Grant Cameron : 意識と UFO 現象
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前置き+コメント
この Grant Cameron の講演はとても参考になる。それは、彼の講演内容が的を射ているからではない。情報機関が仕掛けている UFO 絡みの情報撹乱の誘導工作が露骨なまでに反映されている…という意味で役に立つ。
考えても見よ。CIA の高官だった Ron Pandolfi が意図的に漏らした
- Portal 説 や、
- Pandolfi の妻や娘が ET との(精神的な?)Hybrid であることを示唆(*1)
したヨタ話を真に受けるのは、精神世界にカブれやすい純朴な人間だけだが、UFO マニア/ファン/研究者 の世界にはそういったタイプが高濃度に凝集している。Grant Cameron もその凝集の核の役割を務めている。
(*1)
portal/gateway 説 : Ron Pandolfi が UFO 業界に投げ込んだ釣り餌
Ron Pandolfi が UFO 業界という沼にたらした釣り餌が portal で、それに Grant Cameron が喰い付いた…という話だろう。
portal に関しては Pandolfi は娘や妻を巻き込んで捏造した情報を UFO 業界に「チラ見せ」している。その意味では情報の支配者側。だが、同様に各種情報機関や軍もそれぞれ勝手気ままに捏造情報を「チラ見せ」しあっている。
そ れゆえ、John Podesta が零点エネルギーの情報を真に受けそれに執着することも起きている。つまり、Pandolfi を含め、情報機関も軍も何が事実で何が捏造情報なのか区別ができなくなっている筈。いわば「たぶんこれも捏造情報だと思うが、だがひょっとすると…」という疑心暗鬼に駆られている筈。つまるところ、狐と狸の化かし合いとなった。
箱を開けてみれば中は空っぽ… これが本当の姿だろう。軍や情報機関からの UFO/ET 絡みのリーク情報(例:MJ-12、回収 UFO/ET、ET の死体解剖…等々)ほぼ全てが「チラ見せ」のための捏造だと思える。
これらの軍・情報機関からのリーク情報にはあからさまな印がある。それはどんなに衝撃的な内容でも「わかりやすい筋書き」となっていることがその印。SF 小説や SF 映画のような、いかにも人間が脚本をこしらえました…的なわかり易さがある。
本物の UFO/ET 現象にはそのような「わかりやすい筋書き」が欠如していることが多い。馬鹿げていたり、あからさまに不合理すぎたり、露骨に矛盾していたりで、だれもが当惑する。
雑感
このような動画を AI(NotebookLM) で整理することには多大な長所があるが、見逃しがちなのが
- AI が要約してくれるので、この手の あまりにも戯けたオハナシ を人間が視聴せずに済む
という点。 この手の耐え難いタワゴトを我慢して長時間視聴すると潜在意識が勝手に洗脳されたり、精神的な拷問によってダメージが蓄積し脳が損傷して、実質的に Grant Cameron らのように深層からタワゴトに感染してしまうのでは…という 漠然とした 不安がある(*2)。
(*2)
かつて、日頃から Hitler をバカにし、冷笑していた人物が Hitler の演説集会に「冷やかし」のつもりで参加した。Hitler の演説を聴き終わった時点で、その人物はすっかり洗脳され、感涙しながら "Heil Hitler" と叫んでいた。
…という逸話(実話らしい)を思い出す。この手の精神的病原菌に対する抗体(=知性)も万能ではなく限界があるゆえ、気づかぬ内に土台から侵食され一気にドップリと感染する。
それが、宗教的/精神世界的 回心。
回心は政治的立場についても生じている。左翼思想/リベラル思想/右翼思想/中道思想 についても、人生のある時点で個々人の抗体が突破され「感染した」結果、それぞれの感染集団が存在している。程度の差はあれ、誰もが、それぞれの政治的な病原菌に感染している。
そして、一旦感染したら、感染者のほぼ全員が生涯その感染状態から逃れられず、ゾンビのように同じ感染者を増やそうとする。
要旨
意識とUFO現象:コンタクトと知性との交流
