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Bernardo Kastrup : UFO/UAP と分析的観念論

· 約59分
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前置き+コメント

Bernardo Kastrup は「意識高い系」の UFO 研究者/ファン/マニア の間では高く評価されている。その Bernardo Kastrup による UFO に関する哲学的分析とやらを取り上げる。

なお、過去記事、

解説動画 : Jacques Vallee の「UFO 現象の真の正体 = Control system」仮説 (2026-02-15)

でも述べたが、私は Bernardo Kastrup を全く評価しない。科学的に間違っている上に凡庸なゆえ。だが、以下の AI(NotebookLM) による整理では私の評価は一切、混じえていない。

要旨

AI

このテキストは、哲学者 Bernardo Kastrup が‌‌UAP(未確認異常現象)‌‌と自身の‌‌分析的観念論‌‌の関連性について語った対談内容です。

彼は、UAPが物理的側面と精神的側面の両方を併せ持つ点に注目し、物質と心を区別しない観念論こそがこの現象を理解する鍵になると説いています。UAPには軍事的な実在物と、人間の意識に働きかける高度に抽象的な象徴という二つの側面がある可能性を指摘しました。

また、人類の既存の概念では捉えきれない‌‌非人類知性‌‌の存在が、私たちの現実モデルの限界を露呈させていると考察しています。最終的に、これらの現象は私たちが「現実」と呼ぶ世界の背後にある、より広大な‌‌メンタルな真実‌‌を示唆していると結論付けています。

目次

  1. 前置き+コメント
  2. 要旨
  3. UAP現象、非人間的知性、および分析的観念論:包括的ブリーフィング
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. 存在論的枠組み:分析的観念論とUAP
    3. 2. 現象の二つのカテゴリー
    4. 3. NHIのテクノロジーと現実の操作
    5. 4. 情報開示(ディスクロージャー)の政治と心理
    6. 5. 認識論的・存在論的課題
    7. 6. 結論と提言
  4. Bernardo Kastrup のUAP/UFO現象と分析的唯心論に関する考察
  5. UFAP と分析的理想主義の関係
    1. 1. 「物理」と「精神」の区別を踏みにじる現象
    2. 2. 「ダッシュボード」の超越
    3. 3. 理想主義によるUAPの2つのカテゴリーの解明
    4. 4. 根源的な「存在論的共通性(Ontological Commonality)」
    5. 結論
  6. 現象の 2つの主要カテゴリ
  7. 非人類知性(NHI) の性質
    1. 1. NHIもまた「アルター(解離した自己)」である
    2. 2. 「ダッシュボード」と解離の境界の超越
    3. 3. 生物学的な遺体は「アバター」である可能性
    4. 4. 根源的な「存在論的共通性」と「不気味の谷」
    5. 結論
  8. 情報開示の現状
    1. 1. 情報開示は「すでに始まっている」
    2. 2. 「ドント・ルック・アップ(見上げるな)症候群」
    3. 3. 政府が完全な開示を躊躇する真の理由(パラダイムの限界)
    4. 4. 今年代(2030年代)における開示の完了
  9. 社会的・哲学的示唆
    1. 1. 「概念的カテゴリー」の放棄と存在論的パラダイムシフト
    2. 2. 「ハイ・ストレンジネス」がもたらす哲学的メッセージ
    3. 3. 社会の「ドント・ルック・アップ症候群」と「理解」の欠如
    4. 4. 救世主の不在と人類の自己責任
    5. 5. 「不気味の谷」と極限の親密さ
  10. 情報源

UAP現象、非人間的知性、および分析的観念論:包括的ブリーフィング

AI

エグゼクティブ・サマリー

本文書は、未確認異常現象(UAP)と非人間的知性(NHI)の本質について、分析的観念論の視点から統合したブリーフィング資料である。主な核心的洞察は以下の通りである。

  • 精神と物質の未分化性: UAP現象は、従来の物理学的な「物理」と心理学的な「精神」の境界を無効化する。これは、意識(マインド)を現実の基盤とする「分析的観念論」の枠組みと強く合致する。
  • 現象の二大分類: 現象は、コミュニケーションを目的とする「高次の奇妙さ(High Strangeness)」と、軍事的・物理的な「ナッツ&ボルト(実体性)」の二つのカテゴリーに大別される。
  • 現実の「ダッシュボード」とハッキング: 人類は進化の過程で、生存に必要な情報のみを表示する「現実のダッシュボード(知覚のスクリーン)」に縛られているが、NHIは物理的制約を超えた現実の本質的な自由度を操作(ハッキング)している。
  • 情報開示(ディスクロージャー)の現状: 2017年以降、公式な開示プロセスは進行しているが、大衆文化における「ドント・ルック・アップ(直視の回避)」症候群により、その重要性が過小評価されている。
  • 存在論的転換: UAPの理解には、既存の認識論的カテゴリー(概念の枠組み)を放棄し、現実そのものを再定義する必要がある。

