John Ramirez: NHI と UFO/UAP を語る
前置き
最近(2025-09-05)up された John Ramirez が語り手、Whitley Strieber が聞き手となった動画を AI で整理した。
この中で、John Ramirez は Mandela 効果が実在することを前提にして語っているシーンがある。ここからも John Ramirez は引退後も古巣の CIA のために、UFO 関連の情報撹乱工作を引き受けていることが窺える。なぜなら、John Ramirez は Mandela 効果などという「精神世界のヨタ話」を真に受けるような ふわふわ、ユルユル の人間などではないゆえに(彼は CIA で予算割当の管理職につく前は長年、機密扱いの観測データの分析とその関連業務を担当していた)。
要旨
元CIA職員が語るNHIの真実
ホストのウィットリー・ストリーバーと元CIA職員ジョン・ラミレスは、未確認航空現象(UAP)と地球外生命体(NHI)という複雑なテーマを巡る深い議論を展開しています。
ラミレスは、情報機関における自身の経験が、UAPがレーダーで検出され、その知的な振る舞いが政府の関心を引いたことにどのように偶然に触れたかを語ります。また、NHIが人類の歴史全体で私たちの中に存在し、人間の出来事や宗教に影響を与えてきたという彼の個人的な視点を述べ、古代の文献や個人的な遭遇を例に挙げます。
ストリーバーとラミレスは、UAP現象における時間の役割を探り、それが過去の出来事をどのように動的に調整し、私たちの集合的な歴史の理解を形作っているのかについて考察します。ラミレスはまた、UFO推進システムに関する機密文書を見たことや、政府がNHIの存在を隠蔽しようとしている可能性について言及し、潜在的な経済的・社会的影響を懸念しています。
さらに、二人はティクタックUFOが米軍のテスト機であるという考えを否定し、目撃者の証言やテスト飛行の厳格なプロトコルを考慮すると、その説明は理にかなっていないと主張します。
目次
- 前置き
- 要旨
- 概要
- 解説
- John Ramirez の人物紹介
- NHI(非人類知性)の概念
- 時間と NHI
- John Ramirez の個人的体験
- tic-tac が米国製ではない理由
- 宇宙での「光の球体」
- UAP の起源と特製
- 非人間知性(NHI)に関する分析レポート
- 時系列
- 主要関係者
- 情報源
- 文字起こし(話者識別)
概要
元CIA職員ジョン・ラミレスによるNHI(非人間知性)に関するブリーフィング
エグゼクティブ・サマリー
本ブリーフィングは、元CIA職員ジョン・ラミレス氏がインタビューで語った、非人間知性(NHI)に関する見解、CIAでのUAP(未確認異常現象)関連業務、政府の秘密主義、そして氏自身の個人的体験を統合したものである。ラミレス氏は、NHIを単なる地球外生命体としてではなく、数万年以上にわたって地球上またはその近傍に存在する可能性のある、よりニュアンスに富んだ存在として捉えている。古代の宗教文書に記された「神聖な存在」との遭遇は、この長期間にわたる相互作用の証拠である可能性を示唆している。
ラミレス氏のCIAにおけるUAPへの関与は、UFO研究を目的としたものではなく、レーダーなどの監視システムが「光の球体」などの異常現象を検知したことに伴う副次的なものであった。彼が公に発言するようになった動機の一つは、プロジェクト・ブルーブック終了後も米国政府のUAPへの関心は途切れることなく続いていたという事実を明らかにすることであった。
ラミレス氏は、米国政府がUAPの推進技術を研究・開発するプログラムを保有していることを強く示唆する個人的な経験を語っている。彼は、部下の机上で『UFO推進システム』と題された機密刊行物を偶然目撃しており、これが技術利用プログラムの存在を裏付けるものだと考えている。また、2004年の「チックタック」事件については、米軍による自軍パイロットを対象とした秘密兵器のテストであるという説を、軍事演習の厳格な計画性と安全性の観点から強く否定している。
さらに、ラミレス氏は自身が幼少期から続く「体験者」であることを明かしている。これには、未知の飛行物体の目撃、謎の医療検査、人間型の存在による連れ去りなどが含まれる。特に2020年のオーブ目撃時に受け取った「我々について知っていることを共有する時が来た」というメッセージが、彼が公の場で発言する直接のきっかけとなった。最後に、彼はUAP現象と「時間」との関連性について、タイムトラベルやタイムラインの改変といった可能性も考慮すべきであると述べている。
