動画 : Best UFO Cases Caught On Tape
前置き
Paranormal Media の Robert Kiviat が制作し た "Best UFO Cases Caught On Tape"(2007) と題された動画を AI で整理した。内容は独立して撮影された UFO の動画を寄せ集めたもの。
コメント
動画内の解説者も、撮影者も、
- 人類の技術レベルを超越した ET (∋未知の知性体)の飛行装置を撮影した証拠だ
としている。だが、これらの撮影された「UFO」の正体は(あからさまな誤認や捏造を除けば)、その大半が orb/大気中の発光現象 であることを強く示唆する内容となっている。
見慣れた映像も多いが、珍しい映像も含まれている。切り出し静止画を添付したいところだが、時間が取れない。
補足
David Sereda が登場している。彼は、
David Sereda が経歴詐称して John Hutchison の擁護役を買って出た。 (2020-09-22)
で述べたように経歴詐称の前歴がある。そして、この動画でも経歴詐称して former Defense Department subcontractor だとしている。当然、その David Sereda がこの動画で が主張していることはデタラメな思いつきでしかない。
[David Serida] : Franklin, we see a long line. When I saw the tape, I realized that I was looking at very exciting, incredible footage that has never before been seen by the public. (00:22:30)
[narator2 : Peer Larson] : David Sirita, a former Defense Department subcontractor, has been studying NASA's possible interest in UFOs for over 15 years. And he believes this incident, which has since become legendary on the Internet as the Tether Incident, may prove UFOs are real. February 25th, 1996. 100 miles above Africa, an experimental satellite system attached to a 12-mile-long electricity-conducting tether suddenly breaks. Within moments, the satellite drifts almost 100 miles away. Nitrogen gas gathers around the tether, effectively turning it into a gigantic fluorescent light in space. (00:23:10)
目次
要旨
衝撃UFOビデオの検証
このテキストは、「衝撃UFOビデオの検証」からの抜粋であり、主に「Best UFO Cases Caught On Tape」(2007年)という番組のトランスクリプトで構成されています。
この文書は、世界中で撮影されたとされる数々のUFOビデオ映像を取り上げ、目撃者、ビデオ撮影者、そして専門家(航空会社の機長、作家、光学物理学者、特撮スーパーバイザーなど)のコメントを通じて検証しています。
取り上げられた事例には、フェニックスでのドーム型UFOの目撃、NASAのシャトルミッション中に記録された奇妙な物体、メキシコの皆既日食中の集団目撃、そしてイスラエルでの構造を持つ巨大な飛行物体などが含まれています。専門家の間では、これらの映像が地球外の技術を示しているという意見や、一部は見間違えや精巧な捏造の可能性があるという懐疑的な見解が混在しています。
ビデオカメラがUFO現象の真実を解明するための重要なツールとして機能する可能性が強調されています。
全体俯瞰
衝撃UFOビデオの検証:主要テーマと専門家分析
