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長谷川 幸洋 : 中核連が示す「左翼の破産」

· 約95分
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前置き+コメント

東京新聞の論説副主幹だった 長谷川幸洋 がタイトルの趣旨の解説をしている。自ら「元左翼」と自称するだけあって長谷川は

  • 左翼応援団としての立ち位置にあるマスメディアが今回の 中核連 に寝耳に水の衝撃を受けている

と述べている。だが、長谷川幸洋は未だに左翼を理想化する惰性的感覚から抜け出せていないように見受ける。

北朝鮮を翼賛し、中国共産党のウィグルやチベットでの虐殺を黙認してきた過去があり、今現在も強い中国の影響下にある日本のマスメディアが、

  • 公明党が突きつけた池田大作テーゼを立憲側が丸呑みした程度の「些細な逸脱行為」

で 中核連 への支持を止めるわけが無い。今後は、毎日新聞を筆頭に、朝日新聞も東京新聞も NHK も日経もみな、聖教新聞の紙面のような気持ちの悪い文言が増える筈。

そうやって、マスメディアの応援もあり、しばらくは打算による政略結婚生活が続くだろうが、数年で組織内の対立が激化して離婚(解党)になる筈。

2026年、世界では大動乱が連鎖しているのに、日本では馬鹿げた茶番劇が進行中w

要旨

AI

このソースは、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が‌‌立憲民主党と公明党の接近(中道改革連合)‌‌を、日本の‌‌左翼勢力の完全な破産‌‌として鋭く批判した動画です。

長谷川氏は、元左翼の視点から、左翼知識人やマスコミが信じてきた「歴史の正しさ」という根拠が失われ、野党が‌‌宗教的理念にすがらざるを得ない‌‌現状を分析しています。

米中ロによるパワー・オブ・ポリティクスへの世界情勢の変化が、この政治的転換の背景にあると指摘されています。自らのイデオロギーを捨ててまで存続を図る野党の姿を、氏は‌‌「歴史の必然」‌‌による敗北であると断じています。

取り残された活動家やメディアはもはや影響力を失い、社会的な存在意義を消失したというのが彼の結論です。

目次

  1. 前置き+コメント
  2. 要旨
  3. 中道改革連合の結成と「左翼の破産」に関する分析
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. 中道改革連合の本質 ―「左翼の破産」
    3. 2. イデオロギー的破産 ―「歴史の正しい道」の放棄
    4. 3. 置き去りにされた勢力とその末路
    5. 4. 世界的文脈 ― 歴史の必然としての破産
  4. 「中核連合」の結成が意味する「左翼の破産」とは何か?
    1. はじめに:単なる新党結成ではない、歴史的な事件
    2. 1. 「左翼の破産」とはどういう意味か?
    3. 2. 思想の崩壊:なぜ「歴史の正しい道」から外れたのか
    4. 3. 取り残された人々:置き去りにされた左翼勢力
    5. 4. 世界情勢との連動:なぜ左翼は「時代遅れ」になったのか
    6. 結論:一つの時代の終わり
  5. 「中核連合」結成に見る日本の左翼の「破産」とその歴史的必然性
    1. 1. 序論:単なる政党再編ではない「左翼の破産」
    2. 2. 公明党への「抱きつき」と理念の放棄
    3. 3. 「歴史の正しい側」という神話の崩壊
    4. 4. 取り残された知識人、活動家、そしてメディア
    5. 5. 世界情勢の激変という歴史の必然
    6. 6. 結論:「中核連合」が象徴するもの
  6. 「中核連合」結成に見る日本左翼運動の構造的破産:現状分析と将来展望
    1. 1. はじめに:政界再編の深層と本レポートの目的
    2. 2. 「左翼の破産」の定義と構造
    3. 3. 根幹的イデオロギーの放棄:「歴史の正しい側」からの離脱
    4. 4. 取り残された左翼エコシステム:漂流する知識人・活動家・マスコミ
    5. 5. グローバルな文脈と歴史の必然性
    6. 6. 結論:一つの時代の終焉と今後の展望
  7. 中核連の正体と本質
    1. 1. 中核連の「正体」:公明党(池田大作思想)への屈服と吸収
    2. 2. 中核連の「本質」:左翼の破産
    3. 3. より大きな文脈:世界情勢の変化と左翼の孤立
  8. 取り残される左翼勢力
    1. 1. 取り残された「3つの層」
    2. 2. 「裏切り」による衝撃と喪失感
    3. 3. 各勢力の悲惨な末路
    4. 4. 結論:「声の出るゴキブリ」への転落
  9. 世界情勢との関連
    1. 1. 「ルールに基づく秩序」から「力による秩序」への転換
    2. 2. 左翼アジェンダの完全な無効化
    3. 3. 「歴史の誤った道」にいたことの証明
  10. 中核連の綱領(理念)
    1. 1. 核心的理念:「人間主義」
    2. 2. 5つの柱(政策方針)
    3. 3. 「左翼の破産」という文脈における意味
  11. 情報源