1. NHI(非人間知性)の性質と歴史
ラミレス氏は、NHIが遠い宇宙から飛来した地球外生命体であるという一般的な見方に対し、より複雑でニュアンスに富んだ見解を提示している。
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地球における長期的な存在: NHIは1947年のロズウェル事件以降に現れたのではなく、数万年、あるいは数十万年にわたって地球に存在している可能性がある。彼らは地球を故郷としているか、あるいは前哨基地として利用しているかもし れない。
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古代の記録との関連性: 様々な宗教の経典に見られる「神聖な存在」との遭遇に関する記述は、古代の人類とNHIとの相互作用の記録である可能性がある。
- 旧約聖書の例: 出エジプト記に登場する「輝く雲」はUAPの一種であり、そこから「マナ」と呼ばれる食料が提供された。また、「契約の箱」は特定の神官だけが操作できる、電磁気を利用した送受信装置であった可能性が示唆されている。
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「地球内由来説(Crypto-Terrestrial)」への考察: ラミレス氏は、この仮説を「最も理にかなっている」として受け入れている。人類と並行して進化しながらも、何らかの理由でその存在を隠し続けてきた、地球固有の別の知的種族が存在する可能性を考慮している。これには、目撃例の多いサスカッチのような存在も含まれるかもしれない。
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ゼータ・レティクル星系説への懐疑: 一般的に「グレイ」の故郷とされるゼータ・レティクル星系(地球から39光年)について、近年の観測では惑星が存在しないことが判明している点を指摘し、この説の信憑性に疑問を呈している。NHIはもっと地球に近い場所から来ている可能性が高いと考えている。
2. ラミレス氏のCIAにおけるUAP関連業務
ラミレス氏のUAPへの関与は、UFO調査を主目的としたものではなく、彼の担当業務に付随して発生したもの であった。
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偶発的な関与: 彼は1984年にCIAに入局したが、UFOを研究するためではなかった。彼が分析を担当していた特定のレーダーシステムのような「ありふれた地球上のトピック」が、偶然UAP現象を捉えたため、その分析に関わることになった。
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「光の球体(Orbs of Light)」現象の観測:
- キャリアの初期(1984年以降)に、あるレーダーシステムが検知した「光の球体現象」を分析した。
- キャリアの後期(2003年~2004年頃)には、宇宙空間で検知された知的に振る舞う「光のエネルギー球体(プラズマボール)」の研究グループに、自身の部下であるエンジニアを派遣した。
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情報公開の動機: 1970年のプロジェクト・ブルーブック公式終了からAATIP(先進航空宇宙脅威識別計画)開始までの間、米国政府のUFOへの関心はなかったとされているが、ラミレス氏は自身の経験からそれが事実ではないことを知っていた。この歴史的記録を正すことが、彼が公に発言するようになった理由の一つである。
3. 政府の秘密主義と技術開発
ラミレス氏は、政府がUAPに関する情報を部分的に公開する一方で、核心的な情報を隠蔽していると考えている。
- UFO推進システムの証拠:
- 2004年頃、「光の球体」研究グループに参加した部下のエンジニアの机の上で、『UFO推進システム』と題され、「その仕組み」といった内容の副題がついた、政府発行の分厚い機密刊行物を偶然目撃した。
