語った際、その変化は誰の目にも明らかだった。

インタビュー中、彼はクルサード氏の質問に直接答えることを避け、むしろ自分を中傷した人々への恨み節を堰を切ったように語り始めた。「あの男は私の家族を誹謗した」「UFO研究家のお茶会連中が…」。彼の言葉は止まらず、クルサード氏はついに「‌‌言葉の嘔吐（word vomit）‌‌だ」と遮らざるを得なかった。これは単なる記憶の混濁ではなく、意図的な論点のすり替えのようにも見えた。

そして、彼が語る事件の核心部分には、1994年の証言と看過できない矛盾が生じていたのだ。

比較項目1994年の証言（ケイプル・グリーンにて）近年の証言（ロス・クルサードとの対談にて）
存在の形状「3つの独立した光の円筒」「‌‌泡（bubble）‌‌のようだった」
存在の顔「目、顔の特徴がはっきりと見えた」「ホイットニー・ストリーバーの著書『コミュニオン』の表紙のような、大きなアーモンド型の目を持つ顔」

「光の円筒」は「泡」に変わり、はっきりと見えたはずの顔は、有名なSF小説の表紙に描かれたエイリアンの顔へと変わっていた。

しかし、矛盾はこれだけではなかった。ウォーレン氏の物語は、このインタビューでさらに壮大なものへと変貌を遂げる。彼が目撃したとされる物体や存在は、ホルト大佐たちが森の別の場所で同時に遭遇していた現象とは「全く別の出来事」であり、完全に独立した遭遇だったと主張し始めたのだ。これは単なる記憶の変容ではない。事件の構図そのものを覆す、新たな物語の誕生だった。

物語の根幹を揺るがす重大な矛盾は、彼の証言の信憑性に、初めて大きな疑問符を投げかけた。

そして、この揺らぎは、かつて彼の最も強力な擁護者であった人物との間に、決定的な亀裂を生むことになります。

第3章：共著者の訣別 ― ベストセラーの絶版​

ピーター・ロビンス氏。著名なUFO研究者である彼は、ウォーレン氏の物語に魅了され、9年という歳月を費やして一冊の本を書き上げた。こうして生まれた『Left at East Gate』は英国で大ベストセラーとなり、ロビンス氏のキャリアの頂点ともいえる仕事になった。彼は、ウォーレン氏の最も忠実な協力者であり、彼の物語を心から信じていた。

しかし、その信頼は徐々に崩れ始める。

ウォーレン氏の話と食い違う証言をする関係者が次々と現れ、さらに衝撃的な事実が発覚する。ウォーレン氏が過去20年以上にわたり、ロックンロールの記念品（サインなど）を偽造して生計を立てていたというのだ。長年のパートナーが、全く別の分野で「偽造のプロ」であったという事実は、ロビンス氏にとって耐えがたいものだった。

彼は自ら調査を重ね、苦渋の決断を下す。

自らの手で、自らのベストセラーを葬り去る。

ロビンス氏は、共著に「誇張、作り話、半分の真実」が含まれていることを公に認め、出版社に直接働きかけて、ベストセラーとなっていた『Left at East Gate』を絶版にしたのだ。それは、研究者としての誠実さを守るための、痛みを伴う決断だった。

彼は、その苦渋をこう語る。

「私が決して会うことのない何千人もの人々が、あの本をノンフィクションとして真剣に受け止めてくれたことを思うと…。私は文字通り、謝罪しなければならなかった」

ヒーローと見なされた内部告発者は、なぜこのような事態を招いたのでしょうか。その背景には、彼の隠された動機がありました。

終章：真実の森の中で​

ラリー・ウォーレン氏を長年、最も近くで見てきたピーター・ロビンス氏は、彼の動機を次のように推測している。

「彼は有名になりたかったのです。世間の注目を浴びる人物になりたかった。その目的を達成するための『手段』が、たまたまUFO事件だったのではないでしょうか」

事件の真相は、今も深い霧の中にある。ウォーレン氏が当時、空軍兵として基地にいたことは事実かもしれない。しかし、彼が語る物語の中で最もドラマチックな部分、つまり、

  • エイリアンとの遭遇
  • 基地の地下施設での尋問

といった体験は、彼たった一人の証言にしか基づいていない。他の誰も、それを裏付けてはいないのだ。

では、私たちはこの物語をどう受け止めればよいのだろうか。ある専門家はこう結論づけている。 「真実は、完全な嘘と完全な真実の『真ん中のどこか』にあるのかもしれない」

ラリー・ウォーレンの物語は、センセーショナルな証言に熱狂する前に、立ち止まって考えることの重要性を教えてくれる。レンドルシャムの森の物語が私たちに残した最大の教訓は、非常にシンプルで、そして最も重要なこの一言に集約されるだろう。

「情報源をよく吟味すること（Consider the source）」

何が真実かを見極めることの難しさこそが、この事件が現代に投げかける、もう一つの謎なのである。

レンドルシャムの森事件における証言の信憑性に関するブリーフィング​

AI

エグゼクティブ・サマリー​

本文書は、1980年に発生したレンドルシャムの森UAP事件における主要な目撃者の一人、ラリー・ウォーレン氏の証言を巡る複雑な状況と信憑性の問題を分析するものである。ウォーレン氏は事件の「最初の内部告発者」として知られ、その証言はベストセラー書籍『Left at East Gate』の基盤となった。

しかし、彼の証言には経年による重大な矛盾が存在する。1994年の映像では、彼は霧状の物体が物理的な航空機に変容し、半透明の存在を目撃したと詳細かつ真に迫る様子で語っている。一方、最近のインタビューでは、彼の態度は防衛的かつ支離滅裂であり、目撃したとされる存在の描写も「『コミュニオン』の表紙のようなエイリアン」へと変化している。

さらに深刻なのは、彼の長年の共同執筆者であったピーター・ロビンス氏が、ウォーレン氏による欺瞞とロック記念品の偽造といった詐欺行為を発見したとして、彼との関係を完全に断絶したことである。この結果、二人の共著は絶版となった。他の主要な目撃者もウォーレン氏の現場への立ち会いや証言内容に異議を唱えているが、最近になって別の目撃者が彼の存在を肯定するなど、状況は錯綜している。

結論として、ラリー・ウォーレン氏の証言はレンドルシャムの森事件の最も異質で注目すべき側面を構成する一方で、その信憑性は証言内容の変遷、共同研究者からの告発、そして他の目撃者との食い違いによって著しく損なわれている。彼の主張を評価する際には、これらの背景を考慮し、最大限の注意を払う必要がある。

はじめに：レンドルシャムの森事件の概要​

1980年12月の3夜にわたり、英国のRAFウッドブリッジとベントウォーターズという2つの合同軍事基地の間にあるレンドルシャムの森で、一連の未確認飛行物体（UAP）関連事象が発生した。

  • 目撃者と証拠: 60人以上の軍関係者がこの事象を目撃したとされ、中には物体に触れたと証言する者もいる。
  • 公式記録: 当時の基地副司令官チャールズ・ホルト大佐によって録音された音声テープが存在し、レーダーによる追跡記録もあるとされる。
  • ホルト大佐の目撃証言: 音声テープには、ホルト大佐と彼の部下たちが、巨大な目玉のように点滅する楕円形の物体が、地上に向けてレーザーのような精密な光線を照射する様子を描写している。
  • 核兵器との関連: 光線が照射された先は核貯蔵庫であり、当時、米国は条約に反して密かに基地内に核兵器を配備していた。この事実は事件の機密性を高める要因となった。

主要人物：ラリー・ウォーレン​

ラリー・ウォーレン氏は、当時基地に勤務していた保安警備兵であり、この事件について公に証言した「最初の内部告発者」とされている。

  • 著書『Left at East Gate』: UFO研究者ピーター・ロビンス氏との共著で、英国でベストセラーとなった。この本でウォーレン氏の証言は広く知られることになった。
  • 証言の核心: 彼の主張は、事件の3日目の夜に「ケープル・グリーン」と呼ばれる開けた場所で、航空機が着陸し、非人間的存在との遭遇があったというものである。この主張は、他のどの目撃者の証言にも見られない特異な内容を含んでいる。

矛盾する証言：1994年と現代の比較分析​

ウォーレン氏の証言の信憑性を評価する上で最も重要なのは、数十年の時を経てその内容と態度が大きく変化している点である。

1994年の証言（イースト・ミッドランズUFO研究協会による映像）​

書籍が出版される2年前の1994年3月に撮影されたこの映像で、ウォーレン氏は事件現場であるケープル・グリーンをピーター・ロビンス氏らと共に訪れ、詳細な証言を行っている。

  • 最初の物体: 地上に存在する、自己発光する透明な「固まった霧」のような円形の光であったと描写。高さは約1フィート（約30cm）で、浮遊はしていなかった。
  • 現場の状況: 周囲には多数の保安警備隊、基地の写真班（動画・静止画カメラを設置）、ガイガーカウンターを持つ災害対策班、そして2人の英国警察官がいたとされる。
  • 物体の変容: 小さな赤い光が上空から急速に降下して爆発し、その光が「霧」に降り注ぐと、霧は固体的な機械へと姿を変えた。
  • 航空機の詳細:
    • 形状：底辺約30フィート（約9m）、高さ約25フィート（約7.6m）の鋭角な形状で、デルタ翼のような付属物があった。
    • 特徴：窓やマーキング、国籍を示す旗などは一切なく、直視するのが困難なほどだった。
  • 存在（エンティティ）の出現:
    • 一本の光が物体の側面から現れ、3つの独立した光の円筒に分裂した。
    • 光の内部には、目、顔の特徴、明るい色の衣服をまとった存在が半透明に見えた。下半身は不明瞭だった。
    • これらの存在は地面から浮いており、物理的な三次元の形状は持っていなかった。
  • 当時の評価: この証言は非常に詳細であり、映像を見たライアン・スプレーグ氏とスザンヌ氏の両名は、彼が実際に体験を追体験しているかのような「本物らしさ」を感じたと述べている。
近年の証言（ロス・クルサードによるインタビュー）​

