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Emanuel Swedenborg の見てきた霊界

· 130 min read
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(全体俯瞰 : AI 生成) click で拡大

前置き+コメント

Brian Scott によるタイトルの趣旨の解説動画を AI(NotebookLM) で整理した。

Swedenborg の主張については、

John E. Mack の異星人による誘拐に関する見解 (2012-07-06)

仙童寅吉の宇宙旅行 (2013-12-04)

Robert Bigelow : Emanuel Swedenborg の精神世界に関する業績を称賛 (2021-11-15)

で私の判断を述べた。要するに Swedenborg はシャーマンや Psychonauts(*1) と同様に、異界(天国など)の幻覚を体験(*2)した。どこかに実在する世界を訪れたわけでは無い。臨死体験(NDE)も体外離脱体験(OBE)も同じ構図。

(*1)

Andrew Gallimore : DMT は「高次元の知性体と通信するための技術」だ (2026-01-19)

(*2)

書籍や Web ではほとんど見かけないが、誰でも無料で合法的かつ比較的簡単に幻覚を見る伝統的な方法がある。

それは 48時間以上(時間は個人差があり年齢にもよる)、起き続けて睡眠をとらないこと。猛烈な睡魔が襲ってくるが、それに耐えていると目覚めたまま「ごく短時間の夢」を見るようになる(マイクロ・スリープ)。つまり目覚めたまま幻覚を見る段階に至る。これが幻覚の入口。

その段階を超えると次に意識に変調をきたし、本格的な幻覚モードに突入する。慣れるとこの「幻覚モード」の幻覚をある程度操ることができるようになる(=期待する神秘体験がある程度まで可能になる)が、誰でもできるわけではなく適性が必要。

当然、問題もある。この方法を繰り返したり、深入りすると(個人差もあるが)脳に回復不能の損傷が生じる可能性があること。つまり、極めて危険。私は勧めない。もっとも大半の人間はマイクロ・スリープの段階で脱落するから、それが安全装置にはなっている。

昔からの密教の修行などでは、この方法や類似の技法が用いられている。それゆえ、時折 修行者の中に精神に異常をきたして精神科医の元に連れてこられたり、発狂者も生じている。

繰り返すが、私は勧めない。この方法で見る初期段階での幻覚には若干の物珍しさがあるだけで何の価値もない。深入りすると脳に回復不能のダメージを負うリスクが生じる。

LSD や DMT だと、もっとお手軽に幻覚が体験できるが、その体験は「神秘」でも「超越」でもない。意識の認知機能を 歪曲/変調 させているだけ。喩えると「極端に歪んだ鏡の部屋」に入って驚くようなもの。所詮は子供だましだが、Terrence McKenna やその信奉者らは「内的世界の冒険者」だの psychonauts だのと自称している(いた)。

ref: Bigfoot 遭遇体験の再現ドラマ集 (2024-12-09)

要旨

AI

Swedenborg は、科学者から‌‌霊能者‌‌へ転身し、‌‌死後の世界‌‌(霊界、天国、地獄)を詳細に記しました。死後、人は自身の‌‌支配的愛‌‌に基づき、天国か地獄へ引き寄せられます。現世での‌‌道徳的・市民的生活‌‌を通じ、他者への愛を育むことが霊的成長の鍵となります。

目次

  1. 前置き+コメント
  2. 要旨
  3. Emanuel Swedenborg :霊界、天国、地獄への探求に関する概要
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. Emanuel Swedenborg の背景と遍歴
    3. 2. 人間の本質:肉体と霊
    4. 3. 霊界の構造と「統括的な愛」
    5. 4. 記憶の保存と「生命の書」
    6. 5. 天国への道:日常生活の中の霊性
    7. 6. 補足的考察:他思想との関連性
    8. 結論
  4. 【テーマ別解説集】 Swedenborg が明かす「霊界の仕組み」と「真の生き方」
    1. 1. 序論:死とは「世界の移動」である
    2. 2. 霊体と肉体:思考と呼吸を結ぶ「見えない絆」
    3. 3. 「内なる記憶」:刻まれる人生の記録(生命の書)
    4. 4. 支配的な愛:死後に現れる「真実の姿」
    5. 5. 天国への道:世俗の中での「誠実な暮らし」
    6. 6. 結論:今日から始める「永遠」への準備
  5. 基礎概念解説書:死後の世界の構造と魂の変容プロセス
    1. 1. 導入: Emanuel Swedenborg と「霊界」の発見
    2. 2. 人間の本質:肉体という道具と、霊という実体
    3. 3. 中間領域「霊界(World of Spirits)」の役割
    4. 4. 魂がたどる3つの段階(ステップ・バイ・ステップ)
    5. 5. 選択の論理:なぜ自ら天国や地獄を選ぶのか
    6. 6. 結論:現世での歩みが未来を形作る
  6. Emanuel Swedenborg における「合理的理性から直感的洞察への変容」:知識・記憶・人格形成の構造的考察
    1. 1. 序論:卓越した科学者から神秘家への転身が問いかける現代的意義
    2. 2. 合理的基盤と知識の集積:体系的思考が形成する「器」の分析
    3. 3. 境界線の超克:覚醒プロセスにおける心理学的・霊的変容
    4. 4. 「霊的な顔」の形成:対応原理による内面と外貌の統合
    5. 5. 生命の書としての記憶:アイデンティティの不可逆的な刻印
    6. 6. 結論:有用性の生活による合理的・直感的知性の統合
  7. プロフェッショナルな誠実さの再定義: Swedenborg の「支配的な愛」に基づく倫理指針レポート
    1. 1. 序論:卓越性の背後にある「内面」の論理
    2. 2. 意思決定の不可視なコンパス:「支配的な愛」の戦略的分析
    3. 3. 誠実さの可視化:情報漏洩としての「生命の書」
    4. 4. 組織への応用:リーダーシップと「天国的な」文化の形成
    5. 倫理形成のフレームワーク
    6. 5. 結論:誠実さという「最小抵抗路」
  8. Emanuel Swedenborg?
  9. 死後の世界(精霊界)
  10. 人間の本質
  11. 死後の 3つの状態
  12. 記憶と審判
  13. 天国への道
  14. 関連する概念
  15. 情報源

Emanuel Swedenborg :霊界、天国、地獄への探求に関する概要

AI

エグゼクティブ・サマリー

本資料は、18世紀の科学者であり神秘主義者でもあった Emanuel Swedenborg (1688-1772)の思想と、彼が著書『天界と地獄』で詳述した死後の世界に関する洞察をまとめたものである。 Swedenborg の核心的な主張は、人間は本質的に「霊(スピリット)」であり、肉体は自然界で活動するための道具に過ぎないという点にある。

死後の世界は、天国と地獄の間に位置する「霊界(World of Spirits)」から始まり、個々人の内面的な「統括的な愛(Ruling Love)」に従って、最終的な行き先が決定される。 Swedenborg によれば、天国への道は世俗を拒絶することではなく、現世の義務を果たしながら神聖な法則に基づき誠実に生きることによって開かれる。本報告書は、死のプロセス、霊的記憶の不可逆性、そして霊界における三つの状態について詳細に解説する。

1. Emanuel Swedenborg の背景と遍歴

Swedenborg は、その生涯において科学者から神秘主義者へと劇的な転身を遂げた人物である。

  • 多才な知識人: スウェーデン出身の科学者、発明家、哲学者、そしてキリスト教神学者。初期のキャリアでは科学分野で多大な功績を残した。
  • 霊的覚醒: 1741年から1753年にかけて、夢やビジョンを通じて霊的段階に入り、「主(主イエス・キリスト)」からキリスト教を改革するための「天の教義」を記すよう任命されたと主張した。
  • 霊的視力: 彼は自分の「霊の眼」が開かれたことで、天国や地獄を自由に訪れ、天使や霊、悪魔と対話できるようになったと述べている。
  • 客観的な証拠: 遠方の火災を察知したり、亡くなった王族の秘密を言い当てたりするなど、彼の主張を裏付けるような超心理学的な出来事が当時いくつか記録されている。

2. 人間の本質:肉体と霊

Swedenborg の哲学において、人間の定義は通常の物質的観点とは根本的に異なる。

  • 霊としての人間: 思考し、感情を持つのは肉体ではなく「霊(または魂)」である。肉体は物質界で機能するために付加された、生命のない道具に過ぎない。
  • 死の定義: 肺の呼吸と心臓の拍動が止まったとき、霊が肉体から分離される。これを一般に「死」と呼ぶが、 Swedenborg はこれを「復活」であり「生命の継続」であると定義する。
  • 覚醒のプロセス: 死後、霊は一時的に肉体にとどまるが、主によって導き出され、霊界へと目覚めさせられる。この際、天使が寄り添い、故人の思考をケアし、自然的な思考から霊的な思考へと移行させる補助を行う。

3. 霊界の構造と「統括的な愛」

死後、すべての人はまず「霊界」と呼ばれる中間領域に集まる。ここは天国でも地獄でもなく、準備と選別のための場所である。

霊界の特徴

  • 滞在期間: 数日から数週間、長い場合は30年まで。個人の内面(本音)と外面(建前)の不一致の度合いによって期間が異なる。
  • 統括的な愛 (Ruling Love): 人間は死後、その人が現世で最も愛していたもの(善、あるいは悪)そのものになる。この「愛」が磁石のように、その人をふさわしいコミュニティ(天国または地獄)へと引き寄せる。

死後の三つの状態

霊界に到着した霊は、以下のプロセスを経て最終的な目的地へ向かう。

状態名称内容
第一の状態外面的な関心の状態現世での生活とほぼ変わらない状態。友人や親族と再会し、道徳的・市民的な振る舞いを維持する。
第二の状態内面的な関心の状態外面の仮面が剥がれ、本性が露呈する。善い人はより賢明になり、悪を愛した人は狂気と悪行に耽る。
第三の状態教育・準備の状態天国へ向かう者のための教育段階。天使から知恵と善について学び、天国のコミュニティへ入る準備を行う。

