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David Jacobs : ET の地球乗っ取り計画

· 119 min read

前置き

Richard Dolan が David Jacobs を招いて遠隔インタビューしている動画を AI で整理した。インタビューは 2018-12-10 のもの。

要旨

AI

エイリアン誘拐:プログラムと動機

この資料は、Richard Dolan氏がホストを務める「Richard Dolan Show」での、エイリアン誘拐研究の第一人者である‌‌David Jacobs博士‌‌へのインタビューの文字起こし‌‌からの抜粋‌‌です。

Jacobs博士は、エイリアンによる誘拐現象を‌‌「惑星獲得」という非常に悪いもの‌‌と見なしており、その研究を通じて、この現象が‌‌極秘裏に世界規模で‌‌、少なくとも19世紀末から続いている‌‌と結論付けています‌‌。

彼は、‌‌退行催眠‌‌を用いて誘拐被害者から情報を得ていますが、‌‌正確な記憶を引き出すことの難しさ‌‌や、‌‌初めてのセッションでは情報が不正確であること‌‌を強調し、‌‌綿密な時系列を追う訓練‌‌の必要性について説明しています。

さらに、博士は‌‌グレイエイリアンの体型‌‌が自然な進化ではなく‌‌人工的な創造物である可能性‌‌、そして彼らが高い知性を持つ‌‌昆虫型エイリアン(マンティス型)‌‌によって支配されているという推測を述べています。

目次

  1. 前置き
  2. 要旨
  3. エイリアン誘拐プログラムに関するブリーフィング:デビッド・ジェイコブズ博士の調査と結論
  4. 要旨
    1. エイリアン・プログラムの性質と目的
    2. 関与する存在の階層構造と生物学的特徴
    3. 調査方法論とデータの信頼性
  5. デビッド・ジェイコブス博士によるエイリアン誘拐プログラムに関する調査報告書
    1. 1.0 序論:ジェイコブス博士の研究概要
    2. 2.0 研究の視点とタイムラインの特定
    3. 3.0 情報収集の方法論:催眠退行による記憶の再構築
    4. 4.0 エイリアンの階層構造と生物学的特徴に関する仮説
    5. 5.0 結論:惑星乗っ取りプログラムという最終的見解
  6. リチャード・ドーランのインタビュー手法分析:デビッド・ジェイコブス博士の理論を構築する戦略
    1. 1. はじめに:インタビューの戦略的枠組み
    2. 2. 信頼関係の構築と言説の主導権確保(00:01:58 - 00:03:20)
    3. 3. 理論の核心を引き出す対話術(00:03:20 - 00:08:44)
    4. 4. 主張から方法論へ:構成の戦略的転換(00:08:44 - 00:15:19)
    5. 5. 方法論の正当化と反論への対処(00:15:19 - 00:24:01)
    6. 6. 総括:リチャード・ドーランの役割とインタビューの効果
  7. デビッド・ジェイコブス博士のエイリアン誘拐研究:その独自性と論点
    1. 序文:なぜジェイコブス博士は重要人物なのか?
    2. 1. ジェイコブス博士の情報収集法:記憶の深層へ
    3. 2. 他の研究者との対立点:コンタクトは「良いこと」か?
    4. 3. 結論への道筋:「惑星乗っ取り」理論の構築
    5. 4. まとめ:ジェイコブス博士の独自性の要点
  8. Jacobs の主張と見解
    1. 1. Jacobsの核となる主張:「プログラム」と「惑星の獲得」
    2. 2. エイリアンの階層と生物学に関する見解
    3. 3. 研究方法論と記憶の獲得
    4. 4. 証言の一貫性および他の研究への批判
  9. ET の種族と階層
    1. 1. 階層の頂点:マンティッド(インセクティレン)
    2. 2. 他の存在の分類:ハイブリッドまたは創造物
    3. 3. グレイ型エイリアンの構成と起源
    4. 4. レプティリアン型エイリアン(爬虫類型)の役割
  10. 情報の取得方法(退行催眠)
    1. 1. 催眠回帰の採用と初期の学習
    2. 2. 記憶の信頼性と「訓練」の必要性
    3. 3. 時系列に基づく訓練方法(クロノロジー)
    4. 4. 調査研究手法への批判
  11. 情報源
  12. 文字起こし(話者識別)

エイリアン誘拐プログラムに関するブリーフィング:デビッド・ジェイコブズ博士の調査と結論

AI

要旨

テンプル大学の歴史学名誉教授であるデビッド・ジェイコブズ博士は、エイリアンによる誘拐現象を、地球規模で秘密裏に進行する「惑星の乗っ取り(planetary acquisition)」プログラムであると結論付けている。博士の長年にわたる研究によれば、この現象は人類に対する友好的な調査や支援ではなく、「恐ろしく」「悲惨な」性質を持つものである。

プログラムは19世紀後半に開始された比較的新しい現象であり、「古代宇宙飛行士説」は証拠に乏しいとして否定される。プログラムの頂点には昆虫型(マンティス)の存在が君臨し、爬虫類人型(レプティリアン)やグレイ・エイリアンなどの下位存在を労働力として使役している。特にグレイは、人間のDNAを利用して創られた人工的な存在である可能性が高いとジェイコブズ博士は推測している。

博士の研究方法論の中核は、複数回にわたる詳細な催眠退行である。博士は、一度きりのセッションやアンケート調査では、現象の表層的な側面しか捉えられず、しばしば誤って肯定的な結論に至ると指摘する。対照的に、博士が用いる時系列に沿った記憶の再構築という手法は、被験者の学歴、職業、国籍にかかわらず、一貫して憂慮すべきプログラムの実態を明らかにするという。

エイリアン・プログラムの性質と目的

ジェイコブズ博士の研究は、エイリアン誘拐現象が単なる偶発的な遭遇ではなく、明確な目的を持った組織的プログラムであることを示唆している。その性質は、一般的に想像されるような友好的なものではない。

惑星の乗っ取り

ジェイコブズ博士は、長年の研究を経て、当初の「エイリアンは我々を調査している」という見方から、「彼らは我々に関心があるのではなく、何か別のことが進行している」という結論に至った。博士はこのプログラムを「惑星の乗っ取り」と呼び、その実態を「恐ろしく(awful)」「悲惨な(terrible)」ものだと表現している。これは、人類にとって有益なコンタクトではなく、極めて深刻な事態であるという博士の強い見解を反映している。

歴史的起源:19世紀後半の開始

博士は、エイリアン誘拐プログラムが古代から続く現象であるという説を明確に否定している。

  • 開始時期: プログラムは19世紀の最後の四半世紀に始まったと推定される。それ以前の時代に、この現象が存在したことを示す信頼できる証拠は存在しない。
  • 古代宇宙飛行士説の否定:
    • 歴史的記録の欠如: 15世紀の文献などに、巨大な目を持つ小柄な存在(グレイ・エイリアン)に関する記述は一切見られない。もし古代から活動していれば、何らかの形で記録に残っているはずだと博士は主張する。
    • 世代間継承の論理: 誘拐は世代間で継承される特性を持つ。つまり、親が被誘拐者であれば、その子供たちも全員が被誘拐者となる。もしこのプログラムが1000年前に始まっていたならば、世代交代を繰り返すうちに、地球上のほとんど、あるいは全員が被誘拐者になっていたはずである。

ジェイコブズ博士は、今日観測されているエイリアンが約140年前に地球に来訪し、「この惑星は我々のものだ」と決定して以来、他の地球外文明は介入してこなかったと推測している。

関与する存在の階層構造と生物学的特徴

誘拐プログラムは、明確な指揮系統と役割分担を持つ複数の異星人種によって実行されている。

指揮系統

存在の種類階層役割・特徴
昆虫型エイリアン(マンティス)最上位プログラム全体を指揮・統括していると見られる。被誘拐者の寝室に直接現れることはほとんどない。
爬虫類人型エイリアン(レプティリアン)不明(中間層か)彼らの正確な役割は「謎」とされている。グレイと同様の作業を行うが、その目的は明確ではない。ジェイコブズ博士は、プログラム初期に他の惑星から連れてこられた労働力であった可能性を推測している。
グレイ・エイリアン労働力誘拐の実務を担う主要な労働力。身長によって役割が分担されており、背の高いグレイが医療的な処置を行い、背の低いグレイが床の清掃など後始末を担当する。

グレイ・エイリアンの生物学的分析

ジェイコブズ博士は、グレイ・エイリアンが自然進化の産物ではなく、人間のDNAを含む人工的な存在である可能性が高いと論じている。その最大の根拠は、機能的に不要と思われる「口」の存在である。

  • 口の謎: グレイには一本の線のような口があるが、以下の点からその機能性は見出せない。
    • 呼吸しない: 被誘拐者が顔を近づけても、呼吸を感じることはない。また、痩せた体には肺の伸縮運動も見られない。
    • 食事しない: 人間のような方法で食事を摂らない。
    • 話さない: コミュニケーションはすべてテレパシーで行われる。
  • 結論: これらの事実から、グレイの口は機能的な器官ではなく、彼らを創造する際に用いられた人間のDNAに由来する痕跡器官(vestigial)であると博士は推測している。彼らの身体的特徴(2つの目、2つの鼻の穴、頭部側面の耳の穴など)も、人間との共通点を示唆している。

調査方法論とデータの信頼性

ジェイコブズ博士は、エイリアン誘拐の真相に迫るためには、厳密な調査方法論が不可欠であると強調する。

記憶想起の難しさと催眠退行

博士は、誘拐の記憶を正確に引き出すことが非常に困難な作業であると述べる。

  • 初期セッションの不正確さ: 最初の催眠退行セッションで得られる情報は、断片的であったり、時系列が乱れていたり、別の誘拐体験と混同されていたりすることが多く、信頼性が低い。
  • 記憶能力の「訓練」: 被誘拐者が正確に記憶を思い出す方法を学ぶには、平均して約3回のセッションが必要となる。これは、特定の出来事を思い出させる訓練ではなく、記憶をたどるプロセスそのものに慣れてもらうためのものである。

