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Nomar Slevik : メイン州の異形遭遇譚 5事例

· 136 min read

前置き

Nomar Slevik が制作した短編動画で、 UFO/超常/怪奇 現象事例を集めたもの。ANOMICON 2025 (*1)用に発表され、2025-09-23 に up された。

ANOMICON とは

ANOMACONは、世界中から集まった講演者が、あらゆる異常現象に関する研究と洞察を発表する年次バーチャルカンファレンスです。UFOや超常現象から、未確認動物学や超自然現象まで。世界は今もなお、神秘に満ちた場所であることを証明し続けています。

​ANOMACONは、一つひとつの議論を通じて、それらの神秘の核心に迫ろうとしています。​

ref: ABOUT - ANOMACON: A Virtual Conference on the Anomalous : https://www.anomacon.com/about.html

とあるように、ネット経由の仮想 会議/集会なので、いわば、Nomar Slevik による研究発表(presentation)に相当する短編動画。

要旨

AI

メイン州の異形遭遇譚

このテキストは、Nomar Slevik氏による「Anamakon 2025」での「Humanoid Encounters」というプレゼンテーションからの抜粋で、‌‌メイン州で発生した5つの超常現象との遭遇事例‌‌が紹介されています。

内容は、

  • ‌宇宙人‌‌を目撃した女性とその犬の物語や、
  • 大麻畑の近くで‌‌不気味な長身の人間のような生物‌‌に遭遇した女性の体験、
  • そしてキャンプ中に‌‌知性を持つ光るオーブ‌‌がテントを通り抜けてくる様子を記述した男性の証言
  • トラック運転手が‌‌グレイ型宇宙人‌‌による拉致と身体検査を体験した話や、
  • 1800年代後半に‌‌「カエルのような人」‌‌に連れ去られたとされる男性の手紙が発見された事件についても詳しく語られています。

全体を通して、これらの物語は‌‌遭遇者たちの恐怖と混乱、そしてその後の人生に影を落とす超常的な体験‌‌に焦点を当てています。

コメント

この動画で取り上げられている事例はどれも不可解だが、その不可解さは「どれも現実の出来事だった」という前提に立っているため。

これらが

  • 捏造や作り話でない

とすれば、最も合理的な可能性は

  • これらの出来事は、体験者の何らかの(一時的な) 認知/意識 障害によるもの

となる。異次元や ET、悪霊、時空間の歪み といった大仕掛けの大道具に飛びつくのは早すぎる。人間の 意識/認知機能 は深夜の孤立環境などでは比較的容易に常軌を逸脱しうる。

つまり人間の意識はとても精妙だが、精妙であるがゆえに、状況次第でひどと脆弱で逸脱しがちとなる。

この「意識の非日常的な逸脱」が様々な 怪奇現象/異常現象/超常現象/神秘/宗教的啓示/大悟 体験となる。

ただし、遠隔視などを含む一部の超常現象は現実に起きているという科学的なデータが集積されているので別扱いするする必要がある。

…これが現在の私の判断。

目次

  1. 要旨
  2. 全体俯瞰
    1. 要旨
    2. はじめに
    3. ケーススタディ分析
    4. 主題分析
    5. 結論
  3. メイン州における超常的遭遇事例の分析報告書
    1. 序論
    2. 1. ケーススタディ1:消失するヒューマノイドとジャーマンシェパード
    3. 2. ケーススタディ2:大麻農園の蒼白な人影
    4. 3. ケーススタディ3:オーブとピクシーの飛翔
    5. 4. ケーススタディ4:トラック運転手の拉致体験
    6. 5. ケーススタディ5:デビルズレイクのフロッグマン
    7. 6. 比較分析と結論
    8. 結論
  4. 遭遇例 1 : エイリアン (2009-07-15)
    1. 1. 遭遇の状況と目撃者
    2. 2. 異形の詳細な記述
    3. 3. 異形の行動と異常な消失
    4. 4. 遭遇後の影響
  5. 遭遇例 2 : 白い人型生物 (2016年夏)
    1. 1. 遭遇の背景と状況
    2. 2. 異形の出現と外見の描写
    3. 3. 異形の行動と目撃者の反応
    4. 4. 遭遇が残した影響
  6. 遭遇例 3 : 光る球体 (オーブ) (2019年夏)
    1. 1. 遭遇の状況と目撃者
    2. 2. 光る球体の出現と行動
    3. 3. 意識とコミュニケーション
    4. 4. 人型への変形と和解
    5. 5. 遭遇が残した影響
  7. 遭遇例 4 : グレイ型エイリアンによるアブダクション (1988年10月)
    1. 1. 遭遇の背景と状況
    2. 2. 誘拐と奇妙な部屋での覚醒
    3. 3. グレイ型エイリアンの出現と接触
    4. 4. 帰還と永続的な影響
  8. 遭遇例5: フロッグ・ピープル(カエル人間)(19世紀末?)
    1. 1. 舞台となる場所の伝説と恐怖
    2. 2. サイラス・レミックの失踪
    3. 3. サイラスの手紙による真実の暴露
    4. 4. 遭遇が残した影響
  9. 情報源
  10. 文字起こし

全体俯瞰

AI

メイン州におけるヒューマノイド遭遇事件:ブリーフィング・ドキュメント

要旨

本文書は、ノマー・スレビック氏が「Anamakon 2025」で行ったプレゼンテーション「ヒューマノイドとの遭遇」の書き起こしから、主要なテーマと洞察を統合したものである。

このプレゼンテーションでは、メイン州で報告された5つの異質な超常現象が紹介されている。これらの事例は、エイリアン、未確認生物、異次元的存在とされるものまで、遭遇した存在の形態が多様であることを示している。

共通するテーマとして、目撃者が受ける深刻で永続的な心理的影響、テレパシーによる交信や金縛りのような感覚、そして物理的証拠がほとんど残されない点が挙げられる。恐怖に満ちた拉致体験から、不思議なほど穏やかな交流まで、これらの報告は、説明のつかない現象が個人の現実に与える影響の大きさを示唆している。

はじめに

このブリーフィング・ドキュメントは、超常現象研究家であるノマー・スレビック氏が発表した、メイン州における5つのヒューマノイド遭遇譚を詳細に分析するものである。各ケーススタディは、提供された情報源に基づき、事件の概要、目撃された存在の特徴、遭遇の詳細、そして目撃者に与えた影響を客観的に記述する。これらの物語は、それぞれが孤立した出来事でありながら、全体として、人間が未知の存在と対峙した際に経験する共通のパターンを浮き彫りにしている。

ケーススタディ分析

ケース1:消失するエイリアン

  • 事件の概要: 2009年7月15日の夜、ある女性が自宅の庭で、異様な存在に遭遇した。
  • 目撃された存在:
    • 形態: 「エイリアン」と表現される人型の存在。
    • 身体的特徴: 非常に痩せており、「栄養失調のように皮膚を通して骨が見える」ほどだった。大きな黒い目、鼻の位置には穴、唇はなく、耳の位置にも穴があった。各手には親指と3本の長い指があった。身長は立ち上がった際に6フィート(約183cm)から7フィート(約213cm)と推定される。
  • 遭遇の詳細:
    1. 女性が屋外で電話中、飼い犬のジャーマン・シェパード「チャンス」が暗闇に向かって低い唸り声をあげた。
    2. 視線の先には、木のそばにしゃがみ込んでいるエイリアンがおり、女性をじっと見つめていた。
    3. チャンスの唸り声が激しくなり、吠え始めると、エイリアンの注意は犬に向けられた。
    4. エイリアンはゆっくりと立ち上がり、犬が追いかけると走り去った。
    5. 最も異常な現象として、エイリアンは走りながら頭部から徐々に姿が消え始め、一時は「体が見えないまま走る脚だけ」が見える状態となり、完全に消失した。
  • 心理的影響と結末:
    • 遭遇後、ボーイフレンドと共に現場を調査したが、土の上には足跡ひとつ残されていなかった。
    • 目撃者は激しく動揺し、その体験は長年にわたり彼女を苦しめ続けている。彼女は「なぜ彼がそこにいたのか、なぜ私を見つめていたのか」という疑問に苛まれている。
  • 重要な証言:

ケース2:蒼白の人影

  • 事件の概要: 2016年夏、偽名「サム」と名乗る女性が、メイン州中央部の土地で奇妙な人影に遭遇した。その土地は大麻農園に転用される予定だった。
  • 目撃された存在:
    • 形態: 非常に背が高く痩せた人型の存在。
    • 身体的特徴: 身長は約7フィート(約213cm)。肌は「月光の下の青白い肌そっくり」の白っぽい色をしていたが、発光はしていなかった。衣服は着ておらず、細い腕と裸の胸が見えた。耳の記憶はなく、顔の特徴は「あまりに微かであるか、くぼんでいるか」で判別できなかった。
  • 遭遇の詳細:
    1. 夜9時頃、サムがコミュニティハウスから自身のバス(住居に改造)へ裸足で歩いていると、小枝の折れる音を聞いた。その音は二足歩行の足音のように聞こえた。
    2. 顔を上げると、目の前にその存在が完璧な静寂の中で立っていた。
    3. サムは恐怖で身がすくみ、息をすることも叫ぶこともできなかった。存在は彫像のように微動だにせず、彼女を見つめていた。
    4. しばらくして恐怖から解放されたサムは、コミュニティハウスへ逃げ帰った。
  • 心理的影響と結末:
    • 仲間の人々は、大麻畑に侵入した泥棒ではないかといった合理的な説明を試みた。
    • 自らを懐疑論者と考えるサムは、自分の心が作り出した幻覚の可能性も考慮したが、その体験は今なお彼女を苛んでいる。
  • 重要な証言:

ケース3:知性を持つオーブとピクシー

  • 事件の概要: 2019年夏、ショーンとガールフレンドのブリタニーが、メイン州バンゴーのケンダスキーグ川沿いでキャンプ中に、光る球体群に遭遇した。
  • 目撃された存在:
    • 形態: 知性を持つと思われる複数の色の光球(オーブ)。
    • 身体的特徴: 最初は夕食の皿ほどの大きさの青い光る楕円形として現れた。その後、緑、赤、そして少なくとも2つの白いオーブが加わった。赤いオーブは、トンボのような細い羽を持つ、赤い光でできた小さな人型の「ピクシーか妖精」のような姿に変化した。
  • 遭遇の詳細:
    1. 午前2時半頃、ショーンはテントの壁に青いオーブが浮かんでいるのを見て目を覚ました。
    2. オーブは一度消えた後、複数の色のオーブを伴って再び現れた。
    3. 色のついたオーブはテントの壁を通り抜け、眠っているブリタニーの上で静止した。
    4. ショーンがブリタニーを起こすと、彼女は悲鳴を上げて毛布の中に隠れた。
    5. 緑のオーブから「恐れるな。我々は危害を加えるために来たのではない」という思考がショーンの心に直接送られてきた。
    6. ショーンが手を差し出すと、赤いオーブが子猫のように恐る恐る近づき、ピクシーのような姿に変化した。
    7. ブリタニーが恐怖で見ることを拒んだためか、ピクシーは後退し、再びオーブの形に戻り、他のオーブと共にテントから出て消え去った。
  • 心理的影響と結末:
    • ショーンは、オーブが意識を持ち、組織的な動きをし、彼の恐怖を感知して落ち着かせようとしたことから、それらが知的生命体であると確信した。
    • 遭遇当時は恐怖を感じたものの、現在ではその出来事を深く感謝の念をもって振り返っている。
  • 重要な証言:

