Skip to main content

Charles Halt の証言 : Larry Warren に対する反論

· 54 min read

要旨

AI

レンドルシャム事件:チャールズ・ホルトの証言反論

この資料は、‌‌レンデルシャムのUFO事件‌‌の物議を醸す目撃者である‌‌ラリー・ウォーレン‌‌に対する‌‌チャールズ・ホルト元中佐‌‌の反論を記録した動画の文字起こしです。

ホルト氏は、ウォーレン氏が事件の夜には現場にいなかったと断言し、当時ウォーレン氏のガールフレンドだった人物が、彼が寮で飲んでいたと証言したことを明らかにしています。

さらに、ホルト氏は、ウォーレン氏の証言を支持したとされる‌‌スティーブ・ロンジェロ‌‌についても、職務上武器保管区域から離れることができなかったと述べ、その信憑性を疑問視しています。

ホルト氏は、ウォーレン氏を「‌‌非常に熟練したサイコパス‌‌」であり、‌‌複数の詐欺行為‌‌に関与してきた人物だとし、彼の長年にわたる虚言の経歴を指摘しています。

最後に、ホルト氏や動画のホストは、ウォーレン氏の元共著者である‌‌ピーター・ロビンス‌‌が彼に対する58ページに及ぶ反論を公開していることに言及し、懐疑的な見方を強調しています。

目次

  1. 要旨
  2. レンデルシャム事件に関するチャールズ・ホルト元中佐の証言:ラリー・ウォーレンの主張に対する反論
    1. 要旨
    2. 1. ラリー・ウォーレンの現場不在に関する主張
    3. 2. ウォーレンの支持証言者、スティーブ・ロンギエロへの反論
    4. 3. キャペル・グリーンでの同時多発事象の否定
    5. 4. ラリー・ウォーレンの人物像と信頼性への攻撃
    6. 5. 共同執筆者によるウォーレンの主張の否認
  3. レンデルシャム事件:食い違う証言と未解決の謎
    1. 導入:UFO史に残る「物議を醸す事件」
    2. 1. 対立の核心:二人の主要な証言者
    3. 2. 論点1:ラリー・ウォーレンは本当に現場にいたのか?
    4. 3. 論点2:ウォーレンを支持する証言者の信憑性
    5. 4. 論点3:共著者の離反という決定的な出来事
    6. 5. 結論:私たちは誰を信じるべきか?
  4. レンデルシャムの森事件:対立する証言者たち
    1. 1. 主要人物の紹介
    2. 2. 結論:誰を信じるべきか?
  5. レンデルシャムの森事件に関するチャールズ・ホルト中佐の証言に基づくインシデントレポート
    1. 1.0 序文
    2. 2.0 主要関係者の信憑性に関するホルト中佐の評価
    3. 3.0 ホルト中佐が直接経験した出来事の時系列(1980年12月27日-28日)
    4. 4.0 結論
  6. 情報源
  7. 文字起こし(話者識別)

レンデルシャム事件に関するチャールズ・ホルト元中佐の証言:ラリー・ウォーレンの主張に対する反論

AI

要旨

このブリーフィングは、1980年のレンデルシャムの森事件における論争の的となっている目撃者、ラリー・ウォーレンの主張に対し、当時の基地副司令官であったチャールズ・ホルト元中佐が提示した詳細な反論をまとめたものである。ホルトは、ウォーレンが事件の夜、現場にいたとする主張を全面的に否定し、彼の信頼性に深刻な疑問を投げかけている。

ホルトの反論の核心は以下の通りである:

  1. ウォーレンの不在: ホルトは、ウォーレンが事件の夜、森にはおらず、寮のパーティーで飲酒していたと断言している。この情報は、当時のウォーレンのガールフレンドから得たものだとされる。
  2. 支持証言者の否定: ウォーレンの主張を裏付けるとされる証言者スティーブ・ロンギエロについて、ホルトは彼が厳重に警備された兵器保管エリア(WSA)の任務に就いており、物理的にその場を離れることは不可能だったと指摘している。
  3. 同時発生事象の否定: ウォーレンが主張する、キャペル・グリーンでの着陸船や異星人との遭遇といった別の事象についても、ホルトは自身が現場を視認できていたとし、そのような出来事は一切なかったと否定している。
  4. ウォーレンの人物像: ホルトはウォーレンを「非常に巧みなサイコパス」と評し、スポーツ記念品やジョン・レノンの遺品とされる偽物を販売するなど、数々の詐欺行為に関与してきた経歴を暴露している。
  5. 共同執筆者による否認: ウォーレンの著書『Left at Eastgate』の共同執筆者であるピーター・ロビンスが、後にウォーレンの話の虚偽性を発見し、協力を撤回して58ページに及ぶ反論文を発表した事実が示されている。