中道改革連合の結成と「左翼の破産」に関する分析

AI

エグゼクティブ・サマリー

立憲民主党と公明党による「中道改革連合」(通称:中核連合)の結成は、単なる政党再編に留まらず、日本の「左翼の破産」を象徴する画期的な出来事である。この分析は、元左翼の視点から、この事態が持つ多層的な意味を解き明かすものである。

核心的な結論は、日本の左翼運動の中核を担ってきた立憲民主党が、目前に迫る選挙での惨敗を恐れ、イデオロギー的な自己を放棄し、公明党に吸収される道を選んだという点にある。新党の綱領の根幹には、公明党の支持母体の指導者である池田大作氏の「人間主義」思想が据えられており、これは立憲民主党が従来の左翼理念を完全に捨て去ったことを意味する。

この政治的転向は、これまで立憲民主党を支持し、運動を共にしてきた左翼知識人、活動家、そして大手マスコミといった勢力を完全に「置き去り」にするものである。運動の推進力を失った彼らは今後、途方に暮れることが予測される。

さらに、この日本の左翼の崩壊は、国内問題に限定されない。国際協調や軍縮といった理想が現実性を失い、アメリカ、中国、ロシアによる「力(パワー)に基づく秩序」が世界を支配するようになった国際情勢の激変と密接に連動している。世界の現実から乖離した日本の左翼は、歴史の必然として破産する運命にあったのである。

1. 中道改革連合の本質 ―「左翼の破産」

今回の新党結成の最も重要な本質は、それが「左翼の破産」を意味する点にある。ここで言う「破産」とは、運動体が完全に行き詰まり、これ以上その理念や言説を唱えても社会的に何の意味もなさなくなった状態を指す左翼運動の用語である。

1.1. 公明党主導の合併と立憲民主党の降伏

この新党結成は、立憲民主党が公明党に「しがみつい」た結果であると分析される。解散総選挙が実施されれば、議席数が140議席台から50議席程度まで激減するとの危機感から、立憲民主党は公明党に助けを求めた。

その結果、新党の主導権は公明党が握ることになった。読売新聞が報じた綱領原案用紙の内容を見ても、その理念や政策は公明党色が極めて強く、立憲民主党が事実上、公明党に吸収・乗っ取られた形となっている。

1.2. 理念の転換:「人間主義」への帰依

新党の綱領で最も象徴的なのは、その根本理念である。

「私たち の 掲げる 理念 は 生命 生活 生存 を 最大 に 尊重 する 人間 主義 で ある」

この「人間主義」という言葉は、公明党の支持母体である創価学会の池田大作氏が提唱した思想と完全に一致する。池田氏の思想は「人間 の 生命 と 尊厳 を 根本 に すえ 全 人類 の 幸福 と 平和 を 実現 する 思想」と定義されており、新党の綱領はまさにその思想をそのまま受け入れたものである。

これは、日本の左翼運動の中核であった立憲民主党が、自らの政治理念を捨て、特定の宗教的背景を持つ思想に帰依したことを意味する。

2. イデオロギー的破産 ―「歴史の正しい道」の放棄

この理念の転換は、左翼にとって単なる政策変更ではなく、その存在意義の根幹を揺るがすイデオロギー的な破産を意味する。

2.1. 左翼の根本的な自己認識

左翼の思想や運動を根底で支えてきたのは、以下の確信であった。

「我々 は 歴史 の 正しい 道 に いる」

彼らは、歴史は進歩するものであり、その進歩の大きな流れの中で自分たちこそが正しい側に立っていると信じてきた。この「歴史の正当性」こそが、自らの主張を貫く最後の、そして最大の論拠であった。

