Skip to main content

Foo Fighter : 多くのパイロットが登場して証言 : 第二次世界大戦中での遭遇体験を語る ⇒ Foo Fighter の正体を解く

· 121 min read
gh_20251005_foo1.jpg

前置き

この動画では Foo Fighter を未知の知性体の超先進技術による偵察用小型飛行装置だという観点が強調されている。その根拠は

  • 戦闘機/爆撃機 の機動に完全に追従
  • 人類の技術では再現不可能な飛行パターン
  • 飛行用計器が Foo Fighter の出現時に誤動作した事例があること

…などが挙げられている。

Foo Fighter の正体を解く

以下の機序で発生したのが、Foo Fighter の正体である筈。

  1. 戦闘機/爆撃機 が大気中を高速飛行する
  2. 機体と大気の摩擦により、機体が強烈に帯電
  3. 強烈に帯電した機体の周囲に orb が発生(*1)
  4. orb は帯電した機体の周囲に付き纏った
  5. 機体の周囲を取り囲む大気中の電界パターンの変化に応じて orb は消えたり、高速で飛び去ったり、ジグザグ飛行する
  6. 「打ち込まれた曳光弾が(貫通せずに)吸い込まれた」という証言が錯覚でないとすれば、曳光弾の発光エネルギーが orb に吸収され、発光量が激減し目視できなくなった事が原因。実際は曳光弾は貫通していた。

この仮説が正しければ、なぜ、Foo Fighter の出現事例が第二次世界大戦以後にほぼ皆無となったのか、この説明が必要となる。それは、

  • 第二次世界大戦後、戦闘機/爆撃機 の機体の帯電を防止する技術(金属で機体全体を覆い機体の各部で帯電の差異を生じさせない構造 + 効果的な放電装置)が発達し、少量の帯電でも初期段階から効率的に放電する構造が広く採用された。この構造は雷雲から航空機への直撃落雷に対して大きな効果(=墜落事故回避)が望めるので急速に普及した筈。

…で説明がつく。それゆえ、第二次世界大戦の以後では Foo Fighter との遭遇事例が激減したのだと推測する。

「戦闘機/爆撃機 の機体の帯電を防止する技術が発達」したという事実とその効果…これについて AI の Deep Search で裏付け調査する価値がある(のだが後回しになっている)。2-3年前に(Deep Research 機能をまだ持っていなかった)AI にこの可能性について質問してみたが、要領を得なかった。

(*1)

強く帯電した金属体の周囲に orb が発生する現象は下の過去記事で取り上げた。

gh_20190211_light_ball.jpg

ref: 空中でふたつの光点が絡み合うシーンの動画

川と我が家の間には送電線が架かっています。2マイル離れています。 彼らを乗せてその送電線の下を走っている時、トラ...ルほどスピードを落とし、この送電線の下を通り過ぎる時に窓からそれを見ました。この物体は送電線から6メートルほど上に浮かんでおり、巨大でした。

ref: 1976年9月10日、カリフォルニア:UFO が送電線に干渉(途中:その3)

Bill Pecha が目撃した触手をぶら下げた UFO category: UFO created: 2023-02-05 ---...マイカ・ハンクス 触手と電話線。1976年のカリフォルニア州コルサUFO事件 UFOレポートの問題点の一つは、その多様性にある。つまり、...

ref: 1976-09-10, Colusa, CA : Bill Pecha が目撃した触手をぶら下げた UFO

目次

  1. 前置き
  2. Foo Fighter の正体を解く
    1. (*1)
  3. 要旨
  4. 全体俯瞰
    1. エグゼクティブサマリー
    2. 1. フーファイターの目撃と特徴
    3. 2. 航空機への物理的影響
    4. 3. パイロットの解釈と公式の対応
    5. 4. 専門家の分析と戦後の状況
  5. 第二次世界大戦の謎:「フー・ファイター」現象に関する歴史的調査報告書
    1. 序論:戦争の空に現れた謎の光
    2. 1. 目撃証言の分析:パイロットたちが遭遇した現象
    3. 2. 軍事的文脈と公式の反応
    4. 3. 歴史的考察と結論
    5. 結論
  6. Foo Fighter の特徴
    1. I. 外見、色、および大きさ
    2. II. 異常な挙動と飛行特性
    3. III. 航空機への物理的・電磁気的な影響
    4. IV. 解釈と機密扱い
  7. 目撃証言 : George Bernard Dye, RAF 隊員
    1. 1. フーファイターの異常な挙動と知性の認識
    2. 2. パイロットの感情的・心理的反応
    3. 3. 現象に対する説明の模索(秘密兵器の疑い)
    4. 4. 遭遇後の沈黙
  8. 目撃証言 : Jacques Drabier
    1. I. 驚異的な飛行特性と計器への影響
    2. II. パイロットの反応:理解不能性、無力感、そして怒り
    3. III. 指揮系統の反応と強制的な沈黙
  9. 目撃証言 : Leonard Stringfield
    1. I. 異常な物体と遭遇時の状況
    2. II. 航空機への物理的な影響と反応
    3. III. 遭遇後のオブジェクトの挙動と彼の観察
  10. 目撃証言 : 米夜間戦闘機部隊(415th/416th Squadron)
    1. I. 415th中隊(ハロルド・F・オーグスパーガー司令官)の反応
    2. II. 416th中隊(カール・モリソン司令官とジョージ・シュルツ航法士)の反応
    3. III. パイロットの一般的な反応の文脈
  11. 目撃証言 : Robert May
    1. I. 脅威識別能力の崩壊
    2. II. パイロットの一般的な反応との共通点
  12. 目撃証言 : Maxim Churbakov
    1. I. 戦後におけるフーファイター遭遇の継続
    2. II. 異常な現象と機体への致命的な影響
    3. III. 軍当局の反応とキャリアへの影響
    4. まとめ:沈黙の強制
  13. 現象の時間軸の広がり
    1. 1. 第二次世界大戦中の広範囲な目撃(1942年〜1945年)
    2. 2. 戦後・冷戦期間中の継続的な目撃
    3. 3. 現代に近い時期の遭遇(1991年)
    4. 時間軸の広がりが示唆すること
  14. 情報源
  15. 文字起こし(話者識別)

要旨

AI

第二次世界大戦のパイロットとフーファイター遭遇

この情報源は、第二次世界大戦中に連合軍パイロットが遭遇した‌‌「フーファイター」‌‌と呼ばれる未確認飛行物体(UFO)の目撃証言に焦点を当てています。

‌ジョージ・バーナード・ダイ‌‌や‌‌ジャック・ドラビエ中佐‌‌といった複数の目撃者が、オレンジ色や銀色の円盤状の光体が驚異的な速度と知性を持って航空機に追従したこと、そしてその接近によって‌‌計器が狂った‌‌り、‌‌機体が急降下した‌‌りする影響を詳細に語っています。これらの現象は連合国と枢軸国の両方によって‌‌敵の新型兵器‌‌ではないかと疑われましたが、‌‌ロマン・ソビンスキー‌‌のようなパイロットが発砲しても効果がなく、その正体は‌‌50年経った今もなお不明‌‌であることが強調されています。

歴史家たちは、フーファイターが地球外の‌‌高度な知性によって制御されていた可能性‌‌を示唆しつつも、明確な結論は出ていないとしています。

全体俯瞰

AI

第二次世界大戦中のフーファイター遭遇に関するブリーフィング

エグゼクティブサマリー

本ブリーフィングは、第二次世界大戦中に連合国および枢軸国のパイロットによって多数目撃された、フーファイターとして知られる未確認航空現象に関する証言と分析をまとめたものである。

目撃証言は、オレンジ、赤、白など様々な色に光る球体または円盤状の物体が、航空機に随伴し、急降下、急上昇、高速での方向転換といった、当時の技術水準を遥かに超えるインテリジェントな機動を行ったことを示している。これらの遭遇は、計器の異常作動、無線通信の途絶、機体の急な高度低下といった物理的影響を航空機に及ぼした。

当初、パイロットたちはこれを敵国の新型秘密兵器と推測したが、連合国と枢軸国の双方の諜報機関が調査したものの、その正体を特定することはできなかった。公式な対応は、パイロットの疲労による集団幻覚として片付けるか、あるいは軍事機密として厳格な緘口令を敷くというものであった。

専門家の分析によれば、フーファイターの飛行特性は1940年代の地球の技術では実現不可能であり、高度な知性による誘導の可能性を示唆している。この現象は第二次世界大戦後も報告されており、パイロットのキャリアに悪影響を及ぼす懸念から生まれる「沈黙の規範」が、現代における謎の解明を一層困難にしている。

1. フーファイターの目撃と特徴

第二次世界大戦中、戦闘地域の空域で様々な国籍のパイロットが「フーファイター」と呼ばれる謎の発光体に遭遇した。その特徴は、複数の証言で驚くほど一致している。

1.1. 外見と形状

  • 発光する球体: 最も一般的な描写は、自ら光を放つ球体である。色はオレンジ、黄色、白、赤、緑など様々であった。
    • ジョージ・バーナード・ダイ(イギリス空軍): 「オレンジ色がかった黄色いフットボールのようだった。光っていた。」
  • 円盤状の物体: 一部の証言では、銀色の円盤状の物体として描写されている。
    • ジャック・ドラビエ(フランス空軍中佐): 遠方に3つの銀色の円盤として目撃。そのうちの一つは直径15~25フィート(約4.5~7.6メートル)の円盤のように見えたと語っている。
  • 大きさ: 目撃者によって推定サイズは異なるが、直径1フィート(約30cm)から数フィート、あるいは月ほどの大きさとされるものまで報告されている。
    • ロバート・ルロイ(目撃者): 直径約3フィート(約90cm)の球体だったと証言。
    • レナード・ストリングフィールド(米第5空軍): 直径約15フィート(約4.5メートル)と推測。
    • ロマン・ソビンスキー(パイロット): 接近してきた物体は「月とほぼ同じ大きさ、もしかしたら少し大きかったかもしれない」と述べている。

