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Preston Dennett : ET との遭遇、12 の事例

· 約252分

前置き

Preston Dennett の解説動画を AI で整理した。

要旨

AI

地球外生命体との12の遭遇

この資料は、プレストン・デネットがホストを務めるポッドキャスト「‌‌地球外生命体との12の遭遇‌‌」の文字起こしからの抜粋で、‌‌UFO‌‌と‌‌超常現象‌‌に関するものです。‌‌デネット‌‌は、‌‌世界中‌‌から集めた‌‌異星人‌‌との‌‌遭遇事例‌‌、特に‌‌ヒューマノイド‌‌の事例12件を紹介しています。彼は、これらの遭遇がいかに個人の‌‌身体的、精神的、感情的‌‌な生活に‌‌深い影響‌‌を与えるかを示し、‌‌政府‌‌による‌‌隠蔽工作‌‌と、‌‌目撃者‌‌が‌‌嘲笑‌‌されることへの‌‌恐れ‌‌についても言及しています。‌‌ブラジル‌‌、‌‌フィンランド‌‌、‌‌米国‌‌を含む‌‌様々な場所‌‌で‌‌1965年から現在‌‌までに発生した、‌‌失われた時間‌‌や‌‌政府の介入‌‌の可能性、‌‌多人数‌‌の目撃者が関わる事例などが詳述されています。

目次

  1. 前置き
  2. 要旨
  3. 地球外生命体との12の遭遇:プレストン・デネットによるポッドキャストの概要
    1. 要旨
    2. 主要テーマと共通パターン
    3. ケーススタディ:12の遭遇事例概要
    4. 結論:デネット氏の主張
  4. 地球外生命体との12の遭遇:詳細ケーススタディ集
    1. 序文:本書の目的と構成
    2. 1. 事例1:異星人のアーティファクト (An Alien Artifact)
    3. 2. 事例2:彼らは私を欲している (They Want Me)
    4. 3. 事例3:3体の輝くヒューマノイド (Three Glowing Humanoids)
    5. 4. 事例4:ハンプトンビーチの宇宙人 (The Alien on Hampton Beach)
    6. 5. 事例5:グレイが私を連れ去った (A Gray Took Me Away)
    7. 6. 事例6:それには顔がなかった (It Had No Face)
    8. 7. 事例7:跳躍する宇宙人 (The Leaping Alien)
    9. 8. 事例8:喉の渇いたUFO (A Thirsty UFO)
    10. 9. 事例9:スティクス川通りのヒューマノイド (Humanoid Encounter on River Styx Road)
    11. 10. 事例10:それは私を慰めていた (It Was Comforting Me)
    12. 11. 事例11:私は不可解なほど幸せだった (I felt inexplicably happy)
    13. 12. 事例12:私は完全に信じられなかった (I was in complete disbelief)
    14. 事件概要
    15. 第2部:総括分析
    16. 2. 結論:UFO現象の重要性と今後の課題
  5. 遭遇事例の概要
    1. 1. 遭遇ケースの範囲と目的
    2. 2. 主要な遭遇ケースの概要
    3. 3. デネット氏の研究テーマと結論
  6. 事例 1
    1. 1. 遭遇の目的:「存在を知らせること」
    2. 2. 「エイリアンの遺物」が持つ意味
    3. 3. 隠蔽工作と論争のテーマ
    4. 4. 信頼性を裏付ける傍証
    5. より大きな文脈における重要性
  7. 事例 2
    1. 1. 遭遇の概要と「時間の欠落(Missing Time)」
    2. 2. 政府による迅速な介入と脅迫
    3. 3. 遭遇の深刻な影響と隠された記憶
    4. より大きな文脈における重要性
  8. 事例 3
    1. 1. 遭遇の状況と特異なヒューマノイドの描写
    2. 2. 複数の証言による確証
    3. 3. より大きな文脈における重要性
  9. 事例 4
    1. 1. 遭遇の詳細と特異なヒューマノイド
    2. 2. 物理的痕跡の損失と重要性
    3. 3. 目撃者の信頼性に関する論争と外部からの確証
    4. より大きな文脈における重要性
  10. 事例 5
    1. 1. 「単純な目撃」から「密接な遭遇」への移行
    2. 2. 寝室への侵入と「時間の欠落」
    3. 3. 軍関係者による現場への介入
    4. 4. より大きな文脈における重要性
  11. 事例 6
    1. 1. ヒューマノイドの異常な特徴と多様性
    2. 2. 複数の目撃者と子供たちの役割
    3. 3. 人間の行動による遭遇の終結
    4. より大きな文脈における重要性
  12. 事例 7
    1. 1. 遭遇の特異性:異常な移動様式
    2. 2. ヒューマノイドの特異な外観
    3. 3. 目撃者への影響と確信
    4. 4. 信頼性の裏付けと研究者の関与
  13. 事例 8
    1. 1. 遭遇の目的:水資源の採取
    2. 2. 特異なヒューマノイドと装置
    3. 3. 高度な技術と証拠の堅牢性
    4. より大きな文脈における重要性
  14. 事例 9
    1. 1. 遭遇の経緯と理論のエスカレーション
    2. 2. 構造化されたクラフトとヒューマノイドの観察
    3. 3. 時間の欠落と記憶の乖離
    4. 4. より大きな文脈における重要性
  15. 事例 10
    1. 1. 遭遇の性質:完全に慈悲深い体験
    2. 2. 特異なヒューマノイドの描写
    3. 3. 時間の欠落の可能性
    4. 4. より大きな文脈における重要性
  16. 事例 11
    1. 1. 遭遇の特異性:感情の逆転反応
    2. 2. 異様な離脱方法と時間の同期
    3. 3. より大きな文脈における重要性
  17. 事例 12
    1. 1. 遭遇の状況と麻痺状態
    2. 2. 観察と感情的な相互作用
    3. 3. 遭遇の終了と永続的な影響
    4. 4. より大きな文脈における重要性
  18. 情報源
  19. 文字起こし

地球外生命体との12の遭遇:プレストン・デネットによるポッドキャストの概要

AI

要旨

本ブリーフィングは、ポッドキャスト「UFOs and the Paranormal」のエピソード「I WAS IN COMPLETE DISBELIEF TWELVE FIRSTHAND FACE-TO-FACE ENCOUNTERS WITH ALIENS」の要点をまとめたものである。話者であるプレストン・デネット氏は、これまでほとんど知られていなかった、地球外生命体(ヒューマノイド)との直接的な対面遭遇事例を12件紹介している。これらの事例は、1965年から2019年にかけて、ブラジル、フィンランド、米国の複数州など世界各地で発生したものである。

本報告書で詳述する主要テーマは以下の通りである:

  1. 遭遇の多様性: 報告されるヒューマノイドの形態は、小柄な存在から長身のグレイ、発光する人影、顔のない存在まで多岐にわたる。遭遇の状況も、アーティファクトの受け渡し、誘拐(アブダクション)、寝室への訪問、水域での活動観察など様々である。
  2. 目撃者への深刻な影響: 遭遇体験は目撃者の人生を根底から覆し、身体的、感情的、精神的、そして霊的に永続的な影響を与える。これには、恐怖や不安といったトラウマだけでなく、不可解な幸福感や守られているという感覚も含まれる。
  3. 政府の関与と隠蔽工作: 複数の事例で、遭遇後に軍や政府関係者とみられる人物が目撃者に接触し、口止めを強要したり、体験を矮小化させようとしたりするパターンが見られる。デネット氏はこれを、政府がこの現象を深刻に受け止めている証拠でありながら、公には否定するという「不誠実な」態度だと批判している。
  4. 共通するパターンと証拠: 「失われた時間(ミッシングタイム)」、体外離脱体験のような奇妙な夢、複数の目撃者による証言の一致、金属片や着陸痕といった物理的証拠の存在など、多くの事例で共通のパターンが確認される。

デネット氏は、これらの膨大な事例の集積が、この現象が単なる誤認や虚偽では説明できない現実であることを示していると結論付けている。そして、軍産複合体や諜報機関による情報の隠蔽が、人類全体の真実の探求を妨げていると強く主張している。

主要テーマと共通パターン

デネット氏が紹介した12の事例からは、UFOおよびヒューマノイドとの遭遇に関するいくつかの重要なテーマとパターンが浮かび上がる。

  • 遭遇の多様性: 事例は地理的(ブラジル、フィンランド、米国9州)、時間的(1965年〜2019年)に広範囲に及ぶ。出現するヒューマノイドは、身長70cmの小人(ブラジル、1965年)、発光する3体の人影(フィンランド、1972年)、カンガルーのように跳躍する黒い人影(ミシガン州、1977年)、身長約2メートルの長身グレイ(テキサス州、2019年)など、極めて多様である。
  • 目撃者への深刻な影響: 遭遇は目撃者の人生を変える重大な出来事となる。精神的な影響として、長年の恐怖心や奇妙な夢、体外離脱体験(ニュージャージー州、1966年)が報告される一方で、不可解な幸福感や笑いが止まらなくなる反応(アラバマ州、2011年)、守られているという安堵感(ウィスコンシン州、1994年)を抱く者もいる。身体的な影響としては、関節痛や胃腸の問題、不安症(テキサス州、2019年)が報告されている。
  • 政府の関与と隠蔽工作: 目撃者が公に体験を語った後、政府機関が介入する事例が散見される。ブラジルの事例(1965年)では空軍士官が目撃者を尋問し、その後目撃者は証言を撤回させられたとされる。ニュージャージー州の事例(1966年)では、空軍の車両で訪れた2人の男が目撃者の少年に対し、「UFOを報告すれば人生が台無しになる」と脅し、見たものは気象観測気球だと口止めした。
  • 失われた時間(ミッシングタイム): 目撃者が遭遇中に意識や記憶を失い、体験した時間と実際に経過した時間に食い違いが生じる現象が複数の事例で報告されている。ニュージャージー州(1966年)では少年がゴミを出しに行ってから家に戻るまでの間に日中から夜になっており、オハイオ州(1982年)の事例では10〜15分と感じた遭遇の後、帰宅すると45分が経過していた。
  • 物理的証拠と裏付け: いくつかの事例では、遭遇の信憑性を高める物理的証拠や状況証拠が存在する。
    • 物的証拠: ブラジルの事例(1965年)では「地球上に存在しない金属片」がヒューマノイドから手渡されたが、後に空軍によって回収され行方不明となった。
    • 着陸痕: ニューハンプシャー州の事例(1974年)では、砂浜に着陸痕とバラ色のペースト状の液体が発見されたが、満ち潮によって流された。
    • 複数目撃者: フィンランド(1972年)、コネチカット州(1976年)、ミシガン州(1977年)など多くの事例で複数の人物が同時に現象を目撃しており、単なる幻覚や誤認の可能性を低減させている。
    • 周辺での目撃情報: ブラジル(1965年)やニューハンプシャー州(1974年)の事例では、同時期・同地域で別の目撃者によるUFOの報告があり、信憑性を補強している。

ケーススタディ:12の遭遇事例概要

デネット氏が紹介した12件のヒューマノイド遭遇事例の概要を以下にまとめる。

事例名 (デネット氏による呼称)日付と場所目撃者ヒューマノイドの特徴遭遇の概要と特記事項
1. エイリアンのアーティファクト1965年8月14日
ブラジル、クルゼイロ
João do Rio(本名 João de Oliveira)身長約70cm、大きな発光する目を持つ小人。釣り中に円盤が着陸。ヒューマノイドが現れ、ポルトガル語で「異世界から来た」と告げ、遭遇を公表するよう指示。信じてもらえないと反論する目撃者に「地球にない金属片」を手渡す。目撃者は公表後、ブラジル空軍の尋問を受け、後に脅迫されて証言を撤回させられたとされる。金属片は行方不明。同時期に近隣で複数のUFO目撃情報があった。
2. 彼らは私を欲している1966年6月
米国、ニュージャージー州スコッチプレーンズ
"Tyler"(仮名)大型宇宙船の窓越しに見えた3体の人影。夕食後、ゴミ出しをしていた少年がUFOに遭遇。恐怖で家に戻ると、外は既に暗くなっており「失われた時間」が発生。父親が警察に通報すると、他の住民からも通報があったことが判明。翌日、空軍の男たちが家を訪れ、少年を尋問。「見たものは気象観測気球であり、この件を誰にも話すな。さもないと人生が台無しになる」と脅迫された。その後、少年は体外離脱のような奇妙な夢を繰り返し見るようになった。
3. 3体の発光するヒューマノイド1972年12月14日
フィンランド、ロハラ
Vaiko Kivijoja、Seppo Oja、Haimo Matila白く強く発光する3体の人影。丸い頭で顔は見えない。翼のような腕を腰に当てていた。農夫のVaikoが車で帰宅中、道路を横切る3体の発光するヒューマノイドに遭遇。友人のSeppoを呼びに行き、2人で10分間観察。約5時間後、10km離れた場所で酪農業者のHaimoが、地上1mをゆっくりと飛ぶ直径2mの緑色に光る物体を目撃。複数の目撃者が関連する可能性のある現象を独立して目撃した事例。
4. ハンプトン・ビーチのエイリアン1974年5月20日
米国、ニューハンプシャー州ハンプトン・ビーチ
"Mr. P"(仮名)身長約180cm。かさばった一体型のスーツを着用し、顎の辺りと背中から2本のホースが出ていた。深夜、海水浴に来ていた男性が円盤の着陸を目撃。ヒューマノイドが短時間だけ船外に出てすぐに戻った。着陸地点には4つの着陸痕とバラ色のペースト状の液体が残されていたが、翌朝には満ち潮で消えていた。着陸地点の西1.8マイルでは当時、原子力発電所が建設中だった。目撃者の信頼性には疑問符がつく点もあったが、同時期に同地域でUFO目撃が多発(フラップ)していた。
5. グレイが私を連れ去った1975年5月
米国、オクラホマ州オクラホマシティ
"Lila"(仮名)と姉妹身長約90cmのグレイ。うろこ状の肌、大きな黒灰色の目、卵形の頭を持つ。4人姉妹が日中に円盤を目撃。その夜、Lilaの寝室にグレイが現れ、テレパシーで名前を呼ばれる。Lilaは連れ去られ、翌朝ベッドに戻っていたが、その間の記憶がない。姉はLilaが一晩中いなかったと証言。翌日、通学路の脇で軍人と黒服の男たちが「紫色の骨」のようなものを回収しているのを目撃した。
6. それには顔がなかった1976年1月11日
米国、コネチカット州ハムデン
Bobby F. (14歳)と友人2人大きく発光する人影。顔、首、腕は見えない。後頭部は平らで波形または溝があった。少年が雪の中を歩いていると、発光する人影に遭遇。友人2人を呼びに行き、3人で観察。懐中電灯の光を当てると人影は後方に倒れるように隠れ、光を逸らすと再び現れた。友人の一人が威嚇のため頭上に向けてライフルを2発撃つと、人影は完全に姿を消した。
7. 跳躍するエイリアン1977年10月15日
米国、ミシガン州ミッドランド
Foster夫人と娘のLori細身で、頭から足まで鈍い黒色。カンガルーのように跳躍する。母娘が車で走行中、前方の道路に人影が約1.2mの高さで飛び出し着地。すぐに再び跳躍し、道路脇の茂みに消えた。1回の跳躍距離は約9mと推定される。UFOの目撃はなかったが、前年に同地域で一連の目撃情報があった。
8. 喉が渇いたUFO1978年3月23日
ブラジル、サンパウロ
João Inácio Ribeiro身長約1m、体にフィットした灰色の服を着用。禿頭で、顔のサイズに不釣り合いな突出した目を持つ。直径約9mの球形の飛行物体が海上に静止。2体のヒューマノイドが船体の上に現れ、一方は棒、もう一方は掃除機のような黒い箱とケーブルを持っていた。10分間、海水を採取しているかのような行動をとった後、船内に戻り、物体は音もなく海中に突入し消えた。
9. リバー・スティックス・ロードでのヒューマノイド遭遇1982年5月
米国、オハイオ州チャタム
"Andrew"(仮名)と友人窓の中に立つ3体の人影。大きな頭と長い腕を持つ。車で走行中、円盤状の物体に遭遇。Andrewは窓の中に3体の存在を見たが、同乗していた友人はその記憶がない。遭遇時間は10〜15分と感じたが、帰宅すると予定より45分遅れており、少なくとも30分の「失われた時間」があった。目撃者は長年、嘲笑を恐れて体験を語れなかった。
10. それは私を慰めていた1994年7月
米国、ウィスコンシン州ヴェローナ
"Rebecca"(仮名、当時4〜5歳)カメラのフラッシュのような強烈な白い光を放ち、体の周りには金色のオーラがあった。目は小さく黒かった。親戚の家で眠っていた幼い少女が夜中に目覚めると、窓際に発光する存在がいた。最初は恐怖を感じたが、その顔を見るとすぐに落ち着き、好奇心を感じた。「すべて大丈夫」と慰められ、守られているような感覚を覚えた後、意識を失った。
11. 不可解なほど幸せを感じた2011年秋
米国、アラバマ州(場所非公開)
"Elaine"(仮名)身長約150〜180cm。白い肌、角度のある大きな黒い目を持つ。指に関節が一つ多いように見える長い手。リビングのソファで寝ていた女性が午前3時半頃に目覚めると、エンティティが自分を見下ろしていた。恐怖を感じるどころか、不可解な幸福感に襲われ、笑いが止まらなくなった。エンティティは好奇心を持っているように見え、やがて「別の次元に転がり込むように」消えた。この遭遇があった週に、彼女は空軍に入隊した。
12. 全く信じられなかった2019年7月
米国、テキサス州(場所非公開)
"Ann"(仮名、レイキマスター)身長約198〜213cmの長身のグレイ。非常に細長い手足と首、体に不釣り合いな頭を持つ。レイキマスターの女性が就寝中、体が完全に麻痺状態に。隣には夫が異常に深い眠りについていた。背の高いグレイが部屋に現れ、硫黄のような匂いがした。鏡の反射を通してその姿を観察。エンティティは彼女を観察しているようで、奇妙な親近感を覚えた。約7分後、エンティティが窓から去ると麻痺が解けた。飼い犬はおびえて失禁していた。その後数日間、目撃者は関節痛や胃腸の問題、不安症に悩まされた。

結論:デネット氏の主張

プレストン・デネット氏は、紹介した12の事例は氷山の一角に過ぎないと強調する。これらの詳細で、しばしば複数の証拠に裏付けられた報告は、UFOと地球外生命体の実在が、単なる憶測や陰謀論ではなく、人類全体にとって重大な意味を持つ現実であることを示唆している。

同氏は、各国政府、特に米国の軍産複合体、諜報機関、そして「1%」と呼ばれるエリート層が、この現象が現実であることを知りながら意図的に情報を隠蔽していると強く非難する。目撃者を脅迫し、嘲笑やガスライティングを通じて証言の信憑性を貶めることで、一般大衆を恐怖、混乱、懐疑の中に留め置こうとしていると指摘する。

デネット氏の最終的なメッセージは明確である。この主題は全人類に関わる深遠な重要性を持ち、誰もが真実を知る権利がある。同氏は、この情報を広め続けることが自らの使命であるとし、隠蔽工作が終わり、人類が真実と向き合う日まで、探求を続けることの重要性を訴えている。

地球外生命体との12の遭遇:詳細ケーススタディ集

AI

序文:本書の目的と構成

本書は、ポッドキャスト「I WAS IN COMPLETE DISBELIEF TWELVE FIRSTHAND FACE-TO-FACE ENCOUNTERS WITH ALIENS」で紹介された、一般にはあまり知られていない地球外生命体との遭遇事例を体系的に記録し、超常現象研究者や関心を持つ読者に向けて客観的な分析を提供することを目的としています。これらの事例は、世界各地で報告されながらも、これまで十分に光が当てられてこなかった貴重な証言です。本書では、これらの断片的な報告を収集・整理し、UFO現象の多面的な性質を解き明かすための基礎資料とすることを目指します。

本文書の構成は、各事例の比較分析を容易にするため、標準化されたフォーマットを採用しています。各遭遇事例は、まず事件の基本情報をまとめた事件概要テーブルから始まり、続いて目撃証言と現象の詳細、物的証拠と裏付け、心理的影響と事後経過、そして最後に研究者による考察というセクションで詳述されます。この一貫した構成により、読者は各事例の特異性や共通点を明確に把握できるでしょう。

これから詳述する12の事例は、目撃された存在の形態、遭遇の状況、そしてそれが目撃者に与えた影響において驚くべき多様性を示しています。これらの記録を通じて、UFO現象がいかに複雑で、人間の心身に深刻な影響を及ぼすものであるかが浮き彫りになるはずです。それでは、最初のケーススタディから見ていきましょう。


第1部:ケーススタディ

1. 事例1:異星人のアーティファクト (An Alien Artifact)