これらの主張は、ウォーレンの証言の信憑性を根底から覆すものであり、レンデルシャム事件の解釈において極めて重要な意味を持つ。

1. ラリー・ウォーレンの現場不在に関する主張

チャールズ・ホルトは、ラリー・ウォーレンが事件の核心となる1980年12月27日夜から28日未明にかけて森にいなかったと断言している。

  • 直接的な否定: インタビュアーであるロス・コールサードからの質問に対し、ホルトは「ラリー・ウォーレンはあの夜、そこにいなかった。極めて明確に。(That Larry Warren was not there that night. Very clearly.)」と回答した。
  • アリバイの提示: ホルトは、事件後にウォーレンの当時のガールフレンドであったクッキー・ヴォーンと話した内容を根拠として挙げている。彼女によると、ウォーレンはその夜、寮のパーティーで飲酒しており、事件全体を見逃したことに非常に腹を立てていたという。

2. ウォーレンの支持証言者、スティーブ・ロンギエロへの反論

ウォーレンの主張を支持する証言者の一人、スティーブ・ロンギエロについても、ホルトはその証言が不可能であると論理的に反論している。

  • ロンギエロの所属と任務:
    • ロンギエロは警備警察の「Cフライト」に所属していた。
    • 彼の任務地は、RAFベントウォーターズ基地内の兵器保管エリア(WSA)であった。
  • 兵器保管エリア(WSA)の厳格な警備:
    • WSAは交換バッジ、センサー、フェンスなどで固められた高度なセキュリティエリアであった。
    • 核兵器が保管されていた可能性が強く示唆されているが、ホルトは「そのことについては話さないので、ご自身で結論を出してください。(I don't talk about that, so you can draw your own conclusion.)」と述べるにとどめている。
    • WSAに配属された者は、シフト中はいかなる理由があっても持ち場を離れることは許されない。
  • ホルトの結論:
    • ロンギエロがシフト中にWSAを離れることは、規則上不可能であった。
    • もし離れれば、それは「無断離隊(AWOL)」と見なされる重大な軍規違反となる。
    • したがって、ロンギエロが森で起きた事件を目撃することは物理的に不可能だったとホルトは結論付けている。

3. キャペル・グリーンでの同時多発事象の否定

ウォーレンは、ホルトたちが森にいたのと同じ時間に、キャペル・グリーンと呼ばれる場所で別の物体や存在が目撃されたと主張している。ホルトはこの主張も完全に否定する。

  • 現場の状況: ホルトは現場に到着した際、集まった全員に対してその場を動かず、無線通信を控えるよう指示した。これは、一般人に傍受されることを防ぐためであった。
  • 他のグループの不存在: ホルトは、農家の家の近くにあるキャペル・グリーンで、別のグループが着陸船や異星人との遭遇といった出来事を目撃していた可能性を否定。ホストの要約によれば、ウォーレンが主張する「着陸した乗り物、異星人、浮遊する異星人と握手する上官」といった光景は一切なかったとされる。
  • ジョン・バロウズとステンザの行動:
    • ステンザという人物は、ホルトが森にいる間、常に彼の側にいた。
    • 調査の終盤、非番だったジョン・バロウズが現場に現れ、ステンザと共に再度現場を調査したいと申し出た。
    • ホルトの許可を得て、2人だけで調査に向かったが、彼らは常にホルトから100ヤード以内の視認できる範囲にいた。
    • 彼らは後に「何かとの遭遇」を報告したが、その際にラリー・ウォーレンが一緒にいたとは一切述べておらず、現場には「彼ら2人だけ(just the two of them)」だったとホルトは証言している。

4. ラリー・ウォーレンの人物像と信頼性への攻撃

ホルトは、ウォーレンの主張が虚偽である理由として、彼の個人的な資質と過去の行動を厳しく批判している。

  • 人格評価: ホルトはウォーレンを「信じられないほどの嘘をつく、非常に巧みなサイコパスです。(Larry Warren is a very skillful psychopath that can lie like you can't believe.)」と評している。
  • 詐欺行為の経歴: ホルトは、ウォーレンが数々の詐欺行為に関与してきたと主張し、以下の具体例を挙げている。
    • 米国内での「プロジェクト・ブルペン」への関与
    • スポーツ記念品の詐欺
    • 英国でのジョン・レノンの偽物の眼鏡、帽子、ジャケットの販売
    • スティーヴィー・レイ・ヴォーンの偽物のギターの販売
    • バッド・ホプキンスの偽の絵画の販売
  • 被害者の存在: ホルトは、ウォーレンに利用された人々のリストを提示できると述べ、彼が多くの人々を食い物にしてきたと示唆している。