1.2. 飛行特性と挙動

フーファイターは、当時の航空機では到底不可能な、極めて高度な飛行能力を示した。これらの挙動は、物体がインテリジェントに制御されていることを強く示唆している。

  • 追跡能力: 航空機の複雑な機動に完全に追随した。
    • ジョージ・バーナード・ダイ: 「我々が急降下すると、彼らも追ってきた。我々が旋回し、上昇しても、彼らはついてきた。彼らは状況を制御していた。」
    • カール・モリソン(米第416夜間戦闘飛行隊 司令官): 「我々がそれに向かって旋回すると、それも我々と共に旋回した。我々がそれから離れるように旋回しても、やはり我々と共に旋回した。」
  • 超高速: 驚異的な速度で加速し、移動する能力が報告されている。
    • ジョージ・バーナード・ダイ: 物体が加速した際、「尾から火花のようなものを噴出していた」と述べている。
    • ジャック・ドラビエ: 一つの物体が「稲妻のように」彼らの機体と山の合間を通過し、ジグザグに飛行して消えたと証言。
    • ロマン・ソビンスキー: 物体は「驚異的な速度で、少なくとも45度の角度で」急上昇し、星々の間に消えた。
  • 編隊飛行: 単独だけでなく、複数機が厳密な編隊を組んで飛行することが多かった。
    • リチャード・ヘインズ博士(研究科学者): 「しばしば厳密な編隊を組んで飛行した。これらの飛行力学はすべて、非常に高度な知的レベルの誘導を指し示している。」

2. 航空機への物理的影響

フーファイターとの接近遭遇は、航空機のシステムに深刻な物理的異常を引き起こした事例が複数報告されている。

  • 計器の異常: 最も顕著な影響は、コックピット内の計器が異常な動作を示すことだった。
    • ジャック・ドラビエ: 彼の遭遇時、コックピット内に緑色の光が閃いた直後、「すべての計器が狂ったように動き出した。スペリーコンパスは反時計回りに高速で回転し、他の計器もすべて異常な動きをしていた。」
  • 通信システムの停止: 無線通信が機能しなくなった。
    • ジャック・ドラビエ: 「無線はもはや機能していなかった。」
  • 機体の制御への影響: 航空機が突然高度を失うなど、飛行そのものへの影響も見られた。
    • レナード・ストリングフィールド: 彼の乗ったC-46輸送機は、3つの発光体が接近した際に「突然機体が傾き、約25~50フィート(約7.6~15.2メートル)、あるいはそれ以上、真下に落下した。」
  • 兵器の無力化: 機銃による攻撃が全く効果をなさなかったという証言もある。
    • ロマン・ソビンスキー: 彼の爆撃機の後部銃手が4丁の機関銃で物体を射撃した際、「曳光弾がその標的に吸い込まれていくのが見えた。しかし、弾は貫通も落下もせず、ただ吸い込まれて消えた。」

3. パイロットの解釈と公式の対応

未知の現象に直面したパイロットと軍当局の反応は、困惑と秘密主義に特徴づけられる。

3.1. 当初の解釈:敵国の秘密兵器

多くのパイロットは当初、遭遇した物体をドイツ軍が開発した新型の秘密兵器だと考えた。

  • ジョージ・バーナード・ダイ: レーダーで制御される対空砲弾ではないかと推測した。
  • ジャック・ドラビエ: 「これはドイツの新しい秘密兵器なのか?これでは戦えない。我々は戦争に負けた」と考えた。
  • ロバート・ルロイ: 日本の「ベティ」爆撃機を追う球体を見て、「新しい秘密兵器だと思った」と証言している。

3.2. 軍当局の対応

軍当局の対応は一貫しておらず、報告を無視するか、あるいは極秘事項として処理するかの両極端に分かれた。

  • 報告の黙殺と懐疑: パイロットの報告は、疲労による幻覚として片付けられることがあった。
    • ジャック・ドラビエ: 彼の司令官(CO)は報告書を読むと、「ドクター、この3人を診てくれ。集団幻覚だ。非常に疲れている」と電話で話した。
  • 調査と緘口令: 一方で、事態を深刻に受け止め、調査を行った上で厳格な秘密保持を命じるケースもあった。
    • ジャック・ドラビエ: 彼の部隊は4日間飛行停止となり、VIPによる尋問を受けた後、「君たちは何も見ていないし、何も覚えていない。軍事機密だ」と書かれた書類に署名させられた。
    • マーク・バードソール(UFOマガジン編集者): 英国諜報部もこの現象に関心を持ち、報告書を作成したが、夜間戦闘機や敵爆撃機として分類しようとする試みは「無駄に終わった」と指摘している。

4. 専門家の分析と戦後の状況

戦後、これらの証言は研究者によって分析され、その特異性が指摘されている。

  • 当時の技術水準を超越:
    • リチャード・ヘインズ博士: 「1943年、44年、45年の地球の技術が、我々がここで話しているような飛行力学、エネルギーの封じ込め、長時間の光出力を生み出せるほど進んでいたとは到底思えない」と結論付けている。
  • 地球外知性体の可能性:
    • リチャード・ヘインズ博士: 「フーファイターが、この惑星のものではない高度な知性によって誘導・制御され、製造された可能性がある。しかし、これを証明するのは明らかに困難だ」と述べ、客観的な証拠に基づく研究の継続を主張している。
  • 戦後の目撃と「沈黙の規範」:
    • フーファイター現象は第二次世界大戦後も、朝鮮戦争などで軍用機パイロットによって報告され続けた。
    • しかし、現代のパイロットの間には、UFO遭遇を報告するとキャリアを失うという懸念から「沈黙の規範」が存在する。
    • マキシム・チュルバコフ(元ロシア空軍パイロット): 1991年にUFOに追跡されて機体を失った経験を公にした後、自身のキャリアを絶たれた。この事例は、パイロットが報告を躊躇する理由を明確に示している。

この沈黙の規範により、第二次世界大戦から50年以上が経過した現在でも、フーファイターの謎は未解明のままである。

第二次世界大戦の謎:「フー・ファイター」現象に関する歴史的調査報告書

AI

序論:戦争の空に現れた謎の光

第二次世界大戦は、人類史上類を見ない規模の紛争であったと同時に、航空技術が飛躍的な進歩を遂げた時代でもありました。ドイツのV-1飛行爆弾やイギリスの先進的なレーダー網に代表されるように、連合国と枢軸国は空の覇権をめぐり、絶え間ない技術開発と熾烈な情報戦を繰り広げていました。この革新と猜疑心が渦巻く戦時下の空で、双方のパイロットを困惑させる不可解な現象、すなわち「フー・ファイター」として知られる未確認飛行物体が頻繁に目撃されました。

本報告書の目的は、残されたパイロットたちの目撃証言を詳細に分析し、この謎めいた現象を当時の軍事的・歴史的文脈の中に正確に位置づけることにあります。これらの証言は、単なる戦場の逸話に留まらず、当時の技術水準では説明不可能な事象が存在した可能性を示唆しています。

本報告書では、まずパイロットたちが遭遇した現象の具体的な特徴を一次証言から分析します。次に、この現象が軍当局にどのように解釈され、どのような公式な対応が取られたのかを検証します。最後に、これらの分析を通じて、フー・ファイター現象の歴史的意義を考察し、結論を導き出します。

1. 目撃証言の分析:パイロットたちが遭遇した現象

このセクションでは、国籍や所属を問わず、多くのパイロットによって報告された一次証言を詳細に分析します。これにより、フー・ファイターの共通した特徴と、当時の航空機では再現不可能な特異な挙動を浮き彫りにします。

1.1. フー・ファイターの視覚的特徴と飛行パターン

フー・ファイターの目撃証言は、ヨーロッパ戦線や太平洋戦線といった特定の地域、あるいは特定の軍隊に限定されるものではなく、広範囲にわたって報告されていました。この普遍性は、現象が単一の原因に帰結するものではない可能性を示唆しており、多様な証言を統合的に分析することの重要性を物語っています。

外見の多様性

パイロットたちの証言を総合すると、フー・ファイターは多様な外見を持っていたことが明らかになります。

  • 形状と色彩: イギリス空軍のジョージ・バーナード・ダイ氏は「オレンジ色や黄色がかったフットボールのよう」で「光っていた」と述べています。一方、フランス空軍のジャック・ドラビエ氏は「遠くにある3つの銀色の円盤」として認識しました。アメリカ陸軍航空軍のハロルド・F・オーグスパーガー氏は「白色光」を目撃しましたが、他のパイロットからは「赤色光」や「緑色光」も報告されています。
  • サイズ: アメリカ陸軍のロバート・ルロイ氏は「直径約3フィート(約90cm)のボール」ほどの大きさと証言しています。
  • 詳細な形状: アメリカ陸軍航空軍のレナード・ストリングフィールド氏は「3つの未確認の光球」が「丸みを帯び、涙滴形にも見えた」と記述しています。ストリングフィールド自身が、この涙滴形(teardrop)の見え方は、強い光が網膜に残した残像効果(retinal effect)による可能性があったと推測している点は注目に値します。
超常的な飛行能力

フー・ファイターが示した飛行能力は、当時のいかなる航空機をも凌駕するものでした。

  • 知的追尾能力: ダイ氏は、物体が自機の動きに完全に追随した経験から、「我々が急降下すると彼らも追い、我々が旋回し、上昇してもついてきた」「彼らは知的であるかのようだった」と結論付けています。これは、物体が単に漂流しているのではなく、明確な意図を持って行動していたことを示唆します。
  • 推進システムの示唆: さらに、ダイ氏は物体が加速した際に「尾から火花のようなものを噴出していた」ことも証言しており、何らかの推進システムが存在した可能性を示唆しています。
  • 驚異的な速度と機動性: ドラビエ氏は、物体が「稲妻のように我々の間を通り過ぎ、ジグザグに消えた」と証言しています。また、ポーランド人パイロットのローマン・ソビンスキー氏は、物体が「恐ろしいほどの速度で45度の角度で上昇し、星々の間に消えた」と報告しており、その加速力と機動性は常軌を逸していました。
  • 捕捉不能性: 第416夜間戦闘機中隊のジョージ・シュルツ氏は、当時最速級の航空機の一つであった時速約833km(450ノット)のモスキート機でも「全く追いつけなかった」と述べています。同部隊のカール・モリソン氏は、機体を旋回させて照準器で捉えようと試みましたが、「決して捉えることはできなかった」と証言しており、フー・ファイターが当時の戦闘機では対抗不可能な存在であったことを裏付けています。

これらの証言から浮かび上がるのは、単なる自然現象やパイロットの誤認、あるいは既知の航空機では説明が困難な、高度な技術的特性を持つ飛行物体の姿です。そして、これらの物体は単に飛行するだけでなく、時には軍用機に直接的な影響を及ぼすこともありました。