この事例は、UFO研究における2つの根源的なテーマを内包しており、戦略的に極めて重要です。第一に、地球外生命体が自らの存在を証明しようとするかのような意図的な接触の可能性、第二に、その決定的な物的証拠が権力によっていかに迅速に隠蔽されうるかという問題です。このケースは、UFO遭遇における「証拠」の脆さと、それを巡る情報管理の実態を象徴しています。

事件概要

項目詳細
事件発生日1965年8月14日
場所ブラジル、サンパウロ州クルゼイロ
目撃者João do Rio (本名: João de Oliveira)
遭遇タイプ円盤型飛行物体からのヒューマノイド出現、物理的接触(金属片の受け渡し)

目撃証言と現象の詳細

事件の公式記録日は1965年8月14日であるが、目撃者本人がパライバ川で釣りをしていたのは、その一週間前の8月7日であった。工場労働者であるJoão do Rioが釣りの最中、背後から突然冷たい風を感じて振り返ると、円盤型の飛行物体が近くに着陸しているのを目撃した。物体からは、身長約70cmの小さなヒューマノイドが出現した。その存在は大きな輝く目を持っていたという。

ヒューマノイドはJoãoに近づき、流暢なポルトガル語で「自分は異世界から来た円盤の乗組員だ」と語りかけ、この遭遇を公表するよう指示した。Joãoが「誰も信じてくれないだろう」と反論すると、ヒューマノイドは彼の懸念を予期していたかのように、一つの行動に出た。

物的証拠と裏付け

  • 金属片: Joãoの反論に対し、ヒューマノイドは「地球には存在しない金属」だとして、小さな金属片を手渡した。これは、彼の証言の信憑性を担保するための「証拠」として与えられたものだった。Joãoは指示に従い、この金属片を勤務先の工場の研究所に提出した。
  • 公的機関の介入: この話が公になると、ブラジル空軍の将校がJoãoを直接尋問するために現れ、事件に強い関心を示した。しかしその4日後、新聞はJoãoが証言を撤回し、金属片は義母がバナナの木のそばで見つけた「ただの石」だったと報じた。金属片そのものは分析情報と共に所在不明となった。
  • 状況証拠: Joãoの証言を裏付けるように、遭遇があった時期、工場の近くの作業場で働く複数の作業員が、3日連続で午後3時頃に発光物体が15分間にわたって滞空するのを目撃していた。

心理的影響と事後経過

調査を行ったブラジルの研究団体SBEDVは、Joãoが遭遇について公に語った後、「激しい脅迫を受けた」と報告している。これは、彼の証言撤回が自発的なものではなく、外部からの圧力によるものであった可能性を強く示唆している。

研究者による考察

SBEDVの調査団は、目撃者の突然の証言撤回と決定的な物的証拠の消失という一連の流れは、事件の真相を隠蔽しようとする意図的な介入があったことを示していると結論付けた。もし金属片が本当にただの石であったなら、それを隠す必要はないはずである。この事例は、UFO遭遇における証拠がいかに組織的に消されてしまうかを示す典型的なパターンと言える。

事例1が示す物的証拠の組織的隠蔽は、UFO研究における一つの典型的なパターンである。しかし、権力による介入は証拠の没収に留まらない。次の事例が示すように、目撃者自身への直接的な威圧行為という、より深刻な情報統制の実態も報告されている。

2. 事例2:彼らは私を欲している (They Want Me)

この事例の重要性は、政府機関がUFO遭遇という現象に対し、公的な発表とは裏腹に極めて真剣に対応している事実を明らかにしている点にあります。また、目撃者の記憶が一部失われる「ミッシングタイム」という現象と、政府による情報統制の関連性を探る上で、非常に示唆に富むケースです。

事件概要

項目詳細
事件発生日1966年6月のある日の夕方
場所米国ニュージャージー州スコッチプレインズ
目撃者"Tyler" (仮名)
遭遇タイプヒューマノイドとの近接遭遇、ミッシングタイム、政府関係者との接触

目撃証言と現象の詳細

当時まだ少年だったTylerは、夕食後にゴミを出しに家の外へ出た。その時、静電気のようなパチパチという音と共に髪の毛が逆立つのを感じ、見上げると巨大な飛行物体が滞空していた。物体の大きな窓の中には3体の人影が見え、彼らはTylerを指さしていた。恐怖で身がすくんだ彼は、その時の心境をこう語っている。

"I know that they have come for me. They are pointing at me. They want me." (彼らが私を迎えに来たのがわかった。彼らは私を指さしている。彼らは私を欲しているんだ。)

物的証拠と裏付け

この事例に直接的な物的証拠は存在しない。しかし、Tylerが恐怖に駆られて家に戻り、父親が警察に通報した際、近隣住民からも付近の山の上空に奇妙な光を見たという同様の通報が複数寄せられていたことが判明した。これは、Tylerの体験が単なる幻覚ではなかったことを示す強力な状況証拠である。

心理的影響と事後経過

  • ミッシングタイム: Tylerが物体に遭遇した時はまだ外が明るかったにもかかわらず、彼が家の中に逃げ込んだ直後には、すでに外は暗くなっていた。この時間の経過の不一致は、ミッシングタイムが発生した可能性を示唆している。
  • 政府関係者の訪問と脅迫: 翌日、空軍関係者を名乗る2人の男が自宅を訪れ、Tylerを尋問した。男たちは、彼が見たものは空軍の気象観測用気球であり、この件を他言すれば「君の人生は台無しになる」と脅迫した。
  • 長期的影響: この事件後、Tylerは長年にわたって暗闇を恐れるようになった。また、自分の家を上空から眺めるような体外離脱体験や、睡眠中に落下する感覚を伴う奇妙な夢を繰り返し見るようになった。

研究者による考察

政府がUFO遭遇を公には「デマや幻覚」として片付ける一方で、この事例のように個別の目撃者を特定し、威圧的な訪問によって情報を管理しようとする行動は、深刻な矛盾をはらんでいる。この行動パターンは、UFO現象を公には取るに足らないものとして扱いながら、水面下では国家安全保障に関わる重大事案として情報を管理・統制している二重基準(ダブルスタンダード)の存在を示唆するものである。

政府による情報統制の確証と、アブダクションを示唆するミッシングタイムの存在は、UFO現象の核心に迫るテーマである。次の事例では、これらの要素とは異なり、複数の目撃者の存在そのものが現象の信憑性を裏付けるという、より古典的な証拠構造を持つケースを検証する。

3. 事例3:3体の輝くヒューマノイド (Three Glowing Humanoids)

この事例の戦略的重要性は、第一に複数の目撃者が存在することによる証言の信頼性の高さ、第二に、全く異なる場所で、時間的に近接して関連する可能性のある現象が観測された「連動性」にあります。これらの要素は、単なる誤認や集団ヒステリーといった安易な説明を退ける強力な根拠となり、この事例をUFO研究において特筆すべきものにしています。

事件概要

項目詳細
事件発生日1972年12月14日
場所フィンランド、ロハラ
目撃者Vaiko Kivijoja, Seppo Oja, Haimo Matila
遭遇タイプ複数の目撃者による発光ヒューマノイドの目撃、関連する飛行物体の目撃

目撃証言と現象の詳細

  • 最初の遭遇: 午前2時30分、農家のVaiko Kivijojaが車で帰宅途中、道路脇に3つの明るい光を目撃した。近づくと、それは白く輝く3体のヒューマノイドであることが判明した。彼らの身長は不明だが、丸い頭を持ち、顔の特徴は見えなかった。腕は翼のように見え、腰に当てていたという。
  • 二人目の証人: 驚いたVaikoは、すぐに友人のSeppo Ojaの家に戻り、彼を叩き起こして事情を説明した。Seppoは半信半疑だったが、Vaikoの真剣な様子に促され、共に現場へ向かった。すると、輝くヒューマノイドはまだそこにいた。2人は約10分間、その姿を観察し、やがて光が消えるのを見届けた。

物的証拠と裏付け

  • 最初の遭遇現場では、足跡などの直接的な物的証拠は見つからなかった。
  • しかし、その約5時間後、最初の現場から10km離れた場所で、酪農業者のHaimo Matilaがトラクターを運転中に、直径約2mの明るい緑色の物体が地面から約1m上をゆっくりと飛んでいるのを目撃した。物体は障害物を巧みに避けながら移動しており、知性によって制御されているように見えたという。この独立した第三者による目撃は、先のヒューマノイド遭遇との関連性を示唆する極めて重要な裏付けとなっている。

心理的影響と事後経過

本事例に関する長期的な心理的影響についての記録は、提供された情報源には含まれていない。

研究者による考察

この事例は、UFO遭遇における証拠の連鎖がいかに重要であるかを示している。最初の目撃者であるVaikoが、パニックに陥ることなく冷静に第二の証人を確保した行動は非常に的確であった。さらに、彼らとは全く無関係な第三者による関連性の高い目撃証言が、この出来事がデマや幻覚といった安易な説明では片付けられない客観的な現象であることを強力に裏付けている。

事例3が示す証拠の連鎖は、研究において理想的な状況であるが、実際には稀である。より一般的なのは、次の事例が示すように、物的証拠が自然の力によって失われてしまうケースであり、UFO研究に固有の困難さを浮き彫りにする。

4. 事例4:ハンプトンビーチの宇宙人 (The Alien on Hampton Beach)

この事例は、着陸痕という具体的な物的証拠が報告された点で重要ですが、同時にその証拠が自然現象によって失われてしまうというUFO研究の困難さをも示しています。また、目撃者の信頼性に関する問題が、いかに信憑性の高い報告でさえも議論の的になりうるかという課題を提起しています。

事件概要

項目詳細
事件発生日1974年5月20日
場所米国ニューハンプシャー州ハンプトンビーチ
目撃者"Mr. P" (仮名)
遭遇タイプ円盤型飛行物体の着陸、ヒューマノイドの出現、着陸痕の発見

目撃証言と現象の詳細

当時32歳のMr. Pは、深夜0時頃にハンプトンビーチで泳ごうとしていた。その時、円盤型の物体が海上を水平に飛行し、ビーチに垂直に着陸するのを目撃した。物体からは脈打つようなハム音と電気モーターのような音が聞こえ、熱気さえ感じたという。深夜0時30分、物体の下部が開き、身長約183cm(6フィート)のヒューマノイドが現れた。その姿は、かさばった一体型のスーツを着用し、顎のあたりと背中から2本のホースが伸びていた。呼吸装置のようなものだと推測される。ヒューマノイドは砂浜に短時間降り立った後、すぐに物体の中へ戻り、物体は来た時と同じように海上へ飛び去った。

物的証拠と裏付け

  • 物体が去った後、Mr. Pが懐中電灯で着陸地点を照らすと、砂浜に4つの着陸脚の跡が残されていた。その跡の中には、バラ色の液体のようなペースト状の物質が付着していた。
  • しかし、この決定的な証拠は、翌朝には満ち潮によって洗い流されてしまい、写真撮影やサンプルの採取は行われなかった。
  • 状況証拠として、この事件があった時期、同地域では他に6件のUFO目撃情報(異常な光、固形の飛行物体、着陸の可能性のある事例を含む)が報告されており、一種の「フラップ(集中発生)」が起きていたことが、Mr. Pの報告の信憑性を高めている。

心理的影響と事後経過

Mr. Pは翌日、この体験を勤務先の上司に報告した。彼は以前にも別の場所でUFOの着陸を目撃したことがあると語っており、リピート・ウィットネス(繰り返し目撃する人物)である可能性が示唆された。しかし後日、彼が職場の金銭問題で嘘をついたことが発覚し、彼の証言全体の信頼性に疑問が投げかけられることとなった。

研究者による考察

調査を行った研究者ジョン・ポール・オズワルドは、Mr. Pの知的能力ではこれほど詳細なUFO報告を捏造することは不可能だと考えている。また、Mr. Pが嘘発見器テストを受けることに同意した点も、彼の証言に一定の信憑性を与えている。物的証拠が失われ、目撃者の信頼性に問題が生じたことは残念だが、地域全体でUFOの目撃が多発していたという背景を考慮すると、この事例を単純に切り捨てることはできない。


5. 事例5:グレイが私を連れ去った (A Gray Took Me Away)

この事例は、昼間のUFO目撃という比較的無害な出来事が、その夜、拉致(アブダクション)という深刻な体験へと発展する典型的なパターンを示しています。複数の証人が最初の目撃に関与していること、そして目撃者の記憶喪失(ミッシングタイム)が姉妹によって裏付けられている点が、このケースの信憑性を高めています。

事件概要

項目詳細
事件発生日1975年5月のある日の夕方
場所米国オクラホマ州オクラホマシティ
目撃者"Lila" (仮名) とその姉妹たち
遭遇タイプ円盤型飛行物体の目撃、寝室への侵入、アブダクション、ミッシングタイム

目撃証言と現象の詳細

ある晴れた日の午後、Lilaと3人の姉妹は自宅の庭で、窓が周囲に並んだ灰色がかった銀色の円盤型物体が上空にいるのを目撃した。奇妙なことに、Lilaがふざけて庭を飛び跳ねると、物体も空で同じように動いたため、彼らは「見られている」と感じて家の中に入った。

その夜、Lilaが姉と寝室で話していると、家の横を馬が疾走するような蹄の音が聞こえ、窓の外で突然止まった。窓からは回転する明るい光が差し込み、恐怖を感じた姉妹は毛布を頭から被った。次にLilaが意識を取り戻した時、誰かが彼女の名前を繰り返し囁いていた。毛布から顔を出すと、そこには身長約90cmのグレイタイプの存在が立っていた。彼はテレパシーでLilaの名前を呼びかけ、彼女をどこかへ連れ去った。

物的証拠と裏付け

  • 直接的な物的証拠はない。しかし、翌朝、Lilaの姉は「昨夜、一晩中どこにいたの?」と尋ねており、Lilaがベッドから不在だった時間を客観的に証明している。これはミッシングタイムの強力な裏付けとなる。
  • また、翌日の午後、Lilaが学校から帰宅する途中、道端に軍人と黒いスーツの男たちがおり、「紫色の骨」のようなものを軍用トラックに投げ込んでいるのを目撃した。これが彼女の体験と直接関連するかは不明だが、公的機関が同地域で何らかの異常事態に対応していたことを示唆している。

心理的影響と事後経過

Lilaはこの体験によって「以前の自分ではなくなった」と語っており、何が起きたのかを知るために退行催眠を受けたいと願っている。この出来事は彼女の人生に深刻で永続的な影響を与えた。

研究者による考察

この事例は、昼間の目撃と夜間のアブダクションが連動するパターンを明確に示している。特に、姉妹という近親者によってミッシングタイムが確認されている点は非常に重要である。寝室は、ヒューマノイドとの遭遇が最も多く報告される場所の一つであり、これは対象者が無防備な状態にある睡眠中を狙って接触が図られている可能性を示唆している。Lilaが名乗り出るまでに長い年月を要したことは、このような体験をした人々が直面する恐怖や社会的な困難を物語っている。

6. 事例6:それには顔がなかった (It Had No Face)

この事例は、複数の若者が同時に、極めて異常な外見を持つ発光体をヒューマノイドとして認識した点で興味深いケースです。目撃者が子供であるという点は、大人のような先入観がなく、見たままを報告する傾向があるため、証言の純粋性が高いと評価されることがあります。また、存在が光に対して物理的な反応を示した点も注目に値します。

事件概要

項目詳細
事件発生日1976年1月11日
場所米国コネチカット州ハムデン
目撃者Bobby F. (14歳), Glenn H. (13歳), Jerry H. (16歳)
遭遇タイプ複数の目撃者による発光ヒューマノイドの目撃

目撃証言と現象の詳細

雪が降る午後6時前、14歳のBobby F.が友人の家へ向かう途中、約120m先の茂みの近くに、巨大な輝く人影が浮かんでいるのを発見した。その姿は腰から上しか見えなかったが、明確な顔はなく、後頭部は平らで溝があるように見えたという。頭部は非常に明るく輝き、その光は高さ2.5m、周囲2.7mにも及んでいた。

驚いたBobbyは友人の家へ駆け込み、Glenn H.とJerry H.を連れて現場に戻った。すると、その奇妙な姿はまだそこにいた。Glennが懐中電灯の光を当てると、人影は後ろに倒れるように姿を消した。光を別の方向に向けると再び現れ、再度光を当てるとまた隠れた。3度目に姿を現した時、Jerryが威嚇のためにライフルで頭上に向けて2発発砲すると、人影は完全に姿を消した。

物的証拠と裏付け

この事例では、足跡や残留物などの物的証拠は報告されていない。しかし、3人の少年がほぼ同じ内容を証言しており、彼らの証言の一致が相互の裏付けとなっている。

心理的影響と事後経過

提供された情報源には、目撃者たちの長期的な心理的影響に関する記述は含まれていない。

研究者による考察

3人の少年が目撃した存在は、顔、首、腕といった人間的な特徴が欠落していたにもかかわらず、一貫して「人影(figure)」として認識されている。光への反応は、この存在が可視光スペクトルを知覚し、それを脅威または望ましくない刺激として解釈した可能性を示唆する。これは、単なるエネルギー体ではなく、環境と相互作用する知覚システムを備えていることを裏付ける。発光するヒューマノイドの報告は決して珍しくなく、この事例もその多様なバリエーションの一つとして記録されるべきである。

7. 事例7:跳躍する宇宙人 (The Leaping Alien)

この事例の特異性は、目撃された地球外生命体の「移動方法」にあります。カンガルーのように驚異的な跳躍力で移動するという報告は極めて珍しく、ヒューマノイドの身体能力やテクノロジーの多様性について考察する上で非常に興味深いデータを提供します。母と娘という2人の証人が同時に同じ現象を目撃した点も、信頼性を高める要因です。

事件概要

項目詳細
事件発生日1977年10月15日
場所米国ミシガン州ミッドランド近郊
目撃者Foster夫人とその娘Lori
遭遇タイプ複数目撃者によるヒューマノイドの近接遭遇

目撃証言と現象の詳細

1977年10月15日の午後5時30分頃、Loriが運転し、母であるFoster夫人が助手席に乗った車が田舎道を進んでいた。その時、道路の右側から奇妙な存在が高さ約1.2mの弧を描いて飛び出し、約60m前方の道路中央に着地した。Loriによる車両の急停止により、目撃者たちはその存在の特異な身体的特徴を詳細に観察する機会を得た。

それは人間のような形をしていたが、非常に細身で、頭からつま先まで滑らかで艶のない黒色だった。腕があるのかは判然としなかった。その存在は道路に着地するやいなや、即座に2度目の跳躍を行い、道路の左側の茂みの中に消えた。その跳躍方法はカンガルーに類似しており、一回の跳躍で約9m(30フィート)もの距離を移動したと推定される、驚異的な身体能力を示していた。

物的証拠と裏付け

目撃者たちは車を降りて周囲を確認するのを恐れたため、足跡などの物的証拠は確認されていない。UFOらしき飛行物体も目撃されていない。しかし、この事件を調査したMUFON(相互UFOネットワーク)の共同設立者であるウォルト・アンドラスによると、前年には同地域で一連のUFO目撃情報が報告されていたという。

心理的影響と事後経過

提供された情報源には、目撃者たちの長期的な心理的影響に関する記述はないが、2人とも非常に怯えていたと報告されている。この60秒にも満たない体験は、彼女たちの現実認識を永遠に変える出来事となった。

研究者による考察

この事例は、地球外生命体が我々の常識をはるかに超える身体能力を持っている可能性を示唆している。一見するとグレイタイプにも似ているが、その驚異的な跳躍能力は他の事例には見られない際立った特徴である。ウォルト・アンドラスのような経験豊富な研究者が直接調査にあたったという事実も、この報告の重要性を物語っている。

8. 事例8:喉の渇いたUFO (A Thirsty UFO)

この事例は、UFOが地球の水資源、特に海水に関心を示しているという、研究者の間で長年議論されてきたテーマを裏付けるかのような内容であり、非常に興味深い。また、ヒューマノイドが飛行物体の「外」で作業を行うという珍しい状況が詳細に記述されており、彼らのテクノロジーと行動様式を垣間見ることができる貴重な報告である。

事件概要

項目詳細
事件発生日1978年3月23日
場所ブラジル、サンパウロ州グアウバ近郊のビーチ
目撃者João Inácio Ribeiro (47歳)
遭遇タイプ海上でのUFOホバリング、ヒューマノイドによる作業、UFOの潜水

目撃証言と現象の詳細

1978年3月23日の午後6時、João Inácio Ribeiroがビーチを歩いていると、直径約9m(30フィート)の球形の飛行物体が水平線上に現れた。物体は高速で接近し、海岸から約75m(250フィート)沖合の水面すぐ上で静止した。表面は光沢のある金属製で、青、赤、緑、紫の光で覆われ、上部にはドームと3つの円窓があった。