5. 共同執筆者によるウォーレンの主張の否認

ウォーレンの信頼性を損なうもう一つの重要な要素として、彼の著書の共同執筆者であるピーター・ロビンスが、後にウォーレンを告発している事実が挙げられている。

  • ピーター・ロビンスの離反:
    • ロビンスは、ウォーレンと共に著書『Left at Eastgate』を執筆した人物である。
    • しかし、出版後にウォーレンの話の中に「不正確な点や虚偽(inaccuracies, falsehoods)」を発見した。
    • その結果、ロビンスは原稿との協力関係を撤回した。
  • 公開された反論文:
    • ロビンスは、ウォーレンの主張に反論する58ページにわたる文書を自身のウェブサイトで公開している。ホルトは、真実を知りたい者はこれを読むべきだと強く推奨している。

この事実は、ウォーレンの物語が最も近しい協力者からも否定されていることを示しており、ホルトの主張を強力に裏付けている。

レンデルシャム事件:食い違う証言と未解決の謎

AI

導入:UFO史に残る「物議を醸す事件」

数あるUFO事件の中でも、英国のレンデルシャムの森事件ほど、証言者たちの記憶が鋭く対立し、真相が深い霧に包まれたものはない。この事件がなぜこれほどまでに議論を呼ぶのか、その最大の理由は、主要な証言者たちの主張が真っ向から対立している点にある。本稿では、当時の基地副司令官であったチャールズ・ホルト元中佐の証言に基づき、事件をめぐる核心的な論点を初心者にも分かりやすく解き明かしていく。

1. 対立の核心:二人の主要な証言者

この事件の論争の中心には、二人の人物が存在する。一人は、自らを事件の目撃者だと主張するラリー・ウォーレン。もう一人は、彼の主張を全面的に否定するチャールズ・ホルト元中佐である。両者の主張は、決して交わることのない平行線をたどる。

  • ラリー・ウォーレンの主張 事件の夜、森の中で「乗り物(a craft)」と「何らかの存在(entities)」に遭遇し、ホルト元中佐もその場にいたと証言している。
  • チャールズ・ホルト元中佐の反論 ウォーレンはその夜、現場にはいなかったと断言し、彼の証言はすべて作り話であると主張している。

なぜ、同じ事件についてこれほどまでに見解が異なるのでしょうか。ここからは、両者の主張が衝突する具体的な論点を一つずつ掘り下げていきます。

2. 論点1:ラリー・ウォーレンは本当に現場にいたのか?

この論争の最も根本的な疑問は、「そもそもラリー・ウォーレンは、事件が起きたとされる夜、本当に森にいたのか?」という点だ。チャールズ・ホルト元中佐は、複数の根拠を挙げてこれを強く否定している。

ホルトの指摘その根拠(ソースコンテキストより)
現場不在の証言当時ウォーレンの恋人だったクッキー・ヴォーンが、「彼はその夜、寮のパーティーで酒を飲んでいた」と証言。彼女によれば、ウォーレンは事件を見逃したことに非常に動揺していたという。
人物像への疑問ウォールンを「非常に巧みなサイコパス」と評し、スポーツ記念品の詐欺、英国でのジョン・レノンの偽物の眼鏡・帽子・ジャケットの販売、スティーヴィー・ヴォーンの偽のギター販売、バッド・ホプキンスの偽の絵画販売など、過去の詐欺行為の経歴を指摘している。

この論点は、単なる記憶違いや認識の齟齬といったレベルの話ではない。ホルト元中佐の主張が事実であれば、ウォーレンという人物の信頼性そのものが根底から揺らぐことになる。

3. 論点2:ウォーレンを支持する証言者の信憑性

ラリー・ウォーレンの主張は、彼一人だけのものではない。スティーブ・ロンギエロをはじめとする他の証言者が、彼の話を支持している。しかし、ホルト元中佐はロンギエロの証言についても、その信憑性を次のように否定している。

  • 所属部隊と任務の制約 ロンギエロは当時、基地内の「Cフライト」という部隊に所属し、「WSA(Weapons Storage Area:武器保管エリア)」の警備任務に就いていた。WSAが核兵器の保管場所であったかという問いに対し、ホルト元中佐は明言を避けたが、「ご自身の結論を導き出せばよい」と述べており、その存在を強く示唆している。
  • 物理的な不可能性 ホルト元中佐によれば、WSAの任務に一度就いた者は、シフトが終わるまでその場を離れることは物理的に不可能だった。もし持ち場を離れれば、それは軍法における「無断離隊(AWOL)」という重大な違反行為にあたる。核兵器が保管されている可能性のある最重要区画の警備員にとって、持ち場放棄は単なる規則違反ではなく、職務に対する破滅的な怠慢であり、あり得ないことだと彼は主張する。