2.2. 根本理念の自己否定

しかし、立憲民主党が池田大作氏の「人間主義」を根本理念として受け入れたことは、この自己認識を完全に覆す行為である。それは、以下のことを自ら認めたに等しい。

「私たち は 歴史 の 正しい 道 に い なかっ た」

左翼の根本理念を自ら打ち捨て、宗教的な理念に最後の拠り所を求めたこの行為は、左翼にとって致命的な自己否定であり、イデオロギー的な死を意味する。

3. 置き去りにされた勢力とその末路

立憲民主党のこの突然の転向は、日本の左翼運動を構成してきた他の勢力に深刻な衝撃を与え、彼らを「置き去り」にした。

3.1. 左翼運動を構成する4つの層

日本の左翼運動は、以下の4つの層によって構成されてきた。

  1. 政党: 運動の中核であり、政治的な実行部隊である立憲民主党。
  2. 学者・知識人: 運動に理論的裏付けを与える憲法学者など。
  3. 活動家: 現場でデモなどの草の根運動を実践する人々。
  4. マスコミ: 朝日新聞、東京新聞、毎日新聞など、運動を支持し、世論を喚起するメディア。

3.2. 中核の離脱と支持基盤の崩壊

この4層構造の中心軸であった立憲民主党が、他の3層に何の相談もなく、突如として運動から離脱し、「池田大作の思想」へと走った。これにより、残された知識人、活動家、マスコミは運動の梯子を外され、途方に暮れる状況に陥っている。

3.3. 各層の今後の予測

置き去りにされた各層は、今後厳しい現実に直面すると予測される。

  • 左翼知識人: 彼らの理論を実現する政党が存在しなくなったため、その言説は影響力を失い、大学の教室で語られるだけの空論と化す。
  • 活動家: これまで活動を支えてきた政党というバックアップを失い、政策提言や予算獲得の道が断たれるため、運動は行き詰まる。
  • 左翼マスコミ: 最も重要な応援対象を失ったことで、その報道はさらに影響力を失う。新聞部数の激減と相まって、消えゆく運命にある。

これらの取り残された人々を評する言葉として、過去にある評論家が用いた「声の出るゴキブリ」という辛辣な表現が引用されている。

4. 世界的文脈 ― 歴史の必然としての破産

日本の左翼の破産は、単独で起きた現象ではない。それは、世界秩序の地殻変動という大きな文脈の中で起きた「歴史の必然」である。

4.1. 世界秩序の構造転換

現在の世界は、もはや「ルールに基づく秩序」ではなく、アメリカ、中国、ロシアという大国による「力(パワー)に基づく秩序」へと再編されつつある。

  • アメリカ: トランプ政権下で西半球を自らの「縄張り」と位置づけ、ベネズエラ攻撃など具体的な行動を開始。
  • ロシア: ウクライナを自らの勢力圏と認めさせる見返りに、アメリカのベネズエラへの介入を事実上容認。
  • 中国: 南シナ海での軍事拠点化など、以前から自らの勢力圏(縄張り)固めを続けている。

このような「縄張り分割」が進む現実の中で、日本の左翼が掲げてきた「国際協調」「軍縮」「脱軍事化」といったアジェンダは完全に説得力を失い、時代遅れのものとなった。

4.2. 現実から乖離した日本の左翼

日本の左翼は、この世界情勢の根本的な変化に追いつくことができず、現実から乖離した「歴史の誤った道」を歩み続けた。その結果、彼らの主張は社会的な支持を失い、破綻すべくして破綻したのである。

1991年のソ連崩壊によって世界の左翼運動の「ご本尊」が消滅してから約35年、日本の左翼は生き延びてきた。しかし、今回の立憲民主党の崩壊は、ついに日本の左翼の中核も、歴史の大きな潮流によって淘汰されたことを示している。

「中核連合」の結成が意味する「左翼の破産」とは何か?

AI

はじめに:単なる新党結成ではない、歴史的な事件

立憲民主党と公明党による「中核連合」の結成。多くのメディアがこれを単なる政局の駆け引きとして報じる中、本稿では元左翼という視点を持つからこそ見える、この出来事の思想的な本質、すなわち「左翼の破産」を解き明かします。

一見すると複雑な政党の動きですが、その核心は「日本の左翼の歴史が終わった」とまで評される、極めて重要な歴史的転換点にあります。この解説を通じて、政治を学び始めたばかりの方にもその意味が理解できるよう、中心的な問いを解き明かしていきましょう。

「なぜこの連合の誕生が『左翼の破産』を意味するのか?」

1. 「左翼の破産」とはどういう意味か?