時系列再構築による精度向上

博士は、記憶の精度を高めるために、独自の質問技法を用いる。

  1. 逆行的な質問: 被誘拐者が「ベッドの上にいた」と語った場合、「ベッドに近づく前の自分が見えますか?」と少し前の時点に戻す。
  2. 詳細な状況確認: 「立っていますか、横たわっていますか?」「どこから歩いてきましたか?」といった具体的な質問を重ねる。
  3. 選択肢の提示: 「廊下を右に曲がりましたか、左に曲がりましたか?」のように、単純で誘導的でない質問をすることで、記憶の断片を時系列に沿って再構築していく。

この手法により、被誘拐者の最初の表層的な記憶の奥にある、より詳細で正確な情報を引き出すことが可能になる。

表層的な調査への批判

ジェイコブズ博士は、Freeと名乗る組織が行った研究「Beyond UFOs」のように、アンケート調査に依存する方法論を批判している。

  • 調査手法の問題: アンケートや一度きりのセッションでは、現象の複雑さや隠された側面を捉えることはできない。これらの調査が「体験は概して肯定的」といった結論に至るのは、深層にある記憶にアクセスできていないためだと博士は示唆する。
  • データの一貫性: 博士自身やバド・ホプキンスのような研究者が行う詳細な催眠退行調査では、被誘拐者の社会的地位(大学教授、医師、弁護士から中退者まで)や国籍に関わらず、全員が同じ核心的な内容を語る。この一貫性こそが、プログラムの存在と、その憂慮すべき性質を裏付けていると博士は主張している。

デビッド・ジェイコブス博士によるエイリアン誘拐プログラムに関する調査報告書

AI

1.0 序論:ジェイコブス博士の研究概要

本報告書は、エイリアンによる誘拐(アブダクション)現象を研究してきた第一人者であり、テンプル大学で長年歴史学の教授を務めたデビッド・ジェイコブス博士の調査結果と仮説を体系的に分析することを目的とする。UFO研究の中でも特に物議を醸す「第三のレール」とも言えるこの分野において、博士の研究は、現象の背後にある動機と計画性にまで踏み込んだ、他に類を見ない深さを持っている。

ジェイコブス博士が提唱する中心的な仮説は、極めて憂慮すべきものである。それは、現在地球上で進行しているとされるエイリアンの活動が、友好的な接触や単なる科学的調査ではなく、秘密裏に進められる‌‌「惑星の乗っ取り(planetary acquisition)」プログラム‌‌であるという主張である。この結論は、博士が数十年にわたり、数多くの被誘拐者(アブダクティ)との面談を通じて得た情報を分析した結果、導き出されたものである。

UFO研究家リチャード・ドラン氏が指摘するように、ジェイコブス博士は歴史学者としての経歴に裏打ちされた「驚くほど注意深く、科学的な」アプローチを一貫して採用している。本報告書では、博士の研究が時間とともにどのように深化し、現在の結論に至ったのか、その変遷、独自の情報収集方法論、そしてそれによって明らかになったとされるエイリアンの階層構造と最終目的に関する仮説を詳述する。

2.0 研究の視点とタイムラインの特定

ジェイコブス博士のエイリアン誘拐現象に対する理解は、研究の進展とともに大きく変化した。この視点の変遷を追うことは、博士の最終的な結論の重みを理解する上で不可欠である。

当初、博士はエイリアンの活動を「我々(人類)に関心を持ち、調査している」ものと捉えていた。しかし、より多くの事例を深く調査するにつれて、その認識は根本から覆される。博士は、彼らの活動が調査などではなく、より壮大で計画的な何かであり、その本質は「ひどいことだ(awful, terrible)」という、極めて否定的な結論へと達した。

博士は、この誘拐プログラムが開始された時期を‌‌「19世紀の最後の四半期」‌‌、すなわち約140年前に始まったと特定している。一般的に語られる「古代宇宙飛行士説」のように、数千年前からエイリアンが人類に干渉していたという考え方を、博士は自身の調査から得られた2つの重要な論理的根拠、すなわち「世代間の継承性」と「歴史的証拠の欠如」に基づいて導き出している。

  1. 世代間の継承性 博士の調査によれば、誘拐は世代を超えて受け継がれるという特徴がある。つまり、被誘拐者の子供は全員が被誘拐者になる。もしこのプログラムが1000年前に開始されていたならば、世代交代を繰り返すうちに指数関数的に被誘拐者が増え、現在では地球上のほとんどの、あるいは全ての人間が被誘拐者になっているはずだと博士は論じる。
  2. 歴史的証拠の欠如 現代の誘拐事件で一貫して報告される「巨大な黒い目を持つ、背の低い存在(グレイ・エイリアン)」に関する記述は、15世紀以前の歴史的文献や記録の中に一切見出すことができない。この点について、インタビュアーのリチャード・ドラン氏も、ジャック・ヴァレらがまとめた古代の目撃事例集には、現代のグレイに合致する描写が存在しないことを指摘し、博士の説を補強している。

この「19世紀末」という具体的なタイムラインの特定は、古代史の文献調査ではなく、被誘拐者の記憶という全く異なる情報源に依存している。次章では、その情報源からいかにして信憑性のあるデータを引き出すかという、博士の研究の核心的な方法論を検証する。

3.0 情報収集の方法論:催眠退行による記憶の再構築

ジェイコブス博士の仮説の特異性を理解するには、その根拠となる独自の情報収集方法論、すなわち催眠退行の深化と反復にこそ焦点を当てる必要がある。博士の研究は、被誘拐者から失われた記憶を再構築する‌‌催眠退行(hypnotic regression)‌‌という手法に全面的に依拠しており、この手法こそが博士の結論を他の研究と一線を画すものにしている。博士は高名な研究者であったバド・ホプキンス氏のもとで4年間にわたり指導を受け、この技術を習得した。

しかし、博士は催眠退行によって正確な情報を引き出すことの難しさを強調している。特に、キャリア初期の経験から、被験者の最初の証言を額面通りに受け取ることの危険性を学んだと述べている。博士によれば、最初のセッションで得られる情報は断片的で時系列が乱れていることが多く、別の誘拐体験と混同されることさえある。

博士はこの点を、自身の最初のセッションでの失敗談を挙げて説明する。そのセッションで、博士は被験者のささやくような声がテープレコーダーに録音できなかったという技術的なミスを犯した。自身の未熟さを被験者に打ち明けることを「あまりに恥ずかしく(too embarrassed)」感じた博士は、数ヶ月後、「テープレコーダーに少し問題があった」という口実で同じセッションの再試行を依頼した。すると、被験者は前回とは全く異なる内容を語り始めたのである。この経験から、博士は被験者の記憶を精査し、その精度を高めるための独自のアプローチを開発する必要性を痛感した。

博士は、被験者が記憶を正確に再構築できるよう「訓練」するために、極めて具体的かつ時系列を重視した質問技術を用いる。これは記憶を誘導するのではなく、出来事の順序を厳密に再確認させるための手法である。博士は、記憶の時系列を厳密に再構築するため、以下のような具体的な質問を繰り返し用いる:

  • 「(UFO船内で)ベッドに横になる前に、それに近づいていく自分が見えますか?」
  • 「廊下を歩いていたのなら、その部屋には右に曲がって入りましたか、それとも左ですか?」

このような地道な問いかけを繰り返すことで、断片的な記憶を論理的な順序で繋ぎ合わせ、より信頼性の高い全体像を構築していく。博士がFree organizationの報告書『Beyond UFOs』のようなアンケート調査に依存する方法論を不十分と見なすのは、被験者の最初の記憶は断片的で他の体験と混同されていることが多く、深い催眠退行による時系列の再構築を経なければ、一貫した真実には到達できないと考えているからである。

この緻密な方法論を通じて、博士はエイリアンの驚くべき生態や組織構造に関する仮説を構築していった。

4.0 エイリアンの階層構造と生物学的特徴に関する仮説

ジェイコブス博士が採用する厳密な情報収集プロセスは、エイリアン・プログラムの実行主体に関する具体的かつ驚くべき仮説へと繋がっている。博士は、被誘拐者たちの証言を統合することで、エイリアン社会に明確な階層構造と役割分担が存在すると結論づけている。

  • 指揮系統の頂点:マンティス(カマキリ)型 / インセクティラン(昆虫型) プログラム全体を主導し、指揮しているのは、カマキリに似た姿を持つ「インセクティラン」と呼ばれる存在であると博士は仮定している。ただし、彼らが被誘拐者の寝室に直接現れることはほとんどなく、その詳細に関する情報は非常に限られている。
  • 初期の労働力:レプティリアン(爬虫類)型 博士自身の「最良の推測(my best guess)」によれば、プログラム初期の労働力はレプティリアンであり、彼らは別の惑星で征服された存在かもしれないと示唆している。人間をUFOへ連行する物理的な労働力として使われたと推測されるが、彼らの現在の正確な役割は依然として「謎」であるとされている。
  • 現在の主要な労働力:グレイ・エイリアン 現在、プログラムの主たる労働力となっているのがグレイ・エイリアンである。彼らの間にも機能的な分業体制が存在し、背の高いグレイが指示を出し、背の低いグレイが床の清掃といった雑務をこなす様子が報告されている。