- この刊行物の存在は、政府内にUAPの推進技術を解明し、利用するためのプログラムが存在することを示す直接的な証拠であると彼は考えている。
- 情報の隠蔽に関する見解: 政府が隠している情報は、回収された機体の技術利用(リバースエンジニアリング)や、ペルーのミイラが示唆するような未公認の存在に関するものである可能性が高い。その理由は、経済システムや宗教などの信念体系に与える社会的な影響を政府が把握しきれていないためだと推測している。
- 1933年マジェンタ事件: イタリアのムッソリーニ政権がUAPを回収したとされるこの事件について、最近知った情報であるとしつつも、その技術がナチス・ドイツの「驚異の兵器(Wonder Weapons)」開発に影響を与え、最終的に米国のライト・フィールド(現ライト・パターソン空軍基地)に移管された可能性は十分に考えられると述べている。
4. 2004年「チックタック」事件に関する分析
ラミレス氏は、ニミッツ空母打撃群が遭遇した「チックタック」型UAPが、米軍の秘密兵器テストであったという説を断固として否定している。
- 軍事演習の計画性との矛盾: 軍事演習は、範囲、任務、パラメータなどが詳細に記された脚本(スクリプト)に基づいて、綿密に計画・ 実行される。展開準備中の戦闘機部隊の演習に、パイロットが知らされていない「非脚本のイベント」を割り込ませることは、航空災害を引き起こしかねない極めて危険な行為であり、通常あり得ない。
- 計測機器の欠如: 本格的なテストであれば、戦闘機に標準装備されているFLIR(前方監視赤外線装置)のような目標捕捉用センサーだけでなく、専用の「収集パッケージ(collection packages)」と呼ばれる高度な計測機器が、戦闘機や他の航空機、艦船に搭載されるはずである。チックタック事件ではそのような準備はなされていなかった。
- 結論: これらの理由から、チックタックが米軍のテストであった可能性は極めて低い。それがロッキード・マーティン社製であったか、NHIのものであったかについては断定できないが、自軍パイロットの反応を試すためのテストであったという説は論理的に成り立たないと結論付けている。
5. ラミレス氏個人の体験
ラミレス氏は、自身が幼少期からUAPやNHIと関わる個人的な体験を重ねてきた「体験者」であることを告白している。
時期 | 体験内容 |
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幼少期 | 軍の住宅地近くの森の上空に、推進装置や動翼のない銀色の金属製飛行船型物体が静かに上昇するのを目撃。 |
幼少期 | 立ち寄った店で、古代史に関する本の中に、原始的な男女が赤ん坊を空飛ぶ円盤に掲げている挿絵を発見 。「これがあなたの出自であり、あなたという存在だ。我々があなたを創った」という内なるメッセージを受け取る。 |
幼少期 | 特定できないヴィクトリア様式の家で、医師と看護師による身体検査を受け、注射を打たれる。同行した女性は母親ではなかった。 |
十代 | 「彼らに見つけてもらう」目的で寝室の窓の外にひまわりの種を植えた後、人間によく似た存在によって窓から連れ出され、機体内の台の上に寝かされる。 |
成人後 | UFOカンファレンスに向かう航空機の窓から、オレンジ色のオーブを目撃。偶然にも、その直前にパイロットが管制に高速で飛行する物体を報告するのをコックピット通信で聞いていた。 |
2020年7月 | アリゾナ州ツーソンにて、コンタクトプロトコルの最中にサンタカタリナ山脈上空に輝くオーブが出現。「あなたは我々について知っている。あなたが知っていることを共有する時が来た」という明確なメッセージを受け取る。これが彼の情報公開の直接的な引き金となった。 |
6. 「時間」と現象の関連性についての考察
ラミレス氏は、UAP現象を解明する上で「時間」という要素が重要である可能性を認めている。
- タイムトラベルの可能性: UAP現象には複数の説明があり得るが、「時間」がその一側面であることは確かだと考えている。体験者が報告する「失われた時間(missing time)」の事例(彼自身の友人で元CIAの同僚ミックの子供時代の体験を含む)は、その可能性を示唆している。