1. 存在論的枠組み:分析的観念論とUAP

UAP現象の理解において、分析的観念論は物理主義(マテリアリズム)よりもエレガントな説明モデルを提供する。

1.1 物理主義の限界と観念論の優位性

  • 物理主義の矛盾: 物理主義は精神を一種の「錯覚」として退けるが、錯覚そのものが精神的な現象であるという矛盾を抱える。
  • 観念論による統合: 分析的観念論は、知覚体験としての「物理性」と、思考や感情などの「精神性」の両方を尊重する。物理的体験もまた、マインドの「カテゴリー」の一つ(知覚)に過ぎない。
  • スライド9(Slide 9)の示唆: リークされた情報評価「スライド9」によれば、UAP現象は物理的側面(レーダー探知、速度測定、写真撮影)と精神的側面(目撃者への直接的な精神的影響、テレパシー的理解、深い洞察)を同時に、かつ自発的に併せ持つ。この「物理と精神を区別しない」性質は、観念論的な存在論においてのみ自然に説明が可能である。

2. 現象の二つのカテゴリー

現象は、その性質と目的によって大きく二つに分類される。これらは同一の起源を持つ可能性もあれば、異なる可能性もある。

2.1 高次の奇妙さ(High Strangeness)

  • 特徴: 文字通りに解釈すると内部矛盾を孕む、不条理で象徴的な現象。エイリアンによる誘拐(アブダクション)体験などが含まれる。
  • 目的: 知性間コミュニケーション。共通の言語や文化的言及を持たないNHIが、人間の深層心理にある「元型的(アルケタイパル)な意味の骨組み」を利用してメッセージを伝える試み。
  • メカニズム: 「意味の足場(スカフォールディング)」を提示し、人間が自らの象徴(医師、妖精、宇宙船など)を用いてその空白を埋めることで知覚が成立する。

2.2 ナッツ&ボルト(実体性)

  • 特徴: 物理的に極めて安定しており、数十年にわたって格納庫に保管できるような技術的遺物(クラフト)を伴う。球体、チックタック型、立方体を内包する球体などが報告される。
  • 目的: コミュニケーションではなく、独自の「アジェンダ」の遂行。特に軍事施設や核兵器に関連する活動に対して高い関心を示す。
  • 現状: 米国政府を含む一部の政府がこれらの実体を保有している可能性が高い。

3. NHIのテクノロジーと現実の操作

NHIの技術は、人類が理解する物理法則やエンジニアリングの範疇を根本から超越している。

3.1 ダッシュボードの超越

  • 人類の制約: 人間の技術開発は、知覚のスクリーン(ダッシュボード)上の指標がどう動くかという物理的制約に限定されている。
  • 現実のハッキング: NHIは、時空そのものや、現実を構成する「精神的な意味の足場」を直接操作(ハッキング)する。彼らにとって物理と精神の区別は無意味であり、知覚の制約を意図的に無視、あるいは尿をかけるかのように蹂躙している。

3.2 普遍的翻訳機としてのシンボリズム

NHIは共通の辞書を持たないため、元型的な意味構造を構築し、受信者(人間)に自身の象徴的参照点(例:19世紀なら飛行船、現代なら宇宙船)でそれを「着飾らせる」ことで、意味を伝達する。これは唯一可能な「普遍的翻訳」の形態である。

4. 情報開示(ディスクロージャー)の政治と心理

情報開示は突発的なイベントではなく、2017年から始まった段階的なプロセスである。

4.1 開示のタイムラインと予測

情報開示に関しては、以下の三つの視点が存在する。

  1. 10年計画説: 統制された方法で開示を行うために必要な期間。
  2. 2030年代完了説: 今後10年以内に、技術の詳細は伏せつつも、現象の実在、知性、生物学的側面についての開示が完了する。
  3. 制御不能説: 現象の活動が活発化しており、政府がコントロールを維持するために開示を余儀なくされる。