博士は特にグレイ・エイリアンの生物学的特徴に注目し、彼らが人間のDNAを組み込まれて作られた存在であるという大胆な仮説を提唱している。博士の論理は、グレイが持つ「口のスリット」という器官の謎から出発する。

まず、博士は被誘拐者たちの証言に基づき、この口が既知の生物学的機能を果たしていないことを指摘する。グレイは呼吸をしない(被験者が至近距離にいても息を感じることはなく、痩身の体に肺の動きも見られない)。食事もせず、会話はすべてテレパシーで行われるため、発声にも使用しない。

呼吸、食事、発声のいずれの機能も持たないにもかかわらず、なぜ「口のスリット」が存在するのか。この問いに対し、博士は、この器官がグレイ・エイリアンの創造過程で使用された遺伝子情報のなごり、すなわち痕跡器官であるという仮説を立てる。そして、その遺伝子情報の由来こそが人間であると結論づける。博士自身、これはあくまで「推測」であると断りつつも、この生物学的な矛盾を説明する最も有力な仮説だと考えている。

この分析は、エイリアンが地球の生命(人間)の遺伝子を利用し、自らの目的を遂行するための労働力を生産している可能性を示唆しており、その最終目的こそが、博士の最も衝撃的な結論へと繋がっていく。

5.0 結論:惑星乗っ取りプログラムという最終的見解

デビッド・ジェイコブス博士の研究は、断片的な目撃情報や個人の体験談の集合体を超えて、エイリアンの活動に一貫した動機と計画性を見出そうとする試みである。その探求の末に博士が到達した結論は、エイリアンの活動が地球と人類にとって極めて深刻な脅威であるという、憂慮すべき全体像を提示している。

本報告書で詳述した博士の最終的な見解は、以下の点に要約される。

  • プログラムの性質: エイリアンの活動は、友好的な文化交流や純粋な科学的調査ではない。それは、地球という惑星そのものを奪うことを目的とした、長期的かつ敵対的な‌‌「惑星乗っ取りプログラム」‌‌である。
  • 組織的な実行: このプログラムは、昆虫型エイリアンを頂点とする明確な階層構造の下で、レプティリアンやグレイといった複数のエイリアン種によって組織的かつ計画的に実行されている。
  • 研究の根拠: これらの結論は、一度きりのアンケート調査や表層的な聞き取り調査から導かれたものではない。長年にわたり、様々な経歴を持つ多数の被験者との、深く継続的な催眠退行セッションから得られた膨大な情報の一貫性を分析した結果に基づいている。

博士の「惑星乗っ取り」という最終結論は、表層的なアンケートでは決して到達し得ない、深く掘り下げた記憶の再構築からのみ浮かび上がる一貫性に基づいていると、博士自身は位置づけている。

最後に、本報告書は、リチャード・ドラン氏によるインタビュー内でジェイコブス博士が提示した主張と、その論理構造を客観的にまとめたものであることを明記する。このテーマが持つ極めて論争的な性質を鑑み、読者には本報告書の内容を一つの仮説として捉え、中立的な視点から考察されることを推奨する。

リチャード・ドーランのインタビュー手法分析:デビッド・ジェイコブス博士の理論を構築する戦略

AI

1. はじめに:インタビューの戦略的枠組み

本稿は、リチャード・ドーラン氏が司会を務めるインタビュー番組における、彼の巧みな対話戦略を分析するものである。特に、UFO研究者デビッド・ジェイコブス博士をゲストに迎えた回を取り上げる。このインタビューにおいて、ドーラン氏は単なる聞き手にとどまらない。彼は、ジェイコブス博士が提唱する極めて特異で物議を醸す理論を、視聴者に対して効果的かつ説得力のある物語として提示するための「物語の共同構築者」として機能している。本分析では、ドーラン氏が用いる具体的な手法を解き明かし、彼がどのようにしてジェイコブス博士の主張の信頼性を高め、その理論が受け入れられやすい知的土壌を形成しているかを明らかにする。

ドーラン氏はインタビューの冒頭(00:00:44まで)で、計算された心理的シーケンスに基づき、巧みな「舞台設定」を行う。彼が用いるのは、視聴者の好奇心を設計し、懐疑心をあらかじめ武装解除するための戦略である。

  • トピックの希少性強調: ドーラン氏は、エイリアンによる拉致問題を「第三のレール(third rail)」(政治的に極めて危険な話題)や「フリンジの中のフリンジ(fringe of the fringe)」(異端の中でもさらに異端な話題)と表現する。まず主題をタブーとして設定することで、視聴者に「禁断の知識に触れる」という感覚を与え、強い関心を引きつける。
  • ゲストの権威付け: 次に、彼はジェイコブス博士を「世界をリードする研究者(world's leading researcher)」と紹介し、その研究アプローチを「非常に慎重で、科学的(remarkably careful and, yes, scientific)」と評価する。これにより、トピックの異端性を、論者の揺るぎない権威性で相殺し、信頼性の担保を図る。
  • 論争点の事前提示: 最後に、ジェイコブス博士の結論を「非常に悪い(very bad)」「惑星の乗っ取り(planetary acquisition)」という衝撃的な言葉で要約する。タブーな話題を、権威ある人物が、恐ろしい結論と共に語るという構図は、視聴者の心に強力な認知的不協和を生み出す。この知的な緊張感が、ただ聞き流すことを許さず、結論に至る論理を真剣に追わせるための強力なフックとなる。

ドーラン氏によるこの巧みな導入は、単なる舞台設定ではない。それは、ジェイコブス博士が自説を展開しやすい環境を作り出すと同時に、視聴者の心理を巧みに誘導する戦略的コミュニケーションそのものである。この土台の上で、彼はさらに具体的な対話手法を用いて、物語を深化させていく。

2. 信頼関係の構築と言説の主導権確保(00:01:58 - 00:03:20)

インタビューの成功は、インタビュアーとゲストの間に築かれる信頼関係(ラポール)に大きく依存する。特に、ジェイコブス博士が扱うような物議を醸すトピックでは、ゲストが安心して自身の見解を深く語れるような雰囲気作りが不可欠である。ドーラン氏は、詰問調の質問ではなく、個人的な繋がりと専門的敬意に基づいたアプローチを取ることで、この重要な信頼関係を構築し、物語の枠組み設定(ナラティブ・フレーミング)の主導権を確保する。

ドーラン氏は、直接的な質問を投げかける代わりに、自身の「観察(observation)」を提示する(00:02:27)という洗練された手法を用いる。このアプローチには、以下の戦略的意図が見て取れる。

  • 個人的な繋がりの強調: 「私たちは長い付き合いです(We've known each other for a long time)」という一言は、公的なインタビューの場に、プライベートな対話の親密さをもたらす。これにより、形式的な質疑応答ではなく、二人の専門家による誠実な意見交換であるという印象が生まれ、ジェイコブス博士はよりリラックスして本音を語りやすくなる。
  • 専門家としての賞賛: ドーラン氏はジェイコブス博士の著作を「すべてが傑作(all four of them are classics)」と称賛する。これは単なるお世辞ではなく、相手の長年の業績に対する深い敬意を示す行為であり、心地よい対話の雰囲気を醸成することで、より率直で詳細な回答を引き出すための土壌を整える。
  • 言説の方向付け: 核心となるのは、「あなたはこれらの異星人を理解しようと深く掘り下げた唯一の研究者だと感じます(I feel that you are the only abduction researcher who has really gone into depth...)」という観察である。この発言は、ジェイコブス博士に自らの研究の独自性を語らせるための、極めて巧妙な誘導だ。対立的な構図を避けつつ、インタビューの議題を「ジェイコブス博士の特異な研究領域」へと限定することで、ドーラン氏は言説の主導権を確保している。

この友好的かつ敬意に満ちた導入により、ジェイコブス博士は自信を持って自らの研究の核心を語り始める準備が整った。ドーラン氏が設定したこの安全な対話空間で、博士はこれからその複雑な理論の扉を開いていくことになる。

3. 理論の核心を引き出す対話術(00:03:20 - 00:08:44)

優れたインタビュアーは、単に質問を投げかけるだけではない。ゲストの発言に耳を傾け、その内容を深掘りし、より具体的で説得力のある物語へと展開させるための触媒として機能する。ドーラン氏は、ジェイコブス博士の議論に巧みに介入し、その主張を増幅させることで、この役割を見事に果たしている。

ドーラン氏は、ジェイコブス博士の発言の重要な節目で介入し、会話をより豊かなものにしている。

  • 能動的傾聴と深掘り: ジェイコブス博士が拉致現象の起源を「19世紀後半」にあると述べた直後、ドーラン氏は即座に「古代の訪問(ancient visitation)」の可能性について質問する(00:04:49)。これは、博士の主張をより広い文脈の中に位置づけ、一般的に流布している「古代宇宙飛行士説」との差別化を図ることで、その独自性を際立たせる能動的な行為である。
  • 肯定的な介入による共同戦線の形成: ジェイコブス博士が古代エイリアンの話の信憑性に疑問を呈した際、ドーラン氏は「もし彼らを信じられるなら(And if we can believe them)」と短く補足する(00:05:39)。この肯定的介入(affirmative interjection)は、ドーラン氏が博士の懐疑的な視点を共有していることを示し、視聴者に対して二人が見解を同じくする「共同戦線」を張っているかのような印象を与える。
  • 自己の専門性による主張の補強: ドーラン氏は、自身の知識を用いてジェイコブス博士の主張を裏付ける。「私も古代の目撃情報を調べていますが、そのような描写は見受けられません。小さくて、禿げた、灰色のエイリアンといった描写は出てきません(I've been going through a lot of those ancient sightings... you don't get descriptions of little short, bald, gray aliens)」(00:07:24)。この発言により、ドーラン氏は中立的な司会者から、ジェイコブス博士の議論を支持する協力的な専門家証人へと戦略的にその立ち位置を転換させる。これにより、博士の主張は、他の研究者によっても裏付けられる客観的な事実であるかのような重みを持つ。