Joãoが恐怖を感じていると、物体の上面から身長約1m(3フィート)のヒューマノイドが2体現れた。彼らは体にフィットした灰色がかった服を着ており、禿頭で、顔のサイズに不釣り合いなほど突き出た目と、小さな口と鼻を持っていた。1体は棒のようなものを、もう1体はケーブルと掃除機に似た黒い箱を持っていた。彼らは約10分間にわたり、その装置を使って海から水を採取しているかのような作業を行った。作業が終わると、2体は物体の中に戻り、物体は水面から約9m(30フィート)上昇した後、水しぶきを立てることなく静かに海中へと潜っていった。その際、シューという音だけが聞こえたという。

物的証拠と裏付け

この事例は単独の目撃であり、物的証รวจは存在しない。しかし、目撃証言は非常に詳細かつ具体的である。特筆すべきは、巨大な物体が水面近くにありながら、水面には全く波紋が立たなかったという点である。これは、未知の推進技術を示唆している。

心理的影響と事後経過

Joãoは恐怖を感じてその場から逃げ出し、家族に体験を語った。彼は後に研究者のインタビューに応じ、自分が見た物体はこの世のものではないと確信していると述べた。

研究者による考察

この事例は、UFOが地球の水を採取しているという仮説を支持する多くの報告の一つと見なすことができる。ヒューマノイドが使用していた装置の詳細な描写や、物体が水面や水中を乱すことなく移動する様子は、高度なテクノロジーの存在を強く示唆している。10分間という比較的長い時間にわたって観察されたこの出来事は、単なる見間違いでは説明が困難な、構造化された現象であったと言える。

9. 事例9:スティクス川通りのヒューマノイド (Humanoid Encounter on River Styx Road)

この事例の重要性は、複数の目撃者がいながら、彼らの記憶に食い違いが生じている点にある。一人はヒューマノイドを目撃したが、もう一人は覚えていない。この選択的記憶遮断(セレクティブ・アムネジア)の可能性は、ミッシングタイム(失われた時間)と共に、アブダクション体験において頻繁に報告される現象であり、遭遇が目撃者の意識に選択的に作用する可能性を示唆している。

事件概要

項目詳細
事件発生日1982年5月のある日の夜
場所米国オハイオ州チャタム
目撃者"Andrew" (仮名) とその友人
遭遇タイプUFOとの近接遭遇、ヒューマノイドの目撃、ミッシングタイム

目撃証言と現象の詳細

Andrewと友人が車で田舎道「リバー・スティクス・ロード」を走行中、空に浮かぶ非常に明るい光に気づいた。最初は月か飛行機かと思ったが、それが静止していることに気づき、車を止めて観察を始めた。その物体は瞬時に移動し、近くの木々の上空に停止した。

Andrewには、それがリムの部分で2つの円盤を合わせたような形の、構造的な飛行物体であることがはっきりと見えた。船体には窓の列があり、その窓の中に大きな頭と長い腕を持つ3体の人影が立っているのが見えた。しかし、同乗していた友人は、後にヒューマノイドを見た記憶はないと語った。物体は再び瞬時に移動を繰り返し、やがて視界から消えた。

物的証拠と裏付け

物的証拠はないが、この事例の最も強力な裏付けは「失われた時間」である。彼らが遭遇に費やしたと感じた時間は10分から15分程度だったが、帰宅してみると予定より45分も遅れていた。少なくとも30分のミッシングタイムが発生していたことになる。

心理的影響と事後経過

Andrewはこの体験を何年も誰にも話さなかった。1990年代半ばに数人に話したところ、嘲笑されたため、再び口を閉ざした。彼がこの体験を公に報告することを決意したのは、事件から33年も経ってからだった。それは、他の目撃者も嘲笑を恐れて名乗り出られないでいることをテレビ番組で知り、自分の体験を共有することが重要だと感じたからである。

研究者による考察

45分という明確なミッシングタイムの存在は、単なるUFO目撃以上の出来事、すなわちアブダクションが発生した可能性を強く示唆している。目撃者間での記憶の食い違いは、この種の体験において、記憶が操作されたり、抑制されたりする可能性を示唆する重要な指標である。一方がヒューマノイドを記憶し、もう一方が記憶していないという事実は、彼らが体験した出来事の異常性をさらに強調している。

10. 事例10:それは私を慰めていた (It Was Comforting Me)

UFO遭遇は恐怖体験として語られることが多いが、この事例は全く逆の側面、すなわち完全に慈悲深く、慰めを与えるような性質の遭遇が存在することを示している点で極めて重要である。幼い子供が体験したこの出来事は、地球外生命体との接触が、我々の単純な敵・味方という二元論では捉えきれない、より複雑で深遠なものである可能性を提起する。

事件概要

項目詳細
事件発生日1994年7月
場所米国ウィスコンシン州ヴェローナ
目撃者"Rebecca" (仮名、当時4〜5歳)
遭遇タイプ寝室での発光ヒューマノイドとの遭遇、ポジティブな感情的交流

目撃証言と現象の詳細

当時4〜5歳だったRebeccaは、親戚の家を訪れ、客間の椅子で寝ていた。夜中にふと目を覚ますと、部屋は静まり返っていた。最初は恐怖を感じたが、窓に目をやると、そこから光が差し込んでいた。窓辺には一つの存在が窓枠に手をかけ、まっすぐに彼女を見つめていた。

その存在は、カメラのフラッシュのように強烈な白い光を放ち、その周りには金色のオーラが輝いていた。目が合った瞬間、Rebeccaの恐怖心は即座に消え去り、穏やかで、恐れを知らない、むしろ好奇心に満たた気持ちになったという。存在は小さな黒い目をしていたが、その眼差しは安心感を与えるものだった。彼女はこう語る。

「すべて大丈夫だと感じました。それはどういうわけか私を慰めてくれているようでした。」 その後、彼女は意識を失い、次に気づいた時は朝だった。

物的証拠と裏付け

物的証拠はない。この事例の信憑性は、目撃者自身の非常に鮮明で一貫した記憶に基づいている。特に、恐怖から一転して深い安心感を覚えたという感情の変化の描写は、非常に具体的である。

心理的影響と事後経過

Rebeccaは後年、この体験を振り返り、その存在は自分を守護したり、何かから守ってくれていたりしたのではないかと感じている。この出来事は彼女に恐怖ではなく、むしろ肯定的な印象を残した。

研究者による考察

この事例は、地球外生命体との接触における感情的な相互作用の多様性を示す好例である。恐怖ではなく「慰め」や「守護」といったポジティブな感情が引き起こされた点は非常に興味深い。また、「意識を失った」という記述は、ミッシングタイムや、より深いレベルでの接触があった可能性を示唆している。この存在が子供を見守るかのように現れたことは、彼らが人類、特に子供たちの成長や発達に関心を持っているという説と一致する。

11. 事例11:私は不可解なほど幸せだった (I felt inexplicably happy)

この事例は、典型的なグレイタイプのエイリアンとの遭遇でありながら、目撃者の反応が極めて異例であった点で特筆に値する。通常、恐怖やパニックを引き起こす状況下で、目撃者は「説明のつかない幸福感」と「制御不能な笑い」を経験した。この異常な心理反応は、地球外生命体が人間の感情や意識に直接影響を与える能力を持つ可能性を示唆している。

事件概要

|項目|詳細| |事件発生日|2011年秋のある日の未明| |場所|米国アラバマ州(非公開)| |目撃者|"Elaine" (仮名)| |遭遇タイプ|寝室でのグレイタイプとの近接遭遇、異常な心理反応|

目撃証言と現象の詳細

2011年秋の午前3時半から4時頃、Elaineはリビングのソファで眠っていたが、何かに驚いて目を覚ました。見上げると、一体の存在が彼女を見下ろしていた。身長は150〜180cm、白い肌、そして大きく角度のついた黒い目をしていた。体は細く、頭部は大きかった。

このような存在を間近で見たのは初めてだったが、Elaineは全く恐怖を感じなかった。それどころか、彼女はこう語る。

「振り返って考えると馬鹿みたいですが、笑いたいという抑えきれない衝動に駆られたのです。私は不可解なほど幸せを感じて、ただ笑っていました。」 存在は彼女を観察するかのように身をかがめた後、消えるのではなく、「別の次元に滑り込むように」姿を消した。

物的証拠と裏付け

物的証拠はない。しかし、Elaineの笑い声が非常に大きかったため、仕事の準備をしていた母親が部屋に入ってきて「何がおかしいの?」と尋ねている。この第三者の存在が、Elaineが単に夢を見ていたのではなく、実際に覚醒し、異常な行動を取っていたことを裏付けている。

心理的影響と事後経過

Elaineはこの体験を「人生が変わった」と語っている。興味深いことに、彼女はこの遭遇があったまさにその週に空軍に入隊している。このシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)は、UFO遭遇が人生の転換期に起こりやすいという他の多くの報告と一致する。

研究者による考察

目撃者が恐怖ではなく幸福感と笑いを体験したという点は、この事例の最も重要なポイントである。これは、存在がテレパシーなどの手段を用いて、意図的に目撃者の感情状態を変化させた可能性を示唆する。また、人生の重要な節目(この場合は軍への入隊)に遭遇が起こるというパターンは、これらの存在が個人の人生の軌跡に何らかの関心を持ち、特定のタイミングで接触を図っている可能性を示唆しており、今後の研究で注目すべきテーマである。

12. 事例12:私は完全に信じられなかった (I was in complete disbelief)

この事例は、目撃者がヒーラー(レイキマスター)であるという点が特徴的であり、地球外生命体が人間の精神性や治癒能力に関心を持っている可能性を示唆する。また、遭遇中の身体麻痺(スリープパラリシスとは異なる覚醒状態での麻痺)、特異な臭い、そして遭遇後の深刻な心身への影響が詳細に報告されており、近接遭遇の物理的・心理的側面を研究する上で貴重なデータを提供する。

事件概要

項目詳細
事件発生日2019年7月のある日の夜
場所米国テキサス州(非公開)
目撃者"Ann" (仮名、レイキマスター)
遭遇タイプ身体麻痺を伴うグレイタイプとの近接遭遇、物理的・心理的影響

目撃証言と現象の詳細

2019年7月の午後9時半頃、Annは夫の隣でベッドに横になっていたが、まだ起きていた。突然、彼女の体は完全に麻痺し、目だけを動かせる状態になった。聴覚は極度に敏感になった。その時、窓のカーテンが風で揺れたかのように動き、部屋の隅に背の高いグレイタイプの存在がいるのが見えた。身長は2mから2.1mほどで、硫黄のような匂いがした。

極度の恐怖の中、レイキマスターである彼女は、自身の体を守るためにポジティブなエネルギーを放射し始めた。存在は彼女を傷つけることなく、身をかがめて彼女の体を観察しているようだった。彼女は、その存在が放つエネルギーに、なぜか「親しみ」を感じたという。数分後、存在はカーテンを通り抜けるようにして窓から去り、彼女の体の麻痺は解けた。

物的証拠と裏付け

  • 物理的痕跡: 遭遇後、床で寝ていた2匹の犬が恐怖のあまり失禁していた。これは、Annの体験が主観的な幻覚ではなかったことを示す強力な物理的証拠である。
  • 同室者の状態: 夫は異常なほど深い眠りに落ちており、全く目を覚まさなかった。これもまた、アブダクション事例で頻繁に報告される状況と一致する。

心理的影響と事後経過

遭遇後の数日間、Annは睡眠障害、関節痛、胃の不調、そして不安神経症に近い症状に悩まされた。この出来事は彼女の心身に深刻なダメージを与えた。彼女がこの体験を公表したのは、同じような体験をした人々のために自分の経験を役立てたいという思いからだった。

研究者による考察

この事例は、地球外生命体との遭遇がもたらす影響の深刻さを示している。犬の失禁という物理的証拠は、部屋の中に強力なエネルギーフィールド、あるいは恐怖を引き起こす何らかの存在が物理的に存在したことを裏付けている。目撃者がヒーラーであったこと、そして存在に「親しみ」を感じたという点は、彼女の持つ能力やエネルギーが、この存在を引き寄せた可能性を示唆している。これは、彼らが人間の精神的・エネルギー的な側面に強い関心を持っているという仮説を補強するものである。


第2部:総括分析

  1. 遭遇事例に見る共通パターンと特異点の分析

詳述してきた12のケーススタディを個別の事象として捉えるだけでなく、全体を俯瞰することで、UFO遭遇現象に内在する反復的なパターンと、逆に際立った特異点を抽出することができます。この横断的な分析は、現象の背後にある法則性や目的を理解しようと試みる研究者にとって、極めて有益な洞察をもたらします。以下に、本ケーススタディ集から浮かび上がった主要なパターンを分析します。

  • ミッシングタイム(失われた時間) 事例2、5、9では、目撃者が認識している時間と実際に経過した時間に明確な齟齬が生じています。この「失われた時間」は、目撃者が意識のない状態で何らかの体験(多くの場合、宇宙船内での検査など)をした可能性を示唆し、アブダクション(拉致)現象の重要な指標とされています。
  • 政府・軍による介入と情報隠蔽 事例1での物的証拠の没収と証言撤回への圧力、事例2での空軍関係者を名乗る男たちによる脅迫、そして事例5での軍人たちの謎の活動は、公的機関がUFO現象を極めて深刻に受け止め、積極的に情報統制を行っていることを示しています。彼らが現象を「存在しない」と公言する裏で、証拠を隠滅し目撃者を威圧する行動は、この問題の重要性を逆説的に証明しています。
  • 多様なヒューマノイドの形態 報告された存在の姿は驚くほど多様です。事例1の小型ヒューマノイド、事例3、6、10の自己発光する存在、事例7の驚異的な跳躍力を持つ存在、そして事例5や12の典型的なグレイタイプまで、その形態は多岐にわたります。この形態の多様性は、単一の種族ではなく複数の文明が地球に関与しているという『動物園仮説』を支持する可能性がある。あるいは、特定の環境や任務(例:水中作業、偵察)に最適化された、目的別のバイオロジカル・ドローンやアバターであるという解釈も成り立つ。今後の研究では、形態と遭遇の状況との相関関係を分析すべきである。
  • 目撃者への深刻な影響(心理的・物理的) 遭遇が目撃者に与える影響は、単純なものではありません。事例2や12のように、長期的な恐怖やトラウマ、身体的不調といった深刻な負の影響が報告される一方で、事例10や11では、平穏や説明のつかない幸福感といった、むしろ肯定的な心理反応が見られます。肯定的・否定的という感情反応の二極化は、遭遇の目的が画一的でないことを示唆する。幸福感や平穏は、目撃者の精神状態を安定させ、より複雑な情報伝達や手順を円滑に進めるための意図的な感情操作である可能性も考えられる。逆に、恐怖は意図せぬ副産物か、あるいは警告的なメッセージである可能性もある。
  • 物的証拠の存在と消失 事例1の金属片や事例4の着陸痕とバラ色のペーストのように、UFO現象が物理的な痕跡を残すことは珍しくありません。しかし、これらの決定的な証拠は、権力の介入(事例1)や自然現象(事例4)によって、分析される前に失われる傾向があります。これは、UFO研究における物証確保がいかに困難であるかを示すと同時に、証拠の「消失」自体が、現象の異常性を物語る一つの状況証拠とも言えます。

これらの分析を通じて明らかになるのは、UFO遭遇現象が決して一元的に説明できるものではないという事実です。その複雑性と、時に見られる一貫性のなさが、今後の研究における大きな課題であり、同時にこの分野の尽きない魅力の源泉ともなっています。

2. 結論:UFO現象の重要性と今後の課題

本ケーススタディ集で検証した12の事例は、氷山の一角に過ぎません。しかし、ポッドキャストの語り手であるプレストン・デネットが主張するように、これらの詳細な記録は、UFOとヒューマノイドとの遭遇が、世界中で発生している否定しがたい現実の現象であることを明確に示しています。政府や軍産複合体といった組織がその事実を深刻に受け止め、水面下で調査や情報操作を行っている一方で、一般市民にはその真実が意図的に隠蔽され続けているのが現状です。

目撃者が自らの体験を公に語ることには、多大な困難が伴います。嘲笑、不信、そして時には「ガスライティング(相手の正気を失わせようとする心理的虐待)」に晒されることを覚悟しなければなりません。それでもなお、彼らが勇気を持って真実を共有しようと試みるのは、その体験が彼らの人生を根底から揺るがすほど強烈で、無視することのできないものだからです。

これらの遭遇は、単なる奇妙なエピソードではありません。それは、我々人類の宇宙における立ち位置、生命の定義、そして意識の本質そのものについて、根源的な問いを投げかけています。この現象は、一部の愛好家のためだけのテーマではなく、全人類にとって重大な意味を持つ問題です。我々に課せられた課題は、嘲笑や偏見を乗り越え、これらの貴重な証言に真摯に耳を傾け、真実の探求を続けることにあります。その先にこそ、人類の新たな地平が広がっているのかもしれません。

遭遇事例の概要

AI

プレストン・デネット(Preston Dennett)氏のポッドキャストの文字起こし「I WAS IN COMPLETE DISBELIEF TWELVE FIRSTHAND FACE-TO-FACE ENCOUNTERS WITH ALIENS」の抜粋として提供されたこれらのソースは、『地球外生命体との12の遭遇』というより大きな文脈において、‌‌異星人との遭遇がいかに多様で、広範囲にわたり、そして目撃者に深刻な影響を与えるか‌‌という概要を示しています。

デネット氏は、異様なヒューマノイドの事例を探求するという自身の継続的な使命の一環として、これらの遭遇ケースを紹介しており、ヒューマノイドの事例は非常に重要であり、学ぶべきことが多く、興味深いと述べています。

以下に、これらのソースが示す遭遇ケースの概要と、その文脈における重要なテーマを説明します。


1. 遭遇ケースの範囲と目的

デネット氏が提供する12のケースは(ただし、ある箇所では「10の‌‌直近の面と向かっての‌‌遭遇」と述べられています)、‌‌遭遇事例がいかに多いかを示すこと‌‌を目的としています。

  • ‌地理的・時間的範囲‌‌:これらのケースは‌‌世界中‌‌から集められており、1965年から‌‌現在の世紀(2019年まで)‌‌にまで及びます。具体的には、ブラジルから2件、フィンランドから1件、アメリカ合衆国(アラバマ、コネチカット、ミシガン、ニューハンプシャー、ニュージャージー、オハイオ、オクラホマ、テキサス、ウィスコンシン)から9件の事例が含まれています。
  • ‌多様性‌‌:これらの事例には、「あらゆる種類のET、あらゆる種類の証拠、そして複数の目撃者によるケース」が含まれます。
  • ‌遭遇の影響‌‌:遭遇は、‌‌肉体的‌‌、‌‌感情的‌‌、‌‌精神的‌‌、‌‌心霊的‌‌な側面で人々に‌‌非常に深く影響‌‌し、その人生の行路を変える可能性があることを示しています。

2. 主要な遭遇ケースの概要

ソースでは、デネット氏が紹介する具体的な遭遇事例のいくつかが詳しく記述されており、それぞれが特有のテーマを持っています。

A. 物理的な証拠と隠蔽のテーマ

  • ‌ブラジルの異星人の遺物(Alien artifact)‌‌:1965年ブラジル、クルゼイロのケース。円盤状の乗り物から身長約70cmのヒューマノイドが出現し、ポルトガル語で「自分は別世界から来た」と話し、‌‌地球上に存在しない金属片‌‌を目撃者(ジョアン・ド・リオ)に渡しました。その後、目撃者は‌‌激しい脅迫‌‌を受け、金属片の行方や分析情報は不明となり、証言を撤回させられたように見えるという論争があります。

B. 政府の関与と脅迫のテーマ

  • ‌彼らは私を求めている(They Want Me)‌‌:1966年ニュージャージー州のケース。目撃者(タイラー)はクラフト(大きな前窓付き)と3体の人影を見て、自分が求められていると感じました。このケースには‌‌時間の欠落‌‌(missing time)が伴い、その翌日、ドアに番号のついた濃い青色の空軍車両が訪れ、政府関係者がタイラーを尋問し、この件について誰にも話さないよう‌‌脅迫‌‌し、見たものは「空軍の気象観測気球」であると説明しました。
  • ‌完全な不信感(I was in complete disbelief)‌‌:2019年テキサスのケース。レイキ・マスターである目撃者(アン)は、ベッドで‌‌体が完全に麻痺‌‌した状態で、身長6.5~7フィートの痩せたグレイ(Gray)の異星人に観察されました。遭遇後、彼女は関節の痛み、胃の不調、不安感など、‌‌身体的および心理的な影響‌‌を経験しました。

デネット氏は、政府が遭遇を「でっち上げ、幻覚、誤認識、精神疾患」として片付けることは‌‌全く誠実でない‌‌ことを示しており、政府はこれらの遭遇を非常に真剣に受け止めていると指摘しています。

