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James Iandoli の解説 : Tom Delonge と Steven Greer の UFO 情報公開の歴史

· 約76分

前置き

James Iandoli はかつて Steven Greer の CE-5 活動に参加していた人物。その Iandoli がタイトルの件で解説している。

要旨

AI

グリアとデロング:UFOディスクロージャー運動の歴史

このテキストは、‌‌UFOディスクロージャー運動‌‌における、‌‌トム・デロング‌‌と‌‌スティーブン・グリア博士‌‌の‌‌歴史的な関係性‌‌に焦点を当てています。

‌ジェームズ・イアンドーリ‌‌は、デロングが‌‌1990年代後半から2000年代初頭‌‌にかけてグリア博士と接触し、「‌‌ディスクロージャー・プロジェクト‌‌」の活動に深く関わっていた経緯を説明しています。特に、デロングが博士から‌‌目撃者の証言テープ‌‌を託されたことや、‌‌CE-5探検‌‌に参加したことが語られています。

また、この初期の関係性が、現在の‌‌トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(To The Stars Academy)‌‌の活動や、‌‌ジョン・ポデスタ‌‌などの政府関係者への影響を含め、現代の‌‌UFOディスクロージャープロセス‌‌の‌‌基礎‌‌を築いたと論じています。

イアンドーリは、トゥ・ザ・スターズ・アカデミーが、ディスクロージャー・プロジェクトの‌‌再構築版または進化形‌‌であると位置づけています。

目次

  1. 前置き
  2. 要旨
  3. UFOディスクロージャー運動の歴史:グリア博士とトム・デロングの関係性の分析
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. 序章:デロングとグリアの初期の関係
    3. 2. ディスクロージャー・プロジェクトの基礎的貢献
    4. 3. 現代のディスクロージャー運動への架け橋
    5. 4. トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA):ディスクロージャー2.0
    6. 5. 結論:歴史的連続性の重要性
  4. UFO情報開示運動 相関図解説:デロング、グリア、ポデスタ、エリゾンドの繋がりを解き明かす
    1. はじめに:なぜ人間関係が重要なのか?
    2. 1. すべての始まり:トム・デロングとスティーブン・グリア博士の出会い
    3. 2. 運動の礎:グリア博士の「ディスクロージャー・プロジェクト」
    4. 3. 政治への橋渡し:ジョン・ポデスタの役割
    5. 4. 新たな潮流:「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)」の登場
    6. 5. 関係性のまとめ:主要人物の繋がり
    7. 結論:過去から現在へ続く情報開示のバトン
  5. Greer と DeLonge の関係
    1. 1. グリア博士とデロング氏の関係の始まりと詳細
    2. 2. より大きな文脈における関係の重要性
  6. Steven Greer の活動
    1. 1. ディスクロージャー運動の歴史的な基盤の構築
    2. 2. 主要な政治的関与とインサイダーとの連携
    3. 3. 目撃者証言の収集と公開イベント
    4. 4. TTSAへの影響と連続性
  7. John Podesta の役割
    1. 1. グリア博士の活動との初期の接点
    2. 2. ディスクロージャー会議での公的な発言
    3. 3. トム・デロング氏の活動(TTSA)との連携
    4. 結論
  8. 開示運動の主要イベント(90年代以降)
    1. 1. グリア博士による初期の基盤構築期(1990年代〜2001年)
    2. 2. 公的な支持と勢いの構築期(2002年〜2013年頃)
    3. 3. TTSAによる新時代の開示(2014年以降)
  9. 情報源
  10. 文字起こし(話者識別)

UFOディスクロージャー運動の歴史:グリア博士とトム・デロングの関係性の分析

AI

エグゼクティブ・サマリー

本文書は、トム・デロングが設立した「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)」が主導する現代のUFO情報開示(ディスクロージャー)運動が、1990年代から2000年代初頭にかけてスティーブン・グリア博士が創設した「ディスクロージャー・プロジェクト」の基礎の上に成り立つ、直接的な進化形であることを論証する。

この歴史的連続性は、いくつかの重要な接点によって示される。第一に、デロングはキャリア初期にグリア博士と個人的な関係を築き、その活動手法を直接学んだ。第二に、グリア博士はデロングを信頼し、ディスクロージャー・プロジェクトの未公開の証言者テープを託した。第三に、ジョン・ポデスタという共通の有力な協力者が両者の活動をつなぐ重要な架け橋となっている。

両者のアプローチには、「ポジティブな地球外生命体との接触」を強調するグリア博士に対し、デロングは「UFOの脅威」という側面も取り入れるという明確な違いが存在する。しかし、TTSAが2017年に達成したニューヨーク・タイムズ紙でのスクープ報道などの画期的な成功は、グリア博士らが20年以上にわたって築き上げてきた運動の機運と基盤なくしては実現しなかった可能性が高い。この歴史的文脈を理解することは、現代のUFOディスクロージャー運動の全体像を把握する上で不可欠である。

1. 序章:デロングとグリアの初期の関係

トム・デロングとスティーブン・グリア博士の関係は、1990年代後半から2000年代初頭に始まり、後のデロングの活動に決定的な影響を与えた。

1.1. 最初の接触と協力

若くしてUFOに情熱を注いでいたトム・デロングは、自身のバンド「Blink-182」が人気を博したことで得た知名度を利用し、グリア博士に接触した。

  • 電話での接触: デロングは「誰にでも電話をかけられる」状況を利用し、グリア博士の事務所に連絡を取った。
  • 面会と交流: デロングはグリア博士とその娘を自身のコンサートに招待し、飛行機代を負担した。彼はステージに上がる直前まで、グリア博士から可能な限り多くの情報を引き出そうと努めた。
  • CE-5への参加: デロングはグリア博士が主宰するCE-5(第5種接近遭遇)遠征に参加した。この事実はグリア博士の著書『Contact, Countdown to Transformation』にも、Blink-182のメンバーが参加したとして言及されている。

1.2. ディスクロージャー・プロジェクトの証言テープ

両者の関係が深まる中で、グリア博士はデロングに絶大な信頼を寄せ、極めて重要な資料を託した。

  • テープの譲渡: グリア博士は、ディスクロージャー・プロジェクトのために収集した100時間以上(36時間に編集済み)に及ぶ内部告発者の証言を録画したVHSテープを、デロングに初めて提供した。グリア博士はこのテープが入ったバックパックを決して手放さなかったとされ、この行為はデロングへの特別な信頼を示すものだった。
  • デロングの発言: 「彼はこれらのテープを誰にも渡さなかった。…彼は私にすべてのテープをくれたんだ。俺は『クソ、家のどこかに隠しておこう』って感じだった。」
  • 不可解な現象: デロングは、グリア博士と交流を始め、テープを受け取った直後から自身の電話に奇妙な現象が起き始めたと述べている。

1.3. ハリウッドへの売り込みの試み

デロングは得た情報を主流メディアに広めようと試みたが、当時の環境はまだ熟していなかった。彼は大手エージェンシー「クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)」で、グリア博士とキャロル・ローゼン博士を交えた会議をセッティングした。しかし、ハリウッドのエージェントたちは彼らの真剣かつドラマチックな話に「完全に当惑」し、その情報をどう扱えばよいか分からず、この試みは具体的な成果には繋がらなかった。