まず結論から述べると、この出来事の核心は‌‌「左翼の破産」‌‌です。ここで言う「破産」とは、単に運動が失敗した(破綻した)という意味ではありません。社会的な存在意義そのものが失われ、これ以上活動を続けても意味がない状態に陥ったことを指します。事業に失敗するのが「破綻」だとすれば、「破産」とは、そもそもその事業が存在する市場そのものが消滅し、活動の前提が失われた状態と言えるでしょう。

これまで日本の左翼運動において、共産党をしのぐ‌‌「左翼勢力の中心・中核(コア)」‌‌としての役割を担ってきたのが立憲民主党でした。しかし、次の選挙で「ボロ負け」するのではないかという強い危機感から、立憲民主党は助けを求め、公明党に「しがみつき」「抱きつく」形でこの連合を結成しました。その構図は、もはや対等な連携ではなく、公明党に「音部に抱っこ」してもらうという、完全に主導権を明け渡した姿です。

この連合結成によって、立憲民主党がいかに変質したかを以下の表にまとめます。

項目解説
主導権公明党が主導し、立憲民主党が追従する形。
連合の理念公明党の理念の根幹である池田大作氏の‌‌「人間主義」‌‌がそのまま綱領の中心に据えられた。左翼的な歴史観は完全に排除されている。
結果日本の左翼運動の中心であった立憲民主党が、自らの理念を捨て、事実上公明党に吸収された。

このように、左翼の中核だった政党がその理念を捨てたことは、表面的な政治の動き以上の、もっと根深い問題を明らかにします。それは、左翼思想そのものの崩壊です。

2. 思想の崩壊:なぜ「歴史の正しい道」から外れたのか

左翼運動を支えてきた最も根本的な信念は、「我々は歴史の正しい側にいる」という絶対的な確信でした。歴史は必ず進歩するものであり、自分たちはその進歩の先頭に立っている、というこの世界観こそが、運動のエネルギーの源泉だったのです。

しかし、今回の中核連合が綱領の第一に掲げた理念は、この左翼的な歴史観とは全く異なりました。新聞報道で示された綱領案の冒頭には、こうあります。

「私たち の 掲げる 理念 は 生命 生活 生存 を 最大 に 尊重 する 人間 主義 で ある」

これは公明党の理念の根幹をなす、池田大作氏の「人間主義」そのものです。 この理念を受け入れたことは、立憲民主党が自ら「私たちは歴史の正しい道にいなかった」と認めたことに等しいのです。左翼運動のエネルギーが「我々こそが歴史の正しい側にいる」という絶対的な確信から生まれていたことを考えれば、その歴史観を放棄し、全く別の思想に「おすがり」する行為は、単なる路線変更ではありません。それは、自らの存在意義そのものを内側から破壊する、思想的な降伏宣言なのです。

中核であった政党が思想的な支柱を失ったことで、その影響は政党内にとどまらず、日本の左翼全体を揺るがす事態へと発展します。

3. 取り残された人々:置き去りにされた左翼勢力

日本の左翼は、単一の組織ではなく、複数の層が連携することで成り立つ一種のエコシステム(生態系)を形成していました。

  • 政党: 政治の中心である立憲民主党
  • 学者・知識人: 運動に理論的な裏付けを与える人々
  • 活動家: 現場で草の根運動を支える人々
  • マスコミ: 運動を応援し、世論を形成するオールドメディア(朝日・東京・毎日新聞など)

今回、中核である立憲民主党が、他の3つの層に何の相談もなく、突如としてこのエコシステムから離脱し、「池田大作の思想」へと走りました。これにより、残された学者、活動家、マスコミは梯子を外され、「途方に暮れている」状況に陥っています。

取り残された各層の今後は、以下のように予測されます。

  • 左翼知識人・学者: 政治的な実現手段を失い、影響力は大きく低下するでしょう。「聞く学生のいない大教室で何かを叫んでいる」ような、空虚な存在になる可能性があります。
  • 活動家: 自分たちの運動を政策や予算に繋げてくれる政党という「スポンサー」を失い、活動の力を失っていくことになります。
  • 左翼マスコミ: 応援すべき対象を失い、ただでさえ部数が激減している中で、さらにその影響力を失っていく運命にあります。

このような日本の左翼の内部崩壊は、実は孤立した現象ではありません。それは、世界の大きな地殻変動と密接に連動していたのです。

4. 世界情勢との連動:なぜ左翼は「時代遅れ」になったのか

現代の世界は、共通のルールに基づく秩序から、アメリカ、中国、ロシアといった大国が実力(パワー)で「縄張り」を決める‌‌「力に基づく秩序」‌‌へと再編されつつあります。

