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Project Serpo 解説動画

· 約87分
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前置き+コメント

Project Serpo は Richard Doty が Hal Puthoff と共謀して(*1)捏造した ET と人類の交流計画のオハナシ。その詳しい解説動画を AI(NotebookLM) で整理した。

このあからさまな捏造話を、この動画解説者は

最終的に、ナレーターはこの物語を事実としては否定していますが、単なる悪質なデマとして切り捨ててはいません。むしろ、‌‌『ロード・オブ・ザ・リング』のように、途切れることなく体験されるべき「非常に豊かで魅力的な物語」として高く評価しています‌‌。 プロジェクト・セルポがフィクションであったとしても、広大な宇宙のスケール感や、そこに存在し得る未知の生命との交流という、我々のインスピレーションを刺激する壮大な「入り口」として機能している点に、この物語の真の価値があると結論付けています。

評価しているが、彼の評価軸も評価尺度もイカれている。誰もが UFO 現象という謎の解明を目指しているのに、この動画解説者だけは「文芸批評、芸術性の観点」という間違った評価軸で判断している上に、その評価尺度(批評センス)も酷いレベル。

つまり、「SF 小説として見た場合ですら凡庸かつ稚拙な素人の粗雑な捏造話」を「魅力的な物語なので芸術的価値がある」と持て囃している。

彼の解説動画が、こういったイカれた感性に基づいて作成されているとすれば、解説の信憑性に疑念が生じる。事実を歪めてでも、「話の魅力」を高めたいという誘惑に彼はいつもさらされてるゆえ。

(*1)

共謀の傍証は幾つもあるが、例えば

Grant Cameron : Hal Puthoff は 1994年から 12年間、Richard Doty と協力しあっていた。 (2019-11-22)

もそうだし、もっと露骨なものが

Hal Puthoff が言及した UFO 回収物語(捏造): "Sedge Masters" (2026-02-24)

要旨

AI

このテキストは、1960年代に行われたとされる機密計画「‌‌プロジェクト・セルポ‌‌」について、YouTubeチャンネル『The Dreamland Motel』が解説した内容を書き起こしたものです。

この物語は、‌‌ロズウェル事件‌‌で回収された生存宇宙人との対話を通じて、米軍の精鋭12名が‌‌ゼータ・レティクル星系‌‌へと交換留学に旅立ったという驚くべき主張を軸に展開されます。

動画内では、2005年にネット上のフォーラムへ投稿された匿名メールを情報の起点とし、異星での過酷な生活や‌‌ハイブリッド種‌‌の生成といった衝撃的な詳細を辿ります。語り手は、この話が既存のUFO神話から巧みに要素を借用している点を指摘し、‌‌事実よりも創作‌‌としての側面が強いと分析しています。

最終的に、このエピソードは真偽を超えた‌‌壮大な物語‌‌として、広大な宇宙への想像力を刺激するエンターテインメントの役割を果たしています。

目次

  1. 前置き+コメント
    1. (*1)
  2. 要旨
  3. プロジェクト・セルポ:惑星間交換プログラムの全容に関するブリーフィング文書
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. 物語の起源と情報公開の経緯
    3. 2. 基礎となる遭遇:ロズウェルとEBE1
    4. 3. 外交交渉と「プロジェクト・クリスタル・ナイト」
    5. 4. 選抜メンバーと訓練
    6. 5. セルポへの旅と到着
    7. 6. セルポでの社会と生活
    8. 7. 倫理的対立:ハイブリッド計画の露呈
    9. 8. 地球への帰還とその後
    10. 9. 批判的分析と結論
  4. プロジェクト・セルポ(Project Serpo)交換プログラム参加者詳細
  5. 星間交流史概説:プロジェクト・セルポの全容(1947-1978)
  6. 起源と背景
  7. Project Cristal Night
  8. 選抜された 12名のチーム
  9. 惑星 Serpo への旅
  10. Serpo での生活と環境
  11. 文化的衝突と結末
  12. 地球への機関と結末
  13. 信憑性の分析
  14. 情報源

プロジェクト・セルポ:惑星間交換プログラムの全容に関するブリーフィング文書

AI

エグゼクティブ・サマリー

プロジェクト・セルポ(Project Serpo)は、1965年に米国政府が12名の選抜メンバーを別の恒星系へ派遣したとされる、非公式かつ大規模な惑星間交換プログラムの名称である。この物語は2005年、匿名の元政府職員を名乗る人物によってオンライン上で公開され、UFO研究コミュニティに大きな衝撃を与えた。

本報告書は、1947年のロズウェル事件に端を発する地球外生命体「エバン(Eban)」との接触、1964年の外交交渉、そして10年間に及ぶ惑星セルポでの滞在と、帰還後の顛末を詳細にまとめたものである。特筆すべき点として、この物語は既存のUFO伝承(ロズウェル、ボブ・ラザーの証言、ゼータ・レチクル星系など)を巧みに統合しており、その真偽については極めて精緻な創作であるという見方と、断片的な真実を内包しているという見方の両面から分析されている。

1. 物語の起源と情報公開の経緯

プロジェクト・セルポの情報は、従来の政府文書の公開や法廷証言ではなく、インターネットを通じて段階的に拡散された。

  • 公開時期と場所: 2005年11月、初期のインターネット掲示板において、管理者宛に送られた一連のメールにより公開が始まった。
  • 情報源: 自らを「Anonymous(匿名)」と称する米国政府の元職員。彼は自らの経歴や資格を証明するのではなく、情報の詳細さと冷静なトーンによって信憑性を構築しようとした。
  • 公開手法: 情報は一度にすべて公開されるのではなく、日付、用語、手順などが詳細に記されたメモのような形式で、数週間から数ヶ月にわたって段階的にリリースされた。

2. 基礎となる遭遇:ロズウェルとEBE1

プロジェクト・セルポの物語は、1947年にニューメキシコ州で発生した「ロズウェル事件」を全ての起点としている。

2.1 生存した生命体「EBE1」

回収された残骸の中から、3体の遺体と共に1体の生存者が発見された。この生命体は「EBE1(Extraterrestrial Biological Entity 1)」と名付けられた。

  • 外見: 低身長、細身のグレーの体、不釣り合いに大きな頭部、アーモンド型の暗い目。
  • 収容: ロスアラモス国立研究所へ移送され、1952年に死亡するまで約5年間、観察下に置かれた。

2.2 通信の試み

EBE1とのコミュニケーションは、従来のUFO目撃談で語られる「テレパシー」ではなく、物理的な音響に基づいていた。

  • 音調言語: EBE1は言葉ではなく、高音の歌のような、ピッチとリズムの変化による音調で意思疎通を図った。
  • 通信デバイス: 回収された残骸の中から損傷した通信装置が発見された。1952年、EBE1の助けと墜落機体の電力システムを利用することで、セルポ(ゼータ・レチクル星系)へのメッセージ送信に成功した。

3. 外交交渉と「プロジェクト・クリスタル・ナイト」

EBE1の死後、通信は途絶えたが、12年後の1964年に再開された。これが交換プログラム「プロジェクト・クリスタル・ナイト(後のプロジェクト・セルポ)」へと発展した。