これらの対話を通じて、ドーラン氏は単なる質問者の役割を超え、ジェイコブス博士の議論を補強し、視聴者にとってより説得力のある物語へと昇華させる「共著者」としての役割を果たしている。物語の骨子が固まったところで、彼は次なる戦略的なテーマ転換へと巧みに舵を切る。

4. 主張から方法論へ:構成の戦略的転換(00:08:44 - 00:15:19)

説得力のある議論、特に常識を超えた主張を提示する際、その構成は極めて重要である。感情に訴えかける衝撃的な「主張(WHAT)」、すなわちパトスを提示した後に、その根拠となる合理的な「方法論(HOW)」、すなわちロゴスを説明することは、信頼性を確保するための古典的かつ効果的な説得術である。ドーラン氏は、この構成上の原則を深く理解し、インタビューの説得様式そのものを意図的に転換させる。

ジェイコブス博士が異星人の詳細なヒエラルキーについて語った後(00:09:21 - 00:13:25)、ドーラン氏は絶妙なタイミングで会話の流れを中断する。

「この話に戻りたいのですが、その前にあなたがどのようにして情報を得ているのかを説明していただくのが適切かもしれません。(I would like to get back to this, actually. But I wonder if it might be more appropriate just for you to describe how you obtain the information...)」(00:14:30)

この発言は、単なる話題転換以上の戦略的意図を持つ。

  • 聴衆の疑問への先回り: 異星人の社会構造といった、あまりに詳細な説明を聞いた視聴者は、必然的に「なぜ、そんなことまで分かるのか?」という根本的な疑問を抱く。ドーラン氏は、この懐疑心が視聴者の中で膨れ上がる前に、先回りしてその疑問に答える機会をジェイコブス博士に提供する。これは、視聴者の信頼を維持するための巧みなリスク管理である。
  • 説得様式の転換による信頼性の基盤構築: この議題転換は、ジェイコブス博士の驚くべき主張の信憑性を、その情報収集プロセス(退行催眠)の正当性によって裏付けようとする戦略的な試みである。これにより、インタビューの焦点は「異星人の驚異的な生態」という感情に訴えるパトスから、「厳密な調査手法に基づく発見」という合理的なロゴスへと移行する。物語は単なる空想から、「研究に基づく発見」へとその性格を変え、より高い信頼性を獲得するのである。

この構成上の戦略的転換は、インタビュー全体の説得力を飛躍的に高めるための重要な布石である。主張の「何を」を確立し、根拠となる「どのように」へと焦点を移したドーラン氏の次なる課題は、その方法論を予想される批判から守り、理論の正当性を確固たるものにすることである。

5. 方法論の正当化と反論への対処(00:15:19 - 00:24:01)

専門家が自らの研究手法の正当性を主張する際、その信頼性は、潜在的な批判や対立意見にいかに効果的に対処するかによって大きく左右される。ドーラン氏は、ジェイコブス博士の方法論が抱えるであろう脆弱性を熟知しており、対立する見解を巧みに持ち出すことで、逆に博士の手法の優位性を際立たせるという高度な戦略を展開する。

ドーラン氏は、ジェイコブス博士と対立する結論を導き出したFree組織の調査を持ち出し、博士に自身の研究手法の優位性を雄弁に語らせる舞台を整える。

  • 自己開示による信頼性向上: 本題に入る前に、ドーラン氏はジェイコブス博士自身に、研究初期の失敗談(00:16:05)を語らせる。博士が試行錯誤を重ねてきた誠実な研究者であるという印象を与えるこの自己開示は、彼をより人間的で信頼できる人物として描き出し、後の方法論の正当化に説得力をもたらす。
  • 「藁人形論法」の提供: ここでドーラン氏は、古典的かつ巧妙なレトリック戦略を展開する。彼はFree組織の研究手法を「詳細なアンケートのようですね(it's almost like an in-depth questionnaire)」と要約し、「これが真相究明の方法ではない、というのがあなたの立場だと推測しますが、正しいですか?(Am I right in assuming your position would be this is not how you're going to get to the bottom of the matter?)」(00:21:55)と問う。これは、ジェイコブス博士が容易に論破できる「藁人形(straw man)」、すなわちアンケート調査の表層性という反論対象を提供する行為である。
  • 対比による結論の補強: この設定により、ジェイコブス博士は自らの「深く、継続的な退行催眠」という手法がいかに優れているかを効果的に示すことができる。そして、ドーラン氏が構築したこの枠組みの中で、博士の最終的な主張が放たれる。人種や学歴に関わらず、被験者は「皆同じことを言う(they all say the same thing)」というのである(00:23:42)。この力強い結論は、ドーラン氏が用意した対立軸の文脈において、Free組織のようなアンケートベースの調査結果の多様性をレトリックの上で無効化し、自らの研究の一貫性と客観性を決定的に印象付ける効果を持つ。

結論として、ドーラン氏は反論を恐れるのではなく、それを戦略的に導入することで、結果的にジェイコブス博士の方法論の正当性を強化するという逆説的な効果を生み出している。この巧みな対話設計により、博士の主張全体が、揺るぎない研究基盤の上に成り立っているという印象が視聴者に強く刻み込まれるのである。

6. 総括:リチャード・ドーランの役割とインタビューの効果

本分析を通じて、リチャード・ドーラン氏が単なる中立的な司会者ではなく、明確な意図を持って会話を設計する「アーキテクト」であったことが明らかになった。彼は、ジェイコブス博士の特異な理論を、視聴者にとって説得力のある物語として提示するために、一連の計算された対話戦略を駆使した。

ドーラン氏のインタビュー戦略が、ジェイコブス博士の物議を醸す理論の提示に与えた総合的な効果は計り知れない。

  • ドーラン氏は、信頼醸成、物語の枠組み設定、主張の補強、方法論の正当化という一連のプロセスを緻密に実行した。これにより、ジェイコブス博士の理論を、単なる奇説や個人的な憶測ではなく、長年の研究に基づいた一貫性のある「研究成果」として視聴者に提示することに成功している。
  • 彼の真の役割は、視聴者が抱くであろう懐疑論や疑問点を予測し、それに先回りして答える知的空間を構築することであった。話題の希少性を強調して関心を引き、ゲストを権威付けして信頼を与え、対立意見を巧みに利用して方法論を正当化することで、ジェイコブス博士の過激な主張が受け入れられやすい土壌を丹念に整えたのである。
  • 最終的にこのインタビューは、極めて物議を醸すトピックにおいて最も効果的なコミュニケーションとは、単に事実を提示することではなく、聴衆が「信じる」に至るまでの道のりをいかに緻密に設計するかという点にあることを示している。そのナラティブ・マネジメント(物語の管理術)において、ドーランは自身が達人であることを証明したのである。

デビッド・ジェイコブス博士のエイリアン誘拐研究:その独自性と論点

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序文:なぜジェイコブス博士は重要人物なのか?

デビッド・ジェイコブス博士は、テンプル大学の歴史学名誉教授であり、エイリアンによる誘拐(アブダクション)現象研究の第一人者として世界的に知られています。UFO研究の中でも特に物議を醸すこの分野において、博士の結論は他の多くの研究者と一線を画しています。博士の見解によれば、この現象は「単に悪いだけでなく、非常に悪い」ものであり、その背後には‌‌惑星乗っ取り(Planetary Acquisition)‌‌という恐るべき計画が存在するといいます。

この文書では、ジェイコブス博士がこの衝撃的な結論に至るまでの、独自の研究アプローチと考え方の核心を解き明かしていきます。

1. ジェイコブス博士の情報収集法:記憶の深層へ

ジェイコブス博士の研究の信頼性は、その徹底した情報収集法に支えられています。その中心にあるのが「催眠退行」ですが、博士のアプローチは一般的なものとは大きく異なります。

1.1. 単なる聞き取りではない「記憶の訓練」

ジェイコブス博士は、被験者(アブダクティ)が最初のセッションで語る記憶を額面通りに受け取りません。この原則は、博士自身の最初の催眠セッションでの痛恨の失敗から生まれました。彼はその経験を「人間が犯しうるあらゆる間違いを犯した」と語っています。

最初の被験者が語る内容をそのまま受け入れてしまった上、録音機器の不調で記録にも失敗。数ヶ月後、録音の不備を理由に同じセッションのやり直しを依頼すると、彼女は全く異なる内容を語り始め、以前の話は実は友人から聞いたものだったと認めたのです。この経験から博士は、被験者の初期記憶がいかに断片的で、混乱し、汚染されやすいかを痛感し、より厳密な手法の必要性に気づきました。

そこで博士が開発したのが、より正確な記憶を引き出すための「記憶の訓練」と呼ばれる独自の手法です。

  1. 時系列の再構築: 博士は、被験者の記憶を具体的な質問で過去に遡らせ、出来事を順を追って再体験させます。例えば、「あなたはベッドの上にいた」という断片的な記憶に対し、「そのベッドに近づく前はどこにいましたか?」「廊下を歩いていましたか?」「その部屋に入る時、右に曲がりましたか、それとも左に曲がりましたか?」といった質問を投げかけ、記憶の連続性を丁寧に取り戻していきます。
  2. 複数回のセッション: 博士によれば、被験者が正確に記憶を思い出す方法を学び、一貫性のある情報を得るためには、平均して3回程度のセッションが必要だとされています。1回限りのセッションでは、現象の深層にたどり着くことは困難だと考えています。
  3. 客観性の維持: このプロセスの目的は、特定の答えを誘導することではありません。あくまで、被験者が自らの体験を時系列に沿って正確に思い出すための手助けをすることに徹しています。

1.2. 他の研究法との比較

ジェイコブス博士の手法は、他の一般的な調査アプローチとは明確な違いがあります。

アプローチ手法ジェイコブス博士による評価
一般的な調査(例:Freeの報告書)アンケートや1回限りの聞き取り調査が中心。表面的であり、混乱した初期記憶に基づいているため、現象の核心に迫ることはできない。
ジェイコブス博士の手法複数回にわたる詳細な催眠退行と、時系列に沿った「記憶の訓練」。時間はかかるが、被験者の記憶の矛盾を取り除き、より深く一貫性のある情報を得ることができる。

ジェイコブス博士が導き出す結論の重みは、この徹底した情報収集法に基づいているのです。

2. 他の研究者との対立点:コンタクトは「良いこと」か?