1.2. 直接的干渉:物理的影響と交戦記録

フー・ファイターは、単に受動的な目撃対象に留まりませんでした。複数の報告では、航空機の計器や乗組員に直接的な影響を及ぼした事例や、交戦に至った事例が記録されています。これらの事例は、現象がパイロットにとって現実的な脅威であったことを示しています。

電磁的干渉の事例

フランス空軍のジャック・ドラビエ中佐が経験した事例は、フー・ファイターが強力な電磁的影響を及ぼした可能性を示唆しています。

  • 計器の異常: 物体が接近した際、彼の搭乗機の「スペリーコンパスが反時計回りに回転」し、「他のすべての計器が狂ったように動いた」と報告されています。
  • 通信の途絶: 同時に、「無線はもはや機能していなかった」ため、僚機との連携も不可能になりました。
  • 原因の推測: ドラビエ中佐は後年、この現象の原因を「高レベルの磁場」によるものだと推測しています。
航空機への物理的影響

日本の公式降伏の3日前に、占領軍の先遣隊として日本本土に向かっていたアメリカ陸軍航空軍のレナード・ストリングフィールド氏の証言は、フー・ファイターの接近が航空機の飛行安定性や機体そのものに物理的な影響を与えた可能性を示しています。彼の搭乗していたC-46輸送機は、3つの光球が接近した直後、「突然揺れ、約25から50フィート、あるいはそれ以上真っ直ぐに落下した」とされています。さらに、着陸後に機体を確認したところ、「左エンジンからオイルが機体に飛び散っていた」ことが判明しました。このオイル漏れとフー・ファイターとの直接的な因果関係は不明ですが、異常事態が重なったことは注目に値します。

交戦記録

ローマン・ソビンスキー少尉が操縦するウェリントン爆撃機は、フー・ファイターとの交戦を経験しました。

  1. オランダ上空を飛行中、後方から月ほどの大きさにみえる物体が接近。ソビンスキー氏は当初、これを機首にサーチライトを装備したドイツ軍の夜間戦闘機と推測しました。
  2. 彼は後部銃座の銃手に対し、4丁の機関銃で曳光弾を発射するよう命令しました。
  3. しかし、攻撃は全く効果がありませんでした。ソビンスキー氏の言葉を借りれば、「曳光弾はただ吸い込まれるだけで、それで終わりだった」のです。
  4. その後、物体は驚異的な速度で機体の側面に移動。再度、前方と後方の両銃座から攻撃を加えましたが、同様に全く効果は見られませんでした。
  5. 最終的に、物体は高速で離脱し、夜空に消え去りました。

これらの事例は、フー・ファイターが当時の軍用機に対して物理的・電磁的な干渉能力を持ち、通常兵器による攻撃に対しては全くの無敵であった可能性を強く示唆しています。このような理解不能な脅威に対し、軍当局がどのように認識し、対処しようとしたのかが次の焦点となります。

2. 軍事的文脈と公式の反応

フー・ファイター現象は、戦時下の軍隊および情報機関にとって、無視できない異常事態でした。このセクションでは、当時の軍隊がこの現象をどのように受け止め、どのような仮説を立て、最終的にいかなる対応を取ったのかを検証します。

2.1. 「秘密兵器」仮説とその限界

第二次世界大戦は、敵国が開発する「秘密兵器」に対する絶え間ない警戒と恐怖に満ちた時代でした。ドイツのV-1飛行爆弾や連合国のレーダー開発など、戦況を一変させうる新技術が次々と登場した背景から、パイロットや司令部が未知の飛行現象を敵の新兵器と見なすことは、極めて自然な反応でした。

パイロットたちの初期解釈

実際に、多くのパイロットはフー・ファイターを敵国の兵器だと考えていました。

  • イギリス空軍のジョージ・バーナード・ダイ氏は、当初「レーダーで制御された対空砲弾ではないかと考えた」と述べています。
  • フランス空軍のジャック・ドラビエ氏は、「ドイツの新しい秘密兵器か? これでは戦争に負けてしまう」と深刻な懸念を抱きました。
  • アメリカ陸軍のロバート・ルロイ氏もまた、「新しい秘密兵器を見たと思った」と証言しています。
仮説の限界

当初は説得力を持っていた「秘密兵器」仮説ですが、報告の全体像が明らかになるにつれて、その矛盾点が露呈しました。

  • 普遍性: 最大の矛盾点は、この現象が敵味方を問わず報告されていたことです。研究科学者のリチャード・ヘインズ博士が指摘するように、「ドイツ兵や船上の水兵、地上の砲兵大隊など、戦争のあらゆる側面の兵士が同じものを報告していた」のです。
  • 地理的範囲: 目撃はヨーロッパ戦線に限定されませんでした。ニューヨーク・タイムズ紙が報じたように、日本の本土上空を飛行中のB-29爆撃機も同様の物体に遭遇しており、その目撃範囲は全世界的でした。

敵味方双方の戦線で、かつ世界中で目撃されているという事実は、この現象が単一国家の秘密兵器であるという仮説を根本から揺るがしました。ドイツの秘密兵器であれば連合国側でのみ、連合国の秘密兵器であれば枢軸国側でのみ目撃されるはずであり、この普遍性は説明不可能でした。

当初最も有力視された「秘密兵器」仮説は、報告の全体像が明らかになるにつれて成り立たなくなりました。この世界中で目撃された現象は、フランス語の「火(feu)」に由来するとされる「フー・ファイター」という通称で知られるようになり、説明不能な脅威として情報機関の注意を引くこととなったのです。

2.2. 情報機関の関与と機密扱い

説明不能な現象に対し、軍の情報機関が国家安全保障の観点からどのように取り組んだのかを検証することは重要です。公式な記録は乏しいものの、断片的な証言からその対応の輪郭を推し量ることができます。

情報機関による調査の試み

UFOマガジン編集長のマーク・バーズオール氏によれば、「英国諜報部も関心を持ち、報告書を発表した」とされています。彼らはこの現象を既存の兵器カテゴリーに「分類しようと懸命に努力したが、無駄だった」といい、情報機関が現象の解明を試みたものの、その正体を特定できなかったことが示唆されています。

機密指定と厳格な情報統制

ジャック・ドラビエ中佐の体験は、軍当局の対応がどのように変化したかを具体的に示しています。

  1. 初期対応: ドラビエ氏らが報告を提出した当初、彼の司令官(CO)は「集団幻覚」と見なし、疲労によるものとして片付けようとしました。
  2. 高官の介入: しかし、その直後に複数のVIP(要人)が基地を訪れ、ドラビエ氏らは隔離された部屋で詳細な尋問を受けました。
  3. 機密保持命令: 尋問の末、彼らは高官から「君たちは何も見ていないし、何も覚えていない。これは軍事機密だ」と告げられ、その旨を記した書面に署名させられました。これにより、この件に関する厳格な緘口令が敷かれたのです。

現場パイロットの報告は、当初は疲労による幻覚として処理されかけたものの、最終的には高レベルでの関心事となり、厳格な情報統制の対象となりました。この事実は、軍当局がこの現象を単なる誤認や自然現象とは考えておらず、その正体不明性そのものを安全保障上のリスクと捉えていたことを強く示唆しています。

3. 歴史的考察と結論

第二次世界大戦中に発生したフー・ファイター現象は、単なる戦時中の奇妙な逸話に留まるものではありません。それは、科学技術史と軍事史の双方において、単純な分類を許さない特異なアノマリーとして、今日なお研究の対象となっています。

当時の技術水準を超えた存在

研究科学者のリチャード・ヘインズ博士は、専門的な見地から次のように結論付けています。「1943年、44年、45年の地球の技術が、我々が話しているような飛行力学、エネルギーの封じ込め、長時間の光出力を生み出せるほど進んでいたとは到底思えない」。この見解は、目撃されたフー・ファイターが、当時の連合国・枢軸国のいずれの既知の技術でも説明不可能であったことを明確に示しています。知的追尾能力、瞬間的な加速と方向転換、そして通常兵器への完全な耐性。これらは、当時の航空技術の常識を遥かに超えるものでした。

歴史的意義の総括

フー・ファイター現象の歴史的意義は、以下の三点に集約されます。

  1. 世界規模での最初のUFO目撃事例: これは、記録に残る最初の世界規模でのUFO(未確認飛行物体)目撃事例群と言えます。
  2. 信頼性の高い証言: 目撃者は、戦争という極限状況下で冷静な判断力を求められる、高度に訓練された観測者(パイロット)たちでした。彼らの報告が敵味方を問わず多数存在することは、この事例群の信頼性を著しく高めています。
  3. 公式な関与と機密扱い: 軍の情報機関が調査に着手したにもかかわらず、その正体は特定されませんでした。そして、多くの事例が「軍事機密」として封印された事実は、当局がこの現象を軽視していなかったことの何よりの証拠です。

結論

第二次世界大戦中のフー・ファイターは、人類がその最新技術を結集して争っていた戦場においてさえ、完全に理解不能な存在として出現しました。連合国も枢軸国も、それが自国の兵器でも敵国の兵器でもないことを認識していましたが、その正体を解明することはできませんでした。最終的にこの現象は、戦争の混乱の中に埋もれ、歴史上最も不可解で、かつ広範囲に目撃された謎の一つとして残りました。

ヘインズ博士が提唱するように、先入観を排して「証拠自体に語らせ、チップがどこに落ちるかを見守る」という姿勢こそが、この未解決の問題に臨む上で最も重要であると言えるでしょう。第二次世界大戦という極限の状況下で記録されたこの現象は、既知の技術パラダイムに対する歴史的挑戦状として、今なおその意味を問い続けているのである。

Foo Fighter の特徴

AI

第二次世界大戦中のフーファイター遭遇という文脈において、これらのソースは、目撃された現象やその特徴について、‌‌既知の技術や航空機では説明できない、インテリジェントな挙動と驚異的な能力‌‌を持つ物体であったことを示唆しています。