3.1 1964年の会合

1964年4月24日、ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル射撃場にて、エバンとの初の公式な会合が行われた。

  • エバン側の出席者: 2機の輸送船が着陸し、英語を流暢に話す「EBE2」を含む代表団が現れた。
  • 遺体の返還: 米国側は、1947年と1949年の墜落事故で回収した計9体のエバンの遺体を返還した。
  • イエロー・ブック(Yellow Book): エバンから提供された透明な長方形のデバイス。意図に反応して画像やテキストを表示し、宇宙の歴史や人類との関わりを記録しているとされる。

4. 選抜メンバーと訓練

交換プログラムのために12名の男女が選抜された。選考基準は「個人の消去」に重点が置かれていた。

  • 選抜基準:
    • 軍所属(4年以上の勤務経験)。
    • 独身、子供なし、親類縁者との繋がりが薄いこと(孤児が優先された)。
    • 専門技能(パイロット、言語学者、生物学者、医師、セキュリティなど)。
  • 「シープ・ディッピング(Sheep Dipping)」: メンバーの出生記録、軍歴、銀行口座など、公的な存在証明をすべて抹消するプロセス。彼らは名前を捨て、3桁の識別番号で呼ばれるようになった(例:指揮官は「102」)。
  • 隔離訓練: 地下7フィートに埋められた5x7フィートの箱の中に5日間閉じ込められるなど、極限の隔離状態に対する耐性テストが行われた。

5. セルポへの旅と到着

1965年7月15日、ネバダ核実験場から12名のメンバーがエバンの宇宙船に乗り込み、地球を離れた。

5.1 宇宙旅行の過酷さ

  • 移動期間: 約6ヶ月から9ヶ月。
  • 環境維持装置: 人間の身体はエバンの推進システムによる負荷に耐えられないため、メンバーは「球体のカプセル」の中に固定され、意識が混濁した状態で過ごした。
  • 犠牲者: 往路の途中で、308番(パイロット)が肺塞栓症により死亡した。

5.2 惑星セルポの環境

セルポはゼータ・レチクル星系にある双連星(二つの太陽を持つ)の惑星である。

  • 光と時間: 二つの太陽があるため完全な夜が存在せず、常に明るい。1日は地球時間で約43時間、1年は865日である。
  • 気候: 非常に高温で乾燥しており、地表温度は平均107度。北半球には山脈や森林、雪が見られる地域も存在する。

6. セルポでの社会と生活

メンバーが目撃したエバンの社会は、高度に管理された効率的なシステムであった。

項目特徴
社会構造指導評議会による統治。貨幣制度、犯罪、貧困は存在しない。
行動管理全てのエバンはベルトに「行動規制デバイス」を装着しており、スケジュールを厳格に守る。
家族・人口パートナーシップは1対1。子供は1家族につき2名まで。
役割分担幼少期にテストが行われ、エンジニア、医師などの役割が固定される。創造性やキャリア変更の概念はない。

7. 倫理的対立:ハイブリッド計画の露呈

ミッションの後半、米国チームとエバンの間に深刻な倫理的溝が生じた。

  • 遺体の流用: 指揮官は往路で死亡した308番の遺体返還を求めたが、エバン側は拒否。調査の結果、308番の遺体はエバンのクローン実験の材料として使用されていたことが判明した。
  • 成長室(Growing Room): 窓のない施設で、他の惑星の生物や人間の遺伝子を組み合わせて作られた「ハイブリッド」が培養されていた。
  • 価値観の相違: エバンにとって、死体は単なる生物学的材料(有用な資源)であり、そこに感情や神聖さを見出す人間の倫理観は理解しがたいものであった。

8. 地球への帰還とその後

1978年、約13年の時を経て(予定より3年遅れ)、宇宙船が地球に帰還した。

  • 帰還者: 12名のうち、帰還したのはわずか7名であった。
    • 3名死亡(往路での病死、セルポでの事故死、肺炎)。
    • 2名がセルポへの永住を希望し、現地に残留。
  • 隔離とデブリーフィング: 帰還後、メンバーは1年間の隔離措置を受け、3,000ページを超える報告書と膨大な写真・録音データを提出した。
  • 最期: メンバーは新しい身分を与えられ静かな生活を求められたが、セルポでの放射線曝露が原因とされる癌や免疫不全により、1980年代のうちに次々と死去した。2002年、指揮官(102番)の死をもって、全ての目撃者がこの世を去った。

9. 批判的分析と結論

プロジェクト・セルポの物語は、その詳細さと一貫性において特異な存在だが、客観的な分析によれば以下の疑問点が指摘されている。

  • 既存情報の借用: 「ゼータ・レチクル(ヒル夫妻の事件)」、「ボブ・ラザーの推進理論」、「ロニ・ザモラ事件の日付」など、既知のUFO伝承がパズルのように組み合わされている。
  • 情報の完結性: 実際の内部告発者は断片的な情報しか持たないことが多いが、Anonymousの情報はあまりにも完璧な「物語」として完成されすぎている。
  • 真偽の境界: 意図的な誤情報(ディスインフォメーション)の中に、一部の真実を混ぜている可能性も指摘されている。

結論として、プロジェクト・セルポは、事実であるか創作であるかにかかわらず、人類が宇宙という広大な舞台で直面するであろう倫理的、社会的、物理的な挑戦を象徴する、極めて示唆に富んだ物語であると言える。

プロジェクト・セルポ(Project Serpo)交換プログラム参加者詳細

識別番号役割ニックネーム個人的特徴・性格ミッションの結果
102指揮官スキッパー (Skipper)無口で、習慣として他者よりも長く耳を傾け、観察する。彼が話すと周囲が静まり返るような影響力を持つ。1978年に地球に帰還。その後、新しい身分を与えられ静かに暮らし、2002年に死亡。
203副指揮官ソースに記載なし困難な情報を伝える際も決して揺るがない落ち着きを持ち、安定感のあるリーダーシップを発揮する。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
225パイロットスカイ・キング (Sky King)空中で想像上の飛行経路をなぞるなど、未踏の航路を熱心に予習する。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
308パイロットフラッシュ・ゴードン (Flash Gordon)無謀に近いほどの自信家で、他のメンバーの慎重な静寂とは対照的な性格。セルポへの往路、輸送船内での肺塞栓症により死亡。遺体はエベン側の実験(クローン作成)に使用された。
420言語学者ソースに記載なし常に言葉を口の中でつぶやき、誰も聞いていない時でもトーンパターンの練習に励むほど勤勉。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
475言語学者ソースに記載なしプロ意識は高いものの、出発直前には緊張を隠しきれない人間的な一面を見せた。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
518生物学者ソースに記載なし一つの物体やテクスチャ、パターンを何時間も観察し、その背後にあるシステムを研究することに没頭する。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
633科学者ソースに記載なし常にメモ帳を離さず、あらゆる出来事を詳細に記録するドキュメンテーション担当。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
661科学者ソースに記載なし状況を抽象的な問題に置き換えて考え、他者が準備できていない時でも理論的な質問を投げかける。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
700医師 (Doc 1)ドック (Doc)臨床的で効率重視。共感は態度よりもチームの綿密な健康モニタリングに表れる。1978年に地球に帰還。1980年代に放射能被曝に関連する病気で死亡。
754医師 (Doc 2)ドック (Doc)口数は少ないが、結果を予見したような重みのある評価を下す。セルポ滞在中に肺炎により死亡。遺体はエベン側の儀式によって葬られた。
899セキュリティソースに記載なし休息時でも警戒を怠らず、武器を携行していない時でも反射的に手が腰のあたりに動くほどの防衛本能を持つ。セルポ滞在中、不慮の転落事故により即死。遺体はエベン側の儀式によって葬られた。