4.2 社会的反応:「ドント・ルック・アップ」症候群

  • 無関心の蔓延: ペンタゴンの公式会見(ショーン・カークパトリック博士らによる)で「物理法則を無視する物体が世界中に存在する」と発表されても、メディアや大衆はそれを日常的なニュースとして聞き流し、深刻な関心を示さない。
  • 政府のジレンマ: 70年以上隠蔽してきたものの、正体を把握できていない(制御不能である)ことを認めることは、政府の威信を損なうため、開示に消極的になる。

5. 認識論的・存在論的課題

UAP現象を理解するためには、人類の思考様式そのものを再考する必要がある。

5.1 概念的カテゴリーの放棄

  • 進化的限界: 人間の知覚装置はサバンナでの生存のために進化しており、現実の真の姿を捉えるようには設計されていない。
  • ツールのトレードオフ: 既存の概念的カテゴリー(物理学、エンジニアリングの既存の枠組み)に固執することは、新しい発見の扉を閉ざすことになる。カテゴリーを放棄することは一時的に「武器」を失うことを意味するが、それによってのみ新しい現実の次元へ入ることが可能になる。

5.2 エビデンスの解釈

  • 「高次の奇妙さ」においては、物理的証拠(インプラントなど)を探すことは無意味であり、その体験がもたらす「存在論的ショック」と洞察に焦点を当てるべきである。
  • 「ナッツ&ボルト」においては、レーダー跡や原子構造分析などの物理的証拠が、国家安全保障や科学的進歩のために不可欠である。

6. 結論と提言

UAP現象は、人類を救済するための「昇天したマスター」による再臨ではない。彼らは核兵器を停止させる能力を持ちながら、人類の虐殺や紛争を止めることはしない。

  • 自立の必要性: 人類は自らの問題を自ら解決しなければならない。UAPは、我々の現実モデルが不完全であることを突きつける「自然の一部」あるいは「メタ・オルター(解離した人格)」のような存在である。
  • 理解への注力: 政治的・社会的な「勝利」のためにエネルギーを費やすのではなく、他者や現実の「意味」を深く理解するためにエネルギーを割くべきである。愚かさが蔓延する中で、自己認識のレベルを高めることが唯一の道である。

補足:目撃事例の分析(1980年代 ニューヨーク州ハドソンバレー)

ある目撃者は、巨大なデルタ型の物体が低空を無音で飛行する物理的側面を報告すると同時に、それが「自己と世界への理解を深める人生を変える体験」であったと述べた。この事例は、UAP現象がいかに「物理的実体」と「深い精神的変容」を不可分にパッケージ化しているかを象徴している。

Bernardo Kastrup のUAP/UFO現象と分析的唯心論に関する考察

トピックカテゴリー現象の主要な特徴唯心論的解釈・視点物理的側面と精神的側面の関係人類・社会への影響と情報の開示
高次の奇妙さ (High Strangeness)内的理解、テレパシーによるメッセージ、人生観を変えるような洞察を伴う。物理的に不安定、または不合理な形態(羽ばたく帯がある弾丸型など)をとることがある。普遍的・元型的な意味の「足場(スキャフォールディング)」として機能する。観察者の精神的シンボルによって肉付けされるため、主観的な象徴性が強くなる。物理的側面と精神的側面を区別せず、両方を一つに統合して提供する。直接的な精神的影響(心理的変容)を伴うのが特徴。「メッセージ」そのものが重要であり、物理的証拠(インプラントなど)を探すことは的外れとされる。既存の論理やカテゴリーを揺さぶることで、人類の認識の限界を打破させようとする。
物理的実体 (Nuts and Bolts)非常に安定した物理的形態を持ち、レーダーで捕捉可能。球体、チックタック、立方体などの形状が報告され、数十年にわたり格納庫に保管されているとされる。意識内の安定したプロセスが、我々の認識の「ダッシュボード」上に物理的クラフトとして表現されたもの。物理的に安定しているからといって唯心論と矛盾するわけではない。我々の認識のダッシュボード(物理的世界)の制約を受けない自由度を持つテクノロジー。物理的証拠(赤外線、材料、DNAなど)が分析可能である。軍事・国家安全保障上の重大な関心事。政府(特に米国)が実体を把握しきれず、制御不能であることを認めたくないために、開示が進まない一因となっている。
人類の認知の限界 (ダッシュボードの概念)我々が知覚する物理的世界は、進化によって生存に必要な情報のみを選別した「ダッシュボード(計器盤)」のようなものに過ぎない。「物理的世界」は実在そのものではなく、意識のプロセスを解釈するためのインターフェースである。NHIはこのダッシュボードを「ハック」する技術を持っている可能性がある。物理的特性は、ダッシュボード上のダイヤルの動きに相当する。NHIはダッシュボードの外側にある自然界の自由度を直接操作しているように見える。人類が物理的世界を実在そのものと混同しているため、現象を正しく理解できない。情報の開示は、単なる知識の共有ではなく、存在論的なショックを伴うパラダイムシフトを要求する。
情報開示の見通し (Disclosure)2017年から段階的に開始されており、政府は「説明のつかない現象」の存在を公式に認めている。唯心論的な枠組みは、物質的な説明が不可能な現象を「意識のプロセス」としてよりエレガントに説明できるため、開示後の世界観の基盤となり得る。「物理的に存在するか否か」という二元論を超えた理解が必要とされる。2030年までには、実在すること、知的であること、非人類由来であることなどの「事実の開示」が完了する可能性がある。ただし、技術的な解明には至っていないとされる。