2. ディスクロージャー・プロジェクトの基礎的貢献

グリア博士の活動は、後のディスクロージャー運動全体の設計図となった。デロングが目撃したのは、この活動が具体的に形作られていく過程であった。

2.1. 初期段階:C-SETIとプロジェクト・スターライト

ディスクロージャー・プロジェクトは、1991年に設立されたC-SETI(地球外知性研究センター)と「プロジェクト・スターライト」にその源流を持つ。これらの初期活動を通じて、内部告発者とのネットワーク構築や情報収集が進められた。

2.2. ロックフェラー・イニシアチブとポデスタとの接点

1990年代、グリア博士は宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルらと共に、ローレンス・ロックフェラーの牧場でクリントン政権関係者へのブリーフィングを行った。

  • ジョン・ポデスタの参加: このブリーフィングには、後にデロングの活動を支援することになるジョン・ポデスタも参加していた。この時点でポデスタは、ディスクロージャー・プロジェクトが収集した証言者情報に触れていた。これは、グリア博士の活動と後のTTSAの活動をつなぐ重要な伏線となる。

2.3. 2001年ナショナル・プレスクラブ会見

グリア博士の長年の活動は、2001年5月9日にワシントンのナショナル・プレスクラブで開催された歴史的な記者会見で頂点に達した。

  • 運動の集大成: このイベントは「ディスクロージャー・プロジェクト」として知られ、多数の軍・政府関係者がUFOに関する自身の経験を公に証言した。
  • 後続イベントの雛形: この会見は、その後のUFO情報開示に関するナショナル・プレスクラブでのイベントの先例となり、運動の形式的な基盤を築いた。

3. 現代のディスクロージャー運動への架け橋

2001年のイベント以降、ディスクロージャー運動の機運は途切れることなく、TTSAの登場へとつながっていった。

3.1. ジョン・ポデスタの継続的な役割

ポデスタは、ディスクロージャー運動において一貫して重要な役割を果たし続けた。

  • 2002年の演説: 彼は2002年にナショナル・プレスクラブで開催されたUFOディスクロージャー会議で演説し、次のように述べた。「私は、闇の中にあり続けた問題、UFOに関する政府の調査という問題について、記録を公開する時が来たと考えています。…アメリカ国民は、率直に言って、真実を受け入れることができます。」
  • デロングとの連携: 後に、ポデスタがトム・デロングやマキャスランド将軍らと連絡を取り合っていたことがウィキリークスによって暴露された。これにより、デロングが諜報機関や軍のUFO問題に関わる高官と実際に連携していることが証明された。

3.2. 後続のディスクロージャーイベント

ディスクロージャー・プロジェクトは、一連の公的イベントの道筋をつけた。

  • UFOと核兵器(2010年): ロバート・ヘイスティングスが主催したこのイベントもナショナル・プレスクラブで開催され、多くの証言者はディスクロージャー・プロジェクトに関わっていた人物だった。
  • 市民公聴会: 「シチズンズ・ヒアリング・フォー・ディスクロージャー」もまた、運動の勢いを維持する上で大きな役割を果たした。これらのイベントは主流メディアの注目を少しずつ集めていった。

4. トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA):ディスクロージャー2.0

デロングは、グリア博士が築いた基盤の上に、時代に合わせた新しい形のディスクロージャー運動を構築した。

4.1. グリアの手法からの学び

デロングはグリア博士と行動を共にする中で、内部告発者と対話し、異なるプログラムに属する人々を連携させ、物事を動かす方法を直接学んだ。この経験が、後に彼がTTSAで同様のネットワークを構築する際の基礎となったと考えられる。

4.2. 運動の継承と進化

TTSAは、ディスクロージャー・プロジェクトの単なる模倣ではなく、その進化形と位置づけられる。

  • 「ディスクロージャー2.0」: 分析者であるジェームズ・イアンドリは、TTSAを「ディスクロージャー・プロジェクト2.0、あるいは3.0」と表現している。
  • 時代の利点: 2010年代後半は、20年以上にわたる活動によって運動の機運が熟しており、TTSAが大きな成果を上げるのに適した環境が整っていた。
  • 新たな手法: デロングはソーシャルメディアを駆使して活動を宣伝し、一般の人々を巻き込むなど、現代的なアプローチを取り入れた。
  • 重要な連携: TTSAの成功は、ルイス・エリゾンド、スティーブ・ジャスティス、ジム・セミヴァンといった元政府高官の参加によって決定的なものとなった。特にエリゾンドは、政府がUFOを調査していたAATIPプログラムの存在を明らかにし、公式ビデオを公開する上で中心的な役割を果たした。

4.3. アプローチの相違点

両者の運動には、その根底にある思想に明確な違いがある。

スティーブン・グリア博士トム・デロング / TTSA
物語の焦点ポジティブな地球外生命体(ET)との遭遇と、情報開示後のユートピア的な世界を強調する。

この相違点は、UFO現象の解釈を巡るコミュニティ内での論争点の一つとなっている。

5. 結論:歴史的連続性の重要性

トム・デロングとTTSAによる近年の目覚ましい成果は、孤立した現象ではない。それは、1990年代にスティーブン・グリア博士が開始した地道な活動から続く、20年以上にわたる歴史的な連続性の頂点に位置するものである。

  • 人的なつながり: グリア博士のディスクロージャー・プロジェクトの証言者であり、現在TTSAの主要メンバーであるハル・パソフ博士の存在や、グリア博士のブリーフィングを受け、後にデロングと協力したジョン・ポデスタの存在は、この運動の連続性を象徴している。
  • 運動の成熟: TTSAが成功を収めることができたのは、ディスクロージャー・プロジェクトが国民の意識の土壌を耕し、公的な場でUFO問題を議論するための雛形を築いたからである。
  • 新たな段階へ: グラント・キャメロンの著書『Managing Magic』で指摘されているように、政府内部者と協力して情報開示を進める「UFOの救世主」たちの系譜は、グリアからデロングへと受け継がれ、今や「全く新しいゲーム」の段階に入ったと言える。

デロングとグリア博士の個人的な関係は、現代UFO史における極めて重要な、しかし見過ごされがちな接点であり、現在の情報開示の動向を理解するための鍵となっている。

UFO情報開示運動 相関図解説:デロング、グリア、ポデスタ、エリゾンドの繋がりを解き明かす

AI

はじめに:なぜ人間関係が重要なのか?