エグゼクティブ・サマリー
本文書は、2007年のドキュメンタリー「Best UFO Cases Caught On Tape」の記録に基づき、ビデオに撮影された未確認飛行物体(UFO)に関する主要な目撃事例、専門家の分析、および中心的なテーマを統合したものである。このドキュメンタリーは、世界中で増加するUFO目撃報告と、それを記録するビデオカメラの普及という現象を検証している。
本資料から得られる主要な洞察は以下の通りである。
- ビデオ証拠の重要性: 一般市民が所有するビデオカメラが、UFO現象を記録し、分析するための重要なツールとなっている。UFOハンターと呼ばれる人々は、議会での公聴会開催などを目指し、決定的な証拠を撮影しようと積極的に活動している。
- 専門家による多角的な分析: 映像は、海軍光学物理学者、特殊効果スーパーバイザー、航空会社の機長といった専門家によって分析される。彼らの見解は、捏造の可能性(例:ニューヨークの世界貿易センターの映像)や既知の物体(例:ドイツの飛行船)の誤認を指摘する一方で、一部の映像については「説明不可能」であり、人類の既知の技術を超えている可能性を示唆している。
- 世界的な現象: UFO目撃は特定の地域に限定されず、アメリカ(アリゾナ、フロリダ)、メキシコ、イスラエル、中国、ドイツ、ペルー、エクアドルなど、世界中で報告されている。特にアリゾナ州フェニックス、フロリダ州ガルフ・ブリーズ、そしてイスラエルでは、特徴的で不可解な目撃が集中している。
- 政府・軍の関与の可能性: 映像や証言の中には、UFO出現後に軍用機(F-15)が現場に現れる様子や、NASAが「宇宙ゴミ」と説明する物体の不可解な動き、イスラエル空軍がUFOを追跡しているという元軍人の証言など、政府や軍がこの現象を認識し、関与している可能性を示唆するものが含まれている。
- 信憑性への問い: すべての映像が本物とは限らない。番組内でも、ネバダ州の芸術祭で撮影された映像や、メキシコのカルロス・ディアス氏による一連の映像など、捏造の可能性が議論されている事例が取り上げられている。
総じて、このドキュメンタリーは、UFO現象が単なる憶測や逸話ではなく、分析と議論の対象とな る具体的な「映像証拠」として存在することを示している。しかし、その解釈は依然として多様であり、地球外生命体の宇宙船、極秘の軍事兵器、あるいは巧妙な捏造といった様々な可能性が併存している。
ビデオ証拠の台頭とUFOハンターの出現
ドキュメンタリーは、近年、世界中の人々からUFOの目撃報告が増加しており、ビデオカメラがこれらの不可解な飛行物体を数百件も捉えているという現状から始まる。この現象を背景に、「UFOハンター」と呼ばれる人々が出現している。
- クリス・ミラー(UFOビデオグラファー): 彼の活動の動機は、祖父から受け継いだエーリッヒ・フォン・デニケンの「古代宇宙飛行士説」の証拠を見つけることだった。彼は、自身の撮影した映像が海軍情報局によって4ヶ月間研究されたが、「物体が何であるか全くわからない」というコメントしか得られなかったと述べている。彼は、これらの目撃が一般市民を徐々に慣れさせるための「脱感作プロセス」の一部である可能性を指摘し、多くの人々がビデオを撮影し、議会に提出することで真実が明らかになることを望んでいる。
- トーマス・サボウリン(UFOハンター): 1990年代初頭のフロリダ州ガルフ・ブリーズの映像に衝撃を受け、自らカメラを手にUFOの撮影を開始した。「テープに収めることが私の仕事になった」と語る彼は、物語を聞 くのではなく、映像として「見たい」という探求心を強調している。
主要な目撃事例と分析
ドキュメンタリーでは、世界各地で撮影された特に注目すべきUFO映像が紹介され、専門家による分析が加えられている。
フェニックス、アリゾナ州:UFO活動のホットスポット
アリゾナ州フェニックスは、専門家によればアメリカで最もUFO活動が活発な都市の一つとされる。ビデオグラファーのジェフ・ウィリスは、この地で数々の不可解な物体を撮影している。
- ドーム型の飛行機械(2003年5月24日): ウィリスが自宅の外で撮影した鮮明な映像。円盤状の物体が側面を向け、ドームが見える状態で家の上空を通過。突如Uターンし、約1.5マイル(約2.4km)を一瞬で跳躍し姿を消した。ウィリスはこれを「我々が夢見ることしかできない推進システムで動く、構造化された金属製の機械」と断言している。
