ソ連、1980年代後半、コラ半島での世界最深のボーリング孔で起きた謎の出来事(捏造話)
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前置き
Youtube で見かけた捏造と思しき動画を取り上げる。筋書きに若干の独創性が見られるが、捏造話としては雑で稚拙な作り。
こういった突拍子もない無数のヨタ話が山脈の裾野として広がっており、その広大な裾野の上に峰々(=有名な UFO/超常現象の具体的事例)が形成されている構図。
要旨
コラ半島掘削坑の元責任者の証言。7.5マイル地下で空洞に到達後、電子機器が溶解し、潜った3人の男は異常老化や精神崩壊を遂げた。深淵は物理法則を超えた静寂に包まれ、死者の声を届ける。この虚無が地上へ侵食し、世界の時間は停止した。
コラ半島超深度掘削坑における「空洞」接触事案:現場責任者の証言に基づく分析記録
本文書は、ソビエト連邦によるコラ半島での超深度掘削プロジェクトにおいて発生した、公式記録には残されていない異常事態に関する詳細なブ リーフィング・ドキュメントである。現場責任者の証言に基づき、掘削地点地下7.5マイル(約12km)で接触した「空洞」の性質、およびそれに伴う壊滅的な影響を詳述する。
1. エグゼクティブ・サマリー
- 事案の核心: 地下7.5マイル地点でドリルが未知の空洞(ブリーチ)に到達。公式には「地熱による掘削停止」とされているが、実際には物理法則を逸脱した現象による機器の破壊と、有人探索における極端な生理学的・精神的異常が原因である。
- 物理的異常: 空洞内では従来の電子機器が即座に溶融・破壊される。温度や圧力の測定値は矛盾を繰り返し、空間自体が「通常の物理法則の外側」に存在している可能性が高い。
- 生物学的影響: 空洞に降下した人員は、短時間で数十年分に相当する極端な加齢(急速老化)を起こす。また、時間の知覚に致命的な遅延が生じる。
- 現状の脅威: 「静寂(The Quiet)」と呼ばれる現象が地表へと拡大しており、原子レベルでの活動停止、時間の静止、およびあらゆる機械装置の機能不全が確認されている。
2. 掘削停止の真因と初期の異常
公式記録では、地下380華 氏(約193℃)の高温により掘削継続が不可能になったとされているが、現場での事象は以下の通りである。
空洞への到達
地下7.5マイル地点でドリルの抵抗が消失し、空洞に突き抜けた。カメラユニットを降下させたところ、境界点を越えた直後に映像が途絶した。
機器の破壊特性
- 電子機器の溶融: 回収されたカメラユニットの内部回路は、わずか8分の降下で、まるで炉の中に10年置かれたかのように黒く焦げ、溶着していた。
- 非電子機器の矛盾: 機械式温度計や気圧計は破壊されなかったが、「測定ごとに値が変動する」「矛盾した数値を指す」など、空洞内の空間が一定の状態を保持していないことを示した。
- 物理的兆候: 掘削坑から「呼吸」のような耳への圧迫感が生じ、オゾンや焼けたプラスチック、さらには腐敗臭に似た異臭が漂い始めた。
3. 有人探索任務:3名の志願者による結果
機械が機能しないため、ソビエト当局は潜水ベルを 用いた有人降下を強行した。結果、3名全員に致命的な異常が確認された。
降下者別の比較データ
| 氏名 | 装備 | 滞在時間 | 帰還時の状態 | 最終的な結末 |
|---|---|---|---|---|
| イワン・モラゾフ (19) | ソフトスーツ(キャンバス地) | 4時間 | 60歳以上老化。白髪、白内障、臓器不全。 | 72時間後に時間差の悲鳴を上げ、心不全で死亡。 |
| ユーリ・コズロフ少佐 | ハードスーツ(強化鋼鉄製) | 20分 | 約50歳老化。精神崩壊。絶え間ない号泣。 | 9日後、「OPEN」の文字を刻み続け死亡。 |
| ディミトリ・シロケン | 鉛・放射線遮蔽スーツ | 30分 | 数世紀分老化。しかし精神は平穏かつ明晰。 | 「静寂」の到来を予言し、再び空洞へ身を投げた。 |
主要な観察事項
- 急速老化と素材の劣化: 空洞内での加齢速度は異常であり、シロケンが着用した鉛のスーツはわずか30分で数百年経過したかのように腐食・剥離していた。
- 時間の遅延現象: イワン・モラゾフは、死の3日前に受けたペンライトの光刺激に対し、3日後に反応して悲鳴を上げた。これは、彼の一部が「現在」とは異なる時間軸に取り残 されていたことを示唆する。
- 異常な知覚: 第3の降下者シロケンは、面識のない隊員の死別した親族の詳細を知るなど、超常的な知覚(あるいは死者との接触)を伺わせる言動を見せた。
4. 「静寂(The Quiet)」の拡散と最終段階
事案の最終段階において、空洞からの影響が掘削坑の外部、すなわち地表へと漏れ出していることが確認された。
- 全原子停止(Total Atomic Cessation): シロケンが指摘した「音が止まり、動きが止まり、すべてが静止する」状態。
- 時間の凍結: 太陽は水平線上で停止し、日没が起こらなくなった。腕時計の秒針は同じ場所で振動し、前進を拒んでいる。
- 機械的機能不全:
- 溶接機の火花が散るが、ガスに引火しない。
- 無線の信号が途絶。静電気(ノイズ)すら存在しない完全な無音状態。
- 車両のエンジンが始動不能。
- 精神的変容: 生存している乗組員の間には、パニックを通り越した「重苦しい無気力」と、空洞(底)に対する奇妙な誘惑が広がっている。
5. 結論と勧告
現場責任者の証言によれば、コラ半島の掘削坑は単なる地殻の穴ではなく、我々の物理的現実を 侵食する「未知の領域」への入り口となった。現在、現場周辺では物理的・時間的プロセスが停止しつつあり、外部への連絡手段も断たれている。
結論: この事象は制御不能であり、空洞から漏れ出す「静寂」は不可逆的に拡大している。現場への接近は絶対厳禁であり、掘削坑の再開は人類および物理的現実に対する存亡の危機を招く。
事件の年代推定
Me: 情報源の逸話(まず事実ではありえないので話全体が創作話だとおもえますが…)では、この事件はいつ頃起きたという話の設定になっていますか?
この創作怪談(クリーピーパスタ)風の逸話において、具体的な「西暦何年」という日付は明言されていませんが、以下の描写から**1980年代後半(1986年から1991年の間)**に設定されていると推測できます。
具体 的な根拠は以下の通りです。
1. 1986年以降であること 3人目のボランティアであるディミトリ・スローケンの経歴として、「1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故でリクビダートル(処理作業員)として働いていた」という記述があります。このことから、物語は少なくとも1986年より後の出来事です。
2. ソビエト連邦が存在していること 現場監督がスローケンに対し、「もう一度、連邦(the Union)に奉仕したいか?」と尋ねるシーンがあります。また、モスクワ当局への報告や、「政治将校(Political Officer)」であるギシャン(Gishon)という人物が登場することからも、ソビエト連邦の統治機構が機能している時代、つまりソ連崩壊(1991年)以前の設定であることがわかります。
したがって、この話はチェルノブイリ事故後かつソ連崩壊前の、1980年代末期を舞台にしていると考えられます。