Niara Isley : 自身の Milabs 体験を証言
前置き+コメント
冒頭から 7:00 あたりまでは Richard Dolan の余談ゆえ、skip 推奨。
私の判断は次の通り。
- Niara Isley は話を捏造していないが、彼女が深層意識が作り出した偽の記憶を現実だと思い込んでいる(*1)。
実際、彼女の証言を補強する物的証拠も記録(関連書類)も皆無。信頼しうる類似の事例もない(それがあれば、軍を敵対視する一部のメディアが既に大騒ぎしている筈)。
(*1)
退行催眠ではこのような「偽の記憶による家族内の虐待訴訟」がマスコミを交えて US では一時期ブームとなった。裁判所もその退行催眠に基づいた「被害者」の証言データを信じた。だが、後にその多くが冤罪だと判明した。つまり退行催眠が作り出した「偽の記憶」だった。
それが判明した時点では、既に多くの父親や親族が投獄され、その家庭が完全に破壊されていた。これにより心理療法業界の大きな汚点となり、退行催眠で思い出した記憶は信頼性を大きく失った。
要旨
ナイアラ・アイズリー:UFOとミーラブの内部告発
この資料は、リチャード・ドーランの番組の書き起こしであり、軍の内部告発者で作家のナイアラ・アイズリーを特集し、彼女の著書『Facing the Shadow Embracing the Light』について語っています。
ドーランはまず、1982年に除隊した空軍退役軍人が、拷問、自白剤、機械による記憶改変を含む長期的なデブリーフィングを受けたという、別の衝撃的な事例を紹介します。アイズリーは、自身の軍事的な拉致(MILAB)と非人間的な拉致の経験について詳述し、これらの行為は異星人のハイブリダイゼーション計画のためのデータ収集が目的であったと考えています。
彼女は、4歳で浮遊させられ検査を受けた記憶や、グレイエイリアンとハイブリッドに観察されながら行われたドイツでの非合意的な性的遭遇といった、トラウマ的な出来事を語ります。さらに、アイズリーは、ネバダ核実験場での空軍勤務中に少なくとも3ヶ月間の記憶喪失があった期間について言及しています。
目次
- 前置き
- 要旨
- ブリーフィング資料:ナイアラ・アイズリーの証言と軍事・地球外生命体による拉致疑惑
- ニアラ・アイズリーの体験談:幼少期の拉致からドイツでの奇妙な出来事まで
- 事例研究:ニアラ・ アイズリー ― 抑圧されたトラウマ記憶の回復と統合の分析
- 情報源
ブリーフィング資料:ナイアラ・アイズリーの証言と軍事・地球外生命体による拉致疑惑
要旨
本資料は、リチャード・ドーランのYouTube番組における元米空軍職員ナイアラ・アイズリーへのインタビュー内容を統合・分析したものである。アイズリーは、自身の著書『Facing the Shadow Embracing the Light』で詳述されている通り、軍関係者と非人間的存在の両方による複合的な拉致体験(「Milab」として知られる現象)を主張している。
最重要の論点は以下の通りである:
- 軍による記憶管理技術の実在: インタビューの冒頭で、1980年代初頭に米空軍が退役軍人に対し、薬物(ソジウムペントタール)やヘルメット型装置を用いて記憶の改竄や消去を行っていたという事例が提示された。これは、アイズリーの体験の背景にある、より広範な軍事的隠蔽工作の可能性を示唆している。
- ハイブリッド計画と人間性のデータ収集: アイズリーの証言の中核をなすのは、地球外生命体によるハイブリッド計画への関与である。4歳時の拉致体験では生殖機能の検査を受け、1975年頃のドイツでの体験では、ハイブリッド存在との性的接触を通じて人間の性に関する神経・ホルモン的データが収集されていたと主張している。
- 催眠退行による記憶の回復と検証: アイズリーの記憶の多くは、著名な研究 者バド・ホプキンスによる催眠退行セッションを通じて回復されたものである。彼女は、セッションで得られた情報を鵜呑みにするのではなく、14年間にわたり外部のデータや他の証言と照合し、その信憑性を検証するという科学的アプローチを取ったと強調している。
- パラダイムシフトを迫る体験: アイズリーの体験は「パラダイムを打ち砕く」ものであり、従来の常識では受け入れ難い。そのため、彼女は長年にわたり家族や友人から口止めされ、公に語ることへの葛藤を抱えていた。
本資料は、これらのテーマを掘り下げ、アイズリーの証言の核心と、それが示唆する軍事および地球外生命体に関する重大な疑惑を客観的に詳述する。
1. 序論:軍による記憶管理技術の背景
インタビューの司会者であるリチャード・ドーランは、アイズリーの証言の文脈を提示するため、1982年に沖縄で米空軍を除隊したある女性の事例を紹介した。この女性はトップシークレットクリアランスを保持しており、数ヶ月に及ぶ異例の長さの「ディブリーフィング(任務報告)」を受けたとされる。そのプロセスは3つの段階に分かれていた。