4. 記憶の保存と「生命の書」

Swedenborg は、人間のすべての行動、思考、意図は消去されることなく記録されると主張している。

  • 内的な記憶: 霊的な記憶(内面的な記憶)には、赤ん坊の頃からのすべての経験、隠れた犯罪、善行、思考、感情が刻まれている。
  • 暴露: 審判の際、隠し事は不可能である。欺瞞、窃盗、不倫などの行為は、当時の意図や感情とともに、まるで目の前で起きているかのように再現される。
  • 生命の書: 聖書に登場する「生命の書」とは、人間の脳と体全体に刻み込まれた、その人の全生涯の記録そのものである。

5. 天国への道:日常生活の中の霊性

Swedenborg は、天国へ行くために世俗を捨てる必要はないと強調する。

  • 世俗での活動: 修道院のような隠遁生活や、過度な敬虔さだけの生活は天国へは通じない。真の霊的生活は、現世の仕事や義務を誠実かつ公正に果たす中で形成される。
  • 誠実さの源泉: 単に法律や評判のために正直に振る舞う(外的動機)のではなく、それが神の法であり善であるからという理由で正直に振る舞う(内的動機)ことが重要である。
  • 容易な道: 天国への生活は思われているほど難しくはない。不誠実な誘惑に駆られた際、「これは神の戒めに反するからやめよう」と考える習慣をつけるだけで、主の導きによって内面が開かれ、悪が取り除かれていく。

6. 補足的考察:他思想との関連性

提供された資料内では、 Swedenborg の思想と他の哲学的・精神的枠組みとの共通点についても言及されている。

  • ネヴィル・ゴダード: ゴダードが引用するウィリアム・ブレイクは、 Swedenborg から強い影響を受けていた。
  • 一なるものの法則 (Law of One): 「他者への奉仕」が51%を超えると次の意識レベル(密度の転換)へ進めるという概念は、 Swedenborg の「善への愛」と天国への移行に近い。
  • カルロス・カスタネダ: 過去の記憶を再体験して解放する「回想(Recapitulation)」の技法は、死後に記憶の束縛から逃れるための手段としての共通項が見出される。

結論

Emanuel Swedenborg の記述によれば、死後の運命は「審判」という外部からの宣告によって決まるのではなく、人間がその生涯を通じて自らの内に築き上げた「愛」の質によって決定される。天国とは、他者への愛と有用な活動を喜びとする人々のコミュニティであり、地獄とは、自己愛と支配欲に囚われた人々の集まりである。したがって、現世における誠実な生き方こそが、死後の幸福を形作る唯一の基盤となる。

【テーマ別解説集】 Swedenborg が明かす「霊界の仕組み」と「真の生き方」

AI

「死」という未知の扉の向こう側に、一体何が待っているのでしょうか。18世紀の偉大な科学者であり、霊的探求者でもあった Emanuel Swedenborg は、その目で見、体験した驚くべき真実を遺してくれました。

親愛なる学習者の皆さん、安心してください。死とは決して生命の終わりではありません。それは古い衣を脱ぎ捨て、より自由で、より本質的な世界へと引っ越す「世界の移動」に過ぎないのです。本書では、彼の膨大な記録から、私たちが輝かしい未来を迎えるための知恵を紐解いていきましょう。

1. 序論:死とは「世界の移動」である

Swedenborg によれば、人が肉体の機能を停止した直後に足を踏み入れるのは、天国でも地獄でもない、その中間に位置する‌‌「霊界(World of Spirits)」‌‌という場所です。

ここは、すべての死者が最初に集められ、自らの本質を吟味され、次の世界への準備を整える「待機場所」のようなものです。滞在期間は数日から、長くても30年ほど。この霊界において、人は‌‌「三つの状態(外的、内的、教授)」‌‌を経て、自らが最も相応しい場所へと進んでいきます。

死とは、肉体という道具が精神の呼吸と拍動に応答できなくなったときに起こる、霊体の解放です。では、私たちが今この瞬間も肉体の内側に宿している「霊的な体」の秘密について、詳しく見ていきましょう。

2. 霊体と肉体:思考と呼吸を結ぶ「見えない絆」

人間にとっての本質は「霊体」であり、肉体は霊界という生命の源から送られるエネルギーを、この物理世界で使うための「器」に過ぎません。私たちの生命維持装置である呼吸と心拍は、霊的な機能と密接に対応(照応)しています。

「思考」と「呼吸(肺)」のつながり 思考は霊的な呼吸そのものです。肉体の肺が止まっても、霊体としての呼吸は継続し、私たちの知恵と理解を支え続けます。

「情愛(愛)」と「心拍(心臓)」のつながり 情愛や意志は、肉体の心臓の鼓動に対応しています。私たちの内側にある「愛」こそが霊体の本質的な熱源であり、生命の核なのです。

肉体が冷たくなっても、天使たちが私たちの霊体の目から「覆い」を優しく巻き戻し、霊的な光を見せてくれるとき、私たちは真に目覚めます。その際、天使の存在によって‌‌「死体さえも甘く香るような、芳しい香り」‌‌が漂い、悪しき霊が近づくのを防いでくれるのです。

身体機能対応する精神的要素霊的な意味
呼吸(肺)思考・理解霊的呼吸の継続。知恵を形作る活動。
心拍(心臓)情愛・愛命の本質的な熱源。天国との絆。

霊体が解放されると、人は「ありのままの自分」を露呈させるプロセスへと入ります。それが次の章で語る、記憶の再現です。

3. 「内なる記憶」:刻まれる人生の記録(生命の書)

Swedenborg は、記憶には二つの層があることを明かしました。世俗的な知識である「外的な記憶」と、人生のあらゆる意図と行動が刻まれた「内的な記憶」です。この内的な記憶こそが、聖書で言われる‌‌「生命の書」‌‌の正体であり、脳だけでなく指先に至るまで「霊体の全身」に刻み込まれています。

霊界の‌‌「第二の状態(内的な状態)」‌‌に入ると、隠し事は一切不可能になります。出典には、驚くべき再現の様子が記されています。

  • 毒殺者の審判: 生前に隣人を毒殺した者が、死後に「足元に溝が開き、墓から出てきた被害者に叫ばれる」という形で罪を突きつけられた。当時の会話、毒を盛った時の思考がすべて再現され、本人は否定できなくなった。
  • 日記の読み上げ: 贈収賄を行っていた者の記憶が、あたかも「生前につけていた日記をページごとに読み上げられる」かのように、金額、場所、意図に至るまで詳細に公開された。
  • 不誠実の露呈: 他人の目を盗んで行った誹謗中傷や、密かな不倫、詐欺行為が、当時の感情とともに、映画を見ているかのように鮮明に再現される。

このプロセスは罰ではなく、‌‌「似た愛を持つ者同士が結びつき、無関心な者が離れる(相互認識)」‌‌ための浄化です。自分と似た本質を持つコミュニティを見つけるために、人はその内面を隠せなくなるのです。

4. 支配的な愛:死後に現れる「真実の姿」

霊界に入った直後の「第一の状態(外的な状態)」では、まだ地上にいた頃の顔をしていますが、時間が経つにつれて劇的な変化が訪れます。その人が生涯を通じて育んできた‌‌「支配的な愛」‌‌が、そのまま外見へと現れるのです。

  • 天国的な愛を持つ者: 他者への誠実さと神への愛を持って生きた人は、内面の美しさが全身から溢れ出します。彼らは輝くように美しく、若々しい天使の姿へと変化していきます。特に「第三天国」の天使たちの美しさは、地上のいかなる画家も描くことができないほど光り輝き、生命に満ちていると言います。
  • 利己的な愛に固執する者: 自分勝手な欲望や憎しみを愛した人は、その醜い内面が顔を覆います。彼らの姿は暗く、歪み、見るに堪えない醜い怪物のような姿へと変貌してしまいます。

霊界では「思っていること」と「見かけ」が一致します。では、私たちが「美しい姿」として永遠を生きるために、今できることは何でしょうか。

5. 天国への道:世俗の中での「誠実な暮らし」

「天国に行くには、世俗を離れて祈り続ける隠者のような生活が必要だ」という考えは、大きな誤解です。 Swedenborg は、真の霊的生活は「日常の職務」の中にこそあると説きました。

彼は十戒を以下の三つに分類し、その実践を説いています。

  1. 霊的な法(最初の3つ): 神を認め、敬うこと。
  2. 市民の法(次の4つ): 社会の一員として誠実であること。
  3. 道徳の法(最後の3つ): 自らの内面(意図)を清く保つこと。

ここで重要なのは、‌‌「なぜその法を守るか」‌‌という動機です。「単に評判を気にして、あるいは法律が怖いから」守るだけの「自然な人間」は、内面では復讐心や不誠実さに燃えています。しかし、「神の法だから」という理由で誠実に生きる「霊的な人間」は、内なる心が天国に向かって開かれます。

特別な修行は必要ありません。ビジネスや家庭、地域社会という「世俗」の中で、誠実かつ公正に振る舞うこと。その一歩一歩が、あなたを天使へと作り変えていくのです。

6. 結論:今日から始める「永遠」への準備

私たちが学んできた「霊体」「記憶」「支配的な愛」の教えは、すべて一つの希望へとつながっています。それは、あなたの今この瞬間の選択が、未来のあなたの姿を決めるということです。

[!IMPORTANT] 「天国への道は、人が考えているほど難しくはない」

誘惑に駆られたとき、「これは神の教えに反する、不誠実なことだ」と一瞬立ち止まる。その小さな習慣が、あなたを天国のコミュニティへと結びつけます。難しく考えすぎる必要はありません。今の生活を愛し、目の前の職務に真心を込めて取り組んでください。