- タイムラインの改変とパラドックス: 未来からのタイムトラベラーが過去に干渉した場合、我々が「歴史」として認識している現在は、すでに改変された後のタイムラインである可能性があると推測している。この「動的な調整」が常に行われていると仮定すれば、「祖父のパラドックス」は発生しない。マンデラ効果(多くの人々が実際とは異なる歴史的記憶を共有する現象)は、このタイムライン調整の過程で生じる「ねじれ」の結果かもしれない。
- 過去への介入仮説: NHIがごく最近地球に到達し、彼らの時間操作能力を用いて人類のタイムラインのあらゆる時点(古代を含む)に自らの存在を挿入した、という仮説を「非常に興味深い」と評価している。これにより、我々には彼らがずっと以前から地球に存在していたかのように見えるが、実際にはそうではない可能性がある。
解説
「UFOの正体は未来人?」元CIA職員が明かす、不思議な体験と「非人間知性」の謎
導入:信頼できる語り手、ジョン・ラミレス氏
UFO、地球外生命体、そして「非人間知性(Non-Human Intelligence, NHI)」——これらの言葉は、私たちの好奇心を刺激し、時に壮大な空想へと駆り立てます。しかし、もしその謎に長年、世界最高峰の諜報機関であるCIAの内部から触れてきた人物がいたとしたら、その話に耳を傾けてみたくなるのではないでしょうか。
この記事では、元CIA職員であるジョン・ラミレス氏のユニークな視点を通して、この壮大なテーマを物語を読むように分かりやすく解説します。
ラミレス氏は、UFO研究を目的としてCIAに入局したわけではありません。彼の任務は、レーダー分析など、より客観的なものでした。しかし、そのキャリアの中で彼は、「オーブ・オブ・ライト(光の球体)」のような、説明のつかない現象に何度も遭遇することになります。この記事では、レーダー分析という客観的な世界に生きてきた男が、いかにして「私たちはあなたを創った」という主観的なメッセージと向き合い、自らの世界観を再構築していったのか、その知的な旅路を追います。
これから、ラミレス氏の個人的な体験から、そこから導き出された壮大な仮説まで、一緒にその謎を探っていきましょう。
1. ラミレス氏が経験した、子供時代からの不思議な出来事
ラミレス氏がこの問題に深く関わるようになった背景には、彼の人生を通じて断続的に起こった、個人的で不思議な体験があります。これらの体験は、まるでラミレス氏の人生というカリキュラムに巧みに配置された必修科目のようでした。一つ一つの出来事が、後に彼が向き合うことになる壮大な謎を理解するための基礎知識を、無意識のうちに彼に与えていたのです。
子供時代の体験
幼い頃の彼は、自分が体験することを「普通のこと」だと感じていました。子供ならではの純粋な受容性が、これらの出来事をすんなりと受け入れさせたのでしょう。
- 謎の飛行物体 誰もいない森の上空に、銀色で葉巻のような形(blimp-like)をした物体が浮かんでいるのを目撃。その物体には、推進装置も、翼も、操縦席のようなものも一切ありませんでした。彼以外の誰も、その存在に気づきませんでした。
- 「私たちはあなたを創った」 古本屋で偶然手にした本の中に、古代人の男女が赤ん坊を空飛ぶ円盤に向かって掲げている絵を見つけます。その絵を見た瞬間、彼は「これがあなたの出自であり、私たちはあなたを創った」という強烈なメッセージを内側から受け取りました。
- 記憶にない診療 見知らぬヴィクトリア朝様式の家で、医師と看護師によって身体を診察され、注射を打たれたという鮮明な記 憶。しかし、彼の母親はそのような出来事について全く心当たりがありませんでした。
ティーンエイジャー時代の体験
10代の頃、彼は不思議な衝動に駆られます。「彼らに見つけてもらうため」に、寝室の窓の外にひまわりの種を植えました。そしてひまわりが育ったある日、彼は人間のような姿をした存在によって宇宙船のような場所に連れていかれ、台の上に寝かされたという記憶を持っています。
これらの出来事は、ラミレス氏の中に「常識外のコミュニケーション」を受け入れる素地を育んだのかもしれません。本から直接メッセージを受け取った体験は、後にオーブからのテレパシー的な指令を理解する下地となり、未知の存在に連れ去られた記憶は、NHIとの接触に対する恐怖心を取り除きました。
2. 「あなたが知っていることを共有する時が来た」— 大人になって受け取ったメッセージ
子供時代の体験は、彼の内面に深く刻まれましたが、その知識を公に語る直接のきっかけとなったのは、大人になってからの決定的な出来事でした。