C. グレイと時間の欠落のテーマ

  • ‌グレイが私を連れ去った(A Gray Took Me Away)‌‌:1975年オクラホマ州のケース。当初、目撃者(ライラ)を含む4人兄弟が上空の円盤を目撃した後、夜、ライラは寝室で3フィートのグレイに遭遇し、‌‌連れ去られた‌‌ことを示唆する‌‌時間の欠落‌‌が発生しました。
  • ‌スティクス川道路での遭遇(Humanoid Encounter on River Styx Road)‌‌:1982年オハイオ州のケース。目撃者(アンドリューら)は、窓に人影(大きな頭と長い腕)が見える構造化されたクラフトを目撃しました。遭遇時間は10~15分だったと推定されますが、帰宅すると‌‌45分間の欠落‌‌が判明しました。ヒューマノイドを見た記憶がない目撃者がいる場合、それは目撃者が思い出せないさらなる遭遇があったことの「もう一つの兆候」であるとされています。

D. 特異なヒューマノイドの出現

デネット氏は、ヒューマノイドの種類に‌‌非常に幅広いバリエーション‌‌があると指摘しています。

  • ‌三体の光るヒューマノイド(Three Glowing Humanoids)‌‌:1972年フィンランドの複数目撃ケース。3体の人型が‌‌強烈な白い光‌‌を放ちながら移動し、顔の特徴は見えず、翼のような腕を腰に置いていたと描写されています。
  • ‌顔のない異星人(It Had No Face)‌‌:1976年コネチカット州のケース。目撃された巨大な光る人影は、はっきりとした顔がなく、後頭部は平らで波形/溝状に見えました。
  • ‌跳躍する異星人(the Leaping Alien)‌‌:1977年ミシガン州の複数目撃ケース。細く、鈍い黒色の人型が、カンガルーのように‌‌約30フィート(9メートル)の大きな跳躍‌‌で道路を横切りました。

E. 異星人の関心と感情的な反応

  • ‌喉の渇いたUFO(a thirsty UFO)‌‌:1978年ブラジル、サンパウロのケース。円形のメタリッククラフトが水面近くをホバリングし、2体のヒューマノイドが「掃除機に似た黒い箱」とケーブルを用いて‌‌海水を採取している‌‌ように見えました。
  • ‌私を慰めていた(It Was Comforting Me)‌‌:1994年ウィスコンシン州のケース。幼い目撃者(レベッカ)は、強烈な白い光と金色のオーラを放つ異星人を見て、‌‌すぐに落ち着き、恐れを感じず‌‌、「私を慰めている」あるいは「守っている」ような感覚を受けました。
  • ‌説明できないほど幸せだった(I felt inexplicably happy)‌‌:2011年アラバマ州のケース。目撃者(エレーヌ)は自宅でグレイに似た異星人に遭遇した際、‌‌恐怖の代わりに、抑えきれない笑いと説明できないほどの幸福感‌‌を感じました。

3. デネット氏の研究テーマと結論

デネット氏は、これらのケースを提示することで、目撃者が嘲笑やガスライティングに怯えずに経験を共有できるよう支援したいと考えています。彼は、政府が長年にわたり、この主題を「ずさんな方法で扱ってきた」ことを非難し、もしそうしなければ「世界は全く違う場所になっていただろう」と述べています。

彼は、遭遇ケースが非常に多く存在するため、「一つのケース、あるいは10、20のケースを無視することはできても、常に別のケースがその代わりをする」と強調しています。また、多くのケースで政府関係者による訪問が続くパターンは、政府がこの遭遇を非常に真剣に受け止めていることの証拠であり、隠蔽が行われていることを強く示唆しています。


このソース群は、UFOとヒューマノイドの遭遇事例が、単なる一過性の現象ではなく、隠蔽、身体的影響、異星人の意図的な行動(遺物や水採取)、そして人間の生活における重要な転機と結びつく‌‌複雑で世界的な現象‌‌であることを示唆しています。これらの事例は、目撃者にとっての‌‌絶対的な証明(experiential knowledge)‌‌として機能しますが、公には懐疑論、混乱、不信感に直面し続けています。

事例 1

AI

プレストン・デネット氏が『地球外生命体との12の遭遇』の第一の事例として取り上げる「ケース1:エイリアンの遺物」(1965年8月14日、ブラジル・クルゼイロ)は、‌‌地球外生命体の存在を公に知らしめようとする意図‌‌と、それに伴う‌‌証拠の隠蔽‌‌という、デネット氏のポッドキャストの主要なテーマを導入する上で極めて重要な事例です。

デネット氏は、この事例を通じて、異星人との遭遇から「私たちが学べること」や「遭遇がいかに深く人々の人生を変えるか」を示すと同時に、‌‌異星人の遺物を手にした人物が直面する困難さ‌‌を浮き彫りにしています。

以下に、このケースの概要と、それがより大きな文脈で示す内容を説明します。

1. 遭遇の目的:「存在を知らせること」

デネット氏は、このケースが特に興味深いのは、‌‌地球外生命体(ET)の目標の一つが基本的に彼らの存在を知らせようとすること‌‌を示す点にあると考えています。

  • ‌目撃者と遭遇:‌‌ 1965年8月7日、ブラジル、サンパウロ州クルゼイロの工場鉄道倉庫作業員であるジョアン・ド・リオ(本名:ジョアン・デ・オリベイラ)が、近くのパライバ川で釣りをしている最中に発生しました。
  • ‌ヒューマノイドの出現:‌‌ 突然の冷たい風を感じ、振り返ると円盤状の乗り物が着陸しており、そこから「小さな男」が出現しました。そのヒューマノイドは身長約70センチメートル(2フィート強)で、大きな光る目を持ち、ポルトガル語で‌‌「自分は別の世界から来た」「円盤状の乗り物の乗組員である」‌‌と明確に話しました。
  • ‌情報の拡散要請:‌‌ このヒューマノイドはジョアンに対し、‌‌この遭遇について皆に伝えるよう‌‌指示しました。

2. 「エイリアンの遺物」が持つ意味

ジョアンが、誰も信じてくれないだろう、嘲笑されるだろうと反論した際、ヒューマノイドは遭遇の真実性を証明するために物理的な証拠を提供しました。

  • ‌証拠としての金属片:‌‌ ヒューマノイドはジョアンに小さな‌‌金属の断片‌‌を手渡し、‌‌この金属は地球上には存在しない‌‌と告げました。これは目撃者にとっての‌‌「証明」‌‌となりました。

3. 隠蔽工作と論争のテーマ

ジョアンはヒューマノイドの要求通りに話を公にし、その金属片を勤務先の工場の研究室に引き渡しましたが、その後の展開がこのケースを「論争的」にしています。

  • ‌政府の関心と脅迫:‌‌ 報告後、ブラジル空軍の士官らがジョアンに面会し、このケースに‌‌「大きな関心」‌‌を示しました。その後、SBEDVの調査員は、ジョアンが接触体験について公に話した後、‌‌「激しく脅迫された」‌‌と述べています。
  • ‌証言の撤回:‌‌ 4日後、別の新聞が、ジョアンが証言を撤回し、問題の金属片は実際には義母がバナナの木のそばで見つけた‌‌「ただの石」‌‌であると報じました。
  • ‌証拠の消失:‌‌ この金属片の行方や、それに対する分析情報も‌‌「紛失している」‌‌とされています。調査員らは、もしそれがただの石だったのなら、なぜ見ることができないのかと疑問を呈しています。

デネット氏は、調査員によるとジョアンが‌‌脅迫され、証言を撤回するよう強制されたように見える‌‌と結論付けています。

4. 信頼性を裏付ける傍証

このケースには論争が伴うものの、ジョアンの証言を裏付ける傍証が存在します。

  • ‌工場付近の目撃:‌‌ 工場近くの作業場で働く数人が、ジョアンの遭遇があった時期に、3日連続で‌‌光る物体‌‌が工場からそう遠くない場所でホバリングしているのを観察していました。この事実は、ジョアンのケースに‌‌「信頼性をさらに高める」‌‌とデネット氏は述べています。

より大きな文脈における重要性

このケースは、デネット氏が追求する「遭遇がいかに多いか」という目的 の初期の事例であると同時に、彼の研究全体に貫かれる以下の重要なメッセージを提示しています。

  1. ‌ETのコミュニケーションの試み:‌‌ 異星人は意図的に接触し、物理的な証拠(遺物)を残そうとすることがある。
  2. ‌公式な隠蔽の存在:‌‌ 政府関係者(この場合は空軍)が関与し、目撃者を脅迫し、証拠(金属片)を消失させることで、遭遇の真実性が公にならないよう操作されている。

この「エイリアンの遺物」ケースは、異星人との遭遇が、目撃者の絶対的な知識(体験的知識) であっても、‌‌隠蔽と不信‌‌によって公の記録から消去されるというパターンを示す、デネット氏のコレクションにおける最初の例となっています。

事例 2

AI

プレストン・デネット氏の『地球外生命体との12の遭遇』の文脈において、「ケース2:彼らは私を求めている」(1966年6月、米国ニュージャージー州スコッチプレーンズ)は、‌‌異星人との親密な遭遇が政府による隠蔽工作と直接結びつき、目撃者の人生を永遠に変える‌‌というテーマを示す、極めて重要な事例です。

デネット氏は、このケースを提示することで、政府が遭遇を真剣に受け止めているにもかかわらず、公にはそれを否定し、目撃者を脅迫しているという自身の主張を裏付けています。

以下に、このケースがより大きな文脈で何を伝えようとしているのかを説明します。

1. 遭遇の概要と「時間の欠落(Missing Time)」

この事例は、タイラー(Tyler:仮名)という若い目撃者による単独の遭遇であり、‌‌時間の欠落‌‌と、その後の‌‌政府の介入‌‌を伴っています。

  • ‌遭遇の瞬間と異星人の意図:‌‌ 1966年6月のある夕方、夕食後にゴミ出しをしていたタイラーは、静電気のようなノイズと自分の体毛が逆立つ感覚を覚えました。彼は、大きな前窓を持つ、モダンで長くて鈍く光る円盤状の乗り物と、中にいる‌‌3体の人影‌‌を目撃しました。タイラーは動けなくなり、彼らが‌‌「自分を求めてやって来た」‌‌ことを直感的に理解しました。
  • ‌時間の欠落:‌‌ タイラーが悲鳴を上げて家に戻ったとき、当初はまだ明るかったにもかかわらず、外は‌‌暗くなっていた‌‌ことが判明しました。デネット氏は、これは「時間の欠落(missing time)」があったことを示していると指摘しています。
  • ‌警察への通報:‌‌ タイラーの父親が警察に通報したところ、近くのワチョング山脈上空で不審な光を見たという通報が他にも寄せられていたことが判明しました。

2. 政府による迅速な介入と脅迫

このケースは、UFO遭遇後の政府による迅速かつ威圧的なフォローアップの典型的なパターンを示しています。デネット氏は、遭遇を「ホラ、幻覚、誤認、精神疾患」として片付ける政府の姿勢が「全く誠実ではない」と批判するための証拠として、この事例を利用しています。

  • ‌訪問の予告:‌‌ その日の夜遅く、電話があり、翌日、目撃について話し合うために訪問があること、そしてタイラーと直接話したいという要求が伝えられました。
  • ‌空軍車両の訪問:‌‌ 翌日、ドアに番号のついた‌‌濃い青色の空軍車両‌‌が到着し、‌‌非常に公的な(official)‌‌外観をしていました。
  • ‌尋問と脅威:‌‌ 2人の男性がタイラーと両親を別々に、そして一緒に尋問しました。そして、彼らはタイラーに対し、もしUFOの件を報告すれば‌‌「残りの人生で子供たちに容赦なくからかわれ、人生は台無しになる」‌‌ため、誰にも話さないよう伝えました。
  • ‌偽の公式説明:‌‌ 訪問者たちは、タイラーが見たものは‌‌「空軍の気象観測気球」‌‌であり、もうそれについて話すべきではない、と説明しました。
  • デネット氏は、この指示を‌‌「脅迫のように聞こえる」‌‌と明確に述べています。

3. 遭遇の深刻な影響と隠された記憶

この遭遇は、タイラーのその後の人生に永続的な影響を与えました。この影響は、遭遇が目撃者が意識的に覚えている以上に深刻であったことを示唆しています。

  • ‌長期的な心理的影響:‌‌ タイラーはその後何年もの間、暗闇の中で一人で外にいることを恐れるようになりました。
  • ‌潜在的な機内遭遇の兆候:‌‌ 彼はまた、「家を見下ろしながら自由に飛び回る奇妙な夢」や「体外離脱のような経験」、そして「眠っている間に落ちる感覚」といった‌‌「赤信号」‌‌となる体験をし始めました。
  • デネット氏は、時間の欠落があったこと、およびこれらの後遺症から、この遭遇には彼が覚えている以上のことがあり、‌‌「機内での遭遇(on-board encounter)」‌‌があった可能性が高いと推測しています。
  • ‌報告までの遅延:‌‌ タイラーがこの出来事を報告するまで‌‌丸50年‌‌を要したという事実は、この主題を取り巻く敵対的な雰囲気と、証言を公にすることへの恐怖を反映しています。

より大きな文脈における重要性

「ケース2:彼らは私を求めている」は、デネット氏の研究全体における‌‌隠蔽工作の重要性‌‌を強調しています。

デネット氏は、ブラジルでの「ケース1:エイリアンの遺物」において、目撃者が脅迫され、証言を撤回させられた可能性を示唆しましたが、ケース2では、政府関係者による訪問が‌‌目撃者の遭遇の直後にパターンとして続いている‌‌ことを明確に示しています。これは、政府がUFOとヒューマノイドの遭遇を非常に真剣に受け止めている証拠であり、彼らが公に主張する懐疑論(でっち上げ、幻覚など)が「全く誠実でない」ことを証明しています。

この事例は、目撃者にとっての‌‌体験的な知識(experiential knowledge)‌‌が、いかにして公式の力によって無効化され、社会的な不信感の中で押し潰されてしまうかを示す典型例となっています。これは、デネット氏がポッドキャストを通じて取り組んでいる、証拠を公にし、隠蔽を終わらせるという使命に不可欠な事例です。

事例 3

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プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』の文脈において、「ケース3:3体の光るヒューマノイド」(1972年12月14日、フィンランド・ロハラ)は、‌‌「非常に珍しいヒューマノイド」‌‌の存在と、‌‌複数の証言による遭遇の確実性‌‌を強調するために提示された事例です。

このケースは、世界中からの多様な遭遇事例を紹介するというデネット氏の目的 の一環であり、特に‌‌多人数による目撃が、懐疑的な見方を払拭するのにいかに役立つか‌‌ を示す役割を果たしています。

以下に、ソースがこのケースについて伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の状況と特異なヒューマノイドの描写

この遭遇は、北欧の遠隔地で、複数の目撃者によって長時間にわたり観察されました。

  • ‌最初の目撃と確認:‌‌ 1972年12月14日の午前2時30分、農夫のヴァイコ・キヴィヨヤ(Vaiko Kivijoja)が、ロハラ村の森の曲がりくねった道路を運転中に、道路の左側に‌‌3つの明るい光‌‌を見つけました。
  • ‌ヒューマノイドの出現:‌‌ ヴァイコが車を止めると、その光は実際には‌‌強烈な白い光を放って輝く3体の人型‌‌であることがわかりました。
  • ‌体つき:‌‌ ヴァイコは、彼らが丸い頭を持っているが、‌‌顔の特徴は見えなかった‌‌と説明しました。また、彼らは‌‌翼のような腕‌‌を腰に置いており、音を立てずに‌‌静かに簡単に‌‌歩いていました。
  • ‌行動と反応:‌‌ ヴァイコが車を旋回させ、ヘッドライトを直接当てた際、生き物たちは彼に‌‌全く注意を払っているように見えなかった‌‌と報告されています。

2. 複数の証言による確証

デネット氏にとって、このケースの最も重要な側面は、目撃者がすぐに他の証言を得たことと、第三者の独立した報告が存在することです。

  • ‌第2の目撃者:‌‌ ヴァイコは、目の前の光景に驚愕し、友人のセッポ・オヤ(Seppo Oja)の家に戻り、彼を連れ出しました。セッポは当初懐疑的でしたが、ヴァイコが真剣なのを見て同意しました。
  • ‌共同での観察:‌‌ 二人は現場に戻り、ヒューマノイドたちがまだそこにいるのを見て驚きました。彼らは道路を離れ、約100メートル離れた小さな丘に向かって歩いており、彼らを囲む‌‌明るく輝く光‌‌が周囲の木々を照らしている様子を‌‌約10分間‌‌観察しました。その後、光は消え去りました。
  • ‌物理的証拠の欠如:‌‌ 彼らは外に出て証拠を探しましたが、異常なものは何も見つかりませんでした。
  • ‌第3の独立した目撃者:‌‌ その約5時間後、最初の遭遇場所から約10キロメートル離れた別の道路で、ハイモ・マティラという酪農作業員が、‌‌明るい緑色の物体‌‌(直径約2メートル、地面から約1メートルの高さ)が非常にゆっくりと飛行しているのを目撃しました。この物体は障害物を巧みにかわしており、「明らかに制御されていた」とされています。

3. より大きな文脈における重要性

デネット氏は、このケースから以下の教訓を引き出しています。

  1. ‌多様なヒューマノイドの存在:‌‌ この事例で目撃された、‌‌強烈に光り輝き‌‌、顔の特徴がなく、翼のような腕を持つ人型は、異星人の種類には‌‌非常に幅広いバリエーション‌‌があるという彼の主張を裏付けています。
  2. ‌懐疑論への対抗策:‌‌ デネット氏は、このケースが「最初は単一の目撃者であったが、すぐに別の目撃者を得て、その証言が裏付けられ、さらに知られていない3人目の目撃者もいた」という構造を持つため、「これほど多くの目撃者がいる場合、‌‌ねつ造、幻覚、誤認などの結果としてケースの信用を失墜させるのは難しい‌‌」と結論付けています。

このケースは、以前の事例(ケース1やケース2)で示された政府による隠蔽や、目撃者が受ける世間の嘲笑 の問題に対し、‌‌複数の独立した証言がいかに強力な対抗手段となり得るか‌‌を示す、証拠の堅牢性に焦点を当てた重要な一例として位置づけられています。

事例 4

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プレストン・デネット氏が『地球外生命体との12の遭遇』の事例として紹介する「ケース4:ハンプトンビーチのエイリアン」(1974年5月20日、米国ニューハンプシャー州)は、‌‌物理的な着陸痕跡‌‌を伴う詳細な遭遇でありながら、‌‌目撃者の信頼性に関する論争‌‌により証拠が失われてしまったという、デネット氏の研究における‌‌「フラストレーション」‌‌の側面を象徴するケースです。

この事例は、デネット氏が提唱する「遭遇がいかに多様であるか」を示すとともに、いかにして貴重な物的証拠が失われ、その主題に対する不信感が生まれるかを示しています。

以下に、このソースが「ケース4」について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の詳細と特異なヒューマノイド

このケースは、着陸、ヒューマノイドの出現、そして着陸痕跡を伴う、非常に詳細な単独目撃事例です。

  • ‌着陸の状況:‌‌ 1974年5月20日の深夜、目撃者ミスター P.(Mr. P.)がハンプトンビーチで泳いでいるとき、彼は円盤状の物体が海の上を水平に飛行し、停止、ホバリングした後、垂直にビーチに着陸するのを目撃しました。着陸地点は干潮時の潮位線すぐ下でした。
  • ‌物理的兆候:‌‌ ミスター P.は、機体から「脈打つようなハミング音」と電気モーターのような音を聞き、さらに‌‌機体から熱が発せられている‌‌のを感じるほど接近していました。
  • ‌ヒューマノイドの出現:‌‌ 午前12時30分、機体の下面に蝶番式の開口部が現れ、‌‌身長6フィート(約183cm)のヒューマノイド‌‌が出現しました。この人物は、‌‌かさばる一体型のジャンプスーツ‌‌を着用しており、‌‌顎のライン近く‌‌と‌‌背中の下方‌‌から‌‌2本のホース‌‌が出ているのが目撃されました。デネット氏は、これが何らかの呼吸装置である可能性を示唆しています。
  • ‌行動と離陸:‌‌ その人物は短時間だけ砂の上に足を踏み出し、直ちに開口部を通って機内に戻り、開口部は閉鎖されました。その後、機体は垂直に上昇し、水平に海の上を飛び去りました。