星間交流史概説:プロジェクト・セルポの全容(1947-1978)

AI

諸君、本講義へようこそ。私は本日、人類史上最も野心的でありながら、公式記録からは完全に抹消された「星間交換プログラム」について解説する。1947年の墜落事故から1978年の帰還に至るまで、断片化された機密情報を論理的に再構築し、ドラマチックな歴史の深淵に迫っていこう。


  1. 接触の始まり:ロズウェル事件と「EBE1」

1947年、ニューメキシコ州コロナ近郊で発生した墜落事故——「ロズウェル事件」は、単なる未確認飛行物体の回収事件ではなかった。それは、後の「星間外交」の種が蒔かれた決定的な瞬間である。回収された残骸の中から発見された唯一の生存者、それが「EBE1(地球外生物学的エンティティ1号)」だ。

EBE1の特徴

彼は1952年に息を引き取るまで、ロスアラモスの軍事施設で約5年間にわたり人類と共生した。

  • 外見: 小柄で細身の灰色の肌、大きな頭部とアーモンド形の黒い瞳。
  • 役割: 彼は特使ではなく、宇宙船の「技術者(エンジニア)」であった。
  • 能力: 回収された通信機器を修復し、母星「セルポ」との交信の端緒を開いた。

意思疎通の試み:期待と実態の乖離

当時の科学者たちは彼との精神的感応を期待したが、現実はそれよりも遥かに「物理的」な障壁に満ちていた。

項目 人間側の推測・期待 実態(EBE1との交流記録) 通信手段 直接的なテレパシー、精神共有 音調(トーン)による言語。高い歌声のような旋律。 感覚共有 思考やイメージの直接転送 文脈と反復に依存した断片的な理解。 能力の源泉 知的生命体としての生来的超能力 船(テクノロジー)の消失により、通信能力を喪失した可能性。 個体の資質 全知全能の外交官 専門技能に特化した技術者であり、思想的対話は困難。

学習の洞察: EBE1が「使節」ではなく「技術者」であったことは、初期の星間交流に決定的な制約を与えた。彼はエンジニアとして船の直し方は知っていたが、エイバンの哲学や政治的意図を語る言葉を持たなかった。我々が最初に手にしたのは「対等な対話」ではなく、「不完全なマニュアル」だったのである。

EBE1の死後、通信は途絶し、地球は沈黙の12年間を過ごすことになる。しかし、その沈黙は1964年、ある「 instructions(指示)」によって劇的に破られることとなる。


  1. 外交の進展:1964年ホワイトサンズ会談

1964年4月24日、ニューメキシコ州ホワイトサンズ・ミサイル射場。この日は、星間外交史における「特異点」である。同日、近隣のソコロで警察官ロニー・ザモラが未確認飛行物体を目撃している事実は、この極秘会談の存在を裏付ける重要な傍証といえるだろう。

EBE2の登場と直接対話

この会談の主導権を握ったのは、エイバン側の代表「EBE2」であった。彼女は英語を流暢に操り、翻訳の介在しない直接的なコミュニケーションを可能にした。ここで1947年と1949年の墜落事故で回収された9体のエイバン遺体の返還が合意された。

知の衝撃:「イエロー・ブック」

EBE2が提示した「イエロー・ブック」と呼ばれる透明な板状のデバイスは、当時の人類に計り知れない衝撃を与えた。

  • 機能: 使用者の意図に反応し、ホログラフィックな画像やテキストを表示する。
  • 科学的・哲学的衝撃:
    • 宇宙の誕生からエイバンと人類の数千年にわたる接触史の網羅。
    • 既存の物理学を凌駕する重層的な情報提示システム。
    • 宗教・科学の根幹を揺るがすデータの存在。

学習の洞察: この会談は一見、互恵的な外交に見えるが、実態は圧倒的な「情報の非対称性」に基づいていた。エイバン側が言語と技術の主導権を握り、人類は彼らが提供する「世界観」をただ享受する立場に置かれたのである。

この会談を経て、ついに人類の選ばれし12人が「存在しない人間」へと変貌し、宇宙へ旅立つ準備が始まる。


  1. 選ばれし12人と「シープ・ディッピング」

交換プログラムに参加するために選ばれた12名は、軍歴や名前さえも剥奪された、国家の影となった者たちである。

チーム構成と愛称

彼らは識別番号で呼ばれたが、人間性の回復を求め、互いにニックネームで呼び合った。

  • 102号(Skipper): 寡黙で観察眼に優れた指揮官。
  • 203号: どのような状況でも冷静な副指揮官。
  • 225号(Sky King): 未知の航路をシミュレートするパイロット。
  • 308号(Flash Gordon): 自信に溢れた副パイロット。
  • その他: 言語学者(420/475)、生物学者(518)、科学者(633/661)、医師(7/754)、保安要員(899)。

存在の抹消:シープ・ディッピング

参加者は「シープ・ディッピング(身分抹消)」と呼ばれる過酷なプロセスを経て、出生証明から銀行口座に至るまで、この世のあらゆる記録から消去された。

  • 選考基準: 孤児、あるいは依存関係にある肉親がいない者が優先された。
  • 埋葬訓練: 5x7フィートの箱に入れられ、地下7フィートに5日間埋められる隔離訓練。これは地球からの断絶、すなわち「一人の人間としての死」を象徴的に予行演習するものだった。

学習の洞察: 「家族のいない者」が選ばれたのは、機密保持のためだけではない。万一の事態に、社会に「説明のつかない欠落」を生じさせないための、軍事的合理性に基づいた非情なリスク管理の結果である。

1965年7月15日、彼らはネバダ核実験場から、40光年先のゼータ・レティクル星系へと旅立った。


  1. セルポへの旅と異星での生活

約9ヶ月に及ぶ旅の中で、彼らは重力制御の副作用による「宇宙酔い」と意識の混濁に苦しんだ。そして到着した惑星セルポは、人類が夢想した「楽園」とは程遠い環境であった。

比較項目 地球(Earth) セルポ(Serpo) 太陽 単一の太陽 二重太陽(バイナリ・スター) 周期 24時間(昼夜あり) 43時間の昼(完全な暗闇が訪れない) 環境 多様な気候帯 平均107度F(約42度C)、極めて乾燥した大地 特異な地域 地球全体 北部の「リトル・モンタナ」と呼ばれる寒冷な山岳地帯