新作ドキュメンタリー『Caple Green』に関連して行われたインタビューで、ウォーレン氏の態度と証言内容は1994年のものと著しく異なっていた。

  • 態度: 非常に防衛的で、自身への批判者（特にホルト大佐）に対する不満を「言葉の嘔吐（word vomit）」と表現されるほどにまくし立てた。インタビュアーのロス・クルサード氏は、彼を制止し、目撃した内容を具体的に説明するよう何度も促す必要があった。
  • 航空機の描写: 三角形で、大きさは約20フィート（約6m）。頂点は丸みを帯び、赤みがかった琥珀色の光があった。これは、他の目撃者が報告した航空機とは「完全に別のもの」であると主張した。
  • 存在（エンティティ）の描写:
    • 「泡のようなもの」が航空機の表面から分離して現れたと説明。
    • その姿を「幽霊のよう」「フレンドリーでないキャスパー」と表現。
    • インタビュアーの誘導的な質問に対し、ホイットリー・ストリーバーの著書『コミュニオン』の表紙に描かれたエイリアンのような、大きくつり上がったアーモンド型の目を持つ顔だったと述べた。

主な矛盾点​

項目1994年の証言近年の証言
態度落ち着いており、詳細に追体験している様子防衛的、攻撃的、支離滅裂
航空機の形状鋭角な形状でデルタ翼状の付属物三角形で頂点は丸みを帯びている
存在の出現方法一本の光が3つの光の円筒に分裂航空機から「泡」が分離
存在の姿半透明の光の円筒内に人型の特徴が見える「幽霊」のよう。「コミュニオン」のエイリアン顔
事件の文脈ホルト大佐らが見た事象の一部ホルト大佐らが見た事象とは全く別の事象
独自性唯一の主張は変わらないが、物語の枠組みが変化自身の目撃体験の独自性をより強調

信憑性の危機：ピーター・ロビンス氏との決別と疑惑​

ウォーレン氏の信憑性に最も大きな打撃を与えたのは、9年間にわたり彼の物語を調査し、ベストセラーを共著したピーター・ロビンス氏による全面的な告発である。

共同執筆者ピーター・ロビンス氏による暴露​

  • 決別の経緯: ロビンス氏は、ウォーレン氏が特定の重要な点について意図的に自身を欺き、その欺瞞に加担させたと結論付けた。2016年から2017年にかけて、ウォーレン氏の主張と矛盾する証言が次々と現れ始めたことがきっかけとなった。
  • 書籍の出版停止: ロビンス氏は、ウォーレン氏の物語に「誇張、作話、半分の真実」が散りばめられていることを認め、自らの調査結果を出版社に報告。その結果、ベストセラーであった『Left at East Gate』は絶版となった。これはロビンス氏にとって経済的にもキャリア的にも大きな打撃となる決断だった。
  • ロビンス氏の現在の見解: 彼は、ウォーレン氏が空軍に所属し、事件当時に基地にいたことは事実かもしれないとしながらも、彼の語る物語の核心部分（地下施設での尋問やプログラミングなど）は、同室だった別の人物の体験を流用した可能性があると推測している。

詐欺行為と動機の疑惑​

  • 偽造行為: ロビンス氏の調査により、ウォーレン氏が過去20年以上にわたり、ロックンロールの記念品（メモラビリア）とその来歴証明書を偽造して生計を立てていたことが明らかになった。
  • 動機: ロビンス氏は、ウォーレン氏の第一の動機は有名になることであり、音楽での成功が叶わなかったため、UFO事件をその手段として利用したのではないかと分析している。

他の証言者との食い違い​

  • 孤立した証言: 航空機から降りてきた存在や、現場での公式な撮影活動について証言しているのはウォーレン氏ただ一人である。ホルト大佐をはじめとする他の主要な目撃者は、彼の現場への立ち会い自体を否定している。
  • 新たな証言者: 一方で、スティーブ・ロンガロという別の目撃者が、最近になってウォーレン氏が現場にいたと証言している。しかし、この人物は数年前には「ウォーレン氏とは一切関わりたくない」と述べており、その心変わりの理由は不明である。

結論​

レンドルシャムの森事件は、複数の軍関係者による証言や公式記録の存在から、UAP研究において依然として重要な事例である。その中でもラリー・ウォーレン氏の証言は、非人間的存在との遭遇という、事件の最も驚異的な側面を担っている。

しかし、彼の信憑性は以下の要因によって著しく損なわれている。

  1. 証言の重大な変遷: 航空機や存在の描写が数十年の間に大きく変化している。
  2. 共同研究者による告発: 最も近しい協力者であったピーター・ロビンス氏が、彼の欺瞞を公に暴露し、共著を絶版にした。
  3. 無関係な分野での詐欺行為: ロック記念品の偽造という、彼の誠実さを根本から疑わせる事実が発覚した。
  4. 他の主要目撃者との矛盾: 彼の特異な主張は他の誰によっても裏付けられていない。

ウォーレン氏が事件当時に基地に勤務し、何らかの異常現象を目撃した可能性は完全には否定できない。しかし、彼が語る物語の具体的な内容は、彼の個人的な動機や作話能力によって著しく脚色されている可能性が極めて高い。したがって、彼の証言をレンドルシャムの森事件の客観的な事実として扱うことには、最大限の慎重さが求められる。

レンドルシャムの森UFO事件：証言はなぜ食い違うのか？主要人物から紐解く謎​

AI

イントロダクション：英国史上最も有名なUFO事件へようこそ​

英国の森にUFOが着陸し、エイリアンと軍人が対峙した—そう語る者もいれば、全くの作り話だと断じる者もいる。レンドルシャムの森事件は、一つの出来事がどれほど多様な「真実」を生み出すかを示す、UFO史における最も複雑な人間ドラマである。

1980年12月、英国サフォーク州のレンドルシャムの森で起きたこの事件は、「英国のロズウェル事件」とも呼ばれ、UFO研究において極めて重要な位置を占めている。

事件の基本情報は以下の通りだ。

  • 時期: 1980年12月の3夜連続
  • 場所: イギリスの空軍基地（RAFウッドブリッジとベントウォーターズ）に隣接する森
  • 特徴: 基地の副司令官であるチャールズ・ホルト大佐を含む、60人以上の軍関係者がUFOや異常現象を目撃したとされる点

しかし、この事件は有名であると同時に、非常に複雑だ。特に、主要な目撃者たちの証言が大きく食い違い、何が真実なのかを判断することを困難にしている。この記事では、事件の中心となる登場人物たちの視点から、それぞれの証言を丁寧に紐解き、なぜこれほどまでに見解が分かれてしまうのか、その謎に迫っていく。

学習のポイント: まずは、この事件を最も劇的に語る中心人物、ラリー・ウォーレン氏の証言から見ていきましょう。

1. 最初の内部告発者：ラリー・ウォーレンの劇的な証言​

1-1. ウォーレンが語る「第3夜」の出来事​

ラリー・ウォーレン氏は、この事件について最初に公に語った「内部告発者」であり、ベストセラー書籍『Left at East Gate』の共著者としても知られている。彼の証言は、事件の中でも特にドラマチックな内容を含んでいる。

1994年に撮影された映像記録の中で、彼は事件の「第3夜」に体験したとされる出来事を、以下の3つの段階に分けて生々しく語っている。

  • 第一段階：霧状の物体
    • 森の地面に、直径約15メートル（50フィート）の、自己発光する半透明の円形の物体が存在していた。それは霧が固まったようなもので、ホバリングはしていなかったという。
  • 第二段階：謎の飛行体と変容
    • バスケットボール大の赤い光が高速で飛来して爆発。その光が霧状の物体に降り注ぐと、霧は一辺約9メートル（30フィート）の、固い三角形の機械へと姿を変えた。
  • 第三段階：人ならざる存在との遭遇
    • 三角形の機械から光の筒（シリンダー）のようなものが3つ現れた。その光の中には、半透明で「目や顔の特徴、明るい色の服」をまとった存在がいた。

ウォーレン氏の証言は、現場に軍の撮影班やイギリス警察官までが配置されていたという、非常に具体的なディテールを含んでいるのが特徴だ。

1-2. 揺らぐ証言と新たな主張​

しかし、近年のインタビュー（ジャーナリストのロス・クルサードによる）では、ウォーレン氏の証言に変化が見られる。特に、遭遇した存在の描写には明らかな食い違いがある。

  • 1994年の証言: 光の‌‌筒（シリンダー）‌‌の中にいた存在
  • 近年の証言: ‌‌泡（バブル）‌‌のようなものから現れた、‌‌幽霊（ゴースト）‌‌のような存在

1994年の映像で冷静に詳細を語った姿とは対照的に、近年の彼は自説への批判に終始いら立ち、ジャーナリストが「言葉の嘔吐（word vomit）」と評するほど、要領を得ない発言を繰り返している。

さらに彼は、「自分が見たものは、ホルト大佐たちが目撃したものとは別の、全く異なるUFOと存在だった」と主張し始めた。この新たな主張は、ホルト大佐の公式記録と自身の証言との矛盾を解消するための巧妙な戦略とも解釈できる。もし別々の出来事であれば、どちらの証言も互いを否定することなく共存できるからだ。