2. 物理的痕跡の損失と重要性

この遭遇の最もフラストレーションの残る点は、着陸痕跡(物理的証拠)が確認されたにもかかわらず、保存されなかったことです。

  • ‌着陸痕跡の確認:‌‌ ミスター P.は、機体が着陸した場所を懐中電灯で確認し、着陸パッドによるものと思われる‌‌4つのマーク‌‌と、その中に‌‌バラ色の液体状のペースト‌‌のようなものがあるのを発見しました。
  • ‌証拠の消失:‌‌ しかし、翌朝、満潮によりこれらの着陸痕は洗い流されてしまいました。
  • ‌デネット氏のコメント:‌‌ デネット氏は、これは非常に苛立たしいケースだと述べています。なぜなら、ここでは「非常に優れた着陸痕跡の証拠」があるように見えたのに、写真撮影や検査が一切行われなかったためです。

3. 目撃者の信頼性に関する論争と外部からの確証

この事例は、目撃者自身の過去の行動が証言に影を落としているという点で論争的ですが、デネット氏は外部証拠によってケースの信憑性が保たれていると主張しています。

  • ‌ミスター P.への疑問:‌‌ 調査員はミスター P.を「善良な働き手、陽気で好感の持てる真面目なキリスト教徒」と評しながらも、同時に‌‌「単純な考え方(simple-minded)」‌‌と表現しています。さらに、後にミスター P.が職場の資金の紛失について嘘をついたことを告白したため、彼の雇用主は彼の性格と信頼性について疑問を投げかけました。
  • ‌擁護の論点:‌‌ 研究者ジョン・オズワルドは、ミスター P.のような精神能力を持つ人物が、これほど詳細なUFO報告を‌‌でっち上げられるはずがない‌‌と確信しました。また、ミスター P.は嘘発見器テストを受けることに同意しました(ただし、実行はされなかった)が、デネット氏は、この同意自体が彼の証言に一定の信頼性を与えると見ています。
  • ‌外部からの裏付け:‌‌ 決定的に重要なのは、この地域で同時期に‌‌小規模なUFO多発現象(flap)‌‌が発生していたことです。同年4月8日から6月18日の間に、異常な光や固形の乗り物の目撃、そして少なくとも‌‌1回の着陸の可能性‌‌を含む‌‌6件の他のケース‌‌があり、これがミスター P.の報告に「信憑性を加える」要素となっています。

より大きな文脈における重要性

この「ケース4」は、デネット氏のポッドキャストにおける以下のテーマを強調しています。

  1. ‌珍しいヒューマノイドの探求:‌‌ 宇宙服と呼吸装置のようなものを着用した6フィートのヒューマノイドの存在は、デネット氏が探求している「非常に幅広いバリエーションのヒューマノイド」の例として機能しています。
  2. ‌真実の証明の難しさ:‌‌ 政府による隠蔽(ケース1、2)だけでなく、‌‌目撃者自身の信用性の問題‌‌や‌‌証拠の脆弱性‌‌(潮に洗い流されるなど)によっても、遭遇の真実を公に証明することがいかに困難であるかを示しています。
  3. ‌核施設への関心:‌‌ 遭遇場所からわずか1.8マイル西で原子力発電所(Next Era Energy Seabrook Station)の建設が始まっていたという事実は、UFOが地球上の技術的・軍事的な場所に特に関心を持っているという、一般的なUFO研究のパターンを示唆しています。

この事例は、強力な証拠を伴う遭遇が、記録の不備と目撃者の個人的な欠点によって永遠に「論争的」な状態に置かれてしまうという、UFO研究の根本的なジレンマを提示しています。

事例 5

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プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』のより大きな文脈において、「ケース5:グレイが私を連れ去った」(1975年5月、米国オクラホマ州オクラホマシティ)は、‌‌初期の複数目撃によるUFO観察が、個人的で深刻な拉致(アブダクション)体験へと移行する典型的なパターン‌‌、および‌‌政府機関による遭遇現場への関与‌‌を示す事例として提示されています。

デネット氏は、このケースを、懐疑的な風潮の中で目撃者が経験を公にするのに時間がかかること(このケースも該当します)、そして遭遇が人々の人生をいかに深く変えるかを示すものとして位置づけています。

以下に、このソースがこのケースについて伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 「単純な目撃」から「密接な遭遇」への移行

デネット氏は、このケースが「単純な目撃は、しばしばより密接な遭遇の先行現象となる」というパターンに合致していることを強調しています。

  • ‌最初の目撃(複数証言):‌‌ 1975年5月のある晴れた日、4人の兄弟姉妹が自宅の庭で遊んでいるときに、空に「‌‌灰銀色の円盤状の物体‌‌」を目撃しました。それはかなり高い位置にありましたが、周囲に窓があることが確認できるほど大きかったとされています。
  • ‌奇妙な挙動:‌‌ 目撃者の一人ライラ(Lila、仮名)が、若者らしくふざけて一方の側からもう一方の側へジャンプするたびに、空の物体も同じ動きをしたため、彼らは「‌‌監視されている‌‌」と感じ、家の中に入りました。これでこの日の目撃は終了しました。

2. 寝室への侵入と「時間の欠落」

その日の夜、ライラと妹が寝室にいたときに、遭遇はより個人的なものへとエスカレートしました。デネット氏は、ヒューマノイドを目撃する最も一般的な場所の一つが寝室であると指摘しています。

  • ‌前兆:‌‌ 彼女たちは、家の横で‌‌馬のひづめが速く、大きく、駆けているような音‌‌が聞こえ、それが窓の真下で突然止まったのを聞きました。その後、分厚いカーテン越しに、‌‌光が回転し点滅している‌‌のを目撃しました。
  • ‌グレイの出現:‌‌ 恐怖を感じた二人が毛布をかぶっていると、ライラは誰かが自分の名前を繰り返しささやくのを聞き、毛布の下から覗きました。彼女が目撃したのは、‌‌身長3フィート(約90cm)のグレイ‌‌の男性の存在でした。
  • ‌グレイの特徴:‌‌ 皮膚は「薄片状(flaky skin)」で、大きくて黒っぽい目、卵形の大きな頭、鼻と口はピンホール状で、耳や性器は見られませんでした。
  • ‌コミュニケーションと拉致:‌‌ グレイはテレパシー(少年のような声)でライラのファーストネームを呼んでいました。ライラは「彼が私を連れ去り、連れ戻した」が、「どこに連れて行かれたのか、他の誰かを見たのかは思い出せない」と述べています。
  • ‌時間の欠落の確認:‌‌ 翌朝、妹がライラに「一晩中どこにいたの?」と尋ねたことで、‌‌時間の欠落(missing time)‌‌があったことが確認されました。デネット氏は、ライラが時間を欠落させたという事実は、妹の証言によって裏付けられており、このケースの‌‌信頼性‌‌を高めていると述べています。また、デネット氏は、この状況からライラが「‌‌機内での遭遇(on-board encounter)‌‌」を経験した可能性が高いと推測しています。

3. 軍関係者による現場への介入

このケースは、以前のケース(ケース2:ニュージャージー州の遭遇)と同様に、遭遇直後に政府または軍の関係者が現れるという、デネット氏の研究における‌‌隠蔽のテーマ‌‌を裏付けています。

  • ‌軍と黒服の男:‌‌ 遭遇の翌日の午後、ライラがバス停から自宅へ歩いて帰る途中、道路脇に‌‌軍人‌‌と‌‌黒いスーツを着た数人の男‌‌、そして大きな高級な黒い車が止まっているのを目撃しました。
  • ‌奇妙な行動と威嚇:‌‌ 軍人たちは、ライラには「‌‌紫色の骨‌‌」のように見えるものを拾い上げ、軍用トラックに投げ込んでいました。ライラが黒服の男たちを見つめると、彼らは彼女をじっと見つめ返し、‌‌眉をひそめて‌‌(frowned)、彼女が視線を逸らすまで威嚇的な態度をとりました。

4. より大きな文脈における重要性

「ケース5:グレイが私を連れ去った」は、デネット氏のコレクションにおいて、以下の重要な側面を強調しています。

  1. ‌アブダクションの現実:‌‌ この事例は、時間の欠落を伴う典型的なアブダクション(拉致)のプロファイルを示しており、ヒューマノイド遭遇が単なる目撃以上の、より深い相互作用を含むことを示唆しています。
  2. ‌グレイの描写:‌‌ 3フィートのグレイの詳細な描写は、デネット氏が探求する「あらゆる種類のET」の一部であり、典型的なグレイ像(大きな頭、大きな目、小さな鼻と口)を提供しています。
  3. ‌隠蔽のパターンの再確認:‌‌ ブラジルのケース(ケース1)やニュージャージーのケース(ケース2)と同様に、遭遇の直後に「軍産複合体」や「情報機関」と関連付けられる可能性のある人物(軍人と黒服の男たち)が現場に現れ、目撃者を威嚇し、証拠(紫色の骨?)を収集している様子が描かれており、政府がこの主題を「非常に真剣に受け止めている」というデネット氏の主張を補強しています。

このケースは、遭遇がライラの人生を「決して元に戻れない」ほど深く影響し、彼女が経験の真実を知るために催眠療法を望んでいるという点で、デネット氏の提示する遭遇の‌‌「深刻さ」‌‌を強く印象づけるものとなっています。

事例 6

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プレストン・デネット氏の『地球外生命体との12の遭遇』のより大きな文脈において、「ケース6:顔がなかった」(1976年1月11日、米国コネチカット州ハムデン)は、‌‌異星人の形態の異常な多様性‌‌と、‌‌子供たちが遭遇の重要な目撃者となり得る理由‌‌を強調するために提示されています。

このケースは、標準的な遭遇パターン(例えば、典型的なグレイ)から逸脱した、非常に特異なヒューマノイドの類型を紹介する目的で選ばれています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. ヒューマノイドの異常な特徴と多様性

このケースの主要な論点は、目撃されたヒューマノイドが持つ極めて珍しい外見です。デネット氏は、自身の継続的な使命として「異様な新しいヒューマノイドを探求する」ことの重要性を述べており、この事例はその多様性を示す重要なピースです。

  • ‌光る、顔のない存在:‌‌ 14歳のボビー・F.が最初に目撃したのは、フヨウマメの茂みの近くに浮かんでいる‌‌巨大な光る人影‌‌でした。
  • ‌顔の特徴の欠如:‌‌ ボビーは、その人影をかなり近くから(約400フィート離れた場所から)見ましたが、‌‌明確な顔の特徴が見えなかった‌‌と述べています。
  • ‌特異な頭部:‌‌ その背後の頭部は「本当に異常で、‌‌ほとんど平らで波形または溝状‌‌に見えた」と描写されています。
  • ‌身体的特徴:‌‌ 3人の少年たちは、この人影には‌‌首がなく、腕も見えなかった‌‌という点で意見が一致しています。
  • ‌光の強さ:‌‌ 人影の頭部は非常に明るく輝いており、その光は高さ約7~8フィート、周囲9フィートにまで及んでいました。さらに、それより少し光の弱い銀色の外側の光が、さらに9フィート外側まで広がっていました。

デネット氏は、光るヒューマノイドの報告自体は「決して珍しいものではなく、実際にはかなり一般的だ」と指摘しつつ、その光の発生源や、もし間近で見たらそれがグレイなのか、人間に見えるETなのか、と疑問を呈しています。

2. 複数の目撃者と子供たちの役割

この遭遇は、デネット氏が信頼性の高さを主張する「複数目撃者」によるケースです。また、遭遇が子供たちによって目撃されたという事実は、彼の研究の重要な側面を強調しています。

  • ‌複数目撃:‌‌ 14歳のボビーが目撃した後、すぐに13歳のグレンと16歳のジェリーの友人2人が合流し、3人でその奇妙な光景を観察しました。
  • ‌子供の目撃の重要性:‌‌ デネット氏は、子供たちがUFOやヒューマノイドの目撃者のかなりの割合を占めている理由として、彼らが大人よりも「屋外で遊んだり、探検したりする時間がずっと長い」ためだと説明しています。

3. 人間の行動による遭遇の終結

このケースは、人間側からの介入によって遭遇が終結したという、興味深い詳細を含んでいます。

  • ‌ライフルによる威嚇射撃:‌‌ 少年たちが懐中電灯を当てて観察を試みた後、3度目に人影が姿を現した際、ジェリーはライフルを構え、その頭上に向けて‌‌2発の銃弾を発砲‌‌しました。
  • ‌遭遇の終了:‌‌ 銃声の後、その生物は3度目の降下をし、その後は二度と目撃されませんでした。デネット氏は、子供の一人がETに向かって(上空に)発砲したという事実が「遭遇を終わらせたようだ」と述べており、これは驚くことではないとコメントしています。

より大きな文脈における重要性

「ケース6:顔がなかった」は、デネット氏が『地球外生命体との12の遭遇』で提示する、遭遇現象の包括的なパレットの一部として機能しています。この事例は、前のケースで取り上げられた政府の隠蔽(ケース1、2、5)や、時間の欠落(ケース2、5)といった要素はありませんが、代わりに、‌‌地球外からの訪問者がいかに多様な形態を持つか‌‌、そしてその現象がいかに‌‌世界中の民間人、特に若者に影響を与えているか‌‌を示す証拠となっています。

このケースは、もし懐疑論者が「グレイ」のような一般的なETの描写を否定したとしても、デネット氏の研究には、このフィンランドのケース(ケース3)やこのコネチカットのケースのように、容易に説明のつかない‌‌「終わりのないパレードのような異なるヒューマノイドの類型」‌‌が存在するという彼の主張を強化しています。

事例 7

AI

プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』の文脈において、「ケース7:跳躍するエイリアン」(1977年10月15日、米国ミシガン州ミッドランド)は、‌‌異星人の移動様式の異常な多様性‌‌と、‌‌短い遭遇でも目撃者に絶対的な確信を与える力‌‌を示すために選ばれた事例です。

デネット氏は、異様な新しいヒューマノイドを探求するという自身の継続的な使命の一環としてこの事例を紹介しており、このケースは特に、ヒューマノイドがいかに幅広いバリエーションを持つかという彼の主張を裏付けています。

以下に、このソースがこのケースについて伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の特異性:異常な移動様式

デネット氏は、このケースの「最も興味深い側面」は、‌‌この異星人がどのように動いていたか‌‌であると強調しています。

  • ‌複数目撃:‌‌ このケースは、ミセス・フォスターとその娘ローリという二人の目撃者による多人数目撃事例です。
  • ‌跳躍の出現:‌‌ 1977年10月15日の午後5時30分頃、二人が運転していると、道路の右側から奇妙な生物が‌‌約4フィート(約1.2メートル)の弧を描いて跳び出し‌‌、約200フィート(約60メートル)先の道路の真ん中に着地しました。
  • ‌カンガルーのような動き:‌‌ 着地後すぐに、その人型は空中に跳ね返り、‌‌カンガルーに非常によく似た大きな跳躍‌‌で、道路左側の茂みに向かって消えていきました。
  • ‌驚異的な跳躍距離:‌‌ 目撃者たちは、この跳躍の距離が‌‌約30フィート(約9メートル)‌‌に及んだと推定しています。

2. ヒューマノイドの特異な外観

目撃された生物は、典型的な人間や一般的な異星人の描写とは異なる、特異な特徴を持っていました。

  • ‌体形:‌‌ その姿は人型(ヒューマノイド)であり、直立しており、‌‌非常に痩せていました‌‌。頭、首、胴体は通常の人間とほぼ同じ比率でしたが、細身の十代の少年のサイズと体格でした。
  • ‌色と質感:‌‌ 頭からつま先まで‌‌滑らかで鈍い黒色‌‌をしていました。
  • ‌腕の欠如:‌‌ その人物に腕があったとしても、二人の女性のどちらにも‌‌はっきりと見えなかった‌‌と報告されています。

3. 目撃者への影響と確信

このケースは、わずか60秒間の短い目撃であったにもかかわらず、目撃者の人生を永遠に変えるほどの深い影響を与えました。

  • ‌体験的知識:‌‌ デネット氏は、目撃者たちは写真を撮ることはできませんでしたが、「今や彼らは信者になっただけでなく、知っている」と述べており、この経験が彼らにとって‌‌「絶対的な証明」‌‌すなわち‌‌体験的知識(experiential knowledge)‌‌となったことを示しています。
  • ‌政府の隠蔽と対比:‌‌ デネット氏は、目撃者が現場を離れた後、二人とも恐ろしすぎて外に出て確認することができなかったこと、そしてほとんどの目撃者が恐怖から名乗り出ることを恐れていること は、政府による隠蔽工作が全人類に深刻な影響を与えているという彼の広範な主張を補強しています。

4. 信頼性の裏付けと研究者の関与

このケースは、デネット氏の他の事例と同様に、信頼できる研究者によって調査されています。

  • ‌MUFONの関与:‌‌ このケースは、相互UFOネットワーク(MUFON)の共同創設者兼責任者であるウォルト・アンドラス氏から直接得られたものです。アンドラス氏は、目撃者から直接送られた手紙を受け取ってこの経験を調査しており、デネット氏はこれを「非常に深刻なケース」であると評価しています。
  • ‌周辺の多発現象:‌‌ 目撃者自身はUFOを見ていませんが、アンドラス氏によると、前年にその地域で‌‌一連の目撃情報‌‌があったことが、フォスター親子の報告に信憑性を加えています。

この「跳躍するエイリアン」の事例は、遭遇現象が単なる標準化された「グレイ」のカテゴリーに収まらないこと、そして公式の説明や記録がなくとも、目撃者にとっては揺るぎない現実となるというデネット氏の主要なメッセージを強化しています。彼は、この特異な行動の背後に別のUFOがあった可能性を示唆し、さらなる情報が隠蔽されていることへの懸念を表明しています。

事例 8

AI

プレストン・デネット氏の『地球外生命体との12の遭遇』というより大きな文脈において、「ケース8:喉の渇いたUFO」(1978年3月23日、ブラジル・サンパウロ)は、‌‌異星人の行動の多様性、特に地球の資源(水)への関心‌‌、および‌‌目撃者を圧倒するほどの詳細で異様な遭遇‌‌の存在を証明するために紹介されています。

デネット氏は、このケースを提示することで、UFO現象が単なる観察ではなく、地球外生命体による‌‌具体的な活動と装置の使用‌‌を含んでいるという彼の主張を裏付けています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の目的:水資源の採取

このケースは、UFOが地球上の水に関心を示している、数多くの事例の一つとしてデネット氏に認識されています。

  • ‌遭遇の状況:‌‌ 1978年3月23日の夕方6時、目撃者ジョアン・イナシオ・リベイロ氏(当時47歳)は、ブラジル・サンパウロのグアウバ近くの海岸を歩いている際に遭遇しました。
  • ‌機体の行動:‌‌ 直径30フィート(約9メートル)の円形のクラフトが水平線に現れ、急接近して停止し、岸から約250フィート(約76メートル)離れた海面すれすれの位置で静止しました。この機体は、青、赤、緑、ライラック色のライトで覆われた光沢のあるメタリックな球体の外観をしており、上部にドームと3つの円形窓がありました。
  • ‌資源採取の疑い:‌‌ その後、乗組員はこの機体を海水の上で繰り返し誘導しました。目撃者は明言していませんが、デネット氏は、これが‌‌海水を採取する‌‌目的であった可能性が非常に高いと推測しています。

2. 特異なヒューマノイドと装置

この事例は、ヒューマノイドが使用する装置やその特異な外観の詳細を提供し、遭遇の信憑性を高めています。

  • ‌ヒューマノイドの出現と特徴:‌‌ 2体の身長約3フィート(約1メートル)のヒューマノイドがクラフトの真上に現れ、立っていました。彼らはタイトフィットの灰色がかった衣服を着用し、はげ頭で、小さすぎる口と鼻、そして顔のサイズに不釣り合いな‌‌突き出た目‌‌を持っていました。
  • ‌使用された装置:‌‌ 1体が「スティック(棒)」のようなものを持っていたのに対し、もう1体は‌‌ケーブルと「掃除機に似た黒い箱」‌‌を持っていました。彼らはこの装置を使って作業を行っていたように見えました。
  • ‌観察時間:‌‌ リベイロ氏は、この一連の作業とヒューマノイドの様子を‌‌10分間フルで‌‌観察しました。デネット氏は、これが一瞬の目撃ではないため、「容易に説明しがたい」異様な出来事であると強調しています。

3. 高度な技術と証拠の堅牢性

クラフトの挙動は、地球上の技術では説明が難しい高度な能力を示しています。

  • ‌水の攪乱の欠如:‌‌ 機体が水面すれすれにホバリングしていたにもかかわらず、‌‌水面に一切の攪乱(ざわめき)を生じさせなかった‌‌ことが特筆されています。その後、フィギュアが機内に戻り、クラフトが約30フィートまで上昇した後、‌‌水中に飛び込みました‌‌が、その際も「乱流も泡も波も発生させなかった」とされています。目撃者はシューという音を聞いたと報告しています。
  • ‌報告の信頼性:‌‌ 一部の誤報では水中に激しい乱流があったとされたものの、デネット氏は、‌‌目撃者自身の証言‌‌によれば水は全く攪乱されていなかったとしており、この第一人称の証言の信頼性を強調しています。