この「力こそが全て」という厳しい現実の世界では、日本の左翼が長年掲げてきた以下のような理想は、もはや通用しない「時代遅れ」のものとなりました。

  • 国際協調
  • 軍縮
  • 脱軍事化
  • 憲法九条を守る

日本の左翼は、この世界の現実の変化に追いつくことができず、「歴史の誤った道」を歩み続けた結果、破産すべくして破産したのです。これは偶然ではなく、‌‌「歴史の必然」‌‌であったと言えるでしょう。

結論:一つの時代の終わり

「中核連合」の結成が意味するものを、3つのポイントで振り返ります。

  • 第一に、 これは左翼の中核だった立憲民主党が、自らの理念を捨てて公明党の思想に下った「左翼の破産」であること。
  • 第二に、 これにより、左翼を支えてきた学者、活動家、マスコミというエコシステムは梯子を外され、置き去りにされたこと。
  • 第三に、 この崩壊は、世界の秩序が「ルール」から「力」へと移行する中で、日本の左翼の理想が現実から乖離したことによる歴史の必然であったこと。

この出来事は、単なる政局の話題ではありません。ソビエト連邦の崩壊から約35年の時を経て、ついに日本の左翼運動がその歴史的役割を終えたことを象徴する、非常にドラマチックな結末なのです。

「中核連合」結成に見る日本の左翼の「破産」とその歴史的必然性

AI

1. 序論:単なる政党再編ではない「左翼の破産」

立憲民主党と公明党による新党「中核連合」。各メディアや評論家はこれを政局の動きとして論じているが、元左翼である私の目から見れば、彼らは本質を完全に見誤っている。この出来事は、単なる野党再編や選挙目当ての数合わせなどという矮小な話ではない。これは戦後日本の左翼運動が構造的な終焉を迎えたことを象徴する、歴史的な事件なのだ。

その名称からして、歴史の皮肉に満ちている。「中核連合」と聞けば、我々の世代は内ゲバに明け暮れた急進左翼セクト「中核派」を想起せずにはいられない。さらに面白いのは、その中核派と殺し合いの対立を繰り広げたのが「革マル派」であったことだ。今回の「中核連合」の「核」は「改革」の核。一方、「革マル派」の「革」も「革命」の革。つまり字面だけ見れば「中核」と「革マル」が連合するかのごとき珍事で、思わず笑ってしまう。

しかし、この喜劇の裏にある本質は深刻だ。本記事の結論を先に言えば、この出来事は一言で「左翼の破産」である。ここで言う「破産」とは、単に運動が失敗する「破綻」とは意味が違う。それは、イデオロギーとしての求心力を完全に失い、社会的な存在意義そのものが消滅し、完全に行き詰まった状態――運動体としての生命活動が停止した、いわば「お陀仏」になったことを指す。

そして、この劇的な結末は突発的に起きたのではない。世界がこれほど激動していなければ、「中核連合」など生まれるはずもなかった。これは、米中ロが世界を再編する地政学的な大変動という、巨大なうねりの中で引き起こされた、歴史的な必然だったのである。

2. 公明党への「抱きつき」と理念の放棄

今回の「中核連合」結成に至る力学は、対等な理念連合などでは断じてない。目前に迫った解散総選挙での「ボロ負け」を恐れた立憲民主党が、自らの延命のためだけに公明党に救いを求めた、一方的な依存関係に他ならない。その姿は、まさしく「公明党に抱きつき」「しがみついた」と表現するのが最も的確だ。

その証拠は、公明党主導で作成された「中道改革連合の綱領原案要旨」に赤裸々に示されている。綱領には「一人ひとりの幸福を実現する」「新たな社会保障モデルの構築」といった、いかにも当たり障りのない文言が並ぶ。だが、その冒頭に掲げられた第一理念を目にした時、私はそのあまりの露骨さに驚きを禁じ得なかった。

私たちの掲げる理念は生命、生活、生存を最大に尊重する人間主義である

この「人間主義」という言葉には聞き覚えがあった。そして案の定、調べてみると、公明党の支持母体である創価学会の池田大作名誉会長が提唱した思想、すなわち「全人類の幸福と平和を実現する思想」そのものであることが確認できた。日本の左翼運動の中核を自認してきた政党が、自らの政治理念をかなぐり捨て、特定の宗教的背景を持つ思想を、何のためらいもなく新たな綱領の筆頭に掲げたのだ。

これは政策協定や選挙協力を遥かに超えている。日本の左翼運動を牽引してきた立憲民主党が、その魂を売り渡し、事実上、公明党に「吸収され」「乗っ取られた」ことを意味する。このイデオロギー上の完全降伏は、左翼という思想そのものの根幹を破壊する、より深刻な問題へと直結していく。

