Rob Riggs の講演 : Texas での Bigfoot と異常現象を語る ⇒この謎を解く
前置き
ジャーナリストの Rob Riggs が、Bigfoot に付随して
- 謎の光
- 電磁気的な異常現象
- 発光する霧
- 電磁干渉（EMF）現象
が起きていると説明している。末尾でこの謎を解く。Skinwalker ranch での怪奇現象も大枠ではこれで解けた筈。
要旨
テキサスのビッグフットと異常現象の謎
この資料は、「テキサス・ビッグフットの謎」と題された講演の文字起こしからの抜粋で、主にアノマリー・アーカイブス（Anomaly Archives）の創設者であるSMiles Lewisによる紹介と、ゲストであるRob Riggsによる発表で構成されています。
Lewisは、自身の組織の使命と、ビッグフット現象に対する自身の関心、特にテキサスや米国南部での目撃情報に焦点を当てて説明しています。
一方、Riggsは、テキサス州東部のビッグ・シケット地域におけるビッグフットの目撃情報に関する40年間のジャーナリストとしての調査結果を共有し、この生き物が持つ不可解な性質について考察しています。
彼の研究は、ビッグフットの目撃情報と、同地域で発生する説明のつかない光の現象（ゴースト・ライツ）との関連性を強調しており、これらの現象が超常的または異次元的な要素を持っている可能性を示唆しています。Riggsはまた、ノースカロライナ州のTom Burnettによる同様の調査、ビッグフットの行動の分析、そして動物のテレパシーに関する科学的研究との関連性についても触れています。
目次
- 前置き
- 要旨
- テキサス・ビッグフットの謎に関するブリーフィング
- テキサスの森に潜む謎：ビッグフットと不思議な光の物語
- ホワイトペーパー：ビッグフット現象の二重性 — 未確認生物か、超常的存在か
- Smiles Lewis : Anomaly Archives の紹介
- Bigfoot と未知動物学
- Rob Riggs の研究と Big Thicket（地名）
- Bigfoot と超常現象の関連性
- Bigfoot の回避能力と超常能力
- 他の未知生物(Crypted) との関連現象
- Tom Burnett との共同研究
- 情報源
- 文字起こし（話者識別）
- この謎を解く
- 何が主要因でないか
- 現場での最短同定プロトコル
- 1. Freundモデルの要点
- 2. この電荷解放がもたらす環境変化
- 3. 温度・霧との関連メカニズム
- 4. Skinwalker Ranch型現象への適用モデル（仮説）
- 5. 現地での検証指標（もし科学的に確認するなら）
テキサス・ビッグフットの謎に関するブリーフィング
エグゼクティブ・サマリー
本ブリーフィングは、ジャーナリスト兼研究者のロブ・リッグス氏による、テキサス州東部のビッグ・シケット地域を中心としたビッグフット現象に関する40年以上にわたる調査結果をまとめたものである。リッグス氏の研究は、ビッグフットを単なる未確認生物としてではなく、奇妙な光の現象や電磁異常といった超常現象と深く結びついた、より複雑な謎として捉えている点に特徴がある。
調査から得られた主要な洞察は以下の通りである：
- 歴史的・地理的特異性：テキサス州東部のパイニー・ウッズ生態系、特にビッグ・シケット国立保護区は、ビッグフット目撃情報の主要なホットスポットである。この地域での「毛むくじゃらの野生人」に関する報告は、「ビッグフット」という言葉が生まれる以前の1952年にまで遡る。
- 現象の震源地「ブラッグ・ロード」：「ゴースト・ライト」と呼ばれる謎の発光現象で知られるブラッグ・ロードは、ビッグフットの目撃情報や攻撃的な遭遇事例が異常な頻度で報告される「ウィンドウ・エリア（現象の窓）」として機能している。
- 超常的側面との関連：ビッグフットの目撃は、発光する霧や光の球体といった異常な光現象と同時に発生することが多い。リッグス氏は、これらの光が生物のテレパシー能力に関連する「生体放射エネルギー」の現れであるか、あるいは生物が次元間を移動するためのポータルである可能性を提唱している。
- 驚異的な隠密能力の源泉：ビッグフットが発見困難である理由は、自然環境に溶け込むカモフラージュ能力に加え、人間の「不注意盲」を利用する知性や、敵意を察知するテレパシー能力に起因する可能性がある。このため、侵略的な調査手法は効果がないとリッグス氏は指摘する。
- 新たな写真証拠と種の仮説：共同研究者トム・バーネット氏が撮影したゲームトレイルカメラの画像は、大型の四足歩行の霊長類と、ホエザルに似た形態を持つ幼体の存在を示唆している。これは、ビッグフットが単一の種ではなく、地域によって異なる生物である可能性を示している。
総じて、テキサスのビッグフット現象は、従来の生物学的アプローチだけでは解明できない多面的な謎を提示している。物理的な生物としての側面と、物理法則を超えたかのような超常的な側面の両方を視野に入れた複合的なモデルの構築が、今後の研究に不可欠である。
1. 序論：テキサスにおけるビッグフット研究の再評価
ビッグフットに関する一般的な認識は、太平洋岸北西部の森林地帯に生息する生物というものである。しかし、Anomaly Archivesの創設者であるスマイルズ・ルイス氏が指摘するように、目撃報告は北米のほぼ全州でなされており、特にテキサス州を含む南部諸州は、独自の豊かな未確認生物学的歴史を有している。
- 権威による言及：霊長類学者のジェーン・グドール博士は、2002年と2012年の2度にわたり、未発見の北米のヒト科霊長類の存在を信じていると公言している。これは、このテーマに科学的な重みを与える重要な発言である。
- ロブ・リッグス氏のアプローチ：本ブリーフィングの中心人物であるロブ・リッグス氏は、科学者ではなくジャーナリストとしての立場から、40年以上にわたり目撃者へのインタビューを重ねてきた。彼のアプローチは、単なる物理的証拠の探求（"blood and guts" type）にとどまらず、多くの研究者が避ける超常現象との関連性を積極的に探求する点に特徴がある。
2. ビッグ・シケット：目撃情報と超常現象の震源地
リッグス氏の研究の中心地は、テキサス州南東部に広がるビッグ・シケット国立保護区である。この地域は、米国内で唯一「ジャングル」に分類されるほどの鬱蒼とした植生を特徴とする。
- 地理的・歴史的背景：
- ビッグ・シケットを含む「パイニー・ウッズ」生態系（テキサス東部、ルイジアナ、アーカンソー、オクラホマにまたがる）は、太平洋岸北西部に次ぐビッグフット目撃多発地帯である。
- 歴史的に、この地域はネイティブ・アメリカンの部族から「悪霊が憑いている」として居住を避けられてきた土地であり、白人による入植もテキサスで最も遅れた地域の一つであった。
- 初期の目撃情報：リッグス氏がこの現象に初めて触れたのは、1952年、7歳の時であった。地元で「毛むくじゃらの野生人（hairy wild man）」の噂が広まり、保安官事務所が捜査に乗り出し、大きな裸足の足跡を発見した。この出来事は、「ビッグフット」という名称がカリフォルニアで生まれる6年も前のことである。
- 個人的な体験：リッグス氏が現象の実在を確信するに至ったのは、1988年の個人的な体験による。ビッグ・シケットで単独キャンプをしていた際、夜明け前に「アフリカライオンと貨物列車の汽笛を合わせたような」と表現される、胸腔と空気を振動させるほどの超大音量の咆哮を聞いた。この体験は、後に国立公園局のレンジャーたちも同様の音を報告していることで裏付けられた。
- 強力な歴史的証言：約100年前、石油パイプラインを馬で見回っていた作業員の体験談。彼の馬が突然暴れだした直後、森から現れ た類人猿が馬に飛びかかって首の骨を折り、森の中へ引きずっていったという。
3. ブラッグ・ロード・ネクサス：光と獣が交差する場所
ビッグ・シケット内の現象が集中する場所として、リッグス氏は「ブラッグ・ロード」を挙げる。ここは元々製材所の鉄道跡地で、約8マイル（約13km）にわたって人の住まない直線道路が森を貫いている。
- 現象の重複：この場所は、「ゴースト・ライト」と呼ばれる謎の発光現象が長年にわたり目撃されてきた場所であると同時に、「毛むくじゃらの野生人」の目撃や遭遇が極めて高い頻度で報告される特異点（ネクサス）となっている。
- 攻撃的な遭遇事例：ブラッグ・ロードでは、特に攻撃的な個体との遭遇が複数報告されている。
- ピックアップトラックのボンネットに飛び乗り、威嚇的にフロントガラス越しに睨みつけた。
- 車の後部を文字通り持ち上げ、上下に何度も叩きつけた。
- ピックアップトラックを追いかけ、荷台のテールゲートに掴みかかろうとし、凹みを残した。
リッグス氏は、これらの攻撃的な行動は、縄張りを主張する一頭の年老いたアルファ個体によるものである可能性を推測している。
4. 超常的側面：エネルギー、光、そして異次元の可能性
リッグス氏は、研究者のジョン・キール（「ウィンドウ・エリア」理論）とマイケル・パーシンガー（「定常ゴースト・ライト現象」）の著作に影響を受け、ビッグフット現象と電磁気的な異常現象との間に強い相関関係があると結論付けている。
- リッグス氏による写真証拠：
- ハイント（Haint）：ビッグ・シケット内の古い橋を35mmフィルムカメラで撮影した際、肉眼では見えなかったが、白く立体的な魚のような形の光が写り込んだ。リッグス氏はこれを、地元で「ハイント（幽霊）」と呼ばれる存在ではないかと考えている。
- 発光する霧（Luminous Fog）：ブラッグ・ロードで夜間に撮影した写真に、これも肉眼では見えなかった自己発光する霧の塊が写っていた。写真技師の分析によれば、この光はフラッシュによる反射ではなく、霧自体が光源となって地面を照らしていた。
- ポータル仮説：ある目撃者は、この「発光する霧」が球体に収縮し、その光の中からビッグフットが歩み出てきたと証言している。これを基に、リッグス氏はこれらの光が、ビッグフットが次元間を移動するために利用する一時的な電磁ポータルである可能性を提唱している。
- 電磁干渉（EMF）現象：
- ルイジアナのケイジャン文化には、「ルガル（Rougarou）」と呼ばれる狼男のよ うな生物（正体はビッグフットの可能性）が現れると、船のモーターなどが原因不明の故障を起こすという伝承がある。
- リッグス氏自身も、スマイルズ・ルイス氏らとの調査中、ケイジャンがビッグフットを指す「悪魔（Diab）」という言葉を口にした直後、ボートのモーターが完全に停止し、その後、救助に来た別のボートのモーターも始動不能になるという奇妙な体験をしている。
5. ビッグフットの驚異的な隠密能力に関する考察
ビッグフットがこれほどまでに発見されない理由は、単に数が少ないからだけではないとリッグス氏は主張する。
- 物理的カモフラージュ：彼らの体毛は、軍用の「ギリースーツ」のように機能し、薄暗い森の中で静止していれば、わずか数メートルの距離にいても見分けることはほぼ不可能である。
- 不注意盲（Inattentional Blindness）の利用：人間が特定の物事に集中していると、目の前で起きている別の出来事に気づかないという心理的盲点がある。アパッチ族のスカウトが獲物の盲点を利用して追跡したように、ビッグフットもこの人間の知覚の特性を理解し、利用している可能性がある。
- テレパシー能力：
- リッグス氏は、ビッグフットがテレパシー能力を持つと考えている。これは言葉による思考の伝達ではなく、「ヘッドスピーク」と呼ばれる、イメージや意図を直接伝える形のものである。
- この能力により、調査隊の敵意や攻撃的な意図を事前に察知し、姿を現さないようにすることができる。これが、準軍事的なアプローチをとる調査グループが成果を上げられない理由だとされる。
- 旧ソ連やチェコの科学者（カチンスキー、ポルシュネフら）は、動物のテレパシーの媒体として「生体放射エネルギー」の存在を仮定した。リッグス氏は、このエネルギーこそが「ゴースト・ライト」の正体ではないかと推測している。
6. 新たな証拠と種の特定に向けた仮説
リッグス氏は当初、ビッグフットを純粋な超常現象と考えていたが、ノースカロライナ州の研究者トム・バーネット氏との共同研究を通じて、より物理的な生物としての側面に再び注目するようになった。
- トム・バーネット氏による習慣化：バーネット氏は自宅の敷地内で何年にもわたりビッグフットに餌を与え続け、彼らを「習慣化」させることに成功した。その結果、ペットの犬が殺されることがなくなり、代わりにドングリや鳥の羽などが「贈り物」として置かれるようになった。これは霊長類特有の行動である。
- ゲームトレイルカメラによる写真：バーネット氏が設置したカメラは、決定的な証拠となる可能性のある画像を捉えた。
| 画像の種類 | 特徴 | 分析と比較 |
|---|---|---|
| 成体とみられる生物 | ・四足歩行で座っているように見える、巨大な生物。 ・はっきりとした眉、二つの目、肩から頭頂部にかけて首がなく直線的なシルエット。 | ・同じ場所で撮影されたクロクマと比較すると、背中の形状（クマは丸みを帯びるが、この生物は尖っている）が全く異なる。 ・体高は肩までで少なくとも4フィート（約120cm）と推定され、この地域のクロクマの平均（約75cm）を大幅に上回る。 |
| 幼体とみられる生物 | ・地上約3.5フィート（約105cm）に設置されたカメラに写った顔の接写。 ・平らな顔、明確な鼻梁、骨張った眼窩に収まった目を持つ。 | ・ホエザルの赤ちゃんと形態学的に酷似しており、霊長類特有の特徴を示している。 ・リッグス氏は、経験の浅い幼体であったために警戒心が薄く、撮影されてしまったのではないかと推測している。 |
これらの証拠から、リッグス氏はテキサスや南部で目撃される生物が、ホエザルに関連する大型の未知の霊長類である可能性を提唱している。
7. 結論と関連する異常現象
テキサスのビッグフット現象は、単一の説明では解明できない、複数の要素が絡み合った複雑なものである。リッグス氏は、物理的な生物、超常的な存在、ネイティブ・アメリカンの伝承にあるシャーマン的な存在といった複数 のモデルが同時に当てはまる可能性を示唆している。
さらに、この現象が起きる「ウィンドウ・エリア」では、ビッグフット以外の異常現象も報告されている。
- 大型の黒い猫（ブラックパンサー）：北米には存在しないとされる大型の黒い猫科動物の目撃が、ビッグフットの目撃エリアと重複して報告されている。
- 場違いな動物（Out-of-Place Animals）：熱帯に生息するスパイダーモンキーが、テキサス東部の森で2度にわたって目撃・射殺された事例がある。リッグス氏は、これを次元ポータルやワームホールが誤って異なる地理的地点を結んでしまった結果ではないかと推測している。
これらの関連現象は、ビッグフットの謎が、我々の現実認識そのものを問い直す、より広範で深遠な現象の一部であることを示唆している。
テキサスの森に潜む謎：ビッグフットと不思議な光の物語
導入：冒険への招待
テキサスと聞けば、多くの人が広大な砂漠やカウボーイの姿を思い浮かべるかもしれません。しかし、州の東の果てには、まったく異なる顔を持つ場所が存在します。それは「ビッグ・シケット」と呼ばれる、深く、古く、そして神秘的な森。植物学者たちが「アメリカ合衆国で唯一のジャングル」と分類する、秘密に満ちた土地です。
この地域は、単に地理的にユニークなだけではありません。太平洋岸北西部とオハイオ川流域に次いで、国内で最もビッグフットの目撃情報が多い場所の一つなのです。この森の奥深くには、私たちが想像するよりもはるかに奇妙な謎が眠っています。それは、伝説の生き物「ビッグフット」の物語。しかし、これは単なる未知の動物の目撃談ではありません。不可解な光、物理法則を無視したかのような現象、そして私たちの現実そのものを揺るがすような体験が絡み合った、光と影の物語なのです。さあ、ジャーナリストである私が40年にわたって追い求めてきた、テキサスの森に潜む謎への冒険にご案内しましょう。
1. 忘れられた伝説：毛むく じゃらの「ワイルドマン」
物語の始まりは、私が7歳の少年だった1952年の東テキサスに遡ります。世界がまだ「ビッグフット」という言葉を知る6年も前のこと、私の故郷では「毛むくじゃらのワイルドマン」の噂がささやかれていました。森のあちこちで、裸で毛むくじゃらの男のような何かが目撃されている、と。
地元の新聞もこの噂を調査し始め、保安官事務所が大きな裸足の足跡を発見したことで、話はさらに真実味を帯びていきました。当時、この生物の正体については様々な憶測が飛び交いました。
- 逃げ出した囚人や精神病患者説： 多くの人々は、森で生き延びるうちに野生化した人間ではないかと考えていました。
- 未知の動物説： しかし、私の祖父はそれに異を唱えました。「ビッグ・シケットの過酷な環境で、裸の人間が生き延びられるはずがない。あれは未知の動物に違いない」と。
ここで重要なのは、これらの話が現代のビッグフットブームの模倣ではないという点です。これは、社会現象となるずっと以前から、この土地に深く根付いていた独自の伝説なのです。
少年時代の記憶は薄れていきましたが、大学でジャーナリズムを学び、故郷の新聞社で働くことになった私は、子供の頃の記憶が単なる民間伝承ではない可能性に気づき始めました。特に、ジョン・キールとマイケル・パーシンガーの著作が、点と点を繋ぐ鍵となった のです。
2. 光と影の交差点：ジャーナリストの追跡
故郷の新聞社で働き始めた私は、子供の頃に聞いたワイルドマンの伝説に再び興味を惹かれました。その探求の方向性を決定づけたのが、ジョン・キールとマイケル・パーシンガーという二人の作家の理論でした。
彼らは、まったく異なる種類の超常現象の間に、驚くべき関連性があることを指摘したのです。
「奇妙な光、不思議なエネルギー、そして謎のヒト型生物の目撃情報は、しばしば同じ場所で発生する」
私は、この理論を知って衝撃を受けました。ビッグ・シケットは、まさに彼らが提唱する現象がすべて揃った場所だったからです。キールが「ウィンドウ・エリア（窓地帯）」と呼んだ、様々な超常現象が集中するホットスポットそのものでした。ビッグ・シケットで報告される現象は、彼らの理論と見事に一致していたのです。
| 現象の種類 | ビッグ・シケットでの呼び名 |
|---|---|
| 不思議な光 | ゴースト・ライト (Ghost Lights) |
| 謎のヒト型生物 | ワイルドマン (Wild Man) |
| 未知の大型ネコ科動物 | ブラックパンサー (Black Panthers) |
理論は、やがて現実の恐怖として姿を現します。その舞台となったのが、ブラッグ・ロードと呼ばれる一本の不気味な道でした。
3. ブラッグ・ロード：恐怖が潜む8マイル
ブラッグ・ロードは、この謎の中心地です。かつて製材所へ続く鉄道の跡地だったこの道は、約8マイル（約13km）にわたって、人の住まない鬱蒼とした森を一直線に貫いています。木々が覆いかぶさり、まるで緑のトンネルのような光景を作り出しています。この道は、昔から「ゴースト・ライト」と呼ばれる不思議な光が目撃される場所として有名でしたが、同時にワイルドマンの目撃情報が多発する場所でもありました。
ここで報告された遭遇談の中でも、特に攻撃的で劇的なものを3つご紹介しましょう。
- ピックアップトラックへの飛び乗り： あるカップルが車を停めていると、猿のような生物がボンネットに飛び乗り、フロントガラス越しに威嚇してきました。驚いた男性が猟銃の弾を叩き込んでも、生物は平然と森へ走り去ったといいます。その異常な頑丈さがうかがえる事件です。
- 車の後部を持ち上げる怪力： 別の夫婦が車内にいたところ、巨大な毛むくじゃらの生物が車の後部を掴み、文字通り車体を持ち上げては地面に叩きつけ始めました。これは、人間に対する明確な敵意と、信じがたいほどの腕力を示しています。
- 猛スピードでの追跡： 若者たちの乗るピックアップトラックが道を走っていると、黒い塊のような生物が猛スピードで追いかけてきました。そして、荷台に 飛び込もうとテールゲートに掴みかかり、 tailgateにへこみを残したのです。その執拗さと攻撃性は、目撃者に深い恐怖と、物理的な証拠を刻みつけました。
ブラッグ・ロードの核心的な謎はここにあります。なぜ、物理的で敵意に満ちた「生物」の目撃談と、幽霊のようにつかみどころのない「光」の目撃談が、寸分違わぬ同じ場所で起こるのでしょうか。
数々の目撃談を集めるうちに、私自身もこの森の主が発する、忘れられない「声」を聞くことになったのです。
4. 暗闇からの咆哮：忘れられない一夜
1988年、私は一つの決意を実行に移しました。「ビッグ・シケットでたった一人で夜を明かす」。鹿撃ち用の高床式の小屋（ディア・ブラインド）に身を潜め、完全に無防備な状態で、私はその瞬間を待ちました。そして、そこで体験した出来事は、私の調査を決定的に変えました。
夜明け前の午前6時頃、あたりがまだ暗闇に包まれている中で、私はそれを聞きました。想像を絶する、この世のものとは思えない咆哮です。それは言葉で表現するのが困難なほどの音でした。あえて言うなら、アフリカライオンの咆哮と貨物列車の汽笛を混ぜ合わせたような、すさまじい轟音。その音はあまりに大きく、私の胸腔と周囲の空気をビリビリと震わせました。
この声がいかに異常なものであったか、その特徴を まとめます。
- 想像を絶する音量： 単に大きいというレベルではなく、物理的な振動を伴うほどのエネルギーを持っていました。
- 未知の生物の証拠： 後年、国立公園局の訓練されたレンジャーたちも同様の声を報告していますが、彼らは上司に「北米に生息する既知のどの動物のものでもあり得ない」と断言しました。
この体験は、私にとってすべてを変えるものでした。それまで集めてきた目撃談は、あくまで他人の主観的な話でした。しかし、あの咆哮は、この森に未知の何かが「実在する」という、揺るぎない確信を私に与えたのです。
耳で捉えた恐怖の次は、カメラが肉眼では見えないはずの、さらに奇妙な世界の姿を捉え始めました。
5. 写真に写り込んだ異次元：光、霧、そしてポータル
調査を進めるうち、この謎にはさらに奇妙な側面があることがわかってきました。それは、目に見えない光や霧の存在です。私は35mmフィルムカメラを使い、肉眼では何も見えなかったはずの場所で、二つの不思議な写真を撮影しました。
- 一枚目の写真： 廃墟となった橋の上で、魚のような形をした白い光（地元では「ヘイント」と呼ばれる霊のようなもの）が写り込みました。驚くべきことに、橋を渡って反対側から撮影した次のコマにも、その光は再び写ってい たのです。
- 二枚目の写真： 真っ暗なブラッグ・ロードで撮影した写真には、自ら光を放つ「霧の塊」が写っていました。フラッシュは使っていません。写真技師はこの写真を見て、「もしこれがただの霧でフラッシュを使っていたら、光が反射してフレーム全体が真っ白になっていたはずだ。この霧自体が光源になっている」と分析しました。
これらの不可解な現象は、常識を覆すような、あまりにも突飛な仮説へと私を導きました。
「これらの光や霧は、我々の世界と並行して存在する別世界とを繋ぐ、一時的な電磁気のポータル（出入り口）なのかもしれない。」
この仮説を裏付けるかのような、驚愕の目撃証言もあります。ある若者が、まさにこの写真のような光る霧が球体に収縮し、その光の中からビッグフットが歩いて出てくるのを目撃した、と語ったのです。
もし彼らが別次元から来るとしたら、それこそが、我々が彼らを決して見つけられない究極の理由なのかもしれません。
6. なぜ見つからないのか？ 存在を隠す4つの秘密
「もしビッグフットが実在するなら、なぜ死体も骨も見つからないのか？」これは誰もが抱く最大の疑問です。私の調査は、その答えが単一ではないことを示唆しています。彼らは、複数の驚くべき能力を駆使して、その存在を隠している可能性があります。
- 究極のカモフラージュ: 彼らの体毛は、兵士が使う迷彩服「ギリースーツ」そのものです。森の深い影の中で静止していれば、たとえわずか数メートル先にいたとしても、気づくことはほぼ不可能です。
- 犬さえも恐れる存在: 優秀な猟犬でさえ、ビッグフットの気配を察知すると、恐怖のあまり追跡を放棄してしまいます。しかし、この話にはさらに驚くべき続きがあります。研究者のトム・バーネットは、ビッグフットに飼い犬を次々と殺され、食べられるという悲惨な経験をしました。彼は意を決し、平和的な共存を試みるため、定期的に食料を森に置き始めました。すると、犬への襲撃はぴたりと止んだのです。さらに信じがたいことに、その後、食料を置いた場所には、ドングリや鳥の羽の山といった「贈り物」が返されるようになりました。これは、彼らが単なる猛獣ではなく、コミュニケーションと取引が可能な、霊長類特有の知性を持つことを強く示唆しています。
- 人間の「見えない」盲点: 心理学で「不注意による盲目」（有名な「見えないゴリラの実験」）と呼ばれる現象を、彼らは巧みに利用しているのかもしれません。私たちが意識を集中していない”死角”に入り込み、姿をくらます達人なのです。
- テレパシー能力: 彼らは言葉ではなく、「マインド・ピクチャー」（心に浮かぶ映像）で思考し、コミュニケーションを取っている可能性があります。ルパート・シェルドレイク博士の研究によれば、これは超能力などではなく、高等動物の世界ではごく普通のコミュニケーション形態なのかもしれません。この能力によって、敵意を持った調査隊 などの意図を事前に察知し、接触を避けることができるのです。
物理的な存在でありながら、超常的な法則を操るかのような彼らの謎は、今もテキサスの森の奥深くで続いています。
7. 結論：終わらない冒険
テキサス・ビッグフットの謎は、単なる「未確認動物」という言葉では到底片付けられない、複雑で多層的なパズルです。それは、無視できないほど多くの説得力ある目撃証言、咆哮や足跡といった物理的な痕跡、そしてゴースト・ライトや異次元ポータルの可能性といった「ハイ・ストレンジネス（極めて奇妙な現象）」が、一つの場所で絡み合った壮大な物語なのです。
私たちは、自分たちの知る世界の法則がすべてだと思い込んでいます。しかし、ビッグ・シケットの深い森は、私たちの現実が、実はもっと広大で、不思議に満ちたものである可能性を静かに教えてくれているのかもしれません。この謎を追う冒険は、まだ始まったばかりなのです。
ホワイトペーパー：ビッグフット現象の二重性 — 未確認生物か、超常的存在か
1.0 序論：ビッグフットの謎と二つの対立仮説
ビッグフット現象は、単なる未確認動物学（クリプトゾロジー）の対象に留まらず、物理的実在と超常的解釈が複雑に絡み合う、現象学的に極めて難解なテーマである。この現象を巡る探求は、二つの根本的に異なるパラダイムに分断されてきた。一方は、北米の森林地帯に生息する未知の大型霊長類という「肉と血」を持つ生物としてビッグフットを捉え、物理的な証拠の探求に注力する。もう一方は、その不可解なまでの神出鬼没さや、UFOや怪光といった他の異常現象との関連性から、ビッグフットを超常的、あるいは 異次元的な存在と見なす仮説を追求する。
本稿は、テキサス州東部の「ビッグ・シケット国立保護区」を中心に40年以上にわたる現地聞き取り調査と個人的遭遇を重ねてきた研究者、Rob Riggs氏の講演録に基づき、これら二つの主要な仮説—物理的生物説と超常的存在説—が織りなす現象学的二分法を客観的に比較分析し、研究者が直面する根本的な課題を明らかにすることを目的とする。
一般的にビッグフットは太平洋岸北西部の存在と認識されているが、実際にはテキサスを含む南部諸州にも豊富な目撃情報と伝承が存在する。本稿は、特にこの「南部のビッグフット」が提示するユニークな証拠群に焦点を当て、現象の多面的な性質を浮き彫りにする。まず、科学的探求の基礎となる物理的生物としての仮説を詳しく検討することから始めたい。
2.0 仮説1：物理的生物としてのビッグフット
ビッグフットを科学的に理解可能な未知の霊長類として捉える「肉と血（flesh and blood）」仮説は、多くの研究活動の理論的基盤となっている。このアプローチは、生物学の既存の枠組みの中で現象を説明しようと試みるものであり、足跡の石膏採取、音声の録音、体毛や排泄物の収集といった、具体的な物理的証拠の探求を方向付ける。Rob Riggs氏が収集した事例には、この仮説を裏付ける力強いデータが数多く含まれている。
物理的生物説を支持する主な証拠
- 目撃証言： 1950年代から、「毛深い野生の男」や「類人猿のような生き物」といった、一貫した身体的特徴を持つ存在が繰り返し目撃されてきた。これらの証言は、単なる民間伝承ではなく、特定の生物学的実体を指し示している可能性を示唆する。
- 物理的痕跡：
- 足跡： 警察の捜査で発見された「大きな裸足の足跡」や、研究チームが湿地帯で採取した不審な足跡の石膏など、具体的な痕跡が確認されている。
- 器物損壊： 目撃現場のピックアップトラックのテールゲートには、掴みかかった際にできたと思われる凹みが残されていた。これは、相当な握力と体重を持つ存在による物理的な接触があったことを示唆する。
- 物理的相互作用： ビッグフットが物理世界へ直接的に、かつ暴力的に干渉したことを示す事例が報告されている。
- 車両への攻撃： 走行中のピックアップトラックに飛び乗る、停車中の自動車の後部を持ち上げて揺さぶるといった行動は、圧倒的な筋力を持つ大型生物の存在を想定させる。
- 家畜への捕食： ある目撃者の父親であるPetrie氏が体験したとされる事例は、この仮説の概念的支柱となる。彼の証言によれば、類人猿のような生物が森から現れ、馬に飛びかかってその場で首を折り、そのまま森の中へ運び去ったという。Riggs氏が「これはかなり有 形だ。かなり物質的だ」[38:10]と評するように、この捕食行動の描写は、現象を残酷な生物学的現実（生存と捕食）に固く結びつけ、後述する非物質的な証拠群とは鮮烈な対照をなす。
- 聴覚的証拠： Rob Riggs氏自身が至近距離で体験した咆哮は、既知のいかなる北米の動物とも比較できないものだった。彼はその音を「アフリカライオンと貨物列車の汽笛を合わせたような」と表現し、その音圧は「私の胸腔を振動させ、空気を振動させるほど」[34:42]強烈であったと証言している。同様の咆哮は、訓練を受けた国立公園局のレンジャーによっても報告されている。
- 権威ある見解： このテーマに対する真剣な科学的探求の文脈として、講演会の司会者SMiles Lewis氏が指摘した事実に言及することが重要である。世界的に著名な霊長類学者ジェーン・グドール博士が、北米に未発見のヒト科動物が存在するという信念を公に表明している[05:49]。彼女の見解は、この探求が単なる空想ではなく、真剣な科学的考察の対象となりうることを示している。
仮説の評価
この物理的生物説の最大の長所は、生物学という確立された科学的探求の枠組みの中で現象を検証できる点にある。しかし、その一方で決定的な短所も抱えている。それは、数十年にわたる調査にもかかわらず、決定的な証拠である死骸や、疑いのないDNAサンプルが未だに確保されていないという事実である。
これらの物理的な証拠は非常に説得力があるものの、なぜこれほど大きく、強力な生物が科学の網の目をかいくぐり続けることができるのかという根本的な問いには答えていない。この「捉えどころのなさ」こそが、物理的な証拠だけでは説明しきれない現象の存在を示唆し、我々をもう一つの仮説へと導くのである。
3.0 仮説2：超常的存在としてのビッグフット
ビッグフット現象には、物理的な生物というだけでは説明が困難な「高次の奇妙さ（high strangeness）」と呼ばれる側面が数多く報告されている。超常的存在仮説は、ビッグフットがなぜこれほどまでに捉えどころがないのかという根本的な問いに対し、従来の生物学の枠を超えた視点から光を当てようとするものである。この仮説は、ビッグフットを単一の生物としてではなく、より広範な異常現象の一部として捉える。
3.1 ゴーストライトとの関連性
Rob Riggs氏の研究が特に重視するのは、ビッグフットの目撃情報と「ゴーストライト（怪光）」と呼ばれる正体不明の発光現象との地理的な相関関係である。テキサス州のブラッグ・ロード、アーカンソー州のガードン・ライト、ノースカロライナ州のブラウ ン・マウンテン・ライトなど、怪光が頻繁に目撃される場所では、例外なくビッグフットの目撃情報も多発している。この相関の重要性は、Riggs氏が、著名な異常現象研究者であるジョン・キールやマイケル・パーシンガーが提唱した理論を、期せずして実証した点にある。彼らは、多様な超常現象が地理的に集中して発生する「ウィンドウ・エリア」と、謎の光、そしてヒト型生物の目撃との関連を理論化していたが、ビッグ・シケットがその理論モデルの完璧な実例であることには気づいていなかった[28:23]。
3.2 電磁気的異常現象
ビッグフットの出現が、周囲の環境に強力な電磁気的影響を及ぼすことを示唆する事例も報告されている。
- 機械の誤作動： ルイジアナ州の湿地帯で調査を行っていた際、Riggs氏はボートの上で、ケイジャン（フランス系住民）がビッグフットを指して使う言葉について話した。彼が「彼らはそれを『ディアブ』、つまり悪魔と呼ぶ」[01:19:59]と叫んだまさにその瞬間、ボートのモーターが完全に停止した。この因果関係を思わせるタイミングは、単なる偶然とは考えにくい。
- 大規模な停電： 1980年代半ばにテキサス州南東部で発生した「ボーモント・ブラックアウト」と呼ばれる大規模停電では、地域の電力網全体がダウンしただけでなく、自動車のライトやエンジンまでもが同時に停止した。
これらの現象は、ビッグフットが強力なエネルギー場を伴って出現し 、それが機械やインフラに干渉する可能性を示唆している。
3.3 異次元間移動とポータルの可能性
ビッグフットがなぜ容易に姿を現し、そして忽然と消えるのか。その謎を説明する理論として、異次元への「ポータル」仮説が浮上している。ある目撃者は、「発光する霧状の塊が球体に収縮し、その光の中からビッグフットが出てきた」[52:00]と具体的に証言している。さらに、Riggs氏自身が撮影した「発光する霧」や、共同研究者Tom Burnett氏が自動撮影カメラで捉えた発光体は、物理的な光源がないにもかかわらず自己発光しているように見える。これらの光や霧が、我々の次元と別の次元を繋ぐ一時的な電磁気的ポータルであり、ビッグフットはそれを利用して次元間を移動しているのではないか、とこの仮説は主張する。
3.4 テレパシーと精神的能力
訓練された猟犬ですらビッグフットを追跡できないという事実は、物理的な脅威だけでは説明がつかない。犬はクマやピューマには勇敢に立ち向かうにもかかわらず、ビッグフットの存在を察知すると極度の恐怖を示し、追跡を放棄する。この謎を解く鍵は、テレパシー能力にあるのか もしれない。Riggs氏がチョクトー族の伝承やルパート・シェルドレイク博士の研究を引用して説明するように、このテレパシーは言葉ではなく、イメージと意図の伝達、すなわち「マインドピクチャーによるヘッドスピーク」[01:25:50]である。この観点に立てば、なぜ「準軍事的な」アプローチをとる研究グループが成果を上げられないのかが明らかになる。彼らの心の中にある敵対的なイメージと捕獲の意図を、ビッグフットが直接的に知覚し、姿を隠してしまうのである。
仮説の評価
この超常的存在説の長所は、物理的証拠の決定的な欠如、神出鬼没さ、そして他の異常現象との関連性といった、「肉と血」仮説では説明が困難な謎に対して、包括的な説明モデルを提供できる点にある。しかし、その短所は、異次元やテレパシーといった概念が現代科学の枠組みでは検証が極めて困難であり、非常に思弁的にならざるを得ないことである。
これら二つの対立する仮説は、それぞれが現象の異なる側面を照らし出している。現象の全体像を把握するためには、両者を直接比較し、その長所と短所を冷静に評価する必要がある。
4.0 比較分析：二つの仮説の長所と短所
ビッグフット現象の 全体像をより深く理解するためには、これまで概説してきた「物理的生物説」と「超常的存在説」を並べて比較検討することが不可欠である。どちらか一方の仮説が絶対的に正しいと結論付けるのではなく、それぞれの仮説が現象のどの側面を説明でき、どの側面に課題を残すのかを評価することが重要である。以下の表は、二つの仮説の比較分析をまとめたものである。
| 評価項目 | 仮説1：物理的生物説 | 仮説2：超常的存在説 |
|---|---|---|
| 説明力 | 足跡、目撃された身体的特徴、物理的攻撃性（馬の殺害、車両への攻撃）など、具体的で物質的な証拠を合理的に説明できる。 | 捕獲されない理由、神出鬼没さ、怪光やUFOとの関連性、電磁気異常など、「高次の奇妙さ」を伴う現象を包括的に説明できる。 |
| 証拠の性質 | 主に目撃証言、足跡の石膏、音声記録といった状況証拠に依存する。決定的物証とされる死骸や検証可能なDNAが決定的に欠如している。 | 状況証拠、異常現象との相関関係、思弁的理論が中心となる。物理的な再現性がなく、科学的検証が極めて困難である。 |
| 科学的妥当性 | 生物学の既知の枠組み（未発見の霊長類）で説明可能であり、より伝統的な科学観に受け入れられやすい。 | 現代科学のパラダイムから逸脱しており、異次元やテレパシーといった概念は現時点では証明が難しい。 |
| 主な課題 | 「なぜ死骸が見つからないのか？」 という、大型生物の個体群維持に関する根本的な問いに答えるのが難しい。 | 「その現象は実在するのか、それとも解釈の問題か？」 という、現象の 客観性と主観性の境界に関する根本的な問いに答えるのが難しい。 |
この比較から明らかなように、どちらの仮説も単独ではビッグフット現象の全てを説明しきれていない。Rob Riggs氏が「肉と血 対 超常現象の分裂（flesh and blood versus paranormal schism）」[56:34]と呼ぶこの対立こそが、研究の核心である。
- 物理的生物説は、トラックのテールゲートに残された凹みや、馬を仕留めるほどの筋力といった「物質性」を説明するのに優れているが、なぜその実体がこれほど巧みに科学的捕捉を逃れ続けるのかという「不可視性」に苦慮する。
- 一方、超常的存在説は、その「不可視性」や神出鬼没さを異次元ポータルやテレパシーといった概念で説明するが、目撃される「物質性」との整合性を取るのが難しいという課題を抱えている。
現象の核心的な謎は、この「物質性」と「不可視性」の奇妙な共存、すなわち「捉えどころのなさ」そのものにあると言えるだろう。
5.0 結論：統合的視点の必要性
本稿で分析したRob Riggs氏の提示する証拠群は、ビッグフット現象が単純な「肉と血」の生物か、あるいは純粋な「超常現象」かという二者択一では到底割り切れない、複雑で多層的な性質を持つことを明確に示唆している。物理的生物説と超常的存在説は、互いに排斥しあう対立仮説ではなく、一つの現象が持つ異 なる側面をそれぞれ捉えているのかもしれない。Riggs氏自身の知的探求の軌跡が、この統合的視点の重要性を物語っている。彼は当初、ジョン・キールの理論に沿って、この現象を純粋に超常的なものと考えていたが、「肉と血」を追求する研究者たちとの交流を通じて、この「分裂」の複雑さと深さを認識するに至った[55:32]。
