Colby Landrum(1980-12-29, Texas : ダイアモンド型巨大 UFO の目撃当事者)の証言
前置き
過去記事、
1980年12月29日、テキサス州:ダイアモンド型巨大 UFO の目撃者達が放射線障害に(統合版) (2012.07.14)
の当事者の証言。
要旨
キャシュ・ランドラム事件:異星人か政府の極秘技術か
この文章は、1980年にテキサス州で発生したキャシュ・ランドラム事件に焦点を当てています。
ベティ・キャシュ、ヴィッキー・ランドラム、そして7歳の孫コルビー・ランドラムが、ダイヤモンド型の未確認飛行物体(UFO)と多数の軍用ヘリコプターに遭遇し、原因不明の火傷や放射線障害に苦しんだ経緯が語られています。
また、ミネソタ州で起きたヴァル・ジョンソン巡査のUFO遭遇事件も比較対象として紹介されており、どちらの事件もUFOによる物理的損傷や政府の隠蔽工作の可能性が示唆されています。
記事全体を通して、未解明の超常現象と政府の極秘技術に関する疑問が提示されています。
目次
全体の俯瞰
詳細ブリーフィングドキュメント:キャシュ・ランドラム事件と関連するUFO遭遇事件
概要
本ブリーフィングは、1980年12月29日にテキサス州ハフマンで発生したキャシュ・ランドラム事件を中心に、複数の情報源から得られた主要なテーマ、重要なアイデア、および事実をレビューするものです。また、1979年にミネソタ州ウォーレンで発生したヴァル・ジョンソン事件や、1988年にオーストラリアで発生したムンドラビラ事件など、類似の現象についても考察します。これらの事件は、未確認飛行物体(UFO)の遭遇、それに伴う物理的な損傷や健康被害、そして政府による隠蔽の可能性という共通のテーマを持っています。
主要なテーマとアイデア
未確認飛行物体(UFO)と の遭遇と物理的・健康被害:
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キャシュ・ランドラム事件: ベティ・キャシュ、ヴィッキー・ランドラム、そして7歳の孫コルビー・ランドラムは、ダイヤモンド型の発光物体に遭遇し、強い熱と火炎を浴びた。「熱は非常に強烈で、彼女はこれ以上耐えられず、車に戻りました。ベティはその熱の燃えるような作用で焦げ付きました。」(00:06:58) その結果、3人全員が重度の火傷、水疱、脱毛などの症状を負った。特にベティ・キャシュは「高エネルギー放射線被曝と、その被曝による物理的損傷があったことは、私には全く疑いようがありません。」(00:16:26)と診断され、最終的に事件から18年後の1998年に亡くなった。ヴィッキー・ランドラムも2007年に亡くなり、家族は死因が事件によるものだと主張している。
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ヴァル・ジョンソン事件: 警察官ヴァル・ジョンソンは、1979年に「光」が彼のパトカーに正面衝突し、意識を失った。車両はフロントガラスの破損、不審なへこみ、アンテナの90度屈曲など、「不可解な損傷」(00:36:57)を負った。また、車内の時計と彼の腕時計が「14分遅れていた」(00:31:07)という時間の喪失も報告された。
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ムンドラビラ事件: 1988年にオーストラリアで発生した事件では、家族が奇妙な光によって車を道路から押し出され、車が持ち上げられたと主張した。車にはタイヤのパンク、屋根のへこみ、そして車両外部に「細かい黒い灰」(00:33:15)が確認された。
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レンドルシャムの森事件: イギリスでキャシュ・ランドラム事件の48時間前に発生したこの事件では、奇妙な光を目撃した軍関係者が「非常に熱い」(00:21:13)と感じたと報告し、その後、森林から「異常に高い放射線レベル」(00:21:13)が検出された。
軍事介入と政府の隠蔽の可能性:
- 多数のヘリコプター: キャシュ・ランドラム事件では、コルビー・ランドラムが「約23機のヘリコプター」(00:07:18)がダイヤモンド型の物体を囲んでいたと証言し、元デイヴィッドン警察官のラマー・ウォーカーも「9からおそらく12機」(00:08:23)の二重回転翼式ヘリコプターが「何かを探しているようだった」(00:08:27)と述べた。これらのヘリコプターは「チヌーク」型であり、軍用機であることが示唆された。
- 軍の否定と矛盾: 事件を調査したペンタゴンの中佐ジョージ・サランは、「陸軍またはその資産が関与したという証拠を見つけることができなかった」(00:28:32)と主張したが、情報公開法で公開された彼自身の手書きメモには、同じ夜に「フォートフッド近くのロバート・グレイ飛行場に100機のヘリコプターが着陸した」(00:26:21)と記載されており、彼の公式見解と矛盾している。