より大きな文脈における重要性

「ケース8:喉の渇いたUFO」は、デネット氏の研究におけるブラジルからの2件目のケースであり、以下のテーマを補強しています。

  1. ‌世界的な現象:‌‌ ブラジルの初期のケース(ケース1)と同様に、国際的な事例を紹介することで、遭遇が米国に限定されない‌‌世界的な現象‌‌であることを示しています。
  2. ‌体験的知識の強さ:‌‌ 10分間にわたる、金属製のクラフトとその上に立つ異星人の詳細な観察は、目撃者にとって、その体験がこの世界のものではないという「絶対的な証明」となったことを意味しています。
  3. ‌ヒューマノイドの目的:‌‌ この事例は、異星人が地球の資源、特に水に具体的な関心を持っている可能性を示しており、彼らが地球上で何らかの「ミッション」や活動を行っているというデネット氏の広範な仮説を裏付けています。

この遭遇は、目撃者リベイロ氏が恐れを感じて現場から逃げ去るほどの影響を与えつつも、彼が「クラフトがこの世界のものではないと確信している」という体験的知識を残しました。

事例 9

AI

プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』のより大きな文脈において、「ケース9:Riverプレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』のより大きな文脈において、「ケース9:River Styx Roadでの遭遇」(1982年5月、米国オハイオ州チャタム)は、‌‌「時間の欠落(missing time)」を伴うアブダクションの可能性‌‌と、‌‌目撃者間での記憶の乖離がアブダクションの赤信号であること‌‌を示すために提示された、重要な複数目撃事例です。

デネット氏は、このケースを通じて、遭遇現象の真実性を証明する上で、目撃者自身が意識的に認識している以上の、隠された出来事(機内での遭遇)が存在する可能性を強調しています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の経緯と理論のエスカレーション

この遭遇は、夜間の運転中に発生し、目撃者たちが観察している物体の正体を、既知の概念から徐々に排除していく過程(理論のエスカレーション)を経ています。

  • ‌目撃者と場所:‌‌ 1982年5月の晴れた夜、午後7時頃、アンドリュー(Andrew、仮名)が運転し、友人が助手席に乗って、オハイオ州チャタムのRiver Styx Roadを南東に運転していました。
  • ‌最初の観察:‌‌ 彼らは、開いたサンルーフから、空の唯一の雲の後ろに‌‌非常に明るい光‌‌があることに気づきました。
  • ‌理論のエスカレーション:‌‌ 最初は昇る月か飛行機のヘッドライトだと思いましたが、すぐに右側に月があることを確認しました。次にヘリコプターのスポットライトだと考えましたが、物体が‌‌ホバリングしている‌‌ことに気づき、これらの説明を破棄せざるを得なくなりました。これは、UFO研究家のJ・アレン・ハイネックが呼ぶ‌‌「理論のエスカレーション」‌‌に当たります。

2. 構造化されたクラフトとヒューマノイドの観察

目撃者たちが車を止め、友人が車外に出て話し合っていると、物体は急速な動きを見せました。

  • ‌クラフトの描写:‌‌ 物体は瞬く間に近くの木々の上にホバリングし、アンドリューはそれが‌‌構造化されたクラフト‌‌であると認識しました。それは「縁で結合された2枚の円盤のような形」をしており、継ぎ目に沿って窓の列のための隙間がありました。クラフトの上下には白と赤のライトがあり、一部は点滅または移動していました。
  • ‌ヒューマノイドの目撃:‌‌ アンドリューは、窓の中に‌‌「エンティティ(実体)」‌‌がいるのを目撃しました。彼は、窓際に立っている‌‌3人の人物‌‌を見て、彼らが‌‌大きな頭と長い腕‌‌を持っていることを確認しました。しかし、顔などの詳細は確認できるほど近くはありませんでした。
  • ‌クラフトの異常な動き:‌‌ その後、クラフトは瞬く間に右に素早く移動し、数秒または1分間ホバリングした後、また瞬く間に元の場所に戻り、そして北東方向に一瞬で消え去りました。

3. 時間の欠落と記憶の乖離

このケースで最も重要なのは、遭遇後に判明した異常な事実です。

  • ‌時間の欠落:‌‌ 遭遇全体は、目撃者の推定ではわずか10分から15分間でしたが、彼らが帰宅したとき、‌‌約45分間遅れていた‌‌ことが判明しました。デネット氏は、45分間の欠落は‌‌「巨大な赤信号(huge red flag)」‌‌であり、彼らが機内に連れて行かれた可能性を示唆しています。
  • ‌記憶の乖離:‌‌ アンドリューと友人は、遭遇の詳細について合意しましたが、‌‌友人はヒューマノイドを見た記憶がない‌‌という点で意見が一致しませんでした。

4. より大きな文脈における重要性

デネット氏は、この「River Styx Roadでの遭遇」を、以下の主要なテーマを裏付けるために使用しています。

  1. ‌アブダクションの兆候:‌‌ 時間の欠落(missing time)は、デネット氏が他のケース(ケース2、ケース5)でも指摘しているように、目撃者が意識的な記憶の外で‌‌機内での遭遇‌‌やアブダクションを経験したことの強力な指標です。
  2. ‌記憶抑制の可能性:‌‌ 目撃者の一方(友人)がヒューマノイドを見たことを覚えていないという事実は、デネット氏にとって、‌‌目撃者が思い出せないさらなる遭遇があった‌‌ことを示す‌‌「もう一つの兆候」‌‌であり、記憶の操作や抑制があった可能性を示唆しています。
  3. ‌目撃者の遅延と恐怖:‌‌ アンドリューは、‌‌33年後‌‌までこの遭遇を報告しませんでした。彼が1990年代半ばに何人かに話した際、嘲笑され、‌‌信頼性に悪影響を及ぼす‌‌ことを悟ったため、それ以降はほとんど誰にも話さなかったと述べています。これは、デネット氏が批判する、‌‌この主題を取り巻く敵対的な雰囲気‌‌のために多くの証言が埋もれているという問題(ケース1、2、5、7、8、10、12)を再度強調するものです。
  4. ‌体験的知識の重要性:‌‌ 遭遇を一緒に目撃したことで、「それが現実である」という確信(体験的知識)が二人の中で確立されました。

このケースは、短期間の目撃であっても、時間の欠落や記憶の不一致といった「赤信号」を通じて、異星人との遭遇が目撃者の深層意識下にまで及ぶ、複雑で解明されていない現象であることを示しています。

事例 10

AI

プレストン・デネット氏の『地球外生命体との12の遭遇』というより大きな文脈において、「ケース10:それは私を慰めていた」(1994年7月、米国ウィスコンシン州ヴェローナ)は、‌‌異星人との遭遇が必ずしも恐怖を伴うものではなく、保護的、あるいは完全に慈悲深い性質を持つ可能性があること‌‌を示すために紹介された、極めてユニークな事例です。

このケースは、デネット氏が探求するヒューマノイドの‌‌「終わりのないパレードのような異なる類型」‌‌(特に光るヒューマノイド)の多様性を強調すると同時に、遭遇が目撃者の人生に与える深い感情的影響の‌‌全範囲‌‌を示すものとなっています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の性質:完全に慈悲深い体験

この事例の最も興味深い側面は、目撃者(当時4〜5歳のレベッカ)の感情的な反応が、典型的な恐怖ではなく、‌‌安心感と幸福感‌‌であったことです。

  • ‌目撃者と状況:‌‌ レベッカは、家族が親戚を訪ねるためにアーカンソー州からウィスコンシン州ヴェローナに来た夜、客室の椅子で寝ていたときに目を覚ましました。
  • ‌ヒューマノイドの出現:‌‌ 彼女が窓を見たとき、光が差し込んでいるのを確認しました。窓枠に手を置いて、彼女をじっと見つめている‌‌実体(entity)‌‌がそこに立っていました。
  • ‌即座の感情的転換:‌‌ 恐怖を感じて目覚めたにもかかわらず、その実体の顔を見た途端、レベッカはすぐに‌‌「落ち着き、恐れを感じず、むしろ好奇心を抱いた」‌‌と述べています。
  • ‌慰めと保護:‌‌ 彼女は、その実体が「すべて大丈夫になる」という安心感を与えており、‌‌「まるで私を慰めているかのようだった」‌‌と感じました。さらに、数年後、彼女はその実体を‌‌「まるで私を守っている、あるいは何かから私を保護しているかのように、子供たちを観察している」‌‌と解釈しました。
  • ‌デネット氏の評価:‌‌ デネット氏は、このケースが‌‌「完全に慈悲深い」‌‌ものであった点が特に興味深いと述べています。

2. 特異なヒューマノイドの描写

このヒューマノイドの描写は、以前のケースで紹介された他の光る存在(ケース3、ケース6)と同様に、異星人の形態の多様性を示すものです。

  • ‌光とオーラ:‌‌ この実体は‌‌強烈に明るい白い光‌‌を放って輝いており、その光はカメラのフラッシュに似ていましたが、少し異なっていました。その身体の周りには、‌‌金色のオーラ‌‌があり、それは「ほとんど金属のように見えた」と描写されています。
  • ‌特徴:‌‌ 彼女は、その実体が頭を少し横に傾けているように見えたこと、目が‌‌小さく、黒い‌‌ことを覚えています。
  • ‌類型の多様性:‌‌ デネット氏は、この存在は典型的なグレイではないが、「グレイの変種」のように聞こえるとし、グレイの間でも人間の間と同様に‌‌非常に幅広いバリエーション‌‌があるという彼の主張を裏付けています。

3. 時間の欠落の可能性

このケースは、短期間の記憶しか残されていないため、「時間の欠落(missing time)」を伴う可能性があるという点でも、他のアブダクション事例(ケース2、ケース5、ケース9)との共通性を持っています。

  • ‌記憶の断絶:‌‌ レベッカは、その実体を見て「無意識になったに違いない」と述べており、次に目覚めたのは翌朝でした。デネット氏は、目撃者が遭遇の全体を覚えていないため、これもまた‌‌「時間の欠落」‌‌のケースである可能性があると指摘しています。

4. より大きな文脈における重要性

この「ケース10」は、デネット氏が提示する遭遇現象の複雑さを理解する上で重要です。

  1. ‌善意の遭遇の存在:‌‌ 多くのアブダクション報告が恐怖や医学的検査に焦点を当てる中で、この事例は、異星人との遭遇が‌‌保護や慰め‌‌といった正の感情を伴うこともあり、ETの意図が単一ではない可能性を示唆しています。
  2. ‌子供の目撃者の重要性:‌‌ 子供時代の遭遇は、その後の人生に強い印象を残しますが、レベッカが後に他のETの描写で自身の体験と一致するものを見つけられなかったという事実は、デネット氏が探求するヒューマノイドの‌‌特異な類型‌‌の多さを際立たせています。

このケースは、まるで暗闇の中で迷子になった子供に、親切な光が「大丈夫だよ」と語りかけるように、遭遇現象が恐怖だけでなく、理解しがたい‌‌慈愛の感情‌‌を伴う場合があることを示しています。これは、デネット氏が描く、単なる物理現象を超えた、人間の精神と感情に深く関わるET現象の姿を浮き彫りにしています。

事例 11

AI

プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』の文脈において、「ケース11:私は説明のつかないほど幸せだった」(2011年秋、米国アラバマ州)は、‌‌異星人との遭遇が必ずしも恐怖やトラウマを伴うとは限らず、極めてポジティブで、人生の転機と同期する可能性があること‌‌を示すために取り上げられています。

このケースは、標準的な遭遇後の反応(恐怖、不安)とは正反対の、‌‌目撃者の感情的な反応の多様性‌‌に焦点を当てている点で、デネット氏のコレクションの中でも特に際立っています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の特異性:感情の逆転反応

このケースの最も興味深い側面は、目撃者エレーヌ(Elaine、仮名)が、寝室に異星人がいるという恐ろしい状況に対し、通常とは逆の反応を示したことです。

  • ‌遭遇の状況:‌‌ 2011年秋の夜、エレーヌがリビングルームのソファで眠っていたところ、午前3時半か4時頃に何かに驚いて目覚めました。
  • ‌ヒューマノイドの出現:‌‌ 彼女が見上げると、身長5フィートから6フィート(約150~180cm)ほどの「実体」が自分を見下ろして立っていました。
  • ‌グレイの特徴:‌‌ その実体は、白い皮膚を持ち、通常見られるような‌‌大きく黒い角度のある光沢のある目‌‌(幅約3インチ)を持っていました。体は痩せており、頭が大きく、伸縮性のあるスーツのようなものを着ていたようです。指には節が一つ多くあるような長い手と、暗い色の爪が見られました。
  • ‌恐怖の欠如:‌‌ エレーヌは、「全くもって怖くなかった」と述べています。
  • ‌説明不能な幸福感:‌‌ 恐怖の代わりに、彼女は‌‌「抑えきれない笑いの衝動」‌‌を感じ、‌‌「説明のつかないほど幸せ」‌‌になり、笑い始めました。
  • ‌実体の行動:‌‌ その実体は、彼女を観察するかのように身をかがめました。彼女は、実体が‌‌好奇心‌‌を抱いている印象を受けました。

デネット氏は、目撃者が恐怖ではなく、説明のつかない幸福感という正反対の反応を示した点は非常に興味深いと述べており、この感覚は異星人自身によって目撃者に「与えられた」ものである可能性も示唆しています。

2. 異様な離脱方法と時間の同期

このケースは、ヒューマノイドの特異な描写に加えて、彼らの高度な技術や、遭遇が目撃者の人生の重要な転機と重なるというデネット氏が着目するパターンを示しています。

  • ‌離脱:‌‌ その実体は「消えた」のではなく、エレーヌにはまるで‌‌「異なる次元に転がっていった」‌‌かのように見えました。
  • ‌家族の反応:‌‌ エレーヌは笑いが止まらず、母親が部屋に入ってきたとき、彼女は制御不能なほど笑い、意味不明なことしか話せなかったため、母親は彼女が寝言を言っているのだろうと推測しました。
  • ‌人生の転機との同期:‌‌ エレーヌは、この夜以来「人生が変わってしまった」と述べており、さらにこの遭遇が起きた‌‌同じ週に空軍に入隊した‌‌という事実は、デネット氏にとって極めて興味深い点です。

デネット氏は、新しい仕事に就く、新しい家に住む、結婚するなど、‌‌人生の重要な岐路‌‌で非常に深い遭遇を経験する人々が多くいるという、‌‌珍しいが確実に見られるパターン‌‌が存在することを指摘しています。

3. より大きな文脈における重要性

「ケース11:私は説明のつかないほど幸せだった」は、デネット氏のコレクションにおいて、以下の主要なテーマを強化しています。

  1. ‌ETの意図の複雑性:‌‌ ケース10(慰めているように感じた)と並び、この事例は、異星人との遭遇が必ずしも敵対的または無関心なものではなく、‌‌多様な感情的相互作用‌‌を含む可能性があることを示しています。
  2. ‌ヒューマノイドの多様性:‌‌ 典型的なグレイの特徴を持ちながらも、エレーヌのようなポジティブな反応を引き起こすこの実体は、デネット氏が探求するヒューマノイドの幅広いバリエーションの一部です。
  3. ‌遭遇の深い影響:‌‌ 遭遇は、物理的、感情的、精神的に人々に「真に深く影響」し、その人生の行路を変える可能性があるというデネット氏の基本的な主張を、このケースは「空軍入隊」という具体的な形で証明しています。

この事例は、デネット氏が訴えるように、遭遇現象が単なる現象論を超え、個人の運命や意識の変容に深く関わる、複雑で未解明の側面を持っていることを示唆しています。

事例 12

AI

プレストン・デネット氏のポッドキャスト『地球外生命体との12の遭遇』のより大きな文脈において、「ケース12:完全な不信感に陥った」(2019年7月、米国テキサス州)は、‌‌近年の異星人遭遇の事例‌‌として、また‌‌遭遇が目撃者の身体的、精神的な健康に与える深刻な悪影響‌‌を示すために提示された、非常に新しい事例です。

このケースは、デネット氏のコレクションの最後を締めくくるものであり、遭遇現象が現在に至るまで継続しており、その影響が依然として深く、そして否定的な側面を伴うことを強調しています。

以下に、このソースがこの事例について伝えようとしている主要なポイントを説明します。

1. 遭遇の状況と麻痺状態

この遭遇は、典型的な寝室への侵入と‌‌身体の麻痺‌‌を伴う、グレイ型の異星人との親密な観察体験です。

  • ‌目撃者と状況:‌‌ 目撃者はレイキ・マスターであるアン(Ann、仮名)であり、彼女は「冷静沈着なメンターおよびヒーラーとして非常に知られている」ため、長年この経験を話すことができませんでした。
  • ‌麻痺:‌‌ 2019年7月のある夜、夫が隣で寝ている中、アンは意識が完全に覚醒した状態で、‌‌体が完全に麻痺‌‌し、まばたきしかできない状態になりました。
  • ‌異星人の出現:‌‌ 聴覚が極端に敏感になり、窓のカーテンが風で動くのを見た後、彼女は目の隅に‌‌背の高いグレイ型の存在‌‌を確認しました。
  • ‌グレイの特徴:‌‌ その存在は‌‌身長約6.5~7フィート(約200cm)‌‌で、‌‌グレイ型‌‌であり、体が非常に薄く細長く、頭部が体に対して不均衡に大きく、目にはまぶたがなく、唇のない口を持っていました。
  • ‌異臭:‌‌ 遭遇時に‌‌硫黄のような臭い‌‌がしたと報告されています。

2. 観察と感情的な相互作用

恐怖を感じながらも、アンは自身のヒーラーとしてのスキルを用いて対応を試みました。

  • ‌レイキと防衛:‌‌ 非常に恐ろしく感じたアンは、レイキ・マスターとして、ポジティブなエネルギーを投射し、自身の体を保護し始めました。
  • ‌好奇心と観察:‌‌ その存在は身をかがめてアンを観察しており、‌‌好奇心‌‌を持っている印象を受けました。アンは、その存在が彼女のしていることを‌‌「感知しているようだった」‌‌と感じました。
  • ‌奇妙な親近感:‌‌ 驚くべきことに、アンはその存在が‌‌「慣れ親しんだ(familiar)」‌‌エネルギーを発しているように感じた、と述べています。
  • ‌脱出の試みと動物の反応:‌‌ アンは麻痺状態から、隣の夫を指一本でも叩いて起こそうと必死に試みましたが、叶いませんでした。床で寝ていた飼い犬は‌‌鳴き声を上げ‌‌、‌‌恐怖から失禁した‌‌ことが確認されています。

3. 遭遇の終了と永続的な影響

この遭遇は非常に短時間で終わりましたが、その後の影響は長期間にわたっています。

  • ‌時間の欠落の欠如:‌‌ 遭遇全体にかかった時間は約7分間であり、アンは眠っておらず、完全に覚醒していたため、このケースでは「時間の欠落」はありませんでした。
  • ‌物理的な離脱:‌‌ その存在は、アンに触れることなく観察した後、カーテンに触れて後ろに下がり、‌‌窓から外へ‌‌出て去っていきました。
  • ‌否定的な身体的・精神的影響:‌‌ 遭遇後の数日間、アンは‌‌睡眠障害、関節の痛み、胃の不調、境界性不安‌‌といった身体的および心理的な問題に悩まされました。彼女は「何が起こったのか、‌‌完全な不信感‌‌に陥った」と述べています。

4. より大きな文脈における重要性

「ケース12:完全な不信感に陥った」は、デネット氏の結論部分で、彼の研究全体の要点を裏付けるために使用されています。

  1. ‌継続する現象:‌‌ このケースは2019年と比較的最近の出来事であり、UFO/ヒューマノイド遭遇現象が過去の歴史だけでなく、‌‌現在も進行中の現実‌‌であることを示しています。
  2. ‌身体的・心理的影響の強調:‌‌ ケース2(ニュージャージー)やケース5(オクラホマ)でも言及されたように、遭遇が人々の肉体的、感情的、精神的な人生の行路を深く変えるというデネット氏の主張を、この事例は、レイキ・マスターであるヒーラーでさえ、遭遇後に身体的な健康問題(関節痛、胃の不調)や不安を抱えるという形で強調しています。
  3. ‌ヒーラーと遭遇の関連性:‌‌ アンがレイキ・マスターであるという事実は、デネット氏が着目する「医師や看護師、あらゆる種類のヒーラーが訪問される」という興味深いパターンに当てはまります。彼は、彼女のレイキの能力が異星人を惹きつけた可能性があると推測しています。

この最後のケースは、デネット氏が番組の最後に述べているように、目撃者が勇敢に証言を共有しようと試みても、恐怖、混乱、懐疑論、そして政府による隠蔽が続く限り、人類全体がこの主題の真実を受け入れるには程遠い状態にあるという、彼の核心的なメッセージを再確認するものとなっています。