ケース4:トラック運転手の拉致体験

  • 事件の概要: 1988年10月の夜、あるトラック運転手がメイン州メドウェイ南のI-95沿いの休憩エリアで仮眠中、拉致体験をした。
  • 目撃された存在:
    • 形態: 「典型的なトール・グレイ」と表現される3体の存在。
    • 身体的特徴: 細身で手足が長く、アーモンド型の大きな黒い目をしていた。
  • 遭遇の詳細:
    1. 運転手は、完全な暗闇の中で目覚め、目に見えない力によって水平に持ち上げられているのを感じた。
    2. 彼はドーム状の円形の部屋に移動させられた。そこでは自身の身体感覚がなく、「一対の目、意識だけ」が存在しているような状態だった。
    3. 壁の明るい部分から3体のグレイ型エイリアンが現れた。
    4. 1体が近づき、運転手の心に直接「お前は失敗した中絶の副産物だ」という言葉を伝えた。
    5. その後、そのエイリアンは金属製の円盤状の装置を取り出し、運転手の顔の左側に押し当てた。
    6. 顎から首、腕、脚にかけて焼けるような電気的な熱が広がり、「本質そのものが吸い取られている」ような感覚に襲われた。
    7. 耐え難いエネルギーの波が左半身を駆け巡り、パニック状態に陥った直後、意識は薄れ、トラックの車内に戻っていた。
  • 心理的影響と結末:
    • 目覚めた後も、左半身には奇妙な電気的な感覚が残っていた。
    • この体験を通じて、彼は「生まれた日から何かが自分を連れ去っていた」のだと悟った。この出来事は、幼少期から続く一連の奇妙な出来事の一部であると彼は理解した。

ケース5:デビルズ・レイクのフロッグマン

  • 事件の概要: 物語の発見者であるダフ・ベイカーとベルモント・エリスが、5年前に失踪したサイラス・レミックという若者が残した手紙を発見した。手紙には、彼の失踪の真相が記されていた。
  • 目撃された存在:
    • 形態: 「フロッグマン(カエル人間)」と呼ばれる水陸両生の存在。
    • 身体的特徴: 直立歩行する巨大なカエルのような姿。成人男性ほどの背丈があり、胴体と頭部が一体化しており、手足が生えている。衣服は着ていない。
  • 遭遇の詳細(サイラス・レミックの手紙より):
    1. 地元の若者サイラスは、不気味な伝説のある「デビルズ・レイク」に釣りで通ううち、その場所に強く惹きつけられるようになった。
    2. 彼は湖の対岸でフロッグマンを何度も目撃し、次第に慣れていった。
    3. ある日、湖からの帰り道で2体のフロッグマンに待ち伏せされ、抵抗も虚しく水中に引きずり込まれた。
    4. 次に意識を取り戻した時、彼は水中にいた。不思議なことに、「奇妙な喘ぐような呼吸」をしながら水中で生存しており、痛みも空腹も感じなかった。
    5. 彼はフロッグマンの捕虜となり、水中の世界で生活していることを悟った。
    6. ポケットに残っていたピクルスの瓶と日記、鉛筆の切れ端を使い、水中で自身の恐ろしい運命を記した手紙を書き、いつか誰かに発見されることを願って水面に放った。
  • 心理的影響と結末:
    • 手紙を発見したベルモント(超常現象の信奉者)は、物語の信憑性を確信し、恐怖からその土地を永久に離れた。一方、懐疑論者だったダフの最終的な反応は記録されていない。
    • サイラスの手紙は、母親への謝罪と、デビルズ・レイクに近づかないよう警告する言葉で締めくくられていた。
  • 重要な証言:

主題分析

これらの5つの事例には、いくつかの共通するテーマとパターンが見られる。

  • 多様な存在の形態: 報告されている存在は、古典的な「グレイ型エイリアン」や痩身の「ヒューマノイド」から、自然界の精霊を思わせる「ピクシー」、そして水生の未確認生物「フロッグマン」まで多岐にわたる。これは、メイン州で報告される超常現象が一つの類型に収まらないことを示している。
  • 目撃者への深刻な心理的影響: 全ての事例において、目撃者は強烈な恐怖、無力感、そして長期間にわたる精神的トラウマを経験している。その影響は、人生を根底から揺るがすほどの深刻さを持つ一方で、ケース3のように畏敬の念へと昇華される場合もある。
  • 物理的証拠の欠如: ケース5の「手紙」という例外を除き、遭遇後には足跡などの物理的証拠が一切残されていない点が共通している。これにより、体験は目撃者の主観的な証言にのみ依存することになる。
  • コミュニケーションの形態: 言葉による対話は存在せず、コミュニケーションは非言語的な手段で行われる。ケース1と2では存在による強烈な「凝視」が、ケース3と4では思考を直接送り込む「テレパシー」が用いられている。
  • 異常な物理現象: 存在が壁を通り抜けたり(ケース3)、徐々に消失したり(ケース1)、目撃者が非物質的な状態で移動させられたり(ケース4)するなど、既知の物理法則を無視した現象が報告されている。これは、遭遇が単なる目撃に留まらない、現実の構造そのものに干渉する出来事であることを示唆している。

結論

ノマー・スレビック氏によって提示されたメイン州における5つのヒューマノイド遭遇譚は、証明不可能でありながらも、非常に説得力のある物語群である。これらの報告は、未知との遭遇がもたらす恐怖、畏敬、そして永続的な影響を浮き彫りにしている。各事例は、目撃者の現実認識を根底から覆し、説明のつかない謎を残した。これらの物語は、現代においてもヒューマノイド遭遇というテーマが人々の関心を引きつけ、語り継がれる強力な文化的現象であることを示している。

メイン州における超常的遭遇事例の分析報告書

AI

序論

本報告書の目的は、超常現象研究家Nomar Slevic氏によって提示された、メイン州で発生した5つの特異な超常現象遭遇事例を、客観的かつ体系的なケーススタディとして分析することにあります。これらの事例は、エイリアンとの遭遇、未確認生物の目撃、そして精霊や民間伝承に登場する存在との接触など、非常に多岐にわたる現象を網羅しています。

分析にあたっては、各事例における目撃者の証言を基盤とし、遭遇した存在の物理的・行動的特徴、遭遇が発生した状況的要因、そしてその体験が目撃者に与えた短期的および長期的な心理的影響に焦点を当てます。このアプローチにより、個々の事例の特異性を浮き彫りにすると同時に、異なる現象間に見られる可能性のある共通点やパターンを探求します。

本分析は、提供された証言のみに厳密に基づいていることを強調しておきます。我々の目的は、これらの体験の真偽を断定することではなく、報告された内容を構造的に整理し、現象の解釈可能性を考察することです。そのため、報告書全体を通じて、専門的かつ中立的なトーンを維持します。

それでは、最初のケーススタディである「消失するヒューマノイドとジャーマンシェパード」の分析から始めます。

1. ケーススタディ1:消失するヒューマノイドとジャーマンシェパード

この最初の事例の分析は極めて重要です。なぜなら、UFO研究において古典的な「グレイ型エイリアン」として知られる存在の目撃情報と、物理法則に反する「消失」という異常な能力が組み合わさっており、現象の多層性を示唆する特異なケースだからです。目撃者と飼い犬という二つの視点が存在することも、分析に深みを与えます。

事例概要

2009年7月15日の夜、メイン州に住む一人の女性が、自宅の庭で電話中に奇妙な人型の存在に遭遇しました。彼女の飼い犬であるジャーマンシェパードが最初に存在に気づき、その威嚇行動が引き金となって一連の出来事が展開します。最終的に存在は、目撃者の目の前で走行しながら徐々に姿を消すという、信じがたい現象を引き起こしました。

目撃証言の詳細分析

証言によれば、遭遇は月明かりの少ない暗い夜の庭で発生しました。目撃者が電話中、飼い犬の「チャンス」が何かに気づき、低い唸り声を上げ始めます。その視線の先、木陰にしゃがみ込んでいる存在を目撃者は視認し、恐怖のあまりその場で硬直してしまいました。

チャンスが唸り声から本格的な吠え声に移行すると、存在はゆっくりと立ち上がり、逃走を開始しました。その直後、最も異常な現象が発生します。目撃者は次のように証言しています。"as it ran, it started to literally disappear, starting at its head." これは日本語で「それが走るにつれて、文字通り頭から消え始めたのです」という意味です。この証言は、彼女が胴体のない脚だけが走っているという非現実的な光景を目撃し、その後、存在が完全に消失したことを意味します。

存在の特徴

目撃者の証言に基づき、遭遇した存在の物理的および行動的特徴を以下にまとめます。

  • 外見: 一般的に報告される「グレイ型」の特徴と酷似しています。大きな黒い目、鼻や唇の代わりに穴がある顔、耳の位置にも穴、そして親指と3本の長い指を持つ手をしています。また、「骨が見えるほど痩せている」と描写されており、栄養失調のようにも見えたとされています。
  • 身長: しゃがんでいた状態から立ち上がった際、「少なくとも6フィート(約183cm)、もしかしたら7フィート(約213cm)」と推定される、非常に長身であったことが示唆されています。
  • 行動: 当初は木陰でしゃがみ込み、目撃者を静かに見つめていました。犬が積極的に吠え始めた後に逃走しており、攻撃的な意図よりも警戒心や回避的な態度がうかがえます。
  • 異常能力: 最大の特徴は、走行中に頭部から下方にかけて徐々に透明化し、完全に消失する能力です。これは、物理的な身体が非物質的な状態へ移行することを示唆しています。

心理的影響の考察

この遭遇は、目撃者に深刻かつ持続的な心理的影響を与えました。遭遇中は、恐怖による身体の硬直という典型的な反応が見られます。遭遇直後には、"I didn't just see that."(私はあんなものを見ていない)と、強烈な体験を否認しようとする防衛機制が働きました。

飼い犬のチャンスが唸り始めた際の様子は、「誰の背筋も凍らせるような唸り声」と表現されており、脅威的な雰囲気が初期段階から確立されていたことがわかります。チャンスが存在を追いかけた際、目撃者は悲鳴を上げましたが、その心理は単純な恐怖だけではありませんでした。彼女は後に"I'm not sure if I was screaming because I was scared she would catch it, or if I was scared she would get hurt."(犬がそれに追いついてしまうのが怖かったのか、それとも犬が傷つけられるのが怖かったのか、自分でも分かりません)と語っており、極限状況下における複雑な感情の葛藤がうかがえます。

その記憶は数年後も彼女を苦しめ続けています。特に夜間の恐怖感や、「なぜそこにいたのか」「なぜ私を見ていたのか」という未解決の問いが、トラウマの中核を成しています。"The way he stared at me shook me to the core."(その見つめ方は私の心の芯まで揺さぶりました)という証言は、単なる目撃に留まらない、深く侵食するような精神的衝撃があったことを物語っています。

この事例は、未知の存在との予期せぬ遭遇が、いかに個人の精神世界を揺るがすかを示す典型例と言えるでしょう。次に分析する大麻農園での事例は、これとは対照的に、より静かで謎めいた人影との遭遇を描き出します。