自分の内面を整えることは、そのまま輝かしい未来を築くこと。あなたが今日、誰かに向けた誠実な微笑みや、正直な仕事が、そのまま永遠の世界でのあなたの「美しさ」となります。自信を持って、愛と誠実の道を歩んでいきましょう。

基礎概念解説書:死後の世界の構造と魂の変容プロセス

AI

1. 導入: Emanuel Swedenborg と「霊界」の発見

Emanuel Swedenborg (1688-1772)の転身は、人類史における最も驚くべき知的越境の一つです。彼はもともと、ヨーロッパ屈指の科学者であり、貴族院議員も務めた知性の権威でした。しかし、50代のときに「霊的な目」が開かれるという劇的な体験を経て、彼はその後の人生を、目に見えない世界の構造を解き明かす「主の僕」として捧げました。

  • 人物像(プロフィールの要約):
    • 1688年、スウェーデン生まれ。卓越した科学者、発明家、哲学者。
    • 1741年から53年にかけ、夢やビジョンを通じた霊的覚醒を経験。
    • 「主により霊的な目を開かれ、天国と地獄を自由に行き来し、天使や霊たちと対話する」という特異な使命を授かった。
    • ストックホルムの大火を遠隔地で視認するなど、その透視能力は当時から高い信憑性を持って語られていた。
  • 霊界記述の背景:
    • 彼の著作は抽象的な神学ではなく、彼自身が霊界で「見て、聞いて、触れた」事実の報告書です。彼は死を「終わり」ではなく、生命の連続性における「質的な転換点」として描き出しました。

学習のポイント(So what?) 死後の構造を理解することは、死の恐怖を克服するだけでなく、現在のあなたの「愛の質」がいかにして未来の住処を決定しているかを自覚させ、生き方を根本から再定義させます。

つなぎの言葉: 次のセクションでは、肉体の死を超えて存続する私たちの「真の実体」について解説します。

2. 人間の本質:肉体という道具と、霊という実体

Swedenborg の思想において、人間とは「肉体をまとった霊」です。思考し、感じ、意図している主役は、常にスピリット(霊体)の方にあります。

「肉体」と「霊(スピリット)」の役割比較

項目肉体(マテリアル)霊(スピリット)
本質的役割物質界で活動・奉仕するための「衣服」や「道具」思考・感情・意図の主体であり、人間としての「実体」
形態と感覚物質的で生命を持たない。死後は朽ちる霊的な実体。死後も完全な人間形態を保ち、触覚・視覚等の全感覚を保持する
存続性呼吸と鼓動の停止とともに機能喪失する不滅。肉体を離れた後も、個性や記憶、能力は完全に維持される
  • 「思考の本尊」としての霊: 思考し、感じているのは肉体ではなく霊であるという事実を忘れてはなりません。肉体は、霊が自然界という物質的な場において「有用性(Usefulness)」を発揮するために付着している付加物に過ぎません。
  • 死という名の「引っ越し」: 死とは世界の移動に過ぎません。 Swedenborg によれば、心臓の鼓動が止まった瞬間、主によって「目覚め(Awakening)」のプロセスが始まります。天国的な天使が死者の顔を見つめて思考を共有し、左目の覆いを転がすようにして「霊的な光」を導入します。これにより、人間は自然界の思考から霊的な思考へとスムーズに移行するのです。

学習のポイント(So what?) 外見や肉体的な機能が失われても、あなたの個性、記憶、そして「愛」は完全に維持されます。あなたは死後も、あなた自身のまま存在し続けるのです。

つなぎの言葉: それでは、肉体を離れた私たちが最初に到着する「中間地点」について詳しく見ていきましょう。

3. 中間領域「霊界(World of Spirits)」の役割

死後、魂は直ちに天国や地獄へ送られるわけではありません。まず「霊界」と呼ばれる、天国でも地獄でもない中間領域に集められます。

  • 霊界の3つの特徴:
    1. 中間地点: 天国と地獄の間に位置する、状態であり場所。
    2. 最初の集結地: すべての死者が例外なく最初に集まり、診査を受ける。
    3. 準備の場: 内面と外面を一致させ、最終目的地へ向かうための調整を行う。
  • 滞在期間: 数日から数週間、長くとも30年以内。この期間を決定するのは、その人の「内面(本音)」と「外面(建前)」の乖離の度合いです。
  • 「類は友を呼ぶ」原理: 到着直後は、現世の家族や知人と再会し、会話を楽しむことができます。しかし、魂の本質(愛の質)が異なる者同士は、この原理によって自然に離別していきます。天国へ向かう者と地獄へ向かう者は、やがて互いの姿を認識することすらできなくなります。

学習のポイント(So what?) 霊界は最終目的地ではなく、社会的仮面を脱ぎ捨て、自分自身の「本質」を剥き出しにするための待合室であることを理解してください。

つなぎの言葉: 霊界での滞在中に、魂は3つの明確なプロセスを経て変容していきます。

4. 魂がたどる3つの段階(ステップ・バイ・ステップ)

魂は、以下の段階を経て、その人の「統治的な愛(Dominant Love)」そのものへと純化されていきます。

① 第一の段階:外面の状態(State of Externals)

死後数日間、霊はまだ現世にいたときと同じ社会的マナーや道徳性を維持しています。

  • 自分が死んだことに気づかない者も多く、知人と再会し、現世での役職や地位に基づいた振る舞いを続けます。

② 第二の段階:内面の状態(State of Internals)

ここから社会的仮面が完全に剥がれ落ち、その人の真の正体が露出します。

  • 全身に刻まれた「生命の書」: Swedenborg の衝撃的な記述によれば、人間の思考や意図は脳だけでなく、指先から足先に至るまで全身に記録されています。 これがいわゆる「生命の書」です。
  • 隠し事の不可能性: この段階では、生前のあらゆる悪行——例えば、毒殺者が被害者と対面させられたり、不倫や詐欺の全詳細が日記をめくるように再現されたりします。自己欺瞞は一切通用しません。
  • 外見の劇的な変容: 内面が善い者は天使のような輝かしい美しさを帯び、邪悪な者は自らの欲望を反映した醜い怪物のような姿へと変化します。

③ 第三の段階:準備の状態(State of Instruction)

天国へ向かうことが決まった者だけに提供される「教育」のプロセスです。

  • 有用性の教育: 天使による指導は単なる知識の伝達ではありません。霊が持つ独自の才能やギフトに基づき、天国でどのような「有益な活動(Usefulness)」に従事するかを学びます。
  • 天使の生命: 天使の命は「有益な活動」そのものにあります。教育を経て、魂は「自分が最も情熱を注げる役割」を見つけ、そのコミュニティへと導かれます。

学習のポイント(So what?) 各段階を経て、人間は「自分が本当に愛しているもの」へと純化されます。天国とは場所ではなく、あなたの「愛」と「有用性」が完全に一致した状態を指すのです。

つなぎの言葉: このプロセスを終えた後、魂は自らの意思で最終的な行き先を選択します。

5. 選択の論理:なぜ自ら天国や地獄を選ぶのか

Swedenborg が説く最も重要な真理は、‌‌「神は誰も裁かない」‌‌ということです。人間は、自らの性質に基づいて、最も居心地の良い場所を自ら選び取ります。

  • 相似する愛の結合: 霊界の法則は「類は友を呼ぶ」です。似たような愛(意図)を持つ者同士が磁石のように引き寄せられます。
  • 天国を選ぶ理由: 善と真理、他者への貢献を愛する者は、天国の光の中に「故郷のような安らぎ」を感じます。彼らにとって、他者の幸せを願うコミュニティこそが最も呼吸のしやすい場所なのです。
  • 地獄を選ぶ理由: 自己愛や支配欲を愛する者にとって、天国の光は耐え難い「苦痛」であり、窒息するような圧迫感をもたらします。彼らは自らその光を拒絶し、自分と同じ性質の者が集まる「暗闇」の中にこそ喜びと自由を見出し、自ら好んで転落していきます。
  • 「大きな岩(Boulder)」のメタファー: 霊たちが進む広場の終わりの分岐点には、大きな岩(神的な真理、あるいは主の神的な人間性)が置かれています。善き者はそれを見て正しい道を選びますが、真理を拒絶する悪人はその岩に躓き、自ら地獄の道へと突き進んでいくのです。

学習のポイント(So what?) 死後の運命を決定するのは、天からの報酬や罰ではなく、「あなたが何に喜びを感じるか」という適応性の問題です。今の自分の愛の質が、未来の居心地を決定します。

つなぎの言葉: 最後に、この学びを現代の生活にどう活かすべきかまとめます。

6. 結論:現世での歩みが未来を形作る

Swedenborg の教えは、決して「世俗を離れて隠居すること」を推奨しません。むしろ、社会という荒波の中での振る舞いこそが、天国への唯一の道であると説きます。

「有用な生活」こそが天国への道: 天国への道は、思っているほど難しくありません。それは、孤独な修行や陰鬱な自己否定の中にあるのではなく、日々の誠実な仕事や人間関係の中にあります。 Swedenborg は、‌‌「陰鬱な人生や世俗放棄は、天国の喜びを受け入れられない魂を作るため、むしろ有害である」‌‌と厳しく警告しています。

天国的な生活へのチェックリスト

今日から意識できる「天国的な生活(有用性の生活)」のポイント:

  • 誠実な職務遂行: 自分の仕事や役割を、単なる利益のためではなく、それが「正しいこと」であり「他者の役に立つこと」であるという理由で行っているか。
  • 十戒の精神的実践: 法律で禁じられているからではなく、それが「神的な秩序に反し、愛を傷つけるから」という理由で、不誠実や不正を避けているか。
  • 内面の点検: 自分の行動の動機は、常に「自分さえ良ければいい(自己愛)」に向いているか、それとも「全体の善(隣人愛)」に向いているか。
  • 健全な喜びの享受: 陰鬱な聖者を目指すのではなく、社会の中で有用性を発揮し、その活動自体に喜びを感じているか。