洞察のポイント: このように詳細かつ劇的な証言をするウォーレン氏ですが、彼の話には多くの疑問符がつけられています。その最大の要因は、彼の最も近しい協力者からの告発でした。

2. 協力者から告発者へ：ピーター・ロビンスの苦悩​

2-1. ベストセラー作家の決別​

ピーター・ロビンス氏は、ウォーレン氏と共に書籍『Left at East Gate』を執筆した著名なUFO研究者だ。当初、ロビンス氏はウォーレン氏の証言を信じ、9年もの歳月をかけて共同で本を執筆した。この本は英国でベストセラーとなり、事件の知名度を飛躍的に高める彼の誇りとなった。

しかし、ロビンス氏は後にウォーレン氏と決別し、自らが手掛けたベストセラー本を絶版にするという、異例の決断を下す。その理由は衝撃的なものだった。

  1. 信頼性の失墜: ウォーレン氏がUFO事件とは無関係の分野で、ロックンロールの記念品を偽造し、その信憑性を証明する「出所証明書」までも捏造して生計を立てていたことが発覚。
  2. 欺瞞への結論: ウォーレン氏がロビンス氏を騙し、嘘の物語を広める手助けをさせていたと、ロビンス氏自身が結論付けた。

2-2. 信頼性の崩壊が意味するもの

長年の協力者であったロビンス氏によるこの告発は、ウォーレン氏の証言の信憑性を根底から揺るがすものだ。ロビンス氏は、この決断に至った苦悩を次のように語っている。

「私が最も誇りに思っていた本が、誇張、作り話、半分の真実、そして真実で『散らかって』しまっているのです。」

この言葉は、彼の感じた深い裏切りと、ウォーレン氏の物語に投げかけられた疑いの深刻さを物語っている。

洞察のポイント: ウォーレン氏の物語が揺らぐ一方で、事件にはもう一人、より公式な立場の重要人物がいます。それが、当時の基地副司令官、チャールズ・ホルト大佐です。

3. 公式記録の証言者：チャールズ・ホルト大佐の報告​

チャールズ・ホルト氏は、事件当時、空軍基地の副司令官という公式な立場にあった人物である。彼の証言は、事件の客観的な証拠の一つとされる、現場で録音された音声テープによって裏付けられている。

ホルト大佐が報告した証言の要点は、ウォーレン氏のものとは大きく異なる。

  • 巨大な目のように点滅する、楕円形の物体を目撃した。
  • 物体は、レーザーのような光線を地上に向けて照射していた。
  • 光線の照射先は、当時、国際条約に違反して違法に配備されていた核兵器の貯蔵庫の方向だった。

彼の公式な報告や録音テープには、ウォーレン氏が主張するような「着陸した三角形のUFO」や「人ならざる存在」、「軍の撮影班」といった要素は一切含まれていない。さらに、ホルト大佐自身が、ウォーレン氏はその場にいなかったと証言している。ただし、事件の複雑さを示すように、ウォーレン氏の「不在」もまた、決定的に証明されているわけではないという点は留意すべきだろう。

学習のポイント: ウォーレン氏の劇的な物語と、ホルト大佐の公式な報告。両者の主張はなぜここまで違うのでしょうか？その食い違いを整理してみましょう。

4. なぜ証言は食い違うのか？事件の核心に迫る​

この二つの証言の隔たりは、単なる記憶違いでは説明がつかない。事件の核心に迫るには、証言者たちの人間的側面—エゴや動機—に光を当てる必要がある。

まず、両者の主張の主な対立点を以下の表にまとめよう。

論点ラリー・ウォーレンの主張チャールズ・ホルト大佐の主張
目撃した物体三角形の固い機械楕円形で点滅する光体
存在の有無人ならざる存在（エイリアン）がいた存在については言及なし
現場の状況軍の撮影班が記録していたそのような記録についての言及なし
相互の認識ホルトは別の場所にいたと主張ウォーレンはいなかったと主張

この対立をさらに複雑にするのが、スティーブ・ロンガロという別の証言者の存在だ。彼は長年ウォーレン氏と距離を置いていたが、近年になって「現場でウォーレン氏を見た」と証言し始めたのである。これにより、ウォーレン氏の存在を巡る議論は、単純な白黒では語れない様相を呈している。

では、なぜこれほどまでに証言が食い違うのか？いくつかの可能性が考えられる。

  1. エゴの問題： UFO事件では、誰の証言が正しいか、誰が中心人物かを巡って、目撃者や研究者の間でエゴの対立がしばしば発生する。これは、近年のインタビューでウォーレン氏が、出来事の明確な説明よりも自らの「内部告発者」としての立場を守ることに終始し、守勢に回っている姿にも表れている。
  2. 個人的な動機： ピーター・ロビンス氏が指摘するように、ウォーレン氏には元々ロックンロールの世界で有名になりたいという強い願望があり、それが叶わなかった後、UFO事件がその名声を得るための新たな手段となった可能性。

ウォーレン氏の信頼性をさらに低下させる事実として、彼がUFO研究家のライアン・スプラーグ氏に対し、事件をテーマにした演劇の制作を中止するよう脅迫的なメッセージを送ったというエピソードも挙げられている。

洞察のポイント: これらの点を踏まえて、私たちはこの複雑な事件をどのように理解すれば良いのでしょうか？最後に結論をまとめます。

5. 結論：レンドルシャム事件から学ぶべきこと​

レンドルシャム事件は、ホルト大佐の録音テープのような「確かな記録」と、ラリー・ウォーレン氏の証言のような「信憑性に欠ける物語」が混在する、非常に複雑なケースだ。この事件は、UFOという現象を学ぶ上で重要な教訓を与えてくれる。

UFO初心者が学ぶべき最も重要な教訓は、「情報源を吟味すること（Consider the source）」の重要性である。誰が、どのような動機で、何を語っているのかを常に問いかける姿勢が求められる。

最終的に、ラリー・ウォーレン氏が「本当に何かを目撃した」可能性を完全に否定することはできない。しかし、彼の過去の行いや二転三転する証言を考慮すると、その劇的な物語を額面通りに受け取ることは極めて困難だ。

英国史上最も有名なUFO事件の真相は、40年以上が経過した今も、深い森の謎に包まれたままなのである。

Larry Warren の主張（第3夜の目撃者）​

AI

レンドルシャムの森事件（1980年）とラリー・ウォーレン氏のより大きな文脈において、これらの資料は、ウォーレン氏が主張する‌‌第三夜の目撃情報‌‌の詳細、およびその証言がもたらした‌‌深刻な論争と信憑性の問題‌‌について説明しています。

ウォーレン氏は、1980年のレンドルシャム事件において最初に名乗り出た「内部告発者（whistleblower）」とされており、当時、警備航空兵（security airman）として基地に勤務していました。彼の主張は、他の主要な目撃者（ペニストン氏やバラウズ氏ら）による‌‌第一夜の出来事とは完全に独立したアカウント‌‌であると強調されています。

1. ラリー・ウォーレン氏が主張する第三夜（ケーブル・グリーン）の出来事の概要​

ウォーレン氏の証言は、特にチャールズ・ホルト大佐が出動した‌‌第三夜‌‌（12月27日から28日の夜）に、基地間でUFOとのより広範な接触があったというものです。

A. 物体の出現と着陸（1994年の証言）​

ウォーレン氏が「ケーブル・グリーン」と呼ばれる現場に到着した際、警備警察官が多数いました。

  1. ‌‌最初の物体（ミスト）:‌‌ 彼はまず、地面にある‌‌自己発光する透明な円形の光（ミスト）‌‌を目撃しました。これは浮遊しておらず、地面の上にあり、高さは約1フィート、幅は約50フィートでした。
  2. ‌‌2番目の物体と変化:‌‌ 上空から小さな‌‌赤い光‌‌が急降下し、地上約20フィートで停止しました。それはアメリカンバスケットボールほどの大きさで、自己発光していました。この光が‌‌爆発‌‌し、光がミストのあった場所に降り注いだ後、ミストの代わりに‌‌固形の機械‌‌が出現しました。
  3. ‌‌クラフトの物理的特徴:‌‌ その機械は、底辺の幅が約30フィートあり、鋭い角度で約25フィートの高さまで立ち上がっていました。デルタ状の付属物がありましたが、着陸装置かは不明でした。窓やマーキング、国籍を示すものは一切なく、直視するのが困難なほどでした。
    • （*注：後のロス・コールサート氏とのインタビューでは、物体を‌‌「三角形の物体」‌‌で幅約20フィート、上部が丸みを帯びており、赤みがかった琥珀色の光があり、「雪のように白い」*と説明しています。）

B. エンティティ（存在）の目撃​

ウォーレン氏が現場で目撃した最も特異な出来事は、クラフトから発せられた光の中から現れたエンティティに関するものです。

  1. ‌‌光からエンティティへ:‌‌ クラフトの側面から光が一塊となって移動し、‌‌3つの個別の光の円柱‌‌（1994年の証言）に分裂し、その後光を弱めました。
    • （*注：後のインタビューでは、この現象を‌‌「泡（bubble）」‌‌のようだったと表現しており、証言に食い違いが生じています。）
  2. ‌‌特徴:‌‌ その光の中には、‌‌目、顔の特徴、明るい衣服‌‌のようなものがはっきりと見えました。
  3. ‌‌外見:‌‌ エンティティの身体的なサイズは‌‌小さく‌‌、彼はそれを「幽霊（ghosts）のようだった」と表現しています。彼らは‌‌人間ではないもの（non-humans）‌‌であり、「クラシックなカメレオンのようなアーモンド型で、顔の中で最も際立った特徴である巻き付くような目」を持っていたと述べています。
  4. ‌‌軍の介入:‌‌ 彼らは武装解除され、物体の影が斜めに伸びるほど近くまで接近するように命令されました。