以下に、ソースに基づいたフーファイターの主要な現象と特徴を詳述します。

I. 外見、色、および大きさ

フーファイターの目撃情報は、その形状、色、およびサイズにおいて多様な報告がなされていますが、共通して「光る球体」として記述されています。

  • ‌色と輝き:‌
    • それらは‌‌光り輝く‌‌物体(glowing, luminous balls of light)でした。
    • RAFのパイロットは、‌‌オレンジがかった黄色いフットボール‌‌のようだったと述べています(黄色、少しオレンジが混ざっている)。
    • リチャード・ヘインズ博士によると、パイロットたちはしばしば‌‌オレンジや赤‌‌の光る球体を報告しました。
    • ある目撃者は、‌‌白い光‌‌を見た一方で、他の人々は‌‌赤い光‌‌や‌‌緑の光‌‌を見たことを報告しています。
    • フランス空軍のパイロットは、遠方では‌‌3つの銀色の円盤‌‌のように見え、そのうちの1つが「クラッシュするような緑、青、赤、すべてのもの」を背後に伴いながら円を描いたと述べています。
    • ロバート・ルロイ氏は、‌‌色が変わる‌‌球体を目撃しました。
  • ‌形状とサイズ:‌
    • RAFのパイロットにとっては「オレンジがかった黄色いフットボール」のようでした。
    • ある目撃者は、形状を正確に判別できなかったものの、‌‌丸みを帯びているか、あるいは涙滴のような形‌‌に見えたと述べています。
    • サイズについては、‌‌直径1フィートから6フィート‌‌の範囲で報告されることが多かった一方で、レナード・ストリングフィールド氏は自身の目撃した物体について、‌‌直径15フィート‌‌程度(10フィートから20フィートの可能性もある)ではないかと推測しています。
    • ジャック・ドラビエ氏は、‌‌直径15フィートから25フィート‌‌の‌‌円盤‌‌のような物体が下を通過したと記憶しています。
    • ローマン・ソビンスキー氏は、約200ヤードの距離で、その物体が‌‌月とほぼ同じ大きさか、あるいは少し大きい‌‌程度に見えたと報告しています。

II. 異常な挙動と飛行特性

フーファイターの行動は、当時の航空機技術をはるかに超える「知的な制御」を示唆しています。

  • ‌追跡と制御:‌
    • RAFのパイロットがダイブ、ツイスト、または上昇した際、フーファイターは‌‌追跡し続け‌‌、‌‌知性を持っているかのよう‌‌に見えました。彼らは「コントロールしている」ように見えたとされています。
    • 航空機がフーファイターに向かって旋回しても、フーファイターは‌‌共に旋回‌‌し、離れても‌‌追従‌‌しました。
    • 目撃者は、それらが‌‌地上から上昇‌‌し、航空機の高度まで急速に加速し、そして非常に素早く‌‌水平飛行‌‌に移ったと述べています。
    • 多くの場合、これらの物体は航空機の側にとどまりました。
  • ‌速度と機動性:‌
    • ある時には、フーファイターは‌‌さらなるスピードを上げた‌‌と報告されています。加速した際、‌‌尾部から火花や何らかのものが放出されていた‌‌ことが特筆されています。
    • 英軍のモスキート機(450ノット可能)が加速して接近を試みても、‌‌追いつくことはできませんでした‌‌。
    • 円盤状の物体がパイロットの近くを通過した際、「‌‌稲妻のように‌‌」ジグザグに飛行し、その後消えたと報告されています。
    • ローマン・ソビンスキー氏が遭遇した物体は、‌‌驚異的なスピード‌‌で突然位置を変え、その後‌‌少なくとも45度の角度で途方もないスピード‌‌で飛び去り、星々の間に消えました。
  • ‌編成と消滅:‌
    • フーファイターは、単体で飛行することもあれば、‌‌2機組、3機組、または4機組‌‌で、しばしば‌‌厳格な編隊‌‌を組んで飛行しました。これは重要な点だとヘインズ博士は指摘しています。
    • 物体が突然‌‌消滅‌‌する現象も報告されており、銀色の円盤のうち2つは「青空の中で消滅」しました。
    • レナード・ストリングフィールド氏の目撃では、航空機が突然降下すると、物体は‌‌雲の中に後退し、消えていきました‌‌。

III. 航空機への物理的・電磁気的な影響

フーファイターが接近した際、航空機自体や搭載機器に重大な異常が発生しました。

  • ‌機器の誤作動:‌
    • 物体がパイロットの近くを通過した際、操縦席の‌‌計器類がすべて狂った‌‌と報告されています。特に、スパーリー・コンパスは反時計回りに高速で回転し、他の計器も異常な動きを見せました。
    • ‌無線が機能しなくなり‌‌、レーダーや航法装置も使えなくなりました。
    • この現象は‌‌非常に高いレベルの磁場‌‌によるものではないかと推測されています。
    • 機体内の計器類は、遭遇から1時間後でも異常をきたしており、整備士がすべて取り外さなければならないほどでした。
  • ‌機体の動き:‌
    • レナード・ストリングフィールド氏の乗っていた輸送機は、フーファイターが接近した結果、‌‌突然25フィートから50フィート(あるいはそれ以上)まっすぐ降下‌‌しました。
    • ジャック・ドラビエ氏の遭遇では、機体の両翼が急激に跳ね上がり、乗組員が混乱しました。

IV. 解釈と機密扱い

パイロットたちはこれらの現象を、既知の敵機として認識できませんでした。

  • ‌対抗不能性:‌
    • パイロットたちは、フーファイターを追跡しようとしても‌‌照準を合わせることさえできず‌‌、追いつくこともできませんでした。
    • ローマン・ソビンスキー氏が曳光弾で射撃を試みた際、砲弾は標的の中に入り込むだけで、‌‌落下することも、弾かれることもなく、ただ消滅‌‌しました。
    • あるパイロットは「我々はこれと戦うことはできない」「我々は戦争に負けた」と感じるほどの無力感を覚えました。
  • ‌パイロットの憶測:‌
    • 初期には、これが‌‌ドイツの秘密兵器‌‌や‌‌レーダー制御された対空砲弾‌‌ではないかという憶測がパイロット間で存在しました。連合国側はナチスの兵器だと考え、ナチス側は連合国の兵器だと考えていました。
  • ‌公式の反応と機密化:‌
    • 目撃報告は当初、指揮官によって‌‌集団幻覚‌‌や‌‌疲労‌‌によるものと処理されかけましたが、後にVIPが調査に来て、「君たちは正当なものを見た。狂ってなどいない」と確認されました。
    • しかし、その後、パイロットたちは‌‌軍事機密‌‌として、見たことを忘れ、何も見ていないという文書に署名させられました。
  • ‌技術レベルの評価:‌
    • リチャード・ヘインズ博士は、1943年、44年、45年当時の‌‌地球上の技術‌‌では、フーファイターに見られるような‌‌飛行力学、エネルギーの封じ込め、長時間の発光‌‌を生み出すほど高度ではなかったと考えています。
    • ヘインズ博士は、フーファイターが‌‌この惑星のものではない高度な知性‌‌によって誘導、制御、創造された可能性に言及していますが、証明は難しいとしています。

これらの目撃情報が示すのは、第二次世界大戦の激しい軍拡競争と技術開発の最中に、連合国・枢軸国の両軍が既存の枠組みでは分類も対抗もできない、‌‌知性によって制御されているように見える‌‌異常な航空現象に遭遇していたという事実です。

目撃証言 : George Bernard Dye, RAF 隊員

AI

第二次世界大戦中のフーファイター遭遇におけるパイロットと関係者の反応というより大きな文脈において、‌‌RAF隊員ジョージ・バーナード・ダイ氏(George Bernard Dye)‌‌の証言は、‌‌恐怖、既知の技術を超えた知的な挙動の認識、そして現象に対する説明の模索、そしてその後の沈黙‌‌という、当時のパイロットたちが共通して経験した核心的な要素を捉えています。

以下に、ソースに基づき、ダイ氏の目撃情報とその反応が示す点を説明します。

1. フーファイターの異常な挙動と知性の認識

ダイ氏は、遭遇した物体が通常の航空現象や敵の兵器とは異なる、‌‌意図的で知的な制御‌‌を示していたことを強調しています。

  • ‌外見と追跡:‌‌ ダイ氏によると、フーファイターは‌‌光り輝くオレンジがかった黄色いフットボール‌‌のようでした。そして、それらは突然、彼らの航空機を‌‌追跡し始めた‌‌ (following us) と報告しています。
  • ‌知的な追従:‌‌ 航空機がダイブ、ツイスト、あるいは上昇しても、フーファイターは‌‌追従し続けました‌‌ (they followed us)。ダイ氏は、この挙動を見て、それらは‌‌知性を持っているかのよう‌‌であり (just as though they were intelligent)、彼ら(フーファイター)が‌‌コントロールしている‌‌ように見えた (they were in control) と感じました。
  • ‌驚異的な加速:‌‌ 彼らが約15マイル追跡され、高度を14,000フィート失った後、フーファイターはフェードアウトし始めましたが、時には‌‌さらなるスピードを出した‌‌ (put on extra speed) と述べています。加速した際には、‌‌尾部から火花や何らかのものが出ていた‌‌ことも特筆されています。

2. パイロットの感情的・心理的反応

ダイ氏の証言は、遭遇時の強い‌‌恐怖と無力感‌‌を反映しています。

  • ‌報復への恐れ:‌‌ ダイ氏らは、もし自分たちがこれらの物体にぶつかれば、‌‌反撃され破壊されるかもしれない‌‌ (frightened you might hit these things and they hit us back and retaliate and destroy us) という恐怖を感じていました。これは、単なる敵機ではなく、未知の、あるいは制御不能な力に対する不安を示しています。

3. 現象に対する説明の模索(秘密兵器の疑い)

ダイ氏は、他の連合国パイロットと同様に、この現象を戦争の文脈で理解しようと試みました。

  • ‌推測:‌‌ ダイ氏は、フーファイターが敵側の嫌がらせ (nuisance) ではないかと考える中で、おそらく‌‌ロケット‌‌ではないか、あるいは特に‌‌レーダー制御された対空砲弾‌‌ (controlled anti-aircraft shells, controlled by radar) ではないかという可能性を推測しました。
    • 文脈: これは、当時のパイロットの一般的な反応と一致しています。ロバート・ルロイ氏も当初「新しい秘密兵器」だと考えたように、連合国側はナチスの兵器だと疑い、ナチス側は連合国の兵器だと疑っていました。