この文章は、UFO研究者であるグラント・キャメロン氏による講演の一部を文字起こししたものです。講演のホストはまず、キャメロン氏の経歴を紹介し、ベトナム戦争終結以来のUFOロジーへの関与、カナダ政府の初期研究、そしてアメリカ大統領のUFOとの関わりについての研究に言及しています。
その後、キャメロン氏は2012年の「メンタル・ダウンロード」体験を経て、研究の焦点をUFO現象における「意識」の役割へと移行させたことを説明します。彼は、意識の変容やトラウマ、チャネリングなどの「コンタクト・モダリティ」が、宇宙の真実やUFOとの接触を理解する鍵であるという自らの理論を展開します。
さらに、UFOが物理的な乗り物というよりも、意識と相互作用する「生きた存在」であるという見解や、科学では説明できないパラノーマルな現象についても言及しており、これは分離ではなく「全ては一つ」という宇宙の根本的なメッセージを反映していると述べ ています。
目次
- 前置き+コメント
- 要旨
- 意識、コンタクト、そしてUFO現象:グラント・キャメロン氏の講演に関するブリーフィング・ドキュメント
- 物語形式の要約: グラント・キャメロンの探求:UFO、政府の秘密、そして意識の謎へ
- 解説記事 : UFOの正体は「意識」だった?グラント・キャメロンが解き明かす、驚異のコンタクト体験入門
-
調査報告書 : グラント・キャメロン氏の研究報告書:UFO現象と意識の関連性
- 1.0 序論 (Introduction)
- 2.0 グラント・キャメロン氏の研究の軌跡 (The Trajectory of Grant Cameron's Research)
- 3.0 中心的なテーゼ:意識こそが鍵である (The Central Thesis: Consciousness is the Key)
- 4.0 「コンタクト・モダリティ」理論 (The "Contact Modalities" Theory)
- 5.0 UFO及び非人間的知性の本質 (The Nature of UFOs and Non-Human Intelligence)
- 6.0 証拠とケーススタディの分析
- 7.0 結論 (Conclusion)
- グラント・キャメロン講演録:意識、コンタクト、そしてUFO現象の新たな地図
- UFO 体験 者の証言
- UFO/NHI 現象の性質
- チャネリングと宇宙のメッセージ
- 情報源
意識、コンタクト、そしてUFO現象:グラント・キャメロン氏の講演に関するブリーフィング・ドキュメント
エグゼクティブ・サマリー
本ブリーフィングは、長年のUFO研究家であるグラント・キャメロン氏の講演内容を要約・分析したものである。キャメロン氏の主張の核心は、UFO現象が単なる物理的な乗り物や地球外生命体の問題ではなく、本質的に「意識」の現象であるという点にある。1975年から物理的証拠や政府の関与 (「ナッツ&ボルツ」)を追っていたキャメロン氏は、2012年の「メンタル・ダウンロード」体験を機に研究の焦点を意識へと大きく転換させた。
主要な論点は以下の通りである:
- 意識が核心である: UFOやその搭乗者は、我々の物理的世界観を超えた、意識に基づく存在である。宇宙船自体が意識を持ち、操縦者の思考と一体化することで操作される。
- 体験者が鍵を握る: UFOに搭乗した、あるいは知的生命体と直接接触した「体験者」こそが、現象を理解するための最も重要な情報源である。彼らの多くが、体験中に「宇宙のすべてを知った」という感覚を報告している。
- 政府の知識の限界: 米国政府や関連機関は墜落した機体などの物理的証拠を保有しているが、その根本的な動作原理を理解できていない。意識とのインターフェースが技術解明(リバース・エンジニアリング)の障壁となっており、高官でさえ現象の全体像を把握していない。
- 存在の非物理的性質: いわゆる「宇宙人」は、物理的な肉体を持つ存在ではなく、「エーテル的存在」が特定の目的のために姿を現している可能性がある。その姿は、観察者の意識状態(恐怖など)を反映して変化すると考えられる。