3. 「歴史の正しい側」という神話の崩壊

他の評論家が見落としがちな点だが、元左翼の私から見れば、事の本質はここにある。立憲民主党が公明党に吸収されたことは、単なる政治的敗北ではない。それは、左翼思想が自らを正当化してきた最も根源的な論理、いわば最後の砦を、自らの手で破壊したことを意味するのだ。

あらゆる左翼思想の根底には、一つの揺るぎない確信が存在する。それは、「我々は歴史の正しい道にいる」という信念だ。歴史は進歩するものであり、その最前線に立つ自分たちこそが正義であるという自己認識。この歴史観こそが、彼らのあらゆる主張と行動を支える精神的な支柱であった。自民党政権を「歴史の誤った道」と断罪し、自らの正当性を訴える論理も、すべてはこの一点に収斂する。

しかし、今回、立憲民主党が池田大作氏の「人間主義」を新たな理念として掲げたことは、この根本原理を自ら放棄したに等しい。なぜならそれは、「これまで我々が信じてきた道は正しくなかった。救いは別の場所にあった」と白状したことと同義だからだ。つまり、彼らは「私たちは歴史の正しい道にいなかった」と、自ら認めてしまったのである。

このイデオロギー上の自己否定は、左翼にとって致命的だ。自らの存在意義の根幹を失った状態は、まさに「破産」という言葉が最もふさわしい。この中心的な柱を失った今、日本の左翼運動全体が、その存在基盤を失い、崩壊のプロセスへと突き進むのは避けられない。

4. 取り残された知識人、活動家、そしてメディア

立憲民主党という政治的な「中心軸」のイデオロギー的自殺は、これまで左翼運動を支えてきた他の構成要素に壊滅的な影響を与える。これはまさに「飯馬案件」であり、彼らの狼狽ぶりを想像するだけで愉快にさえなる。

日本の左翼運動は、大きく分けて4つの層で構成されるエコシステムだった。

  1. 政党(立憲民主党): 政治の現場で戦う実行部隊。
  2. 学者: 運動に理論武装を施す左翼知識人や憲法学者たち。
  3. 活動家: 現場でデモを組織し、草の根で運動を支える人々。
  4. マスコミ(朝日・毎日・東京新聞など): 運動を後押しし、世論を形成する応援団。

学者たちが理論を提供し、活動家が現場で動き、マスコミがそれを称揚し、立憲民主党が国会でその受け皿となる。この連携プレーで成り立っていたのだ。ところが今回、中心であるはずの立憲民主党が、他の3つの層を「全部ほったらかし」にして、公明党の元へと走り去ってしまった。

この突然の裏切りによって、残された左翼知識人、学者、活動家、そしてオールドメディアは、完全に「取り残され」、文字通り「途方に暮れる」ことになる。彼らが人生を懸けて叫んできた憲法九条擁護や反原発といった主張は、その政治的な受け皿を一夜にして失ったのだ。その衝撃は計り知れない。

彼らの今後の姿は、ある評論家が用いた痛烈な表現を借りるならば、「声の出るゴキブリ」と化していくのだろう。政治的な影響力を失い、もはや学生も寄り付かない大学の大教室で空虚な講義を続けるか、誰にも相手にされないまま声だけを上げ続ける無力で孤立した存在。この国内における崩壊劇は、しかし、より巨大なグローバルな変動が引き起こした必然の帰結なのである。

5. 世界情勢の激変という歴史の必然

日本の左翼の破産は、国内の政治力学の結果ではない。それは、冷徹な国際政治の現実によって引き起こされた、避けようのない結末であった。

現在の世界は、もはや「ルールに基づく秩序」という理想論では動いていない。アメリカ(トランプ)、中国(習近平)、ロシア(プーチン)といった大国が、剥き出しの「力(パワー)に基づく秩序」へと世界を再編し、それぞれの「縄張り分割」を推し進めている。西半球を自らの影響圏と見なすアメリカ、ウクライナ周辺を譲らないロシア、南シナ海を実効支配する中国。これが我々の直面する現実だ。

このような「戦争の時代」において、「国際協調」「軍縮」「脱軍事化」といった日本の左翼が金科玉条のごとく掲げてきたアジェンダは、もはや完全に有効性を失い、おとぎ話と化した。彼らの平和主義は、パワーポリティクスの前ではあまりにも無力であり、現実から乖離してしまったのだ。