こうして、ウォーレン本人のみならず、彼を支える証言の柱にも亀裂が入れられ、事件の真相はさらなる迷宮へと誘われる。

4. 論点3:共著者の離反という決定的な出来事

ラリー・ウォーレンは自身の体験をまとめ、ピーター・ロビンスとの共著で『Left at Eastgate』という本を出版した。しかし、この事件の論争において決定的な出来事の一つが、その共著者であるロビンス自身が、後にウォーレンの主張を否定する側に回ったことである。

  • 協力関係の撤回 ロビンスは、ウォーレンの話の中に「不正確さや虚偽」を発見したことを理由に、この本への協力を撤回した。
  • 58ページに及ぶ反論書 さらにロビンスは、なぜ自分がウォーレンを嘘つきであると結論付けたかについて、その詳細な経緯をまとめた58ページにも及ぶ反論書を自身のウェブサイトで公開している。

物語の共同創造者によるこの「叛旗」は、ウォーレンの主張の信頼性を内側から崩壊させる、最も決定的な一撃となったのかもしれない。

5. 結論:私たちは誰を信じるべきか?

ここまで見てきたように、レンデルシャム事件をめぐる証言は完全に対立しており、真実の姿は霧の中にある。最終的に誰の言葉を信じるのかは、私たち一人ひとりに委ねられている。この事件の核心には、インタビューのホストが投げかけた、以下の二つの究極的な問いが存在する。

  1. ラリー・ウォーレンは、ホルト元中佐が言うように、注目を集めるために嘘をつき続ける「巧みなサイコパス」なのか?
  2. それとも、チャールズ・ホルト元中佐は、軍の上官を守るための「隠蔽工作」として、意図的にウォーレンの信用を失墜させようとしているのか?

このレンデルシャム事件が、数十年経った今でもUFOコミュニティで熱く議論され続けている理由はここにある。決定的な物的証拠が乏しい中、私たちは対立する「人間の証言」という不確かな情報に頼らざるを得ない。だからこそ、この謎は今もなお、多くの人々の探究心を惹きつけてやまないのだ。

レンデルシャムの森事件:対立する証言者たち

AI

UFO史に刻まれるレンデルシャムの森事件は、確かな物理的証拠と同じくらい、食い違う人間たちの記憶によって定義されている。1980年にイギリスで発生したこの事件の核心は、関係者の対立する証言によって複雑化している。特に、当時の基地副司令官であったチャールズ・ホルト中佐と、自身も目撃者であると主張するラリー・ウォーレン氏の証言は真っ向から対立しており、長年にわたる論争の火種となっている。この記事では、事件の真相を探る上で鍵となる主要人物たちの主張を、それぞれの立場から整理していく。

1. 主要人物の紹介

ここでは、チャールズ・ホルト中佐への最近のインタビューに基づき、論争の中心にいる人物とその主張を詳しく見ていきます。

1.1. チャールズ・ホルト中佐 (Lieutenant Colonel Charles Halt)

立場: 事件当時、現場となった空軍基地の副司令官であり、自らも調査チームを率いて森に入った最重要証言者の一人。

ホルト中佐の主張 ホルト氏は、ウォーレン氏とその支持者の信憑性を根本から覆すため、以下の点を指摘している。

対象人物主張の要点
ラリー・ウォーレン (Larry Warren)「事件の夜、彼は現場にいなかった。彼のガールフレンドによれば、彼は寮のパーティーで飲んでいた。」
スティーブ・ロンギエロ (Steve Longiero)「彼は厳重に警備された兵器保管所(WSA)勤務だったため、持ち場を離れることは不可能だった。もし離れていれば無断離隊(AWOL)になっていたはずだ。」
ジョン・バロウズとステンザ (John Burrows & Stenza)「彼ら2人だけで現場を再調査したが、ラリー・ウォーレンが一緒にいたとは一度も言及しなかった。」

ラリー・ウォーレンの人物像について、ホルトは次のように断じています。

「信じられないほどの嘘をつくことができる、熟練したサイコパスだ」

ホルトが「熟練したサイコパス」とまで断じるウォーレン。その主張と、彼につきまとう数々の疑惑を検証する。

1.2. ラリー・ウォーレン (Larry Warren)

立場: レンデルシャムの森事件における「物議を醸す目撃者」。

ウォーレン氏は、1980年12月27日から28日にかけての夜、森の中でホルト中佐と共に未確認物体と地球外生命体に遭遇したと主張しています。しかし、その主張の信憑性については、ホルト中佐から数々の疑問点が提示されています。