エイバン社会の特性

セルポの社会は、個人の自由を排した「究極の管理社会」であった。

  • 時計の塔: 中央にある鏡張りの塔が太陽光を反射し、社会全体の行動スケジュールを厳格に規定する。
  • 行動規制デバイス: すべてのエイバンがベルトに装着しており、行動のコンプライアンスを自動的に維持する。
  • 原生生物の脅威: 「人間のような目を持つ大蛇」など、地球の進化系統とは無縁の生物がチームを襲った。

学習の洞察: エイバン社会には通貨も犯罪も貧困もないが、同時に「創造性」や「知識の流動性」も存在しない。高度な文明が必ずしも人類が理想とする「自由」を内包するわけではないという事実は、我々の文明観に重い問いを投げかける。

物理的な環境への適応が進む中、チームはエイバンの施設内で、人類の倫理観を根底から覆す衝撃的な発見をすることになる。


  1. 倫理的衝突:遺伝子実験施設での発見

滞在期間中、人類とエイバンの価値観が決定的に決裂する事件が発生した。それは、旅の途中で亡くなった‌‌308号(フラッシュ・ゴードン)‌‌の遺体を巡る出来事であった。

衝撃の真実

エイバン側は、遺体の返還を求める指揮官に対し、無表情にこう告げた。 「Earth man is not living(地球人は、生きてはいない)」

彼らが案内された実験施設で目撃したのは、308号の遺体が「材料」として再利用されている光景であった。

  • ハイブリッドの創造: 308号の臓器や細胞を使い、エイバンの形態をベースに人間の手足が接合された奇妙な生命体が、水槽の中で呼吸をしていた。
  • その他の被験体: 針だらけの毛を持つ生物、肘のない5フィートの生物、手足のない赤い皮膚の生命体など、他星系から集められた「材料」による歪なコレクション。

学習の洞察: ここでは「Utility replaced sentiment. Protocol replaced grief.(実用性が感情に取って代わり、プロトコルが悲しみに取って代わった)」のである。エイバンにとって、魂の抜けた肉体はただの生物学的資源に過ぎない。この倫理的断絶こそが、知的な生命体同士であっても超えられない「星間交流の最大の壁」であった。

相互理解の限界を知ったチームは、13年の時を経て、地球へ帰還する重い決断を下す。


  1. 帰還と沈黙の遺産

1978年、7名の生存者が地球へ帰還した。当初の12名のうち、2名は現地に残留を希望し、3名(308号を含む)が命を落とした。

生存者たちの悲劇

帰還した7人を待っていたのは、英雄としての称賛ではなく、過酷な隔離と静かな死であった。

  • 放射線の代償: セルポの二重太陽による被曝の影響か、彼らは次々と癌や免疫不全を発症し、2002年の指揮官(Skipper)の死をもって、生存者は絶滅した。
  • 情報の流出: 2005年、「アノニマス」による投稿でこの物語は世に出た。

物語の真実性を問う

本プロジェクトの真偽については、以下の視点から批判的な分析が必要である。

  • 合致点: ロズウェル事件、ゼータ・レティクル星系、1964年の他事案との日付の符号。
  • 捏造の疑い: 物語があまりに「完結」しすぎている点。また、ベティ&バーニー・ヒル事件や、ボブ・ラザーの証言内容(テレパシーの不在や動力源の解説など)を「選択的に継承」している不自然さ。
  • 情報操作: リチャード・ドーティのような人物の関与が、この物語を意図的なミスインフォメーション(偽情報)の枠組みに押し留めている可能性。

学習の洞察: プロジェクト・セルポは、たとえそれが壮大なフィクションであったとしても、人類が宇宙に目を向ける際の「極限のシミュレーション」として比類なき価値を持つ。本物の内部告発者は、断片的な情報しか持たないものだ。Anonymousのように完璧な物語を語る者は、歴史家ではなく「作家」かもしれない。

最終結び: 未知との接触は、技術の恩恵だけをもたらすのではない。それは、我々の倫理、宗教、そして「人間とは何か」という定義そのものを解体するプロセスでもある。宇宙の広大さと向き合うとき、我々にはその深淵に耐えうる精神的な準備ができているだろうか。諸君も星空を見上げる際、その光の裏側に潜む「責任」について、深く思考を巡らせてほしい。本日の講義はここまでとする。


以下、mind map から生成

起源と背景

AI

プロジェクト・セルポの物語は、現実世界における「情報の出所」としての起源と、物語内部における「計画の成り立ち」という二つの側面から起源と背景が語られています。

‌現実世界における起源(2005年の匿名メール)‌

プロジェクト・セルポの物語は政府の公式発表や法廷での証言としてではなく、‌‌2005年11月に初期のインターネット上のUFOフォーラムに投稿された一連の匿名メールによって世に出ました‌‌。送信者は自らを元米国政府職員の「アノニマス(匿名)」とだけ名乗り、階級や経歴による権威付けを行いませんでした。この人物は読者に信じることを強要せず、事務的かつ冷静なトーンで、日付や手順などの詳細な情報を徐々に時間をかけて公開しました。

‌物語内部における起源(1947年のロズウェル事件とEBE1)‌

セルポ計画の物語における真の起点は、‌‌1947年夏のニューメキシコ州ロズウェルにおけるUFO墜落事件‌‌にさかのぼります。この物語においてロズウェル事件は単なる墜落ではなく、その後のすべての星間交流の基盤となる「蝶番(ヒンジ)」として機能しています。軍は墜落現場から、非地球外生命体の遺体とともに、‌‌「EBE1(地球外生物学的実体1)」と呼ばれる一人の生存者を回収‌‌しました。

EBE1はロスアラモス国立研究所に移送され、1952年に死亡するまで観察されました。この物語の背景として特筆すべき点は、UFO伝説で一般的な「テレパシー」による意思疎通が欠如していたことです。EBE1とのコミュニケーションは、ピッチやリズムを変える音楽のような音声を通じて、断片的かつ不完全な形で行われました。EBE1は自身を「イーベン(Eban)」と呼ばれる種族の宇宙船エンジニアであると名乗り、‌‌彼らの母星が約40光年離れたゼータ・レチクル星系にある惑星「セルポ」である‌‌ことを明かしました。

‌計画の背景と外交の開始(1964年のホワイトサンズ会合)‌

回収された宇宙船の残骸の中には、理論上イーベンの母星と交信可能な通信機器が含まれており、1952年に短い通信に成功した直後、EBE1は死亡しました。その後12年間の沈黙が続きましたが、米国の科学者がEBE1の助けなしにこの通信機器を操作する方法を解明したことで、「プロジェクト・クリスタル・ナイト」と呼ばれる能動的な外交使節計画が始動しました。

これにより、‌‌1964年4月24日にホワイトサンズ・ミサイル実験場で初の正式な会合‌‌が設定されました。16人の政府・軍高官が立ち会う中、2機のイーベンの宇宙船が着陸し、英語を流暢に話す「EBE2」を含む代表団と直接交渉が行われました。