- コンタクトの多様性: 知的生命体とのコンタクトは、トラウマ、瞑想、臨死体験など、様々な「モダリティ(様式)」を通じて発生する。これらは人間の意識が「ザ・フィールド」と呼ばれる情報源にアクセスするきっかけとなる。
キャメロン氏の分析は、UFO現象を従来の地球外生命体訪問説から、より広範な意識、現実の性質、そして人類の認識の変容というテーマへと引き上げるものである。
詳細分析
1. グラント・キャメロン氏の研究の変遷
キャメロン氏のUFO研究は、数十年にわたるアプローチの変化によって特徴づけられる。
- 初期研究(1975年〜):政府の関与と物理的側面
- 1975年のUFO目撃体験をきっかけに研究を開始。当初は、現象の物理的証拠や政府の隠蔽に焦点を当てていた。
- カナダ政府のUFO調査プロジェクト(ウィルバー・B・スミスが主導)や、米大統領(ヒラリー・クリントン、ドナルド・トランプを含む)とUFO問題との関連性を徹底的に調査。
- この時期の著作には『The Clinton UFO Storybook』や『Managing Magic』などがある。
- 転換点:2012年の「メンタル・ダウンロード」
- 2012年2月26日、キャメロン氏は自身が「メンタル・ダウンロード」と呼ぶ体験をする。この体験を通じて、「UFO現象の答えは意識である」というメッセージを受け取った。
- この啓示以降、彼の研究のパラダイムは完全にシフトし、物理的な側面から意識の役割の探求へと移行した。
- 現在の研究:意識と「コンタクト・モダリティ」
- キャメロン氏は現在、知的生命体とのコンタクトが どのようにして起こるかを探る「コンタクト・モダリティ」という概念を中心に研究を進めている。
- 著書『Contact Modalities』では、臨死体験、トラウマ、瞑想、チャネリングなど、人々が「ザ・フィールド」と呼ばれる普遍的な意識・情報源にアクセスするための70種類の様式を分析している。
- 彼は、分離を志向する「左脳(男性的・エゴ)」と、統合と一体性を志向する「右脳(女性的)」の対比を用い、宇宙の根源的なメッセージは「すべては一つである」ことだと説明する。
2. UFO現象の核心としての意識
キャメロン氏の理論の中心には、UFO現象が意識と深く結びついているという考えがある。
- 「ザ・フィールド」と体験者
- 宇宙にはすべての答えが存在する「ザ・フィールド」があり、特定の条件下で人間はそこにアクセスできる。
- UFO搭乗体験者の60%、臨死体験者の31%が、体験中に「宇宙のすべて、あるいは自己のすべてに関する答えを知った」と報告している。この事実は、彼らが現象の核心に最も近い存在であることを示唆している。
- キャメロン氏は、空の光を追うよりも、実際に知的生命体と交流している体験者の話を聞くことの重要性を強調する。
- チャネリングの重要性
- キャメロン氏は、チャネリングを「ザ・フィールド」から情報を引き出す有効な手段と見なしている。
- 1847年のチャネラーであるアンドリュー・ジャクソン・デイビスの著作と、現代のチャネラー(デスタ・バーナビー、バシャール、セス、ポール・セリグなど)のメッセージをAIで比較分析した結果、175年以上の時を超えて主要な概念(「すべては一つ」「愛が宇宙の根底にある」など)が100%一致することを発見した。
3. 宇宙船と存在の性質
キャメロン氏が提示する宇宙船と「宇宙人」の姿は、従来のSFのイメージとは大きく異なる。
- 意識を持つ宇宙船(UFO Skypaths)
- 宇宙船は単なる機械ではなく、生命を持ち、意識を持つ存在である。
- 操縦は、操縦者が船体の一部(パネル、ジョイスティックなど)に触れることで船と一体化し、思考によって行われる。船は操縦者が考えたことを実行する。
- 回収された宇宙船の内部には、エンジン、推進装置、燃料タンクといった物理的な動力源が存在しない。この事実は、政府関係者や科学者を困惑させている。
- ポータル移動と非物理的現実
- 宇宙船は広大な空間を物理的に移動しているのではなく、時空を超えた「ポータル」を利用して移動している可能性が高い。
- 元CIA高官のロン・パンドルフィが「次の世界へ行って戻ってくることに関するブレークスルーがあった」と発言したことを、この理論の傍証として挙げている。