情報源

動画(59:26)

I WAS IN COMPLETE DISBELIEF TWELVE FIRSTHAND FACE-TO-FACE ENCOUNTERS WITH ALIENS

https://www.youtube.com/watch?v=Qsmw9NacgQA

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文字起こし

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(以下は "I WAS IN COMPLETE DISBELIEF TWELVE FIRSTHAND FACE-TO-FACE ENCOUNTERS WITH ALIENS" と題された podcast の文字起こしです。話者は Preston Dennett ひとりです。)

Hello everyone, my name is Preston Dennett and welcome to a new episode of UFOs and the Paranormal. Thank you very much for joining me tonight. I truly appreciate it and hope you are doing very well. I, of course, am continuing my ongoing mission to explore strange new humanoids. I think the humanoid cases are really important. There is so much we can learn from them. They are so interesting. And I have got 12 cases that I am almost sure that you have not heard before. (00:00:36)

It is kind of the purpose of this episode is to just show how many cases there are. These cases do come from all over the world, all different types of ETs, all different types of evidence, some multiple witness cases. And today's episode is called, I was in complete disbelief, 10 first-hand face-to-face encounters with aliens. These cases come from all over the world, including two cases from Brazil, one from Finland, and nine from the United States, including Alabama, Connecticut, Michigan, New Hampshire, New Jersey, Ohio, Oklahoma, Texas, and Wisconsin. These cases reach all the way back to 1965 up to the current century. (00:01:24)

And I think you will find that these cases show just how truly profoundly an encounter can affect a person, not only physically, but emotionally, spiritually, psychically, and really change the course of their life. So let's just get started. And the first case I would like to talk about today is not well known. I call this one an alien artifact. It occurred on August 14, 1965 in Cruzeiro, Brazil. This one is super interesting to me because I think it shows one of the goals of ETs is basically trying to announce their presence. (00:02:05)

And it also shows how difficult it can be when a person gets a hold of an ET artifact. This case was first published in the issue number 54 of the Brazilian publication SBEDV. They heard of the case when it was published in the Jornal do Brasil newspaper, and it also appeared in other newspapers, and later in Charles Bowen's book, The Humanoids, and actually in several other books. The witness is João do Rio. His actual name is João de Oliveira. He's a factory railway stockroom worker for the Fábrica Nacional de Vagos. This is located in Cruzeiro, in Sao Paulo, Brazil. According to the researchers of this case, João has a very good reputation in the area, and is considered by those who know him to be a quote, an honest, simple, and hardworking man. (00:03:03)

It was on August 7, 1965, that João was fishing along the nearby river Paraiba. As he was fishing, he felt a sudden cold wind behind him, and turning around, he saw a disc-shaped craft landing nearby, and from it emerged a small humanoid, or a little man, he said, which he described only as being about 70 centimeters in height, that's just over two feet, and having large luminous eyes. Now this humanoid approached João and spoke to him in his native language of Portuguese, speaking very clearly, and saying that he was a crew member from the disc-shaped craft, and that he was from another world. (00:03:41)

This humanoid then instructed João to tell everyone about the encounter. João argued with this humanoid, saying that nobody would believe him, and that he would be ridiculed. Now it was at this point that the humanoid handed João a small fragment of metal, and told him that this metal did not exist on Earth. So this was apparently proof for the witness. The figure then returned to the craft, which promptly took off. João obediently fulfilled the UFO occupant's request, and shared his story publicly, and actually handed over this alleged piece of metal to the laboratories of the factory where he worked. (00:04:24)

Now according to the researchers from the SBEDV bulletin, they learned that in the days that followed, Brazilian Air Force officers showed up and interviewed João personally. They apparently showed a great interest in the case. Four days later, this is interesting, another newspaper printed up a follow-up story, saying that João had actually retracted his story, and that this alleged piece of metal was in fact just an ordinary stone, which his mother-in-law found besides some banana trees. (00:05:04)

Now according to the SBEDV investigators, they write that João, quote, has been intensely intimidated after having spoken publicly about his contact experience. Furthermore, the whereabouts of this metal fragment, and any information about its alleged analysis, are missing. So we don't know what became of it. If this was just a stone, why can't we see it? Also in support of João's story is that several people working in a workshop near the factory report that for three days in a row, this was during the time of João's encounter, they observed a glowing object hovering not far from this same factory. (00:05:45)

According to these witnesses, this object appeared at 3 p.m. on each occasion, and remained in view for a full 15 minutes before departing. So that's pretty good confirmation. Clearly there's some controversy surrounding that case. According to the investigators, it looks like this guy was actually threatened and forced to recant his story. Hard to say for sure, of course, but I also find it interesting that there were sightings in that area at that time, which I think certainly lends an extra level of credibility to his case. (00:06:12)

There's always another case. You can disregard one case, or ten or twenty, but like I've said many times, there's always another case to take its place. And here's the next case I'd like to talk about, which I call, They Want Me. This one occurred one evening in June of 1966 in Scotch Plains, New Jersey. This is a single witness case that apparently involves missing time, and also apparently involves some government involvement. With this case, it took the witness a full 50 years to report what happened to him, a UFO encounter involving humanoids, missing time, and what appears to be a subsequent intimidating visit by government officials, and a psychic aftermath that really changed his life forever. (00:06:58)

I call him Tyler. That's a pseudonym. He is anonymous. He was just a young kid. It was about 6.30pm one evening around June in 1966. There was still daylight outside. It was Tyler's turn to take out the garbage after dinner. They had just had dinner in their home in Scotch Plains, New Jersey. So he grabbed the garbage and was walking to the side of the house, and this is when his life changed forever. I'll just quote Tyler directly. (00:07:28)

As he says, I hear a static crackling noise and see and feel my hairs standing up. I look up and see a large craft, modern, long, dull, and shiny with a big front window. It's crackling, a weird vibration, humming, and there are three figures looking at me, pointing at me. I am scared stiff, unable to move. I know that they have come for me. They are pointing at me. They want me. (00:08:04)

So Tyler, now frightened, ran back into the house screaming, I saw a UFO. At first everybody in his family laughed at him, but seeing that he was serious and insistent, they finally went outside. Tyler was shocked to see that it was now dark outside. It had been light when he first saw this UFO. So apparently there was missing time. And of course, now the UFO was gone. Tyler was still upset and insisted that his father call the police to report the incident, which his father did. (00:08:31)

And to their surprise, they found out that other people in the area had also called into the station to report strange lights hovering over the nearby Huachong Mountains. It was later that night, the phone rang, and his father answered it. A person on the other line informed Tyler's father that they would be receiving a visit tomorrow to discuss this sighting, and that they wanted to speak with Tyler directly. He had school the next day, so he was told to stay home. Tyler's father also stayed home from work. (00:09:05)

Tyler's brothers and siblings went to school, so it was just Tyler, his father, and his mother. Presently, a dark blue Air Force vehicle showed up at the house. It had numbers on the door. It looked quite official. Two men got out and came into the house and interviewed Tyler alone about what he had seen. The men then talked privately with his parents. And finally, they talked to Tyler and his parents together. And as Tyler says, they tell us not to talk to anyone about this, that my life will be ruined if I report a UFO. Kids will tease me unmercifully for the rest of my life, and that what I saw was a weather balloon from the Air Force, and not to talk about it anymore. (00:09:47)

So that sounds like a threat to me. The aftermath of the incident was also quite traumatic, because for years after, Tyler said he was afraid to be outside alone in the dark, and he began having, quote, strange dreams of free flying around and seeing my house, out of body type experiences, the sensation of falling or dropping in my sleep. So these are all red flags that this was an on-board encounter, and given that there was missing time, I think there was more to this encounter than he remembers. (00:10:23)

At any rate, Tyler grew up, moved to Tampa, and then to Honduras. But even today, decades later, he says he continues to have strange dreams about this incident. And not only that, now his son is also reporting strange experiences. That case is truly fascinating to me. I've said it before, one person's simple sighting is another person's close-up encounter with humanoids, and in this case, a missing time encounter. It's pretty clear what happened here. It's also not the first case I've heard about, there are many like it, where people receive a visit from government officials following their encounter. (00:11:01)

This, I think, is significant, because it just goes to show that explaining away encounters, as the government does, as a result of hoaxes, hallucinations, misperceptions, and mental illness, is completely disingenuous. They're clearly taking this encounter quite seriously, and many others like it. Such a shame the way this subject has been mishandled, because the world would be a very different place. Now let's move to the next case, which is equally fascinating. This one's outside of the United States. I call this one, Three Glowing Humanoids. This occurred on December 14, 1972, in the very small town of Lohala, Finland. To me, this is an interesting case, because there are multiple witnesses, and very unusual humanoids. (00:11:50)

And it's quite a long case in terms of how long this sighting went on. This multiple witness case comes from author and UFO researcher, Heikki Vertanen, of the Finland UFO Research Organization. It was 2.30 a.m. as Vaiko Kivijoja, a farmer, was returning to his home in Lohala village in Honkajoki. This is in Finland. He had just visited his neighbor, Seppo Oja. He had driven about one mile along a winding forest road, a remote area, and coming around a corner, this is when he noticed what looked like three bright lights on the left side of the road. (00:12:28)

Thinking it was another car, he came to a stop. The lights were now a little closer, and Vaiko could now see that these little lights were actually three humanoid figures glowing intensely with white light. They were heading across the road in front of him, towards a clearing on the side of the road that had been recently cleared by logging. Now, Vaiko was close enough to get a pretty good look at these figures. He said that they had round heads, but that their facial features were not visible. (00:13:00)

He could see what he described as wing-like arms resting on their hips. He said they had legs and walked softly and easily. Really astonished at what he was seeing, he decided to return to his friend Seppo's home and get him to witness the strange beings also. To turn around, he had to drive slightly ahead, and as he turned, his headlights shone directly on the creatures. Strangely, they seemed to pay no attention to him whatsoever. (00:13:31)

He could hear no sound coming from them at all. So, he turned around, drove up to his friend's house, and honked the car horn. His friend Seppo woke up, and Vaiko quickly told him about the strange creatures. Now, his friend was initially skeptical, but could see that Vaiko was very serious, so he agreed to follow. They soon reached the spot where he had seen these humanoids, and both men were amazed to see that these strange creatures were still there. (00:13:59)

By this point they had left the road and were now walking towards a small hill about 100 meters away, but both men could see that these figures were surrounded by this bright glowing light, bright enough to illuminate the trees around them. They watched them for about 10 minutes, at which point the glow faded away. The men then went outside to check for evidence, but were unable to find anything unusual. However, events weren't over yet, because it was just about 5 hours later that a dairy worker by the name of Haimo Matila was driving his tractor on another road about 10 kilometers away from where Vaiko and Seppo had seen the humanoids. (00:14:46)

It's about from the right side of the road, about 100 meters away, and as he got close, he saw that it was a bright green object, about 2 meters, 6 feet in diameter, and flying about 3 feet or 1 meter above the ground. He said it was moving very slowly, at almost a walking pace, but was easily evading all the obstacles in its way, so it was clearly controlled. Now realizing that this glowing object was going to reach the road right about the same time he was, the witness drove his tractor faster, as fast as he could, and he managed to pass the object just before it flew over the road behind him. (00:15:28)

And looking in his mirror, he could see the object cross the road and go off into the trees. I'm always very curious what these alleged ETs, or humanoids, are doing in these locations at that time. Hard to say. There's apparently not a whole lot going on in terms of technology in this area. So, we don't know. But what's fascinating to me about this case is that there was initially a single witness, and he did the right thing. (00:15:56)

He quickly got another witness who confirmed his story, and unknown to either of them, there was a third witness. When you have this many witnesses, it's hard to discredit a case as a result of perhaps a hoax or hallucination or misperception or anything like that. There are so many cases like these going on all over the world. And here's another one. This one is also really not at all well known. I call this one the Alien on Hampton Beach. This occurred on May 20, 1974, on Hampton Beach in New Hampshire. This is a single witness case, and there is some controversy surrounding it. (00:16:41)

But it's super interesting, because this does involve a landing, a humanoid, apparent landing traces, and a quite unusual humanoid as well. This case comes from researcher John Paul Oswald, who is a researcher not only for the Mutual UFO Network, but also for the National Investigative Committee of Aerial Phenomenon. And he calls it, quote, an interesting report of a midnight landing of a UFO with an occupant seen to egress from the craft. The witness is anonymous and known only as Mr. P. He's 32 years old, and the researcher John Oswald describes him as, quote, a good worker, cheerful, likable, and a serious Christian, but also, quote, simple-minded. (00:17:27)

It was midnight on May 20, 1974, and Mr. P. had decided to go swimming at Hampton Beach. This is just north of the spot where the Hampton River flows into the Atlantic Ocean. This is, again, in New Hampshire. And while there, Mr. P. noticed a disc-shaped object flying in a horizontal path over the ocean, quickly arrived at the beach, stopped and hovered, and then descended vertically onto the beach. The landing spot was just below the tide line at low tide, so right there at the edge of the water. (00:18:03)

He was close enough to it to hear a, quote, pulsing hum, combined with sort of an electrical motor sound coming from the craft. He was also close enough that he could actually feel heat emanating from this craft. So he was some distance from it when at 12.30 a.m., a hinged opening appeared on the underside of the craft, and he says a six-foot-tall humanoid emerged. He said it was wearing a bulky-looking one-piece jumpsuit, and Mr. P. noticed that there were two hoses running from the suit, one emerging near the jawline of the being and the other running down the back. This sounds like a breathing device of some kind. (00:18:44)

The figure stepped out onto the sand only briefly, and then almost immediately returned inside the craft through this opening, which immediately closed. The craft then proceeded to lift up vertically and then flew horizontally back over the ocean from whence it came. Once it was out of sight, Mr. P. walked over to where it had landed and, using a flashlight, saw that there were four marks in the sand, apparently from these landing pads, and what looked to him like a rose-colored kind of liquidy paste inside them. (00:19:18)

When he went back to the site the next morning, these landing marks had been washed away in the high tide. Now of interest is that at that time, just 1.8 miles directly to the west of this landing site, a nuclear power station was in the initial stages of construction. It is now there. It is known as the Next Era Energy Seabrook Station. Mr. P. did report this sighting the very next day to his employer, and it was his employer who contacted researcher John Paul Oswald. After interviewing the witness, the researcher was convinced that someone of Mr. P.'s mental facilities was not capable of fabricating such a detailed UFO report. (00:20:02)

The researcher John Oswald also learned that Mr. P. said that this was his second sighting, and that he had earlier seen a chalk-white UFO land on an isolated beach at Lake Champlain near Burlington, Vermont. So he could be a repeat witness, or perhaps a contactee. In defense of his case, Mr. P. did agree to take a lie detector test, though this was apparently never done. And in fact, later, researcher John Oswald found out that Mr. P.'s employer did cast some doubt on Mr. P.'s character and reliability when Mr. P. confessed to having lied about some missing funds at his place of employment. (00:20:43)

Nevertheless, Oswald says that Mr. P.'s case, quote, remains of interest because of a small flap that was taking place in this area at that time. In fact, there were six other cases between April 8 and June 18 of that same year, including sightings of anomalous lights and solid craft, and at least one possible landing, all of which adds credibility to Mr. P.'s report. This is the kind of case that is quite frustrating, because here we have what looks to be really good landing trace evidence, but unfortunately was not photographed or tested in any way. (00:21:19)

And yes, there's controversy surrounding this particular witness, but given that he did agree to take a lie detector test, I think lends some level of credibility to his testimony. And again, this case was professionally investigated by an experienced researcher, which I think also raises the bar a little bit there. A very interesting case all around. Makes me wonder how many people see these things, or corroborating witnesses, but don't come forward. Because as we see, it often takes people quite some time to come forward and share their experiences. (00:21:53)

Now, let's move to the next case. This one fits that profile, where it takes the witnesses quite some time to come forward. Totally understandable in today's hostile climate surrounding this subject. I call this next case, A Gray Took Me Away. This occurred one evening in May of 1975 in Oklahoma City, Oklahoma. This is a really interesting case, because it starts out with multiple witnesses and a simple sighting. Simple sighting often is the precursor to a much closer encounter, and that's what happened in this case, which apparently involves missing time. (00:22:32)

It was a beautiful sunny day as four siblings were hanging out in the front yard of their home in Oklahoma City, Oklahoma. They were just enjoying the weather, playing and talking with each other, when they all four noticed, quote, a grayish silver disc-shaped object in the sky. It was quite high up there, but it was big enough to see that it had windows all around the perimeter. And they all thought it was strange, because none of them had ever seen anything quite like this. (00:23:05)

But it was really its odd behavior that left an impression, at least on one of the sisters. I'll call her Lila, that's a pseudonym, at the time of the encounter she was in high school. And as Lila says, the strangest thing about the object was that every time I would jump from one side to the other, goofing off as young people sometimes do, the object would do the same thing in the sky. Awkward enough, we felt we were being watched, so we went in our house. And that was the end of the sighting. (00:23:34)

And as the evening arrived, the UFO sighting had been pretty much forgotten, and Lila and her sister went to bed. They shared the front bedroom, and they were talking to each other before falling asleep, when they suddenly heard what sounded to them like horse hooves galloping fast and loud alongside their house, and then abruptly stopping right at their window. So looking up at the window, they were shocked to see bright lights revolving and flashing through their heavy curtains. (00:24:08)

And as Lila says, we were so scared that we covered our heads up with our blanket. The next thing I knew, someone was whispering my name over and over, until I peeked out from under my blanket. I saw a grey, three-foot-tall male being with flaky skin, big greyish-black eyes, barely taller than my bed, saying my first name through telepathy. It sounded like a boy's voice. His head was big, like an egg shape. He had pinholes for a nose and mouth, no ears, no genitals. (00:24:40)

I don't know where he took me. It seems like I saw some others, but I don't know. I can't remember right now. I wish I could. He took me away and brought me back. Early the next morning, my sister asked me where I was all night, but I was in a daze and still not sure. So that day was a school day, and they went to school. And that afternoon, while walking back home to the school bus stop, Lila saw some army men and a couple of other men in black suits and a big, fancy black car. (00:25:15)

They were all pulled off at the side of the road, and the army men were picking up what looked to Lila like, quote, purple bones. I don't know what that means, but she says they were throwing them in their army truck. Lila stared at the men in black, but they stared right back at her and frowned until she stopped watching them. And she says the whole encounter affected her profoundly. As Lila says, both my sister and I wondered where I was all night. She was in the same bed. (00:25:42)

We were awake and covered our heads in fear of what was happening. I have never been the same. I want to be hypnotized to find out what happened to me. A very close encounter. And there is that pattern of a sighting occurring first, followed by a very close humanoid encounter. And I've said this before, one of the most common places to see a humanoid is in your own bedroom, which is really amazing when you think about it. (00:26:10)

And how many cases there must be out there which we never hear about because the witnesses are simply too afraid to come forward. So I'm really glad this witness did. And it does sound like she had missing time. And not only is it her saying this, but her own sister apparently verifies this. So that makes this, I think, a pretty credible case. And I don't know whether she was taken on board. I suspect she was. So it would be very interesting to follow up on these cases. (00:26:39)

This is one of the problems with research. There's so much difficulty following up on these cases because witnesses are so afraid to come forward. People who come forward are often gaslit. They're ridiculed. They're disbelieved. Their own family even kind of pushes back on these cases. So I totally understand why it takes people so long to come forward. Now let's move to the next case. This one is really unusual. I call this one, It Had No Face. This one occurred one evening on January 11, 1976 in a rural area of Hamden, Connecticut. This is a multiple witness case. It does involve children. (00:27:25)

Children comprise a pretty large number of UFO and humanoid witnesses for one simple reason. They're outside a lot more often than perhaps adults are. They're out there playing, exploring. And this is why I think we see so many witnesses who are young children. This case comes from researcher James P. Barrett, who was an investigator for the Aerial Phenomenon Research Organization APRO. It was just before 6 p.m. January 11, 1976 when 14-year-old Bobby F. was walking through falling snow on his way to his friend's house in Hamden, Connecticut. To his amazement, he saw a large glowing figure floating near some sumac bushes about 400 feet away from him. (00:28:16)

He could really only see the figure from the waist up that appeared to be mostly in profile, but he was close enough to notice that it had no discernible face. The back of its head, he said, looked really unusual, almost flat and corrugated or grooved. The head of the figure was glowing so brightly that it extended about 7 to 8 feet high and 9 feet around, and a less luminous silvery outer glow extended about 9 feet beyond that. So this amazed Bobby, and he ran as fast as he could through the snow to his friend's house. (00:28:53)