Tom Burnett氏が撮影したとされる生物の写真は、紛れもなく物理的な実体の存在を示唆する。一方で、怪光との頻繁な遭遇、機械の誤作動、そして目撃者が証言する「光からの出現」といった事象は、我々の知る生物学の法則だけでは説明不可能である。これらの物理的な側面と超常的な側面は、矛盾するのではなく、同じ現象の異なる現れであると考えるべきではないだろうか。
この深遠な謎を解明するためには、従来の生物学的なアプローチに固執するのではなく、物理学（特に素粒子物理学や量子論）、意識研究、現象学、そして先住民の伝承などを包含する、より学際的でオープンマインドな研究パラダイムが不可欠である。ビッグフットという存在は、単に未知の動物を発見するという課題以上に、我々自身の現実認識そのものに根源的な挑戦を投げかけているのかもしれない。今後の研究は、この二重性を前提とした統合的視点に立つことで、初めて新たな地平を切り開くことができるだろう。
Smiles Lewis : Anomaly Archives の紹介
これらのソースが、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、アノマリー・アーカイブス紹介（SMiles Lewis）について伝えていることは、主に以下の点に集約されます。
SMiles Lewis氏は、この講演会を主催するアノマリー・アーカイブス (Anomaly Archives) の創設者兼会長としての役割を担っており、リッグス氏がテキサス・ビッグフットに関する非伝統的な視点、特に超常現象的な側面を議論するための学術的かつ組織的な文脈を提供しています。
1. アノマリー・アーカイブス（AA）の概要と目的
ルイス氏の紹介は、まずAAの組織としての地位 とミッションを明確にすることから始まります。
- 組織の基盤: AAは、非営利の501c3団体である科学的アノマリー研究所 (Scientific Anomaly Institute) の貸し出し図書館であり、ルイス氏がその創設者兼会長を務めています。同組織は2003年に設立され、10年以上の歴史を持っています。
- ミッションとコレクション: AAの使命は、「UFOおよびアノマリー科学関連資料の保存」です。コレクションには3,000冊以上の書籍、数百あるいは数千の雑誌や定期刊行物、そして様々な研究者から集められた多数の紙ファイルや新聞の切り抜きが含まれています。また、研究資料をAAに保存することに関心を持つ研究者からの新しいコレクションの寄贈も控えていると述べています。
- 所在地: AAは、オースティン北西部にある神経科学・意識研究研究所 (INACS) のオフィス内に資料を保管させてもらっています。
2. ビッグフット現象の文脈化（「超常現象への入り口」として）
ルイス氏は、ビッグフットを個人的な関心（そして多くの研究者にとっての共通の関心）から、より広範な異常現象の文脈に位置づけています。
- 関心の「入口」: ルイス氏は、 ビッグフットと暗号動物学 (cryptozoology) が、彼にとって「あらゆる種類の異常現象への関心の入口の薬（gateway drug）」であったと述べています。多くの超心理学者やUFO研究者も同様に、小学校の図書館でネッシーやビッグフットの本を手に取った経験を持つことに共感できると指摘しています。
- テキサス・ビッグフットの重要性: 多くの人がビッグフットを北米太平洋岸北西部の専有物と見なす傾向があるものの、実際には北米のほぼすべての州で目撃情報があり、特にテキサス州はビッグフット研究の成長分野であり、最も重要な発見がテキサスからもたらされる可能性があると示唆しています。
- 科学と合理的な調査: ビッグフットというテーマは、多くの人々（子どもたちだけでなく）に訴えかけるものであり、研究者が小学校で講演する際の「科学と合理的な調査の領域への入口」として利用されている点を評価しています。
3. ロブ・リッグス氏の非伝統的なテーマの導入
ルイス氏の紹介の最も重要な役割は、ロブ・リッグス氏が深掘りする予定の、ビッグフット現象の超常現象的な側面を聴衆に提示することです。
- リッグス氏のアプローチへの支持: ルイス氏は、リッグス氏と10年以上の交友関係があ り、彼が「血と内臓のタイプのビッグフット研究者」のほとんどが触れることを恐れる方向性、すなわち「これらの生物には、森で遭遇する通常の動物よりも理解できる以上の何かがある」という考え方を恐れずに探求することを高く評価しています。
- 謎の核心: リッグス氏の研究は、ビッグフットがなぜそれほど捉えどころがないのか、そしてなぜ物理的な証拠がないのか、という問題を中心に展開されています。これは、彼らが人間を避けるための文化を持っているという単純な説明の他に、「超常現象と心霊現象の領域に踏み込む何か」があるかもしれないという示唆です。
- UFOとビッグフットの関連: ルイス氏は、リッグス氏が避けて通らないテーマとして、UFOとビッグフットの関連性を特に強調します。ルイス氏は、リッグス氏の視点を正当化するために、懐疑的なUFO研究者（クリス・ルトコウスキー氏、マイケル・ソード氏、ジャック・ヴァレ氏など）が、暗号動物学に関心を示している事例を挙げました。
- 「パラUFOロジー」: ルイス氏は、超常現象や超心理学的情報とビッグフット研究の関連性を統合する理論「パラUFOロジー (para-ufology)」に言及し、これがリッグス氏が探求するテーマ（ライト、電磁異常、ビッグフットが同じ場所に現れること）と関連することを示唆しています。
4. 講演会後の相互作用
ルイス氏の紹介後、リッグス氏はAAの使命に直接応える行動を取っています。
- 資料の寄贈: リッグス氏は講演開始の直前に、AAへの支援と長年の友好関係への感謝として、自身の著書のコピーをAAに寄贈することを申し出ています。これはAAの「資料の保存」というミッションを直接的に支援するものです。
- 運営への言及: ルイス氏は、AAが非営利団体として運営に苦労していることに触れ、寄付を募る機会としてこの場を利用しています。
要するに、SMiles Lewis氏の紹介は、アノマリー・アーカイブスという非営利の知識保存機関の権威を通じて、ロブ・リッグス氏がテキサスという地域に特化したビッグフットの事例と、UFO・超常現象の文脈を統合するという非主流的な研究テーマに取り組むための公的なプラットフォームと文脈を提供しているのです。。
Bigfoot と未知動物学
提供されたソースは、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文提供されたソースは、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、「ビッグフットとクリプトズーロジー（暗号動物学）」について、以下の重要な点を伝えています。
1. クリプトズーロジー（暗号動物学）の定義と起源
クリプトズーロジー（暗号動物学）は、イヴァン・サンダーソン氏という生物学者兼動物学者が1940年代に造語した言葉であると説明されています。これは、ビッグフットのような未確認動物（クリプティッド）の研究分野全体を指します。
2. ビッグフットとクリプトズーロジーの「入口」としての役割
講演の導入部分で、SMiles Lewis氏は、ビッグフットとクリプトズーロジーは、彼自身の、そして他の多くの研究者にとって、「あらゆる種類の異常現象への関心の入口の薬（gateway drug）」であったと述べています。
- 多くの超心理学者やUFO研究者も、小学校の図書館でネッシーやビッグフットの本を手に取った経験を持つことに共感できると指摘されています。
- ビッグフットは、研究者が小学校などで講演を行う際に、「科学と合理的な調査の領域への入口」として利用されているとも評価されています。
3. ビッグフット現象の地理的広がりとテキサスの重要性
ソースは、ビッグフットが太平洋岸北西部に限定されるという一般的な認識を否定し、北米全体で目撃されている現象であることを強調しています。
- 広範な目撃情報: ビッグフットは「北米のほぼすべての州で」目撃報告があるようです。
- 南部ビッグフットへの注目: 一般的に人々は太平洋岸北西部の涼しい気候のビッグフットを連想しがちですが、南部ビッグフットの研究者たちは、「すべての南部の州でこれらの奇妙で神秘的で、伝えられる生き物の目撃情報があった」と断言していると述べられています。
- テキサス州の重要性: Lewis氏は、最も重要な発見のいくつかは、太平洋岸北西部からではなく、テキサス州からもたらされるかもしれないと述べています。実際、テキサス州では2000年代初頭に少なくとも2つのビッグフット会議が開催されており、そのうちの1つは2001年初頭から毎年続いていると報告されています。
- パイニー・ウッズ地域の特異性: リッグス氏によると、テキサス州東部からルイジアナ州西部・北部、アーカンソー州南部、オクラホマ州南東部に広がるパイニー・ウッズ生態系は、太平洋岸北西部やオハイオ川水系に次いで、国内で2番目にビッグフットの目撃件数が多い地域であるとされています。
4. 南部ビッグフットの独自性と非科学的な視点
リッグス氏の講演は、クリプトズーロジーの枠組み内で、南部ビッグフットの独自性、特にその超常現象的な側面を探求しています。
- 異なる動物の可能性: リッグス氏の共同著者とリッグス氏自身は、彼らが研究しているものが太平洋岸北西部の動物と「全く同じ動物であるとは主張していない」と述べており、完全に異なるホミニッドまたは霊長類で ある可能性を示唆しています。リッグス氏は、南部ビッグフットは「間違いなくもっとレッドネック（田舎者）」だろうと冗談を交えつつ述べています。
- 超常現象（パラノーマル）の統合: リッグス氏のアプローチの核心は、ほとんどの「血と内臓タイプのビッグフット研究者」が触れることを恐れる領域、すなわち「これらの生物には、森で遭遇する通常の動物よりも理解できる以上の何かがある」という考え方を探求することです。
- 伝統的なクリプトズーロジーからの拡大: リッグス氏は、ビッグフットの捉えどころのなさ（なぜ証拠がないのか）は、単に人間を避ける文化を持つという説明だけでなく、「超常現象と心霊現象の領域に踏み込む何か」があるかもしれないという点に焦点を当てています。
- ルイス氏は、懐疑的なUFO研究者（クリス・ルトコウスキー氏やジャック・ヴァレ氏など）でさえ、クリプトズーロジーに興味を示している事例を引用し、ビッグフットとUFOの関連性を探求するリッグス氏の姿勢を支持しています。
- この超常現象的側面は、「パラUFOロジー（para-ufology）」と呼ばれる理論に集約され、これは超常現象的・超心理学的な情報をビッグフットや他のクリプティッドの研究に統合するものです。
5. ビッグフット研究の二面性：「肉体を持つ動物」 vs 「超常現象」
リッグス氏の調査と研究は、ビッグフットを巡る伝統的なクリプトズーロジーの議論、すなわち「肉体と血液を持つ動物（flesh and blood）」であるか、「超常現象（paranormal）」であるかという二分論を反映し、最終的には統合しようとしています。
- 初期の超常現象モデル: リッグス氏は当初、ジョン・キール氏（John Keel）などの説に倣い、ビッグフットを基本的に超常現象的な現象であり、これらの「ライト」の現れの一部であると考えていました。
- 肉体を持つ動物の可能性の再評価: しかし、BFRO（Bigfoot Field Researchers Organization）のメンバーや他の研究者と交流し、目撃談や証拠（すべて逸話ではあるが）を収集する中で、「通常の動物の日々の生存活動を示唆する物語と証拠」があまりにも多いため、この現象を容易に否定することはできないと考え直しました。
- 最終的な見解（複数のモデル）： リッグス氏は、ビッグフットが「北米の猿（North American apes）」であると固く信じていると述べていますが、同時に、この現象には「シャーマニズム的な繋がり」を含む4つか5つの異なる可能な説明モデルが存在し、複数のモデルが「同時に当てはまるかもしれない」とも述べています。
全体として、ソースは、ビッグフットとクリプトズーロジーが、単なる未確認動物の探求に留まらず、UFO現象、超常現象、エネルギー異常、心理学、そして最終的には人間と未確認の他者との遭遇の不可思議さを探求する広範な文化的および科学的調査の領域である、という文脈を提供しています。この講演は、特にテキサスという地域と、超常現象の領域に踏み込むことによって、その境界を押し広げようとしています。
Rob Riggs の研究と Big Thicket（地名）
Rob Riggs氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、ソースはRob Riggs氏の研究Rob Riggs氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、ソースはRob Riggs氏の研究がビッグ・シケット（Big Thicket）というテキサス州東部の特定の地域に深く根ざしており、その地域で発生するビッグフットの目撃情報と、それに伴う超常現象的な異常現象を結びつけることに焦点を当てていることを説明しています。
1. ビッグ・シケットの地理的・生態学的位置づけ
リッグス氏の研究において、ビッグ・シケットは単なる場所ではなく、現象の中心地として機能しています。
- 地理的定義: ビッグ・シケットは、テキサス州東部に位置し、ルイジアナ州境に非常に近い地域です。リッグス氏の故郷であるサワー・レイク（Sour Lake, Texas）もこの地域にあります（人口1,680人）。
- 生態系と広がり: ビッグ・シケットは、パイニー・ウッズ生態系の南部および南西部の終点と技術的に分類されています。パイニー・ウッズは、テキサス州東部の大部分、ルイジアナ州西部および北部、アーカンソー州南部、オクラホマ州南東部に及びます。
- 国立保護区: ビッグ・シケット国立保護区（Big Thicket National Preserve）は、元々の生態系の一部である10万エーカー以上の土地を保存しています。リッグス氏はこの保護活動をテキサス史上最も重要なものの一つと見なしています。
- 孤立性と文化: ビッグ・シケットは非常に孤立しており、リッグス氏によれば、現代の都市文化の影響を最も受けていない地域の一つです。この孤立性が、伝統的な南部文化と、未確認の現象が存続するための環境を提供しています。
- 歴史的特異性: この地域は、白人入植者だけでなく、伝統的にこの地域のインディアン（カラカワ族、アタカパ族、カドー族など）も村を建設せず、「邪悪な霊に憑りつかれている」と信じていたため、テキサスで最も遅く入植された地域の一つです。
2. ビッグ・シケットにおけるビッグフット（ワイルド・マン）の歴史
リッグス氏は、ビッグフット現象がカリフォルニアで「ビッグフット」という言葉が作られる以前から、ビッグ・シケットに存在していたことを記録しています。
- 初期の目撃情報（1952年）: リッグス氏が7歳の時（1952年）、ビッグ・シケットの森の様々な場所で「毛深いワイルド・マン（hairy wild man）」が目撃されているという噂が郡内を駆け巡りました。
- 警察の関与: 地元の新聞が調査を開始し、警察（保安官部門）が実際にいくつかの事件を捜査し、大きな裸足の足跡を発見したことが判明しました。
- 名称の由来: 当時、この現象は「ビッグフット」ではなく、「毛深いワイルド・マン」と呼ばれており、後にリッグス氏が「南部ビッグフット」と呼ぶ存在です。
- パイニー・ウッズの目撃件数: パイニー・ウッズ地域は、太平洋岸北西部、そしておそらくオハイオ川水系に次いで、国内で2番目にビッグフットの目撃件数が多い地域であるとリッグス氏は指摘しています。
3. リッグス氏の研究アプローチ：ジャーナリズムと超常現象の統合
リッグス氏の研究は、ビッグ・シケットでの現象に焦点を当て、伝統的な科学的アプローチから逸脱しています。
- ジャーナリストとしての役割: リッグス氏は自身を科学者、動物学者、生化学者ではないと明言しており、ジャーナリストおよびレポーターとして活動しています。彼の本は、40年間にわたる遭遇や目撃情報を体験した人々へのインタビューに基づいていますが、彼自身は「これらの生き物の存在の証拠や証明」となる硬いデータは持っていません。
- 研究の動機（キールとパーシンガー）: リッグス氏が「ワイルド・マン」の目撃情報に関心を再燃させたのは、ジョン・キール氏やマイケル・パーシンガー氏といった研究者の著作を知った後でした。これらの研究者は、「奇妙なエネルギー、奇妙な光の形、そして謎のホミニッドが同じ地域で発生する」という関連性に着目していました。
- ビッグ・シケットの「窓エリア」: リッグス氏は、ビッグ・シケット（特に故郷周辺）がキール氏の言う「窓エリア（window areas）」であることを認識しました。この地域には、ワイルド・マンの目撃情報だけでなく、珍しい光の形（ゴースト・ライト）の目撃情報が歴史的に存在していたからです。
- 初期の理論（パラノーマル）: リッグス氏は当初、キール氏の説にかなり同意しており、ビッグフットは基本的に超常現象的な現象であり、これらの光のエネルギーの現れの一つであると考えていました。
4. ビッグ・シケットの特異な現象の調査
リッグス氏の研究の多くは、ビッグ・シケットの特定の場所でのビッグフットと光の関連を証明しようとしています。
- ブラッグ・ロード（Bragg Road）: この場所は、幽霊の光（ゴースト・ライト） とワイルド・マンが数十年にわたって目撃されてきた、リッグス氏の研究における極めて重要な場所です。リッグス氏は、ブラッグ・ロードが「奇妙な光と毛深いワイルド・マンの目撃情報が同時に多発する」という点で非常に重要であると認識しています。
- 遭遇の性質: この場所でのビッグフットとの遭遇は、車に飛び乗って威嚇する、あるいは車を揺らす など、攻撃的かつ敵対的な性質を持つことが多いです。リッグス氏は、南部ビッグフットは「潜在的に危険」である可能性があると考えています。
- ゴースト・ライト（謎の光）の撮影: リッグス氏は、ブラッグ・ロードで夜間警備を行い、目視できないにもかかわらず、「光る霧の塊」（ルミナス・フォグ・バンク）を35mmフィルムで撮影することに成功しました。彼は、この光が超常現象的なエネルギーであり、ビッグフットが「この光から足を踏み出してくる」という目撃証言とも関連付けています。
- 複数の説明モデルの模索: リッグス氏は、BFRO（Bigfoot Field Researchers Organization）などの研究者と交流した後、ビッグフットの現象が「通常の動物の日々の生存活動」を示す証拠も多すぎると考え、単なる超常現象として片付けることをやめました。彼は、ビッグフットは「北米の猿」であると固く信じているものの、現象全体には「シャーマニズム的な繋がり」を含む4つか5つの異なる可能な説明モデルがあり、複数のモデルが同時に当てはまるかもしれないと結論づけています。
5. 研究における個人的な経験
リッグス氏の調査は、ビッグ・シケットでの個人的な体験によって裏付けられています。
- 個人的な遭遇（1988年）: リッグス氏は1988年にビッグ・シケットで一人で寝ることに挑戦し、夜明け前に「アフリカのライオンと貨物列車の汽笛を組み合わせたような」信じられないほど大きな、胸郭を振動させるほどの遠吠えを聞きました。彼は、この経験が「コミュニケーション」のように感じられ、ビッグフットの存在を確信した転換点となりました。
- 電子機器への影響（ルイジアナ州境）: リッグス氏は、ルイス氏とともに、サビーヌ川沿いのブルー・エルボー・スワンプ（Blue Elbow Swamp）で調査を行った際、ビッグフット（ルーガルー）の伝説にまつわる超常現象的な側面を体験しました。彼が「悪魔（Devil）」という言葉を口にした直後、船のモーターが突然停止し、完全に動かなくなったのです。これは、ルーガルー（ビッグフット）が近くにいると「機器が故障し始める」というケイジャンの迷信と一致しており、ビッグ・シケットとその周辺で電磁気的な異常現象が起こることを裏付けています。
結論として、リッグス氏の研究とビッグ・シケットは切っても切り離せない関係にあり、ビッグ・シケットは、彼がビッグフットというクリプティッドの現象を通じて、動物学、電磁気学、超常現象、そして意識/テレパシーといった複数の領域を結びつけ、その謎を解明しようとするジャーナリスティックな調査の場となっているのです。
Bigfoot と超常現象の関連性
ご質問ありがとうございます。ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、これらのソースが「ビッグフットと超常現象の関連性」について伝えている内容は、リッグス氏の研究の中核をなすものであり、従来の動物学的（クリプトズーロジー）な視点を超えた、多次元的かつ電磁気的な異常現象との深い結びつきを示唆しています。
以下に、ソースから抽出されたビッグフットと超常現象の関連性に関す る主要な論点を詳述します。
1. 超常現象への関心の「入口」としてのビッグフット
講演の導入において、SMiles Lewis氏は、ビッグフットとクリプトズーロジーが、彼自身を含む多くの研究者にとって「あらゆる種類の異常現象への関心の入口の薬（gateway drug）」であったと述べています。これは、ビッグフットという存在が、超心理学（parapsychologists）やUFO研究者（ufologists）など、幅広い超常現象（paranormal）の分野の研究者たちの初期の関心を引きつけた共通のテーマであったことを示しています。
2. リッグス氏の研究の核心：超常現象の統合
リッグス氏のテキサス・ビッグフットに関する研究は、現象の超常現象的な側面を恐れずに探求している点で、従来の「血と内臓のタイプ（blood and guts type）」のビッグフット研究者とは一線を画しています。
- 理解を超える何か: リッグス氏が追求するのは、「これらの生物には、森で遭遇する通常の動物よりも理解できる以上の何かがある」という考えです。
- 不可解な捕捉の難しさ: ビッグフットがなぜそれほど捉えどころがないのか、物理的な証拠がなぜ見つからないのかという問題は、単に彼らが人間を避ける文化を持っているという単純な説明だけでなく、「超常現象と心霊現象の領域に踏み込む何か」があるかもしれないという点に集約されます。
- 超常現象データの統合: リッグス氏は、ビッグフットの捉えどころのなさ（elusivity）の性質について、さまざまな超常現象的および超心理学的データを統合し、より投機的で奇抜なアイデアを裏付けようとしています。
3. 「窓エリア」とエネルギーの関連性
リッグス氏は、ビッグフットの目撃情報と異常な光の形（weird light forms）が同じ地域で発生するという関連性に注目したジョン・キール氏（John Keel）やマイケル・パーシンガー氏（Michael Persinger）といった研究者の影響を受けました。
- ビッグ・シケットの「窓エリア」: リッグス氏は、自身の調査地域であるビッグ・シケットが、キール氏が提唱した「窓エリア（window areas）」であると認識しました。窓エリ アとは、広範な超常現象が発生する場所であり、キール氏はこれをエネルギーの変動や変容の機能であると考えていました。
- ゴースト・ライト現象との関連: ビッグ・シケットには、ワイルド・マンの目撃情報だけでなく、珍しい光の形（unusual light form sightings）の歴史があり、特にブラッグ・ロード（Bragg Road）では、ゴースト・ライトとワイルド・マンの目撃が数十年にわたり多発しているため、極めて重要であるとされました。
- 光から現れるビッグフット: ある目撃者は、光る霧の塊（luminous fog bank）が中心に収縮して球体を形成した後、ビッグフットがその光から踏み出してくるのを見たとリッグス氏に報告しています。
4. 電磁気的な異常現象（EM Anomalies）
ビッグフットの出現場所では、電磁気的な異常が発生することが頻繁に報告されており、これはビッグフットの物理的な存在を超えた側面を示唆しています。
- 機器の故障（ルーガルー伝説）: ルイジアナ州境周辺のルーガルー（rougarou、ビッグフットを指すケイジャンの呼称）の伝説では、ルーガルーが近くにいると「物事がおかしなことになり始め、機器が機能しなくなる」という迷信があります。リッグス氏自身、ルイス氏と調 査中に「悪魔（Devil）」という言葉を口にした直後、ボートのモーターが故障し、動かなくなるという「あまりにも偶然すぎる」経験をしています。
- 地域全体の停電: 1980年代半ば、テキサス州南東部の地域全体の停電（Beaumont blackout）が発生した際、電力を断った原因が電子機器にも影響を与えていたことが、目撃者によって報告されています。リッグス氏は、ゴースト・ロードで発生するのと同じような「巨大な磁気エネルギーの急増」が、地域規模で発生する可能性があると考えています。
5. UFOとの関連性（パラUFOロジー）
Lewis氏とリッグス氏双方が、ビッグフット現象がUFO研究と結びついている領域であることを強調しています。
- UFO研究者の関心: ほとんどのビッグフット研究者やUFO研究者は、それぞれのテーマに近づきたがりませんが、Lewis氏は、クリス・ルトコウスキー氏やジャック・ヴァレ氏のような懐疑的なUFO研究者でさえ、クリプトズーロジーに関心を抱いている事実を指摘しています。
- パラUFOロジー: 1975年の書籍で提唱されたパラUFOロジー（para-ufology）という理論は、超常現象的・超心理学的な情報と、ビッグフットや他のクリプティッドの研究との関連性を包括的に捉えるものです。
- 共通の発生場所: リッグス氏は、アーカンソー州のガーデン・ライツ、ミズーリ州のジョプリン・ライツ、ノースカロライナ州のブラウン・マウンテン・ライツなど、奇妙な電磁気的な異常現象（weird lights）が発生するすべての場所で、ビッグフットも出現しているという関連性を示し、何らかの原因的な関連があるという説を強く支持しています。
6. 意識とテレパシーの役割
ビッグフットの超常現象的な側面には、彼らの高い知性と人間とのコミュニケーション方法が関わっている可能性があります。
- 追跡の困難さ: 訓練された猟犬を使ってもビッグフットを追跡できない事例は多く、犬がビッグフットを「絶対に恐れている（abject fear）」という事実は、彼らの特異性を示唆しています。
- テレパシー能力: リッグス氏は、ビッグフットがテレパシー能力を持っていると考えており、これがカモフラージュ能力を強化していると推測しています。
- 思考の形式: リッグス氏は、ビッグフットが人間のように「言葉」ではなく、「心像（mind-pictures）」や意図（intentionality）を通じてコミュニケーションしている可能性を、チョクトー族のメディスン・ ウーマンやルパート・シェルドレイク博士の研究を引用して説明しています。研究者たちが「敵意のある意図」を持って接近した場合、ビッグフットはこれをテレパシーで察知し、身を隠すことが容易であるとしています。
- バイオ放射エネルギー: ロシアとチェコの超心理学研究者（カチンスキー、ポルシネフら）は、動物間のテレパシーの媒体としてバイオ放射エネルギー（bio-radiational energy）を仮定しました。リッグス氏は、このバイオ放射エネルギーがゴースト・ライトを生成するエネルギーと同じである可能性があり、彼らが同じ現象について語っているのではないかと考えています。
7. 多次元ポータルとしての光
リッグス氏は、ビッグフットの「出現と消失」という現象を説明するために、超常現象的な仮説を提示しています。
- 次元間ポータル: ビッグフットが姿を現したり消えたりする理由の一つとして、「何らかの次元間ポータル（interdimensional portals）にアクセスできる可能性がある」と提言しています。
- 一時的な電磁気ポータル: 彼がブラッグ・ロードで撮影に成功した光る霧の塊のような光の現象は、一時的に開く「並行世界間の電磁気ポータル」である可能性があり、ビッグフットがこのポ ータルを介して私たちの現実世界へアクセスしているのではないかという見解を示しています。
リッグス氏の講演は、ビッグフットを単なる未確認の霊長類としてではなく、電磁気的な異常現象、UFO、意識、そして多次元的な現実といった、より広範な超常現象的なネットワークの一部として捉え直す視点を提供しています。
Bigfoot の回避能力と超常能力
ご提示いただいたソースは、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」の文脈において、ビッグフットの回避能力（Elusivity）と、それに寄与する超常能力（Paranormal Abilities）について非常に詳細かつ多角的な説明を提供しています。リッグ ス氏の研究の核心は、この回避能力を単純な動物の行動としてではなく、より深い超常的なメカニズムと結びつけて解釈することにあります。
1. 物理的な回避能力：カモフラージュと知性
まず、リッグス氏はビッグフットの回避能力を、物理的および行動的な要因から説明し、必ずしも形而上学的な説明に頼る必要はないと述べています。
A. 卓越したカモフラージュ（Ghillie Suit）
- 天然のギリー・スーツ: ビッグフットの体毛は、事実上「天然のギリー・スーツ」のようであるとされています。
- 濃密な植生: ビッグ・シケットのような森の奥深くは非常に木々が密集しており、日差しが薄暗いため、ビッグフットが完璧に静止していれば、わずか6メートル（20フィート）先にいても人間には見えない可能性があります。
- 専門的なカモフラージュ技術: ビッグフットはカモフラージュの専門家であると考えられています。
B. 人間を避ける理由と高度な知性
- 文化と秘密保持: もしビッグフットがヒト科動物（hominids）であるならば、彼らは人間から距離を置き、その存在を秘密にするための文化、手段、および理由を持っている可能性があります。
- 伝染病への恐れ: 彼らが人間が疑うほど賢い（as intelligent as we suspect they are）のであれば、人間からのインフルエンザや感染症を恐れており、それが彼らを絶滅させる可能性があると考えているかもしれません。
- 不注意盲（Inattentional Blindness）の利用: リッグス氏は、「見えないゴリラ実験」を引用し、人間が注意を集中しているときには目の前のものを見逃す不注意盲（inattentional blindness）という心理的な盲点を持っていることを指摘しています。ビッグフットはこの知覚の傾向を認識しており、何らかの方法でそれを利用して身を隠している可能性があります。
- アパッチ族の追跡技術との比較: 古代のアパッチ族のスカウトが、獲物の習慣を研究して「知覚のわだち（perceptual rut）」を作り出し、その盲点を利用して獲物に接近したように、ビッグフットも同様の技術を用いている可能性があります。
2. 超常能力と電磁気的異常現象
ビッグフットの回避能力の真の謎は、その超常現象的な能力と、物理的な世界とそうでない世界の境界線に関わっているとリッグス氏は考えています。
A. テレパシー能力（Telepathic Ability）
- カモフラージュの増強: リッグス氏は、ビッグフットがテレパシー能力を持っており、それが彼らのカモフラージュ能力を強化していると考えています。
- 「敵意のある意図」の察知: ほとんどのビッグフット研究グループは「侵略と征服（invade and conquer）」のような敵対的な意図をもって調査を行うパラミリタリー的なモデルを採用しています。ビッグフットは、彼らの「思考と意図性」をテレパシーで察知し、その研究者たちから身を隠すことが非常に簡単になります。
- マインド・ピクチャーによるコミュニケーション: ビッグフットの思考は、人間のように「言葉」ではなく、「心像（mind-pictures）」や「意図性（intentionality）」で行われている可能性があります。
- バイオ放射エネルギー: ロシアやチェコの超心理学研究者が動物間のテレパシーの媒体として仮定したバイオ放射エネルギー（bio-radiational energy）は、リッグス氏が調査するゴースト・ライトを生成するエネルギーと同一である可能性があると推測されています。
B. 動物の極度の恐怖反応
- 追跡の困難さ: ビッグフットが「本物の動物」であるにもかかわらず、訓練された猟犬を使っても追跡できない多くの事例が存在します。
- 犬の絶対的な恐怖: リッグス氏は、ビッグフットの存在を示す手がかりとして、犬がビッグフットを「絶対に恐れている（abject fear）」という事実を挙げています。クマやマウンテンライオンを追いかける大きな犬でさえ、ビッグフットを察知すると、家の下やベッドの下に隠れてしまうほどです。これは、彼らが遭遇したことのない「何か」が起こっていることを示しています。
C. 電磁気的な操作と機器の故障
- ルーガルー伝説との一致: ルイジアナ州のケイジャン（Cajun）には、ビッグフットを指すルーガルー（rougarou）が近くにいると、「機 器が故障し始める」という迷信があります。船のモーターが突然停止したり、故障したりする現象がこれに該当します。
- 地域規模の停電: 1980年代半ばのテキサス州南東部全体の大停電（Beaumont blackout）では、電力だけでなく電子機器にも影響を与える何らかの原因不明の力が働いていたことが示唆されています。
- マイクロ・レベルの発生: リッグス氏は、ゴースト・ロードで発生する現象は、地域規模で発生するのと同じ「巨大な磁気エネルギーの急増」がマイクロ形式で起こっていると考えており、これは超常現象と物理的な世界の境界を示しています。
D. 次元間ポータルへのアクセス
- 出現と消失: ビッグフットの回避能力を説明するための最も投機的な仮説は、彼らが次元間ポータル（interdimensional portals）にアクセスできる可能性があるというものです。
- 光の正体: ビッグフットの出現と関連して見られる謎の光（ゴースト・ライト、光る霧の塊）は、一時的に開く「並行世界間の電磁気ポータル」である可能性があります。目撃者の中には、ビッグフットがその光の中から踏み出してくるのを見たという証言もあります。
- 非可視光スペクトルへの移動: ジョン・キール氏は、これらの現象が可視光スペクトルを上下に行き来していると考えており、目に見えないエネルギーがフィルムによって捉えられる（写真に写る光の現象）という事実は、彼らが人間の知覚範囲に出入りできることを示唆しています。
リッグス氏にとって、ビッグフットの回避能力は単なる動物の知恵ではなく、彼らがテレパシーを通じて人間の意図を察知し、さらには電磁気的なポータルを利用して私たちの次元に「出現・消失」することで、従来のクリプトズーロジーの枠組みを超越した、複雑な超常現象的な存在であることを示唆しているのです。
他の未知生物(Crypted) との関連現象
ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」の文脈において、これらのソースが言及している他のクリプティッド（未確認動物）や関連現象は、ビッグフット現象が単なる単一の未確認霊長類の目撃に留まらず、広範な超常現象や異常現象のクラスターの一部であることを裏付けています。
ソースには主に、謎の黒いネコ（ブラック・パンサー）と、熱帯性の場違いな動物（Out-of-Place Animals）の目撃情報、そしてビッグフットや他の現象と密接に関連するゴースト・ライト（謎の光）が挙げられています。
1. 謎の黒いネコ (Large Black Felines / Screaming Black Panther)
リッグス氏の調査対象地域であるビッグ・シケットを含む場所で、ビッグフットと並行して目撃されるクリプティッドです。
- 現象の関連謎の黒いネコ（ブラック・パンサー）と、熱帯性の場違いな動物（Out-of-Place Animals）の目撃情報、そしてビッグフットや他の現象と密接に関連するゴースト・ライト（謎の光）**が挙げられています。
1. 謎の黒いネコ (Large Black Felines / Screaming Black Panther)
リッグス氏の調査対象地域であるビッグ・シケットを含む場所で、ビッグフットと並行して目撃されるクリプティッドです。
- 現象の関連性: リッグス氏は、ジョン・キール氏やマイケル・パーシンガー氏の研究から、彼らの提唱する「窓エリア（Window Areas）」と呼ばれる超常現象多発地帯では、毛深い霊長類（hairy primates）だけでなく、大きな未知の黒いネコ（large unknown black felines）、すなわち東テキサスで「ブラック・パンサー」と呼ばれる動物の出現も報告されていることを知りました。
- 物理的な証拠: リッグス氏の共著者であるトム・バーネット氏とリッグス氏自身は、このスクリーミング・ブラック・パンサー現象もまた、ビッグフットと同じように「パワー・スポット」にアクセスする方法を知っている異なる動物である可能性が高いという結論に達しました。
- 足跡の分析: リッグス氏に送られた足跡の写真は、幅が5.5インチ（約14cm）と広く、高さよりも幅が広いというネコ科の特徴（イヌ科の足跡とは異なり、爪の跡がない）を示しており、これは大きなネコである可能性を示唆しています。
- 超常現象との関連: リッグス氏は、これらのブラック・パンサーの目撃情報が磁気異常（magnetic anomalies）や停電（blackouts）とも関連しているため、「ビッグ・シケットの奇妙な動物園（weird menagerie）」の一部である可能性が高いと考えています。
- ジャガーの可能性: 議論の中で、リッグス氏は、この足跡がジャガーの黒化型（dark phase）の残存個体群である可能性にも言及しています。このジャガーはかつてメキシコ・ライオン（Mexican lion）と呼ばれ、メキシコからルイジアナまで生息していましたが、150年前に絶滅したとされています。しかし、隔離されたポケットに生存している可能性もわずかながらあると述べています。
2. 場違いな動物（Out-of-Place Animals）
ビッグフット現象と同様に、リッグス氏の故郷周辺では、本来生息しない熱帯動物の目撃が報告されています。これは、超常的なポータルや「ワームホール」の存在を示唆するものです。
- クモザルの目撃: リッグス氏の高校時代の同級生が、故郷のサワー・レイクのすぐ北の森で、クモザル（spider monkey）の群れ（12匹）が木にいるのを見たという話を報告しています。
- クモザルは熱帯種であり、テキサスの冬を生き延びることができないため、脱走した動物であったとしても生存で きないはずです。
- 過去の事例: 1960年代後半にも、隣接するタイラー郡でリス狩りをしていた人々が実際にクモザルを撃ち殺し、それがクモザルであることを確認し、新聞に写真付きで宣誓供述書を提出したという事例があります。