C. 軍による撮影と個人的な主張​

ウォーレン氏は、軍がこの接触を記録していたと主張する唯一の人物です。

  • 現場には、空軍の写真ラボや広報担当者のカメラ（大きな動画カメラと小さなビデオカメラ）が設置され、カメラがずっと回っていました。
  • 災害対策要員がガイガーカウンターを持って物体の周りを動いていました。
  • 彼はまた、後に‌‌地下に連行され、薬物を投与され、この出来事について話さないように脅迫された‌‌と主張していますが、この点も他の誰も証言していないことです。

2. ウォーレン氏の主張を取り巻く論争と信憑性の問題​

資料は、ウォーレン氏の証言が、その詳細な内容にもかかわらず、彼の過去の行動により極めて疑問視されている状況を浮き彫りにしています。

A. 共同著者との決別と詐欺行為​

ウォーレン氏が共同で執筆し、英国でベストセラーとなった書籍『Left at East Gate』は、後に‌‌出版停止‌‌となりました。

  • 共同著者であったピーター・ロビンズ氏は、ウォーレン氏がUFO事件とは無関係の分野で、過去20年以上にわたり‌‌ロックンロールの記念品の偽造や詐欺行為‌‌を行って生計を立てていたことを発見しました。
  • ロビンズ氏は、ウォーレン氏に欺かれ、結果として彼が最も誇りに思っていたその本が、‌‌「誇張、作り話、半分の真実、真実が散りばめられた」‌‌ものとなり、評判が大きく損なわれたと述べています。ロビンズ氏はこの情報を受け、自費でアメリカの出版社に本の出版中止を依頼するという「大きな決断」を下しました。

B. 証言の独自性と矛盾​

ウォーレン氏の主張が他の証言と大きくかけ離れている点が、懐疑論の中心です。

  • 彼は、‌‌森の中で存在を見た‌‌こと、軍が‌‌ビデオカメラを設置してすべてを記録していた‌‌こと、そして彼自身が‌‌地下に連行され薬物を投与された‌‌と主張する唯一の人物です。
  • 1994年の証言と最新の証言の間には、エンティティを「円柱状」とするか「泡」とするかといった‌‌矛盾‌‌があります。
  • ウォーレン氏は魅力的な人物ですが、「ある程度‌‌人を操る‌‌（manipulative）ことができる」と評されています。

C. ホルト大佐との関係と最新の展開​

ウォーレン氏は、ホルト大佐が彼のいた現場に一緒にいたわけではないが、出来事については認識していたはずだと述べています。

彼の主張には長年「現場にいなかった」という批判がつきまとっていましたが、最近になって、かつてウォーレン氏との関係を断ち切っていた別の目撃者、スティーブ・ロンガロ氏が、その夜に彼が現場にいたのを見たと証言を覆しています。しかし、これはウォーレン氏の主張の詳細（クラフトやエンティティ）の真実性を裏付けるものではありません。

Larry Warren の信頼性と論争​

AI

レンドルシャムの森事件（1980年）とラリー・ウォーレン氏をめぐるより大きな文脈において、これらの資料レンドルシャムの森事件（1980年）とラリー・ウォーレン氏をめぐるより大きな文脈において、これらの資料は、ウォーレン氏の‌‌信頼性（Veracity）‌‌が極めて深刻な論争の対象となっており、彼の証言が‌‌信憑性の問題‌‌を抱えていることを強く示唆しています。

1. 信頼性を裏付ける初期の印象と証拠​

ウォーレン氏の主張は、当初、非常に説得力があるものとして受け止められていました。

  • ‌‌初期の証言の信憑性:‌‌ 1994年のホームビデオに記録されたウォーレン氏の第三夜の目撃談（ケーブル・グリーンでの出来事）は、弁護士である共演者（Suzanne）によって、彼の‌‌ボディランゲージや表情から「真実を語っているように見える」‌‌と評価されています。彼がその出来事を‌‌追体験している‌‌かのように見え、「本物のように見えた」とされています。
  • ‌‌「最初の内部告発者」:‌‌ ウォーレン氏は、1980年のレンドルシャム事件について最初に名乗り出た‌‌「最初の内部告発者（first whistleblower）」‌‌とされています。彼は当時の警備航空兵であり、事件に関わっていたと主張しました。
  • ‌‌ホルト大佐のメモと音声テープの流出:‌‌ ウォーレン氏は、チャールズ・ホルト大佐のメモや音声テープを公にし、CNNに提供した人物であると主張しています。
  • ‌‌現場にいた可能性の浮上:‌‌ 長年、「ウォーレン氏は現場にいなかった」という批判があり、誰も彼の現場への関与を覚えていないとされてきましたが、最近になって、別の目撃者であるスティーブ・ロンガロ氏が、彼がその夜に現場にいたのを見たと証言を覆しています。

2. 信頼性を巡る論争の核心​

ウォーレン氏の信頼性は、彼の証言内容の特異性、証言の矛盾、そして何よりも彼の‌‌個人的な過去の不正行為‌‌によって決定的に損なわれています。

A. 証言内容の独自性と矛盾​

ウォーレン氏の第三夜の主張は、事件の他の主要な証言と大きくかけ離れているため、彼一人の証言に依存しているという問題があります。

  • ‌‌唯一の主張:‌‌ 彼は、森の中で‌‌エンティティ（存在）‌‌を目撃したこと、軍が‌‌ビデオカメラ‌‌を設置してすべてを記録していたこと、そして彼自身が後に‌‌地下に連行され薬物を投与され脅迫された‌‌ことなど、誰も報告していない極めて特異な詳細を主張しています。
  • ‌‌証言の変動:‌‌ 1994年の証言と最新のインタビュー（ロス・コールサート氏とのもの）の間で、エンティティの形状に関する表現に‌‌食い違い‌‌が見られます。1994年当時は「光の‌‌円柱（cylinders）‌‌」であったのに対し、後に「‌‌泡（bubble）‌‌」と表現が変化しています。
  • ‌‌「Word Vomit」と批判される対応:‌‌ ロス・コールサート氏のインタビュー中、ウォーレン氏が質問に直接答えずに、彼を嘘つきだと非難する人々（特にホルト大佐やUFO研究界隈）への不満を噴出させたため、コールサート氏に「‌‌Word Vomit‌‌（言葉の嘔吐）を止めて、見たものを具体的に説明してほしい」と要求されています。

B. 共同著者との決別と詐欺行為の発覚（決定的な要因）​

ウォーレン氏の信頼性を最も損なう原因は、彼の共同著者ピーター・ロビンズ氏による暴露と、それを受けた書籍の出版停止です。

  • ‌‌詐欺行為の発見:‌‌ ロビンズ氏は、ウォーレン氏がレンドルシャム事件とは無関係の分野で、過去20年以上にわたり‌‌ロックンロールの記念品の偽造や詐欺行為（forging rock and roll memorabilia）‌‌を行って生計を立てていたことを発見しました。
  • ‌‌書籍の出版停止:‌‌ ロビンズ氏は、この発覚により、イギリスでベストセラーとなっていた彼らの共著『Left at East Gate』を‌‌出版停止‌‌にするという「大きな決断」を下しました。
  • ‌‌ロビンズ氏の苦悩:‌‌ ロビンズ氏は、この本がウォーレン氏によって誤った情報で構成され、‌‌「誇張、作り話、半分の真実、真実が散りばめられた（littered with exaggerations, confabulations, half-truths, truths）」‌‌ものとなってしまい、結果として本の評判が大きく損なわれたと述べています。ロビンズ氏は、自分が他の何千人もの人々を欺く手助けをしてしまったことを公に謝罪し、この経験から最も誇りに思っていた本が廃版になるという痛みを負いました。
  • ‌‌詐欺の意図:‌‌ ロビンズ氏は、ウォーレン氏が最初から特定の重要事項について‌‌彼を欺く意図‌‌をもって接近し、最終的に「他の人々を欺く手助けをさせる」ことに彼を巻き込んだと考えています。

C. 性格と「情報源の考慮」​

ウォーレン氏は‌‌「非常に魅力的（extremely charming）な人物」‌‌ですが、‌‌「ある程度、人を操る（somewhat manipulative）ことができる」‌‌と評されています。

  • ロビンズ氏は、ウォーレン氏が「有名になりたい」「公人になりたい」という強い願望を持っており、彼が選んだ手段がUFOというテーマであったと示唆しています。
  • 彼の過去の欺瞞行為や、彼と仕事をしようとした人物（ロビンズ氏、そして劇作家であるライアン・スプラグ氏）に対する影響（ロビンズ氏との決別、スプラグ氏への脅迫的なメッセージ）は、彼の証言を‌‌「情報源を考慮すべきである（Consider the source）」‌‌という結論に導いています。

結論として、資料はウォーレン氏がレンドルシャムの森で‌‌何らかの出来事を目撃した可能性‌‌は残しつつ（特にロンガロ氏の証言が覆ったため）、彼の主張する具体的な詳細（着陸したクラフト、エンティティとの接触、軍による撮影や地下での尋問など）は、‌‌彼一人の証言に完全に依存しており‌‌、彼の過去の詐欺行為と欺瞞的な行動のパターンにより、‌‌極めて高い不信感‌‌を持って受け止められるべきである、という論争的な状況を説明しています。