- パイロットの証言: コルビーとヴィッキーがフェアで出会ったチヌークのパイロットは、「12月29日夜にその地域で任務に就いていた」(00:24:34)と話したが、彼らが被害者だと分かると「国家安全保障上の理由でそれ以上情報を提供することを禁じられている」(00:27:09)と口を閉ざした。
- 道路の再舗装: 事件後数日以内に、目撃者がダイヤモンド型物体と遭遇した地点の道路の一部が「黒い、無標識のトラック」(00:19:35)によって掘り起こされ、再舗装されたと報告されている。ハリス郡の記録では1980年以降の修理記録がないにもかかわらず、コアサンプルは「複数回の再舗装」(00:23:24)を示しており、これは「外部による作業が非常に可能である」(00:23:54)ことを示唆している。これは放射線の痕跡を消すための隠蔽工作であった可能性が指摘されている。
- 医療記録の入手困難: ベティ・キャシュの主治医ブライアン・マクレランド博士は、彼女の入院記録の大部分をパーカーウェイ病院から入手できなかった。「軍事または法的な手段によってブロックされたはずだ」(00:14:11)と推測している。また、キャシュの娘は、母親が入院中に「ハザード材料ゾーン」(00:15:50)のように隔離されていたと証言している。
- WASP-2の可能性: マクレランド博士は、軍関係者から「WASP-2」と呼ばれる核動力の人員輸送機が実験されており、それが事件の原因であると「ベティとヴィッキーの全事件の描写と完璧に一致した」(00:39:27)と聞いている。元空軍のテストエンジニアはWASPの「一人乗り飛行車両」(00:40:16)について知っていたが、WASP-2の存在は依然として機密である。
- タスクフォース160: 元空軍のテストエンジニアは、1980年代に結成された「タスクフォース160」という陸軍の航空部隊について言及している。これは「夜間の飛行、深い隠密の挿入と抽出を訓練するために設立された」(00:41:09)部隊であり、「隠密作戦、秘密作戦を行うために設立された」(00:41:39)ため、その活動は「知的なレーダーの下に飛行している可能性」(00:41:39)があるとされる。これは、サラン中佐の調査範囲外でヘリコプターが活動していた可能性を示唆している。
証言の信頼性と調査の限界:
- 信頼できる証言: ヴァル・ジョンソンは「信頼できる、信用できる法執行官」(00:00:58)であり、元保安官も彼の言葉を疑ったことはない。「彼の言葉を疑ったことは一度もない」(00:30:59)。キャシュ・ランドラム事件のコルビー・ランドラムも、生き残った唯一の目撃者として証言している。
- 調査の限界: サラン中佐は、陸軍の関与を「実証できなかった」と述べており、事件を「UFO」と「政府の秘密技術テストの失敗」のどちらかと結論付けることはできない。一部の調査員は「何かが起こったことは確実に特定した」(00:43:24)が、「それが地球上のものか、それとも他のものか、言うことはできない」(00:43:24)と述べている。政府は、UFOやヘリコプターが米国政府によって所有または運営されたという「事実を立証できなかった」(00:42:23)として、賠償請求を却下し、訴訟も棄却された。
結論
キャシュ・ランドラム事件と関連するUFO遭遇事件は、未確認 飛行物体との遭遇が深刻な物理的・健康被害を引き起こす可能性を示している。これらの事件は、単なる目撃情報だけでなく、放射線被曝、身体的損傷、そして車両の不可解な損傷といった具体的な証拠によって裏付けられている。
また、事件を取り巻く状況、特に多数の軍用ヘリコプターの出現、道路の不審な再舗装、医療記録の隠蔽、軍関係者からの機密情報提供、そして政府による公式な否定は、高度に機密化された軍事技術のテスト中に発生した事故、あるいは隠蔽工作の可能性を強く示唆している。
「28年が経った今でも、真実が明らかになるという希望はあります。誰かがそれを知っているはずです。」(00:44:12)というコルビー・ランドラムの言葉は、未だに多くの疑問が残されており、関係者が真実の開示を求めている現状を強く表している。これらの事件は、UFO現象が単なる都市伝説ではなく、国家安全保障と国民の健康に影響を及ぼす可能性のある、重要な未解決問題であることを示唆している。
時系列
1979年8月27日 (キャシュ・ランドラム事件の1年前)