- 現象の根底には「時間も空間も存在しな い」という、量子物理学とも共鳴する概念がある。すべては振動と周波数の問題である。
- 存在の本質:エーテル的存在と反射現象
- 「宇宙人」は、特定の星から来た物理的な生命体ではない可能性がある。チャネラーのシェリー・ワイルドが接触した存在「ダー」は、自らを「創造主のための宇宙での使命を帯びたエーテル的存在」と述べ、グレイの姿は「機能的」だからとっていると説明した。
- 目撃される存在の姿は、観察者の意識状態を反映している可能性がある。例えば、恐怖心を持っているとグレイのような姿に見え、ラテン系の団体「ミッション・ラマ」のように愛と調和の意識で臨むと、天使のような美しい存在として現れる。彼らはグレイやレプティリアンを目撃したことがない。
- 現象の変容
- UFO現象は時代と共にその姿を変えている。1896年にはプロペラ付きの木製飛行船、1970年代には着陸痕を残す事例があったが、後者は過去25年間報告されていない。これは、現象が人類の集合意識や理解度に合わせて変化していることを示唆している。
4. 政府の知識とその限界
キャメロン氏によると、政府はUFOに関する物証を保有しているものの、その理解は極めて限定的である。
- 初期の認識:精神現象との関連性
- 1950年のウィルバー・B・スミスのメモによると、米国政府はこの時点で既にUFO 現象に「精神現象」が関連していることを把握していた。これは、ロズウェル事件で回収された生存中の存在がテレパシーで交信した経験に基づくと推測される。
- ウィルバー・B・スミスの役割
- カナダのUFO調査プロジェクトを率いたスミスは、死の直前に息子に対し、ワシントンD.C.郊外の空軍基地で「遺体と機体を見た」と告白した。
- 彼は「アルファ」と名乗る存在と交信し、その情報に基づいて宇宙の仕組みを解説した『The New Science』という本を執筆した。彼のファイルは死後、各国情報機関の捜索対象となった。
- リバース・エンジニアリングの失敗
- 政府や契約企業(ロッキード社など)は回収した機体を保有しているが、その技術の解明には至っていない。
- 国防情報局のAATIPプログラムを運営したジェームズ・レカツキーは、機体の内部に入ったものの、そこには何もなかったと証言している。
- 億万長者のロバート・ビゲローは、リバース・エンジニアリングに巨額の資金を投じたが、進展が見られないため、過去15年間UFO関連の活動から手を引いている。
- ロッキード社は、保管している機体が利益を生まず、警備費用ばかりがかさむため、ビゲローに譲渡しようとしたが、空軍とCIAに阻止された。
- 高官の限定的な理解
- オバマ元大統領を含む歴代大統領や政府高官は、UFOの存在を認めつつも「それが何であるかは分からない」と公言している。これは、現象が彼らの理解の範疇をはるかに超えていることを示している。彼らが直面しているのは、単なる未知のテクノロジーではなく、未知の物理法 則と意識の領域である。
物語形式の要約: グラント・キャメロンの探求:UFO、政府の秘密、そして意識の謎へ
序章:夜空の光が灯した情熱
1975年、ベトナム戦争が終結した年。カナダのマニトバ州に住むグラント・キャメロン氏は、まだUFOに何の関心も持たない、ごく普通の人物でした。しかし、ある夜、彼の人生を根底から変える出来事が起こります。謎の光が、彼の車の真正面を横切ったのです。そして次の夜、その光は再び現れ、今度は彼に真っすぐ向かってきたのです。
地元で「チャーリー・レッド・スター」として知られるようになったその物体との遭遇は、単なる奇妙な目撃体験ではありませんでした。それは、彼の魂に「この現象の背後には一体何があるのか?」という、消えることのない問いの炎を灯した瞬間でした。それは、夜空に浮かぶ物理的な謎から始まり、やがて「意識」という広大な内なる宇宙へと向かう、壮大な探求の旅の幕開けだったのです。
この物語は、UFOの謎を追い続けた一人の男性の軌跡をたどります。政府の最高機密文書から、UFOに搭乗した人々の証言、そして彼自身の内面に起きた革命的な出来事まで。さあ、キャメロン氏と共に、物理的な証拠探しから、現実そのものの本質を問う深遠な旅へと出発しましょう。