2. ケーススタディ2:大麻農園の蒼白な人影

この事例は、人里離れた孤立した環境で発生した、特徴の乏しい謎めいた人影との遭遇です。特に注目すべきは、目撃者が自身を「懐疑論者」と認識しており、自らの体験と合理的な解釈との間で激しい内面の葛藤を抱えた点です。この心理的側面が、本ケーススタディの重要な分析要素となります。

事例概要

2016年の夏、仮名を「サム」とする女性が、メイン州中央部の人里離れた大麻農園で生活していました。ある夜、彼女はコミュニティハウス(ダブルワイドのトレーラーハウス)から自作のバス型住居へ戻る途中、月明かりのない暗闇の中で、蒼白で長身の人影と対峙しました。その存在はただ静かに彼女を観察しており、サムは強烈な恐怖に襲われました。

目撃証言の詳細分析

遭遇は夜9時頃、サムが裸足でバスへ移動している際に起こりました。周囲の静寂を破る二足歩行の足音に気づいた彼女は、それが動物ではなく人間のものであると直感し、恐怖を感じます。顔を上げると、目の前にその異様な存在が立っていました。

その瞬間の衝撃で、サムは呼吸が困難になり、その場で凍りついてしまいました。存在は一切動かず、ただ彼女を見つめています。恐怖と硬直状態がしばらく続いた後、彼女はようやく身体の自由を取り戻し、コミュニティハウスへと全力で逃げ帰りました。

存在の特徴

サムの記憶は恐怖によって断片的ですが、証言から以下の身体的特徴を抽出できます。

  • 外見: 肌は「月明かりの下の青白い肌のよう」な白色で、衣服は着ていませんでした。身長は約7フィート(約213cm)と非常に高く、痩せていました。
  • 顔: 顔の特徴は「非常に微妙であるか、または窪んでいた」ため、はっきりと認識することができませんでした。耳の存在も確認できていません。
  • 行動: サムが恐怖で動けなくなっている間、完全に静止していました。彼女を観察しているようでしたが、一切の動きや音を発しませんでした。

心理的影響の考察

この経験は、サムの心理状態に深く複雑な影響を及ぼしました。遭遇時の激しい恐怖は、呼吸困難や身体の硬直といった顕著な身体的反応を引き起こしました。 rusticな環境と孤立感が、侵入者(それが何であれ)に対する脆弱性を増幅させたと推測されます。

遭遇後、仲間から提示された「泥棒だったのではないか」といった合理的な説明と、自身が体験した非現実的な感覚との間で、彼女は深刻な葛藤を経験します。この状況を彼女自身が「自分自身をガスライティングしているようだ」と表現している点は非常に示唆的です。彼女の葛藤は、"I think it's possible that my mind was playing tricks on me, but then again, I had never been afraid of the dark or anything like that."(自分の心がいたずらをした可能性はあると思いますが、一方で、私は暗闇などを怖がったことは一度もありませんでした)という証言に最もよく表れています。自称「懐疑論者」である彼女は、この不可解な体験を論理的に処理しようと懸命に苦闘しましたが、納得のいく結論には至りませんでした。

数年が経過してもなお、この体験を「忘れられない」「私を悩ませている」と語っており、その記憶が持続的な精神的影響を残していることが明らかです。

この静的な存在との不気味な対峙は、次の事例で描かれる、複数の存在が動的に関与してくる体験とは対照的です。次章では、恐怖から始まった遭遇が、やがて肯定的な交流へと変化する過程を分析します。

3. ケーススタディ3:オーブとピクシーの飛翔

本事例は、その展開のユニークさにおいて特筆すべきケースです。初期の段階では未知の光体に対する恐怖が支配的ですが、物語が進むにつれてテレパシーによるコミュニケーションや存在の変容が起こり、最終的に目撃者の一人にとっては肯定的で精神的な意味合いを持つ体験へと昇華します。この心理的変化の過程が、分析の核心となります。

事例概要

2019年の夏、ショーンと彼のガールフレンドであるブリタニーは、メイン州バンゴーの川岸でキャンプをしていました。その夜、彼らのテント内外に複数の光るオーブが出現します。当初は恐怖に包まれましたが、ショーンはテレパシーによるメッセージを受け取り、オーブの一つが「ピクシー」のような人型の光の存在に変容する様子を目撃しました。

目撃証言の詳細分析

ショーンの視点に基づき、遭遇の経緯を時系列で整理します。

  1. オーブの出現: 午前2時半頃、ショーンはテントの壁に青いオーブが出現したことに気づきます。それは一度消えましたが、すぐに緑、赤、そして少なくとも2つの白いオーブを伴って再出現しました。
  2. 合理化の試み: ショーンは当初、オーブが近くの家からの反射光ではないかと自分に言い聞かせようとしましたが、それが不可能であることは分かっていました。
  3. テント内への侵入: 色のついたオーブは列を成し、物理的な障壁であるはずのテントの壁を透過して内部に侵入。眠っているブリタニーの上に浮かびました。
  4. 二人の反応: ショーンがブリタニーを起こすと、彼女は目の前の光景に恐怖で叫び声を上げ、毛布の中に潜り込んでしまいました。
  5. テレパシー: ショーンが恐怖を感じていると、「恐れないで。危害を加えるつもりはない」という、彼自身の思考ではないメッセージが心に直接届きました。
  6. 存在の変容: ショーンが手を差し出すと、赤いオーブが好奇心を示すように近づき、その過程で形態を変化させました。最終的に、トンボのような細い羽を持つ、赤い光でできた「小さなピクシーか妖精」のような人型の存在になりました。
  7. 退去: その後、人型の存在は再びオーブの姿に戻り、他のオーブと共にテントから去り、完全に消え去りました。

存在の特徴

この事例では、複数の形態を持つ存在が確認されています。

  • オーブ: 青、緑、赤、白といった複数の色の光球。物理的な壁を透過する能力を持ち、組織的で意図のある動きを見せます。
  • ピクシー/妖精: 赤いオーブが変容した姿。トンボに似た細い羽を持ち、全体が赤い光で構成された小さな人型の存在として描写されています。
  • 能力: テレパシーによる意思疎通、物理的障害の透過、そしてオーブから人型への形態変化という、高度な能力を示しました。

心理的影響の考察

この遭遇に対する二人の目撃者の反応は、非常に対照的でした。

  • ブリタニー: 遭遇の最初から最後まで一貫して強い恐怖を感じ、現実を直視することを拒絶しました。彼女の反応は、未知の現象に対する一般的な恐怖反応を代表しています。
  • ショーン: 初めはブリタニーと同様に恐怖と無力感を覚えましたが、合理化の試みが失敗し、テレパシーや存在が示した好奇心旺盛な態度に触れることで、彼らを単なる現象ではなく、意識を持つ存在だと認識するに至りました。遭遇後、彼はこの体験に対する認識を完全に転換させました。彼の"It is by far the most amazing and unbelievable thing I've ever witnessed... there was definitely something supernatural and spiritual along the Konduska extreme."(これは私が人生で目撃した中で断トツに最も素晴らしく、信じがたい出来事です…カンダスケグ川沿いには間違いなく超自然的で精神的な何かが存在しました)という言葉は、この体験が彼にとって深い確信と精神的な感謝の念を伴う、変容的な出来事となったことを力強く示しています。

この事例が示した精神的かつ友好的な側面は、次に分析する事例とは全く異なります。次のケースでは、目撃者が強烈な身体的苦痛と精神的屈辱を伴う、敵対的な体験を強いられます。

4. ケーススタディ4:トラック運転手の拉致体験

この事例は、超常現象の中でも特に侵襲的な「アブダクション(拉致)」と呼ばれる類型に分類されます。目撃者の意識のみが存在する非物理的な空間での体験、強烈な身体的苦痛、そして謎めいた侮辱的なメッセージという要素を含んでおり、典型的でありながらも極めて個人的なトラウマを形成したケースとして分析する価値があります。

事例概要

1988年10月、一人のトラック運転手がメイン州の高速道路休憩エリアで仮眠中、意識だけの状態で奇妙な空間へと連れて行かれる体験をしました。そこで彼は3体の「トールグレイ」と呼ばれる存在と対面し、精神的なメッセージを受け取ると同時に、金属製の装置によって激しい苦痛を与えられました。

目撃証言の詳細分析

運転手の意識の流れに沿って、体験を再構築します。

  1. 浮上と転送: トラックの寝台で意識が覚醒すると、彼は絶対的な暗闇の中で自分の身体が水平に浮上していく感覚を覚えました。
  2. ドーム状の部屋: 暗闇を抜けると、光源のないドーム状の部屋にいました。彼は自分の身体を感じることができず、「目だけの存在」になったような感覚だったと証言しています。
  3. 存在との対面: 部屋の壁の一部から、3体の「トールグレイ」が物理的な障壁を無視するように現れました。
  4. テレパシーメッセージ: 1体が彼に近づき、"You are a by-product of a botched abortion."(お前は失敗した堕胎の副産物だ)というメッセージを彼の精神に直接送り込みました。
  5. 装置による苦痛: その後、同じ存在が金属製の円盤状の装置を彼の顔の左側に押し付けました。すると、彼の本質が抜き取られるような、焼けるような激しい電気的な熱が身体の左半身を貫きました。
  6. 帰還: パニックが頂点に達した瞬間、彼の意識は下降し始め、トラックの車内に戻りました。

存在の特徴

証言から、遭遇した存在とその技術について以下の点が分析できます。

  • 外見: 「古典的なトールグレイ」と表現されています。痩せて手足が長く、大きくて黒いアーモンド形の目を持つ、3体とも同じ姿の存在でした。
  • 能力: 物理的な壁を通り抜ける能力、テレパシーによる一方的な意思疎通、そして対象者の意識を非物質的な空間へ転送する能力を有していると考えられます。
  • 技術: 金属製の円盤状の装置。対象者に激しい電気的な感覚を与え、「本質を抜き取る」と表現されるほどの効果を持つ、何らかの分析またはエネルギー抽出装置である可能性が示唆されます。

心理的影響の考察

このトラウマ的な体験は、目撃者の自己認識に深刻な影響を与えました。当初は恐怖がなく好奇心だけだった彼の心理状態は、装置による苦痛で激しいパニックへと一変しました。

トラックに戻った後も、身体の左側に残る「奇妙な電気的な感覚」が体験の物理的な名残として彼を苛みました。しかし、精神的な恐怖はそれで終わりではありませんでした。新鮮な空気を吸おうとトラックから降りた際、"he could feel something above him. His skin crawled, he couldn't turn around."(彼は頭上に何かがいるのを感じた。肌が粟立ち、振り返ることができなかった)。この感覚は、トラウマが物理的な空間に戻った後も継続していることを示しており、体験の深刻さを物語っています。

この出来事をきっかけに、彼は「生まれた日から何かが自分を連れ去っていた」という、自身の人生に関する根源的な理解(あるいは確信)に至ったと述べています。これは、単一の出来事ではなく、生涯にわたる一連の干渉の一部であったと彼が認識したことを示しています。

この事例の持つ侵略的で個人的な性質を総括し、次の、共同体の伝説として語り継がれる、より歴史的な謎に関する事例へと分析を進めます。

5. ケーススタディ5:デビルズレイクのフロッグマン

本事例は、これまでの4つのケースとは異なり、直接的な目撃証言ではなく、失踪した人物が残した手紙という間接的な証拠に基づいています。地域の民間伝承と一個人の悲劇的な運命が交差する物語であり、伝承がどのように形成され、個人の体験談によって補強されていくかを探る上で非常に興味深い事例です。