午前1時45分、ミネソタ州ウォーレン郊外: ヴァル・ジョンソン警察官がパトロール中、路上に光を発見。光が彼の車に猛スピードで接近し、衝突。ジョンソンは意識を失う。 衝突後: ジョンソンのパトカーはフロントガラスが破損し、車体に不自然なへこみやしわ、アンテナが90度曲がるなどの損傷を受ける。車内の時計とジョンソンの腕時計は14分遅れていた。 ジョンソンの証言: 目撃したのは「光」であり、車ではないと報告。エンジンが停止し、約1,000フィート車が滑走したと推測される。 1980年12月29日
夕方、テキサス州デイトン上空: ジェリー・マクドナルドが、炎を噴き出し、ガイドライトを持つ三角形の未確認飛行物体を目撃。物体はデイトン上空を飛行していた。 午後9時頃、テキサス州ハフマン・ニュー・キャニー・ロード: ベティ・キャシュ、ヴィッキー・ランドラム、そして7歳の孫コルビー・ランドラムが車で帰宅中、空に明るい光を目撃。 未確認飛行物体との遭遇: 光は上空から降りてきて、ダイヤモンド型の物体であることが判明。車内の3人は強烈な熱を感じ、ベティとヴィッキーは火傷を負う。 ベティの行動: ベティは車を降りて物体に近づき、さらにひどい火傷を負う。 ヘリコプターの出現: 約23機の二重反転式ローターを持つ軍用ヘリコプター(チヌークと推測される)が現場に到着し、物体を旋回する。 物体とヘリコプターの消失: 物体とヘリコプターは樹木の向こうへ 消える。 警察官夫妻の目撃: その数分後、デイトン警察官ラマー・ウォーカーとその妻が、多数の軍用ヘリコプターがサーチライトを点灯させて何かを探しているのを目撃する。 直後の症状: コルビーは吐き気と顔に水ぶくれを経験。ヴィッキーとベティはさらに重い症状に見舞われる。 事件直後
ジェリー・マクドナルドの体調不良: 事件数日後、ジェリーは頭痛と吐き気に苦しむ。 ベティ・キャシュの入院: ベティはパークウェイ病院に1ヶ月以内に3回入院し、重度の火傷、水ぶくれ、脱毛を経験。病状は進行性の放射線被曝と診断される。病院の記録は後に取得困難となる。 ミッキー・ガイジンガーの面会: ベティの娘ミッキーは、母親が隔離された地下のような部屋で、医療従事者が防護服を着用して治療しているのを目撃。病室のドアには「危険物質」の表示があった。 事件から数日後
道路の掘削: 複数の情報筋によると、ハフマン・ニュー・キャニー・ロードの一部が黒い無印のトラックに乗った作業員によって掘り起こされ、舗装し直されたとされる。ハリス郡の記録には該当する工事の記録がない。 土壌分析: 後年の調査で、問題の道路部分から採取されたコアサンプルは、一般的な建設方法とは異なる二層のアスファルトや複数回の再舗装の痕跡を示し、郡の記録との不一致が判明する。 事件から5ヶ月後
航空ショーでの遭遇: コルビーとヴィッキーが郡の航空ショーを訪れた際、チヌークヘリコプターのパイロットと遭遇。パイロットはヴィッキーに、12月29日の夜にその地域で任務に就いていたことを明かすが、被害者と知ると口を閉ざし、国家機密のため詳細を話せないと述 べた。 1980年代前半 (時期不明)
軍による調査: 米軍がキャシュ・ランドラム事件の調査を開始。ペンタゴンからジョージ・サラン中佐が派遣されるが、軍用ヘリコプターの活動に関する記録は見つからないと結論付ける。 訴訟の提起: ベティ・キャシュとヴィッキー・ランドラムは、米空軍に対し損害賠償請求を行うが却下される。その後、ヒューストンの裁判所で政府を訴えるが、1986年に却下される。 1998年 (事件の18周年)
ベティ・キャシュの死去: ベティ・キャシュが12月29日に亡くなる。彼女の主治医であるブライアン・マクレランド博士は、死因は放射線被曝による重度の合併症(後に癌も)であると断言。 2007年9月12日
ヴィッキー・ランドラムの死去: ヴィッキー・ランドラムが亡くなる。彼女も放射線中毒と癌に苦しんでいたとされる。 2008年頃 (調査時)
コルビー・ランドラムの証言: コルビー・ランドラムが事件について初めてカメラの前で語る。 ジョージ・サラン中佐の証言: サラン中佐が事件について初めて公に語り、コルビー・ランドラムと対面する。彼は、事件当日、フォートフッドのロバート・グレイ飛行場に100機のヘリコプターが着陸したことを示す自身のメモ(情報公開法で開示)の存在を否定するが、後に説明できないと述べる。 マクレランド博士の証言: マクレランド博士が、軍関係者と名乗る目撃者から、目撃された物体が核動力の輸送機「WASP-2」と呼ばれる極秘の航空機だったという情報を得たと証言。 タスクフォース160の可能性: 元空軍テストエンジニアのビル・スコットは、事件当時、イラン人質救出作戦の失敗を受けて、極秘の夜間飛行作戦を遂行する「タスクフォース160」(ナイトストーカーズ)が設立されていた可能性を指摘。彼らの作戦は情報レーダーにかからない可能性があった。
主要関係者
キャシュ・ランドラム事件の被害者