結論として、立憲民主党の破産は、彼らが「歴史の誤った道にいた」からに他ならない。世界の現実の変化についていけなくなった結果としての「歴史の必然」だったのである。自分たちこそが歴史の正しい側にいると信じて疑わなかった彼らこそが、歴史の大きな流れから完全に見捨てられたのだ。

6. 結論:「中核連合」が象徴するもの

「中核連合」の結成とは、単なる政党の延命策という矮小な話ではなく、戦後日本の左翼運動そのものに終止符を打つ、極めて象徴的な出来事であった。

この左翼の「破産」は、彼らが掲げた根本理念が、グローバルなパワーポリティクスという圧倒的な現実の前で完全に無力化したという「歴史の必然」の結果である。その必然から目を背け、延命を図るために、立憲民主党は自らの政治理念を放棄し、「人間主義」という宗教的な言葉に救いを求めた。それは、政治運動としての左翼が、完全にその生命力を失ったことの何よりの証左だ。

中心軸を失い、取り残された知識人やメディアは、今後も「声の出るゴキブリ」として無力な叫びを続けるだろう。しかし、大きな歴史の潮流はもはや彼らを待ってはくれない。一つのイデオロギーが現実の変化によって淘汰され、一つの時代が終わりを迎えた。「中核連合」の誕生は、その冷徹な事実を我々に突きつけているのである。

「中核連合」結成に見る日本左翼運動の構造的破産:現状分析と将来展望

AI

1. はじめに:政界再編の深層と本レポートの目的

立憲民主党と公明党による「中道改革連合」、通称「中核連合」の結成は、単なる政党間の連携や一時的な政局の動きに留まるものではない。これは戦後日本の左翼運動史において、一つの時代の終わりを告げる画期的な出来事であり、その構造的な「破産」を象徴する現象である。

この連合が自ら「中核」と名乗る点には、歴史を知る者にとって痛烈な皮肉が込められている。かつて日本の新左翼運動では、武闘派セクト「中核派」(革は革命の革)と「革マル派」(革は同じく革命の革)が血で血を洗う内ゲバを繰り広げた。今回の連合が用いる「中核」の「革」は改革の「革」であり、字面の上ではかつての宿敵が手を組んだかのごとき珍奇な名称となっている。この歴史的文脈を無視した命名自体が、現在の政治運動が抱える思想的混乱を物語っている。

本レポートは、この「中核連合」結成という事象を多角的に分析し、その深層に横たわる意味を解き明かすことを目的とする。まず、この動きが意味する「左翼の破産」を定義し、その構造を明らかにする。次に、左翼運動の根幹をなしてきたイデオロギーがいかにして放棄されたかを論じ、政党という中核を失った知識人、活動家、マスコミからなる広範な「左翼エコシステム」が辿る末路を展望する。さらに、この一連の動きが世界的なパワーポリティクスの復活という大きな文脈の中で起きた歴史的必然であったことを論証し、結論として戦後日本左翼運動の終焉とその後の政治的展望について考察する。

2. 「左翼の破産」の定義と構造

今回の連合結成を理解する上で最も重要な鍵は、これを単なる政治的な「破綻」ではなく、社会的な存在意義そのものを失った「破産」として捉えることである。この「破産」という言葉は、単なる比喩ではない。左翼運動の内部用語として、運動体が社会的に意味をなさなくなり、その思想や言説がもはや通用しなくなった最終的な状態を指す言葉である。立憲民主党が主導権を放棄し、公明党の理念に吸収される形で結成されたこの連合は、まさに日本の左翼運動がこの「破産」状態に陥ったことの動かぬ証拠だ。

その具体的な構造は、以下の二つの側面に集約される。

  • 立憲民主党の降伏と公明党による主導権掌握: この連合の力学は、来る解散総選挙での「ボロ負け」を恐れた立憲民主党が、政治的生き残りのために公明党に助けを求めたという構図に尽きる。迫りくる大敗の危機を前に、立憲民主党は自らの理念を棚上げして公明党に「しがみつい」たのである。連合結成のプロセスは完全に公明党が主導しており、立憲民主党は事実上、その庇護下に入ることを選択した。これは、戦後日本の左翼運動の中核を担ってきた政党による、自力での存続を断念した無条件の降伏宣言に他ならない。
  • 綱領に見るイデオロギーの吸収: 「破産」の決定的な証拠は、中核連合が掲げる綱領原案の内容にある。その理念の第一声として謳われているのは「生命、生活、生存を最大に尊重する人間主義」であり、第一の柱は「一人一人の幸福を実現する」ことである。この「人間主義」という思想は、言うまでもなく公明党の支持母体の創設者である池田大作氏が提唱してきた思想そのものである。つまり、立憲民主党は自らが長年掲げてきた政治理念を完全に放棄し、公明党の宗教的・哲学的理念に吸収されたのだ。これは左翼政党による、自らのイデオロギー的根幹の完全な放棄であり、存在意義の自己否定である。