最終メッセージ: 天国への道は、特別なことではありません。それは、日々の生活の中で「誠実であること」を、そして「他者への有用性」を、一歩ずつ選択し続ける積み重ねの先に、自然と拓かれているものなのです。

Emanuel Swedenborg における「合理的理性から直感的洞察への変容」:知識・記憶・人格形成の構造的考察

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1. 序論:卓越した科学者から神秘家への転身が問いかける現代的意義

18世紀の碩学 Emanuel Swedenborg (1688-1772)の足跡は、単なる歴史的な奇行の記録ではない。それは、人類が到達しうる意識変容プロセスの極めて高純度な事例であり、分析心理学の文脈における「個体化(Individuation)」の極致として定義されるべきものである。彼は、物理学、解剖学、工学における最先端の知性を極めた後に、1741年から始まる「霊的開眼」のプロセスへと突入した。

現代の心理学的視点から彼の転身を再評価することの重要性は、その「高度に分化した自我(Highly Differentiated Ego)」の存在にある。通常の神秘家が陥りやすい自我の崩壊や主観的な幻視の氾濫に対し、 Swedenborg は科学的客観性という強固な防壁を保持したまま、深層意識の「元型的素材(Archetypal Material)」を統合することに成功した。彼の事例は、合理的探求の極限が「超越的機能(Transcendent Function)」を呼び覚まし、直感的領域への扉をいかにして体系的に開きうるかを示す、意識変容の戦略的モデルなのである。

2. 合理的基盤と知識の集積:体系的思考が形成する「器」の分析

Swedenborg の初期キャリアは、膨大な知識の集積による「知的な器」の構築期間であった。彼がラテン語で著した多面的な科学的業績は、単なるデータの羅列ではなく、後の神秘体験において「言語化不能な事象」を構造化するための「象徴的言語(Symbolic Language)」として機能した。彼にとっての科学的訓練は、霊的世界というカオスに秩序を与えるための、いわば精神的なアーキテクチャであった。

  • 科学的客観性がもたらした観察眼の鋭さ: 彼は霊的世界を、感情的な陶酔の対象としてではなく、一種の「霊的現象学」として観察した。未知の領域を測量し、分類し、記述するその姿勢は、科学者としての徹底したリアリズムの延長線上にあった。
  • 多角的知識が与えた体系的秩序: 物理学、数学、哲学、工学の知見は、彼が提唱する「対応(Correspondences)」の原理、すなわち物質界と霊的世界の構造的一致を記述するための強固な論理的枠組みを提供した。

この高度に鍛錬された合理的「器」があったからこそ、彼は深層心理からの奔流に呑み込まれることなく、それを普遍的な教説へと昇華させる「心理的な剛性」を維持できたのである。

3. 境界線の超克:覚醒プロセスにおける心理学的・霊的変容

1741年から1757年にかけての「霊的開眼」は、単なる心理的危機ではなく、心身相関的な再統合のプロセスであった。 Swedenborg は、呼吸がほとんど停止し、心拍のみが天界の律動と同期するような特殊な生理学的状態(心臓は「情愛」に、呼吸は「思考」に対応するという彼の洞察に基づく)を経験した。彼はこのとき、天使の存在を示す「甘い香り(Sweet Odor)」を感じたと記述しており、これは感覚遮断に近い状態で深層意識が立ち上がらせた高度な知覚変容と解釈できる。

彼の主張に「真実性(Veracity)」を与え、単なる狂気との境界を明確にしたのは、以下のような外部社会との同期エピソードである。

  • ストックホルム大火の予見: 1759年、自身が滞在していたエーテボリにおいて、約400km離れたストックホルムで発生した火災の発生、拡大、鎮火のプロセスをリアルタイムで詳細に語り、後に公式記録と完全に一致することが証明された。
  • スウェーデン王妃との対話: 亡くなった王妃の兄弟だけが知り得た極秘の情報を伝え、王妃をして「 Swedenborg の体験は真実である」と認めさせた。
  • 紛失書類の発見: 亡くなった夫が隠していた重要書類の所在を、霊的世界での対話を通じて未亡人に伝え、実際に発見に至らせた。

これらの事象は、彼の内的変容が主観的妄想の域を超え、客観的現実の深層(集合的無意識)にまで触れていたことを示唆している。

4. 「霊的な顔」の形成:対応原理による内面と外貌の統合

Swedenborg は、死後の世界において、個人の「支配的な愛(Ruling Love)」がその外貌を決定的に形成すると主張した。これは心理学的に見れば、社会生活における「ペルソナ(社会的仮面)」が剥落し、内面的な「影(Shadow)」や「真我(Self)」が物理的・感覚的な現実として顕現する現象のメタファーである。

状態世俗的状態(第一の状態)霊的状態(第二・第三の状態)
外見と表現ペルソナの支配: 外的な礼儀、社会的地位に基づく。支配的な愛の顕現: 内面の本質が外貌を決定。
思考と意図分離と偽装: 言葉と意図の乖離が可能。絶対的な一致: 思考したことが即座に表情・行動となる。
生理的顕現制御された外貌: 生理的反応を意志で隠蔽。放射と変形: 善なる愛は天使の美しさ、悪意は醜悪な怪物として現れる。

霊的世界において、人間は「自らの中にある愛」そのものへと純化され、その結果、内面の歪みは顔貌の歪みとなり、内面の美徳は筆舌に尽くしがたい光り輝く美貌(天使の姿)へと変容する。

5. 生命の書としての記憶:アイデンティティの不可逆的な刻印

Swedenborg の「内的記憶(霊的記憶)」の概念は、アイデンティティがいかにして逃れられない「自己責任の集積」として構築されるかを冷徹に示している。彼によれば、人間の全生涯、すなわちあらゆる意図、思考、行動は脳だけでなく、指先の一本一本に至るまで身体全体に刻印されている。死後、この「生命の書」は天使たちの精緻な検査(指先から全身に及ぶ精査)によって開示される。

  • 審判としての記憶の再生:
    • 隠された悪行の露呈: 姦淫や不誠実な行為を否定する者に対し、当時の思考、情動、周囲の状況が、まるで現在の出来事のように目の前に克明に再現される。
    • 日記の朗読: 収賄者が密かに記していた日記そのものが霊的世界で出現し、ページをめくりながら読み上げられ、本人は一言の反論もできなくなる。
    • 毒殺者の審判: 毒殺を隠し通した男の足元に「墓場の溝」が開き、被害者が叫び声を上げながら現れ、犯行の瞬間の全詳細(提供した飲み物、殺意の動き)が白日の下に晒される。

忘却という救いがないこの世界において、内的記憶は「個人の全実在」そのものであり、自己の「影」を直視することから逃れることは不可能なのである。

6. 結論:有用性の生活による合理的・直感的知性の統合

Swedenborg が膨大な霊的世界の探究を経て到達した究極の結論は、世俗を離れた神秘的な隠遁生活ではなく、社会の中での「有用な活動(Useful Activities)」の重要性であった。彼は、天界への道は瞑想や形式的な礼拝にあるのではなく、日々の職務を誠実かつ公正に遂行することにあると断じた。

これは現代心理学における「スピリチュアル・バイパス(霊的な事象に逃避して現実の問題を避けること)」への強力な警告であり、解毒剤である。合理的理性と科学的思考を捨て去るのではなく、それを「他者への愛と社会への有用性」という目的のために使いこなすこと。これこそが、分裂した自我を統合し、成熟した人格を形成するための最終的な指針である。

知識の習得、記憶の蓄積、そして直感的洞察。これらを「有用性」という軸で統合した人間こそが、死後においてもその質性を保ち、天使的な存在へと昇華していく。 Swedenborg の生涯は、知性の極北に立つことと霊性の深淵に触れることが、一つの「統合された人間」の内部で矛盾なく両立しうることを証明しているのである。

プロフェッショナルな誠実さの再定義: Swedenborg の「支配的な愛」に基づく倫理指針レポート

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1. 序論:卓越性の背後にある「内面」の論理

現代のビジネスリーダーが直面する最大の課題は、スキルの不足ではなく、組織の深層に潜む「不透明な動機」の管理にあります。18世紀の碩学 Emanuel Swedenborg は、神秘家として知られる以前、天文学、物理学、解剖学に精通した一流の科学者であり、発明家でもありました。彼がその論理的・科学的キャリアの頂点において「内面世界」の探求へと舵を切った事実は、単なる宗教的転向ではなく、人間の真の動力源を解明しようとする戦略的なシフトであったと捉えるべきです。

Swedenborg は、人間の生命を二つの層に定義しました。一つは、社会的な規範や礼儀、評判のために適応する‌‌「市民的生活(外面的な道徳心)」。もう一つは、他者の目が届かない場所での真の意図や情熱が支配する「霊的生活(内面的な意図)」‌‌です。

リーダーは、この二層の乖離がもたらすリスクを直視しなければなりません。表面的なコンプライアンスの遵守は、短期的な法的リスクを回避するかもしれませんが、組織の「レジリエンス(倫理的復元力)」を構築することはありません。外面的な行動の背後にある「真の動力源」——すなわち、誰にも見られていない時に何を考え、何を求めているかという内面の一致こそが、長期的な市場価値を決定づけるのです。

2. 意思決定の不可視なコンパス:「支配的な愛」の戦略的分析

組織における意思決定は、マニュアルではなく、個人の中に深く埋め込まれた‌‌「支配的な愛(Ruling Love)」‌‌という不可視のコンパスによって行われています。

支配的な愛のメカニズムとアイデンティティ

Swedenborg の洞察によれば、人間は死後(あるいは究極の自由な状態において)、自らの「支配的な愛」そのものへと変容します。これを現代のプロフェッショナルな文脈に変換するならば、キャリアの軌跡とは「自分が何を愛しているか」を証明し続けるプロセスに他なりません。名声や富への愛が支配的なのか、あるいは「有用性(Usefulness)」そのものへの愛が支配的なのか。その本質はやがて、個人のアイデンティティを完全に規定するようになります。