情報源​

動画(52:57)

The Most Controversial UAP Witness Returns to the Scene RARE Rendlesham Forest Footage from 1994

文字起こし（話者識別）​

展開

（以下は "The Most Controversial UAP Witness Returns to the Scene RARE Rendlesham Forest Footage from 1994" と題された動画の文字起こしです。話者識別済み。動画の中では関連する複数の過去のインタビュー動画が再生引用されています。）

[Ryan Sprague] : Let's move to another UFO whistleblower story, and that is in the form of a new documentary that is going to be coming out soon. It's in various theaters in the UK right now, but it's a documentary called Cable Green, and it features a gentleman named Larry Warren, who we are going to dig into deep in the next, I don't know, however long this takes us. But Larry is quote-unquote the first whistleblower to come forward from the Rendlesham Forest incident of 1980. We won't go into detail. (00:00:41)

[Ryan Sprague] : Three consecutive nights in December of 1980, things happened in a forest called Rendlesham Forest, which was between two joint military bases, RAF Woodbridge and Bentwaters. And allegedly, a craft landed in the middle of the forest, and over 60 military personnel were witness to this. Several have gone on to say that they touched the actual craft. Others said that things were tracked on radar. There are actual audiotapes recorded by the deputy base commander at the time, Colonel Charles Holt. You can hear those audiotapes. (00:01:23)

[Ryan Sprague] : I don't have them on me right now, but they are really unsettling when you listen to those things. And you hear in real time what the colonel and his men are seeing happen. And what they basically are describing is this elliptical looking thing in the sky that was almost blinking. It looked like a big eye. And at one point it was piercing laser precision beams down to the ground. And we would later discover that those beams were going towards nuclear bunkers. (00:01:53)

[Ryan Sprague] : We were housing nuclear weapons on the bases at the time, which we were not supposed to be doing. It was completely against treaty, but the U.S. had snuck nuclear ordnance into England as they were working these joint military exercises, just in case. I did the Cold War. Got to be ready for anything. But this was all done under the shadows, and then this UFO event happened. Crazy stuff. A little bit more setup. (00:02:19)

[Ryan Sprague] : A book was written called Left at East Gate. It became an instant British bestseller. It was co-authored by Peter Robbins, who many of you know is my mentor in the UFO field, UFO researcher. And he co-authored it with this man you see on your screen, Larry Warren, the first whistleblower of this event, who as a security airman at the time says that he was a part of this. That has changed and morphed throughout the years. (00:02:49)

[Ryan Sprague] : But that's kind of my really butchered version of all of this, Suzanne. But what is your familiarity with the 1980 Rendlesham incident, if any? (00:03:01)

[Suzanne] : I'll tell a funny story on myself. As a girl, or as probably a teenager, I was up late and watched this show on a UFO that had appeared over a forest in England. And it was maybe a 30-minute show at the time. And the next morning, I was telling my mom and dad and siblings about this show that I saw and how interesting it was and a little bit scary. And this was the premise of it. (00:03:32)

[Suzanne] : And there were all these military guys. And then I couldn't wait for the next episode. But I didn't know what the show was. I'll date myself here. You had to have a TV guide at the time. The old magazine, the TV guide to figure out what if you missed the front end of a show, what a show was and when it would be on again. And it took forever, it took weeks for me to figure out this wasn't a TV show. (00:03:56)

[Suzanne] : This was a retelling of the Rendlesham Forest incident. And so it's my second favorite one. And my first one being Aerial School. But this one, because there are so many trained observers involved and telling their truth about it. So that's my involvement with Rendlesham. Probably the longest known UFO story for me. (00:04:22)

[Ryan Sprague] : Okay. All right. Now, what I think I'm going to do here is... The reason we're really talking about this is because Ross Coulthard, who will come up twice in tonight's episode, Ross Coulthard did an interview with Larry Warren, another gentleman named Steve Longaro, and the director of the film Caple Green. I don't have his name with me. I do apologize. (00:04:53)

[Suzanne] : I'm terrible at that. I'm terrible. (00:04:55)

[Ryan Sprague] : Yes. But they went on with Ross to talk about the new documentary. And it was anything but. This became an hour, two hour long conversation of Larry Warren just going off the... It was a train wreck, the interview, in my personal opinion. There were times where Ross Coulthard literally said, I need you to stop and just tell me what the F you saw out there. (00:05:24)

[Suzanne] : Dion Johnson, Ryan. Dion Johnson's the director. (00:05:28)

[Ryan Sprague] : Thank you. Thank you. Thank you. And the reason there's a lot of controversy behind Larry Warren, the quote unquote original whistleblower, is for reasons we're going to get to in a minute. What I want to do now is play an extremely rare home video that was made by a group. They were called the East Midlands UFO Research Association. And they shot this video in March of 1994, which is two years prior to Larry Warren and Peter Robbins publishing their book on the event. And this was back when Peter and Larry were just starting to kind of get to know each other and work together on their book. (00:06:12)

[Ryan Sprague] : And they had a very good trusting relationship going into this book. So I want to play that for you right now. And this is Larry Warren back then in 1994, describing Cable Green, which is this new documentary, describing the area Cable Green and what he saw, what he experienced out there, allegedly. So let's go ahead and play that. It's a little long, guys. So please bear with us. But I do think it's worth it as we move through this story. (00:06:40)

[Ryan Sprague] : So yeah, let's go ahead and watch this clip from 1994, where we'll see a young Peter Robbins and an even younger Larry Warren. Check this out. (00:06:51)

[Peter Robbins] : To the logging road that we've walked in on to this area called Cable Green, which was the site of the incident on the third night of incidents for RAF Bentwaters. You folks that are with us right now are the first English UFO researchers who have ever been walked into this area by a eyewitness who was involved in that night. With the exception of myself, our friends the Warnocks, to the best of our knowledge, no one has come back to this area with an awareness of where they were, what happened. Here we go. (00:07:26)

[Peter Robbins] : Follow the man. (00:07:27)

[Larry Warren] : Well, the first thing that happened, this is the field. We came to this rise and I stopped right about here. There was security police all over the place. This tree was illuminated a yellow and I used it as a marker that night. Off in the distance you'll see a farmer's house and the light on the left second floor window was illuminated and there was a white car parked there. You could see it. (00:07:51)

[Larry Warren] : This thing illuminated everything. There was a circular... Peter, go to the dead center. You're gonna bear to your... no, you're gonna bear more left. Peter's heading right now to the approximate... keep going. Stop. He is probably in dead center where this illuminated transparent light on the ground. It was a foot in height. It wasn't hovering or anything. It was a circular thing probably 50 feet across. It was self-illuminated. (00:08:23)

[Larry Warren] : You could see through it at times. This field was all green grass just like you see out there in December of 1980 and you could see through it at times. Over... right over here... Peter, walk to about where the cameras were set up. You want to come back this way and you want to stop right there. These were... there were air force or our base photo labs or public affairs cameras set up. One big motion picture camera and one small... well at that time video technology was quite bulky... smaller video camera. (00:09:02)

[Larry Warren] : There was a lot of personnel over in this area. The second fence was not here. We were told to move on into the field. I had... Sergeant Pistinza and I stopped right about in this area. The first thing I noticed I watched the cameras shooting all the while. This missed object was a good 20 feet away from me. It was only this high off the ground. It was not hovering and that's been misrepresented through the years. It was about this big... high... and we were watching it. (00:09:31)

[Larry Warren] : There was a lot of security police from D-Flight. Two English bobbies were right over here. Over in that way some senior personnel started to move into the area from beyond that big log over there. You see that tree turned down. That's where the senior officers started to come into the field. As we were watching this, there were disaster preparedness personnel out here with Geiger counters going in a almost half clockwise motion around this thing on the ground. The next thing I know, Sergeant Pistinza nudges me on the arm. (00:10:00)

[Larry Warren] : I see the lights on in that house. I'm saying, Christ, somebody's watching this also. Not... still again, you wouldn't have thought this was a flying... it wasn't. It was a solidified miss. That's all I can describe it as. Sergeant Pistinza knocked me on the arm and two cows were walking. At this time there had to be farm life here, farm animals. Two cows walked up and were staring at this mist also on the ground. I never saw them again after this next event I describe happened. (00:10:27)

[Larry Warren] : They were just... we never saw them again. I can't say what happened. I used this tree as a marker. I think we've shown that. It was illuminated and I said, I have to come back to this area. And sure enough, that tree is no different than it was. From that stand of center trees right there that crop out toward this field, you will... I noticed a small red light over the top of them. It moved in. (00:10:52)

[Larry Warren] : We thought it was an aircraft. I did because the runway is just about a mile and a half that way. And it moved in over the field in a downward arc so fast, stopped. It hovered about 20 feet off the ground. It was the size of a basketball, American basketball, self-illuminated, not quite red yet. That's the closest I can describe it. As soon as you could get a fix on it, this thing exploded. Light showered down where Peter is. (00:11:19)

[Larry Warren] : This is how close I was to this event happening and everyone else. Showered down on this object. I can't tell you how long that happened, but my eyes were flashed out. Some personnel ran right back over this rise into the brush and a lot of us were left just standing here in shock. In the place of that mist was a solid, all I can say is solid, I didn't touch it, machine. It was about 30 feet across the base. (00:11:48)

[Larry Warren] : It rose to about 25 feet in a sharp angle. It had delta appendages that came out of it. I can't tell for sure if it was landing gear or not, it was so low to the ground. No windows, no markings, no flag or country of origin, nothing. You could hardly look at it dead on. If you looked at it at the side of your peripheral vision, you'd get a shape of it. And there it was, clear as a bell. (00:12:10)