ジェイコブス博士の説は、エイリアンとのコンタクトを肯定的に捉える他の研究グループと鋭く対立しています。その対立の根源は、結論そのものよりも、結論に至るまでのアプローチの違いにあります。

2.1. 肯定的なコンタクト説への反論

リチャード・ドーランが言及した組織「Free」による研究『Beyond UFOs』のように、一部の研究では「エイリアンは人類を助けるために来ている」という肯定的な結論が導き出されています。

しかし、ジェイコブス博士はこれらの結論を受け入れません。博士が問題視しているのは、結論が「良い」か「悪い」かではなく、表層的なアンケート調査に依存した、根本的な手法の欠陥です。そのような方法では、複雑で多層的な現象の真実を捉えることはできないと批判しています。

2.2. 一貫した証言の重み

ジェイコブス博士や、彼の師であるバド・ホプキンスが研究対象としてきた人々は、大学教授、医師、弁護士から、ごく普通の職業に就く人々、さらには中学を8年生で中退した人々まで、社会のあらゆる階層にわたっています。

国籍、学歴、社会的背景が全く異なるにもかかわらず、彼らが催眠退行下で語る体験の核心部分は驚くほど一貫していると博士は指摘します。しかもその一貫性は、「廊下を右に曲がりますか、左に曲がりますか?」といった、誘導を徹底的に排除した客観的な質問の中から自然に浮かび上がってくるのです。この事実こそが、博士が自説に強い確信を持つ根拠の一つとなっています。

博士が他の研究と一線を画すのは、手法の違いだけでなく、その厳密な手法から得られる「証言の一貫性」を何よりも重視している点にあるのです。

3. 結論への道筋:「惑星乗っ取り」理論の構築

ジェイコブス博士の「惑星乗っ取り」という結論は、単なる憶測ではありません。長年の調査で得られた情報を論理的に積み重ねた結果、導き出されたものです。その思考のプロセスは、以下の3つのステップで理解することができます。

3.1. ステップ1:現象の開始時期の特定

博士はまず、「古代宇宙飛行士説」の可能性を吟味します。彼は、古代のエイリアンの実在性について「我々の小さな友人たちが教えてくれない限り、決して、決して、決して、決して知ることはできない」とし、たとえ彼らが語ったとしても信じることはできない、と実証不可能な領域である点を指摘します。

その上で、現在進行中の誘拐現象は「19世紀の最後の四半期」に始まった、比較的最近の出来事だと考えています。その理由は極めて論理的です。

もしこの異種交配を含むプログラムが1000年前に始まっていたとしたら、その世代を超えて受け継がれる性質上、今頃は地球上のほとんどの人がアブダクティになっているはずだ。

しかし、歴史上そのような記録は存在しないため、この現象はここ140年ほどの間に始まったと結論付けています。

3.2. ステップ2:エイリアンの階層構造の理解

博士の研究によって、誘拐プログラムを実行するエイリアンたちには明確な階層構造があることが明らかになりました。

  • 司令塔(トップ): 螂(カマキリ)に似たインセクトイド(昆虫型)。全ての作戦を指揮している最高位の存在と見られています。
  • 初期の労働力: レプティリアン(爬虫類型)。博士は、彼らが別の惑星で征服され、初期の労働力としてこのプログラムに組み込まれたのではないかと推測しています。
  • 現在の主な労働力: グレイ・エイリアン。博士は、彼らが自然進化した生物ではなく、人間のDNAを含む人工的な存在である可能性を指摘します。その根拠として、彼らは呼吸も食事もせず、テレパシーで意思疎通するため口を必要としないにもかかわらず、機能的に不要な「口のようなスリット」を持っている点を挙げます。「それは退化した器官かもしれない」という反論も考慮した上で、博士はその不自然さから、彼らが人工的に作られた存在であるという見解を崩していません。

3.3. ステップ3:全体像の統合

これまでの情報を統合すると、「惑星乗っ取り」という結論が論理的に浮かび上がります。

  1. このプログラムは秘密裏に、かつ全世界的に進められている。
  2. これは長期的(19世紀末から)な計画である。
  3. 明確な階層構造を持った、組織的なプログラムである。

これらの事実を総合的に判断すると、その目的は単なる人類の調査や干渉ではない、というのが博士の見解です。彼の言葉を借りれば、その動機は極めて直接的です。

私の見立てでは、今日我々が目にしている存在は140年ほど前にここへやって来て、こう言ったのです。『よし、この惑星は我々のものだ。この星をいただこう』と。

この恐ろしい結論は、博士が長年にわたる厳密な調査を通じて積み上げてきた証拠の集大成なのです。

4. まとめ:ジェイコブス博士の独自性の要点

この文書で学んだ、デビッド・ジェイコブス博士のエイリアン誘拐研究における独自性は、以下の3つのポイントに集約されます。

  1. 【手法の徹底性】 単なる聞き取りではなく、「記憶の訓練」を伴う複数回の催眠退行を通じて、情報の精度を極限まで高めようとする点。その手法は、自らの失敗の経験から生み出されたものである。
  2. 【一貫性への着目】 肯定的なコンタクト説を、手法の根本的な欠陥から批判し、多様な被験者から客観的な質問を通じて得られる体験の核心的な一貫性を重視する点。
  3. 【論理的な結論】 「惑星乗っ取り」という結論は突飛なものではなく、現象の開始時期、エイリアンの階層構造、プログラムの性質といった証拠を積み上げた結果、論理的に導き出されたものである点。

Jacobs の主張と見解

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このソースは、エイリアン誘拐とDr. David Jacobsの提唱する「プログラム」のより大きな文脈において、彼の‌‌核心的な主張、研究方法、および現象の性質‌‌について詳細に説明しています。

1. Jacobsの核となる主張:「プログラム」と「惑星の獲得」

Dr. David Jacobsは、一般的に軽視されているエイリアン誘拐の分野における‌‌世界をリードする研究者‌‌であると評されています。彼は長年テンプル大学で歴史学の教授を務め、UFO、特に誘拐に関する研究で世界的に有名になりました。

彼の研究における核心的な主張は、エイリアンとの接触の性質について‌‌非常に悲観的‌‌であるという点です。

  • ‌接触の性質:‌‌ Jacobsの見解では、この現象は単に悪いだけでなく、‌‌「非常に悪い (very bad)」‌‌ ものです。彼は、私たちは ‌‌「惑星の獲得 (planetary acquisition)」‌‌ の最中にあると述べています。
  • ‌プログラムの性質と規模:‌‌ このプログラムは秘密裏に進行しており、非常に重要な何かであるように見えます。この現象は‌‌地下活動的 (clandestine)‌‌ であり、‌‌グローバル‌‌であり、秘密裏に行われています。彼は、エイリアンたちは人類に興味を持っているわけでも、検査しているわけでもなく、‌‌「何か別のこと (something else)」‌‌ が進行していると認識するに至りました。
  • ‌歴史的範囲:‌‌ 誘拐現象は、少なくとも‌‌19世紀の最後の四半期‌‌からかなり長い間続いているとJacobsは考えています。それ以前の証拠はないとしています。彼は、もしこの現象が1000年前に始まっていたとしたら、‌‌世代を超えて受け継がれる‌‌性質(誘拐経験者の子供は皆誘拐経験者になる)があるため、地球上の‌‌誰もが被誘拐者になっている‌‌であろうと推論しています。古代の目撃情報には、彼らが現在見られる「背の低い、剥げた、灰色のエイリアン」の描写がないため、この現象はより最近のものであると見られています。Jacobsの最良の推測は、現在のエイリアンたちが‌‌約140年前にここに来て‌‌、「この惑星は我々のものだ」と宣言したということです。

2. エイリアンの階層と生物学に関する見解

Jacobsは、エイリアンや他の存在の‌‌生物学、心理学、インフラ、目標、そして社会‌‌を理解しようと深く掘り下げている唯一の研究者であると感じられています。

  • ‌階層構造:‌‌ Jacobsの推測では、‌‌マンティッド(昆虫型)‌‌、または彼が呼ぶ‌‌インセクティレン‌‌がチェーンの頂点に立っており、実際にこのショーを動かしています。
  • ‌ハイブリッドと創造物:‌‌ Jacobsの推定では、レプトイドまたはレプティリアン型の存在を除き、‌‌他のすべての存在は彼らのハイブリッドまたは創造物‌‌です。
  • ‌グレイ型エイリアンの構成:‌‌ Jacobsは、グレイ型エイリアンは彼らがここに来た際に連れてきた労働力(当初はレプティリアンだったと推測される)の後に成長したと考えており、彼らが‌‌人間のDNA‌‌を含んでいる可能性を強く示唆しています。その根拠として、グレイは通常の方法で呼吸したり、話したり、食べたりしないにもかかわらず、‌‌口の裂け目(slit for a mouth)‌‌ を持っている点を挙げています。彼らは肺がなく、非常に薄い体を持っており、呼吸の証拠がないため、口があるのは不自然であるとしています。