「自己愛」と「有用性への愛」の対比

Swedenborg は、1000人の人間が同じ「誠実で公正な行動」をとっていたとしても、その価値は全く異なると指摘します。

  • 外面的な誠実さ: 自身の利益や名声、あるいは罰への恐れから誠実さを装う者。この場合、誠実さは「自己愛」を達成するための道具に過ぎません。
  • 真の誠実さ: 公明正大さ(Honesty and Fairness)そのものを愛し、それが正しいことであるからという理由で行動する者。

組織へのインパクト:採用と定着の「So What?」

リーダーはこの概念を「タレント・マネジメント」に直結させるべきです。もし、ある社員の支配的な愛が「自己利益」にのみ向いているならば、どれほど高額な研修やコンプライアンス教育を施しても、より大きな利益や誘惑が提示された瞬間に組織を裏切るでしょう。一方で、「有用性(サービス)」を愛する人材は、困難な状況下でも組織のミッションを遂行する「倫理的レジリエンス」を発揮します。組織の健全性は、構成員個々の「愛の質」に依存しているのです。

3. 誠実さの可視化:情報漏洩としての「生命の書」

秘密裏に行われた思考や意図は、最終的に回避不能な形で外面へと現れます。 Swedenborg はこの因果の必然性を、比喩ではなく「生命の書」という極めて具体的な記録システムとして説明しました。

脳と身体に刻まれる「記録」

Swedenborg によれば、人間のあらゆる思考、意図、快楽、そして恐怖は、単なる記憶として脳に留まるだけでなく、‌‌「身体全体」‌‌に刻み込まれます。

  • これは現代で言えば、個人の「評判」や「オーラ」、あるいは危機における「直感的反応」として現れるものです。
  • ソースによれば、不誠実な者は、かつて密かに行った詐欺や誹謗中傷、日記に記した不正のディテールまでもが、まるで目の前で起きているかのように白日の下に晒されることになります。

「メッキが剥がれる」プロセスの分析

人は死後(あるいは極限状態において)、外面的な関心が支配する「第一の段階」から、内面の本性が露わになる「第二の段階」へと移行します。

  1. 仮面の崩壊: 順風満帆な時には礼儀正しく振る舞うことができても、組織が危機(スキャンダルや市場の暴落)に直面したとき、外面的な仮面は維持できなくなります。これが「メッキが剥がれる」瞬間です。
  2. 本性への収束: 欺瞞に満ちたリーダーは、その内面にある「死臭の漂うような不潔な意図」を隠せなくなり、最終的には自分の本性にふさわしいコミュニティ(混乱と対立の場)へと堕ちていきます。

戦略的教訓:危機管理における内面の一致

「隠れた意図」は組織文化を内側から腐敗させるサイレント・キラーです。長期的な市場環境( Swedenborg の言う「霊界」)においては、企業や個人の本質は必ず露呈します。内面と外面の一致は、単なる道徳的要請ではなく、危機管理における最強の防御策なのです。

4. 組織への応用:リーダーシップと「天国的な」文化の形成

リーダーの「支配的な愛」は、組織が「天国(高エンゲージメントな生産的コミュニティ)」になるか、「地獄(相互不信の不毛な場)」になるかを決定づけます。

「有用な活動」を基盤としたエンゲージメント

Swedenborg が描く理想的なコミュニティは、個々人がそれぞれの才能を活かし、他者のために「有用な活動(Constructive living)」を行うことで至福を感じる場です。

  • 教育の再定義: 現代の「コンプライアンス研修」は、ルールを記憶させることに終始していますが、これは無意味です。真の教育とは、情報が単なる知識としてではなく、その人の「生命(生き方)」に定着することを目指すべきです。
  • 奉仕の愛: メンバーが自らの役割を通じて「有用性」を愛するよう導くことこそ、真のリーダーシップ開発です。

倫理形成のフレームワーク

Swedenborg は「十戒」を三つの次元(霊的・市民的・道徳的法則)の統合として再定義しました。これを現代の企業統治に応用すべきです。

  1. スピリチュアル・ガバナンス(第1-3戒): 普遍的な真理や高い目的との接続。
  2. シビル・ガバナンス(第4-7戒): 社会秩序と法的責任の遵守。
  3. モラル・ガバナンス(第8-10戒): 内面的な誠実さと、他者への不当な欲求の抑制。

リーダーへの究極の教訓

真の聖性とは、実社会から離れた祈りの中にあるのではなく、日々の世俗的な職務の中で「公明正大さ」を貫くことにあります。外面的な道徳的ポーズを捨て、実務において他者への有用性を追求することこそが、最も高い次元の誠実さ(天国への道)です。

5. 結論:誠実さという「最小抵抗路」

本レポートが提示した Swedenborg の知見は、プロフェッショナルな誠実さに関する究極のパラドックスを明らかにしています。

総括的インサイト

誠実さとは「誰も見ていないところでの意図」そのものであり、それはやがて誰にでも見える形で現実化します。私たちは、自分が愛するもの、すなわち「支配的な愛」へと収束していく運命から逃れることはできません。

プロフェッショナルへの提言

  • 自己省察: 定期的に自らの「支配的な愛」を点検してください。あなたの行動の最終的な目的は、自己の利益ですか、それとも「有用性」ですか。
  • 有用性の追求: サービス(奉仕)そのものを目的とすることが、結果として最も幸福で持続可能なキャリアをもたらします。
  • 分岐点の boulder(大岩): 人生の至るところに、 Swedenborg が描写した「分かれ道にある大岩」が存在します。一方は破壊へと続く広い道、もう一方は生命へと続く狭い道です。この大岩(真理)を無視する者はつまずいて転落し、これを受け入れる者だけが光へと進むことができます。

Swedenborg は、‌‌「天国への道は決して困難ではない」‌‌と断言しました。なぜなら、誠実さとは、特別な苦行ではなく、日々の仕事の中で「これは正しくない」と感じる誘惑を、自分の自由な意思で拒絶する習慣の積み重ねだからです。内面と外面が一致したリーダーにとって、誠実さは重荷ではなく、最も効率的で自然な「最小抵抗の道」となるのです。


以下、mind map から生成

Emanuel Swedenborg?

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提供されたソースに基づき、 Emanuel Swedenborg の霊界探訪という文脈において、彼がどのように描写され、死後の世界についてどのような洞察をもたらしているかを説明します。

‌科学者から神秘家への転身と「霊的視覚」の開眼‌‌ Emanuel Swedenborg (1688-1772)は、もともとスウェーデンの多才な科学者、哲学者、神学者であり、多くの発明や著作を残した人物でした,。しかし、1740年代から50年代にかけて彼は「霊的な段階」に入り、イエス・キリストからの啓示を受けたと主張し始めました。 Swedenborg によれば、‌‌主が彼の霊的な眼を開いたため、彼は自由に天国や地獄を訪れ、天使や悪魔、その他の霊と会話ができるようになった‌‌とされています。この劇的な転身は伝記作家たちにとっても非常に興味深い点であり、彼が別の町で起きた火事を知るなど、サイキックな能力を示したという記録も残されています。

‌死後のプロセスの詳細な描写‌‌ Swedenborg の最も有名な著作『天界と地獄』からの抜粋によると、彼は死後の世界を抽象的なものではなく、具体的な現実として描写しています。

  1. ‌死とは覚醒である‌‌: Swedenborg にとって、死は終わりではなく「一つの世界から別の世界への移行」に過ぎません。心臓の拍動が止まると肉体と霊が分離しますが、‌‌人間としての本質(思考や愛情)は霊にあるため、人は死後も完全な人間としての形態を保ち、感覚、記憶、感情のすべてを持って生き続けます‌‌,,。死直後、人々は自分が死んだことに気づかないことさえあります。

  2. ‌精霊界(World of Spirits)‌‌: 死後、すべての人はまず「天国」でも「地獄」でもない中間領域である「精霊界」に到着します。ここで人々は審査され、準備期間を過ごします(数日から30年程度)。ここでは、友人や家族と再会することもありますが、内面的な性質が異なればやがて別れることになります。

  3. ‌死後の三つの状態‌‌: Swedenborg は、霊が最終的な行き先(天国か地獄)に定まるまでに三つの状態を経ると説明しています。

    • ‌第一の状態(外的関心)‌‌: 生前と同じような顔、声、性格を持ち、道徳的・市民的な生活を続けます。
    • ‌第二の状態(内的関心)‌‌: 外面的な装いが剥がれ落ち、その人の本性(思考や意図)が露わになります。ここでは善人はより賢明になり、悪人はその狂気を隠せなくなります。‌‌人は自分の「支配的な愛(Ruling Love)」に従って行動し、もはや本心を偽ることができなくなります‌‌。
    • ‌第三の状態(教育)‌‌: 天国へ行く人々のための準備段階であり、真理についての教育を受けます(地獄へ行く者はこの段階を経ずに自らの愛する地獄へ向かいます)。

‌「生命の書」と記憶の保存‌‌ Swedenborg は、人の記憶は決して失われることなく、すべてが保存されていると主張します。これを「生命の書」と呼び、‌‌すべての思考、意図、行動は霊の記憶だけでなく、体全体に刻み込まれている‌‌と説明します,。死後、隠されていた罪や欺瞞はすべて白日の下にさらされ、否定することができなくなります,。

‌天国と地獄の決定要因‌‌ Swedenborg の体系において、天国や地獄への行き先は神による恣意的な判決ではなく、‌‌個人の「支配的な愛」によって決まります‌‌。