UFO(未確認飛行物体)に関する情報の開示を求める運動は、数十年にわたる複雑な歴史を持っています。この運動を真に理解するためには、単に出来事を時系列で追うだけでは不十分です。なぜなら、その核心には常に、情熱、信頼、そして戦略的な協力関係といった「人間関係」が存在するからです。

このガイドでは、現代のUFO情報開示運動における4人のキーパーソン、トム・デロング、スティーブン・グリア博士、ジョン・ポデスタ、ルイス・エリゾンドの関係性に焦点を当てます。彼らは、まるでリレー走者のように、情報開示という「バトン」を繋いできました。

本稿の目的は、1990年代の草の根運動から今日の主流メディアを巻き込む大きな潮流に至るまで、彼らの繋がりを時系列で解き明かし、この複雑な物語の全体像を明確にすることです。

1. すべての始まり:トム・デロングとスティーブン・グリア博士の出会い

1.1. ロックスターの探求心

物語は、人気ロックバンド「Blink-182」のギタリスト兼ボーカリストであるトム・デロングから始まります。彼は若い頃からUFOに情熱を注いでいました。1990年代後半から2000年代初頭にかけて、デロングはUFO情報開示運動の先駆者であるスティーブン・グリア博士の活動を知ります。彼は自身の名声を利用して、グリア博士に直接コンタクトを取ることを決意しました。デロング自身は当時をこう振り返ります。

「ブリンクが人気になり始めた頃、僕はすぐに気づいたんだ。誰にでも電話をかければ、話ができるってね。だからグリア博士の事務所に電話したんだ…」

この行動が、後の運動の方向性を決定づける最初の重要な一歩となりました。

1.2. 信頼の証:極秘テープの継承

二人の関係は急速に深まりました。デロングはグリア博士が主催するCE-5(接近遭遇第5種)探査に参加し、自身のライブにグリア博士とその娘たちを招待するなど、交流を重ねていきます。

グリア博士がデロングに寄せた信頼は絶大なものでした。その証拠に、グリア博士は自身が主導する「ディスクロージャー・プロジェクト」のために集めた、100時間近い証言を約36時間に編集したオリジナルテープをデロングに託したのです。デロングにとって、この経験は衝撃的でした。

「(テープの入ったバックパックは)まるでスパイ映画か何かみたいで、すごくイカしてたよ」

テープを受け取ったデロングは、すぐに行動を開始します。彼はグリア博士と、同じくUFO情報開示を訴えるキャロル・ローゼン博士をロサンゼルスに呼び寄せ、自身が所属する大手タレントエージェンシー「クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)」で会議を設定しました。トム・クルーズのような大スターを顧客に持つエージェントたちを前に、グリアとローゼンは熱弁を振るいましたが、ハリウッドのエージェントたちは「完全に困惑し」、この試みは具体的な成果には繋がりませんでした。

しかし、この初期の関係性は、デロングにとって極めて重要な学びの機会となりました。彼はグリア博士の姿から、UFO情報開示の世界でどのように活動し、内部関係者と繋がり、機密情報を扱うべきかを直接学びました。この経験が、後に彼自身が新たな組織を立ち上げる際のモデルとなったのです。この経験は、彼が情報開示という長いリレー競争の最初のバトンを受け取った瞬間に他なりませんでした。

2. 運動の礎:グリア博士の「ディスクロージャー・プロジェクト」

2.1. 90年代の土台作り

デロングに大きな影響を与えたグリア博士は、当時、UFO情報開示運動の礎となる画期的なプロジェクトを率いていました。現代の運動のルーツは、1990年代初頭の彼の活動に遡ります。彼は‌‌C-SETI(地球外知的生命体研究センター)や「プロジェクト・スターライト」‌‌といった組織を立ち上げ、精力的に活動していました。

特に重要なのが、通称‌‌「ロックフェラー・イニシアチブ」‌‌です。これは、グリア博士や元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルらが、クリントン政権関係者に対してUFO問題に関するブリーフィングを行った一連の働きかけを指します。これは単なるブリーフィングに留まらず、制度的な抵抗を回避し、問題をホワイトハウスという国家権力の最高中枢に直接届けようとする、野心的かつ戦略的な試みでした。

2.2. 2001年ナショナル・プレス・クラブ会見

グリア博士の初期の活動の集大成が、2001年5月9日にワシントンのナショナル・プレス・クラブで開催された‌‌「ディスクロージャー・プロジェクト」記者会見‌‌です。この会見には、軍、政府、諜報機関の元高官を含む多数の内部告発者が登壇し、自らの体験を公に証言しました。

このイベントは、多数の信頼できる証言者を一堂に会させるという手法で、後の情報開示イベントの「テンプレート」を確立し、運動の基盤を築いたという点で歴史的な意義を持っています。

このロックフェラー・イニシアチブのような初期の政治的働きかけには、後に重要な役割を果たすことになる人物、ジョン・ポデスタも関わっていました。

3. 政治への橋渡し:ジョン・ポデスタの役割

3.1. 初期からの関与

ジョン・ポデスタは、クリントン政権で大統領首席補佐官を務めた経歴を持つ、政界の有力者です。彼は1990年代の「ロックフェラー・イニシアチブ」の時期からこの問題に関わっており、グリア博士の「ディスクロージャー・プロジェクト」が収集した証言者たちの情報にもアクセスしていました。

2002年には、ポデスタはナショナル・プレス・クラブのUFO関連カンファレンスでスピーチを行い、公に情報開示を訴えています。

「闇に閉ざされてきた問題、UFOに関する政府の調査という問題について、記録を公開する時が来たと思います...そこにある真実が何なのかを突き止める時です...率直に言って、アメリカ国民は真実を受け入れることができます」

3.2. デロングとの連携

ポデスタの役割が決定的に重要になるのは、2015年から2016年にかけて、彼がトム・デロングと連携し始めたことです。この関係は、ポデスタのメールがハッキングされ、WikiLeaksによって公開されたことで白日の下に晒されました。

これにより、デロングの活動が単なる著名人の個人的な探求ではなく、政府中枢と繋がった戦略的な取り組みであることが客観的に証明されました。ポデスタは、グリア博士が築いた90年代の草の根の活動家主導の運動と、デロングが率いる現代の内部関係者公認の運動とを繋ぐ、まさに‌‌「橋渡し役」‌‌だったのです。彼の関与は、それまで欠けていた「公的な信頼性」を運動に与える、決定的な legitimizer(正当性を与える者)としての役割を果たしました。

ポデスタによるこの裏書は、デロングがレースの次の区間を走り始めることを可能にする、極めて重要なバトンの受け渡しでした。

4. 新たな潮流:「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)」の登場

4.1. ディスクロージャー・プロジェクト 2.0

トム・デロングは、グリア博士から学んだ教訓—内部関係者を繋ぎ、物事を動かす方法—を応用し、現代的な組織‌‌「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)」‌‌を設立しました。これは、ソーシャルメディアなどの新しいツールを活用した、いわば「ディスクロージャー・プロジェクト 2.0」あるいは「3.0」と呼べるものです。

新旧の運動の直接的な繋がりを示す象徴的な事実として、グリア博士の「ディスクロージャー・プロジェクト」に証言者として関わっていた科学者ハル・パットフが、TTSAの主要メンバーとして参加したことが挙げられます。

4.2. ルイス・エリゾンドと決定的瞬間

TTSAの登場によって、新たなキーパーソンが舞台に上がります。それが、元国防総省の諜報部員であるルイス・エリゾンドです。

彼の決定的な功績は、米国政府が撮影した本物のUFO映像(通称「ジンバル」「ゴーファスト」「ティックタック」)の公式な公開に尽力したことです。この映像は、2017年にニューヨーク・タイムズ紙が報じた政府の極秘UFO調査計画「AATIP」の存在をスクープした記事(ピューリッツァー賞受賞)と共に公開され、世界中に衝撃を与えました。

これにより、UFO問題は一気にメインストリームの議題へと押し上げられました。これは、グリア博士の「ディスクロージャー・プロジェクト」がその当時には成し得なかった画期的な成果でした。しかし、これは単にTTSAの手法が優れていたという単純な話ではありません。グリア博士らが20年以上にわたって築き上げてきた運動の「勢い」によって、社会がこの情報を受け入れる土壌が整っていた、つまり「機が熟していた」ことが成功の最大の要因でした。