事例概要

5年前に謎の失踪を遂げた青年サイラス・レミックが残した手紙が、ガイドのダフ・ベイカーと依頼人のベルモント・エリスによってデビルズレイクで発見されました。瓶詰めにされたその手紙には、サイラスが「フロッグマン」と呼ばれる水棲ヒューマノイドに湖へ引きずり込まれ、水中で生き続けているという衝撃的な内容が記されていました。捜索隊は彼の痕跡を全く見つけられず、"They even tried dragging the lake, but its depths made the task impossible."(湖の底を浚おうとさえしたが、その深さゆえに不可能だった)とされており、湖の神秘性が失踪当初から強調されていました。

発見された手紙の内容分析

サイラス・レミックの手紙は、彼の悲劇的な運命を自らの視点から語っています。

  • 湖への強迫観念: 彼は当初、好奇心からデビルズレイクを訪れましたが、次第に抗いがたい衝動に駆られ、何度も湖へ引き寄せられるようになりました。
  • 「フロッグマン」との遭遇: ある日、彼は初めて「フロッグマン」を目撃します。その異様な姿に恐怖を覚えるものの、湖への訪問をやめることはできませんでした。
  • 拉致: ついに彼は、待ち伏せていた2体のフロッグマンに襲われ、強力な力で水中に引きずり込まれてしまいます。
  • 水中での生存: 意識を取り戻した彼は、自分が水中で呼吸ができ、痛みも空腹も感じないという奇妙な状態で生きていることに気づきます。
  • メッセージの作成: 外界の光を頼りに、彼は自身の運命を知らせるため、持っていた鉛筆と日記帳でこの手紙を書き、瓶に入れて放流したと記しています。
  • 最後の言葉: 手紙は、母親への深い謝罪と後悔の念、そして「デビルズレイクに近づかないで」という切実な警告で締めくくられています。

存在の特徴

サイラスの記述に基づき、「フロッグマン」の特異な性質を以下にまとめます。

  • 外見: 「体と頭、そして手足」で構成され、成人男性ほどの身長。衣服は着ておらず、「直立して歩く巨大なカエル」のようであったと描写されています。
  • 行動: 当初は遠くからサイラスを観察し、手招きするような誘う仕草を見せました。しかし後日、彼を待ち伏せして物理的に襲撃し、強力な力で水中に引きずり込みました。
  • 生息地: デビルズレイクの深部に生息していると推測されます。人間を水中で生存させることが可能な、何らかの特殊な環境または技術を構築している可能性が示唆されます。

心理的影響と伝承への寄与の考察

この物語は、関わった人々にそれぞれ異なる影響を与えました。

  • サイラス: 好奇心から始まった湖への興味は、やがて彼の意志を超えた強迫観念へと変わり、最終的に悲劇的な運命へと彼を導きました。手紙からは、母親を深く愛し、自身の行動を後悔する彼の人間性がうかがえます。
  • 発見者: 超常現象の信奉者であるベルモントは、手紙の内容に大きな衝撃を受けました。彼の行動は単にその場を離れるというものではありませんでした。"Belmont packed up the property and moved to another one of his sites, 25 miles away... he never returned to the area."(ベルモントは翌日には所有地をまとめ、25マイル離れた別の場所へ移り、二度とその地域に戻ることはなかった)のです。この劇的な行動は、手紙が彼に与えた恐怖の深刻さを物語っています。一方、懐疑論者であるダフの最終的な反応は明確に記述されていませんが、二人の間で激しい議論があったことから、彼もまたこの発見に動揺したことが推察されます。
  • 伝承: この手紙の発見は、デビルズレイクにまつわる既存の伝説、すなわち「GNOMEや魔神が訪れる者を魅了し、やがて帰ってこられなくする」という話を、より具体的で恐ろしい物語へと補強する決定的な役割を果たしました。

この伝説的な事例の分析を終え、これまでに検討した5つの多様なケーススタディを横断的に比較し、全体的な結論を導き出します。

6. 比較分析と結論

本報告書の最終セクションとして、これまで個別に分析してきた5つの事例を横断的に比較し、共通のテーマや顕著な相違点を明らかにします。これにより、メイン州における超常的遭遇の報告が持つ全体的な意味合いについて考察し、結論を導き出します。

各事例の比較

5つのケーススタディの主要な要素を比較対照するため、以下の表を作成しました。

項目ケース1:消失するヒューマノイドケース2:蒼白な人影ケース3:オーブとピクシーケース4:トラック運転手の拉致ケース5:フロッグマン
存在の類型グレイ型エイリアン未確認ヒューマノイド光エネルギー生命体/精霊トールグレイ型エイリアン未確認水棲ヒューマノイド
遭遇環境自宅の庭(郊外)人里離れた農園(農村)川岸のキャンプ地(自然)高速道路の休憩所(移動中)山中の湖(秘境)
コミュニケーションなし(視線のみ)なし(静観)テレパシー(友好的)テレパシー(一方的・威圧的)なし(物理的強制)
物理的相互作用なしなしなし(接近のみ)あり(装置による苦痛)あり(拉致・水中への連行)
長期的影響トラウマ、恐怖の持続忘れられない不気味な記憶肯定的、精神的な感謝人生観を変えるトラウマ(本人は失踪)、伝承の強化

考察されるべき主要テーマ

上記の比較表から、以下の3つの重要なテーマが浮かび上がります。

  • 遭遇の多様性と孤立性: 5つの事例で遭遇した存在は、エイリアン型、未確認生物(UMA)、精霊やエネルギー生命体など、極めて多様です。これは、単一の仮説では説明できない、多種多様な未知の現象が存在することを示唆しています。一方で、全ての事例が単独または少人数の孤立した状況で発生しているという共通点は、これらの現象が特定の条件下で顕現する性質を持つ可能性を示しています。
  • 心理的影響のスペクトラム: 目撃者が受けた心理的影響は、一つの物差しでは測れません。ケース1と4で見られるような永続的なトラウマから、ケース2の懐疑心と恐怖が入り混じる葛藤、そしてケース3の精神的な変容と感謝に至るまで、その影響は非常に幅広いスペクトラムにわたります。これは、遭遇した存在の意図や性質だけでなく、目撃者自身の心理的素養や状況解釈が、体験の意味合いを大きく左右することを示しています。
  • 物証の不在という共通点: ケース5で発見されたサイラスの手紙という特異な例外を除き、他の全ての事例において、検証可能な物理的証拠は一切残されていません。足跡もなく、写真もありません。この物証の不在は、これらの現象の科学的検証を著しく困難にしている最大の要因です。その結果、証言の信憑性は目撃者個人の体験と記憶に完全に依存する構造となっており、客観的な真実の探求と主観的な体験の尊重という、二つの側面からアプローチする必要性を浮き彫りにしています。

結論

メイン州で報告されたこれら5つの事例は、それぞれがユニークな物語でありながら、超常的遭遇譚に共通して見られる要素(孤立した環境、物証の欠如、深刻な心理的影響)を色濃く内包しています。エイリアンによる拉致から民間伝承の怪物、そして精神的な光の存在まで、その多様性は、我々が「超常現象」と一括りにする事象の複雑さと豊かさを示しています。

本報告書は、あくまで提供された証言の体系的な分析であり、これらの出来事が事実であったと断定するものではありません。その客観的な証明は、現状では不可能に近いと言わざるを得ません。

しかし、これらの詳細で心理的に豊かな物語は、現象そのものの研究とは別に、極めて重要な価値を有します。それは、これらの証言が、異常現象に対する人間の経験を研究するための、他に類を見ない貴重なデータセットを提供するという点です。人間の意識が、既知の物理法則や常識的理解を超えた出来事とどのように向き合い、それを解釈し、そしてその後の人生にどう統合(あるいは非統合)していくか——このプロセスを探る上で、彼らの言葉は不可欠な洞察を与えてくれるのです。今後の研究は、この人間的側面にこそ、より深い焦点を当てるべきでしょう。

遭遇例 1 : エイリアン (2009-07-15)

AI

Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースは「遭遇例1: エイリアン (2009年7月15日)」が、‌‌メイン州で発生した5つの異形の遭遇事例‌‌のうちの最初の事例であることを示しています。

この遭遇例は、メイン州でのヒューマノイド遭遇に関するSlevic氏のプレゼンテーション(Anamakon 2025で開催された「Humanoid Encounters」)の一部として紹介されています。Slevic氏は、自身をライター、研究者、そして超常現象を愛する者であると述べています。

以下に、この遭遇例が何を伝えようとしているのか、そしてその詳細を説明します。

1. 遭遇の状況と目撃者

この出来事は、2009年7月15日の夜に発生しました。

  • ‌日時・場所:‌‌ 晴れた夜で、気温は15度少々(60度強)でした。夜空には欠けゆく三日月が出ており、庭は暗闇に包まれていました。唯一の光源は台所の窓から漏れる光で、芝生にぼんやりとした四角い光のパッチを作っていました。
  • ‌目撃者とペット:‌‌ 女性が自宅の外で継父と電話をしている最中に発生しました。彼女のジャーマン・シェパードである‌‌チャンス‌‌が彼女についてきていました。
  • ‌事態の勃発:‌‌ 突然、暗闇の中の何かに犬のチャンスが注意を向け、‌‌低い唸り声‌‌を上げ始めました。女性が目を向けると、恐怖に襲われました。

2. 異形の詳細な記述

女性は庭に立ちすくみ、目の前にうずくまる異形を凝視しました。彼女は後に、それが「エイリアン」であり、木の隣にひざまずいていたと回想しています。

  • ‌外見:‌‌ 女性が「いつも耳にする」‌‌大きな黒い目‌‌を持っていました。鼻はなく、あるべき場所にただ穴が開いていました。唇もなく、耳があるべき場所もただの穴でした。
  • ‌体型:‌‌ ‌‌「痩せていて」‌‌、栄養失調であるかのように皮膚を通して骨が見えるほどでした。
  • ‌手:‌‌ 各手に親指が1本と、‌‌3本の長い指‌‌がありました。足は見えませんでした。
  • ‌身長:‌‌ 立ち上がると、女性はそれがどれほど背が高いか気づき、‌‌「少なくとも6フィート(約183cm)、おそらく7フィート(約213cm)」‌‌あったと述べています。

3. 異形の行動と異常な消失

この遭遇例の重要な要素は、異形が示した奇妙な行動と超常的な消失です。

  • ‌凝視:‌‌ 異形はうずくまったまま、女性に視線を固定していました。女性は「なぜ私を見つめているのか?」「なぜ犬の唸り声を気にしないのか?」と考えました。この瞬間は「永遠のように感じられた」と回想されています。
  • ‌犬の反応:‌‌ チャンスの唸り声は、女性がこれまでに聞いたことのない、背筋が凍るような深い唸り声へと変わりました。最終的に犬が吠え始めると、異形は犬に注意を移しました。
  • ‌消失:‌‌ 異形はゆっくりと立ち上がり、犬が追いかけると走り去りました。そして「信じられないこと」が起こりました。異形は走りながら、‌‌文字通り頭から消え始めました‌‌。女性は、目に見える胴体のない足だけが走っているのを見て、衝撃を受けました。完全に姿を消すと、チャンスは吠え続けながらも走るのをやめました。