  • ‌天国的な愛‌‌: 善、正直、公平さをそれ自体のために愛し、主と隣人を愛する状態。
  • ‌肉的・世俗的な愛‌‌: 自分自身や名声、利益のために善を利用し、自己愛を核心とする状態。 死後の世界では、同じような愛を持つ者同士が引き寄せ合い、コミュニティを形成します,。

‌より大きな文脈と現代的解釈‌‌ ソースの語り手であるブライアン・スコットは、 Swedenborg の教えをウィリアム・ブレイクやネヴィル・ゴダード、あるいは「ラー文書(Law of One)」といった他の神秘主義的な思想と比較しています,。

  • ‌他者への奉仕‌‌: 『天界と地獄』の記述は、「ラー文書」における「51%以上の他者への奉仕(Service to Others)」が意識の向上(天国)につながるという概念と一致していると指摘されています。
  • ‌現世での生活の重要性‌‌: Swedenborg は、天国に行くためには世俗から離れて瞑想するだけでは不十分であり、‌‌この世界で道徳的かつ市民的な生活を送り、有用性(usefulness)のある活動に従事することが不可欠である‌‌と強調しています,。
  • ‌地獄の解釈‌‌: スコットは、 Swedenborg が描写する地獄への落下は、ネヴィル・ゴダードが説くように「地球への転生(カルマの輪に戻ること)」を意味しているのではないかという独自の解釈も加えています,。

総じて、これらのソースは Swedenborg を、単なる幻視者としてだけでなく、死後の世界を「愛の質」と「記憶の連続性」に基づいた論理的かつ道徳的なシステムとして体系化した人物として提示しています。

死後の世界(精霊界)

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ご提示いただいたソース資料(ブライアン・スコットによる Swedenborg の著作『天界と地獄』の朗読と解説)に基づき、 Swedenborg の霊界探訪という大きな文脈における「精霊界(World of Spirits)」の役割と性質について、以下の観点から説明します。

‌精霊界の定義と位置づけ‌‌ Swedenborg の体系において、精霊界は「天国」でも「地獄」でもなく、その両者の中間に位置する場所、あるいは状態です。人間は肉体の死後、まずこの精霊界に到着します。ここは最終的な行き先が決まる場所ではなく、すべての人間が集められ、審査され、準備を整えるための待機所のような機能を果たしています。滞在期間には個人差があり、数日で通過する者もいれば、数週間、あるいは数年(ただし30年以上ではないとされる)留まる者もいます。

‌死後のプロセスの三つの段階‌‌ 精霊界における滞在は、霊(人間)がその本性を露わにしていくプロセスとして描かれており、主に三つの状態(State)を経て進行します。

  1. ‌第一の状態:外面的な継続‌‌ 死後直後の状態であり、生前とほとんど変わりません。顔つき、声、性格は生前のままであり、道徳的・市民的な生活を続けます,。

    • ‌死の自覚の欠如‌‌: 肉体を離れても感覚や記憶がすべて残っているため、自分が死んだことに気づかず、自分がまだ現世にいると信じていることさえあります,。
    • ‌再会‌‌: 友人、家族、夫婦などはここで再会し、互いに語り合うことができます。しかし、内面的な性格(愛の質)が合致しない場合、やがて離れ離れになります,。
  2. ‌第二の状態:内面(支配的な愛)の露呈‌‌ これは「より深い関心(Interior concerns)」の状態と呼ばれ、外面的な装いが剥ぎ取られ、その人の本質である思考や意図が露わになる段階です,。

    • ‌支配的な愛(Ruling Love)‌‌: Swedenborg において最も重要な概念の一つです。この段階では、人はもはや本心を偽ることができず、自分の「支配的な愛」に従って行動します。
    • ‌本性の発露‌‌: 生前、善人のふりをしていた悪人は、ここではその狂気や悪意を隠せなくなり、愚かに行動します。逆に善人はより賢明になります,。
    • ‌記憶の開示‌‌: すべての記憶は「生命の書」として霊の体と記憶に刻まれており、隠されていた犯罪や秘密の意図が白日の下にさらされ、否定できなくなります,。
  3. ‌第三の状態:教育と準備‌‌ これは主に天国へ向かう人々のための状態で、真理についての教育を受け、天使となる準備をします。地獄へ向かう者はこの段階を経ず、第二の状態から直接、自分と同じ愛を持つ地獄のコミュニティへと引き寄せられていきます。

‌天国と地獄への「選別」のメカニズム‌‌ このソースの文脈において重要なのは、神が恣意的に人を天国や地獄に投げ込むのではなく、‌‌「類は友を呼ぶ」という霊的な引力の法則によって行き先が決まる‌‌という点です。

  • ‌愛による引力‌‌: 霊たちは自分の「支配的な愛」に合致するコミュニティへと自然に引き寄せられます。天国的な愛(善、正直、公平さをそれ自体のために愛する)を持つ者は天国へ、肉的・世俗的な愛(自己愛、支配欲)を持つ者は地獄へと向かいます。
  • ‌自己選択‌‌: 最終的に、人は「自分自身の愛そのもの」になります。悪人は天国の雰囲気に耐えられず、自ら地獄的な環境を好んで選び取ることになります,。

‌現代的・形而上学的な解釈(ソースの語り手による文脈)‌‌ ソースの語り手であるブライアン・スコットは、この18世紀のテキストを現代的なスピリチュアリティの文脈で再解釈しています。

  • ‌「他者への奉仕」と「自己への奉仕」‌‌: Swedenborg の説く天国への道(有用な活動、善行)は、「ラー文書(Law of One)」における「他者への奉仕(Service to Others)」による意識の向上(51%以上の奉仕)と一致すると指摘されています。
  • ‌地獄と転生の可能性‌‌: スコットは、 Swedenborg が描写する地獄への落下について、ネヴィル・ゴダードの解釈を引き合いに出し、これが「地球への再受肉(カルマの輪に戻ること)」を意味しているのではないかと推測しています。つまり、地獄とは厳しい罰の場所というよりも、未解決の記憶や執着によって再び物質的な経験(地球)に縛り付けられる状態であるという解釈です,。
  • ‌記憶の浄化‌‌: カルロス・カスタネダの「要約(recapitulation)」の概念とも関連付け、死後の世界で記憶に囚われないためには、現世にいる間に過去の記憶や感情を処理し、手放すことが重要であると示唆されています,。

このように、これらのソースにおける「精霊界」とは、単なる死後の待機所ではなく、人間が被っている社会的な仮面を剥ぎ取り、その魂の真の姿(支配的な愛)を明らかにし、それに基づいて自身の最終的な在り処(意識レベル)へと自動的に振り分けられていく、厳密で法則的なプロセスとして描かれています。

人間の本質

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提供されたソースに基づき、 Emanuel Swedenborg の霊界探訪という文脈において、人間の本質について語られている核心的なポイントを説明します。

Swedenborg の記述において、人間の本質は肉体的なものではなく、完全に‌‌霊的(スピリチュアル)な意志と愛‌‌によって定義される存在として描かれています。

‌1. 肉体は単なる「道具」であり、霊こそが「真の人間」である‌‌ Swedenborg は、肉体は霊のための「付属品」に過ぎないと断言しています。

  • ‌思考と感覚の主体‌‌: 思考し、感じ、生きているのは肉体ではなく、その内にある霊です。肉体は自然界で霊が機能するための道具に過ぎません。
  • ‌死後の連続性‌‌: したがって、肉体の死は人間の終わりではなく、単なる移行です。人は死後も、肉体以外のすべての感覚、記憶、性格をそのまま保持し、自分が死んだことに気づかないほど「人間としての完全な形態」を保ち続けます。つまり、‌‌人間の本質は死によって失われることはなく、永遠に継続します‌‌。

‌2. 人間とは「その人の愛(Ruling Love)」そのものである‌‌ これが Swedenborg の人間観における最も重要な概念です。人間は、自分が何を愛しているかによって定義されます。

  • ‌支配的な愛‌‌: 死後、外面的な装いが剥がれ落ちると、人は自分の「支配的な愛(Ruling Love)」そのものになります。‌‌人は自分の愛と異なるふりをすることができなくなり、自分の愛(欲望や意図)と完全に一致した顔つきや姿になります‌‌。
  • ‌天国と地獄の分岐‌‌:
    • ‌天国的な愛‌‌: 善、正直、公平さをそれ自体のために愛し、神と隣人を愛すること。
    • ‌肉的・世俗的な愛‌‌: 自分自身(自我)や利益、名声のために善を利用すること。 ソースの解説者ブライアン・スコットは、これを現代的な「ラー文書(Law of One)」の概念と結びつけ、‌‌「他者への奉仕(Service to Others)」が51%以上であれば意識が進化(天国へ)し、「自己への奉仕(Service to Self)」に留まるならばカルマの輪(地獄/地球)に戻る‌‌と解釈しています。

‌3. 内面(意図)と外面(行動)の二重性‌‌ 現世において、人間の本質はしばしば隠されています。

  • ‌行動の動機がすべて‌‌: Swedenborg は、同じ「正直で公平な行動」であっても、その動機(内面)によって善悪が完全に異なると説きます。神や隣人のために行う善行は「善」ですが、評判や利益のために行う善行は、外面が美しくても内面は「悪」です。
  • ‌記憶の完全性(生命の書)‌‌: 人間の本質は隠し通すことができません。すべての思考、意図、隠された罪は「内なる記憶」および「霊の体全体」に刻み込まれており、死後、それらはすべて白日の下にさらされます。

‌4. 霊性は「世俗からの逃避」ではなく「有用な活動」にある‌‌ 人間の本質的な霊的成長は、山にこもって瞑想することではなく、社会の中で生きることにあります。

  • ‌活動的な愛‌‌: 天使の生活は幸福な「有用な活動(worthwhile activities)」で満たされています。 Swedenborg は、‌‌天国へ行くための道は、この世界で道徳的かつ市民的な義務を果たし、誠実に生きることである‌‌と強調しています。単なる信心深さだけでは不十分であり、行動を伴う「他者への配慮(thoughtfulness)」が不可欠です。