[Larry Warren] : We could not move. At one point, through this event, which seems like a dream state at this point, if you can imagine, I couldn't, even thinking about it now, can't really comprehend the full dimensions of it. Myself, Sergeant Bustinza, one of the disaster preparedness gentlemen, and my shift commander moved in on this object. We were ordered to move in on it for whatever reason. I walked like this, clearly, and I'll use probably within this much distance. They peter as the front face of the object. (00:12:42)

[Larry Warren] : Standing this close, we cast shadows upon it that went up at an angle. They had Geiger counters near it. We had to walk back and forth. We walked at this angle, and we had no armament, so there was no useful reason for this. And we walked back. There was a light that would come down on the shadows of our heads. Now, to cause a shadow effect on this object is strange because we couldn't get lighting equipment into this forest. None of them would work. (00:13:10)

[Larry Warren] : But it was pulling our shadows. It's starting to rain. But the next thing that happened is that we went back to our position. Cameras are rolling all the while right over here. We went to a covered wagon, which is the whole object was surrounded by security police at intervals of about 10 feet between a man all the way around it. There was a lot of personnel out here. This light moved out from the side over here. (00:13:36)

[Larry Warren] : I'll show you. And it moved like this. And it came around. It was one piece of light this wide. It was about this high off the ground. The light split into three individual, not round things, but almost cylinders of light, and then started to dim. Within the light, you could see clearly what looked like eyes, facial features, bright clothing, and some other device or something. But the legs and the lower extremities you really couldn't make out. It was almost translucent, a bluish gold light. (00:14:19)

[Larry Warren] : This thing stood here, it floated here, it moved toward the front. There was a lot of activity. Cameras flashing all the while. And I'm standing right there watching. I was about 25 feet away from all this activity. He was looking down. These things, mind you, were about this big physically, off the ground still. There was no standing, no three-dimensional shape to them. About this point, I'm over here, and my boss, my shift commander, tapped us out. He was saying, return to the vehicles. (00:14:53)

[Larry Warren] : We went back up over the rise, the way we came in exactly, headed back to the trucks. And now, back in the parking area, just after I left, we saw, we were seeing strange lights in the sky. (00:15:05)

[Ryan Sprague] : Okay, so as an attorney, what are your thoughts on this guy's testimony? (00:15:15)

[Suzanne] : Reading that body language, facial expression, he's telling the truth. He's telling what he saw. Truth becomes a problem for this particular witness later, so I don't, unfortunately, I know that, and so it does get in my head and keeps me from having what I would call a clean read. But he looks like he's telling the truth. (00:15:38)

[Ryan Sprague] : I would have to agree, actually. That came off to me as genuine, and he was reliving it. Every detail, it was crazy, which can be a problem when something is too detailed as well. However, there was something about that footage there that I, again, I want to thank the East Midlands UFO Research Association. This was something I had never really seen before. (00:16:10)

[Suzanne] : I've never seen it until now. (00:16:12)

[Ryan Sprague] : Yeah, and crazy, crazy. (00:16:16)

[Suzanne] : But he too is a time observer, so the fact that you would see additional minute detail doesn't surprise me in the least. (00:16:23)

[Ryan Sprague] : Good point, good point. Yeah, that's true. Now, the reason I wanted to show that is because, let's fast forward some 80, 90, to some like almost 50 years later, where Larry Warren, who is featured in this new documentary, Cable Green, was interviewed by Ross Coulthart. And I'm just going to play the first clip. Again, guys, I apologize, these are a little lengthy, but I want to get in as much information as we can. Here is Ross trying to get Larry Warren to describe what happened, because the reason this is kind of making news is because this was all said to have happened on the third night of events in Rendlesham Forest, and that it had happened in that basically this... how do I even explain this? (00:17:23)

[Ryan Sprague] : This is the problem with the Rendlesham case. This was happening in conjunction with other events that were supposedly happening that night, yet Larry Warren is the only one to ever come forward and describe these beings, this landed craft, that these beings were like entities that he saw, and that their people were filming this and stuff like that, and the film was confiscated, this, that, this, that, this, that. Let's watch this clip, because if anything, it's cringe, and it's Larry Warren as I know him, and as Peter knows him, and many others know him as well. (00:18:02)

[Ryan Sprague] : So let's go ahead and find this for you guys here. Okay, here we go. (00:18:12)

[Ross Coulthart] : What you witnessed placed. (00:18:16)

[Larry Warren] : Let me just fill you in a little bit, Ross, because, you know, God bless you. You've been able to avoid this thing for so many years. I am the whistleblower of these events. No one else is at all. I'm honored to have my brother Steve on there. We went through security forces training school together. He was the room next door to me. I'm an honorably discharged veteran, just like my brother Steve there. We were there to do a job. (00:18:40)

[Larry Warren] : We didn't go to see flying saucers and all. Just a few things on what you said, and I'm not being rude to you, Ross. I'm just from New York, and we're pretty direct kind of people. Like Australians, I find. Steve's from California. They do it in other ways. But the darndest thing is, there is the first night with Penniston Burroughs, Ed Kavanasak, who they ignore, and Bud Stephens, I think, was on the relay. I had no knowledge of those events. (00:19:10)

[Larry Warren] : The second night is a woman, a lieutenant named Bonnie Tamplin. The third night, you see, the thing is, the night Holt's out, a lot more happened. I've never said Holt was in front of an alien or anything. I did think I saw him in this clearing where we had the vehicles. We turned on our weapons to the Red Hatch armories. That was in the forest. Holt has been nothing. And I know he lost his wife. (00:19:37)

[Larry Warren] : I have some humanity. I ain't going to have to know him. But this man slandered my family. Not just him, by the way. The coffee clutch of ufology. They just jump on anything new. They don't do due diligence, don't look at anything. They read the insane ramblings of a woman from Leeds. But let me get back that they're on the third night, and there was only one third night, and that is the night that people were called out there to back up the original group. Holt was on a whole other side of that field. (00:20:08)

[Larry Warren] : Myself, numerous others, not just me saying it. I mean, you've got Sergeant Bustinza saying it. You have numerous others. You've got Mike Verano saying it back 40 years ago. Can you stop for a moment? (00:20:22)

[Ross Coulthart] : Yeah, just stop for a moment, because what you're doing is kind of a word vomit, and I can understand your irritation at being accused of being fraud by Colonel Holt. But let's deal with the specifics. Colonel Holt claims that he went out on the evening of the 27th going into the 28th of December. And that's what he describes in his memo. And just so our audience understands, so we don't get completely lost in the complexity, a night earlier on the evening of the 26th into the 27th, as you say, Penniston, Kabansag, and John Burrows had gone into the forest. And that is where they'd had the encounter with what Penniston describes as the craft, the landed craft. (00:21:19)

[Larry Warren] : Right. That's a standalone account, by the way. (00:21:22)

[Ross Coulthart] : Right. And you're not saying that you were in that particular incident? (00:21:27)

[Larry Warren] : No, not at all. Not at all. No. No, never have. No. No. Okay. (00:21:33)

[Ross Coulthart] : But are you saying that Colonel Holt is not being truthful when he says that he wasn't with you in the forest on the evening of the 27th into the 28th? (00:21:47)

[Larry Warren] : Right, Ross. Thanks. No, I'm not saying he's not truthful. He was not with me. I've never said he was with me. His party, a small party of men, were on the far side of this field, Caple Green, and went off into another field. What I describe and others, this is the big crux of the Rendlesham thing they don't want you to know, which has been on record for years, is that there was an object on the ground in the middle of the field. It was filmed, photographed. (00:22:15)

[Larry Warren] : Even British police were there. There were two of them. Cameras were taken. There was a ring of people. We were disarmed. Holt would have been aware of these events, and I would tell him. I met him in person back in... I knew him on the base. I met him in 93, I think, with another person I wrote my book with, which I shouldn't have. But I got the Holt memo out. I got the audio tape out. (00:22:42)

[Larry Warren] : I gave it to CNN for no money. The guy did all that and named the witnesses, and that was 43 years ago. (00:22:49)

[Ross Coulthart] : Okay, Larry, I'm going to rein you in, my friend. You've got to stop whinging about being attacked. I want you to answer the question. So I want a clear witness statement that gives me a description of what you saw. It's really important, because what you're describing is really important. It's completely separate craft sighting and entity sighting. It's completely separate. (00:23:19)

[Larry Warren] : Okay, forgive me, but I love... I'll talk to anyone that swears as much as me. On the field was this triangular object. It was in the place of that mist. It was not on legs or tri... I didn't see that as any kind of thing holding it up. (00:23:36)

[Ross Coulthart] : I want a nuts and bolts, full color, detailed description of what you saw on the ground. So please give me a fuller cut right through to what you say included entities. (00:23:50)

[Larry Warren] : Well, I saw a triangular object that was about 20 feet across. It went up to a rounded kind of top. It had a reddish amber light at the top. It kept distorting and changing. It was snow white. It looked a little different in the movie. There were parts of it that were... it just didn't look aerodynamic. You didn't know what to think. And you weren't in the right kind of normal mindset like we are right now. And this being thing or whatever, I've never said alien, came off the surface of this object. (00:24:27)

[Larry Warren] : It was... What do you see? It was like a bubble. It depicted in Dion's film. The best way I can describe it is just a part of the fabric of that craft separated on the ground three feet above the ground or a foot off the ground. I mean, these things in it faded out. And there were three individual looking... In fact, Bustins is the one that said, why are these kids here? It just... everything was bizarre. (00:24:53)