これらすべての出来事と人物の繋がりを、ここで一度整理してみましょう。

5. 関係性のまとめ:主要人物の繋がり

これまでの流れを整理すると、4人のキーパーソンの間には明確な影響と協力の連鎖が見られます。

  • スティーブン・グリア博士 (Dr. Steven Greer) - 運動の創始者
    • 1990年代初頭に プロジェクト・スターライト や ディスクロージャー・プロジェクト を開始。
    • トム・デロング に直接的な影響を与え、内部関係者との連携方法を教示した。
    • ロックフェラー・イニシアチブを通じて、間接的に ジョン・ポデスタ に情報を提供した。
  • トム・デロング (Tom DeLonge) - 継承者であり革新者
    • グリア博士 に師事し、その活動に深く感銘を受ける。
    • ジョン・ポデスタ と連携し、政府高官とのパイプを築き、活動の信頼性を獲得した。
    • トゥ・ザ・スターズ・アカデミー (TTSA) を設立し、ルイス・エリゾンド などの重要人物を迎え入れた。
  • ジョン・ポデスタ (John Podesta) - 政治的橋渡し役
    • 90年代に グリア博士 の活動(ディスクロージャー・プロジェクト)に触れる。
    • 2015-16年頃に トム・デロング を支援し、その活動に公的な信頼性を与えた。
  • ルイス・エリゾンド (Luis Elizondo) - 現代の立役者
    • トム・デロング の TTSA に参加。
    • 彼の尽力により公開された政府のUFO映像が、2017年のニューヨーク・タイムズの報道に繋がり、情報開示の動きを決定的に加速させた。

結論:過去から現在へ続く情報開示のバトン

TTSAやルイス・エリゾンドによってもたらされた近年のUFO情報開示の劇的な進展は、決して突発的な現象ではありません。それは、スティーブン・グリア博士と「ディスクロージャー・プロジェクト」が20年以上前に築き上げた土台の上に成り立っています。

グリア博士が運動の種を蒔き、デロングがそれを現代的な手法で育て、ポデスタが政治的な橋渡しをし、エリゾンドが決的な成果をもたらした—この一連の流れは、まさに情報開示の「バトン」が世代を超えて受け継がれてきた歴史そのものです。

この人間関係の連鎖を理解することは、UFO情報開示運動が今後どこへ向かうのかを読み解く上で、不可欠な視点となるでしょう。

Greer と DeLonge の関係

AI

提供された情報源に基づき、UFOディスクロージャー運動というより大きな文脈における、スティーブン・グリア博士(Dr. Steven Greer)とトム・デロング(Tom DeLonge)の関係性について説明します。

ソースは、デロング氏とグリア博士の関係が、初期のディスクロージャープロセス(1990年代初頭のディスクロージャー・プロジェクト)から、今日のトゥー・ザ・スターズ・アカデミー(To The Stars Academy, TTSA)へとどのように移行したかを示す、‌‌興味深く重要なつながり‌‌であると強調しています。


1. グリア博士とデロング氏の関係の始まりと詳細

初期の接触と交流

トム・デロング氏は幼い頃からUFOに非常に情熱を抱いており、1990年代後半にグリア博士の活動を知りました。彼は博士のオフィスに電話をかけ、つながりを得て、1990年代後半から2000年代初頭にかけてグリア博士と実際に会っています。

デロング氏は、‌‌ブリンク 182(Blink-182)が人気を博し始めた頃‌‌、誰にでも電話をかけて話ができるようになったことに気づき、グリア博士に連絡を取りました。彼はグリア博士とその娘たちの飛行機のチケットを購入し、自身のショーのために呼び寄せました。

  • ‌CE-5への参加:‌‌ デロング氏は実際にグリア博士とのCE-5遠征に参加しています。グリア博士の著書『Contact, Countdown to Transformation』には、ブリンク 182のメンバーがCE-5遠征に参加したことが言及されています。
  • ‌情報の探求:‌‌ デロング氏はグリア博士と一緒に過ごす時間を利用し、博士から可能な限り多くの情報を得ようと関係を深めました。彼は1万人の観客が待つアリーナのステージに上がる直前でも、グリア博士との会話を止め、情報を得ようとしていたと述べています。

ディスクロージャー・プロジェクトの証言テープ

グリア博士がディスクロージャー・プロジェクトを行っていた当時、彼は目撃者の証言テープ(当初100時間分あり、36時間程度に編集されたもの)を所有していました。

  • ‌信頼の証:‌‌ グリア博士はこれらのテープを誰にでも渡すわけではありませんでしたが、‌‌デロング氏にオリジナルのテープを最初に渡した人物‌‌でした。
  • デロング氏はこのテープを受け取ったことを「スパイ映画のよう」だと感じ、ツアー中にテープを隠し、「CIAには決して見つけられないだろう」とジョークを言っています。博士がデロング氏にこれらのディスクロージャー・プロジェクトの証言のコピーを保管する信頼を置いたことは重要であるとされています。

ハリウッドへの売り込みの試み

デロング氏はグリア博士との関係を利用し、ディスクロージャーの情報を主流に持ち込もうとしました。

  • 彼はMTVの番組『MTV Diary』のプロデューサーをグリア博士の牧場に呼び寄せました。
  • また、デロング氏は、トム・クルーズなどを抱える大手エージェンシー、‌‌クリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(Creative Artist Agency, CAA)‌‌の会議にグリア博士とキャロル・ローゼン博士を連れて行きました。グリア博士はそこで雄弁かつ深刻に状況を説明しましたが、ハリウッドのエージェントたちはこの経験に完全に戸惑い、情報を持て余し、結果として何も進展しませんでした。

2. より大きな文脈における関係の重要性

提供されたソースは、デロング氏とグリア博士の関係が、今日のUFOディスクロージャー運動の発展に‌‌決定的な役割‌‌を果たしたと論じています。

グリア博士の活動による基礎の構築

  • グリア博士の活動(1991年のC-SETIやプロジェクト・スターライトから始まり、2001年にディスクロージャー・プロジェクトとして結実)は、今日のすべてに‌‌基礎(groundwork)‌‌を築きました。これには、クリントン夫妻へのブリーフィング、ジョン・ポデスタ氏(John Podesta)の関与、そして目撃者証言の収集などが含まれます。
  • プロジェクト・スターライトやディスクロージャー・プロジェクトの初期の基盤がなければ、ルイス・エリゾンド氏が主要な役割を果たしたとしても、トゥー・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)が起こした現在の出来事すべては実現しなかった可能性があると主張されています。

デロング氏の学習とTTSAへの橋渡し

デロング氏は、グリア博士の周りで時間を過ごすことで、グリア博士がどのように活動し、インサイダーとどのように話し、それらのインサイダー同士を結びつけるのかを‌‌直接目撃‌‌したと推測されます。

  • デロング氏は、これらのインサイダーと話すことが可能であり、異なるプログラムの人々が互いに話し合い、行動を起こし、物事を実現させることが可能であると知りました。
  • この知識と経験が、グリア博士との関係と共に、その後の(TTSAでの)すべての活動をまとめ上げるのに役立ったと考えられています。