‌要約すると‌‌ これらのソースにおいて、 Swedenborg は人間の本質を‌‌「記憶と経験をすべて保持したまま永遠に生きる霊的存在」‌‌であり、その運命は神による審判ではなく、‌‌「自分自身が何を最も愛し、どのような意図を持って行動したか」という自己の選択によって決定される‌‌と説いています。最終的に、人は自分が愛するもの(善または悪)と一体化し、その愛にふさわしいコミュニティ(天国または地獄)へと自然に引き寄せられていくのです。

死後の 3つの状態

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ご提示いただいたソース資料に基づき、 Emanuel Swedenborg の霊界探訪という文脈において、死後の「精霊界(World of Spirits)」で人間が経験する‌‌三つの状態(Three States)‌‌について説明します。

Swedenborg によると、死後、人間はすぐに天国や地獄に行くのではなく、まずその中間領域である精霊界に入り、そこで本性が明らかになるプロセスを経ます。このプロセスは通常、以下の三つの段階に分かれています。

‌第一の状態:外面的な関心の状態(State of External Concerns)‌‌ 死後直後の段階であり、生前の生活とほとんど変わりがありません。

  • ‌外見と感覚の継続‌‌: この段階では、霊は生前と同じ顔、声、性格を持っており、道徳的・市民的な生活を続けます,。自分が死んだことに気づかず、肉体を持っていると錯覚することさえあります。
  • ‌社会的な仮面‌‌: 人々は現世と同様に、本心を隠して礼儀正しく振る舞うことができます。そのため、友人や家族と再会し、互いに語り合うことが可能です。
  • ‌期間‌‌: この状態は数日から1年ほど続きますが、個人の内面と外面の乖離の度合いによって異なります。

‌第二の状態:内面的な関心の状態(State of Interior Concerns)‌‌ これは死後のプロセスにおいて最も重要な段階であり、外面的な装いが剥ぎ取られ、その人の本質である思考や意図が露わになる状態です。

  • ‌本性の露呈‌‌: 人はもはや本心を偽ることができず、自分の‌‌「支配的な愛(Ruling Love)」‌‌に従って行動します。生前、善人のふりをしていた悪人は、ここではその狂気や悪意を隠せなくなり、愚かに行動します。逆に、善人はより賢明で理性的になります,。
  • ‌記憶の開示‌‌: Swedenborg は、すべての記憶や意図は霊の体に刻み込まれている(生命の書)とし、隠されていた罪や秘密が白日の下にさらされます,。
  • ‌分離の始まり‌‌: ここで善と悪の分離が決定的になります。自分と異なる愛を持つ者とは一緒にいられなくなり、同じ愛を持つ者同士(天国的あるいは地獄的コミュニティ)が引き寄せ合います。

‌第三の状態:教育と準備の状態(State of Instruction)‌‌ これは主に‌‌天国へ向かう人々のための状態‌‌です。

  • ‌天国への準備‌‌: 天国に行く霊たちは、天使たちから真理についての教育を受け、天国的な生活に適応するための準備を整えます。彼らは新しい「天使の衣服」を与えられ、自分に合った天国のコミュニティへと導かれます。
  • ‌地獄への道‌‌: 地獄へ向かう者にはこの第三の状態はありません。彼らにとって第二の状態が実質的に第三の状態となり、真理や善を拒絶し、自らの愛する悪(地獄)へと直接向かっていきます。

‌より大きな文脈における意味‌‌ この三つの状態という概念は、 Swedenborg の思想における‌‌「人間はその人の愛そのものである」‌‌という核心的なメッセージを具現化しています。

  • ‌自己選択‌‌: 天国や地獄は神による恣意的な判決ではなく、このプロセスを通じて、霊が自らの「支配的な愛」に基づいて自発的に選び取る場所(状態)として描かれています,。
  • ‌現代的解釈‌‌: ソースの語り手であるブライアン・スコットは、このプロセスを現代のスピリチュアルな概念である「ラー文書(Law of One)」と結びつけ、‌‌「他者への奉仕(Service to Others)」‌‌の度合いによって意識のレベル(天国)が決まり、自己中心的であればカルマの輪(地獄/地球)に戻るという解釈を加えています,。また、死後の三つの状態をスムーズに通過するためには、カスタネダの言う「要約(recapitulation)」のように、生前に記憶や感情を整理し、執着を手放すことが重要であると示唆しています,。

記憶と審判

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ご提示いただいたソース資料(ブライアン・スコットによる『天界と地獄』の朗読と解説)に基づき、 Emanuel Swedenborg の霊界探訪という文脈における「記憶」と「審判」の概念について説明します。

Swedenborg の体系において、審判とは神による外部からの懲罰的な判決ではなく、‌‌個人の記憶が完全に開示されることによる「自己の本性の露呈プロセス」‌‌として描かれています。

‌1. 「生命の書」としての記憶‌‌ Swedenborg は、死後の世界において人間の記憶は少しも失われることなく、むしろ生前よりも鮮明になると主張しています。

  • ‌記憶の完全保存‌‌: 私たちは肉体の死後、地上の記憶をすべて持って行きます。書いたもの、読んだもの、話したこと、考えたことのすべてが保持されています。
  • ‌身体への刻印‌‌: 記憶は脳だけでなく、霊的な「体全体」に刻み込まれています。 Swedenborg はこれを聖書にある「生命の書」と同一視しており、‌‌人のすべての思考や意図は、その人の霊的な手足や体に物理的に記録されている‌‌と説明します,。
  • ‌隠し事の不可能性‌‌: 生前、誰にも知られずに行った犯罪、不貞、欺瞞、あるいは心の中で思っただけの悪意であっても、死後の世界では白日の下にさらされます。天使や霊たちは、その人の記憶から過去の出来事を、まるで現在起きているかのように詳細に再現することができます,,。

‌2. 審判の基準:行為ではなく「意図(意志)」‌‌ 「行いに応じて報いを受ける」という概念は一般的ですが、 Swedenborg はこれを深く掘り下げています。審判において重要なのは、外面的な行為そのものではなく、その行為を引き起こした‌‌「内面的な意図(愛)」‌‌です。

  • ‌動機の質‌‌: 同じ「正直で公平な行動」であっても、その動機が「神や隣人への愛」なのか、「自己の利益や評判のため」なのかによって、その行為の善悪が決まります,。
  • ‌外面の剥離‌‌: 死後の「第二の状態」において、人は外面的な装いを剥ぎ取られます。自己愛や世俗的な利益のために善行を行っていた偽善者は、内面の悪が露わになり、最終的にその悪(地獄)へと進みます。逆に、内面に善を持っていた人は、天国へと導かれます。

‌3. 自己選択としての審判プロセス‌‌ 審判とは、誰かに有罪を宣告されることではなく、自分が何者であるかを突きつけられ、自分にふさわしい場所へ引き寄せられるプロセスです。

  • ‌自己の本性への帰結‌‌: 最終的に、人は「自分の愛そのもの」になります。記憶が開示され、内面が露わになると、善人は善なるコミュニティ(天国)へ、悪人は悪なるコミュニティ(地獄)へと、それぞれの「支配的な愛」に導かれて自然に分かれていきます,。
  • ‌罰の性質‌‌: 地獄的な霊が罰を受けるのは、神の怒りによるものではなく、彼らがその悪しき本性(狂気)に従って行動し、その結果として罰(苦しみ)を引き寄せるからです。恐怖による罰だけが、彼らの悪を抑制する唯一の手段となるとされています,。

‌4. より大きな文脈における現代的解釈(記憶の浄化)‌‌ ソースの語り手であるブライアン・スコットは、この Swedenborg の記憶と審判の概念を、現代的なスピリチュアリティや心理的な実践と結びつけて解説しています。

  • ‌カルロス・カスタネダの「要約(Recapitulation)」‌‌: スコットは、死後の世界で記憶に囚われないためには、生きている間に過去の記憶や感情を再体験し、解放する「要約」の実践が重要であると示唆しています。未解決の記憶や執着は、魂を特定の次元(あるいは地獄的な状態)に縛り付ける原因となり得ます,。
  • ‌愛による解放‌‌: 過去の暗い記憶や罪悪感に直面し、それらを霊的に理解し手放すこと、そして「他者への愛」へと意識を向けることが、死後の審判(自己選択)において天国的な状態へと進む鍵であると結論付けています,。

要約すれば、これらのソースにおける記憶と審判は、‌‌「何も隠すことができない完全な透明性の中で、自らの内面的な愛と意図がそのまま外部現実となり、自分の居場所を決定する」‌‌という厳密な法則として提示されています。

天国への道

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ご提示いただいたソース資料(ブライアン・スコットによる『天界と地獄』の朗読と解説)に基づき、 Emanuel Swedenborg の霊界探訪という文脈において、「天国への道」がどのように描写されているかを説明します。

Swedenborg の説く天国への道は、世俗を離れた宗教的苦行ではなく、‌‌「この世界で積極的に生き、正しい動機を持って他者に奉仕すること」‌‌にあります。

‌1. 世俗からの「逃避」ではなく「参加」‌‌ Swedenborg は、天国に行くために世俗的な生活を捨てて山に籠もったり、ひたすら祈りと瞑想に明け暮れたりする考え方を強く否定しています。

  • ‌社会生活の重要性‌‌: 天国的な命を受け入れるためには、この世界で生き、その義務や仕事に従事する必要があります。道徳的・市民的な生活(社会生活)を通してしか、霊的な生活は形成されないと彼は断言します,。
  • ‌悲しい人生‌‌: 世俗から離れて敬虔さだけを追求した人々は、死後の世界で「悲しげな人生」を送ることになり、天国の喜び(活動的な喜び)に馴染めないことが観察されています。天国の喜びとは、他者のための「有用な活動(worthwhile activities)」の中にこそあるからです。