  • ‌イーベン側の目的:‌‌ 1947年および1949年の墜落事件で回収された計9体の同胞の遺体を取り戻すことであり、米国はこれらを返還しました。
  • ‌技術と情報の提供:‌‌ イーベン側からは、宇宙のデータや人類との関わりの歴史を意図に応じて投影する‌‌「イエローブック」と呼ばれる透明な装置‌‌が提供されました。

この会合での合意を経て、1965年7月15日に12名の人類を惑星セルポへ派遣するという、前代未聞の星間交換プログラム(プロジェクト・セルポ)の準備が極秘裏に進められることになりました。

‌UFO伝説としてのメタ的な背景‌

情報源のナレーターは、プロジェクト・セルポの起源について独自の分析をしており、‌‌この物語が既存の著名なUFO伝説の要素を意図的に繋ぎ合わせて構築されたフィクションである‌‌と指摘しています。ロズウェル事件、ゼータ・レチクル星系(ベティ&バーニー・ヒル誘拐事件やボブ・ラザーの証言)、ロニー・ザモラの目撃事件、イエローブックなど、あらゆるUFOの伝承(ロア)を借用し、1つの首尾一貫した精巧な物語の骨組みとして利用していると述べています。

Project Cristal Night

AI

プロジェクト・セルポのより大きな物語において、「プロジェクト・クリスタル・ナイト(Project Crystal Knight)」は、後に一般に「プロジェクト・セルポ」として知られることになる‌‌星間交換プログラムの初期段階における正式な計画名‌‌として位置づけられています。

この計画は、単なる宇宙探査ミッションではなく、地球と地球外生命体との間の画期的なパラダイムシフトを象徴しています。ソースが語るプロジェクト・クリスタル・ナイトの主な文脈は以下の通りです。

‌「受動的な分析」から「能動的な外交」への転換‌

プロジェクト・クリスタル・ナイトの最大の意義は、米国政府の基本姿勢の劇的な変化にあります。1947年のロズウェル事件以降、米国は回収した技術や生物(EBE1)の「受動的な分析」にとどまっていましたが、この計画によって‌‌初めて「能動的な外交」へと移行‌‌しました。この転換は、EBE1の死後12年間途絶えていた通信を、米国の科学者が自力でイーベン(Eban)の通信機器を操作し再開させたことで実現しました。米国はもはや未知の事象に反応するだけでなく、対等に交渉する準備を整えたのです。

‌歴史的な外交会合の実現‌

この能動的な外交の結実として、‌‌1964年4月24日にホワイトサンズ・ミサイル実験場で初の正式な会合‌‌が開かれました。この場において、プロジェクト・クリスタル・ナイトは具体的な成果を上げます。

  • ‌信頼の構築:‌‌ 米国は、過去の墜落事故(1947年および1949年)で回収・保存していた9体のイーベンの遺体を返還し、良好な関係の基礎を築きました。
  • ‌技術と情報の受領:‌‌ 見返りとして、人類の歴史や宇宙のデータを示すホログラム装置「イエローブック」がイーベン側から提供されました。
  • ‌星間交換協定の締結:‌‌ この会合における最大の合意事項が、人類の代表を惑星セルポへ送り、イーベン側も地球に滞在するという前代未聞の交換プログラムの決定でした。出発日は1965年7月15日、出発地はネバダ核実験場と定められました。

‌外交から「準備(人間の消去)」への移行‌

上記の合意がなされた時点で、‌‌プロジェクト・クリスタル・ナイトは「外交の領域」を終え、具体的な「準備段階」へと移行‌‌しました。この段階では、単に技術的な訓練が行われたわけではなく、選抜された12名の隊員の個人情報(出生記録、軍歴、銀行情報など)を完全に抹消し、「法的に存在しない人間(ゴースト)」を作り出す「シープ・ディッピング」と呼ばれる過酷な手続きが実行されました。ミッションの性質上、彼らは地球を出発する前から「すでに半分消え去った存在」になることを要求されたのです。

‌UFO伝説における意図的な「織り込み」‌

また、情報源は物語のメタ的な視点として、プロジェクト・クリスタル・ナイトにおける極秘の会合日(1964年4月24日)が、現実世界における有名なUFO遭遇事件である‌‌「ロニー・ザモラ事件(ニューメキシコ州ソコロでの目撃事件)」と全く同じ日、ごく近い場所‌‌に設定されている点を指摘しています。これは単なる偶然ではなく、この物語の作者が‌‌既存のUFO伝説(ロア)の織物に、クリスタル・ナイトというフィクションを意図的かつ巧妙に縫い合わせた痕跡‌‌であると分析されています。

選抜された 12名のチーム

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プロジェクト・セルポの物語において、選抜された12名のチームは単なる宇宙探査の任務を負ったエリートではなく、‌‌「社会的に完全に存在を消去された人間(ゴースト)」‌‌として描かれています。より大きな文脈において、彼らの選抜から結末までの道のりは以下のように語られています。

‌選抜基準と「存在の消去(シープ・ディッピング)」‌‌ 何百人もの空軍や情報機関の志願者から12名が選ばれましたが、最も重視されたのは技術的な能力ではなく、‌‌「彼らが姿を消したときに、管理しきれないような疑問が生じないこと(誰も不在を気に留めないこと)」‌‌でした。そのため、配偶者や子供、扶養する親がいないこと(特に孤児)が優先されました。 選ばれた彼らは「シープ・ディッピング」と呼ばれる諜報機関の手続きによって、出生記録、軍歴、銀行情報などのあらゆる個人情報を抹消され、名前の代わりに3桁の番号を与えられました。彼らは地球を出発する前に、地下深くの箱に5日間閉じ込められるという隔離訓練を受けましたが、これは過去のアイデンティティの「象徴的な埋葬」であり、彼らは出発前からすでに「半分消え去った存在」となっていました。

‌チームの構成‌‌ チームは、それぞれ役割を持った以下のメンバーで構成されていました。

  • ‌102(スキッパー)‌‌: 寡黙で落ち着きのある指揮官。
  • ‌203‌‌: 副指揮官。
  • ‌225(スカイ・キング)& 308(フラッシュ・ゴードン)‌‌: パイロット。
  • ‌420 & 475‌‌: 言語学者。
  • ‌518‌‌: 生物学者。
  • ‌633 & 661‌‌: 科学者。
  • ‌医師たち(754=ドク2 など)‌‌: 臨床的で効率的な医療担当。
  • ‌899‌‌: 常に警戒を怠らない警備担当。

‌過酷な運命と異星の倫理との衝突‌‌ 1965年に出発した12名ですが、全員が地球に帰還できたわけではありません。

  • ‌惑星到着前の死と遺体の利用‌‌: パイロットの308は移動中に肺塞栓症で死亡しました。のちに、彼の遺体はイーベン(Eban)によるクローン・ハイブリッド実験の素材として利用されていたことが発覚します。これは人類とイーベンの間にある「死と倫理の概念」の決定的な断絶を示す、物語上の重要な転換点として描かれています。
  • ‌惑星での死‌‌: 警備担当の899は転落事故で、医師の754は肺炎で、それぞれセルポ滞在中に死亡しました。
  • ‌残留の選択‌‌: 2名のメンバーは、愛着からか疲労からか理由は明かされていませんが、セルポにそのまま残ることを選択しました。