[Larry Warren] : And it was there. And who else was there is... And to describe, there was the big eyes, but it was like ghosts. Okay. It looked like ghosts. It wasn't like close encounters. The little aliens come out and shake everyone's hands and off they go. It was very surreal and very surreal. And it happened. (00:25:14)

[Ross Coulthart] : I need... Okay, I need descriptions. So are they humanoid creatures? (00:25:19)

[Larry Warren] : Oh, yeah. Well, geez. They were like ghosts. Picture Casper, the friendly ghost, but not friendly. Facial features not really defined inside these lights. And you couldn't see the lower extremities very well. (00:25:35)

[Ross Coulthart] : And they had arms. (00:25:37)

[Larry Warren] : Oh, yeah, yeah. There were two arms and it went down. They were on the sides of these beings, things, non-humans. (00:25:45)

[Ross Coulthart] : Did they have hair? Ears? Nose? (00:25:48)

[Larry Warren] : Nothing. It's the classic communion. You ever seen the book by Whitney Strader, Communion? Of course, everyone's seen that cover. That face, that's what it was. It was one of those alien or non-human, because I don't say alien. They could be from Earth, I don't know. (00:26:05)

[Ross Coulthart] : So they had big black eyes, was it? (00:26:08)

[Larry Warren] : They had almond-shaped kind of, you know, the classic wraparound kind of eyes. That was the most defining image of the face. (00:26:16)

[Ryan Sprague] : Okay. What'd you think of that? (00:26:23)

[Suzanne] : I have issues with that. (00:26:25)

[Ryan Sprague] : Okay. (00:26:26)

[Suzanne] : The first video he tells us these things that came off the ship were cylindrical here. We're using the term bubble, different deal. I also hate that Ross, in trying to help, went into leading. And if, and just for our viewers to understand. So if I ask Ryan, do you ever use your calendar as a to-do list? In other words, you put, you know, call the plumber on the calendar. And what I'm asking Ryan is give me a question that's yes, no, or I don't know. (00:27:01)

[Suzanne] : That's a leading question. What I wish Ross, who's really good at this, by the way, this is, I'm not saying this as a criticism because normally he's quite, quite good. And it is very hard, even for people trained to do it with a frustrating witness like this, who wants to go everywhere. And you're trying to funnel them into a very specific place. It's very hard not to lean on leading questions. But if he had asked things like, what did their eyes look like? (00:27:29)

[Suzanne] : As opposed to were their eyes black and almond shape or however he said that. So I wish we had that. We could get a little more veracity testing on what he was saying when asked in a proper form. So I don't know. I don't know what to make of that. What do you make of that? (00:27:50)

[Ryan Sprague] : Well, and this is where I'm kind of heading with this conversation is there were discrepancies between what I showed from 1994 and today, of course, like, try recalling something from 30, 40 years ago and have everything be exactly the same. I get that. Like, I totally understand. But for me, it wasn't even that. It was the fact that like, Larry spent most of this interview just being like, oh, screw the people who say I'm a liar and a fraud. Like, that's what they want you to hear. (00:28:28)

[Ryan Sprague] : And yeah, I'm here to like, I'm like, just tell us what you saw. If that's what you're here to talk about, tell us what you saw. And now he's saying that and this was never this is kind of the new revelation that what he saw was a different craft from what everyone else saw happening at the same time as other events that night with a craft. So while, you know, Holt was like having his stuff go on, Larry was over in this Caple Green area in this open field. (00:29:02)

[Ryan Sprague] : And there was like straight up like a meeting of military and aliens going on at Caple Green. It's just like, it's so much as someone brought up in the chat, like how much this story from all of the witnesses has evolved throughout the years from like, simple lights seen in a forest, up to now, two people touching the craft and getting one of them getting a download into their mind. And then now you got Larry saying that, like, this happened. (00:29:33)

[Ryan Sprague] : You got other witnesses that said things happened weeks after that. Again, I'm not saying that none of this happened. I'm just saying, good Lord, what is it about this forest? And why can any of these people get on the same page? And I think a lot of that has to do with egos. We see this all the time when it comes to UFO cases. It's not just the researchers who have egos, it's the witnesses as well sometimes. And I brought this up on Vetted with Patrick. I have a connection to all of this tangentially. (00:30:09)

[Ryan Sprague] : Now, many don't, many may know, but many don't know. I met Peter Robbins, he became my mentor in the UFO field, the gentleman who co-authored the book with Larry. And I was, I am a playwright. And I approached Peter and Larry and said, I want to write a play about your writing of your book, Left at East Gate. And they loved it. So I spent three years interviewing Peter and Larry on different occasions. And everything was going great. (00:30:49)

[Ryan Sprague] : Like play was going well. I was so happy with it. I was doing a lot of research at the time. And this was really early on in my UFO research as well, the Rendership case is one of the ones that I really kind of went after. And that was because of Peter. And, you know, a lot of people throughout the years said, Larry Warren was never there. He's making all of this up. Nobody recalls him being there at all. (00:31:20)

[Ryan Sprague] : And nobody can prove that either. This goes for Deputy Base Commander Charles Halt. This goes for John Burrows, Jim Penniston, others that were involved as well. However, in this Ross Colthart interview, I'm not going to play the clip because we're already going past the time I thought we would. Steve Longaro was another witness who was involved with an event that night. He says he just saw lights out in the woods at one point. But he's now saying that he did see Larry Warren there. (00:31:51)

[Ryan Sprague] : Some three, four or five years ago, he told Peter Robbins, I want nothing to do with any of this, and I want nothing to do with Larry Warren. So what changed between then and now? I don't know. I can't pretend to know. The other big thing, and I am going to play this clip, is Peter Robbins and Larry Warren had a falling out to the point where, basically, their book was taken out of publication. (00:32:22)

[Suzanne] : That's exactly right. (00:32:24)

[Ryan Sprague] : It was pulled. (00:32:25)

[Suzanne] : Think about what has to happen, you know, for our viewers to think, what has to happen to take a book out of publication? Yeah, that is enormous. (00:32:33)

[Ryan Sprague] : And the reason for that is because it was found out that Larry Warren had, in fact, not been honest about a lot of things that had happened. This goes outside of the Redusham Forest incident. He had been caught doing, let's say, fraudulent things. I won't go into any further detail because I don't know a lot of the specifics. But basically, he had forged things. He had just basically, like, made stuff up. I don't know how else to put it. (00:33:08)

[Ryan Sprague] : This is not me saying that. I don't know that for a fact. These are the things that Peter found out personally and other researchers found out as well. (00:33:17)

[Suzanne] : And then made a huge decision that I'm sure impacted his life and his finances negatively to pull a book out of publication. So, you know, if Peter Robbins is making those kinds of life decisions based on what has happened with this fellow, then I think we need to give it a lot of credence. (00:33:38)

[Ryan Sprague] : I think so. And I hope so. Because, you know, maybe I'm biased. Peter has always been a close friend and colleague and mentor of mine. So, obviously, I'm going to defend him in all of this. I will say that first clip of him and Peter at Capo Green is very convincing. And there's very little about how Larry Warren recounts this stuff that says that he's lying. However, Larry Warren is also an extremely charming person and can be somewhat manipulative. (00:34:12)

[Ryan Sprague] : I mean, even going so far as to being like, Ross, I like you. You're a good guy. We totally get it. That's the kind of stuff a manipulator does to try to earn your trust. And when I heard the documentary filmmaker of Capo Green say, I've been close with Larry Warren for eight years now, and we've become very close. Of course, I believe him. Guess who else said that for over two decades? (00:34:41)

[Ryan Sprague] : My mentor, who eventually had a falling out and took the British bestselling book out of publication because he no longer believed his co-author's story. And that has affected Peter Robbins. And that does continue to affect him. Do you mind if I play this clip? (00:35:00)

[Suzanne] : Please do. I think everyone needs to watch it so they can put all of this in the context in which we see it as well. (00:35:05)

[Ryan Sprague] : Okay. I appreciate it. And I hope you guys like it. Again, last clip we'll show, I promise. It's a little long, but I want you guys to see the impact this had on my mentor, Peter Robbins. The fact that he spent over two decades researching, investigating this case, working with this man, coming out with the book, and then eventually this all comes to light. I can't imagine it being easy. Yeah, yeah. (00:35:32)

[Ryan Sprague] : So I'm going to go ahead and play this clip. Enjoy this. And then I promise we will close out the Larry Warren story for now, because I will be seeing the documentary. And I would like to interview Larry Warren at some point. More on that... (00:35:46)

[Suzanne] : I would like to help with that outline. (00:35:48)

[Ryan Sprague] : Yeah, yeah, yeah. So let's go ahead and watch this. You can work on that one. That's going to be the longest outline we've ever... Okay, let's find this here. All right. Okay, here we go. Here's me talking to Peter Robbins about Larry Warren, their falling out, and where he is today on all of this. (00:36:13)

[Peter Robbins] : He came to New York the very following weekend. And I did an extended recorded interview with him, which he gave me permission to publish, and toward the end of Sunday, said, I think you're the person I'd like to write a book with. And, you know, proposed what I considered fair terms, which was I'd be free to do this research in any manner that I wanted. And including if I could upturn his story, and he would be free to get his account, you know, on the record. (00:36:59)