以下、mind map から生成

UFAP と分析的理想主義の関係

AI

提供されたソースに基づく Bernardo Kastrup の議論において、UAP(未確認異常現象)と分析的理想主義(Analytic Idealism)の関係は、物理主義的なパラダイムからの脱却と、現実の真の性質を理解するための核心的なテーマとして語られています。

重要なのは、‌‌ Kastrup は「UAPの存在が理想主義を証明する証拠である」とは主張していない‌‌という点です。彼によれば、UAPに関するデータは神経科学や物理学の膨大なデータに比べれば不確実でごくわずかです。むしろ関係性は逆であり、‌‌「分析的理想主義こそが、UAPという不可解な現象を最も矛盾なく、優雅に説明・包含できる唯一の存在論(パラダイム)である」‌‌と位置づけています。

具体的に、ソースはUAPと理想主義の関係について以下の重要な洞察を提供しています。

1. 「物理」と「精神」の区別を踏みにじる現象

いわゆる「スライド9」と呼ばれる流出した米国政府の諜報評価が示すように、UAP現象はレーダーで測定され、写真に撮られるといった明確な「物理的側面」を持つと同時に、目撃者に直接的なテレパシーのようなメッセージや直感を与える「精神的側面」を同時かつ自然に持ち合わせています。

私たちが通常行う「物質と心」の人工的な区別を、UAPは全く意に介さず「踏みにじって(piss all over)」います。物理主義(唯物論)ではこれを説明できませんが、‌‌物理的な経験(視覚や触覚)も、思考や感情と同様に「精神の働き(mentation)の一つのカテゴリーに過ぎない」とする理想主義の存在論においては、この二面性が完全に合致します‌‌。

2. 「ダッシュボード」の超越

Kastrup は、私たちが「物理的世界」と呼んでいるものは、現実そのものではなく、進化の過程で人類の生存に有益な情報だけを抽出して作られた「知覚のダッシュボード(計器盤)」に過ぎないと説明します。私たちのテクノロジーは、常にこのダッシュボードのダイヤルの範囲内(物理法則の範囲内)に制限されています。

しかし、UAPの背後にある知性(非人類知性:NHI)は、このダッシュボードの限界にとらわれていません。彼らは自らの知覚のヘッドセット(ダッシュボード)をハッキングし、‌‌物理的・精神的という区別を無視して、自然の真の自由度(現実そのものの次元)を直接操作するテクノロジーを発展させている‌‌と考えられます。

3. 理想主義によるUAPの2つのカテゴリーの解明

Kastrup はUAP現象を大きく2つに分け、理想主義の枠組みでそのメカニズムを推測しています。

  • ‌ハイ・ストレンジネス(強烈な奇妙さ / コミュニケーションの試み):‌‌ NHIと人類は全く異なる現実を生きているため、共有する概念の辞書を持っていません。コミュニケーションをとるため、NHIはテクノロジーを用いて‌‌特定の意味を持つ「空の元型的な足場(archetypal scaffolding)」を投影‌‌します。目撃者はその「空の足場」に対して、自分自身の文化的背景にあるシンボル(宇宙船、小人、手術室など)を無意識に投影し、肉付けして知覚します。
  • ‌ナッツ・アンド・ボルツ(物理的に安定した機体 / 軍事現象):‌‌ 何十年も格納庫に保管されているような安定した物理的機体の存在も、理想主義とは矛盾しません。理想主義の枠組みでは、誰も見ていなくても月が物理的にそこにあるように見えるのは、背後にある精神的プロセスが安定しているからです。‌‌UAPの機体も同様に、私たちのダッシュボード上に安定して現れる精神的プロセスの結果(あるいはテクノロジーによる投影)として解釈できます‌‌。