3. 研究方法論と記憶の獲得

Jacobsは、被誘拐者から情報を得るための彼独自の方法論と、記憶の難しさについて説明しています。

  • ‌催眠回帰 (Hypnotic Regression):‌‌ 彼は‌‌軽い催眠術‌‌を用いて情報を得ますが、実際の記憶や体験にたどり着くのは非常に困難であると述べています。
  • ‌初期記憶の不正確さ:‌‌ 彼は初期に、被験者の言うことを額面通りに受け入れてしまい、その情報が必ずしも正確ではなかった経験から学びました。
  • ‌記憶の「訓練」:‌‌ 被誘拐者が‌‌「記憶する方法を学ぶ」‌‌ には約3回のセッションが必要であると彼は述べています。最初のセッションは、他のセッションよりも常に精度が低くなります。
  • ‌時系列の重要性:‌‌ 彼は、被験者を非常にバランスの取れた‌‌時系列的な方法‌‌で訓練します。たとえば、UFOのベッドにいる場合、ベッドに近づく前の行動(歩いているか立っているか、廊下にいたか、部屋に右に曲がったか左に曲がったか)を詳細に遡って尋ねることで、被誘拐者が出来事の適切な‌‌時系列を組み立てる‌‌ことを可能にし、表面的な記憶ではなく深い記憶を引き出す助けになると説明しています。

4. 証言の一貫性および他の研究への批判

Jacobsは、自身の研究で得られた証言の普遍性を強調しています。

  • ‌普遍的な証言:‌‌ 彼の研究は、大学教授、医師(MD)、弁護士、PhD保持者、一般の職に就く人々、さらには学校を中退した人々まで、‌‌被誘拐者の社会的地位や国籍に関係なく‌‌実施されており、‌‌皆が同じことを述べている‌‌と主張しています。彼は、これは自分が同じことを言わせようとしているのではなく、時系列的な質問を通じて自然に出てくる情報であると説明しています。
  • ‌調査研究への批判:‌‌ 彼は、誘拐体験が概ね肯定的であるという全く逆の結論に達した組織(例:Freeによる「Beyond UFOs」研究)の手法を批判しています。Jacobsは、‌‌単に人々の調査を取るだけ‌‌では、真実の核心にたどり着くことはできないとし、Yvonne SmithやBud Hopkinsなどのように、真剣な催眠回帰によってこの現象を深く継続的に研究している人々と正反対の情報が出るのは問題があると考えています。

ET の種族と階層

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ご提供いただいたソースは、Dr. David Jacobsが提唱するエイリアン誘拐の「プログラム」の文脈における‌‌エイリアンの種族と階層‌‌について、具体的な洞察を提供しています。Jacobsは、これらの存在の生物学、心理学、インフラ、そして社会を族と階層‌**‌について、具体的な洞察を提供しています。Jacobsは、これらの存在の生物学、心理学、インフラ、そして社会を深く理解しようとしている数少ない研究者の一人であると評価されています。

以下に、ソースに基づいたJacobsの見解を説明します。

1. 階層の頂点:マンティッド(インセクティレン)

Jacobsの推定によると、この「プログラム」の‌‌階層の頂点に立っており、実際にショーを動かしている‌‌のは、‌‌マンティッド(Mantids)‌‌、または彼が‌‌インセクティレン(Insectilens、昆虫型)‌‌と呼ぶ存在です。

  • ‌支配的な役割:‌‌ 彼らは、カマキリのような姿をしている存在であり、このエイリアン活動の最上位に位置していると見られています。

Jacobsは、昆虫のような姿のエイリアン(マンティッド)について十分な情報がないと述べています。被誘拐者が彼らの寝室に昆虫型エイリアンがいると言うことは‌‌「事実上ない (virtually never say)」‌‌ とも指摘しています。

2. 他の存在の分類:ハイブリッドまたは創造物

Jacobsの推定では、‌‌他のすべての存在は、マンティッドの「ハイブリッドまたは創造物 (hybrid or creations of them)」‌‌ であると考えられています。ただし、‌‌レプトイドまたはレプティリアン型(爬虫類型)‌‌ の存在は、この分類の‌‌例外である可能性‌‌があると示唆されています。

3. グレイ型エイリアンの構成と起源

グレイ型エイリアンは、Jacobsの研究において重要な役割を担っており、彼らの身体構造には‌‌人類のDNAが含まれている可能性‌‌が示唆されています。

  • ‌労働力としてのグレイ:‌‌ グレイ型エイリアンは、この「プログラム」の労働力として成長したと考えられています。彼らが地球に来た当初、労働力として連れてきたのはレプティリアンだった可能性があります。
  • ‌人間のDNAの根拠(口の裂け目):‌‌ Jacobsがグレイに人間のDNAが含まれていると推測する最大の根拠は、彼らが持っている‌‌「口のための裂け目 (a slit for a mouth)」‌‌ です。
    • グレイは‌‌呼吸をしない‌‌(呼吸の証拠がない)。
    • 彼らは肺を持たず、非常に細い体をしており、肺が膨張・収縮する動きも観察されない。
    • 彼らは‌‌話さない‌‌(コミュニケーションはテレパシーで行われる)。
    • 彼らは‌‌通常の食事の方法で食事をしない‌‌。
    • これらの理由から、口の裂け目があるのは不自然であり、Jacobsは、グレイ型エイリアンの中に‌‌人間のDNAが存在している可能性‌‌があるという結論に達しています。このDNAが、レプティリアンが人々の誘拐を始めた後、グレイ型エイリアンの成長を可能にしたと考えています。
  • ‌人工的な創造物:‌‌ グレイ型エイリアンの身体構造は、自然な進化の観点からはあまり理にかなっておらず、‌‌何らかの形で人工的に作られた創造物‌‌である可能性が高いという見解に、Jacobsと聞き手(Dolan)は同意しています。彼らは非常に細く、特に強くはないようです。
  • ‌機能の分化:‌‌ グレイ型エイリアンの中にも機能の分化があります。背の低いグレイは、背の高いグレイの後始末(例えば、嘔吐物や排泄物の掃除など)をする役割を担っています。

4. レプティリアン型エイリアン(爬虫類型)の役割

レプティリアン型の存在は、誘拐プログラムの初期段階で重要な役割を担っていた可能性があります。

  • ‌初期の労働力:‌‌ Jacobsの最良の推測では、プログラムが開始された当初、彼らが連れてきた労働力は‌‌レプティリアン‌‌であり、彼らが別の惑星から連れてこられ、何らかの方法で服従させられた可能性があります。
  • ‌役割の類似性:‌‌ 現在、レプティリアンはグレイ型エイリアンと同様の仕事をしているように見え、彼らが具体的にどのような指令を持っているのかは不明です。彼らは人々をUFOに連れ戻すプロセスを開始したと考えられています。

情報の取得方法(退行催眠)

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Dr. David Jacobsの研究における情報の取得方法、特に‌‌催眠回帰(Hypnotic Regression)‌‌ の使用とそれに関連する課題について、ソースは詳細かつ具体的な洞察を提供しています。Jacobsは、エイリアン誘拐という一般的に軽視されている分野で、長年にわたり被誘拐者から情報を得るための独自の方法論を確立してきました。

1. 催眠回帰の採用と初期の学習

Jacobsは、誘拐経験者から情報を得るために‌‌軽い形式の催眠術 (just a light form of hypnosis)‌‌ を用いています。

  • ‌師事:‌‌ Jacobsは催眠回帰を開始するにあたり、著名な誘拐研究者である‌‌バド・ホプキンス‌‌の家へ4年間通い、彼の催眠術の実施を観察しました。
  • ‌初期の過ち:‌‌ 自身で初めてセッションを行った際、Jacobsは「人間が犯しうるあらゆる過ちを犯した (made every mistake a human being can make)」と述べています。特に、彼は被験者の言うことを‌‌額面通りに受け入れる傾向‌‌がありましたが、後にその情報が必ずしも正確ではないことを学びました。
    • 例として、彼は初期のセッションで、被験者が囁いた重要な証言を録音できず、数ヶ月後にそのセッションをやり直したところ、被験者が‌‌全く異なる内容‌‌を話したという経験を挙げています。被験者は、以前述べた内容は「友人から聞いた話だった」と訂正しました。

2. 記憶の信頼性と「訓練」の必要性

Jacobsの経験によれば、誘拐の記憶を引き出すことは非常に困難であり、正確な情報に到達するためにはプロセスが必要です。

  • ‌最初のセッションの不正確さ:‌‌ 催眠回帰の‌‌最初のセッションは、常に他のセッションよりも精度が低い‌‌です。多くの研究者が被験者と一度しかセッションを行わない場合、これは問題となります。
  • ‌「思い出す方法を学ぶ」:‌‌ 被誘拐者が‌‌「思い出す方法を学ぶ (learn how to remember)」‌‌ のには、‌‌約3回のセッション‌‌が必要であるとJacobsは述べています。
  • ‌記憶の断片化と時系列の問題:‌‌ 最初の段階では、被験者は情報の断片を得ているに過ぎません。しばしば‌‌時系列がバラバラ‌‌になったり、被験者が意図せず‌‌別の誘拐イベントに自動的に移行し‌‌、それらを奇妙な形で結びつけてしまうなど、非常に問題が多い状態となります。

3. 時系列に基づく訓練方法(クロノロジー)

Jacobsは、被験者に対して「X, Y, Zを思い出しなさい」と指示するのではなく、‌‌非常にバランスの取れた、時系列的な方法‌‌で彼らを訓練します。この方法は、‌‌深い記憶‌‌を引き出し、表面的な記憶の不正確さを修正するために不可欠です。

