Frieve(小林由幸) : 素人が思いつくような「AI の限界説」はほぼ確実に破られる
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前置き+コメント
ここまでスッキリと将来を見通し、かつ素人に向けて丁寧に解説している AI の専門の研究者は珍しい筈。彼のより大胆な主張は下の過去記事で取り上げた。
Frieve(小林由幸) : このままAIが発展するだけでAGI達成可能な理由 (2025-10-28)
だが、彼の主張は私の
予想:あと 10年ほどで意識は簡単に実現でき、ありふれたものになる (書式変換) (2024-12-03)
という予測よりは大人し目。
要旨
AI
AIの限界は突破されるのか
この動画の 書き起こしは、AIの限界に関する専門家の予測が次々と覆されてきた歴史を検証しています。
具体的には、かつてはAIには難しいとされていた囲碁での人間への勝利や、自然言語処理における文脈理解、創造的な芸術作品の生成などが、ディープラーニングと計算能力の向上によって短期間で達成されてきた事例を挙げます。
筆者は、人間ができることはAIにもほぼ全て実現可能になるという前提に立ち、真の議論の焦点は「AIが何をできないか」ではなく、「それがいつ達成されるか」、そして「実用的なコストで利用可能になるか」に移っていると主張しています。
また、AIの急速な指数関数的な進化速度のため、一般人の予測するAIの限界は当てにならないと結論付けています。