信憑性への疑問点
  • 当夜のアリバイ: 当時のガールフレンド、クッキー・ヴォーンによれば、事件の夜は寮のパーティーで飲んでおり、イベントに参加できなかったことに腹を立てていたとされています。
  • 過去の詐欺疑惑: ホルトによれば、スポーツ記念品、ジョン・レノンの眼鏡やジャケット、スティーヴィー・ヴォーンのギターなど、偽物を販売した複数の詐欺に関与したと指摘されています。
  • 共同執筆者との決別: 著書『Left at Eastgate』の共同執筆者であるピーター・ロビンスが、後にウォーレンの話に虚偽があることを発見し、協力を撤回。この暴露は、自らの協力者から信憑性を否定されるという、ウォーレンにとって破壊的な一撃となりました。

1.3. その他の関係者

この論争の核心は、ホルト氏とウォーレン氏だけの問題ではない。彼らの主張を補強、あるいは覆す鍵となる人物が複数存在し、その証言の連鎖が事件の謎を一層深めている。

  1. スティーブ・ロンギエロ (Steve Longiero) ラリー・ウォーレンの主張を支持する証言者。しかしホルトは、ロンギエロが当時「Sea Flight」に所属し、厳重な警備下の兵器保管所(WSA)に配属されていたため、現場にいることは不可能だったと反論しています。
  2. ピーター・ロビンス (Peter Robbins) ラリー・ウォーレンの著書『Left at Eastgate』の共同執筆者。後にウォーレンの話の「不正確さ」や「虚偽」に気づき、協力を撤回。ウォーレンに対する58ページにも及ぶ反論を自身のウェブサイトで公開し、物語の根幹を揺るがしました。
  3. クッキー・ヴォーン (Cookie Vaughn) 事件当時のラリー・ウォーレンのガールフレンド。ホルトは彼女から「事件の夜、ウォーレンは寮のパーティーで飲んでいた」と聞いたと証言しています。
  4. ジョン・バロウズとステンザ (John Burrows and Stenza) ホルトと共に森に入った隊員。ホルトによれば、この2人だけで現場を再調査し、後に何らかの遭遇体験をしたと語りましたが、その際にラリー・ウォーレンが一緒にいたとは決して述べませんでした。

2. 結論:誰を信じるべきか?

レンデルシャムの森事件を巡るチャールズ・ホルトとラリー・ウォーレンの主張は、完全に矛盾しています。片や、事件の公式記録を持ち、現場を指揮した元基地副司令官。片や、衝撃的な地球外生命体との遭遇を語るも、詐欺疑惑や関係者からの告発が絶えない証言者。どちらの言葉を信じるべきか、判断は極めて困難です。

ラリー・ウォーレンはホルトが言うように「熟練したサイコパス」なのか?それとも、ホルトが何かを隠すためにウォーレンの信用を失墜させようとしているのか?レンデルシャムの森の真実は、公式な軍の記録を信じるか、それとも衝撃的ながらも傷だらけの個人証言を信じるかという、究極の選択を我々に突きつけている。

レンデルシャムの森事件に関するチャールズ・ホルト中佐の証言に基づくインシデントレポート

AI

1.0 序文

1.1 報告書の目的と範囲

本報告書は、1980年12月27日から28日にかけてイギリスのサフォーク州で発生した「レンデルシャムの森事件」に関し、当時現場で指揮を執っていた元アメリカ空軍中佐チャールズ・ホルト氏のインタビュー証言に基づき、一連の出来事を時系列に沿って客観的に記録することを目的とする。

本報告書におけるすべての記述は、提供されたインタビューの文字起こしを唯一の情報源としており、外部からの情報や推測は一切含まない。その範囲は、ホルト中佐自身の行動、直接の観察、そして部下や関係者とのやり取りに限定される。これにより、事件に関する彼の公式な見解を、第三者の解釈を挟むことなく正確に記録する。

本報告書は、まず主要な関係者の信憑性に関するホルト中佐の評価を検証し、その後、彼が直接経験した出来事の時系列を詳述する構成となっている。

2.0 主要関係者の信憑性に関するホルト中佐の評価

2.1 はじめに

いかなるインシデントにおいても、正確な状況報告を確立するためには、関係する証言者の信憑性を評価することが不可欠である。特に、複数の矛盾する主張が存在する場合、指揮官の立場にあった人物が他の証言者の主張をどのように評価し、反論しているかを検証することは、事件の公式記録を構築する上での基礎となる。本セクションでは、チャールズ・ホルト中佐が、事件の重要な証言者とされるラリー・ウォレン氏およびスティーブ・ロンギエロ氏の主張に対して提示した評価と反証を詳述する。

2.2 ラリー・ウォレン氏に関する評価

チャールズ・ホルト中佐は、ラリー・ウォレン氏が事件当夜(1980年12月27日から28日)にレンデルシャムの森の現場にいなかったと断定している。ホルト中佐がウォレン氏の不在の根拠として挙げた点は以下の通りである。