- ワームホール仮説: リッグス氏は、これらの「場違いな動物（out-of-place animals）」を説明する理論の一つとして、南東テキサスと南アメリカを結ぶ「ワームホール（wormholes）」が偶然開いている可能性を示唆しています。
3. 関連する超常現象：謎の光（ゴースト・ライト）
ビッグフットと他のクリプティッドを単一の現象として結びつける鍵は、謎の光の形（mystery light forms）、またはゴースト・ライトの発生です。これらはクリプティッドが物理世界に出現・消失する手段に関連している可能性があります。
- 現象クラスター: リッグス氏は、ジョン・キール氏やマイケル・パーシンガー氏の研究に基づき、ビッグ・シケット（特にブラッグ・ロード）のような「窓エリア」では、ワイルド・マン（ビッグフット）、謎の光（ゴースト・ライト）、そして大きな黒いネコ（ブラック・パンサー）といった一連の異常現象が同時に発生していると確認しています。
- 他の場所との共通性: このビッグフットと謎の光の関連性は、テキサスに限定されません。リッグス氏は、アーカンソー州のガーデン・ライツ（Gurdon Lights）、ミズーリ州のジョプリン・ライツ（Joplin Lights）（そしてミズーリ・モンスター/Momo）、ノースカロライナ州のブラウン・マウンテン・ライツ（Brown Mountain Lights）など、奇妙な電磁気的な異常現象（weird lights）が発生するすべての場所で、ビッグフットも出現しているという関連性を示しています。
- 次元間ポータル: リッグス氏は、ビッグフットがこれらの光から「踏み出してくる」という目撃証言や、自身が撮影した「光る霧の塊（luminous fog bank）」の写真から、これらの光が一時的に開く「並行世界間の電磁気ポータル」である可能性を示唆しています。
4. ルーガルー伝説と電磁気的影響
ビッグフットの地域的な呼称である「ルーガルー（Rougarou）」に関連する現象も、他のクリプティッドとの関連現象として超常能力を示唆しています。
- ルーガルー（Rougarou ）: ルイジアナ州のケイジャン地域では、ビッグフットは「ルーガルー」や「ディアブ（Diab、悪魔）」と呼ばれていました。
- 機器の故障: この伝説には、ルーガルーが近くにいると「機器が故障し始め、ボートのモーターが止まる」という迷信が伴います。リッグス氏自身もサビーヌ川沿いの調査中にこの現象を体験しており、この電磁気的な影響は、ビッグフットだけでなく、ブラック・パンサーの目撃にも関連付けられています。
これらの言及から、リッグス氏の講演は、テキサス・ビッグフットが孤立した動物ではなく、他のクリプティッドや超常現象と共通の「窓エリア」で共存し、電磁気エネルギー、多次元性、そして意識といった非伝統的な要素を共有する、より大きな異常現象のネットワークの一部であることを示唆していると結論づけることができます。
Tom Burnett との共同研究
提供されたソースは、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文提供されたソースは、ロブ・リッグス氏の講演「テキサス・ビッグフットの謎と関連現象」のより大きな文脈において、ノースカロライナ州のトム・バーネット（Tom Burnett）氏との共同研究について、以下のような重要な情報を提供しています。この共同研究は、リッグス氏がテキサスで得たビッグフットと超常現象との関連性に関する知見を、他の地理的環境でも検証し、現象の理解を深める上で決定的な役割を果たしました。
1. 共同研究のきっかけ
リッグス氏がトム・バーネット氏を知り、共同研究に至ったのは、リッグス氏の最初の著書の発表後でした。
- 妹からの紹介: リッグス氏の妹は数年前にノースカロライナ州に引っ越し、ブラック・マウンテンにある土産物店で『Nature's Secret Agents（自然の秘密工作員）』という小さな本を見つけました。
- 共通の関心: 妹はリッグス氏に電話し、「この著者が、ゴースト・ライトとビッグフットについて、あなたと同じ関連性を見出している。 彼もライトの写真を撮ろうとしている」と伝えました。
- 著作の評価: リッグス氏はその本を読みました。文章は「文法も綴りも非常に悪く、ひどく書かれていた」ものの、非常に興味深い情報が含まれていたため、著者のトム・バーネット氏に連絡を取りました。
2. トム・バーネット氏の人物像と研究環境
バーネット氏は、彼の研究内容と同じくらい特異な背景を持っています。
- 訛り: リッグス氏が最初に話したとき、バーネット氏が「オールド・スモーキー・マウンテンのアパラチア訛りを話す、おそらく最後の生き残り」の一人であることに衝撃を受けたと述べています。彼は『スナフィー・スミス』のような話し方をすると言われています。
- 孤立した居住環境: バーネット氏は、大学の学位を持っているにもかかわらず、山奥の奥地に住んでおり、その地域の美しい訛りとともに育ちました。
- 研究場所: バーネット氏は、ピスガ国立森林（Pisgah National Forest）の端に住んでおり、彼の家は古い材木道路の終点にある最後の居住地です。その先には50万エーカー（約2,000平方キロメートル）もの森林が広がっています。
- 有名な超常現象との近接: バーネット氏が体験をしていた場所は、ブラウン・マウンテン・ライツ（Brown Mountain Lights）という国内で最も有名なゴースト・ライトの発生地の一つから、谷を一つ越えただけの場所にありました。
3. バーネット氏の研究とビッグフットの「慣れさせ（Habituation）」
バーネット氏の研究は、ビッグフットとの共存と、その結果としての「慣れさせ（Habituation）」の試みに特徴づけられています。
- 敵対的な遭遇: バーネット氏は、自分の土地で頻繁に恐ろしい遭遇をしていました。ある時、彼は敷地境界線を再設定していたところ、物音を立てていたため、ビッグフットが彼の真後ろに来て立ち止まり、「ここで何をしているのか」というように彼を見たと述べています。
- 犬への攻撃: ビッグフットは、バーネット氏の犬を殺し、食い荒らすという「すべてが奇妙な出来事」を起こしていました。
- 共存の決断: バーネット氏は土地を離れることを拒否し、「これらの生き物と共存しなければならない」と決意しました。彼は、彼らが自分の土地に来るのなら、「彼らと友達になる」と決めました。
- 給餌による慣れさせ: バーネット氏は、数年間にわたり数日おきに食べ物を置き、ビッグフットを自分の敷地に慣れさせようと努力しました。
- 行動の変化と「贈答（Gifting）」: 数年後、ビッグフットは犬を殺すのをやめました。さらに興味深いことに、バーネット氏が食べ物を置いた場所には、ドングリの山や羽の山が残されるようになりました。リッグス氏は、霊長類の特性の一つに「贈答（gifting）」があることを指摘し、バーネット氏の研究がこの存在が霊長類であることの興味深い証拠を提供していると考えています。
4. 光の現象と写真の撮影
バーネット氏は、ビッグフットの超常現象的な側面を捉えることに成功しています。
- ライトの写真: バーネット氏は、食べ物を置き始めた後、クリーチャー自体ではなくライトの写真を撮り始めました。
- ゲーム・トレイル・カメラの使用: 彼はゲーム・トレイル・カメラを地面から約3フィート（約1メートル）の高さに設置し、森の中に向けて撮影しました。これにより、光の形が写真に写り込みました。
- 光の源の不明確さ: バーネット氏は、これらの光が何であるか、 どこから来たのか、源が何であるかについて「見当もつかない」と述べました。
- ライトとビッグフットの関連: バーネット氏のカメラは、クリーチャー自体の撮影にも成功しました。リッグス氏とバーネット氏がウェブサイトで公開している写真の一つは、四つん這いで座っている（と思われる）大人の雄の全身を捉えたものであり、もう一つは子どものビッグフット（体高4.5フィートから5フィートと推定）を捉えたものです。
- 形態学的な分析: リッグス氏は、バーネット氏が撮影した子どものビッグフットとされる写真と、ベビー・ハウラー・モンキーの写真を比較し、顔が平らであること、鼻梁、目と頭の比率、骨の眼窩など、形態学的にほぼ同一であると指摘しています。これにより、ビッグフットがハウラーモンキーに関連している可能性があるという、チェスター・ムーア氏の以前の説が支持されました。
5. 共同研究の成果と結論
バーネット氏との共同研究は、リッグス氏のテキサスでの経験と、超常現象的な関連性の検証を強固にするものでした。
- 異なる動物の可能性: リッグス氏とバーネット氏は、彼らが研究している南部ビッグフットが、太平洋岸北西部の動物とは「全く同じ動物ではない」可能性があり、「完全に異なるホミニッドまたは完全に異なる霊長類」である可能性があるという結論に達しています。
- 複数のモデルの検証: バーネット氏の「慣れさせ」の経験と写真の証拠は、ビッグフットが「北米の猿（North American apes）」であるというリッグス氏の信念を裏付ける一方で、ライトの写真の存在は、現象が超常現象的/多次元的な側面を併せ持っているというリッグス氏の理論を補強しています。
トム・バーネット氏との共同研究は、リッグス氏のジャーナリスティックな調査に、ノースカロライナ州の「窓エリア」での新たな、そして検証可能な事例を提供し、ビッグフットが単なるフォークロアや誤認ではなく、物理的かつ超常的な側面を持つ複雑な現象であるという彼の主張に説得力を与えるものとなりました。
情報源
動画(1:52:31)
Rob Riggs on the Texas Bigfoot Enigma
文字起こし（話者識別）
展開
（以下は、"Rob Riggs on the Texas Bigfoot Enigma" と題された講演動画の文字起こしです 。話者識別ずみ。この講演は 2014-07 に行われた模様。）
[SMiles Lewis] : We're going to get started. It's about 7 o'clock. Thank you all for coming. I'm Smiles Lewis. I'm the founder and president of the Anomaly Archives, which is the lending library of the nonprofit 501c3 Scientific Anomaly Institute. We're over 10 years old. We started in the early 2000s, 2003. And our mission is the preservation of UFO and anomalous science-related materials. We have a collection of over 3,000 books and hundreds, if not thousands, of magazines, periodicals. And we're growing daily. (00:00:34)
[SMiles Lewis] : We've got a large number of paper files, news clippings that have been accumulated from various researchers. And I'm excited to announce that we have several new collections that are going to be donated soon that I can't really say much about yet. But we're just excited to know that there are researchers who are interested in preserving their research materials in an organization such as ours. We're thankfully located up in northwest Austin in the housing, in the home, the offices of the INACS organization known as the Institute for Neuroscience and Consciousness Studies. Thankfully, they let us have our materials housed there. (00:01:18)
[SMiles Lewis] : So the subject of Bigfoot and cryptozoology in general is one of those subjects that has always intrigued me. In some ways, it was that gateway drug for my interest in all kinds of anomalous phenomena. I think that's really probably true of a lot of researchers. I've certainly heard a number of personal accounts where people, whether they be parapsychologists or ufologists or whatever particular brand of the paranormal that they like, they almost always can relate to picking up that book on the Loch Ness Monster or Bigfoot in their elementary school library, and I'm no different in that regards. (00:01:56)
[SMiles Lewis] : But most people still have this image of Bigfoot as being something that's exclusively part of the Pacific Northwest, when in fact it appears that there are at least sightings reports that are in almost every state in North America. But even then, people still don't really tend to think of the southern Bigfoot. They again think of the cooler climates of the Pacific Northwest. But in fact, a number of the southern Bigfoot researchers swear that every southern state has had sightings of these strange, mysterious, alleged creatures. And interestingly, just as I think in the past, where UFOs were an incredibly popular topic and there were UFO skywatching groups all around the country, I think we've seen a shift towards a popularity of Bigfoot and cryptozoology that is part of a new cultural movement, perhaps, largely, I think, promulgated by the money-mongering producers of reality TV shows, reality TV shows. (00:03:08)
[SMiles Lewis] : But there's been a number of interesting areas of growth in the study of Bigfoot. I've often said that I think that some of the most significant discoveries may in fact come not from the Pacific Northwest, but right here in Texas. For a time in the early 2000s, there were at least two different Bigfoot conferences here in Texas. Now there's just one, but it's been going on every year now since early 2001. And there are several that are still going on around the country. (00:03:46)
[SMiles Lewis] : Just recently, there was one that was planned for Arkansas, but unfortunately was postponed due to the terrible tornadoes that they experienced. But Oklahoma has also a rich cryptozoological history. But we've recently seen movies like The Wild Man of the Navidad, a 2008 retro-styled horror movie set in the region northwest of Victoria, Texas, which is a retelling of some of the more classic wild man stories that seem to go in one direction of one aspect of these claims of encounters with hairy, crazy, wild men in the woods. (00:04:29)
[SMiles Lewis] : And a year earlier, there was a really interesting documentary called Southern Fried Bigfoot that I would recommend folks look into. And I myself have talked to people who've claimed to have had sightings in places as close by as Driftwood, Texas, down in Manchaca, Texas. And as well as, you may or may not know about the Hairy Man Road Legends up in Round Rock. They actually have now a family-friendly festival every year. I think their big claim is to have a beard-growing contest or something. (00:05:07)
[SMiles Lewis] : That's a different kind of interpretation of Hairy Man. And in fact, that Hairy Man Road Legend is almost more of a ghost type of story, but it has elements of the wild man running through the narratives. But I think this is a subject that appeals to a lot of different people, not just children. I am happy to see that so many researchers I know are doing public outreach in the form of going to elementary schools and lecturing to the students about the subject of Bigfoot. And using that as entree to the realm of science and rational investigation, which I know a lot of people, when they think Bigfoot, they don't think rational science or physical evidence. (00:05:49)
[SMiles Lewis] : That is, of course, the holy grail that people have been looking for, but it really all comes down to the stories. And without making an appeal to authority, I would say that if you doubt the existence of Bigfoot, it may surprise you to learn that primatologist Jane Goodall has, on no less than two occasions over the course of ten years, claimed that she believes in the existence of a North American primate, an undiscovered North American hominid. (00:06:16)
[SMiles Lewis] : The first time I became aware of this is in her 2002 appearance on NPR, where she said, I've talked to so many Native Americans who all describe the same sounds to who have seen them. I've probably got about 30 books that have come from different parts of the world. And she, as recently as 2012, was quoted in the Huffington Post as still holding that belief. Now, belief isn't necessarily about science or rationality, but again, this is somebody who's made her life's work, the investigation of primates. And so I do take her word with at least a significantly larger chunk of salt than some other people who claim to believe in these subjects. (00:07:01)
[SMiles Lewis] : Now, one of the things I like about Rob, we've known each other for about, well, over ten years now. And I've had the pleasure of going on at least one overnight expedition into the thicket with Rob and some other fellow Texas Bigfoot researchers. And he's one of those people that I like because he is not afraid to look in directions that most blood and guts type Bigfoot researchers are afraid to even touch. And that's the idea that there's something more to these creatures than perhaps is understandable in terms of normal critters that one might encounter in the woods. (00:07:44)
[SMiles Lewis] : And this tends to revolve around the issues of why are they so elusive? Why don't we have some sort of physical evidence? And while there might be some simple explanation as simple as, well, if they are more hominids, they may have a culture and they may have a means and a reason for staying away from humans and keeping their existence a secret. But there may be something else there that goes into the realm of the paranormal and the psychic. But again, this is an area that in Rob's investigations, I think he's very well read and has done a good job of trying to synthesize the various paranormal and parapsychological data that could be used to bolster some of the more speculative and wilder ideas about the nature of this elusivity. (00:08:31)
[SMiles Lewis] : But he's also, you know, occasionally touched on the subject of the connection between UFOs and Bigfoot. And that's an area that most Bigfoot researchers don't want to go anywhere near that. And same with UFO researchers, they don't want to go anywhere near the subject of Bigfoot. But think on this, such staunchly skeptical UFO researchers as Canada's Chris Rutkowski has contributed just recently to a book called In the Woods, a collection of fiction, poetry, sighting reports and photos. Also, Professor Michael Swords, who is one of the higher ups in the Center for UFO Studies that was founded by J. Allen Hynek. He is the main holder of the SITU archives. (00:09:19)
[SMiles Lewis] : The SITU archives were the organization founded by Ivan Sanderson, who was a biologist and zoologist who coined the phrase cryptozoology back in the 1940s. And so here is just a couple of UFO researchers who have actually, they may not necessarily espouse claims of the connection between these phenomena, but they're at least expressing a regular interest in this. I just learned yesterday from a February 2014 interview with my favorite UFO researcher, Jacques Vallee, that back in 2012 and 2013, he began investigating cryptozoological sightings in the Utah region with scientist Frank Salisbury and researchers such as Jerome Clark and Lauren Coleman, who is considered to be the world's foremost cryptozoologist. (00:10:09)
[SMiles Lewis] : In their 1975 book called The Unidentified, which Jerome Clark and to some degree Lauren have both disavowed, they put forth the theories that have come to be called para-ufology, which encompass this kind of synthesis of paranormal, parapsychological information and its possible relevance to the study of Bigfoot and other cryptids. And just this weekend, up in Pennsylvania, another bastion of Bigfoot research, the 9th annual Kecksburg UFO Fest is going on and their theme is UFOs and Bigfoot. So while I don't think Rob's necessarily going to go talking too much in that direction, I just thought it worthy to mention that. (00:10:53)
[SMiles Lewis] : Finally, I would just like to quote a researcher, she's from the English department at the University of Houston, and Lauren Coleman brought me to her attention. There was a conference up in his neck of the woods, Portland, Maine, back in November of 2007 called CODE, the 21st annual conference of the Society for Literature, Science and the Arts. And the theme was CODE, but it was actually about cryptids, this idea of the cryptozoological and its relevance to a wide swath of inquiry. And there's a lot of quotes from her I'd like to read, but I'll just end with this one. (00:11:35)
[SMiles Lewis] : She cited folklorist Peter Dendel, who has written that cryptozoology is, quote, more important now than ever because of a felt need to, quote, repopulate liminal space with potentially undiscovered creatures that have resisted human devastation. She also said it is time then for the term cryptid to take on a broader meaning, referencing as it does the uncanniness of human animal encounters that familiar otherness about non-human species that so unnerves yet intrigues us. The term serves as a useful conceptualization in cultural studies of species, which is finally the ultimate work of natural science, cryptozoology, anthropology and any creative representation of non-human others. (00:12:17)
[SMiles Lewis] : So without further ado, please welcome our guest, Rob Riggs. (00:12:22)
[Rob Riggs] : Well, before I get started, I want to donate a copy of each of my books to the Anomaly Archives. I have appreciation for what y'all are doing and out of my long friendship and support from SMILES. (00:12:40)
[SMiles Lewis] : Oh, and we have a sign up sheet that we're going to be passing around as well as a donation ban. This is a free event, but we are a nonprofit struggling as so many are. So if you have anything you can get, we would greatly appreciate it. And thank you again for coming. (00:13:00)
[Rob Riggs] : And I will have copies of my book for sale if anybody's interested after this. After this, you may not be. Thank you. Which one? (00:13:14)
[SPEAKER_02] : The one about Big Thicket. (00:13:16)
[Rob Riggs] : Okay. (00:13:16)
[SPEAKER_02] : Is that your first or second? (00:13:18)
[Rob Riggs] : That's my first one. I wanted to show y'all, this is the official National Park Service map of the Big Thicket National Preserve. Now this is so far east in Texas that the furthest east city that you see there is Liberty. This is way east of Houston. And the major city in this region is Beaumont, right here to the right. And I'm fond of calling Beaumont the largest city in Texas east of Houston. And there's not much between Houston and New Orleans, but Beaumont and a couple of Cajun towns. (00:14:02)