TTSA:ディスクロージャー・プロジェクトの継続

トゥー・ザ・スターズ・アカデミーは、多くの点で‌‌ディスクロージャー・プロジェクトの継続(continuation)‌‌であると見なされています。

  • デロング氏の活動は、「ディスクロージャー・プロジェクト 2.0」あるいは「3.0」と呼べるかもしれません。
  • TTSAは、ディスクロージャー・プロジェクトを基本的に刷新し、レベルを一段階か二段階上げ、当時のディスクロージャー・プロジェクトでは達成できなかったことを成し遂げました。
  • 特に、‌‌ハル・プソフ(Hal Puthoff)博士‌‌のような過去にディスクロージャー・プロジェクトの証人であった人物が、現在はTTSAの主要なチームメンバーとなっている点からも、歴史的なつながりが見て取れます。

アプローチの違い

両者の間には、ディスクロージャー後のよりユートピア的な世界観という点で似た感情がありますが、アプローチには違いがあります。

  • グリア博士は‌‌ポジティブなETとの遭遇‌‌に重点を置いていますが、デロング氏のアプローチ(TTSA)には、グリア博士の活動にはない、‌‌UFOの脅威の物語‌‌が含まれており、これには多くの論争があります。

結論として、グリア博士とデロング氏が接触し、一定期間関係を持ったことは、現在展開されている出来事にとって重要であり、今日見られる運動は当時の活動から始まった可能性が高いと述べられています。過去20年間にわたり積み重ねられた勢いこそが、TTSAが達成したことを可能にした要因です。

Steven Greer の活動

AI

UFOディスクロージャー運動というより大きな文脈において、提供されたソースは、スティーブン・グリア博士(Dr. Steven Greer)の活動が、‌‌今日のディスクロージャー運動、特にトム・デロング氏とトゥー・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)の活動の基盤(groundwork)を築いた‌‌という決定的な役割を果たしたことを強調しています。

以下に、ソースがグリア博士の活動について何を説明しているかを詳細に記します。

1. ディスクロージャー運動の歴史的な基盤の構築

グリア博士の活動は、現在進行中のディスクロージャー・プロセスにとって‌‌不可欠な出発点‌‌として位置づけられています。

  • ‌活動の開始と発展:‌‌ グリア博士の活動は、1991年にC-SETI(接触継続研究イニシアティブ)とプロジェクト・スターライト(Project Starlight)から始まりました。プロジェクト・スターライトは、人々が集まり、会議を開き、目撃者が名乗り出る中で発展し、2001年に‌‌ディスクロージャー・プロジェクト(The Disclosure Project)‌‌として結実しました。
  • ‌現在の出来事への基礎:‌‌ この初期の活動が、‌‌今日私たちが見ているすべてのことへの基礎(groundwork)‌‌を築いたと論じられています。ルイス・エリゾンド氏が主要な役割を果たしたとしても、初期のプロジェクト・スターライトとディスクロージャー・プロジェクトの基盤がなければ、トゥー・ザ・スターズ・アカデミーが起こした現在の出来事すべては実現しなかった可能性があります。

2. 主要な政治的関与とインサイダーとの連携

グリア博士は、初期の段階で政府や影響力のある人物に対し、UFO問題に関する情報を届けようと活動しました。

  • ‌ロサンゼルスでの情報公開の試み:‌‌ デロング氏は、グリア博士とキャロル・ローゼン博士を連れて、トム・クルーズらを擁する大手エージェンシーであるクリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)の会議に出席させました。グリア博士はそこで雄弁に状況を説明しましたが、ハリウッドのエージェントたちは情報をどう扱ってよいかわからず、何も進展しませんでした。
  • ‌ロケフェラー・イニシアティブ:‌‌ グリア博士は、ロケフェラー・イニシアティブ(Rockefeller Initiative)と呼ばれる活動にも関与していました。この活動を通じて、エドガー・ミッチェル博士やウィル・ミラー氏など他のディスクロージャー・プロジェクトの目撃者たちと共に会議やミーティングを行いました。
  • ‌クリントン政権へのブリーフィング:‌‌ 彼らはローレンス・ロックフェラーの牧場で‌‌クリントン夫妻にブリーフィングを行いました‌‌。
  • ‌ジョン・ポデスタ氏との接点:‌‌ 当時、‌‌ジョン・ポデスタ氏‌‌もその場におり、ディスクロージャー・プロジェクトの目撃者証言に関する情報すべてを入手することができました。ポデスタ氏は後にデロング氏と協力しています。

3. 目撃者証言の収集と公開イベント

グリア博士は、ディスクロージャー・プロジェクトの中心的な証拠となる目撃者の証言を収集・公開することで、運動の具体的な推進力を生み出しました。

  • ‌証言テープの収集と管理:‌‌ グリア博士は、多くの目撃者による証言テープ(当初100時間分あり、36時間に編集されたもの)を所有していました。彼はこの証言テープのコピーを誰にでも渡すわけではありませんでしたが、デロング氏にオリジナルのテープを最初に手渡した人物でした。
  • ‌ナショナル・プレスクラブ会議:‌‌ ディスクロージャー・プロジェクトは、2001年5月9日に開催されたグリア博士らによる‌‌ナショナル・プレスクラブ会議(National Press Club Conference)‌‌などの公開会議の基礎を築きました。
  • ‌ポデスタ氏の関与:‌‌ この会議の後、翌年の2002年には、ジョン・ポデスタ氏自身がナショナル・プレスクラブでのUFOディスクロージャー会議に参加し、短いスピーチを行いました。

4. TTSAへの影響と連続性

デロング氏がグリア博士と過ごした時間は、彼自身のその後の活動(TTSA)を形成する上で極めて重要でした。

  • ‌活動方法の学習:‌‌ デロング氏はグリア博士の周りで時間を過ごすことで、博士が‌‌どのように活動し、インサイダーと話し、それらのインサイダー同士を結びつけるのか‌‌を直接目撃したと推測されます。
  • ‌実現可能性の認識:‌‌ デロング氏は、異なるプログラムに属するインサイダーたちと話すことが可能であり、彼らが互いに話し合い、行動を起こし、物事を実現させることが可能であると知りました。この認識が、彼がTTSAで実行した活動をまとめ上げるのに役立ったと考えられています。
  • ‌プロジェクトの継続:‌‌ トゥー・ザ・スターズ・アカデミーは、多くの点で‌‌ディスクロージャー・プロジェクトの継続‌‌であると見なされています。TTSAは、ディスクロージャー・プロジェクトが当時達成できなかったことを成し遂げるために、そのプロジェクトを基本的に刷新し、レベルを一段階か二段階上げました。
  • ‌人材の重複:‌‌ 過去にディスクロージャー・プロジェクトの目撃者であった‌‌ハル・プソフ博士‌‌のような人物が、現在はTTSAの主要なチームメンバーとなっている点からも、両プロジェクト間の歴史的なつながりが見て取れます。

ソースは、過去20年間にわたり積み重ねられた、グリア博士の活動による‌‌「巨大な勢い(huge momentum)」‌‌こそが、今日のTTSAの成功を可能にした要因であると結論づけています。

John Podesta の役割

AI

提供された情報源は、UFOディスクロージャー運動のより大きな文脈において、ジョン・ポデスタ氏(John Podesta)がスティーブン・グリア博士(Dr. Steven Greer)の初期の活動と、トム・デロング氏(Tom DeLonge)が主導する後のブン・グリア博士(Dr. Steven Greer)の初期の活動と、トム・デロング氏(Tom DeLonge)が主導する後の運動の両方において、‌‌重要な接点と継続性‌‌を提供したことを示しています。