4. 遭遇後の影響

この目撃体験は、女性の心に深い痕跡を残しました。

  • ‌直後の行動:‌‌ 女性は恐怖に駆られ、ボーイフレンドを呼びに行き、起こったことを全て話しました。彼は女性の動揺した様子を見て、彼女の話を信じました。
  • ‌証拠の探索:‌‌ 二人で外に出て足跡を探しましたが、何も見つかりませんでした。
  • ‌継続する恐怖:‌‌ その後何年も、女性は見たものを自分に否定しようと努めましたが、目撃は彼女を‌‌「心の底から揺さぶり」‌‌、いまだに夜ベッドで横になるときに考えずにいられないほど、彼女を‌‌悩ませ続けています‌‌。彼女はなぜそれがそこにいたのか、なぜ自分を見つめていたのかを問い続けており、「心から、あんなものを見なければよかった」と願っています。

Slevic氏は、この物語を「大好きだ」と述べ、この事例が彼のプレゼンテーションにおける超常的な体験の強力な始まりであることを示しています。この遭遇例は、メイン州のヒューマノイド遭遇の文脈において、‌‌古典的なグレイ型のエイリアン遭遇の特徴(大きな黒い目、痩せた体、精神的な恐怖、物理的な証拠の欠如、異常な消失)‌‌を提示するものとして位置づけられています。

遭遇例 2 : 白い人型生物 (2016年夏)

AI

Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースは「遭遇例2: 白い人型生物 (2016年夏)」について、‌‌極度の恐怖を引き起こし、目撃者の懐疑心を揺るがした、背の高い未確認人型生物との遭遇事例‌‌として位置づけています。

Slevic氏は、この次の現象について「私にとって‌‌非常に不気味‌‌だ」と述べており、遭遇例1(クラシックなグレイ・エイリアン)とは異なる、不穏な体験であることを示唆しています。

以下に、この遭遇事例が何を伝えようとしているのかを詳しく説明します。

1. 遭遇の背景と状況

この遭遇は、2016年の夏にメイン州中央部で発生しました。

  • ‌目撃者と場所:‌‌ 目撃者「サム」(Sam、仮名)は、友人が購入した15エーカーの土地で大麻農場を立ち上げる手伝いをしていました。彼女は古いバスを改装したミニホームに宿泊していました。
  • ‌日時:‌‌ 仕事で疲れたある日の夜9時頃、彼女は皆が集まっていた共同ハウス(トレーラー)から、自分のバスへ歩いて帰る途中に発生しました。
  • ‌環境:‌‌ ‌‌月は出ておらず、非常に暗く‌‌、サムは裸足で懐中電灯を持っていませんでした。

2. 異形の出現と外見の描写

サムが歩いていると、突然、‌‌小枝が折れる音‌‌が静寂を破りました。

  • ‌足音:‌‌ 最初は動物だと思いましたが、その音は近すぎ、あまりにも意図的でした。それは動物の音ではなく、「‌‌人間の足音‌‌」のように聞こえ、‌‌二足歩行‌‌であることがはっきりした音だと気づいたとき、彼女の胃は締め付けられました。
  • ‌身長と体型:‌‌ 恐怖に駆られて目を上げたとき、彼女の前に立っていたのは、これまでに見た中で最も奇妙な人物でした。彼女の視線はまずその‌‌胸‌‌に当たり、顔を見るためにさらに目を上げなければなりませんでした。それは‌‌「おそらく7フィート(約213cm)の高さ」‌‌があり、‌‌非常に背が高く痩せていました‌‌。
  • ‌外見:‌‌ 生物としての人型をしていましたが、‌‌「白っぽい」‌‌と表現されています。光っているわけではありませんでしたが、その肌は‌‌月明かりの下の青白い肌‌‌そのもののように見えました。服は着ておらず、‌‌裸の胸‌‌、‌‌細い腕‌‌、そして頭の形が見えました。彼女は耳があったかどうかは覚えていません。
  • ‌顔の特長:‌‌ 怯えた状態で顔を観察しようとしましたが、特長があるのかどうかさえ分かりませんでした。彼女は「おそらく顔の特長はあったが、‌‌非常に微細で引っ込んでいるため、判別できなかった‌‌」と考えています。

3. 異形の行動と目撃者の反応

この遭遇における最も不気味な点は、その生物の行動でした。

  • ‌静止と凝視:‌‌ その生物は‌‌完璧に静止して立っていました‌‌。彼女が息をのむほど恐怖に固まっている間、それは「‌‌細身で忌まわしい彫像‌‌」のように静かに彼女を見つめ続けていました。
  • ‌恐怖:‌‌ 彼女は呼吸するのも苦しくなり、悲鳴を上げようとしても恐怖で体が動かなくなりました。この瞬間は「永遠のように感じられた」後、彼女の恐怖がようやく緩み、共同ハウスへ向かって走って逃げました。
  • ‌事後の対応:‌‌ 彼女は目撃したすべてを皆に話しましたが、彼らは大麻畑にいた泥棒かもしれないといった‌‌もっともらしい説明‌‌をしました。サムはそれが可能かもしれないと考えましたが、それを完全に否定することは‌‌「自分自身に対するガスライティング」‌‌のように感じました。

4. 遭遇が残した影響

サムは自身を‌‌懐疑論者‌‌だと考えていますが、この経験は彼女にとって非常に異常なものでした。

  • ‌精神的な影響:‌‌ 彼女は暗闇やそうしたものを恐れたことはありませんでしたが、これは彼女の人生で‌‌「おそらく最も奇妙な経験」‌‌であり、‌‌今も彼女を悩ませています‌‌。
  • ‌継続的な恐怖:‌‌ 恐ろしい夏の夜から何年も経った今でも、その記憶は鮮明に残っており、サムは、その生物が今もメイン州中央部のその庭の近くに潜んでいて、‌‌「完璧に静止し、次に何も知らない訪問者がその道を横切るのを待っているのではないか」‌‌と考えているだろう、とSlevic氏は結んでいます。

この遭遇例2は、メイン州の異形遭遇の文脈において、‌‌目撃者を長時間見つめ続け、人間性をほとんど欠いた静的な恐怖‌‌を与える、背の高いヒューマノイドの類型を示すものとして提示されています。

遭遇例 3 : 光る球体 (オーブ) (2019年夏)

AI

Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースが「遭遇例3: 光る球Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースが「遭遇例3: 光る球体 (オーブ) (2019年夏)」について伝えようとしているのは、‌‌メイン州におけるヒューマノイド遭遇の類型の中でも特に珍しく、最終的には「素晴らしくて素敵な遭遇」として記憶されることになった、意識を持つ光の生物との体験‌‌です。

Slevic氏は、この現象について「実際、‌‌現代の遭遇例がそれほど多くない‌‌、別の特殊な現象に進みましょう」と述べており、遭遇例1や遭遇例2のような古典的なヒューマノイド遭遇とは一線を画すものであることを示唆しています。

以下に、この遭遇事例の詳細とそれが持つ意味を説明します。

1. 遭遇の状況と目撃者

この出来事は、2019年の夏、メイン州バンゴーにある‌‌カンデューシグ川(Kanduskeg River)の岸辺‌‌で、ショーン(Sean)と彼のガールフレンドであるブリタニー(Brittany)がキャンプをしていた夜に発生しました。

  • ‌日時:‌‌ 夜中の午前2時30分頃。
  • ‌場所:‌‌ メイン州バンゴーのカンデューシグ川の岸辺。
  • ‌事態の勃発:‌‌ 何かがショーンを目覚めさせました。

2. 光る球体の出現と行動

ショーンは最初に、テントの壁に‌‌皿ほどの大きさの、かすかな光を放つ楕円形の物体‌‌に気づきました。

  • ‌最初のオーブ:‌‌ それは‌‌青い色合い‌‌を持ち、テントの近くに浮かんでいました。彼は目の錯覚かと思い目をこすりましたが、それはまだそこにあり、その後ゆっくりと後方に移動して消えました。
  • ‌複数のオーブの出現:‌‌ その後、その青いオーブが戻ってきましたが、今回は単独ではありませんでした。ショーンは、‌‌緑、赤、そして少なくとも2つの白いオーブ‌‌が加わったのを確認しました。
  • ‌動きの特徴:‌‌ ショーンは、オーブが近くの家からの反射光ではないと確信しました。それらは一列に並んでテントに不気味なほど近く浮かんでいました。‌‌色付きのオーブ‌‌はゆっくりと前進し、‌‌白いオーブ‌‌はテントの上空で上昇し、‌‌ほとんど超自然的な(ethereal)ディスプレイ‌‌のように踊りました。

3. 意識とコミュニケーション

最も驚くべきことに、オーブはテントの壁を通り抜け、ブリタニーの上空に留まりました。

  • ‌意識の感知:‌‌ ショーンは恐怖とパニック、無力感に苛まれましたが、オーブには‌‌意識がある‌‌と確信しました。それらは‌‌意図的かつ組織的な動き‌‌を見せるだけでなく、ショーンの恐怖を感知し、彼を落ち着かせようとしているようでした。
  • ‌テレパシー的メッセージ:‌‌ 緑のオーブが彼に近づいたとき、ショーン自身の思考ではないメッセージが彼の心に入ってきました。‌‌「怖がらないで。私たちはあなたに危害を加えるためにここにいるのではありません」‌‌という言葉です。しかし、これは彼の恐怖を深めるだけでした。

4. 人型への変形と和解

オーブが知覚を持っていることを確信させる出来事が起こります。

  • ‌ガールフレンドの反応:‌‌ ショーンはブリタニーを揺り起こし、事態を目撃させました。彼女は光る物体を見て悲鳴を上げ、パニックのあまり「ううん、ありえない」と言い、布団の中に頭を隠してショーンにきつくしがみつき、震えました。
  • ‌赤いオーブとの交流:‌‌ ショーンが手を差し出すと、赤いオーブがそれに応答しました。彼はそのオーブから‌‌子供のような感覚‌‌を受け取り、まるで子猫が好奇心と警戒心を持って近づくように、ゆっくりとショーンの手に近づいてきました。
  • ‌ヒューマノイドへの変形:‌‌ 近づくにつれて、オーブは形を変え始めました。最終的にショーンには、‌‌「小さなピクシーか妖精としか言いようがない」‌‌姿に見えました。それは‌‌トンボのような細い羽を持つ小さな人型‌‌で、まだ赤い光でできていましたが、はっきりと形が定義されていました。
  • ‌終息:‌‌ ブリタニーが恐れのために見ることを拒否し続ける中、その小さなフィギュアは、まるでショーンの気持ちを理解したかのように後退しました。それは元のオーブ状の形に戻り、他のオーブと合流しました。オーブたちはテントの外に出て白いオーブの横に少し浮かんだ後、完全に姿を消しました。

5. 遭遇が残した影響

ショーンは当時感じた恐怖にもかかわらず、現在ではこの遭遇を‌‌深く感謝‌‌して振り返っています。

  • ‌評価:‌‌ 彼はこれを「‌‌私が人生で目撃し遭遇した中で、群を抜いて最も驚くべき、信じられないこと‌‌」だと述べています。
  • ‌結論:‌‌ この体験を通して、彼は‌‌「カンデューシグ川沿いには、間違いなく超自然的な、そしてスピリチュアルな何かがあった」‌‌と確信しました。