  • ガールフレンドの証言: ウォレン氏の当時のガールフレンドであったクッキー・ヴォーン氏は、ホルト中佐に対し、ウォレン氏は事件当夜「寮でパーティーに参加し飲んでいた」と証言した。
  • 動機: ウォレン氏は「出来事全体を逃したことに非常に動揺していた」とされており、ホルト中佐は、この事実が後にウォレン氏が自身を目撃者として創作する動機となったと指摘している。

さらにホルト中佐は、ウォレン氏の人物像を「巧みなサイコパス」と断じ、スポーツ記念品の詐欺や偽物の販売といった過去の詐欺行為に関与していたと主張しており、その証言の信頼性に根本的な疑問を呈している。

2.3 スティーブ・ロンギエロ氏に関する評価

ホルト中佐は、ラリー・ウォレン氏の主張を支持するスティーブ・ロンギエロ氏についても、その主張が軍の規律と任務配置の観点から物理的に不可能であると反論している。ホルト中佐が指摘する点は以下の通りである。

  • 所属と任務: ロンギエロ氏は当時、警備警察隊の交代勤務グループの一つである「シーフライト」に所属しており、WSA(兵器保管エリア)に配属されていた。
  • 行動の制約: WSAは高度なセキュリティが施されたエリアであり、一度任務に就いた者は、シフトが終了するまでそのエリアを離れることは規則上許可されていなかった。許可なく持ち場を離れる行為は「無断離隊(AWOL)」とみなされる重大な規律違反となる。

これらの厳格な軍事上の規律と物理的な制約を根拠に、ホルト中佐は、ロンギエロ氏が事件当夜にWSAを離れて森の現場にいたとする主張は成り立たないと結論付けている。これらの評価を踏まえ、次のセクションではホルト中佐自身が直接経験した出来事の時系列に焦点を当てる。

3.0 ホルト中佐が直接経験した出来事の時系列(1980年12月27日-28日)

3.1 はじめに

矛盾する証言が錯綜する本事件において、現場の最高指揮官であったチャールズ・ホルト中佐の直接の体験に基づく時系列を再構築することは、客観的な事実関係を整理する上で極めて重要である。この時系列は、他の主張の妥当性を検証するための基準点となり、事件の公式な記録の中核をなすものである。以下に、ホルト中佐の証言に基づく行動と観察を時系列に沿って詳述する。

3.2 現場到着と初期対応

ホルト中佐は、車両や人員が集まっていた「集合エリア」に到着した。到着後、彼は状況を統制し、情報漏洩を防ぐため、部隊員に対して以下の2つの具体的な指示を下した。

  • その場を離れず、静かに待機すること。
  • 無線通信を停止すること(民間人がスキャナーで通信を傍受するのを防ぐため)。

3.3 森林内での調査と観察

ホルト中佐が森林内での調査を開始した際、部下であるステンザ氏が「常に彼のそばにいた」と証言している。この間、ラリー・ウォレン氏らが主張する別の出来事がケープル・グリーンで同時に起きていた可能性について、ホルト中佐は自身の位置からケープル・グリーン方面で起きているとされる事象を直接視認できたと証言している。彼の観察に基づく結論として、後に番組ホストが要約した通り「着陸した乗り物も、宇宙人も、何もなかった」のであり、異常事態は一切確認されなかった。

3.4 ジョン・バロウズ氏との合流と再調査

森林内での初期調査を終え、集合エリアに戻った際、非番であったジョン・バロウズ氏がヒッチハイクで現場に到着した。バロウズ氏は「もう一度現場を見に行きたい」と要請し、ホルト中佐はこれを許可した。

バロウズ氏はステンザ氏を伴い、2人だけで再度調査現場へ向かった。この再調査において、以下の点がホルト中佐によって明確に観察されている。

  • 調査中、バロウズ氏とステンザ氏は、常にホルト中佐から100ヤード(約91メートル)以内の視認可能な範囲にいた。
  • 2人は調査から戻った際、「何も異常なことは見なかった」と報告し、特筆すべきコメントはなかった。

3.5 その後の報告内容の変遷

ホルト中佐の証言によれば、バロウズ氏とステンザ氏が何らかの存在との遭遇を主張し始めたのは、事件から「後になって」からのことであった。重要な点として、彼らが後日語り始めたその主張の中にも、ラリー・ウォレン氏が一緒にいたという言及は一切なかったとされている。事件直後の報告と後日の主張との間に存在するこの時間的なずれは、証言の信憑性を評価する上で考慮すべき重要な要素である。これらの直接的な観察と証言の変遷を踏まえ、最終的な結論を次章でまとめる。