1. グリア博士の活動との初期の接点

ポデスタ氏は、グリア博士が主導した初期のディスクロージャー活動において、情報を受け取る重要な人物として登場します。

  • ‌ロケフェラー・イニシアティブへの関与:‌‌ グリア博士は、エドガー・ミッチェル博士やウィル・ミラー氏(Will Miller)など、他のディスクロージャー・プロジェクトの目撃者と共に、ロケフェラー・イニシアティブ(Rockefeller Initiative)と呼ばれる活動に関与していました。
  • ‌クリントン夫妻へのブリーフィング:‌‌ この活動の一環として、彼らはローレンス・ロックフェラーの牧場で‌‌クリントン夫妻にブリーフィングを行いました‌‌。
  • ‌目撃者証言の入手:‌‌ ポデスタ氏は‌‌当時(ブリーフィングの際に)周囲にいました‌‌。ポデスタ氏がそれ以前から関心を持っていたかどうかは不明ですが、この時、彼は‌‌ディスクロージャー・プロジェクトのすべての目撃者証言とそれに付随する情報‌‌を入手することができました。

2. ディスクロージャー会議での公的な発言

ポデスタ氏は、グリア博士らが設立したディスクロージャー・プロジェクトの活動がきっかけとなって開催された公的な会議に自ら参加し、情報公開の必要性を訴えています。

  • ‌ナショナル・プレスクラブ会議への参加:‌‌ 2001年5月9日にグリア博士らによって開催されたナショナル・プレスクラブ会議(The Disclosure Project)の後、その翌年の‌‌2002年‌‌には、ジョン・ポデスタ氏が‌‌UFOディスクロージャー会議のためにナショナル・プレスクラブに登場‌‌しました。
  • ‌情報公開を求めるスピーチ:‌‌ 彼はそこで‌‌短いスピーチ‌‌を行っています。ポデスタ氏はこのスピーチの中で、「政府によるUFO調査に関する、闇の中に残されてきた疑問について、‌‌帳簿を開く時‌‌が来たと思う」と述べ、「外にある真実が本当に何であるかを見つけ出す時だ」と主張しました。彼は、これは「正しいこと」であり、アメリカ国民は「正直なところ、真実を扱うことができる」から行うべきだと強調しました。

3. トム・デロング氏の活動(TTSA)との連携

ポデスタ氏は、グリア博士の活動から数十年の時を経て、トム・デロング氏が主導するディスクロージャー運動において、協力者として再び登場します。

  • ‌デロング氏への協力:‌‌ ポデスタ氏がデロング氏と協力し、支援していたことは、少なくとも‌‌2015年から2016年頃‌‌に発覚しました。
  • ‌WikiLeaksによる通信の暴露:‌‌ ジョン・ポデスタ氏のメールがハッキングされ、WikiLeaksによって公表された際、デロング氏、‌‌マッカスリン将軍(General McCaslin)‌‌、その他の高位の役人との間で交わされたすべての通信が明らかになりました。
  • ‌デロング氏への影響:‌‌ この暴露は、デロング氏にとって長所と短所の両面で作用しました。これにより、彼が「適当なことを言っているのではなく、真剣に取り組んでいる」こと、そして「惑わされているかどうかに関わらず、UFOを扱う情報機関や軍事ネットワークの‌‌深いところにいる本物のインサイダーやアドバイザー‌‌」を持っていたことが、公に認識されることになりました。
  • ‌歴史的なつながり:‌‌ このデロング氏とのつながりは、1990年代のグリア博士、クリントン夫妻、そしてポデスタ氏の活動、プロジェクト・スターライト、ディスクロージャー・プロジェクトへと遡る、歴史的なつながりを示しています。

結論

ソースは、ジョン・ポデスタ氏が、グリア博士のディスクロージャー・プロジェクトの黎明期に重要な情報を入手し、公に情報公開を支持し、その後、デロング氏のトゥー・ザ・スターズ・アカデミー(TTSA)の活動において、‌‌インサイダーとしての信頼性と人脈‌‌を提供する役割を果たしたことで、UFOディスクロージャー運動の歴史において、‌‌初期の活動から現在への連続性‌‌を象徴する人物であることを示しています。

開示運動の主要イベント(90年代以降)

AI

提供された情報源は、1990年代以降のUFOディスクロージャー運動における主要な出来事や転換点について、スティーブン・グリア博士(Dr. Steven Greer)の活動がどのように基礎を築き、トム・デロング氏(Tom DeLonge)の活動(TTSA)にどのように引き継がれたかという文脈で説明しています。

1. グリア博士による初期の基盤構築期(1990年代〜2001年)

ディスクロージャー運動の始まりは、グリア博士の活動によって特徴づけられます。

  • ‌C-SETIとプロジェクト・スターライトの開始:‌‌ グリア博士の活動は、1991年に‌‌C-SETI‌‌(接触継続研究イニシアティブ)と‌‌プロジェクト・スターライト‌‌(Project Starlight)から始まりました。
    • プロジェクト・スターライトは、人々が集まり、会議を開き、目撃者が名乗り出る中で発展していきました。
  • ‌ロケフェラー・イニシアティブ:‌‌ グリア博士は、‌‌ロケフェラー・イニシアティブ‌‌と呼ばれる活動に関与しました。
    • この活動を通じて、グリア博士、エドガー・ミッチェル博士、ウィル・ミラー氏など他のディスクロージャー・プロジェクトの目撃者たちが会議やミーティングを持ちました。
    • 彼らは、ローレンス・ロックフェラーの牧場で‌‌クリントン夫妻にブリーフィング‌‌を行いました。この時、ジョン・ポデスタ氏も同席し、ディスクロージャー・プロジェクトのすべての目撃者証言を入手することができました。
  • ‌ディスクロージャー・プロジェクトの証言テープ収集:‌‌ グリア博士は、多くの目撃者による証言テープ(当初100時間分あり、36時間に編集されたもの)を収集しました。彼はこの証言テープを誰もが持てるようにしたわけではなく、トム・デロング氏は最初にオリジナルのテープを託された人物の一人でした。
  • ‌ハリウッドへの売り込みの試み:‌‌ 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、デロング氏の助けを借りて、グリア博士とキャロル・ローゼン博士は‌‌クリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)‌‌の会議に招待されました。博士は雄弁に状況を説明しましたが、この試みはうまくいかず、情報はどこにも行きませんでした。
  • ‌ナショナル・プレスクラブ会議(2001年):‌‌ グリア博士の活動は、2001年に‌‌ディスクロージャー・プロジェクト‌‌として結実し、同年5月9日にグリア博士らによる‌‌ナショナル・プレスクラブ会議‌‌の基礎を築きました。

2. 公的な支持と勢いの構築期(2002年〜2013年頃)

グリア博士らが築いた基盤の上に、公的な支持や他のディスクロージャーイベントが発生し、運動の勢いが維持されました。

  • ‌ジョン・ポデスタ氏の公的な関与(2002年):‌‌ 2001年のディスクロージャー・プロジェクト会議の翌年、‌‌2002年‌‌に、ジョン・ポデスタ氏が‌‌UFOディスクロージャー会議のためにナショナル・プレスクラブに登場‌‌し、短いスピーチを行いました。彼はこのスピーチで、政府によるUFO調査に関する「帳簿を開く時が来た」と述べました。
  • ‌継続的な会議とイベント:‌‌ ディスクロージャー・プロジェクトは、その後も‌‌X会議‌‌など、ナショナル・プレスクラブでの後続のディスクロージャー会議の道を開きました。
    • 特に注目すべきものとして、2010年のロバート・ヘイスティングス氏による「UFOと核兵器(UFOs and nukes)」に関する会議があります。
    • また、‌‌市民によるディスクロージャー公聴会(Citizens Hearing for Disclosure)‌‌も、この時期の大きな推進力となりました。