Slevic氏の文脈において、遭遇例3は、‌‌恐怖を伴いながらも、害意のない、知覚を持った光の存在とのポジティブな相互作用‌‌を示すユニークなケースとして提示されており、メイン州の超常現象が古典的なグレイや不気味な人型生物(遭遇例1、2)だけでなく、より精妙な現象(オーブ、そして後のピクシーのような存在)も含むことを強調しています。

遭遇例 4 : グレイ型エイリアンによるアブダクション (1988年10月)

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Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースが「遭遇例4: グレイ型エイリアンによるアブダクション (1988年10月)」について伝えようとしているのは、‌‌典型的なグレイ型エイリアンによるエイリアンによるアブダクション (1988年10月)」について伝えようとしているのは、‌‌典型的なグレイ型エイリアンによる誘拐(アブダクション)体験‌‌であり、‌‌肉体的・精神的な苦痛を伴い、目撃者に自身の人生の真実に疑問を抱かせるほどの強い影響を与えた事例‌**‌であるということです。

Slevic氏は、この物語について「しかし、物事は次の物語で一変します」と述べており、遭遇例3(光るオーブ)が比較的「素晴らしくて素敵な遭遇」であったのに対し、この事例はより深刻で恐ろしい性質を持つことを示唆しています。

以下に、この遭遇事例の詳細を説明します。

1. 遭遇の背景と状況

この出来事は、1988年10月、午後7時頃に発生しました。

  • ‌目撃者と場所:‌‌ トラック運転手で、I-95号線を走行中でした。
  • ‌事態の勃発:‌‌ 運転中、‌‌圧倒的な疲労の波‌‌に襲われました。居眠り運転を避けるため、彼はメイン州メドウェイ(Medway)のすぐ南にある‌‌休憩所‌‌に車を停めました。
  • ‌環境:‌‌ 駐車場は空でしたが、彼は安全のために周囲を確認し、寝台に入って休息をとりました。

2. 誘拐と奇妙な部屋での覚醒

夜中、何らかの出来事によってトラック運転手は目覚めました。

  • ‌意識の感知:‌‌ 彼は意識がある状態でしたが、‌‌絶対的な暗闇‌‌に包まれていました。音や動きはなく、ただ不穏な静けさがありました。
  • ‌浮上:‌‌ その後、彼は‌‌目に見えない力によって持ち上げられ‌‌、上昇し始めるのを感じました。体は水平にされ、黒い虚空を上昇していくのを感じました。
  • ‌ドーム状の部屋:‌‌ 暗闇が晴れると、彼は‌‌円形でドーム状の部屋‌‌にいることに気づきました。‌‌黒い霧‌‌が彼の周りを渦巻き、やがて消散しました。
  • ‌無重力感:‌‌ 彼は完全に目覚めていましたが、‌‌自分の体を感じることができず‌‌、横たわっているのは分かっても、下にあるものからの圧迫感や接触の感覚がありませんでした。まるで、自分が‌‌論理を無視した空間に漂う意識と一対の目‌‌としてのみ存在しているかのようでした。
  • ‌環境の特徴:‌‌ 上方には灰色の天井が壁とシームレスに湾曲しており、部屋全体が‌‌光源が特定できない光‌‌に照らされていました。左側の壁の一部は色が明るく、彼の注意を引きました。彼は恐怖を感じる代わりに、‌‌強烈な好奇心‌‌を抱いていました。

3. グレイ型エイリアンの出現と接触

突然、動きがありました。3体の人型生物が、物理的な障壁を無視したような方法で、明るい色の壁の部分から部屋に入ってきました。

  • ‌外見:‌‌ 彼らは皆‌‌同一の、奇妙で異世界的な外見‌‌をしていました。運転手は彼らを‌‌古典的な「背の高いグレイ」‌‌と表現しました。彼らは‌‌痩せており、手足が長く、大きくて黒いアーモンド型の目‌‌をしていました。
  • ‌テレパシーとメッセージ:‌‌ 最初の個体が運転手に近づき、‌‌冷たいほどの強い視線‌‌で見つめてきました。その瞬間、‌‌「あなたは失敗した中絶の副産物である」‌‌という言葉が彼の心に直接語りかけられました。この言葉は彼に衝撃を与えましたが、彼は応じず、ただ見つめ返しました。
  • ‌器具による検査:‌‌ その個体は立ち上がって他の個体と合流した後、‌‌金属製の円形装置‌‌を取り出し、彼に見せた後、彼の‌‌顔の左側‌‌に押し付けました。
  • ‌身体的苦痛:‌‌ 激しい‌‌電気的な熱‌‌が顎を通り、首から腕、そして脚へと広がりました。それは従来の意味での痛みではなく、「もっと悪いもの」であり、彼の‌‌存在そのものが吸い取られている‌‌ように感じられました。強さが増すにつれて、耐え難いエネルギーの波が彼の左側を襲い、心臓が激しく鼓動し、パニックが彼を捉えました。

4. 帰還と永続的な影響

彼はこれ以上耐えられないと思ったちょうどそのとき、すべてが消え去りました。

  • ‌帰還:‌‌ 彼は再び同じ黒い虚空を漂いながら下降し、目覚めた状態でトラックの中にいました。
  • ‌電気的な感覚:‌‌ 悪夢は完全に終わっていませんでした。彼の‌‌左側‌‌には、あの奇妙な電気的な感覚が‌‌まだ鳴り響いていました‌‌。
  • ‌逃走:‌‌ 彼はトラックの運転席に座り、夜空を厳かに見つめました。新鮮な空気が欲しくなり外に出ましたが、頭上に何かがあるのを感じました。彼の肌は粟立ち、振り返ることができませんでした。彼にとって重要だったのは、その場を去ることだけであり、彼はそのまま54マイル(約87km)を走り続け、メイン州バンゴーのトラック停留所にチェックインしました。
  • ‌人生への影響:‌‌ 翌日、彼は体験を何度も反芻し、何が起こったのか、そしてあの言葉が何を意味するのかを理解しようとしました。しかし、彼は心の奥底で知っていました。‌‌子供の頃から、彼にとって物事は奇妙だった‌‌のです。その瞬間、彼は理解しました。‌‌生まれた日からずっと、何者かが彼を連れ去っていた‌‌のだと。

この遭遇例4は、メイン州の異形遭遇譚の文脈において、‌‌身体的調査と心理的メッセージ‌‌を特徴とする、典型的なエイリアン・アブダクションの極めて恐ろしい事例として提示されています。これは、目撃者に深いトラウマと、自己の存在に対する根本的な疑問を残しました。

遭遇例5: フロッグ・ピープル(カエル人間)(19世紀末?)

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Nomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースが「遭遇例5: フロッグNomar Slevic氏による「メイン州の異形遭遇譚」のより大きな文脈において、これらのソースが「遭遇例5: フロッグ・ピープル(カエル人間)(19世紀末?)」について伝えようとしているのは、‌‌メイン州の僻地にある伝説の場所と結びついた、水棲のヒューマノイドによる誘拐事件‌‌であり、これはSlevic氏の提示する5つの事例の中で‌‌最も古く、クリプティッド的な要素が強い‌‌、地域に根差した悲劇の物語です。

Slevic氏は、この最後の事例について「最後の事例です。そして、水棲(aquatic)で進めましょう。これはメイン州の‌‌フロッグ・ピープル‌‌です」と述べており、これまでの遭遇(エイリアン、不気味な人型、光のオーブ、アブダクション)とは異なる、‌‌クリプティッド(未確認生物)‌‌の領域に属する物語であることを示唆しています。

この物語は、懐疑論者の案内人ダフ・ベイカー(Duff Baker)と超常現象を信じる雇い主ベルモント・エリス(Belmont Ellis)の議論を通じて展開され、最終的に‌‌目撃者自身の遺書‌‌によって裏付けられるという構造を持っています。

以下に、この遭遇事例が何を伝えようとしているのかを詳しく説明します。

1. 舞台となる場所の伝説と恐怖

この物語の中心は、メイン州ピスカタキス郡(Piscataquist County)の険しい地域にある‌‌デビルズ・レイク(Devil's Lake)‌‌です。

  • ‌湖の特徴:‌‌ 「メイン州の丘のポケットの高い場所に設定されていることがよくある、特異な山中の湖の一つ」で、面積は4~5エーカーですが、‌‌深さが測り知れない‌‌とされています。
  • ‌伝説:‌‌ 地元の人々は部外者に対し湖に近づかないよう警告しており、昔から‌‌ノームや精霊がその地域に出没している‌‌という噂がありました。これらの存在は訪問者を日々誘惑し、ある日彼らが二度と帰らなくなるまで連れ去ると言われていました。

2. サイラス・レミックの失踪

物語は、5年前に失踪した地元の若者、サイラス・レミック(Silas Remick、当時25歳)の有名な事件に焦点を当てています。

  • ‌サイラスの人物像:‌‌ 彼は「一つの悪い習慣も持たず、忠実な働き手であり、早起きで遅寝」であり、「近隣で最も読書家」として知られていました。
  • ‌デビルズ・レイクへの執着:‌‌ 彼は父親の警告にもかかわらず、好奇心からデビルズ・レイクへ釣りに出かけ始めました。彼はそこで多くのマスを釣り、その地域を非常に気に入り、‌‌仕事や母親を疎かにするほど頻繁に戻るようになりました‌‌。
  • ‌失踪:‌‌ ある日、サイラスは帰宅せず、捜索隊が結成されました。湖に通じる道で彼の帽子、釣り竿、そして残されたマスが見つかりましたが、‌‌争った形跡や大きな動物の足跡はなかった‌‌と記録されています。
  • ‌捜索の失敗:‌‌ 湖の深さのために引き揚げ作業は不可能であり、サイラスはついに見つかりませんでした。

3. サイラスの手紙による真実の暴露

ダフとベルモントが湖を訪れた際、彼らは水面に浮かぶ‌‌古いピクルスの瓶‌‌を発見しました。中にはサイラス・レミックが書いた手紙(日記)が入っていました。

  • ‌フロッグ・メンの出現:‌‌ サイラスは、湖に一ヶ月通ってから‌‌「フロッグ・メン(カエル人間)」‌‌を見た、と手紙に記しています。彼らは「‌‌岩の棚の上に立って‌‌」いました。
  • ‌外見:‌‌ 彼らは‌‌「体が全て、頭、腕、そして脚」‌‌で構成された奇妙な生き物で、‌‌良い体格の人間と同じくらいの高さ‌‌があり、‌‌直立歩行する巨大なカエル‌‌のように見え、裸でした。
  • ‌誘惑と恐怖:‌‌ フロッグ・メンは彼を手招きしているように見え、彼は非常に怯えました。彼は二度と戻らないと誓いましたが、その場所の‌‌「恐ろしい、恐ろしい力」‌‌を知りませんでした。
  • ‌誘拐の瞬間:‌‌ サイラスは、ある日峡谷を歩いている途中、2体のフロッグ・メンが彼の道の前に立ち上がるのを見て、‌‌ほとんど麻痺状態‌‌になりました。彼らは彼に飛びかかり、両腕を拘束し、‌‌「巨大な力」‌‌をもって彼を水の中へ押し込みました。
  • ‌水中の世界:‌‌ 次に彼が目覚めたとき、彼は‌‌奇妙な場所‌‌にいました。彼は特殊な、あえぐような呼吸をし、自分の服を着たままで、‌‌深い水の中‌‌にいることに気づきました。彼はここにきてから痛みも空腹も感じていません。
  • ‌メッセージ:‌‌ 彼はフロッグ・メンに連れて行かれ、上空の光(おそらく地上の光)の変化から、自分がどこにいるのかを把握し、自分の悲劇的な運命を世界に知らせるために、日記と鉛筆を使ってピクルスの瓶の中にメッセージを書き、水中に放つことを計画しました。