[Rob Riggs] : So this is a preserve. This totals a little over 100,000 acres of the original Big Thicket ecosystem, which technically the Big Thicket is the southern and the southwestern terminus of the Piney Woods ecosystem. Now the Piney Woods ecosystem encompasses most of east Texas and then western and northern Louisiana, primarily west of the Chafalaya Basin, and then southern Arkansas and southeastern Oklahoma. And all of those regions have a high incidence of Bigfoot sightings and have had for years. In fact, after the Pacific Northwest and maybe the Ohio River system, the Piney Woods region has the highest number of Bigfoot sightings in the country. (00:14:59)
[Rob Riggs] : And Texas alone, depends on what poll you look at, but Texas frequently ranks in the top 10 of UFO sightings. And it's not just because we're a big state, it's mainly because of the Piney Woods. Now, I am a native of this little town right here. Is that showing up? (00:15:23)
[SMiles Lewis] : Yeah, okay. (00:15:24)
[Rob Riggs] : That's Sour Lake, Texas, population 1,680. And when I graduated from high school, the population was 1,602 or something like that. So it hasn't changed much, and it's one of the least affected areas in the country by what I call the modern urban American culture, because it's such an isolated place. And you have the old traditional southern culture there. But this region here, this green area here, is called the Lance Rozier Unit of the Big Thicket National Preserve. All these different areas up here, they're called units. (00:16:16)
[Rob Riggs] : One time, of course, this was all the Big Thicket. And what they've done, and this was one of the most important conservation efforts in Texas history, in my opinion, is that they managed to save over 100,000 acres of it. And that took many, many years of conservation work and really proactive. But this is called the Lance Rozier Unit, and this is what the old timers used to call the Bear Thicket, because it had a very, very high population of Louisiana black bears. They have almost been hunted to extinction. (00:16:58)
[Rob Riggs] : We've had a few bears that have kind of wandered back in, but that's what it was famous for. So you can get an idea of the layout. Now, it's interesting, but Miles was talking about people being interested in this stuff. I read a statistic recently that about 85% of Texans live in urban and suburban environments. And most of the time, most people rarely get out into any wild places like the Big Thicket. And I've talked to people like reporters from Houston and stuff that came out and interviewed me. (00:17:43)
[Rob Riggs] : And I said, you know where Sour Lake is? No. I said, well, you know where Beaumont is? Well, they kind of knew where Beaumont was. But most people just whiz through on I-10 if they're going to New Orleans. And very few people that don't live in that region ever go there. So don't have a lot of high awareness of what it's like. So let me show you this slide. This will give you some idea. (00:18:10)
[Rob Riggs] : Miles said, you've got a PowerPoint presentation, don't you? I said, I will by the time I get there. So I had to go out and buy the PowerPoint and learn how to use it in a hurry. So these are kind of rudimentary slides, but it'll give you the idea. This will give you an idea of what the Lance Roser unit vegetation is like. It's hardwood, palmetto bottoms. This particular region of the Big Thicket is classified by botanists as the only jungle in the United States. Yeah. Who would have thought that the only jungle in the United States was in Texas, right? (00:18:53)
[Rob Riggs] : So this is typical of that. Now you can imagine, you can walk just within the preserve. You can walk around 60 miles of this stuff, solid, all the way to the Natchez River from up by Saratoga. (00:19:09)
[SPEAKER_02] : Is Tyler in this area? (00:19:11)
[Rob Riggs] : No, sir. Tyler is way up north, 200 miles north. This is extreme southeastern Texas. So you get the idea of the location. The geology is that it's basically, this part of Texas is actually considered part of the Mississippi Delta. If you go from just west of Galveston Bay, excuse me, just east of Galveston Bay, it's marshes all the way from there to Mississippi. And so it's actually part of that same delta system. That's why the water is muddy in the Gulf on the upper coast. (00:19:51)
[Rob Riggs] : So that gives you an idea what it looks like. This part, it's interesting, but the Big Thicket, especially this region, was one of the last parts of Texas that was settled by white people. I shouldn't say that it was by any kind of people, because traditionally, the Indians of the region wouldn't live in this part of the Big Thicket, because they said that they believed it was haunted by evil spirits. And there's no record of any of the coastal Indians, the Caracahuas or the Atacapans or the Caddos from further north. (00:20:35)
[Rob Riggs] : They didn't build any villages in this region. And some said that the only time they would come in would be for hunting parties. This was the original artwork for the cover of my second book that I co-authored with Tom Burnett. And we had to change it because I told the artists that the nose and the ears were too human looking. And that they needed to be a little more ape looking. But I wanted to show y'all because I really liked to see how he blended in the lights and the fog and everything. (00:21:10)
[Rob Riggs] : So anyhow, I thought he did a great job on it. I'm not a scientist. I'm not a zoologist or biochemist or anything of the type. And I don't have a formula or any hard data that I can give you that in my mind would prove the existence of these creatures. And furthermore... (00:21:38)
[SPEAKER_00] : Did you say that again? What did you just say? (00:21:39)
[Rob Riggs] : Yeah, I said I'm not a scientist. I don't have any data that I can present to you that I say is evidence or proof of the existence of these creatures. What I am is a journalist and a reporter. And what my books are based on are about 40 years of interviewing people. Of people who had encounters, sightings, many of them that were traumatic to them. Of a range of different phenomenon. And we'll talk about how I think that fits together. (00:22:18)
[Rob Riggs] : But including Bigfoot. And Miles was talking about how people normally associate Pacific Northwest with Bigfoot. And I always say that my co-author and I, we don't even claim that what we're studying is the same animal. It could be an entirely different hominid or entirely different primate. And I like to say this, especially when we're on the West Coast. Our station is that I'm sure that the Bigfoot in the Pacific Northwest are much smarter. And much more educated and politically correct. (00:23:04)
[Rob Riggs] : And that the Southern Bigfoot are no doubt more redneck. But the first I became aware of a Bigfoot type creature in Big Thick, it was in 1952. I was seven years old at the time. And there were rumors circulating around the county that people were seeing what they called a hairy wild man. In different parts of the woods. And the stories were serious enough that the local county newspaper, the Cooch News, began investigating it. And they found out that the police, the sheriff's department, had actually gone out and investigated a couple of incidences. (00:24:00)
[Rob Riggs] : And that they found large barefoot tracks. And people described it in various ways, but basically it was a naked, it looked like a naked hairy man. And speculation was that it was some kind of escaped convict or mental patient from Rusk. That had somehow evolved the survival skills to survive in the woods. My grandfather, who took an interest in the stories, didn't believe that. Because he thought that there's nobody that could survive naked in Big Thick. And that it almost had to be some kind of unknown animal. (00:24:47)
[Rob Riggs] : I took the story seriously when I was a little kid. But as I got older, I began to, I just assumed that there was nothing to it. Now keep in mind, this was in 1952. This was six years before the word Bigfoot was ever made up in California. And I'm fond of quoting that statistic because some people say, Oh, the Southern Bigfoot, they're just trying to get in on the Bigfoot craze. No, these sightings go back to before Bigfoot. After I grew up, and you're talking about the waves, that actually was a wave, kind of a localized wave of interest in hairy apes. (00:25:39)
[Rob Riggs] : The sightings tend to come and go. There tends to be times when they're more abundant and then there are times when they're not as many. But after I ended up graduating from high school and I came to school here at UT, and of course got a good liberal education, I had pretty much forgotten about the wild man stories or just assumed that it was folklore. Or people just, you know, mistaken identity. But as fate would have it, I ended up getting into journalism with my Wurstlitz English degree from the University of Texas. I managed to get a job working for the very newspaper that I read about wild man when I was a kid in my home area. (00:26:32)
[Rob Riggs] : And after I'd been there a while, I started writing a column. And just for curiosity, I wondered whether anybody had still, if there were still any wild man sightings going on. Now, the reason for this is that I had become aware of two writers. One was John Keel, I think any of y'all are aware of him. And the other was Michael Persinger. And these two guys both made the association between weird energies, weird light forms, and mystery hominids occurring in the same areas. What intrigued me about that, and especially with my finding myself back in the venue, so to speak, was that not only had there been a history of wild man sightings in Big Thicket, there was also a history of unusual light form sightings. (00:27:35)
[Rob Riggs] : I'm getting a little bit ahead of myself here, but we're going to get into that. Both of these gentlemen recognized that association. Mr. Keel wrote about what he called window areas. And window areas are where a range of paranormal phenomena occur. He thinks it's all, or he thought it was all a function of fluctuations of energies, transmogrifications of energies. And some interesting, he had some interesting ideas relative to the nature of consciousness from that. And Dr. Persinger, he wrote a book called Spacetime Transients and Unusual Events, which is a classic. (00:28:23)
[Rob Riggs] : And he also made that association. And he was one of the first people that I had read who actually talked about what he called the standing ghost light phenomenon. And these are places where there's a long history of people seeing these unusual light forms in the same location over long periods of time. And what I realized, and none of these people, none of them knew about the Big Thicket. But what I realized is that the range of phenomena that both of these men wrote about all occurred there in the Big Thicket. We had the weird lights. (00:29:04)
[Rob Riggs] : We even called them ghost lights. I had no idea that there were any other places where that phenomenon occurred until I read these guys. We had the eight black creatures. We had the large unknown black felines, as Persinger called them. Black panthers, they call them in East Texas. So it was all starting to come together for me. So I thought it would be interesting if I would solicit from my readership information and to see if anybody had any sightings. So I wrote a little article in the paper and I said, if you've had any kind of unusual wildlife sighting, let me know. (00:29:51)
[Rob Riggs] : I'd like to hear about it. I immediately got two calls from two people in Cootes, unknown to one another. One of them was a couple and they had gone to Bragg Road, which we're going to talk about, where the ghost light is known to appear. They had developed a tradition of people going there to look for the ghost light. So they had gone to the ghost road, sitting in their pickup, waiting for the light to show up. When, as she said, some kind of ape-looking critter jumped on the hood of our pickup and glazed at them menacingly through the windshield, howling. (00:30:37)
[Rob Riggs] : And she said her boyfriend happened to have his deer rifle with him. He takes it down off the gun rack and unloads at the creature. And she said he shot that thing and there's no way he could have missed. And he said it just got down and ran off into the woods howling. So I thought that was an interesting story. The other story was from another lady in Cootes. And she said that when she was in high school, she was part of a group that they called the Rat Finks. This was in the 60s. And they used to have an initiation where they'd, you know, try to scare kids. (00:31:16)
[Rob Riggs] : And they'd take them out to this cemetery. And there was a monument there, a statue of an angel pointing up to the sky. And they'd take them there and say, you know, they made it very arcane and say, we'll go out and if we talk to the angel, and if the angel talks back, we'll initiate you into our group. So she said they went out there and they were going through all their little ceremony and they heard a ruckus over in the maintenance shed of the cemetery. So they went to investigate and to their total astonishment, she said an ape came out of that shed and it was on all fours. (00:31:56)
[Rob Riggs] : And of course, when they saw what was there, they got scared, all ran and jumped in their car. The thing came after them and said it kept up with them for half a mile as they were making their retreat. They all got a real good look at it. They said it was, it looked kind of like a gorilla and it was basically a quadruped. Now, after hearing all these stories, you may wonder what convinced me that there was reality to these things, because this is still all subject to, it's subjective. They could have seen bears, whatever. (00:32:38)
[Rob Riggs] : What convinced me was in 1988, I went down there and I'd always told myself, having grown up there, that I could never consider myself a man until I slept alone in the big thicket by myself. So I did. I went out and what happened, I had fielded a number of these wild man sightings and I got the feeling that they were using the bayou as a way of getting through the woods. And there was a pipeline right away that paralleled that bayou for miles. (00:33:25)
[Rob Riggs] : And so I just kind of deduced, you know, these things could be using those pipeline right of ways. They could go all the way from Louisiana to some way up in Texas, just like that, because it's clear. And the pipeline right of ways are about, they're generally about, oh, about 75 feet wide. And it's cleared. All trees and brush are removed. So I found a place on the bayou where one of these pipeline right of ways was close by and it was in the big thicket preserve. And I went out and pitched a tent. (00:34:08)
[Rob Riggs] : And I thought, well, I'm just going to sit here and see what happens. Well, later that night, I decided to move up into a deer bar, somebody's deer blind, because it was pretty, pretty nasty on the ground. And so I set up in the deer blind and about six o'clock in the morning, right about an hour before sunup, I heard the most ungodly howling sound that you can imagine. It was so loud as to be indescribable. (00:34:42)
[Rob Riggs] : I said that the closest I could describe it would be like it was a combination of an African lion and a freight train whistle. It was unbelievably loud. It was so loud, it made my chest cavity vibrate and it made the air vibrate. And the undulations and the duration of the howl were also hard to believe. So I got it that I had communicated. And frankly, for a while there, I didn't know what it was going to do. I knew that it knew I was there. (00:35:24)
[Rob Riggs] : And so, but I was defenseless. I knew there was nothing I could do to stop it if it wanted to take me out. So I just sat there. And it went on. It left. I couldn't tell why it had acknowledged me, so to speak, except that it felt like some kind of communication. Now, in the years since then, I've had a number of people corroborate that experience. A couple of them were actually employees of the National Park Service. And what they reported to their superiors was that they heard a howling sound in the woods that could not possibly be made by any animal known to exist in North America. And these are trained bark rangers that I talked to. (00:36:20)
[Rob Riggs] : Of course, I can't give you their names because they can't be on the record with this. Since then, after my first book came out, I was approached by a lady that I had known all my life. Her son and I graduated from high school together. And like in a little town like Sour Lake, we actually were in school all the way from first grade through high school. And she knew me very well. (00:36:45)
[Rob Riggs] : And she came up to me after my first book was published. And she said, I'm going to tell you a story. And you're the first person outside of our family to ever hear this story. But this happened to my father, and he did not want anyone... he wouldn't talk about this to anyone because he was sure they wouldn't believe it. This happened about 100 years ago. It was when the oil companies first built the pipelines in that part of Texas. And he was hired, his name was Mr. Petrie, he was hired to ride horseback along the pipelines to check them for leaks. (00:37:24)