これらの初期のイベントは、当時のUFOコミュニティにとっては大きな出来事でしたが、主流メディアでの報道は穏やかなものでした。しかし、これらのイベントすべてが、後にTTSAが成功するための‌‌「巨大な勢い(huge momentum)」‌‌を過去20年間にわたって築き上げました。

3. TTSAによる新時代の開示(2014年以降)

トム・デロング氏が主導する活動は、グリア博士の活動で得た経験と、蓄積された勢いを利用して、ディスクロージャー運動を次のレベルに引き上げました。

  • ‌デロング氏の活動の開始:‌‌ トゥー・ザ・スターズ(To The Stars)は2014年、より具体的には2015年頃に始まり、後にトム・デロング氏がルイス・エリゾンド氏、スティーブ・ジャスティス氏、ジム・セミバン氏といった新しいアドバイザーを得て‌‌トゥー・ザ・スターズ・アカデミー(To The Stars Academy, TTSA)‌‌へと発展しました。
  • ‌ポデスタ氏との通信の暴露(2015年〜2016年):‌‌ 2015年から2016年頃、WikiLeaksがジョン・ポデスタ氏のメールを公開し、デロング氏が‌‌ポデスタ氏、マッカスリン将軍、その他の高官‌‌と通信していたことが明らかになりました。これにより、デロング氏が「本物のインサイダーやアドバイザー」と深く関わっていることが公に知られるようになりました。
  • ‌ATIP/NYT記事の発表:‌‌ ルイス・エリゾンド氏とクリス・ミューレン氏の助けを借りてUFO動画が公開され、レスリー・キーン氏らが関わった‌‌ニューヨーク・タイムズ紙の記事がATIP(Advanced Aerospace Threat Identification Program)の存在をスクープ‌‌しました。
    • この報道は、1969年のプロジェクト・ブルーブック終了以来、政府がUFOにこれ以上関与していないという通説を否定する「実際の証拠」をもたらしました。
    • この出来事は、TTSAとUFOディスクロージャーのプロセス全体を「新しい局面」へと大きく推進しました。
  • ‌ディスクロージャー・プロジェクトの継続:‌‌ TTSAは、多くの点で‌‌ディスクロージャー・プロジェクトの継続(continuation)‌‌であると見なされています。TTSAは、ディスクロージャー・プロジェクトが当時達成できなかったことを成し遂げるために、そのプロジェクトを基本的に刷新し、レベルを一段階か二段階上げました。
    • この連続性の例として、初期のディスクロージャー・プロジェクトの証人であった‌‌ハル・プソフ博士‌‌が、現在TTSAの主要なチームメンバーとなっていることが挙げられます。

ソースは、デロング氏が「ディスクロージャー・プロジェクト 2.0」あるいは「3.0」と呼べるものを生み出し、過去20年間の積み重ねと、現在(2016年以降)の「熟した(ripe)」状況のおかげで、TTSAが達成したことを実現できたと結論づけています。

情報源

動画(16:12)

Tom DeLonge, Dr Steven Greer, To The Stars Academy, and The Disclosure Project

文字起こし(話者識別)

展開

(以下は "" と題された動画の文字起こしです。話者は James Iandoli で他の話者の発言シーンが含まれています。話者識別ずみ。)

[James Iandoli] : Hey everybody, welcome back to Engaging the Phenomenon. Today's talk is on the history of Tom DeLonge and Dr. Stephen Greer. Now this is both an interesting and important relationship and connection which I'll go over because it's going to show you from where the disclosure project or the disclosure process was back then in the early 90s and where it is now at Tooth and Stars Academy. Now Tom DeLonge we all know from a very young age was very passionate about UFOs. So in the late 90s he ended up coming across Dr. Greer's work and somewhere in the late 90s and early 2000s he actually met up with Dr. Stephen Greer. He called him, he got connected with him. (00:00:54)

[James Iandoli] : He actually went out to a CE-5 expedition with Dr. Greer. And in Dr. Greer's book, Contact, Countdown to Transformation, it talks about or references Blink-182 members attending a CE-5 expedition. Now this is important because back in those days Tom DeLonge had been spending time around Dr. Greer. (00:01:21)

[Tom DeLonge] : So we drive out to the desert and we had all of our stuff. And at the time I was hanging out with Stephen Greer, Dr. Stephen Greer, which is controversial. It was fantastic for me. Maybe I should start the story there. When Blink was first popping, I realized quickly that I could pretty much call anyone and get them on the phone. So I called up Dr. Greer's office and I got them on the phone and I said, hey, I want to talk to you about UFOs and stuff. And so I flew him and his daughters out to some show, bought their plane tickets, got them out there. (00:01:53)

[Tom DeLonge] : And then I'm about ready to go on stage. There's like an arena. There's like 10,000 some people waiting and cheering. And I'm back with him. I'm okay. I'm walking to the stage, but we're stopping. I can just talk. I'm trying to get as much information as I could out of him. And we kindled that relationship over a while. And I flew a producer from MTV. Back in the day they had a show called MTV Diary. And the guy that created that show, I flew him out to Greer's ranch and got into a bunch of stuff. (00:02:18)

[Tom DeLonge] : At the time Greer was doing the Disclosure Project. No one had these tapes of all these witnesses. He had 100 hours of it, but he edited it down to 36 hours or something. And I was the first person he gave the tapes to. He would never leave this backpack. It was really rad. It was like a spy movie or some shit. And I'm like on tour. I'm like, I thought it was awesome. So he gave me all these tapes and I'm like, fuck, I guess I'll hide them in my house somewhere. (00:02:43)

[Tom DeLonge] : CIA will never find these. My phones got weird at that moment. And so as soon as I started hanging out with Greer, I got these tapes and started flying him and Dr. Carol Rosen out to LA, which was funny too, because I'm at this big agency called Creative Artist Agency, which is like, they represent Tom Cruise and shit. And so I have all these agents at this round table and I bring in this chick with crazy hair and I bring in Greer. And all these people are at this table and they're like, and I sit them down. (00:03:08)

[Tom DeLonge] : I said, I want you to, I want you to hear this, you know, and they just start going off super dramatic and serious. Greer, he just gets into his thing, really eloquent and just sets the stage with all these people at the table. And they were like, what the fuck is going on? It was, they didn't quite, all these Hollywood agents were like totally baffled at this whole experience and they walked out of the room, not even knowing what to do with the information or anything. It didn't really go anywhere. (00:03:32)

[James Iandoli] : And obviously Dr. Greer was communicating with him, probably on somewhat deep levels because Tom DeLong, you know, talks about in an interview, actually having the original disclosure project witness testimony, which was at least 30 hours on VHS's and Dr. Greer hadn't trusted Tom DeLong with holding the copies of this disclosure project witness testimony, which Dr. Greer didn't just give out to anybody. It's also important because it's probably fair to assume that Tom DeLong got to see firsthand how Dr. Greer operated, how Dr. Greer was speaking with all these insiders and connecting those insiders with each other. And that was propelling Dr. Greer forward to what eventually became the Disclosure Project in 2001, but started in 1991 with C-SETI and Project Starlight. And along the way was involved with what's called the Rockefeller Initiative, which of course, Dr. Greer, Edgar Mitchell, Will Miller, and other Disclosure Project witnesses had conferences and meetings. (00:04:53)