UFOカンファレンスに向かうため、同僚と飛行機に乗っていた時のことです。彼は窓の 外に、オレンジ色に光るオーブを目撃します。当時、コックピットと管制塔の通信を聞くことができた彼は、パイロットがその物体を報告したものの、「正式な報告はしない」と伝えたのを聞きました。これは、キャリアに傷がつくことを恐れ、パイロットたちが公式記録に残したがらないという、UFO目撃談でしばしば指摘される問題点を裏付けるエピソードです。
そして、最も重要な体験は、2020年7月14日にアリゾナ州ツーソンで訪れます。彼は妻と共に、知人が行うコンタクト・プロトコルに参加していました。その最中、彼の目の前に明るいオーブが出現し、非常に明確なメッセージを受け取ったのです。
「あなたは我々について知っている。それを共有する時が来た」
このメッセージが、彼が自身の経験と知識を世界に公開する直接の動機となりました。彼は、CIAでの経験や個人的な体験を整理し、スライドにまとめて公開することを決意したのです。
このメッセージをきっかけに、ラミレス氏が長年の経験と考察から導き出した「NHIの正体」についての考えを、次のセクションで詳しく見ていきましょう。
3. ラミレス氏が考える「非人間知性(NHI)」の3つの可能性
ラミレス氏の考察の中心は、NHIは必ずしも「遠い星からやって来た宇宙人」ではない、という 点にあります。彼は、一般的に語られるゼータ・レティクル星人のような物語には懐疑的で、もっと地球に近い、あるいは我々の認識の枠組みを超える可能性を提示しています。
ここで重要なのは、彼が提示する仮説が、CIAでの公式な情報に基づくものではなく、あくまで「個人的な体験に基づく推測」であると明確に述べている点です。諜報機関で得た専門的な知見ではなく、彼自身の経験から導き出された考察として、以下の3つの可能性を見ていきましょう。
仮説 | どのような存在か? | ラミレス氏が挙げる根拠 |
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古代からの同居者説 | 何万年も前から地球やその近辺に定住し、人類の歴史に影響を与えてきた知的生命体。 | 聖書の出エジプト記に登場する「光る雲」や、触れると感電死する「契約の箱」(一種の通信・エネルギー装置か?)。古代の宗教文書に記された奇跡は、NHIとの接触の記録である可能性。 |
地球内生命体説(クリプト・テレストリアル) | 人類がまだ公式には遭遇していない、地球固有の別の知的種族。 | サスカッチのように、目撃例は多数あるが公式には存在しないとされる種族と同様に、人類から隠れて暮らしている高度な存在がいる可能性。彼らはすでに地球に定住しているのかもしれない。 |
未来人・時間旅行者説 | 未来から過去(=現代)を訪れている、時間旅行が可能な存在。 | UFO遭遇者にしばしば報告される「失われた時間(ミッシングタイム)」の現象。歴史はすでに彼らによって調整されている可能性があり、タイムパラドックスは起こらないのかもしれない。 |
これらの仮説は、単なる空想ではありません。ラミレス氏がCIA内部で見聞きした、政府が何か重要な情報を隠しているという確信にも繋がっています。
- CIAが見たもの:政府は推進技術をすでに知っている?
ラミレス氏の証言に強い説得力を与えているのが、CIA内部での具体的なエピソードです。
彼は自身のキャリアの中で、部下であるエンジニアを「オーブ研究グループ」に派遣したことがあります。そのエンジニアたちは、ラミレス氏自身もアクセス権を持たない、高度な機密情報を取り扱っていました。
ある日、彼がオフィスを見回っていると、そのエンジニアの一人の机の上に、分厚い刊行物が表紙を上にして置かれているのを目撃します。そのタイトルは『UFOの推進システム』といった趣旨のもので、副題には『その仕組み』といった内容が記されていました。
ラミレス氏がその刊行物を見たことに気づいたエンジニアは、慌ててそれを裏返し、金庫にしまいました。これは明確なセキュリティ違反でしたが、この出来事はラミレス氏にある確信を抱かせました。
「政府内部には、UFOの推進技術を解明し、利用しようとするプログラムが確実に存在する」
なぜなら、そうでなければ、このような詳細な報告書が作成されるはずがないからです。この個人的な目撃談は、ラミレス氏の語る物語が、現実的な情報に基づいていることを強く示唆しています。