[Rob Riggs] : You know, they do that now with airplanes, of course. But back in those days, they did it on horseback. He was between Sour Lake and Coonts, off to the west of the highway between Sour Lake and Coonts, which would put him right in that big Lance Roger unit. And his horse started getting fidgety and bucking a little bit and wild that. So he got down, he tried to calm the horse, and the horse bolted and got away from him. And he said it hadn't gone more than 20, 30 yards from him when an ape ran out of the woods, tackled that horse and broke its neck and hauled it off into the woods. (00:38:10)
[Rob Riggs] : Yeah, that's pretty tangible. That's pretty material. So that was a very compelling and interesting story. This is, oops, not going to let me go back, there it is. This is a little pine island bayou, and this runs through the Lance Roger unit. The Lance Roger unit kind of follows the drainage of this bayou. This particular, this actual spot right here, has been the site of a number of wild man Bigfoot encounters that have been reported to me. You can see what kind of country they like. (00:38:54)
[Rob Riggs] : Okay, this is Bragg Road, where the ghost lights and the wild man have been seen for decades. Bragg Road was originally the right-of-way for a railroad that serviced the lumber company, a sawmill. Notice how straight it is. Notice the tunnel effect in the distance. The road is almost eight miles long and is virtually uninhabited the full length. Some of the woods have been cut along it, but Hardin County designated it a county park several years ago, the full length of it, so it would always be intact. People have been seeing these weird lights on Bragg Road for many years. (00:39:48)
[Rob Riggs] : And as I, having read Persinger and Keel, and having collected the stories that I had by that time, I was beginning to realize that the Bragg Road was very significant in that there was a high incidence of both weird lights and hairy wild man sightings in this same location. Since the story of the thing jumping on the pickup, I've had two other stories reported to me of similar incidences on the same road, so it would have to have been within a few miles of each other. One of them, a couple was coming back from Houston on the way to Beaumont after attending a church function, and they just decided of the spur of the moment to go out on Bragg Road and just see if they could see the ghost light. (00:40:45)
[Rob Riggs] : She said they weren't there for long when the rear end of their car started bouncing up and down. They looked back and there was this huge hairy ape looking thing that was literally picking up their car and just banging it up and down. You can imagine how that would affect you. The other one, the other incident, was reported to me just a few weeks ago by a young man from my hometown there in Sour Lake. He had gone out there with a group of his buddies and, you know, a lot of people go out there and they're totally skeptical of all this, the lights and everything. (00:41:28)
[Rob Riggs] : They don't know much about it. So they were out there and hadn't been there long and they heard something approaching them that it sounded like heavy footsteps. And the closer it got, the louder the footsteps were and it seemed like they were dealing with some kind of large animal. So they decided to leave. Then the thing started running after them. The kid I talked to was in the back seat, excuse me, he was in the bed of the pickup. And he said he heard this thing go and he kept telling the guy, faster, faster, man, this thing is dang those. (00:42:09)
[Rob Riggs] : So it kept speeding up. He said that he heard this thing just coming right after him. And he said he couldn't quite make out what it was because it was dark and all he could see was the outline of it reflecting the taillights. The taillights showed the outline of some kind of black mass, so to speak. And he said they kept speeding up and the thing jumped, grabbed the tailgate and couldn't quite hold on. They finally got away from it, but he said it literally was trying to put its way into the bed of the pickup. (00:42:48)
[Rob Riggs] : And he said that whatever it was, it actually left dents in the tailgate from that. Now, these are interesting in a special way. They indicate an aggressive Bigfoot. They indicate that they can actually be hostile. And my theory is that there could just be some old alpha male and that's his territory. And if anybody shows up there at the wrong time when he happens to be around, it's typical of Bigfoot encounters that a lot of times they're trying to get people to leave wherever it is that they encountered. So that's the Bragg Road. (00:43:36)
[SPEAKER_01] : Yes, sir. Obviously, they could be not only aggressive, but violent. Has anybody, any human been hurt by any of these? (00:43:48)
[Rob Riggs] : Well, you know, that's an open question. You know, Polites, the guy that wrote the books about the missing people? He's pretty much convinced that some of the disappearing cases of the disappeared people and areas in the national parks and national forests where there are Bigfoot present. He's very suspicious of them. And, you know, despite what the people in the Northwest want to think that Bigfoot's, you know, this lovable little fuzzy little creature. My research and Tom's is that the ones down here we think could be potentially dangerous. (00:44:33)
[Rob Riggs] : John Keel used to write, he called them Big Hairy Monster BHMs. He used to say that we may only be talking to the people who got away in terms of having, seeing a Bigfoot and being able to report it. So I guarantee when I go out in the woods, I'm very respectful of what I think they're capable of doing. And we'll get into that a little bit if we have time. But how important I think one's intention and attitude is if you go into an area looking for a Bigfoot. Now, the mystery lights, the ghost lights and other mystery light forms that occur on Bragg Road are not limited to Bragg Road in the Big Thicket way. (00:45:20)
[Rob Riggs] : We think that one reason they're so frequently seen on Bragg Road is that it's such a long viewpoint that you have. You're looking at eight miles with the open view. Now, of course, down there in the woods, you don't have any. If you don't have a road or something, you're hemmed in by the woods pretty much. But I wanted to show you all this. This is a picture of something that I got on film. (00:45:50)
[Rob Riggs] : And this is actually on 35 millimeter film. This is an old, this is an abandoned bridge that's now in the Big Thicket Preserve. I went to take a picture of it as a potential illustration for an article about the kids I was telling you about with the cemetery. Because I had heard that there had been some Bigfoot sightings at this bridge. And you can see from the top photo that it was starting to get dark when I took the picture. And this thing showed up in the film. (00:46:27)
[Rob Riggs] : The white thing on the left. And I didn't see it at the time I took the photograph. But I, and then look down at the bottom picture. See down at the bottom lower left? What happened after I took this frame? The next frame, I crossed that bridge and shot back from the other side of the bayou, the opposite direction, and it showed up again. In the next frame. I took this to a photography lab in Beaumont and said, what is this? (00:46:59)
[Rob Riggs] : And they had no explanation for it. And I said, well, could it be something on the lens? Could it be some kind of light source there? And the people I had look at it did not think that was likely. They said, well, whatever it is, you got a picture of it. Twice. Now, as we know, film and cameras can sometimes pick up energy that's not in the visible light spectrum of human beings. Can be real close. (00:47:32)
[Rob Riggs] : And for that reason, you know, that's one of the explanations for orbs and so on. This could be what the old timers in the Big Thicket referred to as a haint, or that's what they called a spirit haint. I have never seen this before or since, but you notice it has kind of a three-dimensional, it has some depth to it. It's almost fish-shaped. Well, that's another example of the kind of lights that are seen on Bragg Road. Curiously, some of the other locations where ghost lights have been documented are like in Arkansas. And I've talked to people up there in Arkansas in an area called the Gurdon Lights. And had a gentleman send me a very detailed Bigfoot sighting that he had within just a few miles of where the Gurdon Lights appear up there. (00:48:31)
[Rob Riggs] : In Missouri, you've heard of the Joplin Lights. Well, that's right up there and right where the, what do they call the Missouri monster? Huh? Yeah, I know, but they have a name for the Missouri Bigfoot. Momo? (00:48:51)
[SPEAKER_00] : Momo. (00:48:52)
[Rob Riggs] : Okay, that's right where that occurs. So again, you have the association. And then in Louisiana, and of course, there's weird stuff all over Louisiana, but near Gonzales, Louisiana, they have a ghost light that occurs there regularly. And there is a lot of Bigfoot sightings in that area. California, the same thing. Washington and the Indian Reservation. And North Carolina and the Brown Mountain Lights. In all of these locations, strange electromagnetic anomalies happen, weird lights happen, and Bigfoot show up. So, I think there's a good, all of these make a good case for some kind of association, causal association. (00:49:43)
[Rob Riggs] : This is another photograph that was taken by me and a friend of mine in 1996, right off of Bragg Road. And also with a 35mm camera. And what we did is we drove to about midway on the road. And we decided we were going to keep an all-night vigil there. And what we did is we got a camera, and every hour, we would take a picture in each of the cardinal directions. North, South, East, West. And this one, we were facing East. Out of all the photographs that we took over the period of almost an entire night, this came out. (00:50:29)
[Rob Riggs] : Again, I took it to a photographic lab, and I said, what is this? We didn't use a flash for these. This was apparently what I had had people describe to me in talking to witnesses about the ghost lights. This is what they called a luminous fog bank, or a cloud of mist. (00:50:52)
[SPEAKER_02] : So that was dark. (00:50:55)
[Rob Riggs] : It was dark. This thing is apparently self-luminous. And this is what the technician was telling me. He said, if there had been a cloud bank there, and you had taken a picture with the flash, it would have whited out the frame. And he also pointed out to me, and unfortunately, I couldn't get the entire picture to fit on here, but you can see the ground. And it's obvious that the ground is not illuminated by a flash. It's illuminated by this thing. (00:51:23)
[SPEAKER_01] : Now, what's that vertical stripe? (00:51:25)
[Rob Riggs] : That's a tree. That's a tree. You can see up how it's brighter up there. I actually had a kid report this to me. And I believed him because I had taken this photograph. He said he actually saw this when it was in the visible, apparently in the visible light range. And that was one of Kiel's pet theories, is that these energies go up and down the visible light spectrum, in and out. This kid actually saw this thing, and he saw the bright white part as the center of it. (00:52:00)
[Rob Riggs] : And he said he saw this bank of mist collapse into the center and form a sphere. And then he said, Mr., I know you're not going to believe this, a Bigfoot stepped out of that light. So what sense can we make of that? You've seen the Bermuda Triangle material. Remember the pilot who wrote about the, I think he called it the electronic fog? He actually flew into what he said was an electromagnetic fog. I think this may be a similar phenomenon. (00:52:39)
[Rob Riggs] : And we're not, we hadn't got to that point yet, but one of the possibilities is what's happening with these Bigfoot and why they apparently can appear and disappear is they may have access to some form of interdimensional portals. And when you see these lights, that may actually be what they are, temporary electromagnetic portals between parallel worlds. I'm getting a little bit ahead of myself here, but that's just to let, just to show you the kind of weird stuff that goes on. (00:53:15)
[SPEAKER_01] : How big would you say that fall bank is? (00:53:17)
[Rob Riggs] : I would say it's about 30 feet across. (00:53:20)
[SPEAKER_02] : Do you remember what time it was when you took... (00:53:23)
[Rob Riggs] : No, I don't. I'm not that scientific. (00:53:25)
[SPEAKER_02] : It was pure dark. (00:53:28)
[Rob Riggs] : Yes, sir. It was dark. None of that was, none of that was visible. And my buddy and I were both astonished that we got a photograph like that. And what happened from my first book, I actually wrote my first book, not so much as a Bigfoot book or a mystery primate book, is I wanted to present the evidence to corroborate Mr. Keel and Dr. Persinger. And I gave them a lot of credit and I cited a lot from their material and said, hey, this stuff is real. There are these locations where this range of phenomena occurs and all seems to be related. (00:54:07)
[Rob Riggs] : It's not, they're not isolated events. But that's, that's basically was my take. Then, but, yes, sir. (00:54:16)
[SPEAKER_01] : Question. Do you have documented what kind of film that you used? You said it was 35mm? (00:54:23)
[Rob Riggs] : 35mm and it was, I forget the... (00:54:27)
[SPEAKER_00] : ASA 400 or? (00:54:29)
[Rob Riggs] : I think it was 100. (00:54:30)
[SPEAKER_00] : That's, that's good. It's a good... (00:54:34)
[Rob Riggs] : It was sensitive, sensitive film. Yeah, I got the highest that I could, that would work on my camera. (00:54:41)
[SPEAKER_01] : So it was sensitive to non-visible light as well as visible light. (00:54:47)
[Rob Riggs] : Yes, sir. Apparently. (00:54:48)
[SPEAKER_01] : So this, you couldn't see, actually see this fog bay. You just, but you were able to photograph it. (00:54:55)
[Rob Riggs] : And I understand from a number of, I understand from a number of paranormal investigators that that's, that's not uncommon for stuff to show up on photographs that was not visible. And it's happened to me twice out there. So, you know, it kind of makes you wonder what's really going on right around you, you know. So I had basically established that. And at that time, I actually thought that Bigfoot was basically a paranormal phenomenon. I agreed pretty much with John Keel that Bigfoot was somehow a manifestation of this light. (00:55:32)
[Rob Riggs] : And that maybe we were only seeing it as Bigfoot because of our contents of, you know, the reflection theory that we were seeing what we believed. And, you know, I kind of bought into all that. Then I met the guys at the BFRO. And I went out on a couple of expeditions with them. Then I met Chester Moore from Orange, Texas. And I realized, and I met, what's the dude's name from Louisiana? North Louisiana, you remember him? (00:55:58)
[Rob Riggs] : No, not, he's from Arkansas. But anyhow, I got to know these guys. And I went to a couple of conferences and talked to a couple more witnesses. And I thought, this isn't that easy to dismiss. That there was too much stories. Of course, it was all anecdotal. But there was too much story and too much evidence that suggested the normal day-to-day survival activities of just a regular animal. So I began to think, you know, this flesh and blood versus paranormal schism is pretty interesting. (00:56:34)
[Rob Riggs] : So I did a little bit more research. I couldn't interest anybody in a follow-up on my first book. And then I met Tom Burnett. My sister moved to North Carolina several years ago, about five years ago. And she had been involved in my research and quite involved. And when she got up there, she was at a gift shop in Black Mountain, North Carolina. And she came across this little book called Nature's Secret Agents. And it had a picture of the face of a Bigfoot on it. (00:57:10)
[Rob Riggs] : And so she bought it and read it. And she called me up. She says, Rob, you got to read this book. And she said, this guy has made the same association you have with the ghost lights and the Bigfoot. And he has photographs of lights, too. That he's been trying to get a picture of a Bigfoot. He has photographs of the lights as well. So I read the book. It was horribly written. (00:57:35)
[Rob Riggs] : It was very poor grammar, very poor spelling. It was written like you write an email without spellcheck. But it had some really intriguing information in it. So I contacted the author, Tom Burnett. And the first time I talked to him, I was shocked. Because he's probably one of the last surviving people who speak the old Smoky Mountain Appalachian dialect. He sounds like Snuffy Smith, I kid you not. And it's not because he's uneducated. (00:58:17)