  • ‌具体的な問いかけ:‌‌ UFO内のベッド(プラットフォーム)の上にいるという記憶がある場合でも、Jacobsは‌‌その行動を遡って‌‌質問します。
    • ベッドに乗る前、どのように近づいたか?立っていたか、横になっていたか?
    • 歩いていたなら、その直前はどこにいたか?(例:廊下にいた)
    • 廊下から部屋に入る際、右に曲がったか、左に曲がったか?
  • ‌目的:‌‌ このように単純な言葉で時系列を確立させることで、被験者は‌‌適切な時系列を組み立てる‌‌ことができ、断片的な情報だけでなく、より多くの情報を思い出すことが可能になります。
  • ‌記憶の深化:‌‌ この時系列的なプロセスこそが、被誘拐者が出来事を‌‌精神的に追体験し‌‌、記憶を修正したり、より深く掘り下げたりするために役立っていると理解されています。

4. 調査研究手法への批判

Jacobsは、催眠回帰を用いずに情報を集める手法、特に誘拐体験が概ね肯定的であるという全く逆の結論に至った‌‌FREE(Free Research and Education)の「Beyond UFOs」研究‌‌について批判的です。

  • ‌アンケート調査の限界:‌‌ 彼は、‌‌単に人々の調査(サーベイ)を取るだけ‌‌では、現象の核心にたどり着くことはできないと考えています。
  • ‌真剣な研究との対比:‌‌ Jacobsは、自身やバド・ホプキンス、イヴォンヌ・スミスなどのように、この現象を‌‌深く継続的な催眠回帰‌‌によって真剣に研究している人々が全く逆の情報(誘拐が悲劇的であるという結論)を得ている点を強調し、調査結果が対立するのは問題であると指摘しています。
  • ‌証言の一貫性:‌‌ Jacobsの研究では、被誘拐者の社会的地位(大学教授、医師、弁護士、PhD保持者、一般職の人々、中途退学者など)や国籍に関係なく、‌‌皆が同じこと(誘拐の事実)を述べている‌‌と主張しています。彼は、この一貫性は、自身が被験者に同じことを言わせようとしているのではなく、上記のような時系列的な質問を通じて自然に出てくる情報であることの証明であるとしています。

情報源

動画(24:02)

Part 1 The Program - Dr. David Jacobs Reveals The Alien Agenda

文字起こし(話者識別)

展開

(以下は "Part 1 The Program - Dr. David Jacobs Reveals The Alien Agenda" と題されたインタビュー動画の文字起こしです。語り手は Dr. David Jacobs で、聞き手は Richard Dolan です。)

[Richard Dolan] : Welcome to the Richard Dolan Show, where every week we fight the good fight. Greetings. My guest for this program is Dr. David Jacobs. I think David Jacobs is unquestionably the world's leading researcher in the still generally neglected field of alien abduction. There's probably nothing more of a third rail in our culture than this topic. No one talks about it within the space of respectable public discussion, and yet countless people from around the world appear to have had such an experience, that is, they have memories of encounters with non-human intelligent beings who take them, who do things to them, who control them, who can manage their memories to a very great degree. (00:00:44)

[Richard Dolan] : A program that is going on in secret and appears to be something very important. After all these years, UFOs remain a fringe topic within our civilization, but alien abduction is the fringe of the fringe. Yes, even now. And on top of that, there are major differences among some abduction researchers as to whether or not the nature of this contact is a good thing or a bad thing. Well, there is no question where Dr. David Jacobs falls on this matter. For many years, a professor of history at Temple University in Philadelphia, David really became world famous for his work on UFOs and, specifically, abductions. (00:01:26)

[Richard Dolan] : His take? It's not just bad, it's very bad. We are in the midst of what he has called a planetary acquisition. It's controversial, it's definitely unsettling, but the thing is, in my view anyway, David is remarkably careful and, yes, scientific in his approach. Whether he is correct or not is something that only time will tell. Greetings, David Jacobs. Welcome to the Richard Dolan Show and I'm very happy to have you here. (00:01:55)

[David Jacobs] : Oh, thank you for having me. I appreciate it. (00:01:58)

[Richard Dolan] : It's been a real pleasure. We've known each other for a long time, but we've never done an interview together. We've had private conversations. I've always enjoyed them. And, you know, just going through the body of your work, you've written four full-length books on the UFO subject, three on the abduction phenomenon. I'll just offer my own opinion. I think all four of them are classics in their own way. They've each got something very unique to offer. (00:02:27)

[Richard Dolan] : Your three books on the abduction phenomenon, they were Secret Life, The Threat, and now, a few years ago, Walking Among Us. I would just, before I ask you anything, I would like to offer my initial observation. It's not really a question, but it is an observation. Maybe you can comment. I feel that you are the only abduction researcher who has really gone into depth into trying to understand these aliens or these other beings. That is what they are, their biology, their psychology, what their infrastructure happens to be, what their goals are, what are they like, their society. (00:03:04)

[Richard Dolan] : To me, I get the feeling you almost take this like a counter-intelligence officer who's trying to get behind the data that's coming to you and really trying to understand them. Does that seem... is that something that you've been trying to do, or did that just happen? (00:03:20)

[David Jacobs] : Well, it happened the more I learned about it. If you read Secret Life first, my sense of the phenomenon was that they were interested in us, they were examining us, that was essentially it. We didn't know why, but that's what it was. And then the more I learned, the more I realized that they were not interested in us and they were not examining us, that something else was going on. And I also began to realize the enormity of the fact that it is global, which of course takes an enormous workforce. (00:04:00)

[David Jacobs] : And it's been going on for quite a long time, at least from the last quarter of the 19th century. There's no evidence for it before that, that I know of. So it's been going on for quite a while. It's clandestine and it's global and it's secretive, as I point out in my last book, Walking Among Us. So what I've learned is that whereas this was a fascinating and interesting and amazing event, a series of events that was happening years ago that I thought, now I've learned that this is awful. This is terrible. (00:04:43)

[David Jacobs] : This is not something that I ever expected. And that's sort of where I am now. (00:04:49)

[Richard Dolan] : Yeah. Well, I'm wondering, you mentioned the late 19th century, and I've often wondered, because there are researchers or folks out there who think that the UFO phenomenon is an ancient phenomenon. And I've heard you say that the UFO phenomenon and the abduction phenomenon are synonymous. You see them as essentially one and the same. But what do we say about the idea that there may have been ancient visitation? Do you have an opinion about this? (00:05:18)

[Richard Dolan] : Or do you think that's a non-starter? (00:05:19)

[David Jacobs] : All three. I think, first of all, for ancient aliens, we will never, ever, ever, ever know the reality of ancient aliens, unless our little friends tell us that eventually. (00:05:39)

[Richard Dolan] : And if we can believe them. (00:05:41)

[David Jacobs] : And if we can believe them. And the chances of them telling us what they were doing 3,000 years ago is far closer to zero than anything else in the history of humankind. So I wouldn't put my bets on it. So we don't really know what happened 3,000, 5,000, or 2,000, or 1,000 years ago. If these aliens, the ones that we see here around the world, were doing their work 1,000 years ago, then by 900 years ago, or 800 years ago, everybody on earth would be an abductee. Because this is, it's intergenerational. (00:06:25)

[David Jacobs] : If a person is an abductee and gets married and has kids, all the kids will be abductees. And when they get married and have kids, all those kids will be abductees down through the generations. There will be a point where everybody is an abductee, or certainly most people. And if it happened 1,000 years ago, it probably wouldn't all take that much time. You know, it might be 200 years worth of work, or whatever. But we had much smaller populations than you have to remember. (00:06:59)

[David Jacobs] : So the chances of it existing beyond before the last quarter of the 19th century, there's just no evidence for it at all. We would know. People would be talking about things that are going bump in the night. People would be talking about little people with giant eyes, and things like that in the 15th century. (00:07:24)

[Richard Dolan] : Exactly. And there is none. You know, it's funny. I've been going through a lot of those ancient sightings just, again, recently. So there's, you know, folks like Jacques Vallée and Chris Albeck did Wonders in the Sky, which is a compendium of early encounters. And then there's some other compendiums out there. And it's true, you don't get descriptions of little short, bald, gray aliens through any of those years. So it does appear that this is a much more recent phenomenon. (00:07:53)

[David Jacobs] : Right. And my guess is that there's plenty of other civilizations out there somewhere. It is always possible that they came here and poked around a little bit and left. But my guess is that would still be ongoing, even as we speak. And in fact, when we deal with the abduction phenomenon, those kinds of beings never show up. So who knows? My money is on the fact that these beings that we see today came here 140 years ago or whatever it is and said, OK, this planet is ours. We'll take this planet. (00:08:37)

[David Jacobs] : This one just suits us fine for whatever we're going to do. And nobody else has come since that time. That's my best guess. (00:08:44)

[Richard Dolan] : Interesting. Well, may I ask you to the best of your understanding at this point, after the research you've done, what can we say about these beings? You've said in Walking Among Us, for example, that as far as you can tell, the mantids or the insectilens, as you call them, they're at the top of the chain and they're really running the show. They're the beings that look like praying mantises. And I think in your estimation, all the other beings, with the possible exception of the reptoid looking or reptilian beings, that all of these are hybrid or creations of them. (00:09:19)

[Richard Dolan] : Can you describe this a little bit more, please? (00:09:21)