4. 遭遇後の沈黙

ダイ氏の証言において重要なのは、異常な現象を経験した後にもかかわらず、その後の公式および非公式の場で‌‌話題にされなかった‌‌という点です。

  • ‌誰も言及しない:‌‌ ダイ氏は、彼が推測した「制御された対空砲弾」の可能性も含め、「‌‌誰もこのことについて話したことがない‌‌」 (no one's ever spoken about this) と述べ、「‌‌その後も何も言及されていない‌‌」 (nothing's been mentioned about this since, has there?) と疑問を呈しています。
    • 文脈: これは、フランス空軍のジャック・ドラビエ中佐が経験したように、遭遇報告が当初「集団幻覚」として片付けられ、後に高官が関与したものの、結局は‌‌軍事機密‌‌として「何も見ていない」という文書に署名させられ、事実が隠蔽された という、当時の軍の対応と「沈黙の規範 (code of silence)」 を裏付けるものです。ダイ氏の事例がどのような公式処理を経たかは明確ではありませんが、「誰も言及しない」という事実は、この現象が‌‌軍事情報として深く埋もれた‌‌ことを示唆しています。

目撃証言 : Jacques Drabier

AI

第二次世界大戦中のフーファイター遭遇における‌‌仏空軍中佐ジャック・ドラビエ氏(Jacques Drabier)‌‌の証言は、パイロットが経験した現象の‌‌物理的な異常性‌‌、それに対する‌‌指揮官の当初の否定的反応‌‌、そして最終的な‌‌軍事機密としての隠蔽プロセス‌‌という、この出来事の全貌を伝える極めて重要な事例として、ソースに記されています。

以下は、パイロットと関係者の反応という文脈において、ドラビエ氏の遭遇が示唆する点です。

I. 驚異的な飛行特性と計器への影響

ドラビエ氏の目撃は、物体が従来の航空技術をはるかに超える能力を持ち、航空機の計器に甚大な物理的影響を及ぼしたことを示しています。

  • ‌異常な外見と消滅:‌‌ 遠方では‌‌3つの銀色の円盤‌‌のように見えました。そのうち2つは「‌‌青空の中で消滅‌‌」し、残りの1つは‌‌クラッシュするような緑、青、赤‌‌の光を背後に伴いながら‌‌大きな円‌‌を描きました。
  • ‌信じられない速度と機動性:‌‌ その物体は、彼らの航空機と山の間を「‌‌稲妻のように‌‌」通過し、‌‌ジグザグ‌‌に飛行した後、消えていきました。彼は、‌‌直径15フィートから25フィート‌‌程度の‌‌円盤‌‌のような物体が自分たちの下を通過したと記憶しています。
  • ‌物理的な影響:‌‌ 物体が通過した際、操縦席内は一瞬(1秒にも満たない時間)‌‌緑色の光‌‌に包まれました。さらに、彼の乗っていた航空機の‌‌計器類はすべて狂って‌‌しまいました。
  • ‌電磁気的干渉:‌‌ スパーリー・コンパスは‌‌反時計回りに高速で回転‌‌し、他のすべての計器も異常な動きを見せました。また、‌‌無線は機能しなくなり‌‌、「レーダーも何も、航法装置も」使えなくなりました。
  • ‌磁場による損傷:‌‌ ドラビエ氏は現在(証言時)、この現象は‌‌非常に高レベルの磁場‌‌によるものだと理解していると述べており、幸いマグネトーは動き続けていたと述べています。
  • ‌機体の動きと恐怖:‌‌ 物体の通過によって、彼の‌‌両翼が急激に跳ね上がり‌‌、乗組員は混乱して「何が起こっているんだ?」と叫びました。

II. パイロットの反応:理解不能性、無力感、そして怒り

ドラビエ氏の最初の反応は、この現象を既知の敵の技術と結びつけようとする試みと、それが不可能であることへの強い無力感でした。

  • ‌秘密兵器の疑いと疑問:‌‌ 彼は当初、「これは‌‌ドイツの秘密兵器‌‌なのか、新しい秘密兵器なのか」と考えました。しかし、ブリーフィングや情報機関は「そのようなものは何もない」と伝えていたため、「これは何だ?」という疑問を抱きました。
  • ‌戦争終結の認識:‌‌ 彼は、自らの航空機(450マイルの速度で飛行可能)を持ってしても、この物体に「‌‌我々は戦うことができない‌‌」と判断し、「‌‌我々は戦争に負けた‌‌」と感じるほどの無力感を覚えました。

III. 指揮系統の反応と強制的な沈黙

ドラビエ氏の事例は、軍当局がどのようにして異常な目撃情報を処理し、隠蔽したかを具体的に示しています。

  • ‌報告と初期の却下:‌‌ 彼らが着陸後、正確な報告書を作成したところ、指揮官(CO)はそれを読み、「ドクター、この3人を診る必要がある、彼らは‌‌集団幻覚‌‌にかかっており、‌‌非常に疲れている‌‌」と電話で伝えました。
  • ‌パイロットの抵抗:‌‌ ドラビエ氏はこれに激怒し、指揮官に対し、何が起こっているのか知っているはずだと詰め寄り、‌‌飛行機内の計器が狂ったまま‌‌になっている証拠を見せました(遭遇から1時間後のこと)。
  • ‌公式の確認と機密化:‌‌ その後、彼らは4日間飛行停止となり、2日目には‌‌VIP‌‌(大佐とその上官)がやってきて尋問を受けました。VIPは彼らに対し、「諸君らは狂ってなどいない、幻覚を見ているのではない、‌‌正当なものを見た‌‌ (you have seen the right things)」と確認しました。
  • ‌軍事機密の署名:‌‌ しかし、その直後、彼らは「‌‌何もかも覚えていない、何も見ていない‌‌」という内容の文書に署名させられました。彼らは、「‌‌軍事機密‌‌」として、もし従わなければ「君たちの戦争は終わる」と警告されました。

ドラビエ氏の経験(1945年)は、フーファイターの遭遇が単なるパイロットの錯誤として片付けられそうになりながらも、物理的な証拠(狂った計器)によって真実性が確認されたものの、最終的には‌‌軍の統制を維持するため‌‌に、高度な機密のベールに覆い隠されたプロセスを明確に示しています。

目撃証言 : Leonard Stringfield

AI

レナード・ストリングフィールド氏の証言は、フーファイターの遭遇が、夜間戦闘機のパイロットだけでなく、‌‌情報将校‌‌という立場の人間にも目撃され、‌‌航空機の物理的な性能に直接影響を与えた‌‌稀有な事例として、パイロットと関係者の反応という文脈で非常に重要です。

ストリングフィールド氏は、‌‌第5空軍に所属し、情報(intelligence capacity)の任務‌‌に従事していました。彼は、日本の正式降伏の3日前に日本に最初に乗り込むように指定された部隊の一員として、C-46輸送機に搭乗していました。

以下に、ストリングフィールド氏の目撃情報と、それに対する彼の反応や観察が示す点を詳述します。

I. 異常な物体と遭遇時の状況

ストリングフィールド氏は、イエシマ島(I-E-S-H-I-M-A)と硫黄島(Iwo Jima)間の飛行中にフーファイターに遭遇しました。

  • ‌目撃された現象:‌‌ 彼は、航空機の左側から前方を見て、‌‌三つの未確認の光る球体‌‌(three unidentified balls of light)と遭遇しました。
  • ‌外見とサイズ:‌‌ 物体は‌‌重い雲の塊‌‌から現れ、機体に向かって斜め前方に移動していました。彼は正確な形を識別できませんでしたが、‌‌丸みを帯びているか、あるいは涙滴のような形‌‌に見えたかもしれないと述べています。色は‌‌非常に鮮やかで明るかった‌‌(brilliant in color and very bright)です。彼は、物体が‌‌直径15フィート‌‌程度ではないかと推測していますが、10フィートから20フィートの可能性もあるとして、これは単なる推測であると述べています。
  • ‌距離と持続時間:‌‌ 目撃時間は短く、おそらく30秒以内でした。物体は機体から約100フィート(またはそれ以上)離れた、‌‌比較的近い距離‌‌まで接近しました。

II. 航空機への物理的な影響と反応

ストリングフィールド氏の遭遇で最も特筆すべきは、‌‌フーファイターの接近によって機体が物理的に影響を受けた‌‌という点です。

  • ‌突然の降下:‌‌ 物体が機体に接近した際、「‌‌我々の飛行機は突然急降下し、約25フィートから50フィート、あるいはそれ以上、真っ逆さまに落ちた‌‌」と述べています。
  • ‌原因の判断:‌‌ 彼は、この突然の降下は、目撃した‌‌フーファイターの近接による結果‌‌であると、自らの意見として確信しています。
  • ‌コックピット内の混乱:‌‌ 彼は後部に座っていたため詳細にはアクセスできませんでしたが、機体の操縦室で「‌‌何らかの動揺‌‌」があったと述べています。
  • ‌後日の確認:‌‌ 飛行機を降りた後、彼は機体に搭乗していた乗組員の一人とこの件について話し、その乗組員はパイロットが当時の‌‌機体の性能について懸念を抱いていた‌‌ことを確認しました。

III. 遭遇後のオブジェクトの挙動と彼の観察

  • ‌オブジェクトの消失:‌‌ 航空機が突然降下した時、オブジェクトは突然‌‌姿を消し‌‌、雲の中に退却して見えなくなりました。
  • ‌安全な帰還と観察:‌‌ その後、機体は失った高度を取り戻し、安全に硫黄島に着陸しました。
  • ‌付随的な損傷の観察:‌‌ ストリングフィールド氏は、硫黄島で飛行機を降りた際、‌‌左エンジンから機体の側面に油が飛び散っている‌‌のを確認しましたが、これがフーファイターと関係があったかどうかは分からない、と注意深く述べています。

情報将校であるストリングフィールド氏は、単に光を見ただけでなく、‌‌光が物理的な力(磁場やエネルギーなど)を伴って機体に作用し、計器類が狂う(ドラビエ氏の事例)のではなく、機体そのものを動揺させた‌‌という極めて重要な証拠を提供しました。彼の役割(情報員)は、遭遇を客観的に報告し、現象とその後の機体の異常(油の飛び散りなど)を結びつけようとする、冷静な観察者としての姿勢を裏付けています。

目撃証言 : 米夜間戦闘機部隊(415th/416th Squadron)

AI

第二次世界大戦中のフーファイター遭遇におけるパイロットと関係者の反応という文脈において、‌‌米夜間戦闘機部隊(41第二次世界大戦中のフーファイター遭遇におけるパイロットと関係者の反応という文脈において、‌‌米夜間戦闘機部隊(415th/416th Squadron)‌‌の証言は、フーファイターが‌‌敵機として対処できない驚異的な機動性と、パイロットの主観的な解釈が多様であること‌**‌を示しています。