4. 根源的な「存在論的共通性(Ontological Commonality)」

UAPが目撃者の心に直接的な精神的影響(洞察やテレパシー)を与えられるという事実は、彼らと私たちの間に根本的な「存在論的共通性」があることを裏付けています。私たちは根底で同じ「大いなる心(Mind at large)」を共有しているため、UAPは人間の自我の境界(解離の境界)を越えて働きかけることができます。ある意味で、‌‌彼らは隣の住人よりもはるかに私たちに近い(親密な)存在‌‌なのです。

結論

より大きな文脈において、UAP現象は‌‌「私たちが現実だと思っているものは、真の現実ではない」ということを私たちに気づかせる(揺さぶりを起こす)役割を果たしている‌‌ように見えます。これらの現象を理解するためには、古い物理主義的な概念カテゴリー(パラダイム)を放棄し、すべてを根本的な精神的プロセスとして統合する「分析的理想主義」という新しいカテゴリーを構築する必要があるとソースは伝えています。

現象の 2つの主要カテゴリ

AI

Bernardo Kastrup は、UAP現象を認識論的および実践的な観点から‌‌「ハイ・ストレンジネス(強烈な奇妙さ)」と「ナッツ・アンド・ボルツ(物理的な機体)」という2つの主要なカテゴリーに分類することが有用である‌‌と主張しています。これらは、現象の目的、振る舞い、そして私たちが証拠をどう扱うべきかという点で根本的に異なります。

‌1. ハイ・ストレンジネス(High Strangeness)カテゴリー‌

  • ‌目的と性質:‌‌ このカテゴリーは本質的に‌‌「コミュニケーションの試み」‌‌です。文字通りに解釈すると自己矛盾に陥るような、極めて不条理な体験(いわゆるエイリアン・アブダクションなど)がここに含まれます。
  • ‌現実の性質と理想主義:‌‌ 非人類知性(NHI)は私たちと概念の辞書を共有していないため、コミュニケーションのために「元型的な意味の空の足場(archetypal scaffolding)」を投影します。私たちは無意識のうちに、自分自身の文化的シンボル(手術室など)でその足場を肉付けして知覚します。この現象の真の目的は、‌‌「私たちが現実だと思っているものは真実ではない」と気づかせること‌‌であり、私たちの概念的なカテゴリーや論理の限界を揺さぶり起こす(オントロジカル・ショックを与える)役割を持っています。
  • ‌証拠の扱い:‌‌ このカテゴリーにおいて、物理的な証拠(例えば「鼻の奥のエイリアン・インプラント」など)を探すのは要点を見失っています。重要なのは物理的な証拠ではなく、その体験が目撃者にもたらしたメッセージと、心理的・哲学的な洞察そのものです。

‌2. ナッツ・アンド・ボルツ(Nuts and Bolts)カテゴリー‌

  • ‌目的と性質:‌‌ 球体やチックタック、円の中の立方体など、一貫した形状で報告される‌‌「物理的に安定した現象」‌‌です。これはコミュニケーションの試みではなく、自らの具体的な「アジェンダ(目的)」を実行しているものであり、特に私たちの軍事施設や核能力に対して強い関心を示しています。
  • ‌現実の性質と理想主義:‌‌ 理想主義の枠組みにおいて、この物理的な機体は私たちの「知覚のダッシュボード」上に安定して現れる精神的プロセス(またはテクノロジー)の現れです。彼らはコミュニケーションのために意図的に私たちのダッシュボードに映像をマッピングしているわけではなく、自らの目的を果たす過程で私たちの物理的世界に「突き出ている(protrude)」ため、結果としてレーダーや人間の目に捉えられていると考えられます。
  • ‌証拠の扱い:‌‌ ハイ・ストレンジネスとは対照的に、こちらでは‌‌物理的な証拠が極めて重要‌‌になります。レーダーの痕跡、赤外線映像、残された物質の原子構造の分析、あるいは「冷凍庫に保管された生物学的な遺体」などは、地政学的・軍事的な意味合いや国家安全保障の観点から実験室で徹底的に分析されるべきものです。