[David Jacobs] : Yeah. The way I look at it is we just don't have enough information about the insect-like ones. And when people say they're abducted, they almost always talk about great aliens and others, which I won't get into right now. But they virtually never say that the insect-like ones are in their bedroom. Now, maybe I just don't know enough and maybe they do say that. But assuming that that's the case, when they first came here and said, OK, we'll take this planet, they had to bring a workforce with them. (00:09:57)

[David Jacobs] : The question is, why are there reptilian looking ones on board? That's the mystery. Because the reptilian ones seem to do work that's similar to the gray aliens. They don't seem to have any specific marching orders, so to speak. So we don't really know why they're there. But my best guess is when they first began the phenomenon of abducting people, they had to have a workforce. And the workforce, I think, was reptilians who they got from another planet, maybe they subjugated in some way. (00:10:41)

[David Jacobs] : And those reptilian type ones came down and began the process of bringing people back up to the UFO. Eventually, because we were being abducted, they used a little bit of us in making gray aliens. And the reason I say that, in other words, the reason I'm saying that that gray aliens might have human DNA in them is because gray aliens have two huge black eyes. Okay, that's fine. They're aliens. (00:11:23)

[David Jacobs] : They have two holes on the sides of their head for ears. Gotta have that. That's important. You can't exist normally without being able to hear around your head. They have, as I said, they have two eyes rather than three or nine eyes, which is what everybody has and is which is necessary. You can't do it with one eye. And three eyes are not necessary. They have two holes for a nose, which is fine. Okay, if they need to have a nose, something spills or whatever, and that's important. (00:12:02)

[David Jacobs] : And they have a slit for a mouth. Now, the question is, why do they have a slit for a mouth? They do not breathe. There's no evidence for them breathing. And they get very, very close to people, sometimes even touching foreheads. And I've asked people, do you feel their breath on your face? The answer always is no. They don't have lungs. They have very thin little bodies, very skinny bodies. There's no back and forth, the lungs going expanding and contracting. (00:12:37)

[David Jacobs] : That does not exist. They don't talk. Everything is telepathic. They don't eat in the normal way that we eat. So why is that slit for a mouth there? (00:12:55)

[Richard Dolan] : Why have it at all? (00:12:57)

[David Jacobs] : Right. Well, the point is that there's probably human DNA in those gray aliens, which allowed them, once the reptilians began to get people and bring them on board, which allowed for the growth of gray aliens. I think that's a guess. I don't know, but that's my best guess. And it all boils down to the slit for a mouth, which they should not have. (00:13:25)

[Richard Dolan] : Well, that's interesting. One might argue that it's vestigial from an earlier point in their evolution, I suppose. But I would tend to agree with you. I felt personally for a long time that the body plan of a gray alien doesn't make a whole lot of sense in terms of natural evolution. It doesn't seem like a practical body plan to me, the way that they're designed. And I've speculated personally that they were the creation of some kind of artificial, artificially created in one way or another. (00:13:57)

[David Jacobs] : Right. Yeah, they're very thin. They are not particularly strong, apparently. And they're built for whatever they do. You know, the shorter gray aliens are, I don't know how would you call them, but they pick up after the taller gray aliens. If somebody urinates on the floor, if somebody vomits on the floor, the smaller ones clean it up. The taller ones don't. So they have different functions. (00:14:30)

[Richard Dolan] : I would like to get back to this, actually. But I wonder if it might be more appropriate just for you to describe how you obtain the information that you do from the people that you get it from. In other words, these are abductees. You put them through a process of regression, however you would like to describe it, and then you obtain this information. And, you know, we spoke privately a little while ago, and you were just talking, as you often have done, about how difficult it is to get the actual memory or experience, because there's layers and layers of stuff you've got to get through. It's not easy. (00:15:09)

[Richard Dolan] : Can you talk about how you are getting your information from these individuals that you've regressed many times over a period of many years? (00:15:19)

[David Jacobs] : Yes. Well, of course, when I first began to do hypnosis with abductees, I went to Bud Hopkins' house for four years and watched him do hypnosis, and I finally felt that I was ready to do it. And he sent somebody to me who had written a letter to him who lived in Philadelphia. And I had watched Hopkins carefully, and I understood sort of what was going on. And as I said in one of my books, when I first did my first session with somebody of hypnosis, which is just a light form of hypnosis, I made every mistake a human being can make. (00:16:03)

[Richard Dolan] : Oh, really? Okay. (00:16:05)

[David Jacobs] : Yeah. I thought I was doing right, but I wasn't. One of the things I did was I tended to accept at face value whatever this young woman was telling me. And I learned later on that she was telling me things that were not necessarily correct, that they weren't true, because I asked her... I managed to screw up the very first session we ever did together. And I was too embarrassed to say anything to her about it, because she expected me to be a pro of some sort, and I was not a pro, to say the least. And she told me X, Y, and Z, and I did not have it on my little tape recorder that I put next to her. (00:16:50)

[David Jacobs] : She spoke with a whisper, and the tape recorder didn't pick it up at all. And I went into a panic because I thought I had lost this amazing event. And a couple of months later, I did a lot of sessions with her, and then I asked her if we could redo the first session again, because I had a little trouble with the tape recorder, I said, because I was stupid and foolish, is what the real reason was. But she said, sure. (00:17:18)

[David Jacobs] : So we did the same session that we did the first time, and she told me totally different things. And I said, well, what about when you said X, Y, and Z before? Remember you told me that? She said, no, I didn't actually say that. That was said by my friend Lydia. It was her who told me, not me. And I knew at that point that I did not know what I was doing, and that I had to put in different things in my voice and in my questioning to make sure that this never happens again. (00:17:54)

[Richard Dolan] : So what is the actual difficulty then when you're putting someone through regression? Is it the problem that their first answer isn't always the most accurate one? Yes. What is it? (00:18:06)

[David Jacobs] : Number one, the first session is always less accurate than other sessions. A lot of people only have one session with somebody, and that's a problem. That is problematic. It takes about three sessions for abductees to learn how to remember. And the first time you do it, they're getting bits and pieces of information. It's not chronological oftentimes. They might lapse automatically without their even knowing it into another abduction event that they had and tie the two together in some weird way. It's very, very problematic. (00:18:49)

[David Jacobs] : Now, that doesn't mean it's problematic a hundred percent of the time, because some people are very, very careful in how they remember things. But for most people, it's difficult. So I teach them over the course of a couple of sessions how to remember, not by telling them to remember X, Y, and Z, but just by talking to them in a very balanced, chronological way. If you are on a UFO and you're on a bed, well, I'll say, let me back you up a little bit. Before you get on the bed, on the platform or whatever it is, we'll call it a bed. (00:19:33)

[David Jacobs] : Can you see yourself approaching it? They have to approach it in some way. Yes, they can. I say, well, are you standing or lying down? I know I'm standing. I'm walking towards it. Well, let me back you up a little bit. When you're walking towards it, can you kind of see where you were, you know, as you were walking towards it, where you were just before? Well, I was in a hallway. (00:20:02)

[David Jacobs] : Okay. Well, if you were in a hallway, do you turn right into the hallway or do you enter the room or do you turn left into the room? Well, we turn right. Okay. Well, I see. Yeah. And it goes on like that. And that's training a person to be chronological because if they're remembering bits and pieces, that's fine, but they can remember a lot more if you put it in very simple terms like that. (00:20:29)

[Richard Dolan] : So I'm gathering that by trying to piece together a proper chronology of events and by having the abductee walk, kind of walk through it mentally, this is what allows for what memory to correct itself or to go deeper and to actually not simply accept the first initial sort of superficial memory. Is that right? (00:20:53)

Yeah. (00:20:53)

[David Jacobs] : Well, you can't just assume that in a first session that people are going to remember everything. It just doesn't happen that way. Most of the time, obviously, I'm not going to, you know, there are some people who do remember everything and all that, but for most people, it takes training and it takes time and it's not training and how on what happened to them, it's just training and how they remember what happened to them as well. (00:21:17)

[Richard Dolan] : Well, you know, if I may then, David, I'm just going to mention the recent study of encounters, I think it's by the organization Free and it's called Beyond UFOs. And it's about, you know, people who have had their abduction experiences or at least self-reported abduction experiences that this organization has acquired. And of course, they come to a radically opposite conclusion, by and large, to what you have concluded. And their conclusion is that these other beings are generally positive. (00:21:55)

[Richard Dolan] : They're generally here to help us. But what I'm noticing, and I'm going to just assume this is going to be your critique, is that A, I don't know if any of their data is the result of deep, ongoing hypnotic regression. I don't get the impression that it is, to be honest. It seems that it's almost like an in-depth questionnaire. And am I right in assuming your position would be this is not how you're going to get to the bottom of the matter? (00:22:21)

[David Jacobs] : Well, let me put it this way. You're right. (00:22:24)

[Richard Dolan] : Okay. (00:22:26)

[David Jacobs] : No, I don't know why they did that this way. Nobody ever contacted me to help them out in that organization for reasons that I don't understand. But you can't just take a survey of people and say this is the way it really is when you've got Yvonne Smith and Bud Hopkins and others who did serious research into this phenomenon and who are coming up with opposite concepts and information about the subject. I don't care whether it's good or bad. (00:23:08)

[David Jacobs] : I would prefer to have it to be good, of course. But I go along with what people tell me. Both Bud Hopkins and I have worked with people who are university professors, people who are MDs, people who are attorneys, people who have PhDs in other areas and are not university professors, people who just have normal jobs like everybody else, and people who don't have jobs and can't get it together, and people who dropped out of school in the eighth grade and everybody in between. (00:23:42)

[David Jacobs] : And it does not matter what country they come from. They all say the same thing. And that is not because we're trying to get them to say the same thing. It's because I say, well, if you're walking down the hall, do you turn right into the room or do you turn left into the room? (00:24:01)

(2025-10-23)