これらの部隊は、主に夜間任務中にフーファイターに遭遇しており、その反応と観察は以下の点に集約されます。

I. 415th中隊(ハロルド・F・オーグスパーガー司令官)の反応

415th夜間戦闘機中隊の指揮官である‌‌ハロルド・F・オーグスパーガー氏(Harold F. Augspurger)‌‌の報告は、フーファイターの外見と、目撃情報が持つ多様性に焦点を当てています。

  • ‌目撃時期と現象:‌‌ 彼らの目撃は、1944年の11月か12月頃に発生しました。彼らは、航空機の翼の近くを飛ぶ‌‌光の球体‌‌を目撃しました。
  • ‌色の多様性:‌‌ オーグスパーガー氏自身が目撃したのは‌‌白い光‌‌でした。しかし、他の多くの隊員は‌‌赤い光‌‌や‌‌緑の光‌‌を見たことを報告しています。
  • ‌追跡の試みと失敗:‌‌ 報告者の中には、フーファイターを‌‌追いかけようとした‌‌者もいましたが、‌‌決して捕まえることはできませんでした‌‌。

II. 416th中隊(カール・モリソン司令官とジョージ・シュルツ航法士)の反応

416th夜間戦闘機中隊のパイロットの反応は、フーファイターが‌‌知的な制御‌‌を持っているように見える異常な機動性と、当時の最速の航空機をもってしても対応できなかったという無力感を明確に示しています。

  • ‌異常な追従と回避不能性(カール・モリソン氏):‌
    • 司令官の‌‌カール・モリソン氏‌‌は、彼らがフーファイターの方向へ旋回すると、フーファイターも‌‌共に旋回した‌‌と述べています。
    • また、彼らがフーファイターから離れるように旋回しても、フーファイターは‌‌追従し続けた‌‌(still turn with us)。
    • モリソン氏は‌‌ガンサイト(照準器)を合わせて‌‌フーファイターを捉えようと試みましたが、‌‌決して捉えることはできませんでした‌‌。この試みは、パイロットがフーファイターを真の脅威、あるいは少なくとも交戦可能な物体として認識していたことを示しています。
  • ‌高速性能の限界(ジョージ・シュルツ氏):‌
    • 航法士の‌‌ジョージ・シュルツ氏‌‌は、彼らが搭乗していた‌‌英国のモスキート‌‌(Mosquito)は‌‌450ノット‌‌(時速約518マイル/834km)を出すことが可能であったと述べています。
    • 彼らは「‌‌何度も全速力で加速‌‌」し、フーファイターに接近しようと試みましたが、「‌‌一度も近くに寄ることはできませんでした‌‌」。これは、フーファイターが当時の最先端の夜間戦闘機よりもはるかに高い速度性能を持っていたことを裏付けています。
  • ‌現象の解釈に対する疑問(ジョージ・シュルツ氏):‌
    • シュルツ氏は、フーファイターが‌‌想像、幻覚、地球外生命体、またはドイツの地上管制下の物体‌‌であったかについては、今なお「本は開かれたまま(結論が出ていない)」であると述べています。
    • 彼は50年間経った今でも、「‌‌未確認飛行物体(UFO)‌‌」であるという認識を変えるものを見ていない、と結論付けています。

III. パイロットの一般的な反応の文脈

これらの米夜間戦闘機部隊の反応は、当時のパイロットがフーファイターを以下のように認識していたという、より大きな文脈を補強します。

  1. ‌敵の秘密兵器の疑い:‌‌ 彼らは当初、フーファイターをドイツ側の‌‌地上管制下の物体‌‌や‌‌秘密兵器‌‌である可能性を模索しました(シュルツ氏の言及、およびダイ氏やドラビエ氏の当初の憶測と一致)。
  2. ‌既知の技術の限界:‌‌ 彼らは機体の性能を最大限に発揮しても追いつけず、追跡や照準が不可能であったことから、‌‌この現象が既存の航空力学や兵器技術の枠を超えている‌‌ことを経験的に理解していました(シュルツ氏、モリソン氏の証言)。
  3. ‌公式な沈黙の必要性:‌‌ シュルツ氏が「幻覚」や「想像」の可能性に言及している点は、ジャック・ドラビエ氏の遭遇後に指揮官が「集団幻覚」として片付けようとした初期の軍の反応と相まって、パイロットが自身の証言の信憑性について常に懐疑的な目を向けられていたことを示唆しています。

目撃証言 : Robert May

AI

ロバート・メイ氏(Robert May)は、第二次世界大戦の最後の2年間、B-24爆撃機の‌‌尾部銃手(tail gunner)‌‌を務めていた目撃者であり、彼の証言は、フーファイターが当時の熟練した航空機搭乗員にとって‌‌専門知識をもってしても識別不能な物体‌‌であったという、パイロットの一般的な困惑と無力感を明確に示しています。

パイロットと関係者の反応というより大きな文脈において、これらのソースがメイ氏について言おうとしていることは以下の通りです。

I. 脅威識別能力の崩壊

メイ氏は、ドイツ戦線後方への銃器と弾薬の投下という危険な最高機密任務中に遭遇を経験しました。彼の反応の核心は、この物体が、彼らが通常即座に識別できたはずの既知の敵機ではなかったという点にあります。

  • ‌異常な外見:‌‌ メイ氏が目撃したのは、‌‌「いくらか明るい」(kind of bright)‌‌物体でした。彼はそれが航空機なのか、あるいは何であるのか「分からなかった」と述べています。
  • ‌速度の観察:‌‌ 彼は、その物体が「‌‌かなりまともな速度、恐らく時速200マイルか300マイル‌‌」で飛行し、‌‌「明るい光」‌‌として接近してきたと推測しています。
  • ‌識別の困難さ:‌‌ メイ氏は、その物体を特定できなかったことが「‌‌非常に奇妙な点(so odd)‌‌」であったと強調しています。なぜなら、彼らは「‌‌そこにいる敵機が何であるか正確に知っていた‌‌」からです。
  • ‌プロとしての確信:‌‌ 敵機を識別することは、彼らが「‌‌本当に素早く学んだことの一つ‌‌」であり、それは「‌‌非常に簡単‌‌」な作業であったにもかかわらず、フーファイターには適用できなかったのです。

II. パイロットの一般的な反応との共通点

メイ氏の証言は、他のパイロットたちが共有していた専門的な困惑の感情を反映しています。

  • ‌秘密兵器の疑い:‌‌ 他の連合国パイロット(例:ロバート・ルロイ氏)と同様に、メイ氏らが当初遭遇した際、敵機であるか、あるいは「新しい秘密兵器」ではないかと考えていたことが示唆されます。
  • ‌分類の不可能性:‌‌ 英国情報部が分類を試みたが「無益」に終わった のと同様に、尾部銃手という危険な役割を担っていたメイ氏にとって、その光が‌‌既知の脅威のカテゴリーに分類できなかった‌‌ことこそが、最も長く記憶に残る点でした。

メイ氏の遭遇は、ベテランの航空機搭乗員であっても、フーファイターが‌‌既存の訓練や知識では説明できない、完全に異質な現象‌‌であったという事実を認識せざるを得なかった状況を浮き彫りにしています。

目撃証言 : Maxim Churbakov

AI

ご提示いただいたソースは、第二次世界大戦中だけでなく、‌‌その後の時代においても、フーファイター遭遇が継続しており、それに対する軍の反応が依然として厳しい「沈黙の規範(code of silence)」に基づいていた‌‌ことを、ソビエト元パイロットの‌‌マキシム・チュルバコフ氏(Maxim Churbakov)‌‌の事例を通じて示唆しています。

彼の証言は、パイロットと関係者の反応というより大きな文脈において、以下の重要な点に焦点を当てています。

I. 戦後におけるフーファイター遭遇の継続

チュルバコフ氏の遭遇は、第二次世界大戦終結後も、フーファイター現象が継続していたことを示しています。

  • ‌遭遇時期:‌‌ 彼は‌‌1991年‌‌に遭遇しました。これは第二次世界大戦(1940年代)や朝鮮戦争(ソースで言及されている)よりもずっと後のことです。
  • ‌当時の地位:‌‌ 彼は当時、クラスのトップであり、ロシアのトップガンになる道を急速に進んでいる優秀なファイターパイロットでした。

II. 異常な現象と機体への致命的な影響

チュルバコフ氏の遭遇は、フーファイターが航空機に対して極めて危険な物理的影響を及ぼすことを示しています。

  • ‌遭遇状況:‌‌ 彼は高度3,900メートルで、前方右側約20度の位置に‌‌球体‌‌を目撃しました。
  • ‌UFOの攻撃的挙動:‌‌ 彼は、‌‌「攻撃的なUFO」(an aggressive UFO)に追跡された‌‌と述べています。
  • ‌機体の制御喪失と脱出:‌‌ 彼の高度は急速に低下し始め、機体を急降下(nosedive)から引き戻さなければなりませんでした。彼は高度1,000メートルでついに居住区を避け、‌‌脱出(ejected)‌‌しました。その‌‌4秒後、飛行機は爆発しました‌‌。

III. 軍当局の反応とキャリアへの影響

チュルバコフ氏の事例は、フーファイターが‌‌「知的な制御下にある」‌‌とパイロットが認めることに対して、軍当局が極めて懲罰的な反応を示すことを証明しています。

  • ‌キャリアの喪失:‌‌ チュルバコフ氏が「‌‌知的な制御下にある火の玉(fireball under intelligent control)‌‌を見た」と認めたことで、彼は‌‌キャリアを失いました‌‌。
  • ‌沈黙の規範の強化:‌‌ 彼のこの「告白」は、世界中のパイロットにとって、‌‌「沈黙の規範」(code of silence)を守る決意を強めるだけ‌‌の結果となりました。

まとめ:沈黙の強制

第二次世界大戦中のジャック・ドラビエ中佐の事例では、目撃を報告した後、「軍事機密」として「何も見ていない」という文書に署名させられなければ、戦争は終わると脅されました。