[James Iandoli] : They briefed the Clintons at Lawrence Rockefeller's ranch, and John Podesta was also around for that time, and I'm not sure if John Podesta had an interest before that, but at that time, John Podesta was able to get that information on all the Disclosure Project witness testimony and everything that went along with that. And again, we know that John Podesta was working with and helping Tom DeLong in the at least 2015-2016 time, and that was outed by WikiLeaks when John Podesta's email got hacked, and they had all these communications with Tom DeLong, General McCaslin, and other high-ranking officials, which worked out maybe in pros and cons for Tom DeLong, because everybody realized at that point he wasn't messing around, he was just saying random stuff, that he did have real insiders and advisors, whether you think he's being misled or not, he did have people really deep in the intelligence and military network that dealt with UFOs, and again, this connection goes back to the 90s with Dr. Greer and the Clintons and Podesta, Project Starlight, and the Disclosure Project, which went forward to lay down the groundwork for everything we're seeing today, in a way. (00:06:37)

[James Iandoli] : The Disclosure, again, Project Starlight started in the early 90s, it developed with people meeting, conferences, people coming forward as witnesses, into 2001, it culminated as the Disclosure Project, and that laid down a groundwork and layout for disclosure conferences at the National Press Club Conference, because after the May 9th, 2001 National Press Club Conference, with Dr. Greer and others, which is now known as the Disclosure Project, even that next year, 2002, John Podesta is at the National Press Club for UFO Disclosure Conference, and he actually gives a small speech. (00:07:24)

[John Podesta] : I think it's time to open the books on questions that have remained in the dark, on the question of government investigations of UFOs. It's time to find out what the truth really is that's out there. We ought to do it, really, because it's right. We ought to do it because the American people, quite frankly, can handle the truth. And we ought to do it because it's just a law. (00:07:51)

[James Iandoli] : And John Podesta actually went forward to write a small segment for Leslie Keen's book. And of course, we know Leslie Keen was one of the Pulitzer Prize-winning authors of the New York Times story that broke the ATIP story in the U.S. government's UFO program, the first one known since, allegedly, in 1969, when Project Blue Book ended. And the U.S. government said, oh, we have no further involvement with UFOs, which we all know that was nonsense, but now we have the actual proof, thanks to Luis Elizondo and Tom DeLonge, and to the Stars Academy. And again, Leslie Keen, Ralph Blumenthal, Helena Cooper, and the New York Times kind of pushing that story out. (00:08:48)

[James Iandoli] : And we know that Luis and Chris Mullen helped get those videos out, especially Luis Elizondo, and that really propelled to the Stars Academy to new grounds, no doubt, and the entire UFO disclosure process and subject. And I would argue that we would not have all this to the Stars Academy, even though Luis Elizondo played a key role in having this happen. We might not have had all this occur without the original foundations of Project Starlight, and the Disclosure Project, and everything that happened back in the early 90s, which was not just Dr. Greer. You know, Dr. Edgar Mitchell, Willard Miller, Commander Will Miller, Robert Salas, and Hal Puthoff was actually involved in those days, associated with the Disclosure Project. I'm not sure you can say he was part of it, but he was associated with it. (00:09:58)

[James Iandoli] : He was a Disclosure Project witness, and now he's to the Stars Academy member. He's one of the main team members at to the Stars Academy. So, you can see how everything that happened back then in the 90s into the 2000s, and that led up to the X Conferences, where there were subsequent National Press Club Conference Disclosure Conferences, basically, to the 2001 where Podesta talked at. And there were several after that. And then one of the really notable ones was in 2010 with Robert Hastings, UFOs and nukes. (00:10:38)

[James Iandoli] : Again, those were all Disclosure Project witnesses. Many of them were Disclosure Project witnesses. Maybe Robert Hastings would have been able to pull that off without all that. But again, if you look at a lot of the witnesses that were involved somehow in the Disclosure Project, and the Disclosure Project had laid the groundwork for those kind of National Press Club events to occur. And then again, you had the Citizens Hearing for Disclosure, which was another big push. So all this momentum started back then, and you had the subsequent National Press Club events. (00:11:18)

[James Iandoli] : They all propelled a very significant momentum, although at the time they were big for the UFO community. Mainstream media, they reported on it very mildly. The UFOs and nukes one got a little more attention, and again Citizens Hearing got a little more attention. But then here comes To The Stars in 2014, 2015 more so, which developed into To The Stars Academy when Tom got these new advisors, which is Elizondo came on board, Steve Justice, Jim Semivan, and those guys. But again, I think Dr. Greer and his relationship with Tom DeLong really helped put that all together in one way or another because Tom DeLong again saw how Dr. Greer was able to operate. (00:12:18)

[James Iandoli] : He saw it was possible to speak to these insiders. He saw it was possible to kind of get these people in different programs speaking to each other and start making moves and start making things happen. Now I do think 2016, 2017, 2018, the time is much more ripe, and it is because of those past meetings and conferences and witnesses speaking to each other and all the momentum from that that we have To The Stars Academy being able to pull off what they did. I think that this 1990s era, Tom DeLong and Dr. Greer, everything that was involved with that is crucial for what occurred today and is occurring because a huge momentum was built up over the last 20 years because of everything that happened. (00:13:13)

[James Iandoli] : And Tom DeLong was able to make almost what you would call a disclosure project 2.0 or maybe even 3.0. It is something new. Nowadays we have social media, so Tom DeLong is able to utilize social media to promote the work and get people involved. It is a different spin. It is a different day and age, but in many ways it is similar to the disclosure project. It is just revamped, rethought out. (00:13:45)

[James Iandoli] : There is an obvious different approach with Dr. Greer focusing more on positive ET encounters and the utopian post-disclosure world where Tom does have a similar sentiment in a more utopian post-disclosure world, but there is the UFO threat narrative that is involved with that that is not in Dr. Greer's. And there is a lot of controversy over that, but that is not what this video is for, even though I will be touching on that in later videos. But I do think it is important to note that Dr. Greer and Tom DeLong have a history of history, and it is likely everything happening today actually started back in those days, and that Dr. Greer and Tom DeLong meeting and being around each other and actually having somewhat of a relationship for whatever period of time is important to what we are seeing roll out today. (00:15:01)

[James Iandoli] : Because it is in many ways, To The Stars Academy is in many ways a continuation of the Disclosure Project, and at the time the Disclosure Project did take things further, but only up to such a point. And now To The Stars Academy has basically revamped it and have taken it up a level or two, and was able to accomplish things that the Disclosure Project was not able to at that time. So all this I think is important history. (00:15:32)

[James Iandoli] : I think that again this is an important topic. I think that people need to recognize this. Grant Cameron did touch on this a little bit in his book Managing Magic, which he discusses people like William Moore, Stephen Greer, Tom DeLong, and what he calls the UFO messiahs, and how you had these government insiders working with people in the public to do some kind of a disclosure movement. Except now we are in a whole new ballgame, and we will see where we go from here. (00:16:11)

(2025-10-17)