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ベティ・キャシュ (Betty Cash): 事件の主要な被害者の一人。ダイヤモンド型の物体に遭遇した際、車外に出てしまい、最も重度の火傷と放射線被曝を負う。全身に水ぶくれができ、髪が抜け落ちるなどの症状に見舞われ、後に放射線中毒や癌に苦しみ、事件から18年後の1998年12月29日に死去。
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ヴィッキー・ランドラム (Vicky Landrum): ベティの友人であり、コルビーの祖母。事件の主要な被害者の一人。ベティと同様に火傷や放射線被曝の症状を経験し、後に放射線中毒や癌に苦しむ。2007年9月12日に死去。
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コルビー・ランドラム (Colby Landrum): 事件当時7歳だったヴィッキーの孫。車のダッシュボードの下に隠れていたため、他の二人よりは軽症だったが、火傷、吐き気、脱毛を経験。事件の唯一の生存する目撃者であり、真相解明を求める。
事件の目撃者および証言者
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ラマー・ウォーカー (Lamar Walker): 元デイトン警察官。事件の夜、妻と共に自宅近くで多数の二重反転式ローターを持つ軍用ヘリコプターがサーチライトを点灯させて何かを探しているのを目撃。ダイヤモンド型の物体自体は見ていない。
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ジェリー・マクドナルド (Jerry McDonald): 事件の数分前、デイトン上空で炎を噴き出す三角形の未確認飛行物体を目撃。その後、頭痛や吐き気に苦しむ。
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ミッキー・ガイジンガー (Mickey Geisinger): ベティ・キャシュの娘。入院中の母親のひどい状態を目撃し、病院が母親を隔離し、医療従事者が防護服を着用していたと証言。
調査員および専門家
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ビル・バーンズ (Bill Burns): 調査員。ペンタゴンの調査を主導した元中佐から証言を収集。
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パット・アスカート (Pat Uskert): 調査員。被害者の娘から負傷の詳細を聞き出す。道路のコアサンプル採取にも立ち会う。
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テッド・アックワース博士 (Dr. Ted Ackworth): 調査員。被害者を診察した医師から、放射線被曝の診断に関する情報を得る。
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ケン・チェリー (Ken Cherry): Mutual UFO Network (MUFON) のテキサス支部長。事件の初期段階の情報を伝える。
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ブライアン・マクレランド博士 (Dr. Brian McClelland): ベティ・キャシュの主治医。18年間にわたり彼女を治療し、その症状が「高エネルギー放射線被曝」によるものであると診断。病院がベティの医療記録のほとんどを拒否したことに対し、軍または法的手段によるブロックがあったと推測している。
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フランシスコ・プエンテス (Francisco Puentes): Terracon Industries社のエンジニア。道路のコアサンプル分析を行い、問題のセクションが一般的な建設方法とは異なる二層のアスファルト構造を持つことを指摘する。
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ビル・スコット (Bill Scott): 元空軍飛行テストエンジニア。WASP-2と呼ばれる核動力機の存在や、タスクフォース160のような極秘作戦部隊が事件に関与した可能性について言及。
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ジョージ・バイブル教授 (Professor George Bible): 事故調査の専門家。ヴァル・ジョンソンのパトカーの損傷を調査し、アンテナの曲がり方や車の全体的な損傷に不可解な点があると結論付ける。