チュルバコフ氏の事例は、たとえ冷戦終結後の時代であっても、この種の異常な航空現象を目撃し、それが‌‌知性によって制御されている‌‌と正直に報告するパイロットに対して、軍のシステムが依然として‌‌キャリアを犠牲にさせる‌‌という形で強く沈黙を強制していたことを示しています。その結果、ナレーターは、我々が50年前(第二次世界大戦後)と比べて、フーファイターの謎の解決に近づいていないと指摘しています。

現象の時間軸の広がり

AI

フーファイターの起源と議論というより大きな文脈において、これらのソースは、この現象が‌‌第二次世界大戦の一過性の産物ではなく、少なくとも1940年代初頭から1990年代に至るまで、数十年にわたって軍用機パイロットによって目撃され続けている‌‌という「‌‌時間軸の広がり‌‌」について明確に言及しています。

これは、フーファイターが特定の戦争期間中の光学的な錯覚や特定の敵国の秘密兵器であったという説だけでは説明できない、より普遍的な航空現象であることを示唆しています。

以下に、ソースが示す時間軸の広がりに関する主要な点を説明します。

1. 第二次世界大戦中の広範囲な目撃(1942年〜1945年)

フーファイターの目撃は、第二次世界大戦の真っ只中に、連合国・枢軸国双方のパイロットによって広範囲にわたって報告されました。

  • ‌初期の報告(1942年):‌‌ ポーランド人パイロットのローマン・ソビンスキー氏は、‌‌1942年6月‌‌に爆撃任務中にフーファイターに遭遇し、曳光弾で射撃を試みています。
  • ‌集中した目撃(1944年後半〜1945年):‌
    • 米第415夜間戦闘機中隊は、‌‌1944年11月か12月‌‌頃に光の球体を目撃しました。
    • リチャード・ヘインズ博士は、‌‌1943年、44年、45年‌‌当時の地上技術ではフーファイターの飛行力学や発光を説明できないと述べています。
    • 仏空軍中佐のジャック・ドラビエ氏は、‌‌1945年‌‌に遭遇し、その詳細を報告しています。
    • レナード・ストリングフィールド氏の遭遇は、日本の公式降伏の3日前、‌‌1945年8月‌‌頃に発生しています。

この期間、フーファイターは「‌‌世界中で目撃された‌‌」とナレーターは述べています。

2. 戦後・冷戦期間中の継続的な目撃

ソースは、フーファイター現象が第二次世界大戦終結後も継続していることを明確に示しています。

  • ‌朝鮮戦争中の報告:‌‌ ナレーターは、第二次世界大戦が終了した後もフーファイターが消滅せず、‌‌朝鮮戦争中にも軍用パイロットが目撃を報告していた‌‌ことに言及しています。これは、少なくとも1950年から1953年の間もこの現象が続いていたことを示唆します。

3. 現代に近い時期の遭遇(1991年)

最も重要な点として、ソースは、フーファイターに酷似した現象が非常に近年にまで及んでいることを、元ソビエト人パイロットの事例で示しています。

  • ‌ソビエト元パイロットの遭遇:‌‌ ロシアの優秀なファイターパイロットであったマキシム・チュルバコフ氏は、‌‌1991年‌‌に訓練飛行中に「攻撃的なUFO」に追跡され、機体が破壊され脱出を余儀なくされました。
  • ‌現象の一貫性:‌‌ チュルバコフ氏が目撃したのは、第二次世界大戦中に報告されたのと同様の「‌‌知的な制御下にある火の玉(fireball under intelligent control)‌‌」であり、この証言によって彼はキャリアを失いました。

時間軸の広がりが示唆すること

フーファイターが1940年代から1990年代まで、そしておそらくそれ以降も継続して目撃されているという事実は、起源と議論の文脈において以下のことを強く示唆しています。

  1. ‌ドイツの秘密兵器説の否定:‌‌ もしフーファイターが第二次世界大戦中に枢軸国(特にナチス・ドイツ)が開発した秘密兵器(例:レーダー制御された対空砲弾)であったならば、終戦とともに目撃は途絶えるはずです。しかし、戦後も現象が継続していることから、‌‌この説だけではフーファイターの起源を説明できない‌‌ことが示されます。
  2. ‌普遍的な現象である可能性:‌‌ 数十年間にわたり、異なる地域、異なる軍隊(連合国、枢軸国、ソビエト/ロシア)のパイロットが同様の‌‌光る球体‌‌や‌‌知的に制御されているかのような物体‌‌ に遭遇していることは、この現象が地球上の特定の軍事技術ではなく、‌‌より普遍的な、または地球外の起源‌‌を持つ可能性を示唆しています。

ナレーターは、1991年の遭遇とそれに対する軍の沈黙の結果、「‌‌我々が50年前と比べて、フーファイターの謎の解決に近づいていない‌‌」と結論付けており、この現象の謎が時間軸を超えて依然として未解明であることを強調しています。

情報源

動画(22:20)

WWII pilots discuss their "foo fighter" UFO encounters

https://www.youtube.com/watch?v=1Qum5OAOv14

7,500 views 2025/10/03

文字起こし(話者識別)

展開

(以下は "WWII pilots discuss their foo fighter UFO encounters" と題された動画の文字起こしです。話者識別済み。)

[George Bernard Dye - RAF Airman] : Over the years, we spoke to them and said, they said, well, I was frightened you might hit these things and they hit us back and retaliate and destroy us. So what did they look like then? They were just like orange, yellowy footballs. Yeah. They were glowing. A yellow, little bit of orange coming into it. And all of a sudden they were following us and we dived and they followed us. We twisted, we climbed and they followed us. (00:00:28)

[George Bernard Dye - RAF Airman] : So it was just as though they were intelligent then and they seemed to know by changing directions. I mean, they were in control. Yes, yes. And after all, you saw that after 15 miles and we lost 14,000 feet of height, they started to fade away. Yes. But at times they put on extra speed. When they sort of, you know, they're going along and when they did that, there was sparks, things coming out of the tails. Oh, that's interesting. (00:01:01)

[George Bernard Dye - RAF Airman] : Very interesting. Yes, very interesting. But what they were... Yes, you don't know. I never... Did you ever think it was the other side that had a nuisance? I thought they were probably rockets. You know, you think a lot about this and I wonder whether they were controlled anti-aircraft shells. Right, yes. But of course, no one's ever spoken about this. No, no, no. I wonder whether they were controlled anti-aircraft shells, controlled by radar. Yes, yes. (00:01:31)

[George Bernard Dye - RAF Airman] : But no one ever mentioned... No one ever mentioned. And nothing's been mentioned about this since, has there? (00:01:35)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : I don't know what it is. We cannot identify it. It looks like three silver disks far away. If you take one down at arm length, that's about the size I can figure out, then certainly two vanish. And I mean vanish. Blue sky, vanish. And one, the time to say one, two, three, make a long circle with crashing green, blue, red, everything on the back, towards us, pass between us and the mountain, like a lightning, and went zigzag and disappeared. When he passed, I had a green light in my cockpit, a matter of a fraction of a second. (00:02:24)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : And I remember, I can see something, hard to say, 15, maybe 20, 25 feet diameter, like a disk, went under us and disappeared. But the next thing, and a little tinkling around me, you know, okay, we were tired. And then the thing, I see, look, all my instruments, they were all going crazy. My Sperry compass was going counterclockwise about that speed. All the other instruments were going this crazy, and I said, of course I had the answer today, but I said, holy smoke, what's going on? And when that took place, my two wings went sky high, yelling, and the interphone, what's going on? (00:03:17)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : Shit, we're back, and all that. I said, hey, back. And then I said, no radar, no nothing, navigation, what can we do? Radio wasn't functioning anymore. Well, lucky, when I think about it, our magneto was still going on, that's still a mystery, because what happened today, I know, high, high level of magnetic field. So fortunately, above the mountain, I saw the base far away, thanks God, so we all land, and you see three exciting guys were going down there. We arrive, and like normally, we had to do our reports, and on our report, we say everything, like it happened. (00:04:05)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : And that's where the CO, when he began to read that, he looked at us, he picked up the phone, and he says, Doc, they got to send you three guys, they got mass hallucination, they're very, very tired, give them a... And we had to go. And, oh, yeah, I was mad, I said, what, 20 minutes, blah, blah, blah. And I said, God, no, it's not possible, what's going on, I mean, is that a secret weapon, a new secret weapon of the German, the briefing, and the intelligence in each briefing should tell us nothing of that kind. What is this? (00:04:47)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : We can't fight that. Is that a secret weapon of the German? I said, we can't fight that, we lost the war. You know, going gloriously with our plane at 450 miles, you know. So, finally, I took the CO to the hangar, and I said, Sir, you better tell us what's happening. You must know more than we know what is happening. Look, look, look what happened inside of the plane. It was one hour after. (00:05:21)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : The mechanics has to take all those instruments out on the three planes. And he went crazy, he said, wow, all the smoke, I don't know. Well, if you don't know, you better believe our story. We were grounded four days. The second day we had some VIP coming, early in the morning. We had to be put inside a room, questioned. Oh, Colonel plus his head and everything. Gentlemen, he says, you are not crazy, you are not having hallucinations, you have seen the right things. (00:06:03)

[Jacques Drabier - Lt. Col. F.A.F.] : Oh my God, I said, I'm going to see something. We are going to know what's going on. Yeah, but meanwhile, the air makers signed some paper. You don't remember everything, you haven't seen nothing. Military secret, and that's about it. Otherwise, the war is finished for you. Wow. 1945. And that was the end of it. (00:06:31)

[Leonard Stringfield] : I was in the 5th Air Force, serving in intelligence capacity. And I was one of, as I recall, 12 GIs, members of my unit, flying into Japan. We were designated to be the first Americans into Japan, which was three days before they officially surrendered. And I was flying in a C-46, transport plane, as one of the passengers. And, see, we left the island of Iwo Jima, spelled I-E-S-H-I-M-A, it's a little island right off Okinawa. And our destination was Iwo Jima, a very famous island in the Pacific. And that was the staging area for our final hop to Atsugi, Japan, near Tokyo. We were to land and take over the Atsugi air base for the occupation troops to follow three days later. (00:07:34)

[Leonard Stringfield] : So that's the background. And it was during the flight between Iwo Jima and I-E-S-H-I-M-A that I had the, aboard the plane, encountered what I recall to be three unidentified balls of light. And this was from the left-hand side of the plane, looking forward. And it was just a momentary glimpse, really. It wasn't any long duration. Probably the, if I recall correctly, perhaps in view for 30 seconds, maybe less. There was no sound. (00:08:17)