4. 遭遇が残した影響

この手紙は、それまで懐疑的だったダフと、信者だったベルモントの認識を完全に変えました。

  • ‌ベルモントの反応:‌‌ ベルモントはサイラスの物語の信憑性について口論した後、‌‌フロッグ・メンの警告‌‌を真剣に受け止めました。彼は翌日、すぐにキャンプの荷物をまとめ、25マイル離れた別の敷地へ移動し、‌‌二度とデビルズ・レイクの地域には戻りませんでした‌‌。

Slevic氏の文脈において、遭遇例5は、‌‌長年続く地域伝説の裏付け‌‌として機能し、‌‌水棲のクリプティッドが人間を恒久的に連れ去るというメイン州のより暗い超常現象‌‌を示しています。これは、先に述べられたエイリアンアブダクション(遭遇例4)と共通する誘拐テーマを持ちながらも、その存在が神話的かつ物理的な恐怖を伴う、独特な事例として際立っています。

情報源

動画(33:90)

5 True Paranormal Encounters Aliens,Cryptids & Strange Creatures of the Northeast Nomar Slevik

https://www.youtube.com/watch?v=_AdEBNCokZs

282 views Premiered Sep 23, 2025

Step into the strange and unexplained with researcher and author Nomar Slevik as he unveils five chilling mini-documentaries exploring mysterious creature sightings across the Northeast United States. Drawn from years of investigation and witness testimony, these stories blur the line between folklore and the unknown.

文字起こし

展開

(以下は "5 True Paranormal Encounters Aliens,Cryptids & Strange Creatures of the Northeast Nomar Slevik" と題された動画の文字起こしです。話者は一人だけです。)

Welcome to Anamakon 2025, and this is my presentation of Humanoid Encounters. My name is Nomar Slevic, and I am a writer, researcher, and lover of all things paranormal. And what I've got for you today are five mini-documentaries on Humanoid Encounters in the state of Maine. This first one is about a dog and something it saw. It was a clear night, a little over 60 degrees. On July 15, 2009, a woman was talking with her stepfather on the phone while she was outside. With a waning crescent moon overhead, the yard was darkened. (00:00:59)

The only light was cast by the kitchen window, creating a faded square patch on the lawn. Chance, their German shepherd, had followed her out. After a moment, something in the darkness caught the dog's attention. A low growl rumbled in the dog's throat. The woman glanced down at her companion, then out at whatever had drawn Chance's focus. In an instant, fear gripped her. She later recalled, quote, staring straight back at me, was an alien. He was kneeling beside a tree. (00:01:35)

I looked it up and down. End quote. Chance kept growling, and the voice on the phone faded into the background as she stood frozen in her backyard, locked onto the squatting figure before her. She described it as having, quote, big black eyes you always hear about. No nose, just holes where it should be. No lips, and just holes where the ears should be. On each hand, a thumb, and three long fingers. I couldn't see his feet, but he was skinny. (00:02:09)

So skinny I could see his bones through his skin, like he was malnourished. End quote. The being remained crouched, its focus locked onto her. She remembered thinking, why are you staring at me? And why aren't you bothered by the dog growling at you? Quote, it was a moment that seemed like forever. End quote. The dog's growl deepened while the alien kept its gaze on the woman. Quote, Chance was growling in a way I had never heard before. (00:02:41)

A growl that would send shivers down anyone's spine. Finally, she got louder and started to bark. End quote. The being's attention shifted to the dog. It rose slowly, and the woman was scared. She hadn't realized just how tall it was. Quote, I was in shock. It was six feet at least, maybe seven. A second later, the dog took chase, and the being ran off. Quote, Chance barked. I screamed for her to stop. (00:03:13)

I'm not sure if I was screaming because I was scared she would catch it, or if I was scared she would get hurt. End quote. But then something unbelievable happened. Quote, as it ran, it started to literally disappear, starting at its head. As I watched it disappear, I was shocked to only be able to see legs running without a visible body. Once it completely disappeared, Chance stopped running but kept barking. End quote. (00:03:44)

The sight of the vanishing alien terrified her. She ran to get her boyfriend and told him everything that happened. He could see how shaken she was, and he believed her. Together they went outside to look for evidence. Quote, we looked for footprints in the dirt. Nothing. There was nothing. End quote. They brought Chance inside, and despite spending the rest of the evening with her boyfriend and the dog, the fear stayed with her. Quote, I then tried to deny it to myself. (00:04:15)

I didn't just see that. End quote. But she had, and the sighting continues to haunt her. Quote, I've pushed it out of my mind for years, and now, at night, I can't lay in bed without thinking about it. The way he stared at me shook me to the core. I just kept wondering why. Why was he there? Why was he staring at me? I wish with all my heart I had never seen that. End quote. (00:04:46)

I love that story. I really do. The phenomenon in this next one is very creepy to me. In the summer of 2016, Sam, a pseudonym, moved to 15 acres of land in central Maine that a friend purchased. The plan was to spend the summer and fall turning the property into a cannabis farm. She had converted an old bus into a cozy mini-home, and five others had joined the venture to help get the business up and running. For a time, she enjoyed herself and the work they were doing. (00:05:33)

One evening, after a long day of work, everyone had gathered at the community house, which was a double-wide trailer, to play board games and watch movies. Around 9 PM, Sam decided to call it a night and headed out. Quote, I was tired from work, so I said goodnight and began walking to my bus. It was very dark, the moon was not up yet, I was barefoot, with no flashlight, but it wasn't a far walk and I knew I could navigate with my feet. End quote. (00:06:05)

A moment later, the sound of snapping twigs had broken the silence. At first, she thought it might be an animal rustling in the cannabis garden. But the sound was too close, too deliberate. It didn't seem like an animal at all. It sounded like footsteps. Human footsteps. Quote, my stomach formed a knot when I realized that the steps had sounded distinctly bipedal. My eyes had been looking at my feet, but they shot upwards when I heard the noise. End quote. (00:06:41)

Standing before her was the strangest looking person that she had ever seen. Quote, I don't remember seeing its legs, probably because my eyes shot up so fast and I was so stunned. It stood maybe 7 feet tall. When my eyes shot up, I was facing its chest and I had to raise my eyes higher to see its face. End quote. When their gazes met, the witness gasped and struggled to take a breath. Fear had seized her and she was unable to do anything but stare. (00:07:18)

She later described the creature as, whitish, not glowing, but its skin looked exactly like pale skin under moonlight. The form was humanoid, but very tall and skinny. It had no clothing. I saw a bare chest, slender arms, and the shape of a head. I don't remember ears. End quote. As she studied its face as much as she could in her frightened state, she couldn't tell if it had any features at all. Quote, I think maybe it did have facial features, but they were so subtle or sunken in that I couldn't make them out. (00:07:57)

End quote. She couldn't bear to look at the creature any longer. It stood perfectly still as she gasped for air, the fear locking her in place, silencing any attempt to scream. Finally, her body forced a deep inhale. When she looked back at the strange figure, it hadn't moved. It stood still like a slender, abominable statue, silently watching her. After what seemed like forever, her fear finally loosened, and she ran back to the community house. She burst through the door, telling everyone what she had seen. (00:08:37)

She was visibly shaken, but they offered plausible explanations, perhaps a thief in the marijuana field. And she supposed that was possible. And maybe she scared herself into believing the intruder was something otherworldly. But dismissing it outright felt like gaslighting herself. She knew she had experienced something strange, and wrestled with the logic of it. She later reflected, quote, I consider myself a skeptic, and I think it's possible that my mind was playing tricks on me, but then again, I had never been afraid of the dark or anything like that. This was probably the strangest experience of my entire life, and to be honest, it haunts me. (00:09:23)

Though years have passed since that awful summer night, the memory remains vivid. Sam never saw the creature again, and no one else in the group reported seeing it either. But the experience left its mark. I can imagine her wondering if that creature still lurks near that garden in central Maine, standing perfectly still, waiting for the next unwitting visitor to cross its path. That was creepy. Let's move on to another peculiar phenomenon that we actually don't have very many modern encounters of. In the summer of 2019, Sean and his girlfriend Brittany were camping along the banks of the Kanduskeg River in Bangor, Maine. After a day of fishing, they settled in for the night. (00:10:23)

But around 2.30am, something woke Sean. Quote, I noticed a faint shimmery oval on the tent wall, about the size of a dinner plate. Thinking my eyes must be playing tricks on me because it was so late, I rubbed my eyes a couple of times to get a clear view. To my surprise, it was still there. End quote. The light had a blue hue and hovered near the tent before slowly moving backward and vanishing. Brittany remained asleep and Sean, not wanting to disturb her, didn't mention the strange sight. (00:10:59)

Then it returned and it wasn't alone. Quote, I know how unbelievable this sounds, and I probably would have my doubts believing this too if I hadn't seen it for myself. The blue one came back with a green one, and a red one, and at least two white ones that I noticed. End quote. Sean was scared and unsure of what to do. He tried to convince himself that the orbs were just reflections from nearby homes, but he knew that wasn't possible. He watched as the orbs aligned in a row and hovered eerily close to the tent. (00:11:38)

The colored ones moved slowly forward, while the white ones rose and danced high above the tent in an almost ethereal display. To Sean's disbelief, the orbs passed through the tent wall and hung in the air above Brittany. They lingered silently in front of him. Desperate to prove he wasn't imagining things, he shook his girlfriend awake. He needed her to see what was happening. When she opened her eyes, she saw the strange lights above her and screamed. Quote, She was so shocked and scared that all she could do or say was, uh, yeah, hell no, and threw her head under the covers and curled up to me as tight as she could, trembling with fear. (00:12:21)

End quote. The green orb floated closer to him. Then a thought, not his own, entered his mind. Quote, Don't be afraid. We are not here to harm you. End quote. Instead of offering reassurance, it only deepened his fear. Quote, It's hard to describe exactly the fear and panic and helplessness I was going through. This was really happening and these things clearly had a consciousness because not only did they have deliberate and organized movement, they could sense my fear and were trying to calm me down. End quote. (00:12:59)

He could no longer ignore that the orbs were sentient. As if to confirm his thought, the red orb responded when he offered his hand toward it. Quote, I got a childlike sense from it and it slowly came closer to my hand, kind of like a kitten would approach, with curiosity and caution. End quote. As it got closer, the orb began to change shape. Sean's eyes struggled to process the transformation, but eventually it became clear. Quote, By the time it got to my hand, it looked like what I could only describe as a little pixie or fairy. (00:13:38)

A tiny humanoid figure with slender wings like a dragonfly, still made of red light, but a defined figure. End quote. Sean tried to tell Brittany what was happening, urging her to look at the being, but she refused. Instead, she kept her head firmly buried beneath the covers, too afraid to face the unfolding strangeness. In what felt like an unexpected act of understanding, the tiny figure retreated. Backing away from Sean's outstretched hand, it shifted back into its previous orb-like shape and rejoined the others. Together, they moved out of the tent, hovered briefly alongside the white orbs, and then disappeared completely. (00:14:20)