| 段階 | 名称 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|---|
| フェーズ1 | カウンセリング | 退役後の「公式な経歴」を指導される。「これこれは話すな、代わりにこう話せ」 という指示。 | 外部への情報漏洩を防ぐためのカバーストーリーの構築。 |
| フェーズ2 | 尋問 | ソジウムペントタール(自白剤)を投与され、拷問を受ける。 | 敵国に捕らえられ拷問された場合に、どのような機密情報を漏らすかをテストするため。 |
| フェーズ3 | 記憶の改竄 | ヘルメット型の装置を頭部に装着され、記憶を「かき混ぜられる(scrambled up)」。 | 軍在籍中の機密情報に関する記憶を混乱させ、管理するため。 |
ドーランは、この1982年時点の技術が、30年以上経過した現在ではさらに進化している可能性を指摘。軍関係者の記憶が組織的に管理・操作されているという行為が、いかに犯罪的であり、もし決定的な形で暴露されれば、いかに重大な政治的影響をもたらすかを問題提起している。
2. ナイアラ・アイズリー:人物像と証言の概要
ナイアラ・アイズリーは、1979年から1983年にかけて米空軍に在籍した退役軍人である。彼女は自身の体験をまとめた著書『Facing the Shadow Embracing the Light: A Journey of Spirit Retrieval and Awakening』を出版した。
- 著書の評価: ドーランは同書を、軍による拉致(Milab)を扱った書籍の中で「必読書」「最高峰の一つ」と高く評価。その理由として、アイズリーが優れた書き手であり、思考が整理さ れ、説得力のある物語を構築している点を挙げている。Amazon.comでのレビューも例外なく肯定的であると紹介された。
- 証言の動機: アイズリーが公に体験を語り始めた主な動機は、自身の「癒し」のためであった。彼女の記憶は1994年に戻り始めたが、友人や家族から「奇妙な体験」について話すことを止められたため、14年間にわたり公表をためらっていた。その間、彼女は自身の体験がどのような政治的・社会的文脈で起こり得たのかを理解するため、独自に調査・研究を続けていた。
- 証言へのアプローチ: 彼女は自身の体験を検証するため、「素人なりの科学的アプローチ」を取ったと述べている。催眠退行によって得られた記憶を、それを裏付けるデータ、あるいは否定するデータの両方を探すことで検証しようと試みた結果、「否定するデータよりも、はるかに多くの裏付けるデータを見つけた」と主張している。
3. 詳述される主要な拉致体験
インタビューでは、アイズリーの人生における複数の重要な体験が語られた。
3.1. 幼少期(4歳)の拉致体験
- 意識的な記憶(悪夢): 4歳の頃、12歳年上の姉に真夜中に外へ連 れ出され、暗い通りの街灯の下に「戻ってくるまでここにいなさい」と置き去りにされるという悪夢を鮮明に覚えていた。
- 催眠退行による発見: バド・ホプキンスとのセッションにより、この記憶の真相が明らかになった。
- 実際には、部屋が光に満たされた後、ベッドから浮遊させられ、天井を通り抜けて宇宙船のような乗り物の中に連れて行かれた。
- 船内では、腹部に超音波検査に似た処置を施された。アイズリーはこれを、地球外生命体によるハイブリッド計画の一環として、彼女の生殖器官が研究目的に適しているかを確認するための検査であったと推測している。
- スクリーンメモリーの分析: アイズリーは、姉のイメージは拉致者が彼女を安心させるために使った「スクリーンメモリー(偽の記憶)」であったと考えている。その根拠として、「もし姉が本当にあの場所にいたら、あれほど冷静でいられるはずがない」という直感を挙げている。ドーランもこれに同調し、別の被験者が「スクールバスではないスクールバス」で連れ去られた際に年上の親族が登場したという類似の事例を共有した。
3.2. ドイツでの事件(1975年頃)—人間性のデータ収集
- 事件の概要: 陸軍に所属していた夫と共にドイツに駐在していた頃、ベッドで 一人眠っていた際に、物理的な刺激なしに「爆発的なオルガスム」を体験して目覚めた。
- 催眠退行による発見: 後年のセッションで、この体験の背後にある出来事が明らかになった。
- 彼女はハイブリッドの存在と性的接触を行っていた。
- その様子を、ハイブリッドではない「グレイ」タイプの地球外生命体が、彼女の上に浮かびながら観察していた。
- アイズリーによる解釈: この体験は、ハイブリッド計画を補完するためのデータ収集が目的であったと彼女は結論付けている。
- 目的: 人間が性的体験中に示す神経ペプチドやホルモンのレベル、神経学的・感情的・化学的な身体反応に関するデータを収集すること。