- 専門家の見解: 航空会社機長でUFOコンサルタントのジム・クーラントは、この映像を「議会の公聴会に持ち込むとしたら、おそらくこれを選ぶ」と高く評価。「ハイテク機器による分析で、そこに何かが存在することが示されている。金属製で、間違いなく反重力型の乗り物だ」と述べている。
- その他の目撃事例:
- 2004年12月11日: ホバリングする円盤の上を、別の奇妙な物体が危険なほど近くをかすめて自由落下するように通過する様子を撮影。
- 2005年5月24日: ドーム型円盤の目撃から2年後の同じ日に、金属製で未知の飛行特性を持つ物体を撮影。物体は2つに分裂したかのように見える。
- 夜間の三角形編隊(2005年5月12日): 遠方に4つの光が 三角形に現れ、そのうち2つが消えて残りの2つの前方に再出現するなど、不可解な動きを見せた。この現象の約2分後には、F-15戦闘機が同エリアを旋回する様子も記録されており、軍の関与が示唆されている。
- オーブの編隊飛行: 別の夜には、複数のオーブが出現・消滅を繰り返し、6分間にわたって三角形などの編隊を組む様子を3台の異なるカメラで撮影することに成功した。
ガルフ・ブリーズ、フロリダ州:一連の注目すべき事件
1980年代後半から1990年代にかけて、フロリダ州ガルフ・ブリーズ周辺ではUFOの目撃が多発し、その多くが映像に記録されている。
- 1987年の目撃: 地元の男性が撮影した写真とビデオが町の新聞社に持ち込まれ、大きな注目を集めた。
- 専門家の見解: 海軍光学物理学者のブルース・マカビー博士は、映像を詳細に分析した結果、「その形状、構造、動き方は、人類が作るいかなる乗り物の特徴とも異なる」と結論付けている。
- 1993年の目撃:
- 加速する物体: 地元住民が撮影した映像には、ミサイルや既知の投射物とは思えない物体が驚異的な速度で加速する様子が記録されている。
- シリンダー(円筒)型UFO: UFO調査員のマイケル・ホーキンスが、エグリン空軍基地に近いレッドフィッシュ・ポイントで撮影。彼は当初軍の乗り物かと考えたが、最終的には「何らかのエイリアンの探査機かもしれない」と感じたと語る。
- クリスマスツリー型UFO: 3人の異なる撮影者が、それぞれ別の角度から同じ「クリスマスツリー型」の奇妙な物体を撮影。物体は濃い煙のようなものを放出し、カメラに向かって強烈な光線を照射した。
- 舷窓のあるUFO: ホーキンスが後に撮影した未公開映像では、舷窓が並んだ円盤状の物体が至近距離で捉えられている。彼は息を切らしながら撮影を続け、物体が「瞬き一つで」消え去る瞬間を記録した。
NASAの宇宙空間での映像:公式見解と反論
ドキュメンタリーは、NASAのスペースシャトルミッション中に撮影された映像も取り上げ、公式見解に疑問を呈している。
- テザー(Tether)事件(1996年2月25日): 長さ12マイル(約19km)の導電性テザーに接続された実験衛星が破損し、漂流。テザーの周りに窒素ガスが集まり、宇宙空間で巨大な蛍光灯のようになった結果、奇妙な物体を引き寄せたように見えた。
- NASAの見解: 宇宙飛行士は「我々と共に飛ぶちょっとしたデブリ(宇宙ゴミ)」と説明している。
- 反論: 元国防総省下請け業者のデビッド・セリダは、これをUFOであると主張。彼は、テザーの長さを基準に物体の大きさを直径約2〜3マイル(約3.2〜4.8km)と推定。さらに、物体が規則的に脈動すること、重力波を示唆する螺旋状の波を放出することなどを挙げ、「これらのUFOは非常に高度な重力エネルギーとゼロポイント・エネルギーを利用している証拠だ」と述べている。
- その他のNASA映像:
- 高速での鋭角ターン: 隕石では不可能な高速での鋭角ターンを行う物体が記録されている。セリダは「このようなターンにかかるG(重力加速度)は、どんな宇宙飛行士もパンケーキのように押しつぶしてしまうだろう」と指摘。
- 知的な編隊形成: 複数の物体が円形に整列し、所定の位置に達すると発光するという 、知的な制御を示唆する映像も紹介されている。
世界各地での目撃情報:グローバルな現象
UFO現象はアメリカだけでなく、世界中で報告されている。
- 中国・ドイツ(1993-1995年): 北京とシュトゥットガルトで、非常によく似た葉巻型の飛行物体が撮影された。