‌結論‌

Kastrup は、これら2つの現象が同じ起源を持つかどうかは不明である(個人的には異なる起源を持つと推測している)としています。理想主義の大きな文脈において重要なのは、‌‌UAPという謎に対処する際、パラダイムを揺さぶる「精神的・元型的なコミュニケーション」と、安全保障上の証拠となる「物理的・軍事的な現象」を混同してはならない‌‌ということです。それぞれ異なるアプローチと概念的なカテゴリーを用いることではじめて、現象の真の性質に迫ることができると説いています。

非人類知性(NHI) の性質

AI

Bernardo Kastrup の分析的理想主義の文脈において、非人類知性(NHI)の性質は、単なる「遠くの星から来た宇宙人」という枠組みを超え、現実そのものの本質と深く結びついた存在として説明されています。

ソースは、NHIの性質について以下の重要なポイントを提示しています。

1. NHIもまた「アルター(解離した自己)」である

Kastrup は、NHIも私たち人間と同様に「大いなる心(Mind at large)」の中に生じた「アルター(Alters:解離した自己あるいは複合体)」であると考えています。しかし、言語を使って象徴的に思考するようになってからせいぜい5万年しか経っていない人類に対し、180億年の歴史を持つ宇宙において、彼らは10億年単位の「先行スタート」を切っている可能性があります。そのため、彼らは私たちの概念的な枠組みでは‌‌神々と区別することが不可能なほど、想像を絶するレベルまで発達している‌‌と推測されています。

2. 「ダッシュボード」と解離の境界の超越

人間は進化の過程で生存に有利な情報だけを抽出する「知覚のダッシュボード(物理的現実)」に縛られていますが、NHIは自分たちの知覚画面が単なる「構築物」であると理解するまでに進化しています。彼らは‌‌自らの「ヘッドセットをハッキング」し、物理的・精神的という区別を完全に無視して、自然の真の自由度を操作するテクノロジーを発展させています‌‌。

さらに、彼らが人間の目撃者に直接的なテレパシーや精神的影響を与えられるという事実は、‌‌彼らが自身の「解離の境界(自我の境界)」に制限されていない‌‌ことを示しています。彼らは自らの境界を越え、さらに人間の境界をも越えて影響を及ぼすという、極めて高度な技術的あるいは霊的な自己熟達(self-mastery)を達成しています。

3. 生物学的な遺体は「アバター」である可能性

UAPの機体内部や冷凍庫に保管されているとされる生物学的な実体(いわゆるエイリアンの遺体)について、 Kastrup はそれらが‌‌真の非人類知性そのものではなく、テクノロジーの一部として生み出された「生物学的構築物(アバター)」である可能性が高い‌‌と推測しています。真の知性は別の領域にありながら、物理的に安定したアルター(アバター)を操作しているという見方です。

4. 根源的な「存在論的共通性」と「不気味の谷」

NHIは、私たちと概念の辞書(言語や物理的な基準)を全く共有していないため、直接的なコミュニケーションは不可能です。しかし、彼らが私たちの心に直接作用できるという事実そのものが、‌‌彼らと私たちの間に根本的な「存在論的共通性(Ontological commonality)」があること‌‌を証明しています。私たちは根底で同じ一つの心(Mind at large)を共有しているため、ある意味で‌‌NHIは隣の住人よりもはるかに私たちに近く、親密な存在‌‌なのです。

この「極めて親密であると同時に、操作的・技術的には途方もなく異質である」という二面性により、UAP現象はAIの文脈で語られる‌‌「不気味の谷(The uncanny valley)」‌‌に位置づけられます。

結論

ソースによれば、NHIは必ずしも別の惑星から来た存在とは限りません。彼らは私たちと同じ宇宙(現実)に存在しながら、人間とは全く異なる側面を知覚して生きており、私たちの「物質と精神」という人工的な区別の外側で活動する、高度に発達したもう一つの「解離した心」であると言えます。

情報開示の現状

AI

Bernardo Kastrup によるUAPに関する情報開示(ディスクロージャー)の現状についての分析は、政府の隠蔽工作といった単純な陰謀論ではなく、‌‌「私たちの現実のパラダイム(物理主義)の限界」と「大衆の心理的反応」‌‌という深い文脈で語られています。