[Rob Riggs] : He actually has a college degree. But he lives so far back in the mountains, back in the hills, that that's where he grew up. And so his family, he grew up speaking that beautiful accent. So anyhow, I got to know this guy. And we did more and more research on the association with the lights and so on. And of course, the Brown Mountain Lights, which is one of the most famous ghost light locations in the country, was all in one valley over, where Tom was having his experiences, his sightings of Bigfoot. These are some photographs that Tom took. (00:58:55)
[Rob Riggs] : These were made with a game trail camera. He later showed me where he had this set up. It's basically just about three foot off the ground, pointing into the woods. And he had these light forms show up. And now the picture where he lives, he lives on the edge of the Pisgah National Forest. And his house is the last habitation at the end of the road of an old lumber road. And there is nothing past him but a half a million acres of woods. (00:59:29)
[Rob Riggs] : This was pointed in that direction. And this stuff shows up. And he says, you know, I have no idea where those, what those lights are, where they come from, what their source is. But what he was trying to do there is Tom was, at this point, he was trying to habituate the Bigfoot into coming into his property. What happened is that he was exploring a place to build a house on property that his family had been in his family for 100 years. And he was up reestablishing the property line. (01:00:04)
[Rob Riggs] : And he had, he said one of these things, he was making a lot of racket. And he said this thing come up right behind him and just stopped and looked at him like, what are you doing here? And he said, you know, the way he put it is that the thing was like, that's why he called his book Nature's Secret Ages. He said that thing was only like that, just like a special, special, what they call those guys. Yeah, like they're trained to, you know, stealth, like they could be on you just like that, especially in the woods. (01:00:38)
[Rob Riggs] : So he had some really harrowing encounters with the thing. One of the things it was doing, it was killing it, killing and eating his dogs. Just all kinds of bizarre stuff that was going on. And he finally decided, said, well, I'm not going to leave my land. So I'm going to have to coexist with these creatures. They're going to come on my land. I'm going to make friends with them. So he started leaving out food. (01:01:02)
[Rob Riggs] : And he established an area, a particular place where he would leave food. And he did this for several years. And then he decided to set up a camera. And that's when he started getting these photographs, not of creatures, but of lights. Now, I want to take a brief aside here and talk about the Screaming Black Panther. As I was saying, Dr. Perslinger and Keel, one of the phenomena that they mentioned that occurs in their cluster areas, wind areas, is the large black cat. Now, you can go anywhere in the South and most of the places in Texas, and people are going to say, oh, yeah, we've got Black Panthers. And there are not supposed to be any Black Panthers anywhere in North America. But anyhow, Keel and Perslinger had both noted not only the appearance of hairy primates, but these big black cats. (01:02:04)
[Rob Riggs] : We came to the conclusion, me and Tom, that probably this was a different animal that knew how to access these power points the same way the Bigfoot does. This track you see here, this photograph was sent to me by a lady who contacted me not long after the publication of my first book, excuse me, my second book. And she was telling me, and she lives in the Big Thicket, actually, about 50 miles west of where I do. And she said that she had heard a howling sound, like I had talked about in the book, that she had seen a lot of lights and UFOs in the sky. (01:02:53)
[Rob Riggs] : And she was wondering whether all this was, you know, part of what I was writing about. And then a couple of months later, she sent me this track. She said, is this a mountain lion or a dog? Well, notice that this track is five and a half inches wide. Notice that it's wider than it is tall. That's characteristic of felines. A dog track will be narrower, excuse me, taller than it is wide. And a dog track will have, show claw marks. (01:03:29)
[Rob Riggs] : Notice this shows no claw marks. It's about five and a half inches wide and about four and a half inches tall. This is a big cat. Now, whether it was a black panther, who knows? But she said she had heard all kinds of weird noises out in the woods. So I think she probably did get one. Although there's a possibility, as weird as this may sound, that this could be a remnant population of the dark phase of a species of jaguar that actually once did inhabit the Big Thicket. It was the old-timers there called it the Mexican lion. (01:04:05)
[Rob Riggs] : Because it ranged out of Mexico all the way into Louisiana. It was extirpated 150 years ago. But there is some indication that there could be some pockets where this animal survives. However, I think it's more likely the case because these black panther sightings are also associated with magnetic anomalies, blackouts, and such. I think it's more likely the case that this is part of the Big Thicket's weird menagerie. So why are Bigfoots so difficult to find? (01:04:40)
[Rob Riggs] : Let's address that issue. See this dude here? This is a dude in a ghillie suit. Notice that you can walk right by that. If he had stepped back in the woods a little way, he should never have seen him as long as he was standing still. I'm fine with saying that we don't really have to resort to metaphysics to account for the elusivity of the Bigfoot. From all accounts, their coat is virtually like a natural ghillie suit. (01:05:16)
[Rob Riggs] : If you go out there in the Big Thicket, the woods are so thick, and the sunlight is so dim in the deep, deep woods, one of these things could be 20 feet away from you. If it stood perfectly still in the shade, you'd probably never see it. So it could be that the Bigfoot uses that as part of its camouflaging ability. And that one of the reasons that the Bigfoot are so elusive is that they're experts in camouflage. And as Miles was saying, I could easily see how they would have plenty of reasons to avoid contact with human beings. (01:05:56)
[Rob Riggs] : If they are as intelligent as we suspect they are, they could be afraid of getting a flu or some kind of infectious disease from us that would wipe them out. Or they just may not have any use for the way we live, as hard as that is to imagine. So some of the other difficulty in understanding how Bigfoot can be so elusive, I think, comes from the difficulties, I think, with some of the commonly employed research strategies that these Bigfoot groups have. They take an attitude of invade and conquer, basically. (01:06:44)
[Rob Riggs] : Most of them are kind of paramilitaristic in their research model. In fact, I actually participated with a group that the leader was a former Navy SEAL. So you can imagine the approach he took to it. But basically, it's like they want to go in, set up, and they basically have a hostile intent. And I think that the Bigfoot would pick that up. Another question that I'd like to pose, in terms of this elusivity, is why are experts unable to track down a Bigfoot, even with the use of trained hunting dogs? If this is a real animal, and it has as much odor to it as is frequently reported, and it leaves as big a track and trail as it's alleged to, it should be real easy to track one down. (01:07:46)
[Rob Riggs] : And yet, there are many instances of where there's been a Bigfoot sighting, and hunting parties have been established within a matter of just a couple hours with trained hunting dogs, and they have never been able to track one down. Now, I think this situation offers a clue into part of what might be going on with these Bigfoot. And that is, the dogs are terrified of Bigfoot. I don't know if you all have read anything about this. Grover Krantz was the first one to point it out to them, in my knowledge. (01:08:28)
[Rob Riggs] : But dogs are terrified of it. Even trained hunting dogs, it doesn't matter what species the dog is, it doesn't matter how big, what size it is, if they know there's a Bigfoot around, they do not want anything to do with it. So they have an abject fear of Bigfoot. Bigfoot, even though it's... yes, sir? (01:08:47)
[SPEAKER_01] : Well, you mentioned that. David Paulides mentioned that a lot of times when they're looking for those missing people out... They use dogs. They use dogs, and a lot of times the dogs can't seem to find the scent, or they just kind of sit down and they don't go for their normal... (01:09:10)
[Rob Riggs] : Yeah, and he also wrote about how when they did pick up the scent, they wouldn't follow it. It'd freak them out. Yeah, that's commonly reported. Now, what was going on with Tom is that he heard the thing howling out in the woods, and his dogs started disappearing, and he was finding body parts of his dogs that he assumed had been consumed. And he kept a bunch of dogs, and he said anytime that there was any indication that these things were around, his dogs would literally crawl under the house or crawl under his bed, and they would inevitably cower. Now, we're talking about big dogs that would go after bears, they'd go after mountain lions, they weren't afraid of those. (01:09:55)
[Rob Riggs] : But there was something going on that they were not experienced with. (01:09:59)
[SPEAKER_02] : Once he started feeding the Bigfoot in a friendly manner, did they leave his dogs alone? (01:10:04)
[Rob Riggs] : Yes, that was interesting. And one of the reasons that I wanted to work with Tom is I'm not aware, and I've been doing this for a long time, I'm not aware of anybody who has habituated any kind of a population or number of Bigfoot to his personal property. And it took him years to do it, of leaving out food every couple of days. He spent a lot of his own money. And he said, yeah, after a period of time, he said he'd go out to where he left the booty. (01:10:39)
[Rob Riggs] : He said, all right, I'm gonna feed y'all now, but I want you to quit eating my dogs. And that's exactly what happened. And now, interestingly, he said they started leaving him, they started bringing him stuff. Like where he left the food, he would go there and he would find a pile of acorns or a pile of feathers. And I forget one of the ape experts that you were talking about, one of the characteristics of primates is gifting. And primates are the only animals that do that. (01:11:16)
[Rob Riggs] : So I thought that was a really interesting observation. If he's gotten to the point where they quit killing his dogs and they started gifting him, well, we got something to work with. So have y'all ever heard of the invisible gorilla experiment? Yeah, that was where they had a group of two different groups. I think there were five or six people in each group and they were bouncing a basketball. And you were told to focus on the ball and count how many times it went from one player of one color to the other or whatever and focus on it. (01:11:53)
[Rob Riggs] : And then during the middle of that, without telling you, they had a guy dressed in a gorilla suit walk right through the players. And so then they would ask people, did you notice anything? And about 50 percent didn't see a thing. Some of the balance of them saw maybe a blur, but they couldn't figure out what it was. That was me. I saw a blur go through there, but I never saw it. And then the remainder, I think it was about 35 or 40 percent, said, yeah, somebody walked through in a gorilla suit. (01:12:30)
[Rob Riggs] : But that illustrates what they call inattentional blindness. That if you have your attention focused on something, something can be right in front of your face and you'll never see it. And as hard as that is to believe, these guys have demonstrated this experimentally of at least 50 percent of people. And I was one of them, I had to admit. So I think this is part of what we call blind spots, psychological blind spots or perceptual blind spots. And I think there's a possibility that Bigfoot is aware of this tendency and perception and can somehow make use of that. (01:13:14)
[Rob Riggs] : There is a tradition that the old Apache scouts, Tom Brown, you ever read any of his books, survival books? Well, the old Apache scouts were trackers, the supreme trackers. And they had, the way that you would measure how good a tracker they were is how close they could get to their intended prey before they shot it. And you weren't considered to have reached the highest skill level until you could actually touch it before you shot it. And what they did is they made use of the blind spots of their prey. (01:14:00)
[Rob Riggs] : So all animals or creatures have had it. And they would study, like if they were going to kill a deer, they would study that deer and watch its habits. And it said its habits would create a perceptual rut, so to speak. You get caught in that rut, you got blinders on, this is what you see. And they would make use of that and that's how they would kill, how they became such good trackers. So I think the Bigfoot may be employing that. (01:14:29)
[Rob Riggs] : All right, so does that imply that the Bigfoot may have any psychic or paranormal powers? This is all camouflage. It could easily camouflage itself with its ghillie suits. It may understand something about what the Apache Scouts understood and employ that. So what evidence do we have that there could be any psychic or paranormal parameter to that? Well, you see this dude here? That's what in Louisiana they call a rougarou. Now, they give it wolf-like characteristics, but you can imagine that if you were in the woods and you saw a Bigfoot, a man-shaped animal covered with hair, that you can imagine it could be a werewolf as well. (01:15:15)
[Rob Riggs] : And in France, they had legends of the rougarou, which was basically a werewolf. And so the Cajuns brought that tradition over with them to the States. And there are people who think that what the Cajuns think is a rougarou is actually a Bigfoot. But interestingly, the Cajun fishermen and the people who go way back up in the Tufts Basin, they have a superstition, supposedly, that when the rougarou is in the area, things start going haywire and their equipment will quit working for unknown reasons. Their boat motor will cut out. (01:15:52)
[Rob Riggs] : Whatever machinery they depend on will start malfunctioning when a rougarou is seen in the area. Well, I knew about that tradition, and I soon found out I was to be tested with that experience. Spiles and I went to join a man that lives right on the Louisiana border, Chester Moore. Chester called me and he said, Rob, he said, I want you to come down. I've had some sightings reported, and I think you might be interested in investigating with it. He said that Chester was an outdoor writer for a couple of newspapers in Southeast Texas, Orange and Port Arthur. And he's a very well-respected outdoor writer and hunting guide. (01:16:40)
[Rob Riggs] : He's a very good guy. Spiles and I, both, he's friends of ours. Anyhow, he says, I think you might want to come down and check this out. And I had just met Spiles, and so I invited Spiles to come along on the investigation. Now, it was cold. This was in January, and we had a northern blow in on the way down there, and by the time we got there, it was about 20 degrees. So we really had to be motivated to go out. (01:17:11)
[Rob Riggs] : And what happened, he said, he had somebody contact him and said that they had been out on one of the bayous right off the Sabine River, in an area called Blue Elbow Swamp, and that they had seen what they assumed was a wild hog swimming in the water. Said it was a big, black, hairy animal, and they saw it swim across this little channel of the bayou and crawl up the bank. But it said when it got up to crawl up the bank, it reached out with hands. (01:17:41)
[Rob Riggs] : It freaked the guy out. He says, that wasn't a hog. It actually had arms and hands. So he called Chester, because Chester had a reputation. Chester called me and said, let's go check it out. So within the next, I guess within two days of that initial signing, we were there. We went out, and Chester was an expert in animal tracks. And we went out, again, you remember this, we went out and immediately found some tracks that were suspicious, and we did castings of them, and they weren't shaped like normal humans. They weren't real big, but they didn't look like normal human prints, and they were barefoot, and who would be barefoot in the swamp in 20 degree weather? (01:18:32)