[Peter Robbins] : I thought it would take a year or two, but it did not. It took nine years. A good part of which was not pleasant, but it was an important project to me. And when he approached me, I had been at that point of looking to get involved in my first book, Length Project. I assumed it was going to be on abduction, but this kind of tipped the scales. And what I was not prepared for in any sense, it's really not part of my character or makeup, although we learn to compensate for these things over time when we need to, was the simple fact that somebody had approached me with the intention of deceiving me on very certain key issues, with the intent of enrolling me in then helping him to deceive others, which is exactly what happened. (00:38:01)

[Peter Robbins] : So much of his account hung together well. And the few things that didn't quite make sense, I was able to rationalize or to chalk off to post-traumatic stress, which I don't now believe that he had, just drinking a lot early on. And we commenced our research. After five months or so, we went to England, which I felt was great. It was my second trip to England. I knew that we would look more serious as author researchers if we actually went back to the location, unaware at the time that in September, I think I was back in the UK for the 25th time or thereabouts. (00:38:50)

[Peter Robbins] : But we began our work in earnest. And that very first night on location in Suffolk, February 18th, 1988, within sight of RAF Bentwater perimeters, we had our own multiple UFO sighting, which was the most shocking thing I had ever seen since I was 14 years old, quite simply. And in a way, as far as enrolling me in his story, in completing the book with him, etc., the best thing that could have ever happened to my co-author. It was a matter at that point to me to say, you know, you either believe him or you don't. (00:39:35)

[Peter Robbins] : And you've just had a display of, you know, this extraordinary activity right here on location. And so we continued over the years. When the book was finally published, it did no better or no worse than any UFO book in the States. But partly because of random timing, the book was published in the UK in June of 1997, the 50th anniversary of Roswell, the modern age of UFOs. The small press that published the book in the UK really went all out in every way that they could with a very constrained budget to bring the book to people's notice. (00:40:21)

[Peter Robbins] : And it was a smash bestseller all over the United Kingdom, resulting in like a 13-city, one-month book tour. One of the great experiences of my life. And four years after the fact, the book stood at a point of respect and continued to bring to me people I would have never met otherwise, opportunities to speak in locations I would have probably never visited, and a certain amount of respect that I would have not garnered had I not stuck with this project for so long. Unfortunately, it all started to really unwind in 2016 and 17, when one person after another started to come forward, questioning my co-authors account in very specific terms, making contrary statements on record that completely negated each other, attacks, some of them in terms of the wording, extremely violent on people who simply were citing the truth, and then refusing to answer specific questions of mine regarding things that he had told me. (00:41:41)

[Peter Robbins] : And then my finding out that he had been making a living for the previous 20-odd years, forging rock and roll memorabilia, and just as important, forging the provenance that would accompany the work, and learned how to work the system illegally and very well, in some cases very large and well-known auction houses. We have not been in touch for about eight years in any manner, which is fine with me, and there is still a small clique of people that follow him, although so much has been published to completely show what a liar he is. Unfortunately, the main result of this, in terms of my life as a writer and investigator, was that the book I was most proud of is littered with exaggerations, confabulations, half-truths, truths, and has suffered greatly in reputation as a result. (00:42:48)

[Peter Robbins] : Once this information came to me, and I had to admit how wrong I had been for so long, I had to bring all of this information to the attention of our American publisher in New York City and say, my investigation shows that this is the result. You need to do your own investigation, and if you come up with the same results I have, then you have to do something that I really hate but needs to be done, which is this book has to go out of print. And that's exactly what happened, and that book has been out of print eight years now and will not be going back in. (00:43:31)

[Peter Robbins] : It hurts in that there is so much I am proud of in that book, hundreds of parts of it. There are several hundred annotated, researched, and confirmed footnotes, every one of which I stand by. My narrative is absolutely as true as it can be, except in the places where I believed and was misled by aspects of what I believed and was fed. As it stands right now, life goes on. I realized, you know, there are only two ways you can handle something like this. (00:44:15)

[Peter Robbins] : There's a kind of Dick Cheney, my way or the highway. Real men don't admit they're wrong. You just hunker down and tough your way through it, because telling the truth is for sissies. And I spent more than a year following this. Every talk I gave, every interview I did on radio, every opportunity that people gave me to talk about this, to apologize, literally. And when I think of the list of well-known people I helped to mislead, I think of the list of thousands of people that I don't know and will never meet, who took everything in that book seriously as a nonfiction account, which is just what it was billed as, not a nonfiction account informed by a fair amount of fiction. (00:45:08)

[Ryan Sprague] : What is the biggest lesson you learned from this entire experience when it comes to Left at East Gate? (00:45:15)

[Peter Robbins] : You termed it correctly, what I believe, because I don't know. At this point, I would say I do not believe his account of being taken underground and programmed and going through this fascinating stuff that he lays out in the book. If that happened, I think it happened to his roommate, who is one of the somewhat mysterious figures in this story, because he has been very careful never to give a full account, a gentleman named Adrian Bastinza, on the record, who made it clear to Larry that he was never going to talk about what he experienced or thought or believed he experienced. And that is another variable in this. (00:46:18)

[Peter Robbins] : Did certain aspects of this happen or were they put into the heads of the individuals involved? Larry was in the Air Force. He was there at the time. He may well have had earlier UFO-related experiences. And I say this in great part because his late mother, a lovely woman who both Bud and I interviewed extensively, certainly maintained that she had been taken with clear memories of being inside a craft, etc. And this is a very proper Boston-bred lady who is not prone to exaggerations, certainly not in the service of supporting anything her son had said. (00:47:07)

[Peter Robbins] : So there is that. Also that Larry, the real modus operandi here, as far as I've been able to look back and put together, he really wanted to be a personality. He really wanted to be well-known. He really wanted to be famous. And his mind growing up, it was all around rock and roll. That didn't happen, and good part because he didn't have the musical chops to do it. And people say, well, why would anybody want to be famous for something like this? (00:47:39)

[Peter Robbins] : Well, if you want to be a public figure, the widgets that get you there are sometimes secondary. And this is what he chose to go with. And I was the person he chose to enroll in helping to sell that story, which is very different than what's happened with this situation with British film production companies and Netflix, where there was the same intent to deceive, but not because they wanted to be famous for something as much as that there was money to be made on this sensationalistic, bogus, absolutely outrageous type of presentation of what could have been an historic three-part Netflix miniseries on the same UFO case. (00:48:36)

[Peter Robbins] : That's one of the things that drew me to it. What an opportunity. And of course, that didn't come to be. (00:48:43)

[Ryan Sprague] : Okay. I know that was long, guys. Thank you for bearing with us. But I wanted to show the impact this possible deception has had on my mentor and get his side of the story out, while Larry is now at the forefront of the Cable Green Rendlesham case right now, when it comes to this interview he did with Ross Colthar in this and the subsequent documentary that's going to come out. What did Pat say there? (00:49:18)

[Ryan Sprague] : I didn't miss that. Sorry. I'm glad you're showing this. People need to know. (00:49:23)

Thanks. (00:49:23)

[Suzanne] : And you do. In order to get a full view of what these things actually are as they roll out, you need to know these things. And you can make your own decision about whether you think it's true, it's false, or it's somewhere in the middle. I suspect it's somewhere in the middle. (00:49:40)

[Ryan Sprague] : I think you're right. I think once it was found out that he had been less than honest and Peter cut ties, the book was taken out of publication, all that stuff, I was like, this guy made up everything. He lied about everything. Now I'm stuck. And that's ufology. That's it. (00:50:01)

[Suzanne] : Constantly in this wedge. (00:50:04)

[Ryan Sprague] : Yeah, exactly. And I made this public on Patrick's show as well, to be fully transparent. My play that I was writing about Larry and Peter, everything was good. I had both of their blessings I've been talking to them. And then out of the blue, I get the most crass and frankly, unsettling message from Larry Warren, or who I believe is Larry Warren. This is the person I've been talking to for almost two years about the play, saying, if you continue writing this play, I'm going to... I'm not even going to say. I have the evidence to back it up. (00:50:54)

[Ryan Sprague] : But I felt threatened enough that I stopped working on the play. This was also the time where all of this had kind of imploded. And it was found out that he had forged things, he had lied about things, he had been caught doing fraudulent things outside of the UFO world as well. And meanwhile, you've got this whirlwind of all these people saying he was never even there. Like this is BS, blah, blah, blah, blah, blah. (00:51:21)

[Ryan Sprague] : And it all came to a fever pitch. And I said, I can't, I can't continue with this play. Yeah. (00:51:28)

[Suzanne] : So it was hard to clean it up in a way that you would ever be comfortable with. There may be a way now, Ryan, to rewrite it and insert some of what has gone on and have a slightly different plot line. I don't know, but you might be in trouble to do that. (00:51:46)

[Ryan Sprague] : I might, or yeah, it'll be the longest play in history. It's gonna reach like Henry VIII levels or something. But yeah, yeah. Thank you. Thank you everyone for watching and going through the story with us. I don't know where I stand on Larry Warren. I change my mind all the time. But I think you're right. I think there is a strong possibility that he was there and he saw something. You know, Peter mentioned in that clip, he was taken underground. (00:52:15)

[Ryan Sprague] : Yeah, that's, that's a whole other thing. Taken underground, threatened never to talk about this, was drugged. And it was like a truth serum to, what did you see out there? Like, no, you didn't see that. All this. No one else has ever come forward and said that. Yeah. No one else has claimed to have seen beings out there in the forest. No one else has claimed to have seen people setting up video cameras to record all this. So it all rests on the shoulders of one man. (00:52:43)

[Suzanne] : And with his past... It's an uncomfortable place to be. (00:52:46)

[Ryan Sprague] : Consider the source, guys. Consider the source. (00:52:50)

(2025-10-25)