- 応用: 収集したデータを基に、開発中のハイブリッドが適切な感情、動機、そして身体的機能を持って性的に活動できるように遺伝子を調整するため。
- ハイブリッドの描写: その存在は、人間の基準では魅力的ではなかったが、強烈な性的興奮を引き起こす能力を持っていた。「鮮やかなダークブルーの瞳」を持ち、わずかながら感情を感知する能力があったとされる。このため、アイズリーは「良い感覚に従いたいアクセルと、相手が人間ではないことからブレーキを踏みたい気持ちが同居していた」と語っている。
4. 記憶の検証方法と方法論
アイズリーの証言の多くが催眠退行に 基づいていることから、その信頼性についても議論された。
- 催眠の役割: アイズリーによれば、催眠は被験者を深くリラックスした状態に導き、潜在意識からの情報が浮かび上がるのを助けるプロセスである。潜在意識が提示する情報は、時に顕在意識が「まさか」と驚くような内容を含むことがある。
- 情報の検証プロセス: ドーランとアイズリーは共に、催眠によって得られた情報を客観的に評価する必要があるという見解で一致している。
- 催眠セッションから得られるのは一つの「情報の塊(block of information)」である。
- その情報を、他の証言や関連データなど、外部の裏付けと比較検討する。
- もし類似の証言や裏付けデータが存在すれば、その情報は真剣に検討されるべきである。
- 裏付けが存在しない場合は、たとえ本人が信じていたとしても、その情報を一旦保留または棄却する必要がある。
- アイズリーの事例における信頼性: ドーランは、アイズリーのセッション記録を読む限り、催眠誘導者による誘導尋問の形跡は見られないと評価している。また、回復された記憶が持つ「論理的な詳細さ」は、それが実際に起こった出来事の想起である可能性が高いことを示唆していると述べた。
5. 全体を貫くテーマ:パラダイムシフト
アイズリーの体験は、個人の人生を超え、現実認識そのものを揺るがす「パラダイムを打ち砕く(paradigm shattering)」性質を持つものとして語られている。
- 二つの世界に生きる困難: このような体験をした者は、一般的な「3Dの地球」の現実と、体験が示す異次元の現実という「両方の世界に片足ずつ置く」ことになる。しかし、周囲の人間がその体験を受け入れようとしないため、社会的な世界での足場は非常に不安定なものとなる。
- 社会的孤立: アイズリーは長年、友人や家族に自身の体験を信じてもらえず、口止めされてきた。この経験は、彼女が14年間も公の場に出ることをためらった大きな理由の一つであった。彼女が最初に記憶を取り戻した際、「もしこれを公にしたら、UFOカンファレンスで話すくらいしか仕事がなくなるだろう」と考えたというエピソードは、この種の体験者が直面する社会的ジレンマを象徴している。
ニアラ・アイズリーの体験談:幼少期の拉致からドイツでの奇妙な出来事まで
導入:封印された記憶との対峙
元アメリカ空軍の軍人という経歴を持つニアラ・アイズリー氏の人生は、常識という名の土台そのものを揺るがす二つの体験によって定義される。それは、彼女の正気と社会的地位を脅かすほどに異質な記憶――4歳の頃の拉致と、後にドイツで経験した不可解な出来事である。この物語は、彼女が自著のタイトル『Facing the Shadow Embracing the Light』(影と向き合い、光を抱きしめる)に込めた、トラウマという「影」に果敢に立ち向かい、癒やしという「光」を取り戻すための壮絶な旅の記録に他ならない。
長年、彼女は友人や家族から口止めされ、その記憶を心の奥底に封印してきた。しかし、真実への渇望は彼女を突き動かし続けた。彼女が自らの体験を公に語る決意をした背景には、この言葉に凝縮された切実な思いがあった。
私は主に自分自身の癒やしのために本を書きました。何年もの間、友人や家族から「その 奇妙な体験については話さないでくれ」と口止めされてきたのです。(中略)記憶が戻ってから14年間、私は公の場で語ることを拒み続けました。しかしその間ずっと、一体全体、これは何についてなのか、なぜ起こったのか、そしてどのような政治的・社会的背景で起こり得たのかを解明するために、あらゆる調査を続けていたのです。
学習のナラティブ(繋ぎの言葉): 最初の出来事は、彼女の幼少期に遡ります。悪夢として記憶されていたその夜の出来事には、驚くべき真実が隠されていました。
1. 4歳の記憶:悪夢の裏に隠された真実
悪夢として残っていた記憶
催眠療法を受けるまで、ニアラの心には一つの鮮烈な悪夢が焼き付いていた。それは、4歳の少女が体験するにはあまりにも残酷な光景だった。12歳年上の姉に真夜中に家から連れ出され、暗い通りのぽつんと立つ街灯の真下に置き去りにされる。「戻ってくるまでここにいなさい」という言葉だけを残して姉は闇に消え、彼女は孤独と、すべてを飲み込むような暗闇に対する原始的な恐怖に震えていた。