[Leonard Stringfield] : I just casually looked out the porthole window. And there were, I was, it caught my attention, was some brilliant light. And looking out the window, I saw three, three, what I distinguished to be three objects coming out of a heavy cloud bank, moving sort of obliquely toward and forward to the aircraft that I was on. And I'll never be able to discern just exactly the shape. It appeared to be roundish, maybe teardrop almost. The teardrop effect might have been a result of the bright light leaving a slight retinal effect. (00:09:01)

[Leonard Stringfield] : You know, the eyeball picks up electrical light. But anyway, they pursued, got reasonably close. Again, it's hard to judge that. You had no reference points, so maybe I'm talking in terms of 100 feet, maybe a little bit further than that, away from the aircraft. But there were three objects and they were brilliant in color and very bright. (00:09:24)

[narator] : How large were they? (00:09:26)

[Leonard Stringfield] : I'll never know. I believe that they were not large. They were not really teeny things. My judgment on that, and I try to think back and I have no way of knowing, but maybe 15 feet in diameter. Okay. That's just a guess. It could have been 10, it could have been 20. But as they approached the aircraft, our plane suddenly dipped and dropped approximately 25 to 50 feet, maybe more, just straight down. And I, in my opinion, it was a result of the proximity of the so-called flu fighter that I had witnessed. (00:10:14)

[Leonard Stringfield] : And then apparently there was some disturbance up in the cockpit of the plane, although I had no access to the pilot or the co-pilot. And I was sitting in the back. Now later, when I talked to one of the fellows aboard the craft after I was off the plane, even back in the States, I discussed this with him, and he said that there was some concern about the performance of the aircraft at that time by the pilot. He was sitting up in the front of the plane, although I did not observe this. (00:10:47)

[Leonard Stringfield] : And the objects, as the plane, as our airplane descended suddenly, the objects just suddenly vanished, retreated back into a cloud bank and disappeared. And then what really surprised me was that the aircraft picked up its lost altitude and flew on to Iwo Jima safely. And there was no Foo Fighters in sight or any other unusual occurrences within the craft. Now, when I got off the airplane in Iwo Jima, I noticed oil had splashed all over the side of the craft from the left engine, although I have no way of knowing if that had anything to do with the Foo Fighters. (00:11:36)

[Harold F. Augspurger - Commanding Officer US 415th Nightfighter Squadron] : The sightings we saw were, I think, in the 44 on November or December then, we'd see these balls of light that would fly off the wings of our airplane. The one I saw was like a white light. A lot of the other people reporting in it saw red lights, and some of them would see some green lights, and some of them reported that they would try to chase one while they never could catch it. (00:12:06)

[Carl Morrison - Commanding Officer US 416th Nightfighter Squadron] : We'd turn into it and it would turn with us. And we'd turn away from it, and it would still turn with us. And I put my gun sights on, trying to get on it, but I never could. (00:12:20)

[George Schultz - Navigator US 416th Nightfighter Squadron] : We flew the British Mosquito, which was capable of 450 knots, and we opened it up a number of times, and tried to close with it, and we never came anywhere close to it. I think the book is open on whether it was imagination, hallucination, or really extraterrestrial, or a German ground-controlled object, but I haven't seen anything in 50 years that changed the perception of what they were other than unidentified flying objects. (00:12:53)

[Roman Sobinski - Pilot] : In 1942, in June, we went on the bombing mission. I was flying bombers, Wellingtons, over Ruhr, or otherwise so-called Happy Valley. And the trip was, we performed everything that was necessary, dropped the bombs on the target, and on the way back, while we were flying over the Zuiderzee, which is the part of Holland, my rear gunner reported an aircraft approaching from the rear. I told him that if this object comes too close, then we'll have to open the fire on him. And my idea was that perhaps it was a German fighter aircraft equipped with a searchlight in the nose. (00:13:59)

[Roman Sobinski - Pilot] : So when this thing came close, I wouldn't take any chance on it, and I told my rear gunner to give him a blast. So then he opened the fire on him, maybe 200 yards. And at that distance, this object was almost the size of the moon, which was also visible at the same time, maybe possibly a bit bigger. We used the tracers in the machine guns. There were four machine guns in the rear turret. And while this rear gunner was shooting, we could follow exactly the trajectory of the shells which were entering that particular target. (00:14:46)

[Roman Sobinski - Pilot] : Now, the peculiar thing about it was that those were just going in, and that was the end of it. They wouldn't fall down. And the so-called tracers, those tracers would just enter, and that was it. Now, that lasted for possibly, I don't know, maybe two minutes. And after that time, the... this shining object suddenly changed the position, and at a terrific speed, moved over to our port side, almost at the same distance, about 200 yards from the wing. And then it stayed there. (00:15:33)

[Roman Sobinski - Pilot] : Of course, then both rear gunner and the front gunner opened the fire on my other, and I could see the tracers entering the target again from under two angles, to which I was sure that this was pretty close to 200 yards then, because you could see the angle of crossing the tracers. After a while, it moved up... took off at a fantastic speed at the... at least 45 degrees angle, and it just disappeared between the stars. (00:16:08)

[narator] : World War II was the first great air war. Weapons of mass destruction were airborne, and technology was moving forward at an unprecedented rate. Axis and Allied powers were constantly on alert for the latest secret weapon. Germany had the V-1 rocket. England had advanced radar, an unblinking eye in the sky. And America was hard at work developing the ultimate weapon, the atomic bomb. And, says research scientist Richard Haynes, the belief that the other side could have developed just about anything may have concealed the largest mass UFO sighting in history. (00:16:48)

[Richard Haines, Ph.D] : There were sailors on ships. There were G.I.s on the ground in artillery battalions. There were German soldiers on the other side of the line. People from all sides of the war were involved and reported the same thing. (00:17:05)

[narator] : Pilots described them as seemingly guided balls of light. Bob Leroy, a member of the 11th Airborne in New Guinea, remembers his first sighting of the mysterious craft. (00:17:16)

[Robert LeRoy - Foo Fighter Eye witness] : Suddenly I saw this ball about this size. That thing there, about three feet in diameter, following this Japanese Betty bomber. And it started changing colors. I thought I had seen a new secret weapon. I had to agree with the rest of the guys because that's what they all thought it was. They didn't know any better. And nobody had ever heard of a UFO in 44. (00:17:38)

[narator] : They were spotted around the world and became known as Foo Fighters from the French word for fire. According to Haynes, who has investigated hundreds of newspaper and eyewitness accounts, the descriptions of the Foo Fighters are disturbingly alike. (00:17:52)

[Richard Haines, Ph.D] : Pilots would report glowing, luminous balls of light that would come up from the ground, often orange or red, anywhere from one foot to six feet in diameter, would accelerate up to their altitude and then level off very quickly and then stay beside the airplane. They would fly either singly or in pairs or in trio or four objects, oftentimes in rigid formation, which is important. And all of these flight dynamics point in one way or another to a fairly high intelligent level of guidance. (00:18:30)

[narator] : Robert May was the tail gunner on a B-24 for the last two years of World War II. He vividly recalls a dangerous top secret mission to drop guns and ammunition behind German lines. But it wasn't the nature of the mission that has stayed with Robert for more than a half century. It's what he saw up there. (00:18:48)

[Robert May - Foo Fighter Eye witness] : I spied something out there. It was kind of bright. I didn't know if it was an aircraft or what it was. I'd say it was probably traveling at a fairly decent speed, maybe 200 miles an hour, 300 miles an hour, and it was coming toward it, but it was coming in a bright light. That's what made it so odd that we could not identify it. We all knew exactly whatever enemy aircraft was there. (00:19:14)

[Robert May - Foo Fighter Eye witness] : We knew who it was. It was very easy because that's one of the things we learned real quickly. (00:19:17)

[narator] : The Allies thought it was the Nazis. The Nazis that it was the Allies. Then the fireballs showed up in Japan. (00:19:24)

[Richard Haines, Ph.D] : And here from the November 1944 issue of the New York Times is a very interesting case of a B-29 flying over Japan and the flight crew saw several Foo Fighters. (00:19:37)

[narator] : Intelligence services for both Allied and Axis forces were hard at work trying to figure out where the Foo Fighters were coming from, says Mark Birdsall of UFO Magazine. (00:19:49)

[Marc Birdsall - Editor, UFO Magazine] : British intelligence was interested as well. They released reports. They tried very, very hard to put a category on it to classify it as a night fighter or an enemy bomber or something other than that. But it proved useless. They couldn't do it. (00:20:05)

[narator] : To this day, no one has figured out what they were or who made them. (00:20:11)

[Richard Haines, Ph.D] : I don't think there's any way that in 1943 or 44 or 45 terrestrial technology was advanced enough to produce the kind of flight dynamics, the containment of energy, the luminous output for as long as we're talking about here. (00:20:28)

[narator] : And Foo Fighters did not go away when World War II ended. Military pilots reported seeing them during the Korean War. And were it not for the code of silence of modern day pilots, there might be continuing reports today. Take the case of this former Soviet fighter pilot who claims to have had an encounter with a Foo Fighter. (00:20:48)

[Maxim Churbakov - Former Russian Fighter Pilot] : I gained an altitude of 3,900 meters and I saw a ball in front of me about 20 degrees to the right. (00:20:58)

[narator] : In 1991 Maxim Churbakov was at the top of his class, fast on his way to becoming Russia's top gun. Then, on a training flight, Churbakov said that he was chased by an aggressive UFO that sent his plane into a nosedive. (00:21:14)

[Maxim Churbakov - Former Russian Fighter Pilot] : My altitude began to drop rapidly. I had to pull the plane out of the nosedive. At the altitude of 1,000 meters I finally cleared the residential area and I ejected. Four seconds later the plane exploded. (00:21:29)

[narator] : Churbakov's admission that he had seen a fireball under intelligent control cost him his career. For pilots around the world, this only strengthened their resolve to keep the code of silence. As a result, we are no closer to solving the Foo Fighter mystery than we were 50 years ago. (00:21:48)

[Richard Haines, Ph.D] : There's a possibility that Foo Fighters could have been, or still are, guided and controlled, created, produced by an advanced intelligence, not of this planet. But that is a difficult thing to prove, clearly. I'd like to simply let the evidence speak for itself and to continue to do research on the subject, and then simply let the chips fall where they may. (00:22:14)

(2025-10-05)