[Rob Riggs] : But on the way out there, Chester is one of those diehard flesh and blood guys. And I told him right as soon as I met him that I thought there was a paranormal aspect to Bigfoot. He didn't think so, but we got to be friends anyhow, so he invited me to come out. And so as we were going out to where the tracks were, back up a little bit, Miles and I got on the boat, and he met us in about a 12 foot flat bottom boat, and we had to go a couple miles up back into the swamp, and his dad was going to meet us there and set up the camp. So as we're getting on his boat, I look down, and Chester had the name of his boat was Swamp Devil. I said, Chester, so we got in and we were pulling out, and I said, Chester, I said, man, you've been holding out on me. (01:19:37)
[Rob Riggs] : You've been holding out on me. You've been telling me that there's no way this could be anything but flesh and blood, and you're calling your boat the Swamp Devil? I said, what's that about? And so he just kind of smiled, and so we're pulling out, and he's revving up his motor. I said, Chester, I said, you know, that's what the Cajuns call the Bigfoot. And he says, what? (01:19:59)
[Rob Riggs] : I said, they call him Diab, the Devil. And he couldn't quite understand what I was saying, because his motor was getting louder. So we're revving up, we're going out the channel, and he says, what? I said, they call him Diab, the Devil, and I was practically yelling it out at that time, and his motor cut out, went dead right there. I swear to God. And I looked at Chester, I said, Chester, do you realize what just happened? I said, I mentioned the word Devil, and your motor goes out. (01:20:33)
[Rob Riggs] : He says, I can't believe it. He said, I've never had any problem with this motor. He said, I checked it this morning. There's nothing wrong with it. Well, his motor had not only gone out, it had become, it froze. He couldn't account for it. So we had some paddles with us, and since I was an old man, I got to supervise Smiles and Chester to paddle us back to the nearest sandbar where we called his buddy for help. Well, his buddy shows up, and his name was Bubba. And Bubba shows up, and he picks us up. (01:21:14)
[Rob Riggs] : We load all of our gear, and he's getting ready to take us out to the camp. And his motor, he couldn't get his motor to start. It just quit working. And I said, man, I'm sorry about that. I said, let me see what I can do. So I got out of Chester's boat. I went over to Bubba's boat, and I just, I did some little stupid thing. I said, okay, it should work now. (01:21:40)
[Rob Riggs] : He cranked it right up. But that was a bizarre experience because it was too coincidental to be a coincidence, in my opinion. (01:21:50)
[SPEAKER_00] : Did you have anybody there named Brudeau? (01:21:53)
[Rob Riggs] : Man, we had, Chester's dad is a grade A, what they call a grade A coon ass back home. Good people. But I wouldn't let Chester get away with that. I said, Chester, a rougarou knocked this motor out, and you know it. And I said, I don't mind telling you, when that motor went out, I started looking around. And we got out there, and that's when we found the tracks. And whoever had been there, remember this, Smiles? Whoever had been there the night before had left suddenly and left all kinds of, there was some camping gear or something that they'd abandoned. (01:22:36)
[Rob Riggs] : Somebody left in a hurry. (01:22:37)
[SPEAKER_02] : Camping gear, kids toys, I think, and shotgun shells in every direction. (01:22:43)
[Rob Riggs] : Yeah, something showed up and scared these people. They obviously responded with gunfire, and they left post-haste. And that was in an area literally on the Sabine River, right across the river from Louisiana. So that led me to think that there was some substance to the rougarou legends. Now, one of the difficulties I think that we have, I think that Bigfoot has telepathic ability. And that's one of the ways that it can augment its camouflaging ability. And one of the reasons I think that we have a hard time understanding what telepathy is, let's face it, telepathy is not really very well researched in this country. (01:23:39)
[Rob Riggs] : But if you go to Europe, it's a different situation. And how many of y'all are familiar with Dr. Sheldrake's research? Just tremendous material. And he speaks of telepathy in a really interesting way. And it's a way that a Choctaw Indian medicine woman, a very similar way as to what she explained it to me. She says, when you think of telepathy, don't think of thoughts. Think of pictures. (01:24:12)
[Rob Riggs] : Think of intentionality. And one of his classic books was Dogs Who Knows When Their Masters Are Coming Home. When they did these experiments with dogs that would go sit at the door when they knew their masters were about to come up. And they did all kinds of things, changed the times that they would come, had them come from different places, take different lengths of time to get home to try to throw the dogs off, but it wouldn't throw them off. And so from this and other experiments, Dr. Sheldrake deduced that these animals were using telepathic abilities. (01:24:52)
[Rob Riggs] : And he thinks that this is normal. This is the normal form of communication in the animal world, at least the higher animals. He calls it mind-to-mind, direct mind-to-mind communication. And it's done more through images than it is through... We think in words, and the Bigfoot may not do that. The Bigfoot may be thinking more in pictures. And that's what I had the Choctaw tell me, that the way they communicate is with what she called head-speak, with mind-pictures. And so the idea, if you had a bunch of guys show up at a Bigfoot research site, and there may be Bigfoot there, and they're all talking about using all their paramilitary stuff, and their thinking and their intentionality and the images in their mind, a Bigfoot's going to pick that up. (01:25:50)
[Rob Riggs] : And it would be a very simple affair for them then to make themselves scarce to those kind of researchers. Now, our good friend Nick Redfern, mine and Smile's good friend Nick Redfern, he wrote a book in which he reported on Russian and Czech research from Dr. Kaczynski, Dr. Porsnev, and Bykova. And Kaczynski had not only deduced that telepathy was a normal means of communication among animals, but Kaczynski had postulated an energy carrier for it. And he called it bio-radiational energy. (01:26:37)
[Rob Riggs] : And this was the magnetic carrier that the minds of the animals used. And so I thought, you know, I bet you that bio-radiational energy is the same energy that produces the ghost lights. I bet you they're talking about the same thing. Now, these energies can reach immense proportions. In the mid-80s, there was a blackout of the entire region of southeast Texas. The entire utility went dead. They couldn't find an explanation for it. (01:27:14)
[Rob Riggs] : They said that a transformer had gone out near the Arkansas border and it had cascaded and blah, blah, blah, blah. Nobody bought it. Nobody bought the theory. I had a reporter from the Beaumont Enterprise come. He came to interview me, but he told me that he happened to be out that night. They ended up calling this the Beaumont blackout. He happened to be out that night making a withdrawal from his bike at an ATM. And it was about one o'clock in the morning. (01:27:51)
[Rob Riggs] : And he said not only did all the lights go off immediately in the city, but his car lights went off. His car went dead, just boom. And so whatever he said, whatever turned off the electrical utility for the region was also affecting electronic equipment. This happens in microform on Ghost Road. The same kinds of immense magnetic energy surges. So it can happen on a region-wide level. Now, Porschnev and Bykova actually applied their research directly to Bigfoot. Kaczynski, he was dealing with animals in general, but Porschnev and Bykova, who were Russians, I think Kaczynski was Czech, they applied their research directly to Bigfoot. And they deduced similar things that the Bigfoot was capable of camouflaging itself through manipulations of what they call its bio field and so on. (01:29:00)
[Rob Riggs] : But there's been some interesting research done in Europe with the connection of energy fields and telepathy and so on to not only Bigfoot research, but research in general. Now, I want to show y'all a picture that Tom made that's on our website. I don't know how clear that is, man. This is a photograph. Now, can you see at the top? Can you see what look like eyebrows? (01:29:27)
[SPEAKER_04] : Yeah. (01:29:28)
[Rob Riggs] : And right below that, you see these two big eye looking things. Can you see it? Okay. If you'll notice over here, you can see the faint outline of its fore or its front leg. And then it's its rear sticking out this way. See it? And notice the lines. You have the like the hip. Then you have the break for the shoulder. And then it goes straight to the top of the head. No neck. (01:30:00)
[SPEAKER_01] : Is it standing up or sitting down? (01:30:03)
[Rob Riggs] : We think it's sitting down on all fours. We think that this is a full frontal shot of a quadruped primate. And it's leaned over and it's standing on its front feet. Now, some people look at that and say, oh, that's just the rear end of a bear. I said, well, why is it? Why is a bear got eyes and eyebrows on its rear end? (01:30:30)
[SPEAKER_00] : From that tree in the background, were you able to get a possible... (01:30:37)
[Rob Riggs] : Size? I'm getting there. I'm getting there. Now, if you look around so you can see that you can see the the the eyebrows and you see the two eyes and the shoulder come down here. I'm not going to tell you what that is. You figure that out for yourself. Never mind. All right. Now, Tom got this made this photograph in 2012 after years of trying to get a picture of this creature. He knew there were creatures on his property because of all the interactions. (01:31:12)
[Rob Riggs] : He had about a half a dozen actual visual, actual sightings. And of course, he heard howling many times. He had his dogs. He said, you know, and I told Tom, I said, you know, the way those dogs react to this thing, I think is one of the best arguments that Bigfoot is real because a dog's not going to be hallucinating. We don't even know if dogs are capable of hallucinating or imagining. And they're encountering encountering something that they don't want to deal with. (01:31:44)
[Rob Riggs] : So now I want to show you the comparison of this with. Well, first, let me show you this. OK, so we think this is an adult male. It was made in 2012. Only a few months after that, Tom got this photograph on the right. Notice the camera that he had is set to be about three and a half feet off the ground. So he estimates from that that this creature in this picture, this is a close up. And he estimates that this this thing was probably four and a half to five feet tall. (01:32:24)
[Rob Riggs] : Notice that it's got a flat face. Notice. Oh, excuse me. Notice the nasal bridge. Now, the picture on the left is a baby howler monkey. Notice the nasal bridge. Notice the size of the eyes in proportion to the head. Notice the notice how the eyes are set in a bony eye socket and they're set in the eye socket primates. This is characteristic only of primates. Only primates have eyes recessed into eye sockets with bony eyebrows. That's the only animals that do. (01:33:06)
[Rob Riggs] : You can see here a faint suggestion of nostrils. See here and here. And in my opinion, you know, you can see that the hairline feel like it on the baby howler monkey. And you can see it over here. It's almost identical. In my opinion, these photographs are very similar animals. Tom thinks that the picture that he got is a juvenile Bigfoot about four feet tall. And he says he thinks the only reason he got the picture is that the juveniles are stupid. They're not as cautious as the adults. (01:33:39)
[Rob Riggs] : And that he just got lucky and got that picture. From everything I can tell looking at that, it looks like the morphology of those two animals are virtually identical. Now, Chester Moore, we were talking about Chester Moore. Chester's made many outings. He doesn't do it anymore, but looking for Bigfoot. And he's had several instances where he's heard the things howling in the woods. He got to where he called them howlers. And he told me that he thought that whatever we were dealing with was somehow related to howler monkeys. (01:34:12)
[Rob Riggs] : And at the time, I thought that was crazy. But from Tom's photographs, I think what we might have here. And there's the creature. I think what we might have here is somehow related to howler monkeys. Because it exhibits a lot of the same characteristics. It howls a lot. Notice how, well, it may be hard to tell on the screen, but the creature on the left, the hair is very long. You notice how manicured it is? (01:34:39)
[Rob Riggs] : There's nothing. And look down here on the bottom right. See that bear? See how tangled up and messed up his fur is? Grooming is characteristic of primates. It's like this thing has been grooming itself or groomed by something else. Now, the picture on the top right and the picture of the, we call it the creature, were made by the same camera. At the same place. So on the top right, you have a black bear. You notice how different? (01:35:09)
[Rob Riggs] : If this, the creature on the left, if it were a bear, a rear end of a bear on all fours, it would have to have a very extremely weird, screwed up spine. They just don't match. The back of the bear is rounded. This thing comes up to a point. See, they're totally different. Now, the picture on the left and the top right, you can see from the background that they were about pretty close to the same distance away from the camera. Okay? Again, you have the difference in the shape. (01:35:48)
[Rob Riggs] : And in the case of the bear, the average black bear in the Smoky Mountains is about two and a half feet tall. If it's on all fours, it's about two and a half feet tall from the ground to its shoulder blades. Okay? It's about two and a half feet. This thing on the left, if that's an average size bear on the upper right, if that's two and a half feet tall, look at this thing. It's got to be at least four feet tall at the shoulders. (01:36:19)
[Rob Riggs] : If that's one from the back, and that would make it one huge bear. So, we know that nothing can be proven by photographs. And we don't expect anybody to believe any of these stories just on the basis of these photographs. But we think they're highly suggestive. And interestingly, since our book has come out, I have received information from two people. Now, you're talking about Bigfoot showing up in places that you wouldn't expect, like near Austin. I've had two really compelling locations reported to me. (01:37:01)
[Rob Riggs] : One near between Cleveland and Livingston. And one not too far from Giddings, up in what they call the Post Oak Belt. And there's a region up there they call the Yeowa Nod. There's like several tributaries of this creek system called the Yeowa. And this lady claims that she had seen one there. And I actually went to her location and talked to her in some detail. And her reports were very compelling. And she talked about seeing weird lights. (01:37:38)
[Rob Riggs] : She said they actually had weird lights come into their house. She talked about hearing the howling sound, UFOs, the whole sequence. So that was very interesting. And then the other one was down near Sound Houston National Park, between there and the preserve, by a lady. And same thing, she was the one that had the Black Panther track. So, yeah, I think there's more of these places. I think it's going to come out that there may be more of these places than we would think imaginable, where this kind of thing is happening. (01:38:20)
[SPEAKER_02] : You said in your book there used to be sightings in the Lake Travis area a long time ago. (01:38:25)
[Rob Riggs] : Yeah, that was many years ago. (01:38:27)
[SPEAKER_02] : By the time the river was developed out there. (01:38:28)
[Rob Riggs] : Yeah, yeah. Well, yeah. And I tell you where there was, too, is between Lake Travis and Marble Falls. It's in the Balcones Canyonlands now. There are sightings from that area from many years ago in those canyons off the Colorado River. Well, that's it. Any questions or further comments? (01:38:53)
[SPEAKER_02] : First, thank you very much. (01:38:54)
[Rob Riggs] : You're welcome. It's a pleasure. It's hot, but... (01:39:03)
[SMiles Lewis] : So, the picture on the top right there, there's a date underneath it, but I'm not sure if that applies to the top picture or the bottom picture that says March 2009. But both of those are presumed backsides of bears? (01:39:20)