‌2. 動機の質:行為そのものではなく「なぜ行うか」‌‌ 天国への道を分けるのは、外面的な善行ではなく、その背後にある‌‌「意図と愛」‌‌です。

  • ‌外面の一致と内面の相違‌‌: 「正直で公平に行動する」という点では、天国へ行く人も地獄へ行く人も、外面的には全く同じように見えます。
    • ‌自然的な人(地獄行き)‌‌: 法律への恐怖、評判、利益、名声のために正直に振る舞います。もしそれらの制約がなければ、平気で不正を働きます,。
    • ‌霊的な人(天国行き)‌‌: 正直で公平であることが「神の掟」であり、それが善であるからという理由で、その行動を愛して行います,。
  • ‌天国的な愛‌‌: 天国的な愛とは、善、正直、公平さを「それ自体のために(for their own sakes)」愛することです。これらを愛することは、神と隣人を愛することと同義です。

‌3. 「有用性(Usefulness)」の原理‌‌ 天国への道において、知識や信仰だけでは不十分であり、それが「生活」に結びついている必要があります。

  • ‌有用な生活‌‌: 知識が天国へのパスポートになるのではなく、「知識によって導かれた有用な生活」こそが天国への道です。天国の教育でも、真理を知りたいという欲求は、常に「建設的な生き方(constructive living)」のために向けられています。
  • ‌愛と知恵の結合‌‌: 愛(情愛)と知恵(真理)が「有用性」において一つになったとき、人は天国的な形態(天使)となります。

‌4. 現代的・形而上学的な解釈(ソースの語り手による補足)‌‌ ソースの語り手であるブライアン・スコットは、この18世紀のテキストを現代のスピリチュアルな概念と照らし合わせ、「天国への道」を以下のように再定義しています。

  • ‌他者への奉仕(Service to Others)‌‌: Swedenborg の教えは、「ラー文書(Law of One)」における密度(意識レベル)の上昇条件と一致していると指摘されています。人生の51%以上を「他者への奉仕(自分の利益よりも他者の幸福を考えること)」に費やすことが、天国(より高い密度)への道となります,。
  • ‌記憶と感情の浄化‌‌: カルロス・カスタネダの概念を引き合いに出し、天国へ進むためには、過去の記憶や執着を手放すこと(Recapitulation)が重要であると述べています。過去の暗い記憶に囚われず、それらを霊的に理解して解放し、愛にフォーカスすることで、死後の「地獄的なループ(カルマの輪)」から抜け出すことができると示唆しています,,。

‌結論‌‌ この文脈において、天国への道とは、特別な宗教的儀式や隠遁生活ではなく、‌‌「日々の社会生活の中で、利己的な動機ではなく良心と神への愛に基づいて、正直かつ誠実に仕事や義務を果たすこと」‌‌です。それが「他者への奉仕」となり、その人の内面(支配的な愛)を天国的な性質へと作り変えていくプロセスこそが、天国への道そのものであると説明されています。

関連する概念

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ご提示いただいたソース(ブライアン・スコットによる解説)に基づき、 Emanuel Swedenborg の『天界と地獄』という著作が、より広範な現代的スピリチュアリティや他の神秘思想とどのように関連付けられているかについて説明します。

語り手のブライアン・スコットは、18世紀の神学者である Swedenborg の記述を、以下の主要な概念や思想家と結びつけて再解釈しています。

‌1. 「ラー文書(The Law of One)」と意識の密度‌‌ スコットは、 Swedenborg が説く「天国への条件」を、1980年代のチャネリング資料である「ラー文書」の概念と直接的にリンクさせています。

  • ‌他者への奉仕(Service to Others)‌‌: Swedenborg は、天国的な愛とは「自分自身のためではなく、善や真理、隣人をそれ自体のために愛すること」だと説いています。スコットはこれを、「ラー文書」における「51%以上の時間を他者への奉仕(Service to Others)に費やすことで、次の意識レベル(密度)へと進化できる」という概念の裏付けであると指摘しています。
  • ‌自己への奉仕(Service to Self)‌‌: 逆に、自分の利益や欲望を優先する「肉的・世俗的な愛」は、「ラー文書」における「自己への奉仕」の道であり、これが Swedenborg の言う「地獄的なコミュニティ」や、現在の地球のような「第三密度」の状態に対応すると解釈されています。

‌2. ネヴィル・ゴダードと「地獄=地球(転生)」説‌‌ 20世紀のニューソート思想家ネヴィル・ゴダードの教えを通じて、 Swedenborg の「地獄」の概念に新たな解釈が加えられています。

  • ‌地獄としての地球‌‌: Swedenborg は地獄を「悪意ある霊たちが集まる場所」として描写しましたが、スコットはネヴィル・ゴダードの視点を引き合いに出し、「地獄とは地球そのものであり、カルマの輪に戻ること(転生)」ではないかと推測しています。
  • ‌新しい肉体への移行‌‌: Swedenborg が描写する「地獄への落下」は、実際には再び人間の肉体に入り、同じようなレベルの生活(地獄的な状態)を繰り返すプロセスを指している可能性があります。つまり、天国へ行くことは「意識の上昇(解脱)」であり、地獄へ行くことは「物質世界への再受肉」を意味するという解釈です。

‌3. カルロス・カスタネダと「要約(Recapitulation)」‌‌ Swedenborg が強調する「記憶の保存」について、シャーマニズムの作家カルロス・カスタネダの概念との類似性が指摘されています。

  • ‌記憶の罠‌‌: Swedenborg は、すべての記憶が死後の審判で再生されると述べました。スコットはこれを、カスタネダが言う「死の瞬間に人生が走馬灯のように駆け巡り、記憶に囚われてしまう」という現象と関連付けています。
  • ‌要約による解放‌‌: 死後の世界で「地獄的なループ」や記憶に閉じ込められないためには、生きている間に過去の記憶や感情を再体験して解放する「要約(Recapitulation)」の実践が有効であると提案されています。過去の暗い記憶を霊的に理解し手放すことで、死後に高次の領域へ進むことが可能になります。

‌4. ウィリアム・ブレイクの影響と批判‌‌ 詩人であり神秘家であるウィリアム・ブレイクは、 Swedenborg に影響を受けた人物として紹介されています。

  • ‌一方的な視点への批判‌‌: ブレイクは Swedenborg を参考にしつつも、「 Swedenborg は天使としか話しておらず、悪魔(demons)とは話していない」と冗談めかして批判していたことが紹介されています。これは、 Swedenborg の視点が「聖書的な善悪の二元論」に縛られている可能性を示唆しており、物事はもっと複雑かもしれないという語り手の考察につながっています。

‌結論‌‌ この文脈において、 Swedenborg の著作は単なるキリスト教神学の一部としてではなく、‌‌「意識の進化」、「転生とカルマのメカニズム」、「記憶とエネルギーの浄化」‌‌といった、より普遍的で現代的なスピリチュアルなテーマを先取りしていたテキストとして位置づけられています。語り手は、18世紀のレンズを通して書かれた Swedenborg の体験を、現代の私たちが理解できる形而上学的なシステム(引き寄せの法則や波動の法則など)として読み解くことを提案しています。

情報源

動画(1:24:55)

Emanuel Swedenborg A Journey Into The World Of Spirit Between Heaven And Hell

https://www.youtube.com/watch?v=6SlODUNQ8nE

62,900 views 2021/02/13に

Emanuel Swedenborg, original name (until 1719) Emanuel Swedberg, or Svedberg, (born January 29, 1688, Stockholm, Sweden—died March 29, 1772, London, England), Swedish scientist, Christian mystic, philosopher, and theologian who wrote voluminously in interpreting the Scriptures as the immediate word of God. Soon after his death, devoted followers created Swedenborgian societies dedicated to the study of his thought. These societies formed the nucleus of the Church of the New Jerusalem, or New Church, also called the Swedenborgians. Early life and works

Swedenborg was born at Stockholm. His father, Jesper Swedberg, was a prominent member of the Swedish clergy, court chaplain, professor of theology in the University of Uppsala, and later bishop of Skara. When the family was ennobled in 1719, it took the name Swedenborg. After graduating from the University of Uppsala in 1709, the young Swedenborg spent five years abroad. He had become fascinated by mathematics and the natural sciences, and to study them he visited England, Holland, France, and Germany, meeting some of the representatives of the new sciences there and learning practical mechanical skills. Swedenborg’s inventive and mechanical genius flowered at this time, and his speculations ranged from a method of finding terrestrial longitude by the Moon to new methods of constructing docks and even to tentative suggestions for the submarine and the airplane.

The life of Emanuel Swedenborg was steeped simultaneously in the rational world of the physical sciences and in a deep Christian faith. He lived during the height of the Enlightenment, a period when intellectuals rejected dogmatic religious teachings in favor of science and reason, and his theology reflects a long struggle to understand the world of spirit through investigation of the physical world. Ultimately, that struggle was resolved when (as he described it) his spiritual senses were opened and he began to interact directly with the denizens of heaven, hell, and the world of spirits in between. Although his theological writings are based on experiences and visions that may seem unbelievable to a modern audience—as they did to many of Swedenborg’s contemporaries—he writes with full awareness of how difficult his accounts may be to accept. In keeping with his early scholarly training, he presents his ideas in a logical order, drawing examples from everyday life as proof of the truth of his words, inviting readers to judge for themselves.

Swedenborg claimed to have been given the ability to travel to heaven and hell and documented his travels in a number of books written in Latin.

In his book on the afterlife he talks about the heaven and hell and the place in between. In this episode we delve in to the world of spirit between heaven and earth.

These may be simply the creative musings of the author or perhaps there is truth in them. I became interested because he is mentioned by William Blake whom Neville Goddard often cites in his lectures.

Whatever you believe you will find this fascinating.

The video contained was used with permission by Julius Horsthuis

(2026-02-??)