4.0 結論

ホルト中佐の証言は、単なる一個人の見解ではなく、現場最高指揮官としての直接的かつ継続的な監督に基づいている。この監督下にあった状況の記録が、他の主要な目撃者とされる人物たちの主張—特に、事件への関与そのものが物理的に不可能であったとされる人物たちの主張—に対する決定的な反証となっている。

ホルト中佐の証言から導き出される主要な結論は、以下の通りである。

  1. ラリー・ウォレン氏の不在: ホルト中佐の証言および彼が入手した第三者の証言によれば、ラリー・ウォレン氏は事件現場にはおらず、別の場所(寮のパーティー)にいたとされる。
  2. スティーブ・ロンギエロ氏の主張の矛盾: 軍の厳格な規律と任務配置(WSA勤務)を根拠に、スティーブ・ロンギエロ氏が事件当夜に持ち場を離れて現場にいた可能性は、物理的に不可能であると否定されている。
  3. ホルト中佐による直接の監督と報告の矛盾: ホルト中佐は現場の状況を直接監督しており、彼の指揮下で行動した人員(ステンザ氏、バロウズ氏)は常に彼の視界内にいた。彼らが調査直後に異常を一切報告しなかったという事実は、後になって語り始めた遭遇談との間に重大な矛盾を生じさせており、その証言の信憑性に疑問を投げかけている。
  4. ケープル・グリーンでの異常の否定: ホルト中佐は、自身の観察位置からケープル・グリーン方面を視認しており、そこで航空機の着陸や異星人との遭遇といった異常事態は発生していなかったと直接観察に基づき証言している。

最終的に、本報告書はチャールズ・ホルト中佐のインタビュー証言に厳密に基づいたものであり、事件に関する彼の公式な見解と、他の証言に対する彼の評価を反映したものであることを改めて強調する。

情報源

動画(9:25)

Did This Rendlesham Forest Witness Lie About Everything

https://www.youtube.com/watch?v=yIltztcs60c

100 views 2025/11/05

文字起こし(話者識別)

展開

(以下は "Did This Rendlesham Forest Witness Lie About Everything" と題された動画の文字起こしです。話者識別ずみ。)

[host] : We got some drama in the world of Rendlesham Forest UFO case. I don't know. A little while back, Ross Coulthard interviewed Larry Warren, the controversial witness to the Rendlesham Forest incident of 1980. It was a train wreck of an interview. That's for damn sure. And, you know, we did a whole episode on why Larry Warren is probably not the best witness to be interviewing about Rendlesham. And a deputy base commander, former Lieutenant Colonel Charles Holt, seems to think the same about Larry Warren. Man. Ross Coulthard at it again over at Reality Check on News Nation. He had Colonel Charles Holt on the show to get his rebuttal to the interview with Larry Warren about Rendlesham and everything in between. (00:01:00)

[host] : Holt is a key witness to the Rendlesham incident, and they discussed why. He believes Larry Warren. Is let's just watch a video. Let's just watch the video. Where is it? Here we go. (00:01:24)

[Ross Coulthard] : So obviously, you've seen the interview that we did with Larry Warren and Larry Warren describes being in the forest on the same evening as you. And if that's correct, that means that he was there on the evening of the 27th, going into the 28th of December, 1980. He claims that you were there in the forest on the evening that he saw a craft and entities, beings of some kind. What is your response, sir? (00:02:00)

[Charles Halt] : That Larry Warren was not there that night. Very clearly. (00:02:04)

[Ross Coulthard] : So tell me what you believe is the case with Larry Warren. Was he ever in the forest at all? (00:02:12)

[Charles Halt] : No. In fact, I talked to his girlfriend, Cookie Vaughn, who was her nickname after the incident, and she said he was in the dormitory drinking at a party that night. He was very upset the fact that he missed the whole event, so to speak. (00:02:27)

[Ross Coulthard] : Now, the reason why we decided to air Larry Warren's claims last week is because his claim is supported by two witnesses. One of them appeared on the program with Larry, a guy called Steve Longiero. Are you saying that Steve's fabricating as well? (00:02:49)

[Charles Halt] : I don't know what, you know, what motivated him, but I can tell you that's that's the start from the start with it. He's on sea flight. The security police had four flights, four different groups of people that rotated shifts. They would work for three nights on midnights, three nights on days, three nights on, you know, and then after the nine day cycle, they would get a three day break. Sea flight, which Steve Longiero was on sea flight. (00:03:21)

[Charles Halt] : He definitely said he was there and he probably was at Bentwaters and he was in the WSA assigned there. For starters, once you're assigned in the WSA, you do not go anywhere else on your flight. You do not do anything except your assigned position there. (00:03:37)

[Ross Coulthard] : So just to explain to our audience, Colonel, WSA is the weapons storage area. (00:03:42)