Despite the fear he felt at the time, Sean now reflects on the encounter with deep appreciation. Quote, It is by far the most amazing and unbelievable thing I've ever witnessed and encountered in my life. So I can tell you firsthand there was definitely something supernatural and spiritual along the Konduska extreme. End quote. It actually turned out to be a really nice and lovely encounter. But things take a turn on this next story. Around 7pm in October of 1988, a truck driver was making his way down I-95. As he drove, an overwhelming wave of exhaustion hit him. (00:15:19)

The last thing he wanted was to drive while drowsy, so he pulled into a rest area just south of Medway, Maine. The parking lot was empty, but he always made sure to scan his surroundings for safety. Satisfied, he climbed into his bunk and settled in for a rest. During the night, something woke him. He was aware of being conscious, yet he was enveloped in absolute darkness. There was no sound or movement, just an unsettling stillness. Then, he could feel himself begin to ascend, lifted by an unseen force. (00:15:59)

He was positioned horizontally, and he could sense rising through the black void. When the darkness finally gave way, he found himself in a circular, domed room. Wisps of black mist curled around him before dissipating. Fully awake, he could no longer feel his body. He knew he was lying down, yet there was no sensation of pressure or touch beneath him. It was as if he existed only as a pair of eyes, a consciousness adrift in a space that defied all logic. Above him, a grey ceiling curved seamlessly into the walls, and the entire room was bathed in a light with no detectable source. (00:16:49)

To his left, a section of the wall seemed lighter in shade, a contrast that drew his attention. There was no fear, only an intense curiosity. Suddenly, there was movement. Three figures emerged from that lighter section, stepping into the room in a way that defied physical barriers. The first was closely followed by the other two, all identical in their strange, otherworldly appearance. He described them as the classic tall greys, thin with elongated limbs and oversized black, almond-shaped eyes. The first one leaned in close, staring at him with a cold intensity. (00:17:39)

He met its gaze and in that moment, a voice spoke directly into his mind. You are a by-product of a botched abortion. The words sent a shock through him. He didn't respond. He just stared back as the entity stood and rejoined the others. Then, that same entity produced a metallic circular device, holding it up for him to see before pressing it against the left side of his face. A searing electrical heat spread through his jaw, down his neck and into his arm and leg. (00:18:23)

It wasn't pain in the traditional sense, it was worse. It felt like his very essence was being drained. The intensity increased, it sent waves of unbearable energy through his left side. His heart pounded and panic took hold. He had to get out of there, had to escape the horror. Just when he thought he couldn't endure another second, everything faded. He was now drifting downward through the same black void. Then, he was back in his truck, awake. (00:19:01)

But the nightmare hadn't fully ended. His left side still buzzed with that weird electric sensation. He sat in the cab of his truck and stared solemnly into the night. He needed fresh air. Stepping outside, he could feel something above him. His skin crawled, he couldn't turn around. All that mattered was leaving. And he did just that. He drove 54 miles straight to Bangor, Maine and checked into a truck stop. The next day, he replayed the experience over and over, trying to make sense of what happened and what those words could have meant. (00:19:44)

But deep down, he knew things had been strange for him since childhood. In that moment, he understood. Something had been taking him since the day he was born. This is the last one. And we're going aquatic for it. This is the Frog People of Maine. Duff Baker, an old Maine guide familiar with the rugged Piscataquist County area, found himself employed by Belmont Ellis, a New Yorker who hired him for the summer to quote, cook, guide, and look after his camps and property, end quote. The two hit it off pretty quickly, though they didn't always see eye to eye, especially when it came to the paranormal. (00:21:04)

Belmont, the New Yorker, was a believer, while Duff was as practical as they came. One evening after a day of fishing, their discussion turned to the Silas Remick case. It was a well-known mystery in the area. Silas had disappeared five years earlier, leaving behind nothing but a worried mother and unanswered questions. Remick was 25 years old the year he went missing. Locals described him as quote, possessed of not one bad habit. He was a faithful worker, early and late. (00:21:38)

He had acquired a good common school education and was credited with being the most well-read man in the neighborhood, end quote. When he wasn't working, he liked to fish, but he didn't go as often as he would have liked. There was an area he favored, a wild mountain stream not far from his home. Quote, its source was Devil's Lake, one of those peculiar mountain lakes often found set in a pocket high up in the hills of Maine, end quote. Locals often warned outsiders to steer clear of the lake, and Silas's father warned him of it too. (00:22:16)

Quote, there were strange, uncanny stories about this lake. It was a strange, unnatural looking place. It was four or five acres in extent, and said to be unfathomable in depth. It was rumored that gnomes and genies haunted the area, and they would lure visitors back, day after day, until one day, they'd never return home, end quote. Silas never took much stock in these stories, and after his father passed away, curiosity got the better of him, and he ventured to Devil's Lake for some fishing. He quite enjoyed the area and caught plenty of trout, so he kept going back. (00:22:58)

His mother began to notice how often he was gone, sometimes neglecting his work around the homestead. She spoke to him and the frequency of his trips. He apologized and promised to do better, but he didn't. He kept returning to Devil's Lake. Quote, it was a terrible source of trouble to his mother who did the best she could and said nothing about it to the neighbors, end quote. Then, one day, Silas didn't come home. (00:23:27)

Night fell and his mother grew worried. She went to the neighbors, then to the ones beyond them. They put together a search party and began retracing his steps. Quote, they went to the stream and followed up the well-beaten path to the falls of the gorge, but found no trace of him, end quote. Eventually, they followed the path leading up to Devil's Lake and found his hat, rod, and what was left of his trout. Quote, there was no evidence of a struggle and no tracks of any large animal enough to molest him. (00:24:03)

A further search of the entire gorge failed to reveal any trace of him, end quote. Defeated, the search party returned to deliver the news to Silas' mother. She cried and feared the worst. She knew the rumors of the lake and hoped the haunters hadn't claimed her son. Searchers went out day after day much like Silas' own outings, but after weeks of effort, no sign of the man was ever found. They even tried dragging the lake, but its depths made the task impossible. (00:24:39)

Months went by and then his mother passed away. Friends and neighbors often spoke of the family and the tragedy that had befallen them. The legend of the lake only grew after this and no one dared go near it again. Belmont said to Duff, quote, what have you got to say about that? If there is nothing supernatural, then what become of Silas Remick, end quote. Duff scoffed at the idea and offered, quote, there is nothing to say because the boy was drowned and that is all there is to it, end quote. With a roll of his eyes, Belmont leaned forward and the two went back and forth, both fierce in their beliefs. (00:25:21)

Finally, Belmont sat back, a smile spreading across his face. Duff could almost read the thought forming on his lips before he spoke, quote, I've got a curiosity to see this place. Do you dare go, end quote. Duff dared. The day began with rain stifling their plans for an early start. By afternoon, the skies cleared and the pair set off on their journey. They hiked to Silas's stream, carrying their canoe and followed the path that the young man had five years prior. Along the way, Duff pointed out the places where searchers had combed and where Silas's belongings had been found. (00:26:03)

The climb to the gorge was steep, but they took it bit by bit, pressing on until they finally arrived, quote, Belmont was startled at the uncanny wilderness of it. As he looked it over, it appeared to him to be the crater of a long extinct volcano. The mountain wall rose straight up on one side of it, but on the other, there was a narrow, shelf-like passageway, overgrown with low scrub, end quote. They walked along the lake's edge until they found a suitable area for launching the canoe. (00:26:36)

They paddled out in silence, a heaviness between them, knowing the lake was most likely Silas's final resting place. It was warm and the air was still, quote, there was a sharp break in the water, a few feet in front of the canoe, and out shot something several feet in the air. It glinted for a moment in the sun and fell, hurtling back, slap on the water, almost within hand reach of Belmont, end quote. After the commotion, the small waves slowed and an object floated in front of them. (00:27:11)

It looked like a bottle and Duff reached out and fished it from the water. They paddled back to shore. The bottle turned out to be a cloudy old pickle jar. Once on land, Belmont popped the cork top and reached in, pulling out what looked like papers. They were wet and covered in handwriting. He spread them out to dry and after a while Duff picked them up and flipped through them, pausing in some places to read more closely. Then he jumped to the end to see if it had been signed by its author. (00:27:44)

It had. It was a letter from Silas Remick. The following is a portion of Silas' letter. It has been edited for clarity and readability. I know not the place, the hour, day, month, or year. I only know that I live and think. I will set forth as clearly as I can what has been my terrible fate. The first time I went up through the gorge to the Devil's Lake, I went to satisfy a long-time curiosity. I saw nothing remarkable other than the place itself. (00:28:22)

A day or two later, I had a strange desire to go to the lake again. I shook it off for a day or two, but on the fourth day, I had to go back. I had been going there a month before I saw the Frogmen. They were standing on a shelf of rock, not far from the side. At first I thought they were men, and when I got a clear view, I saw that they were some strange creatures, all body and head, with arms and legs. There were two of them, and they stood as tall as a good-sized man. (00:28:54)

They were naked, and looked like giant frogs that walked erect. They seemed to beckon me, and I was terribly frightened. I never meant to go near the place again, or to even fish the brook, but that is where I did not know the terrible, terrible power of that awful place. I saw the Frogmen often, but always on the far side. I soon got not to mind them. One day, I had been to the lake. I got halfway along the gorge, when I was almost paralyzed to see two of the great Frogmen rise up in the path before me. (00:29:30)

There was no way of escape, and then they were upon me in an instant. I tried to fight them, but they pinned my arms, one on each side, and rushed me over to the bank of the outlet. They had great strength. Instantly we were under the water, and that is all I remember. The next thing I knew, I seemed to wake up in a strange place. I breathed in a peculiar gasping manner. There was a dense feeling of pressure all around me. (00:29:59)

It was dim at first, then it got clearer. I realized then I was in the water, probably at great depth. My clothes were still on me. I felt no pain nor hunger. I never have since I have been here. I have been taken by the Frogmen. When we go from place to place, there is a change in the light overhead. I believe it is the light of the world above. And it is this that led me to try and send up a message, so the world may know of my awful fate. (00:30:33)

I had in the pocket of my coat a pickle jar. I emptied it, rinsed it out, and corked it tight. I had an old diary in the stub of a lead pencil. I found I could write quite well in the water with the pencil, and in that way I had written this message. When I am in what I think is open water, I shall release it, and it will rise to the surface of the lake, and be picked up by someone, and then the world will know. I do not ever expect to come back to the world again. (00:31:01)

If it were not for my mother, I would not so much care. But I know how she has suffered. Perhaps someday they will let me come back. If my mother is still alive, tell her this, and that I hope she will forgive me. Keep far away from the devil's lake. I wish I had. Goodbye to the world. God help me." The ending of the letter left a silence between the two friends. They sat and thought until Belmont finally broke it. (00:31:33)

What have you got to say now? Anything supernatural about this? Belmont was flabbergasted and the two argued over the merits of Silas' story. Eventually, they got back in the canoe and returned to camp. The next day, Belmont packed up the property and moved to another one of his sites, 25 miles away. It didn't matter to him if Duff wasn't going to heed the warnings about the frogmen of Devil's Lake. Belmont did, and he never returned to the area. (00:32:26)

Thank you so much for watching my presentation for Anomicon 2025. Shout out to Ryan Sprague, all the other presenters. Wildly fascinating stuff. Again, my name is Nomar Slebik, and I've got a new book out called Humanoid Encounters, and I'm sure the link will be below. (00:32:58)

(2025-09-29)