He was immediately joined by his two friends, Glenn H., age 13, and Jerry H., age 16. Glenn brought a flashlight, and Jerry grabbed his .22 rifle. Together, the three boys returned to the site, and the strange figure was still there. Glenn shone the beam of his flashlight on the figure, and as he did so, this figure appeared to fall backwards, kind of behind a little ridge there. All three agreed that this figure had no visible facial features, no neck, and no apparent arms. (00:29:24)

Glenn then shone the flashlight in another direction, and immediately the figure rose up again. Glenn shone the light on it again, and the figure remained in view of the flashlight beam for about 3 or 4 seconds, and then again ducked behind this ridge. Now when the figure came up for a third time, Jerry aimed his rifle and fired two shots over the head. The creature then descended for the third time, and was no longer seen after that. (00:29:52)

Now Jerry told researchers that when he shot at this being, he was unable to see it, but apparently the other two boys were still looking at it. That is a very unusual humanoid, but I have to say that reports of glowing humanoids are not rare. It's actually quite common. But I wonder about it. What is making them glow? Where is this light coming from? If we were to see these guys more close up, would this be a grey, you know, a human looking ET? Really hard to say for sure, because all the witnesses saw was this very bright glowing entity of some kind. (00:30:28)

Also interesting is that one of the kids actually tried to shoot at this ET. Well, not at it, but above it. And that certainly seemed to end the encounter, which is no surprise. Now let's move to the next case. I call this one the Leaping Alien. This one occurred on October 15, 1977 in a rural area of Midland, Michigan. This is a multiple witness case. This one, again, is not well known at all. (00:31:01)

What's to me the most interesting aspect of this case is how this ET was moving. Again, this case comes from Walt Andrus, co-founder and head of the mutual UFO network MUFON. He says he received a letter directly from the witnesses describing their very unusual experience with a strange humanoid. The witnesses are Mrs. Foster and her daughter Lori. It was around 5.30 p.m. on October 15, 1977. Lori was driving and her mother was in the front seat. (00:31:33)

They had left their home for a shopping trip and were heading north on South Patterson Road and were approaching this T-intersection of East Pine River Road in Midland, Michigan. You can see the exact location here. And this is when, without warning, a strange being leaped out from the right side of the road, moving in an arc about four feet high, and landed smack dab in the middle of the road, just about 200 feet ahead of them. (00:32:04)

Lori immediately slammed on the brakes, and both witnesses could now see that this figure was in fact humanoid in shape. It stood upright. It was very slender. The head, neck, and torso appeared to be of normal human proportions, but were about the size and build of a slender teenage boy. They said it was a smooth, dull black color from head to foot, and if the figure had any arms, they were not clearly visible to either of the women. No sooner had the figure landed in the center of the road when it immediately rebounded into the air, and in a second leap disappeared into the underbrush on the left side of the road. (00:32:41)

The way it jumped, they said, was very similar to a kangaroo in the large jumps that it executed. They estimated that each leap measured about 30 feet. Now Lori drove ahead to a stop where they had seen this land. Both the witnesses then looked around, could see no sign of the humanoid, and both were too frightened to get out and look for it. Now neither of them saw any UFO, but per Walt Andress the previous year, there had been a series of sightings in that area. That case is a perfect example of how 60 seconds can change your life forever. (00:33:20)

These two witnesses saw something very briefly, but they're not able to explain it. This appears to be a gray alien, hard to say for sure, but now they have become not only believers, they know. They've had a first-hand encounter. So that's experiential knowledge. That is absolute proof to the witnesses. They may not have gotten a photograph, but you certainly can't explain that away to them, because they were there. That case was investigated by Walt Andress, who's one of the founders of MUFON, the Mutual UFO Network. So I think it's a very serious case, and I think there's so many other cases like this. (00:34:02)

I really wonder what that ET was doing, leaping across the road like that. Was there another UFO in the area? There very possibly was other witnesses, but again, most witnesses are afraid to come forward. This is one of the really difficult things about UFO research, because this cover-up has really done a number on all humanity. Such a shame. Now let's move to the next case, which I call a thirsty UFO. This one occurred on the evening of March 23rd, 1978, in Sao Paulo, Brazil. This is a single witness case, but it's super interesting, because there are a lot of cases of UFOs that seem to show an interest in the water on our planet, and that's what it looks like is happening in this case. (00:34:53)

It's also really interesting how these ETs behaved, and the instruments they were using. There's a lot of really bizarre and interesting details in this particular case. This case was published in the Brazilian magazine Revista. It was at 6pm on the evening of March 23rd, 1978, that João Inácio Ribeiro, then age 47, was walking along the beach near Guaúba, Sao Paulo, Brazil. Looking up, he saw a 30 foot wide circular craft appear on the horizon. It immediately zoomed forward, stopped and hovered motionless about 250 feet from shore, and just above the surface of the water. He said it had the appearance of a shiny metallic sphere. (00:35:40)

It was covered with blue, red, green, and lilac colored lights. He said there was a dome on top and three circular windows. Although the object was directly above the water, it produced no agitation in the water. João became frightened, and this is when he saw two 3 foot tall humanoids emerge and stand right on top of this object. And as João says, the creatures were short, about a meter tall, wearing tight-fitting grayish clothing. Besides being bald, they had small mouths and noses, and protruding eyes disproportionate to the size of their faces. (00:36:25)

One of them carried a kind of stick, while the other held a cable and a black box resembling a vacuum cleaner. For the next 10 minutes, the crew of this craft repeatedly guided the craft over the seawater, apparently using this instrument to get seawater from the ocean, though the witness did not state this explicitly. So after about 10 minutes had elapsed, the figures took their equipment and re-entered the craft. The UFO then ascended to about 30 feet above the surface of the ocean and promptly plunged into it, without producing any turbulence, no foam, no waves, though João says he did hear a hissing sound. (00:37:02)

Frightened, João fled the scene and shared his encounter with his family, and was later interviewed by researchers explaining what happened, and he told them that he was convinced the craft that he saw was not from this world. This case was misreported in some of the accounts which said that there was a lot of turbulence in the water, but according to the first hand eyewitness testimony, no, the water was never disturbed at any time. Very hard to say for sure whether that UFO and these little ETs were taking ocean water or not, but it certainly looks like it, and there's so many cases of that actually taking place, so I suspect that was probably the purpose of this encounter. (00:37:47)

But can you imagine watching something like that for 10 full minutes? It's one thing to have a fleeting sighting of an encounter, but when you're that close to a metallic craft, and the ETs are balanced there on top of it, how bizarre is that? That's the sort of incident that is just not easily explained away. Now let's move to the next encounter. I call this one Humanoid Encounter on River Styx Road. This occurred one evening in May 1982 in Chatham, Ohio. This is a multiple witness case, but what's super interesting is the witnesses, while they agree on most details, one witness remembers a little bit more than the other, and there was apparently missing time. The witness to this case reported this encounter about 33 years after it occurred. (00:38:38)

It does involve two witnesses, though only one of them has gone public. I'll call him Andrew, but this is of course a pseudonym. Andrew and some family members were visiting his friend's farm in Chatham, Ohio. They were having a picnic, and that evening, after cleaning up, they headed home. It was around 7 p.m. on a clear night in May 1982, and they were driving southeast on River Styx Road, which you can see here. It's a small country road. (00:39:10)

Andrew was driving, and his friend was in the front passenger seat. And it was then that a UFO showed up. As Andrew says, we had the sunroof open, and we both noticed a real bright light in front of us behind the only cloud in the sky. There was supposed to be a full moon or near fall that night, so right away we thought it was the moon rising from behind the cloud. But then we looked a little to the right, and there was the moon. So then we thought it was a plane's headlight as it was coming up. (00:39:41)

But then we realized it was hovering, so we thought it was a spotlight from a helicopter. So Andrew is describing what J. Alan Hynek, UFO researcher, calls, quote, theory escalation. This is when witnesses go through various explanations to account for their observations, but are forced to discard them as it becomes more clear to them that they are observing something truly unusual. Now it was at this point that the witnesses stopped the car. Andrew's friend got out. He walked over to the driver's side, and together they began to discuss what they were looking at. (00:40:18)

And this is when the object made a real rapid movement, and in literally the blink of an eye, was hovering above some nearby trees. They discussed whether it was a large object somewhat far away, or a smaller object up close. Apparently it was pretty close, because Andrew could now discern that this was in fact a structured craft. As he says, I saw a silvery craft that looked like two saucers put together at the rims, with a gap where the rims join to make room for a row of windows. (00:40:52)

There were white lights and red lights on the top and bottom of the craft. Some were stationary, and some lights were moving or blinking. I saw entities in the window. I saw three people standing at the windows. They had big heads and long arms, but it was not close enough to see details like faces. Then the craft, in the blink of an eye, zipped to the right and hovered for seconds, or a minute, and then zipped back to where it was. Then zipped northeast in the blink of an eye, and was gone. (00:41:22)

So at this point, Andrew turned to his friend and said, Did you see what I saw? Andrew's friend said, Yes. And they discussed it, and they agreed with all the details, except one. Later, his friend did not recall seeing any humanoids. Now, more weirdness was yet to come. This whole encounter lasted, they estimate, about 10 to 15 minutes. But when they got home, they learned that they were about 45 minutes late. So they were missing at least a half an hour, possibly more. (00:41:56)

As Andrew says, For several days, we could hardly believe it happened. But seeing it together made it real. This was my one and only UFO experience. I did not tell anyone for many years. In the mid-1990s, when I did tell some people, I was ridiculed, and I realized it would adversely affect my credibility. So I hardly told anyone else until now. In fact, it was only after seeing a show about UFOs and hearing that the other witnesses were afraid to come forth because of ridicule, Andrew decided that it was the right thing to do, to come forward. (00:42:36)

And as he says, What spurred me on was that the show said maybe someone else saw something that night. Such a fascinating case. I would really love to talk to that other witness, given that he had other encounters. I suspect that he may be a contactee. It certainly sounds like they were taken on board, given that they are missing 45 minutes of time. That's a huge red flag. What's also a red flag is that one of the witnesses has no memory of seeing humanoids. (00:43:09)

When we hear something like that, that is another indication that there's more to the encounter than the witnesses can remember. I'd love to talk to them. I bet they had dreams about this encounter, and I bet that there's a lot more to unpack about what's going on. It's interesting to me that this occurred along the River Styx Road. I don't know, it's an unusual name for a road. Not that there's any connection to UFOs, but I just found it kind of interesting. (00:43:38)

All right, let's move to the next case. Again, quite brief in details, but super interesting. There's a detail in this case that really struck me profoundly. I call this case, It Was Comforting Me. That is a quote from the witness. This one occurred one evening in July of 1994 in Verona, Wisconsin. And what's to me so interesting about this case is that it was entirely benevolent. This could be another case of missing time as well, because the witness doesn't remember the entirety of the encounter. She was quite young at the time. (00:44:16)

But a fascinating description of a humanoid. The witness in this case was only four or five years old when she had her encounter with an apparent humanoid. She is anonymous, so I'll call her Rebecca. She's unsure of the exact date, but has pinned it down to late July 1994. Her family had left their home in Arkansas to visit their relatives in Verona, Wisconsin. They drove all day and arrived at evening time. (00:44:49)

Rebecca was tired from the trip, so she was placed in a papasan chair in the guest room. This chair was about five feet away from a window, and at some point in the night, Rebecca awoke. As she says, it seemed very quiet and dark. I remember feeling scared at first as I woke up, and when I looked at the window, I saw light coming from it. There, right at the window, was an entity with its hands on the windowsill, staring directly at me. (00:45:16)

As soon as I looked at its face, I immediately felt calm, unafraid, and actually curious. It, too, looked at me. Now, the first thing Rebecca noticed about this being was that it was glowing with intensely bright white light, which she described as being like the flash on a camera, but a little different. As she says, that's what the light on its body looked like, a white light, but also around its body was this golden aura, almost metallic looking. (00:45:48)

It seemed to tilt its head sideways slightly. I remember its eyes were small, black, but it seemed to have a reassuring look. I felt like everything was going to be okay. It was like it was comforting me somehow. And then, after that, I must have lost consciousness. So that's all she remembered except waking up the next morning. And it was years later, hearing about alien encounters, that Rebecca started to do some research, looking at other people's descriptions of ETs, but she was unable to find any descriptions that matched hers. So it was an experience that left her with more questions than answers. (00:46:27)

As Rebecca says, it was an odd atmosphere in the room for sure. I cannot explain it. From what I could tell though, it seemed to observe children as if it was guarding me or protecting me from something. That's how I perceive it. To me, the most interesting aspect of that case is how this witness felt like this ET was protecting her or guarding her, and that it was completely benevolent. It's also really interesting that here we have another case of a humanoid that's glowing really brightly, and apparently not a typical grey, but sounds like a variation of a grey to me. (00:47:02)

Doesn't surprise me. The variation among greys is the same sort of thing we see here on our own planet with the variation among human beings. So there appears to be a very wide variety of humanoids. And in fact, as we go through all of these cases, you can see that it's almost as if there's an endless parade of different humanoid types out there. As this next case shows, I call this next one, I felt inexplicably happy. (00:47:38)

This one occurred one evening in autumn of 2011, in an undisclosed location in Alabama. This is a single witness case, but another example of an ET showing up in a person's home. What's to me the most interesting aspect of this case is how the witness reacted. At the time of her encounter, Elaine, that is a pseudonym, was living with her mother in an unnamed town in Alabama. One evening in the fall of 2011, she fell asleep on the couch in the living room. She said it was around 3.30 or 4 a.m. that something startled her awake. (00:48:11)

I'll just quote her directly. As Elaine says, I looked up and an entity was standing over me. He, she, or it appeared to be between five to six feet tall, white skin, and the usual large black eyes. The eyes were shiny, deep, and about three inches across, and angular. The entity was thin, with a larger head. It appeared to be wearing some sort of stretchy suit, but I was too focused on the face to really notice much else. (00:48:46)

I did notice that the hands were long, as if they had an extra joint in each finger, with dark colored nails. I never had an experience like that before, but I wasn't even remotely afraid. Actually, and I feel like an idiot thinking back on it, I had this uncontrollable urge to laugh. I felt inexplicably happy and just laughed. The entity bent down as if to observe me. The movement was unusual and fluid in a way. I had the impression of curiosity. Then, the entity was just gone. (00:49:21)

Now Elaine explains that this entity didn't disappear. Instead, it looked to her more as though it had, quote, rolled into a different plane. Now Elaine was still laughing, and her mother, who was just beginning to get ready for work, heard Elaine laughing and came into the room and asked her, why are you awake? And what is so funny? Elaine says that she was laughing uncontrollably. She was laughing so hard she could only talk gibberish. So her mom just assumed that she must be sleep talking. But Elaine maintains that this was a real experience. (00:49:57)

Now this is interesting because by coincidence or synchronicity, this turned out to be a very auspicious time for her encounter. As Elaine says, I observed an entity in my home, and my life hasn't been the same since that night. And I joined the Air Force that same week. Most people, when they wake up, and they see what appears to be a tall gray alien leaning over and staring at them, react with fear. It's so interesting to me that this witness reacted in the opposite way, with sort of this feeling of being inexplicably happy. (00:50:38)

Some people might say that this was a feeling sort of put upon the witness by the ET itself. Hard to say for sure, but we certainly do see a lot of cases of people feeling no fear. And the ET telling them, you know, don't be afraid, we won't hurt you, and this sort of thing. But for her to react by laughing is really interesting. I also find it super fascinating that that week she joined the Air Force, because we do see a number of cases of people having a really profound encounter at a pivotal point in their lives. (00:51:09)

Whether it's getting a new job, or getting a new home, or becoming married, or getting separated, or going through an illness, or something along those lines. That is a really interesting and unusual pattern that I don't think a lot of people know about, but it absolutely turns up quite a bit. Now let's move to the last and final case in this collection. Also a really fascinating case. I call this one, I was in complete disbelief. This occurred one evening in July of 2019 in an undisclosed location in Texas. This is a single witness case, although the lady did have a husband sleeping next to her at the time. (00:51:52)

This is a really unusual case, in that the witness not only experienced some physiological effects, but it really affected her profoundly in other ways, as we'll see. The witness in this case, I call her Ann, that's a pseudonym. She anonymously reported her experience of being visited by a gray alien, writing, it took me many years to be able to discuss this occurrence with anyone, because I'm extremely well known for being a level-headed mentor and healer. She decided to share her encounter for one main reason, and she says, my goal is just to contribute my experience with others that have had the same happen to them. (00:52:38)

She says it was around 9 30 p.m. one evening in July 2019, and she was lying in bed with her husband in their home in an undisclosed location in Texas. Her husband was asleep, but Ann was still awake, and as she says, I was lying in bed when my body was completely paralyzed. I could not move, but I was wide awake, and all I could do was blink my eyes. My hearing became extremely sensitive. The window that was beside me had curtains that covered the window from ceiling to the floor, and it was as if the wind blew and the curtains moved. I was able to see through the corner of my eyes a tall gray being. (00:53:17)

I was extremely terrified. Being a Reiki master, I started protecting my body and projecting positive energy, because I was not sure what was about to happen. This thing stood about six and a half to seven feet tall. It was a gray. I could smell a sulfur kind of smell. It bent over and was looking at me while I was protecting myself with Reiki energy. So, unable to turn her head to look directly at the being, Ann instead swiveled her eyes to the mirror, and she was now able to get a complete view of the gray alien standing beside her in the reflection of the mirror. (00:54:01)

And as Ann says, its body and the arms and legs were extremely thin and long. Its neck was long, and its head was not proportionally correct to the body. I did not see eyelids on the eyes. The shape of the eyes was extremely odd. It did not have a normal nose. It had a mouth, but it did not have lips. Now, she did have the distinct impression that this being was studying her in some way. As Ann says, it was as if it was sensing what I was doing. (00:54:27)

It appeared to be curious, but what was extremely odd, this thing gave off an energy as if it was familiar to me. I tried everything that I could, every bit of energy, just to move one finger to tap my husband on the forehead for him to wake up and look directly at this thing. My dogs were lying on the floor and were whimpering. There was a sense of calm that came over me, and instantly my racing thoughts and fears started to subside. It did not touch me at all. (00:55:01)

All it did was bend over and look directly at me and up and down my body. It seemed like an eternity that this thing had me in a paralyzed state while it was observing me. Right before it left, it brushed up against the curtains, and I could hear the subtle sound of the curtain being disturbed. The thing moved the curtain and stepped backwards through the window and left. I was able to move my fingers and then my arms, and I woke up my husband telling him what had happened. (00:55:33)

My husband had been in an incredibly deep sleep, which is not normal for him. So at this point, Ann looked at the clock and saw that about seven minutes had elapsed. She knew that the experience could not have been a dream because she was never asleep. She was fully awake before the incident, throughout the encounter, and afterwards. And in addition, there were other effects from the encounter that confirmed the reality of the event. As Ann says, both of the dogs had wet themselves. (00:56:03)

I was in complete disbelief at what just happened. The following days after this occurrence, I had sleep issues, aching in my joints, stomach issues, and borderline anxiety. Ann reported her encounter in 2022, about three years after it occurred. That's a pretty recent case, 2019. It took the witness only three years to come forward, so kudos to the witness for having the courage to step forth and share her encounter. Super interesting to me that she is a Reiki master. There seems to be quite a few cases of doctors and nurses and healers of all kinds being visited. (00:56:47)

Also interesting is how she felt that the presence of this ET was somehow familiar to her, or giving off the same sort of energy. I suspect, and this is just my personal opinion, that it was her abilities to do Reiki healing that may have attracted this ET to her. Because there are so many cases of people who've had encounters, and then suddenly start doing Reiki, or hands-on healing, or becoming interested in medicine, or that kind of thing. But it's a concerning case. (00:57:21)

I mean, no doubt this affected her physically, negatively, and also it was very difficult for her to process. My heart goes out to all people who go through these kinds of experiences, because I know, having done this research for so many years, that it can be very scary and very difficult to process an experience like this. So there you go, 12 cases I'm pretty sure you haven't heard before, coming from all over the world, of all different types of humanoids. (00:57:52)

Not sure how many cases it's going to take for this subject to be fully accepted by all humanity. I don't think we're there yet. Until and unless this cover-up ends, I think we're going to continue to struggle with fear, confusion, skepticism, disbelief, ridicule, and gaslighting. And it's such a shame, because we know now that our governments do take this subject very seriously. By our governments, I'm talking about the military industrial complex, the various highest levels of the military, the perhaps Illuminati, Cabal, one percenters, call them what you will, the intelligence agencies, they know it's real. (00:58:31)

This is a subject that is of profound importance to all humanity, and we all deserve to know the truth about it. That's why I am continuing this mission to get this information out there, because we all deserve to know the truth. That's it for today. Thank you guys so much. I truly appreciate you guys watching. Hope you're having a great weekend or week, whatever the case may be. Until next time, keep asking those hard questions, keep searching for the truth, most important of all, keep having fun. I'll see you next time. Bye for now. (00:59:07)

(2025-11-09)