[Charles Halt] : And I know you have a very secure area that had exchange badges and sensors and fences and all sorts of interesting things. (00:03:50)

[Ross Coulthard] : I know you can't comment, but there was almost certainly nuclear weapons in the weapons storage area. (00:03:55)

[Charles Halt] : Well, I don't talk about that, so you can draw your own conclusion. (00:03:59)

[Ross Coulthard] : Sure. And so you don't believe that Steve Longiero at all left the RAF Bentwaters weapons storage area that night at all? (00:04:11)

[Charles Halt] : He couldn't leave the area. He was not... he would have been AWOL and he could have gotten out. There's no way he could have gotten out of there until the end of the shift. (00:04:18)

[Ross Coulthard] : Multiple witnesses say another event took place on Capel Green at the same time on the same evening, possibly involving the same object. Is it possible... I'm just exploring possibilities here, just devil's advocating doing my job. Is it possible that contemporaneously, at the same time as you were in the forest with this group of people, another group of people were witnessing what was transpiring on the green near the near the farmer's house? (00:04:51)

[Charles Halt] : Well, for starters, when I arrived at what I call the assembly area where the fly dolls were and all the vehicles, I told everybody to stay there, not to leave and to be very quiet and cut out radio communication because if people could hear it or overhear it. A lot of people have scanners and I didn't want to... well, not publicity. But Stenza stayed at my side the whole time I was in the forest. The only time he left my side is when we were ready to come back. (00:05:20)

[Charles Halt] : We came back to the assembly area and John Burrows had showed up. He hitchhiked out from... it switched time. He was not on duty. He said, I want to go forward and look again at that site. I said, all right. And he said, I'll take the Stenza with me. The two of them, just the two of them went forward and I could see them the whole time. Now, I wasn't watching them the whole time. (00:05:42)

[Charles Halt] : They may have had an encounter. They came back and did not say anything. They saw anything unusual or, you know, no comments. We went back to the base. Later, Stenza and Burrows said they had an encounter with something, but they never mentioned Larry Warren was not with them. They were just the two of them. And they were never more than 100 yards away. And we could see through the forest. (00:06:05)

[Ross Coulthard] : Why would these people fake a whole story like this? I don't understand why they would make this up. (00:06:12)

[Charles Halt] : Larry Warren is a very skillful psychopath that can lie like you can't believe. You need to follow his history all the way back from Project Bullpen in the States, where he got involved in that, if you're familiar with it. Sports memorabilia fraud, his fraud in England, where he sold John Lennon's glasses, hat and jacket, where he sold Stevie Vaughn's guitar, all fakes. His fake Bud Hopkins paintings. I mean, the list is endless. (00:06:43)

[Charles Halt] : I can give you a list of people that have actually had him. He stayed and lived with them for a while until they found out all of them and just went crazy. He's taken advantage of so many people. (00:06:54)

[Ross Coulthard] : Well, Colonel, I don't think in this conversation we've got to the bottom of the Rendlesham mystery, but I've certainly given you a good opportunity to have your rebuttal to Larry Warren and other witnesses. (00:07:04)

[Charles Halt] : Well, I would suggest that they really were interested. They need to talk to Peter Robbins. They need to go to his website, Peter Robbins, Peter Robbins, NY, New York, dot com and read his 58 page rebuttal to Larry. (00:07:19)

[Ross Coulthard] : So he's the co-author of the book Left at Eastgate. He's the guy who wrote the book with Larry Warren. And he was apparently upset with inaccuracies, falsehoods in Larry Warren's story that he discovered subsequently. And he withdrew the manuscript. He withdrew his cooperation with the manuscript. (00:07:40)

[host] : That is correct. You can read that entire rebuttal by my mentor in the UFO field, Peter Robbins, about why Larry Warren is a liar. And I mean, he says it right here. He's been a part of several different cons and frauds in the United States, in England. His partner says he wasn't even out there. That night he was in his dorm drunk. And yeah, and that, you know, Colonel Charles Holt, who has documented evidence of where he was when he was there during the Lindstrom incident, says he could see Capel Green from where he was. There was nothing going on there. (00:08:29)

[host] : There was no landed craft, no alien beings, no superiors shaking the hands of a floating alien entity. Nothing of the sort. So again, the plot thickens. Who do you guys believe, Larry Warren or Colonel, Lieutenant Colonel Charles Holt, the former deputy base commander? I'd love to know. Let me know in the chat. Let me know in the comments below. What do you think? Is Larry Warren a skilled psychopath, as Colonel Charles Holt points out? Or is Colonel Charles Holt covering for his superiors and trying to discredit Larry Warren even more? (00:09:13)

[host] : Is Larry Warren telling the truth, the whole truth and nothing but the truth? So help him, John Lennon. (00:09:19)

(2025-11-06)