- 専門家の見解: マカビー博士は、これらの映像を分析し、「内部に照明を持つ透明な外皮の飛行船の形状と酷似している」と結論付け、既知の物体である可能性が高いと指摘した。
- ペルー(1999年): 5ヶ月にわたるUFOの目撃多発期間中、リマ郊外で2人の写真家が同じ日の夜に同じ物体を撮影。翌晩には、別の町で同じ物体が40分間にわたりホバリングする様子が撮影された。
- エクアドル(1995-1996年):
- シャンデリア型UFO: グアヤキル市で高校生が撮影。回転する構造物で、約500人が目撃したとされる。撮影者は「ヘリコプターでも飛行機でもあり得ない。信じられない光景だった」と語る。
- 円形UFO: 翌年、首都キトで精巧な光の配列を持つ円形の物体が撮影された。
- メキシコ:
- 1991年7月11日の日食: メキシコ全土で数百人が日食中に金属質の円盤状物体を同時に撮影するという前代未聞の大量目撃が発生。これが1990年代を通じて続くメキシコのUFOウェーブのきっかけとなった。
- 三角形UFO(1994年12月3日): UFO研究家のサンティアゴ・イトゥリアが撮影。山から現れた巨大な赤く光る三角形の物体で、非常に静かに低空を飛行した。
- イスラエル:
- クファル・サバの物体(1996年9月): 3夜連続で、リンゴのような形から 王冠のような形へと姿を変える奇妙な物体が撮影された。マカビー博士は、カメラのオートフォーカスが不正確な場合に生じる光学的な歪みの可能性を指摘しつつも、物体自体がUFOである可能性は否定していない。
- キブツ・ハツォルの「空飛ぶ建物」(1996年8月): 3夜連続で、100人以上の住民が目撃。10代の少年が撮影したビデオには、赤いマーキングと長方形の形状を持つ、部分的に照らされた巨大な構造物が映っている。UFO研究家のバリー・ハミッシュは、これを「窓か通気口のようなものが2列ある非常に大きなUFO」と表現し、その大きさと奇妙な形状から、既知のいかなる航空機とも異なると主張している。
- 軍用機との相互作用: 学生が撮影した映像では、軍用機とオーブが互いを追跡し合っているかのような「電子的な鬼ごっこ」が記録されている。
- UFO同士の戦闘?(1996年9月28日): 2つの物体が空中で衝突し、一方が消滅するように見える映像。ハミッシュは、破片や火花がないことから物理的な爆発ではなく、地球外の存在同士の戦闘の可能性を示唆している。
懐疑論、捏造の可能性、信憑性の問題
ドキュメンタリーは、全ての映像を無批判に受け入れているわけではなく、捏造や誤認の可能性についても検証している。
事例 | 状況と主張 | 懐疑的な見解 |
---|---|---|
ネバダ州の芸術祭 | 参加者(Erech)が「ハリウッド映画のような宇宙船」を撮影。夜空に静止し、リムの周りをライトが回転している。 | 特殊効果スーパーバイザー Itm McHugh: ライト彫刻を祝う祭りの最中だったため、クリスマスライトを付けた風船などの浮遊装置である可能性が高い。ただし、映像自体は後から合成されたものではなく、実際に空に存在したと分析。撮影者自身も「見事なエフェクトだ」と語っている。 |
世界貿易センター(1994年) | イタリア人観光客がクルーズ船から、ツインタワーの横に巨大なUFOがホバリングしている様子を撮影。 | Itm McHugh: カメラマンは巨大UFOからカメラを逸らしており、音声には誰一人の驚きの声も入っていない。Bruce Maccabee: これほど巨大な物体であれば、撮影者はUFO団体に報告するはずだが、このビデオは長年「アンダーグラウンド」に留まっていた。 |
カルロス・ディアス(メキシコ) | プロの写真家であるディアスが、自宅上空でオレンジ色に光るプラズマ状のUFOを撮影。非常に鮮明な映像も含まれる。 | 後の映像は「出来すぎ」で捏造に見えるとの指摘がある(例:電球のように突然現れる、レーザービームを発射する)。Bruce Maccabee: 映像は家の窓越しに撮影されており、カメラのすぐ外に模型を吊るすことが容易に可能だったと指摘。 |
メテペックの宇宙人(メキシコ) | 女性が自宅横の野原で光る「宇宙人」のような存在を2度にわたり撮影したと主張。 | 多くの専門家が困惑しており、その正体は謎のままであるとされている。 |