‌地球への帰還と結末‌‌ 予定より3年遅い1978年、地球へ生還したのはわずか7名でした。彼らは1年間の厳重な隔離と徹底的な尋問を受け、3,000ページ以上の報告書や数千枚の写真を提出しましたが、これらはすべて極秘扱いとされ封印されました。その後、彼らは軍に復帰することなく、新たな身元と資金を与えられて静かに暮らすよう指示されました。 しかし、セルポの2つの太陽から受けた放射線被ばくの影響により、彼らは1980年代を通して次々と病死しました。最後に残った指揮官(102)も2002年に亡くなり、ミッションを知る生き証人は誰もいなくなりました。

‌UFO伝説の文脈における「12」という数字‌‌ 情報源のナレーターはメタ的な視点から、このチームの人数が「12」であることは単なる偶然ではなく、‌‌有名なUFO伝説である「マジェスティック12(MJ-12)」という数字を意図的に借用したものである‌‌と指摘しています。プロジェクト・セルポの物語は、既存のUFO伝説(ロア)の様々な要素を足場として利用し、それらを巧みに縫い合わせて作られた精巧なフィクションである可能性が高いと分析されています。

惑星 Serpo への旅

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プロジェクト・セルポにおける「惑星セルポへの旅」は、単なる宇宙空間の移動ではなく、人間のアイデンティティ、時間感覚、そして倫理観が根底から覆される過酷なプロセスとして描かれています。より大きな文脈において、この旅は以下のようないくつかの重要な局面を通して語られます。

‌過酷な移動と「宇宙酔い」、そして最初の死‌

1965年7月15日、12名のチームは窓もないイーベン(Eban)のシャトルで地球を出発しました。エネルギーシステムが作動した直後から、乗組員たちは激しい眩暈や意識の混濁に襲われ、やがて想像を絶する巨大な母船へとドッキングしました。 彼らは過酷な移動環境から人体を保護するための透明な球体(カプセル)の中に隔離され、「宇宙酔い」と呼ばれる深刻な認知の霧や身体的ストレスに悩まされながら長い時間を過ごしました。この移動中にパイロットの一人である308(フラッシュ・ゴードン)が肺塞栓症で命を落とし、チームは11名で未知の惑星に到着することになります。

‌到着と異星の環境における「時間の喪失」‌

到着した惑星セルポは、ゼータ・レチクル星系にある連星系(2つの太陽を持つ)の惑星であり、「真の夜」が完全に訪れることのない世界でした。気温は華氏107度(約41度)に達し、空気は乾燥していました。1日は地球の約43時間に相当し、1年は865日にも及びます。 イーベンの社会は、中央の塔にある巨大な鏡の時計と、全員が身につけているベルトの装置によってスケジュールが一律に統制されており、犯罪や貧困がない代わりに個人の自由や創造性も存在しない極めて管理されたシステムでした。この環境で過ごすうち、乗組員たちは次第に地球の時間感覚を完全に失い、セルポのリズムに同化していきました。

‌文化と倫理の決定的な衝突‌

惑星の滞在中、さらに2名のメンバー(899と754)が転落事故と肺炎によって命を落とします。しかし、この旅において最もチームに深い精神的衝撃を与えたのは、移動中に死亡した308の遺体の扱いを巡る「倫理の断絶」でした。 再三の遺体返還要求の末に明かされたのは、308の血液や臓器が、イーベンによる「クローン・ハイブリッド」を生み出すための生物学的素材として利用されていたという事実でした。彼らの社会では、生命を失った体はもはや「存在」ではなく、新たな生命の創造や研究のために利用することは冒涜ではなく「目的」だったのです。この出来事は、宇宙の文明が必ずしも人類の道徳や思いやりを共有しているわけではないという冷酷な現実を突きつけました。

‌帰還と代償‌

予定より3年遅い13年後の1978年、地球へ生還したのはわずか7名でした(3名が死亡し、2名はセルポに残留することを選択しました)。帰還した彼らは1年間の厳重な隔離状態に置かれ、3,000ページ以上の報告書を提出しましたが、これらの情報はすべて極秘に封印されました。さらに、セルポの2つの太陽から受けた放射線被ばくの影響により、彼らは1980年代を通して次々と病死していくという過酷な運命を辿りました。

‌物語構造としてのメタ的な意味合い‌

情報源のナレーターは、プロジェクト・セルポの物語が「旅」の描写に入った途端に、単なるUFO伝説の羅列から、『ロード・オブ・ザ・リング』のように途切れることなく体験されるべき「豊かなフィクション」へと変貌すると指摘しています。この物語は事実ではない可能性が高いものの、既存のロア(伝承)を巧みに利用し、未知の宇宙の広大さや異星文化の静かな不気味さを描き出した非常に魅力的なSF的体験として機能していると分析されています。

Serpo での生活と環境

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プロジェクト・セルポの物語において、惑星セルポでの生活と環境は、‌‌単なる異星の風景の描写を超え、人間の時間感覚、社会構造、そして「個人の自由」という概念が完全に解体されるプロセス‌‌として描かれています。ソースが語る、より大きな文脈におけるセルポの生活と環境の特徴は以下の通りです。

‌過酷な自然環境と「終わらない昼」‌

セルポはゼータ・レチクル星系の連星系に位置し、空には2つの太陽(巨大な白い太陽と遠くの小さな太陽)と2つの月が浮かんでいます。そのため、‌‌地球における「真の夜」が訪れることはなく、1日は地球の約43時間、1年は865日にも及びます‌‌。 着陸地点の気温は華氏107度(約41度)に達し、空気は乾燥し、地面はアメリカ南西部に似た土と岩で覆われていました。惑星の環境は大きく二つに分かれています。

  • ‌南半球‌‌: 火山活動が活発で、重金属を含んだ水や過酷な悪地が広がり、防衛のために武器の使用を余儀なくされるような敵対的な生物(アルマジロに似た生物や、人間のような目を持つ巨大なヘビのような生物など)が生息していました。
  • ‌北半球‌‌: 15,000フィート級の山々や緑の野原、常緑樹に似た木々があり、極地の近くでは雪も降るなど、隊員の一人が「リトル・モンタナ」と呼ぶほど地球に近い環境でした。

‌徹底的に管理されたユートピア的(ディストピア的)社会‌

イーベン(Eban)の社会は、‌‌貧困や犯罪、物資の不足が完全に排除された、極めて統制されたシステム‌‌として描かれています。 集落の中心には鏡張りの時計塔があり、太陽光を反射して地面のシンボルを照らすことで、社会全体のスケジュール(労働、食事、休息、宗教儀式)を一律に同時に管理しています。この世界において「時間」とは個人のものではなく、システムに属するものでした。 家族構成は男女1名ずつと最大2人の子供に制限され、子供は成熟するまで隔離されて育ちます。その後、テストによって一生の役割が割り当てられ、情報や職業は細分化され、転職や目に見える「創造性」は存在しませんでした。