第1章:権力の回廊へ ― 答えを求めた30年
1975年の衝撃的な目撃体験の後、キャメロン氏の心には一つの確信が芽生えました。「誰かが答えを知っているはずだ」。彼の内なる声はそう告げていました。その信念に突き動かされ、彼は権力の中枢にその答えを求める、長く粘り強い調査を開始します。「だ からこそ、私はカナダ政府を追い、次にアメリカ大統領を追ったのです」と彼は語ります。
彼の数十年にわたる研究は、主に二つの大きな柱で構成されていました。
- カナダ政府の調査
- ウィルバート・B・スミスという人物が率いていた、カナダ政府の極秘UFO研究プログラム(飛行物体プログラム)の全容を解明するため、10年もの歳月を費やしました。
- 米国大統領の謎
- UFOミステリーにおけるアメリカ大統領の役割を解き明かすため、約30年間にわたり調査を続けました。その成果は『The Clinton UFO Storybook』や『Managing Magic: The Government's UFO Disclosure Plan』といった書籍にまとめられています。
この37年にもわたる探求は、まさに「ナッツ&ボルツ(機械的な側面)」を追い求める、論理的で地道な調査の連続でした。彼は、物理的な証拠、政府の機密文書、そして権力者たちの証言こそが、真実への唯一の道だと信じていました。
しかし、政府の最も深い秘密の回廊をどれだけ歩き続けても、核心的な答えは見えてきません。まるで、最も重要なピースが意図的に隠されているかのような感覚。彼のフラストレーションが頂点に達しようとしていたその時、物語は誰も予測しなかった劇的な転換点を迎えることになります。
第2章:転機 ― 宇宙からのダウンロード
2012年2月26日。この日は、グラント・キャメロン氏の37年間の探求が、根底から覆される一日となりました。彼はこの日、自らが「メンタル・ダウンロード・イベント」と呼ぶ、衝撃的な体験をします。それは、まるで外部の知性から、彼の脳に直接情報が送り込まれるような感覚でした。
長年追い求めてきた問いに対する答えが、突如として、シンプルかつ深遠な一つの言葉として彼の中に響き渡ったのです。
それは「意識」だ。
「『意識』だって?頭が混乱しました」とキャメロン氏は当時を振り返ります。「2012年の私は、『意識』なんて言葉を綴ることもできなかったし、気にもかけたことがなかった。そんな考えは、私の頭の中に一度も浮かんだことがなかったのです」。
この、彼の思考の枠組みの外からやってきた一言は、それまでのUFOに対する見方を180度転換させました。UFOは単に遠い星からやってきた物理的な乗り物ではない。この現象の根源には「意識」が深く関わっているのだ、と。それは、UFO研究というパズルの全てのピースが、カチリと音を立ててはまるような、まさに啓示的な瞬間でした。この啓示は、彼の探求を全く新しい方向へと導いていくことになりました。
第3章:新しい現実の地図 ― 意識が織りなす世界
「意識」という新しい地図を手にしたキャメロ ン氏は、UFO現象を全く新しい視点から解き明かし始めます。政府の文書ではなく、現象と直接相互作用している人々、いわば「フィールド」と接触した人々こそが、答えの鍵を握っていると確信したのです。彼の新しい研究から浮かび上がってきた、3つの重要な洞察を見ていきましょう。
3.1 「フィールド」とコンタクトの様式
キャメロン氏は「コンタクト・モダリティ」という理論を提唱します。その核心は、人生におけるトラウマ的な出来事などが、私たちの日常的な認識を制限している「フィルターを引き裂き」、人々が「フィールド」と呼ばれる高次の情報領域にアクセスできるようになる、というものです。そして、そのフィールドから受け取るメッセージの内容は、私たちの脳の働き方と深く関わっていると彼は考えます。
- 左脳(男性的脳): 分離、対立、自我を象徴し、「自分」と「他者」を分ける。
- 右脳(女性的脳): 統合、つながり、一体感を象徴し、「すべては一つ」であると認識する。
UFO現象やコンタクト体験がもたらす根源的なメッセージは、この右脳的な「すべては一つである」という宇宙の真理なのかもしれません。