[Rob Riggs] : Bears, yeah. And they were actually made with Tom's camera, the same location. See how it's set up for years? But you can see the body shape's totally different. And the eyes are compelling. Now, unless Tom is lying, he didn't doctor this photograph. And I don't believe he's lying. I don't think he's smart enough. No, I'm sorry. I don't think he's trained in computers enough to be able to fake that. I know I couldn't. (01:39:50)
[Rob Riggs] : Now, it's interesting to me because the reports that I've had from the Big Thicket, this thing was a perfect description. Because it had typically been reported as being quadruped. Having long, black hair. And the size and everything would be very consistent. Oh, I know what I was going to tell y'all. We're talking about the possibility of the Bigfoot actually being a resident of a parallel reality. That it's not really part of this reality, but that it can access these areas where the ghost lights occur. (01:40:35)
[Rob Riggs] : And as portals to this one. It can stay here for who knows under what conditions and can get back through there. I had a really interesting conversation. I recently had my 50th class reunion. And I had a classmate of mine. And he knew that I had written the book. But he hadn't read either one of my books. I hadn't talked to him since the day we graduated from high school. But he says, man, I got a story I want to tell you. (01:41:07)
[Rob Riggs] : He says, I don't know if this has anything to do with your book. But he said, when we were kids, I went out hunting. Squirrel hunting. Just north of Sour Lake out in the woods. And he said, I came up on this tree. And I heard a lot of activity. And I thought I'd found me a tree with a nest of squirrels. So he says he sneaked up on it. Pulled up his rifle. (01:41:36)
[Rob Riggs] : Was just fixing to shoot. And then he got a good look at the thing. He says, it wasn't a squirrel. It was a spider monkey. And he said, not only was it a spider monkey, there were 12 spider monkeys in that tree. I said, spider monkeys? He said, yeah. I said, that's a tropical species. I said, that couldn't even be an escapee. That couldn't even be a case of escapees. Because they wouldn't survive the winter. (01:42:06)
[Rob Riggs] : Even a mild winter would probably do them in. And he said there were 12 of them. He literally counted. And I said, now let me tell you something. He says, you hadn't heard this story. But I actually reported this in my first book. In the late 60s, some squirrel hunters in Tyler County, which was the next county over from Hardin County, did the same thing. Except they actually shot a spider monkey. They thought it was a squirrel. (01:42:41)
[Rob Riggs] : It hits the ground, they realize it's a spider monkey. They took it into Beaumont to the newspaper, had it photographed, and all signed a sworn affidavit that their story was true. That this hadn't been staged in any way, that it was shot in the woods. I said, there's two instances there of something being there. And you know, there is a phenomenon they call out-of-place animals. And one explanation for out-of-place animals is that they could accidentally access wormholes that connect one place in this reality to another. (01:43:21)
[Rob Riggs] : Like, there could be some kind of little wormhole thing going on between Southeast Texas and South America. How do you account for that? So that's just another example of the weird little anomalies that occur down there, isn't there? (01:43:34)
[SPEAKER_00] : You alluded to, in your conversation there, about a smell. (01:43:41)
[SPEAKER_01] : Yes. (01:43:42)
[SPEAKER_00] : Okay. Is the lights and a possible identification or maybe possible identification of a Sasquatch and a smell all at the same time? (01:44:02)
[Rob Riggs] : I don't know. You know, Kelo thought that the smell that people hear from Bigfoot was just the typical, you know, hail is supposed to smell like sulfur. And Kelo thought that something involved with the process of what he called the transmogrification of the energy from one form to another produced a byproduct of hydrogen sulfide gas. And so it could be connected that way. And it could just be smelly animals. My understanding is that there are some of the great apes can also project a bad odor. (01:44:49)
[Rob Riggs] : Like they have glands in their body that kind of like skunks do. (01:44:53)
[SPEAKER_00] : About October of last year, there was about 15 to 16 of us did a CD5 in Wimberleaf. And that's a Stephen Greer, Dr. Greer's, you know, Skywatch movie for UFOs. And we confirmed that we thought that there was a portal because we seen the light flash. And one of the ladies that I was with named Liv said that she saw a Sasquatch. And she saw it on the back of the circle. And it's dark, but she could see the silhouette of it. (01:45:46)
[SPEAKER_00] : And I heard the walking. And we were sitting pretty close together and things. And we seen that and heard that about three times that night. The first thing we did, we had the staked picture of a light, like a door opening, and then somebody walking in and closing it. (01:46:11)
[Rob Riggs] : Yeah, yeah, that's a close description. I've actually had people, I've talked to a couple of witnesses who said they saw something like that. They said it was like the Bigfoot was stepping out of the light. Yeah, they didn't think of it in terms of an opening, but obviously could have been an opening. (01:46:29)
[SPEAKER_00] : So anyway, that's a windowing. (01:46:33)
[Rob Riggs] : Well, you know, it's interesting, but the guys, Keleher, the guys that did the research at Skinwalker Ranch, you know, they recorded basically the same series of phenomena that go on at the Bigfoot locations. And I'm convinced that they were onto the same phenomenon that we're dealing with here. But what was interesting, after all their years of research, he said that they didn't gather a single shred of what they would call hard evidence for the existence of any of the stuff that was reputed to go on there. Except that there were cases where they would have three or more of their scientists, researchers witness the same thing at the same time and all describe it in exactly the same way. (01:47:25)
[Rob Riggs] : But they would have cameras going, whatever, nothing recorded. So my question is, what do you accept as evidence? I would accept multiple witness. I would accept that as evidence. Whether or not you could come up with a single shred of physical evidence to support it, I would accept that as evidence. Yes, sir. (01:47:46)
[SPEAKER_01] : What you're describing is accurate. And we've got two things going here. We've got phenomenon that are showing themselves or lice, they're becoming visible to normal eyesight. And in other situations, you've got lice that are showing up on film. They're not being able to see it with your eyes. The ones where you're seeing it with your eyes, they're not necessarily showing up on film. (01:48:20)
[Rob Riggs] : Right. Yeah, that's the case. (01:48:23)
[SPEAKER_01] : That is really bizarre. (01:48:24)
[Rob Riggs] : It is. And, you know, Keel talked about it. He says that he thinks these things kind of go up and down the visible lice spectrum in and out of it. (01:48:34)
[SPEAKER_01] : So it's a matter of timing as to whether you can see them or catch them on film. Right. (01:48:40)
[SMiles Lewis] : In your book, you talk about this, I guess, this duality between these two different kinds of manifestations, these two different types of encounters, the ones that seem more along the lines of what Var Cullen and others describe as NAPES, North American apes. (01:49:01)
[Rob Riggs] : Right. And I firmly believe that that's what Bigfoot is. (01:49:04)
[SMiles Lewis] : And then this other type of encounter that definitely seems to go more into the paranormal. Something you didn't touch on tonight, but that you touched on in both of your books, is a completely different kind of interpretation. The possibility that this is a remnant population of some kind of previously indigenous native. (01:49:28)
[Rob Riggs] : Yeah, that would get into what I call a shamanic connection. And, you know, I think there's four or five different possible model explanations for what's going on here. I'm not sure we'll ever know which, if any, of these models actually fit or may there may be more than one model that fits all at the same time. But yeah, that has to do with the, you know, many of the Native American tribes, they were aware of these Bigfoot. They were aware of the weird energy. (01:50:06)
[Rob Riggs] : I had a Choctaw from Mississippi email me right after my first book. He says, I'm glad to see there's some white men that are finally starting to understand a little bit about this. He said, we've known about this stuff for a thousand years. I said, I got it. But, yes, sir. (01:50:23)
[SPEAKER_02] : Well, when you were Bigfoot research, did you come across related to what he just asked, the ancient ruins? Yes. (01:50:30)
[Rob Riggs] : Well, you know, a lot of the Native Americans think that the Bigfoot are actually an ancient form of Indian. (01:50:37)
[SPEAKER_02] : The ones with the long white hair instead of the long brown hair. (01:50:41)
[Rob Riggs] : Yeah, well, the ones with the long white hair just may be old ones. You know, they may be like us. They may just go white when they get old. I know I shaved my beard because I didn't want to have a white beard. And yeah, the place where the Bigfoot occur in Big Thicket, as I mentioned to you, the Indians avoided it. But I think it's because they knew there was weird stuff going on there, that they really knew that there was weird stuff going on there. But the one place where they would go was in the springs that Sour Lake was named after. (01:51:15)
[Rob Riggs] : And they considered it to be a healing place. And warring tribes from the coast all the way up in East Texas would meet there and they would declare that this is a holy place. We don't mess with this. But the Native Americans and other ancient cultures came to recognize where energy spots occurred, and they considered them to be power spots. And if you've ever read any Paul Devereaux, he writes a lot about the relationship between these energies in these places with consciousness. And the idea is that the power spots were places where that there was energies that facilitated going from the human world to the spirit world. (01:52:04)
[Rob Riggs] : And they said that the Bigfoot or the ancient ones could walk in both worlds. They could go from one world to the other. And that was why they were sacred to the Indians. (01:52:16)
[SPEAKER_04] : Thank you. (01:52:18)
[SMiles Lewis] : Thank you again for all coming out, and we'll be seeing you soon, hopefully. (01:52:27)
[SPEAKER_00] : Yeah, thanks for putting this together. (01:52:29)
この謎を解く
過去記事でも述べたが、霧（や冷気、急激な気温低下）は他の超常現象でも多数、報告されてきた。EMF 異常と絡んだ物理的な機序がある筈。つまり霧、気温低下、光も EMF 異常が原因で、その EMF 異常が現場の人間の意識障害を招き Bigfoot の幻覚を見た…これで辻褄は合う。
より詳細な機序の裏付けとして、後述の ChatGPT 5 との対話(*1)によって、
Freund の圧電・電荷移動モデルを拡張すれば、Skinwalker Ranch 報告群にみられる 「EMF異常 ＋ 霧 ＋ 急冷 ＋ 電子機器障害 ＋ 光」 は、地殻応力または微破壊帯からの 電荷放出・放電プラズマ現象 として一貫して説明可能である。 超常的要素を導入せずとも、地球物理現象＋大気電気学＋熱放射光学の重ね合わせで 再現しうる領域にある。
という、合理的な説明が可能となった。
(*1) : AI（ChatGPT 5)との対話
Me:
Skinwalker ranch での怪奇現象で地表付近の気温の急低下が赤外線温度観測装置に記録されていたと報じられている。それとは別に、怪奇現象の現場では床から冷気が拭き上げてきたという証言も多い。
また、霧の発生を怪奇現象に伴う事例の証言も多い。その際、EMF 異常も付随することがある（カメラのが動作しない、電池が急激に切れる、ドローンの電子回路が動作しない…など）。
こういった報告がある程度事実だと仮定して、これらから、EMF 異常、霧、大気温度の急低下に何らかの関連があると想定し、霧と温度低下、EMF 異常の相関メカニズムを推測してみて。
前提（観測が事実と仮定）に立って、「EMF異常（強電界・ 放電・RF）、霧、急冷感（IRでの低温表示・体感の冷気）」が同時に起こり得る結びつきを、物理的に筋が通る順で5系統に整理する。
1) コロナ放電 → イオン風＋核生成 → 接地層の冷気巻き上げ＋霧
- 湿潤空気に尖端電極相当の幾何（樹枝・ワイヤ・突起）があれば、kV級でコロナ/ストリーマが走る。空間電荷の体積力 ρ_eE が「イオン風」を作り、m/s級の流れで周囲の空気を引きずる（EHD流）。
- 夜間の地表付近はしばしば逆転層で上より冷たい。イオン風は床際の冷気を上向きに巻き上げ、局所的に露点へ近づける。湿度が露点近傍なら、同時に放電で生じたイオン/酸性種（HNO₃微量など）が凝結核となり、イオン誘起核生成が進み「もや」が立つ。
- 体感「床から冷気が吹き上げる」は、このEHD起源の上向きドラフトで説明可能。断熱冷却自体は小さいが、冷気の移送＋核生成の相乗で霧が出やすくなる。
検証：微小熱電対アレイで鉛直温度勾配、超音波/プロペラ小型風速計で上向き流、イオンクラウド計測器（Gerdien管等）で空間電荷、CPC/OPCで微小滴数密度の同時計測。
2) IRカメラの「見かけ低温」：放射伝達・放射率の突然変化
- 霧（微小水滴）は8–14 µm帯で高い吸収・放射を持ち、地表からカメラへの放射を遮って自らの実温度（周囲の空気温度）で放射する。地面が暖かく空気が冷たいと、IR像は地面が急冷したように見える。
- さらに、地表が急に湿る（凝結/露）と表面放射率が変わるため、カメラの固定ε前提が破れて見かけ温度が過小 評価される。
- 反射寄与（低εの濡れ面で冷たい天空が映る）も低温バイアスを増幅。
検証：同地点に接触式センサ（熱電対/サーミスタ）を併設。IRは放射率補正と“窓関数フィルタ”差し替えで再解析。霧の有無で地表実温度とIR推定の乖離を比較。
3) パルス放電の圧力波 → 一過性の希薄化 → 過飽和・凝結
- スパークは局所加熱→膨張→後続の希薄波で瞬間的な圧力低下（adiabatic cooling）を作る。ウィルソン霧箱の急膨張と同型だが、空間・時間スケールは小さい。
- 湿度が高ければストリーマ/スパーク路周囲に白濁（凝結雲）が一瞬現れる。これがIRフレーム単位で「急冷」と同期し得る。
検証：高速度可視＋シュリーレン撮影で膨張/希薄波、マイクロバロメータで圧力パルス、ns–µs電流波形との同期。
4) 荷電エアロゾルの電気泳動・電気移流 → 霧の幾何学的集中
- 荷電した微滴/エアロゾルはE場で電気泳動し、電極間の特定領域に集積する。微滴濃度が上がれば散乱で「霧が湧く」見え方になる。
- 同時にイオン風が空気塊を移流させるため、霧の“レンズ”がIRや可視カメラの視線上にのみ濃縮し、局所現象が強調される。
検証：視線直交方向にレーザーシートを入れてMie散乱で滴密度分布を可視化。
5) EMF異常（強RF/磁界）と機器障害・寒冷体感の“間接”連結
- 機器障害は高E・RF・静電誘導・コロナ起因のリークで十分説明可能（CMOS飽和、BMS誤作動、磁気センサ撹乱）。
- 寒冷体感 は、EHD流＋冷気巻き込みで達成できる。人の皮膚は数十cm/sの気流でも強い冷感（対流熱伝達係数上昇）を覚えやすい。
- 岩体応力起源の地電流/圧電発光（earthquake lights類縁）があると仮定すれば、地表クラックからのガス（地中が冷えた空気やCO₂）の湧昇と電磁異常が同時発生、という地質連動シナリオも理屈としてはあり得る（ただし現地地質・ガス計測が要）。
何が主要因でないか
- 「中性水蒸気がE場で一斉移動して断熱膨張→冷却」は主因になりにくい。電気圧 ½ε₀E² は気圧に比べ小さく、体積膨張を駆動できない。冷却は流入する冷気と霧による放射伝達の見かけ変化で説明するのが妥当。
現場での最短同定プロトコル
- 温湿度・風：床〜1.5 mで多点同時計測（10 Hz以上）。
- 荷電：電界計（kV/m）、イオンカウンタ、電極電流。
- 画像：IR（放射率ログ切替）＋可視＋レーザー散乱。
- 音圧・圧力：マイクロフォン/バロメータでパルス同定。
- 電磁：広帯域スペアナ（kHz–GHz）＋磁束計でEMFログ。
- 接触温度：地表・物 体の熱電対でIRの見かけ低温と突合。
これで、
- 「イオン風＋逆転層の冷気巻き上げ＋核生成」型（最有力）
- 「パルス放電の瞬間希薄化」型（瞬間・局所）
- 「放射率・視程の変化によるIR見かけ低温」型（表示上の急冷） の寄与を分離できる。結論として、EMF異常—霧—急冷の同時出現は、放電起源のイオン風と核生成、ならびにIR観測の放射伝達効果を組み合わせれば、超常を持ち出さずに整合的に説明可能である。
Me:
その
- 「岩体応力起源の地電流/圧電発光（earthquake lights類縁）があると仮定すれば」
について、以下の記事と関連づけてみて。
地震前の謎の発光現象、ついに解明か？
地震発生前に謎の光が輝く「地震発光現象」の原因が解明されたという。 2014.01.07
2009年、大地震によって壊滅的な被害を受けたイタリアのラクイラ県オンナ村。地震の直前、多数の住人が明るい光を目撃したという。（Photograph by OLI SCARF, GETTY IMAGES） 地震発生に先だって謎の光が輝く「地震発光現象」は、比較的まれではあるが、世界各地での目撃例が伝えられている。「UFOではないか」とうわさになる場合もあるが、ついに原因が解明されたという。
研究チームの一員で、アメリカにあるサンノゼ州立大学とNASAエイムズ研究センターに所属する物理学者フリーデマン・フロイント（Friedemann Freund）氏は、「一口に地震発光現象といっても、決まった形状や色があるわけではない」と話す。
「地面からくるぶしの高さまで上昇する青味がかった炎のような光や、空中を数十秒から時には数分ほど漂う光の玉などの目撃例が多い。雷によく似ているが上空からではなく、地面から伸びる一瞬の閃光（せんこう）が最大200メートルに達したという証言もある」
歴史的な大地震と発光現象 地震の前や最中に起きる謎の発光現象については、何世紀も前から言い伝えられてきた。
発光のタイミングはさまざまで、例えば2009年、イタリアのラクイラ地震の発生数秒前に、石畳の上をちらつく直径10センチほどの炎を大勢の人が目撃している。1988年にカナダのケベック州を襲った地震の場合、その11日前に発光現象の報告が相次いだ。
フロイント氏の研究チームによると、発光現象の記録は少なくとも1600年まで遡るという。
迷信から科学へ 「昔は宗教的な観点からの解釈が多かった。今はUFOと考える人も多い」とフロイント氏。
まともに受け取るには信憑性に欠け、地質学者や物理学者ら専門家も学問的に取り組む対象ではなかった。
ところが1960年代半ば、長野の松代群発地震をきっかけに状況が変わる。発光現象がカメラにはっきりととらえられ、地震活動との関連が確認されたのだ。「写真や動画に記録されるケースが急増した。監視カメラが普及した影響も大きい」
地震発光現象のメカニズム 以来、発生メカニズムについてさまざまな説が登場したが、フロイント氏の研究チームが岩石の電荷に注目するまで決着は付かなかった。同氏によるとまず、「力が加わった玄武岩や斑れい岩に、電荷の“充電スイッチ”が入る」という。
そこに地震波がぶつかると、岩石内の電荷が解放される。
地質的な条件、「岩脈」という垂直構造も重要だ。マグマが垂直の割れ目に流れ込んで冷えた地盤で、地下100キロに達する場合もある。ここで玄武岩や斑れい岩が電荷を解放すると、地下から地表に向けて一気に駆け抜けていくことになる。
「電荷は結合して一種のプラズマのような状態になり、猛スピードで移動し、地表ではじけて空中放電を起こす。これが色鮮やかな光の正体だ」
フロイント氏の説明によると、世界中で発生する地震で、発光の条件が揃うケースは0.5％未満だという。比較的まれな現象というのも頷ける。
「タイミングや場所もそれぞれ異なる。大地震の数週間前に発生する場合や、実際に揺れている最中に光ることもある。また、震央から160キロ離れた地点で観測された記録も残っているそうだ」
地震の予知に利用できるか？ フロイント氏の研究チームは、世界規模の地震予知システムの開発に取り組んでいる。今回の研究を基に、発光現象も予知の指標の1つとして組み込まれることになるという。
ref: 地震前の謎の発光現象、ついに解明か？ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト - https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141217/428688/
非常に良い接続です。Friedemann Freund らの地震発光（earthquake lights, EQL）モデルを踏まえると、Skinwalker Ranch 型の「EMF異常＋霧＋局所的な急冷」も、岩体応力起源の電荷発生と放電現象で説明可能な物理的連鎖として再構成できる。
1. Freundモデルの要点
Freund (2014 NatGeo報道など) によれば：
- 岩石（特に玄武岩・斑れい岩）の酸素格子中にある peroxy結合 (O–O) が機械的応力で破断すると、 p型欠陥（正孔的キャリア）＝“positive hole” が生成される。
- これらの正孔は電子とは別種の電荷キャリアとして数 km スケールで岩石中を伝導し、地表近くへ達する。
- 地表で空気との界面に電荷が集中すると、大気イオン化・プラズマ形成を引き起こし、光として観測される。
- 電荷放出が岩脈や断層のような垂直構造で起こると、地表まで「電流柱」が立ち上がり、地表近傍の空気を強く電離・加熱・冷却する。
2. この電荷解放がもたらす環境変化
| 現象 | 物理過程 | 期待される観測 |
|---|---|---|
| 強電界 (kV cm⁻¹級) | 地表電荷蓄積 → 空気分子分極・電離 | EMF異常、コンパス・機器誤作動 |
| イオン生成・イオン風 | ρₑE によるEHD流 | 床近くからの冷気の吹き上げ感 |
| 放電に伴う圧力波 | 衝撃波→希薄波 | 局所的気圧降下→過飽和→霧 |
| プラズマ発光 | 電離再結合光・N₂励起 | 青白・紫白色の閃光、球状光 |
| 赤外線“冷却”錯覚 | 霧による放射率変化 | IRカメラで地表急冷のように見える |
つまり、地下の応力集中 → 電荷放出 → 強電界形成 → 大気イオン化 → 放電・EHD流 → 凝結・霧化 という連鎖で、報告される諸現象を整合的に再現できる。
3. 温度・霧との関連メカニズム
-
放電の熱力学的パルス
- 放電路は瞬間加熱 → 膨張 → 希薄化。後続の低圧域で空気が断熱膨張し、過飽和→微小凝結核生成。
- これがIR検出では「急激な温度低下」として映る。
-
イオン風による冷気輸送
- 地表の逆転層下にある冷気を上に巻き上げる。風速 ~ 数 m/s でも人の体感は「冷風」。
- 霧が同時に発生すれば可視的な“冷気の柱”となる。
-
電荷起因の化学的核生成
- O₃, NOₓ, HNO₃ などの反応種が増加し、水蒸気の凝結核となる。高湿度下では急速に霧粒が成長。
4. Skinwalker Ranch型現象への適用モデル（仮説）
地下応力集中
↓ (peroxy結合破断)
p型キャリア発生
↓ (電流上昇)
地表電荷密度上昇 → 強電界 (kV/cm)
↓
空気電離 + イオン風 + 局所放電
↓
過飽和・凝結 → 霧／白濁
↓
IR上では地表“冷却”表示
↓
電磁ノイズ → カメラ・ドローン誤作動
このモデルでは、「床から冷気が吹く」「赤外線で急冷」「機器が狂う」「霧が出る」「光が見える」がすべて一本の電荷過程で説明できる。
5. 現地での検証指標（もし科学的に確認するなら）
- 地磁気・地電位差計による連続記録（Hz –kHz帯域）。
- 大気電場計 (field mill) で E > 10 kV/m を検出。
- イオン濃度計・NOₓ/O₃センサで化学副産物を測る。
- マイクロバロメータと可視／IR同時計測で圧力・温度・光パルスを同期解析。
- 霧発生とEMFピークの時間相関を見る。
総括
Freund の圧電・電荷移動モデルを拡張すれば、Skinwalker Ranch 報告群にみられる 「EMF異常 ＋ 霧 ＋ 急冷 ＋ 電子機器障害 ＋ 光」 は、地殻応力または微破壊帯からの 電荷放出・放電プラズマ現象 として一貫して説明可能である。 超常的要素を導入せずとも、地球物理現象＋大気電気学＋熱放射光学の重ね合わせで 再現しうる領域にある。
(2025-10-22)