さらに驚くべきことに、すべてのイーベンはベルトに小さな装置を装着しており、これが彼らの行動やスケジュールを自動的かつ強制的に制御していました。ここでの‌‌テクノロジーは人々を解放するためのものではなく、管理するためのもの‌‌だったのです。

‌地球の感覚の喪失と「別の訪問者」‌

この徹底的に管理された環境下で、地球の隊員たちは次第に体内時計や地球のリズムを失い、約2年後には地球の時間を完全に放棄してセルポのペースに同化していきました。彼らはこの社会に対して、犯罪や混沌がないことへの称賛と同時に、‌‌「人間の心が留まるべき場所ではない」という静かな不快感‌‌を抱くようになりました。

また、ある共同の食事の場で、隊員たちはイーベンとは異なる、長い手足を持った別の異星人を目撃しました。EBE2は彼らを「カーター」と呼ばれる近くの惑星からの「ただの訪問者」だと説明しました。この出来事は、セルポという星が特異で孤立した場所ではなく、より広大な星間交流のネットワークの一部に過ぎないこと、そして‌‌宇宙において人類が決して特別な存在ではないこと‌‌を隊員たちに痛感させました。

総じて、セルポでの生活の描写は、人類が抱える社会問題(貧困や紛争)を完全に解決した高度な文明の姿を提示しつつも、その代償として‌‌個人の自由や予測不可能性が排除された「冷徹な秩序の恐ろしさ」を浮き彫りにする役割‌‌を果たしています。

文化的衝突と結末

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プロジェクト・セルポの物語において、異星人(イーベン)との「文化的衝突と倫理」は、単なる生活習慣の違いを超え、人間性の根幹や道徳観を揺るがす決定的な断絶として描かれています。ソースが語る、より大きな文脈における文化的・倫理的な衝突は以下の通りです。

‌徹底管理された社会における「自由」の不在‌

セルポの社会は、犯罪や貧困、物資の不足が存在しない極めて安定した世界として描かれています。しかし、それは個人の自由と引き換えに成り立っていました。すべてのイーベンはベルトに小さな装置を装着しており、これが彼らの行動やスケジュールを自動的かつ強制的に制御しています。この世界においてテクノロジーは人々を解放するものではなく、管理するためのものでした。地球の隊員たちはこの機能的な世界を目の当たりにし、人類が抱える問題を解決した社会を評価しつつも、同時に「人間の心が留まるべき場所ではない」という静かな不快感を抱くようになります。

‌死と生命を巡る決定的な倫理の衝突‌

物語の中で最も深刻な倫理的衝突は、地球からの移動中に死亡したパイロット「308」の遺体の扱いを巡って発生します。 地球の指揮官は人間としての儀式や区切りのために遺体の返還を繰り返し求めましたが、イーベン側はそれを拒否し続けました。やがて明かされたのは、308の血液や臓器が「クローン化された人間」のようなハイブリッド生物を生み出すための実験素材として利用されていたという衝撃的な事実でした。

イーベンの倫理観において、命を失った体は「もはや存在(being)ではない」単なる生物学的な素材であり、それを使って新たな生命を創造することは冒涜ではなく、むしろ「目的」とされていました。彼らの社会には「死者に対する同意(コンセント)」という概念そのものが存在せず、人間の悲しみや感傷の代わりに「実用性(ユーティリティ)」と「手順(プロトコル)」が適用されていたのです。

‌「残酷さ」ではなく「手順」としての倫理‌

この出来事で指揮官が直面したのは、イーベンが決して悪意や残酷さからこれを行ったわけではないという、さらに受け入れがたい事実でした。 実際、別の隊員(899)がセルポ星の地表で転落死した際には、イーベンは人間にとっても愛情深く思いやりのある丁重な葬儀を行いました。これは、地表での公開された死と、宇宙船内での孤立した死とで、彼らの社会システムが「異なる文化的スクリプト(手順)」を起動させた結果に過ぎませんでした。通訳であるEBE2が見せた悲しみや哀願は本物であり、彼らの中では‌‌「思いやり」と「人間にとって耐えがたい手順」が完全に矛盾することなく共存していた‌‌のです。

‌宇宙における道徳の現実‌

これらの一連の出来事を通して、チームは一つの冷酷な真理を悟ります。それは、‌‌「宇宙には生命が存在し、秩序があり、歓迎してくれるようにも見えるかもしれないが、決して(人間的な基準で)道徳的である義務は負っていない」‌‌ということです。

プロジェクト・セルポにおける文化と倫理の描写は、未知の文明と接触することが単なる技術交換ではなく、人類が信じてきた倫理システムそのものが通用しない世界に直面する、取り返しのつかないパラダイムシフトであることを示しています。

地球への機関と結末

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プロジェクト・セルポにおける「地球への帰還と結末」は、過酷な宇宙の旅の終焉として描かれると同時に、より大きな文脈においては「この物語全体が何であったのか」を決定づけるメタ的な結論へと繋がっていきます。

ソースは、彼らの帰還とその後、そして物語全体の結末について以下のように語っています。

‌予定外の帰還と失われたメンバー‌

1978年8月、予定より3年長い13年の地球時間が経過した後、チームはアメリカ西部の極秘施設にひっそりと帰還しました。出発した12名のうち、‌‌生きて地球の地を踏んだのはわずか7名‌‌でした。1名は往路の宇宙空間で死亡(308)、2名は惑星セルポでの滞在中に死亡(899、754)し、さらに2名は自らの意志でセルポに残留することを選択したためです。残留の理由は、愛着、疲労、あるいは地球がもはや故郷ではなくなったという思いからか、明かされていません。

‌地球への不適応と徹底的な隔離‌

帰還した7名は痩せこけ、以前とは変わり果てており、地球の空が暗く感じられ、星が遠く見えるなど、「間違ったバージョンの世界」に戻ってきてしまったかのような感覚を抱いていました。 彼らは直ちに1年間の厳重な隔離状態に置かれ、空軍特別捜査局(AFOSI)による徹底的な尋問と医学的・心理学的観察を受けました。この過程で、‌‌3,000ページ以上の報告書、5,000以上の音声記録、数千枚の写真や膨大な環境・生物学的データが提出されました‌‌。しかし、これらの情報はすべて極秘扱いとして封印され、公にされることは一切ありませんでした。

‌悲劇的な最期と永遠の隠蔽‌

隔離期間が終了した後も、彼らが軍に復帰することは許されませんでした。新たな身元と資金を与えられ、ただ静かに暮らすよう指示されました。しかし、‌‌セルポの2つの太陽から受けた放射線被ばくの影響‌‌により、彼らの身体は癌や免疫不全などの病魔に冒され、1980年代を通して次々と病死していくという過酷な運命を辿りました。最後に残った指揮官(102「スキッパー」)も2002年に亡くなり、前代未聞の星間交換プログラムを知る生き証人は地球上から誰もいなくなりました。