ソースが示す情報開示の現状と今後の展望については、以下の重要なポイントが挙げられます。

1. 情報開示は「すでに始まっている」

Kastrup は、UAPのディスクロージャーは未来の出来事ではなく、‌‌すでに進行中である‌‌と断言しています。 2017年の「チックタック」映像の流出を皮切りに、米政府はこれらの映像が本物であり、従来の「ありふれた説明」ができないことを公式に認めました。さらに、国防総省のAARO(全領域異常解決局)のトップであったショーン・カークパトリック博士は、NASAの公式な記者会見の場で「推進装置や翼や排気口を持たず、物理学の理解を無視した動きをする金属球が、世界中で頻繁に目撃されている」と発表し、軍の最新鋭センサーで撮影された映像を公開しました。

2. 「ドント・ルック・アップ(見上げるな)症候群」

現実の性質を根本から揺るがすようなこの「驚天動地の情報開示」が行われたにもかかわらず、大衆やメディアはほとんど反応しませんでした。 Kastrup は、現代社会が重大な未解明の問いに対して信じられないほど無関心・鈍感になっている状態を‌‌「ドント・ルック・アップ症候群」‌‌と呼んでいます。 かつては「真実を公表すれば社会がパニックになり、人々がパニックを起こす」と懸念され、責任ある情報開示の方法について議論が交わされていましたが、 Kastrup は現在そのような議論は無意味だと述べています。皮肉なことに、この大衆の無関心さゆえに、政府の開示プロセスは「非常に順調に」進んでいます。

3. 政府が完全な開示を躊躇する真の理由(パラダイムの限界)

分析的理想主義の文脈において、なぜ政府がこれまで情報を隠してきたのか(あるいは開示しづらいのか)という点について、 Kastrup は‌‌「政府自身もUAPの正体を全く理解していないから」‌‌だと指摘しています。

もし政府が70年以上にわたってUAPの機体(ナッツ・アンド・ボルツ)を保管してきたとしても、彼らはそれをリバースエンジニアリングできていません。なぜなら、私たちの科学技術は「物質」という知覚のダッシュボードの範囲内でのみ機能するように構築されているのに対し、UAPテクノロジーは物質と精神の区別を無視した「現実の真の自由度」を利用しているため、既存の概念カテゴリー(物理主義的アプローチ)では解明が不可能だからです。 政府にとって、「実は70年間機体を持っているが、何が起きているのかさっぱり分からない」と認めることは、自分たちが状況をコントロールできていないと宣言するに等しく、権威を保つ上で非常に困難なことなのです。

4. 今年代(2030年代)における開示の完了

Kastrup の個人的な見解として、情報開示のプロセスは‌‌「今年代(2030年代)中に結論を迎える(完了する)」‌‌と予測されています。 ただし、この「完全な開示」とは、未知のテクノロジーの仕組みが公開されるという意味ではありません(前述の通り、理解できていないためです)。開示されるのは、‌‌「これらの現象が実際に起きており、知的であり、生物学的でさえあり、私たちには不可能なテクノロジーを持っている」という事実そのもの‌‌です。

現象のうち「軍事的なカテゴリー(物理的な機体)」の活動は年々活発になっており、政府はコントロールを維持している「ふり」をするため自発的に開示するか、あるいは現象があまりに明白になりすぎて「開示しないと政府が馬鹿に見える」状況に追い込まれるかのどちらかになると推測されています。

社会的・哲学的示唆

AI

Bernardo Kastrup による分析的理想主義の枠組みにおいて、UAP現象は単なる科学的・軍事的な謎ではなく、‌‌人類の根本的な世界観(存在論)や社会のあり方に劇的な転換を迫る「哲学的な触媒」‌‌として位置づけられています。