‌物語の結末としての「メタ的な視点」‌

帰還と死をもってプロジェクト・セルポの物語が完結した後、情報源のナレーターはこの物語全体に対するメタ的な結論を提示します。 ナレーターは、‌‌プロジェクト・セルポの物語は事実ではなく、既存の著名なUFO伝説(ロア)を意図的かつ巧妙に繋ぎ合わせて構築されたフィクションである‌‌と結論付けています。ロズウェル事件、ゼータ・レチクル星系、ロニー・ザモラ事件、イエローブック、そして「12」という人数など、あらゆる要素が、1つの首尾一貫した精巧な物語の骨組みとして利用されていると指摘しています。

また、現実の内部告発者であれば、情報の細分化(コンパートメント化)によって断片的な知識しか持ち得ないはずであり、匿名投稿者のように「始まりから終わりまで完全に構成された物語」を語ることはあり得ないと分析しています。

しかし結論として、この物語は単なるデマとして切り捨てられるべきではなく、‌‌『ロード・オブ・ザ・リング』のような豊かなSF的体験‌‌として評価されています。この壮大な結末は、未知の宇宙の広大さや、そこに存在するかもしれない生命の可能性を我々に想像させる、非常に魅力的な「インスピレーションの源」として機能していると語られています。

信憑性の分析

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プロジェクト・セルポの物語に対する信憑性の分析について、情報源のナレーターは‌‌「この物語は真実ではない(事実としては作り話である)」と明確に結論付けています‌‌。その理由として、物語の構成や出所に関して以下のようないくつかの重要な分析が行われています。

‌既存のUFO伝説(ロア)の意図的な借用とパッチワーク‌

ナレーターは、プロジェクト・セルポが‌‌過去の主要なUFO伝説からあまりにも多くの要素を意図的に借用している‌‌と指摘しています。

  • 1947年のロズウェル事件やフィリップ・コルソ大佐の「イーベン」という呼称。
  • ゼータ・レチクル星系という設定(ベティ&バーニー・ヒル誘拐事件やボブ・ラザーの証言からの借用)。
  • 1964年4月24日という会合の日付と場所(ロニー・ザモラ事件やホロマン空軍基地での着陸伝説との符合)。
  • 「イエローブック」や異星人による「ハイブリッド化(交雑)」の物語。
  • チームの人数である「12」という数字(マジェスティック12からの借用)。

物語の中に現実の断片が含まれている可能性はあるものの、それらは真実の暴露としてではなく、‌‌フィクションの構造を補強するための「足場(スキャフォールディング)」として意図的に選ばれ、繋ぎ合わされたものである‌‌と分析されています。

‌「完全すぎる物語」という矛盾(内部告発としての不自然さ)‌

2005年に匿名の投稿者からインターネットフォーラムにもたらされたこの物語は、‌‌最初から結末までが異常なほど「完全に構成された状態」で提示されました‌‌。 現実世界の政府の内部告発者であれば、情報の細分化(コンパートメント化)による厳しい制限を受けるため、断片的な知識しか持ち得ないのが普通です。特定の分野については詳しくても、他の分野には完全に盲目であるという「制限」こそが本物の証拠となります。しかし、プロジェクト・セルポの匿名の著者は、人類史上最も極秘とされる出来事について、‌‌まるで全知全能の視点を持っているかのように詳細に語っており、これは実際の内部告発の性質と決定的に矛盾している‌‌と指摘されています。リチャード・ドーティのようなUFO界の著名人がこの物語の真正性を主張し、初期の投稿に関与したと噂されていますが、この「全知の視点」という問題はクリアされていません。

‌テレパシーの欠如という「不作為の痕跡」‌

また、UFO伝説の分析として興味深い点として、EBE1とのコミュニケーションにおいて「テレパシー」が一切登場しないことが挙げられています。UFOによる誘拐事件(ベティ&バーニー・ヒル事件など)では、テレパシーによる意思疎通が定番ですが、セルポの物語は機械的・手順的な側面に終始しています。これは、著者が精神的な繋がりよりも、‌‌ボブ・ラザーが語ったような「ナットとボルト(機械的・物理的)」なUFO技術の証言の方に強く影響を受けて物語を構築した結果(選択的な継承)‌‌である可能性が高いと分析されています。

‌結論:「デマ」ではなく「豊かなSF的体験」としての価値‌

最終的に、ナレーターはこの物語を事実としては否定していますが、単なる悪質なデマとして切り捨ててはいません。むしろ、‌‌『ロード・オブ・ザ・リング』のように、途切れることなく体験されるべき「非常に豊かで魅力的な物語」として高く評価しています‌‌。 プロジェクト・セルポがフィクションであったとしても、広大な宇宙のスケール感や、そこに存在し得る未知の生命との交流という、我々のインスピレーションを刺激する壮大な「入り口」として機能している点に、この物語の真の価値があると結論付けています。

情報源

動画(1:33:21)

Project Serpo: The Entire Saga (Secret Space Program #3) | Relaxing Ufology

https://www.youtube.com/watch?v=VMVPlUSvXYo

21,800 views 2026/01/03

This episode is an original narrative work, written and narrated by a real human creator. It explores disputed historical claims, intelligence lore, and speculative storytelling. Please listen with curiosity, care, and an open mind.

Welcome back to The Dreamland Motel.

Tonight’s room is quiet. The desert is still. And the road outside feels longer than usual.

This is Part Three of our ongoing Secret Space Program series.

So far, we’ve explored the alleged overarching framework known as Solar Warden, and the machines said to make such a program possible, the so-called man-made UFOs.

If you’d like to experience the series in order, from start to finish, you’ll find a complete Secret Space Program playlist on the channel page.

Tonight’s episode turns its focus to one of the most detailed and divisive stories in all of ufology.

Project Serpo.

First posted anonymously to an online UFO forum in 2005, the Serpo story claims that in 1965, twelve human beings were selected, erased from public record, and sent to another star system as part of a formal exchange with a non-human civilization.

What follows is a journey that begins in familiar territory: Roswell, Cold War secrecy, intelligence briefings, and then slowly leaves Earth behind.

As the story unfolds, something interesting happens.

It stops behaving like an investigation… and starts behaving like a story.

A richly textured one. Filled with procedure, loss, wonder, and ethical distance.

Whether Project Serpo is truth, disinformation, or carefully constructed fiction is a question we’ll sit with, not rush to answer.

For now, this is the story as it was told.

So settle in. Take your time. And listen uninterrupted.

⏳ Chapters:

00:00:00 – Welcome 00:04:13 – Digital Ghosts 00:12:36 – The Roswell Legacy 00:27:03 – Project Crystal Knight 00:42:15 – The Twelve 00:51:32 – The Ten-Month Journey 00:59:58 – Life Under Two Suns 01:10:40 – The Dark Side of Serpo 01:20:50 – The Long Road Home 01:27:18 – Truth or Disinformation?

(2026-02-??)