ソースから読み取れる社会的・哲学的な示唆については、以下の重要なポイントに集約されます。

1. 「概念的カテゴリー」の放棄と存在論的パラダイムシフト

Kastrup は、私たちが現実を理解するための枠組み(認識論)が、そのまま私たちが信じる「現実の性質(存在論)」を形成していると指摘します。しかし、UAPという「異常(アノマリー)」は、私たちの主流の世界観と完全に矛盾するため、存在論の根本的な見直しを強制します。 私たちが抱える最大の問題は、物質と精神、主観的な経験と客観的な生化学反応などを分けて考える「人工的な概念のカテゴリー」に強く縛られていることです。UAP現象を理解するためには、過去の科学者たちが天動説を捨てたように、‌‌これまでの成功体験である物理主義的なカテゴリーを意図的に放棄(解体)しなければなりません‌‌。 Kastrup はこれを最適化問題における「局所的最小値(ローカルミニマム)」からの脱出に例え、一時的に状況が悪化(手持ちの道具が減る)しても、新しい扉を開くためには古いカテゴリーを捨てる必要があると述べています。 さらに、学術的な意識のハードプロブレムとは異なり、‌‌UAP問題は人類のタイムラインではなく「現象側のタイムライン」で動いています‌‌。現象は私たちの都合を待ってくれないため、私たちは失敗し続ける古いパラダイムにしがみつくことを許されず、否応なしに哲学的な進化を強いられることになります。

2. 「ハイ・ストレンジネス」がもたらす哲学的メッセージ

現象のうち、コミュニケーションの試みとされる「ハイ・ストレンジネス(強烈な奇妙さ)」のカテゴリーは、私たちに極めて明確なメッセージを送っています。それは‌‌「あなたが現実だと思っているものは真実ではない」‌‌ということです。 私たちの物理学だけでなく、論理やカテゴリーそのものが限界に達して停滞しているとき、自然界の何かが私たちを揺さぶり起こし、「この穴から抜け出せ」と促しているように見えます。この現象は、人類が現実の探求を続けるための監督役、あるいは目を覚まさせるためのショック療法として機能していると考えられます。

3. 社会の「ドント・ルック・アップ症候群」と「理解」の欠如

このような驚天動地のパラダイムシフトが目の前で起きているにもかかわらず、現代社会はこれを完全に無視し、陳腐化させてしまう‌‌「ドント・ルック・アップ(見上げるな)症候群」‌‌に陥っています。 これは人類がUAPに気を取られて現実の深刻な政治問題から目を背けているのではなく、むしろその逆です。現代の社会的分断(極右ポピュリズムの台頭や過激な政治対立)の根底にあるのは、人々が他者の主張の表面的な言葉を「聞く(listen)」だけで、その奥にある怒りや痛みを「理解する(understand)」ための努力を放棄し、ただ「勝つこと」ばかりにエネルギーを費やしているという根本的な知性の欠如(愚かさ)です。UAP現象への無関心さは、私たちがより大きな問いに向き合う能力を失い、目先の闘争に埋没している社会の病理を浮き彫りにしています。

4. 救世主の不在と人類の自己責任

精神世界の一部のコミュニティでは、高度な非人類知性(NHI)が「アセンデッド・マスター」のように私たちを導き、破滅から救ってくれるのではないかという期待があります。しかし Kastrup は、証拠はそれを完全に否定していると断言します。 彼らは私たちの核施設に干渉する能力を持ちながら、第二次世界大戦も、ウクライナや中東の惨劇も決して止めませんでした。‌‌彼らは私たちを自分たち自身から救おうとしたことは一度もなく、今後も私たちを救世主のように救い出してくれることはありません‌‌。これは、私たち自身の政治的・社会的な問題は、私たち自身で解決しなければならないという厳しい現実を突きつけています。

5. 「不気味の谷」と極限の親密さ

哲学的に最も注目すべきでありながら、安全保障などの議論の陰で見過ごされがちなのが、彼らが私たちに対して持つ‌‌「存在論的共通性(Ontological commonality)」‌‌です。 現象が目撃者の心に直接的な洞察を植え付け、人生観を変えてしまうという事実は、彼らが物理的な距離を超えて私たちの心と直接繋がっていることを示しています。ある意味で、彼らは「隣の家の住人よりもはるかに私たちの近く(親密)」にいます。 しかし同時に、彼らの運用するテクノロジーや概念世界は私たちにとって全くの異質です。この‌‌「極めて親密でありながら、途方もなく異質である」という性質は、AIにおける「不気味の谷(The uncanny valley)」に現象を位置づけます‌‌。

これらの示唆から、UAP現象は単に「宇宙人が来ているか」という問いではなく、私たち自身の意識の限界を突破させ、人間とは何か、現実とは何かという最も深い哲学的な自己探求へと私たちを向かわせる壮大な鏡として機能していることがわかります。

情報源

動画(2:46:47)

https://www.youtube.com/watch?v=optOknoskyE

Bernardo Kastrup - UAPs, UFOs, Aliens & High Strangeness | With Reality In Mind

19,900 views 2025/03/03

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Recorded on 26th Nov 2023

(2026-02-25)