この政治的降伏は、単なる戦術の変更ではない。それは、運動の思想的根幹における、より深刻かつ不可逆的な腐食の表れなのである。

3. 根幹的イデオロギーの放棄:「歴史の正しい側」からの離脱

今回の事態が持つ意味は、政党の戦術的敗北に留まらない。それは、左翼運動がその正当性の最後の砦として依拠してきた、根本的な世界観そのものの放棄を意味する。このイデオロギー的な自己否定こそが、「左翼の破産」の最も深刻な側面である。

歴史的に、左翼思想の根底には「我々は歴史の正しい道にいる」という強固な確信が存在した。この歴史進歩史観は、世界は特定の法則に従って進歩しており、自らの運動はその歴史の大きな流れに沿った正しいものであると規定する。この確信こそが、彼らのあらゆる政治行動を正当化し、時に過酷な闘争を支える精神的な拠り所であった。自らを「歴史の正しい側」に位置づけることで、対立する勢力を「歴史の誤った道」にいる存在として断罪し、自らの優位性を主張してきたのである。

しかし、「中核連合」が綱領として池田大作氏の「人間主義」を掲げたことは、この歴史観を完全に捨て去ることを意味する。歴史の必然性ではなく、特定の宗教的・哲学的理念に救いを求めるという選択は、「自分たちは歴史の正しい道にはいなかった」と自ら告白するに等しい。これは、左翼としての自己同一性(アイデンティティ)の完全な崩壊であり、イデオロギー的な自決と言っても過言ではない。

自らの存在基盤であった歴史観を否定し、これまで対峙してきたはずの理念に「おすがり」する。この根源的な自己否定は、単一の政党に留まらず、日本の左翼運動全体に計り知れない影響を及ぼす。中核を失った運動体を取り巻く人々は、今後どのような運命を辿るのだろうか。

4. 取り残された左翼エコシステム:漂流する知識人・活動家・マスコミ

日本の左翼運動は、政党という政治的中核だけでは成り立たない。それを取り巻くように存在する学者・知識人、現場の活動家、そして彼らを支持するマスコミという広範な支援層(エコシステム)との連携によって、その社会的影響力を維持してきた。具体的には、以下の4層構造によって支えられている。

  1. 政党(立憲民主党)
  2. 学者・知識人
  3. 現場の活動家
  4. 左翼マスコミ

しかし今回、エコシステムの中心であり求心力であった立憲民主党が、残る3層を「全部ほったらかして」この連合へと走った。これにより、取り残された各層は拠り所を失い、深刻な漂流を余儀なくされる。

  • 学者・知識人: 彼らの言論は、それを政治的に実現する政党という受け皿があって初めて社会的な意味を持った。その中核を失った今、彼らの主張は具体的な政治課題へと結びつくことなく、影響力は急速に蒸発する。その姿は、いわば「誰もいない大教室で能書きを垂れている」ようなものであり、その言葉は社会に響くことなく空虚なものとなるだろう。
  • 活動家: 現場で運動を担ってきた活動家たちもまた、深刻な打撃を受ける。政策提言や予算獲得の裏付けとなる政党を失うことで、彼らの運動は政治プロセスから完全に切り離される。活動を支えてきた資金源や、社会に影響力を行使するための政治的ルートが断たれ、その活動は著しく困難になることは避けられない。
  • マスコミ: 朝日新聞、毎日新聞、東京新聞に代表される左派系メディアは、最大の「応援対象」を失うことになる。これまで批判の矛先を向けてきた政権に対し、対抗軸として立憲民主党を擁護することで自らの報道スタンスを維持してきたが、その中心が事実上消滅したことで報道の軸を失い、メディアとしての衰退はさらに加速するだろう。かつて、ある高名な辛口の評論家が遺した「声の出るゴキブリ」という痛烈な表現が想起されるが、彼らは新たな拠り所を求めて漂流を始めるほかなく、その影響力低下はもはや避けられない潮流である。

中核の離脱は、ドミノ倒し的にエコシステム全体の崩壊を引き起こす。この現象はなぜ起きたのか。それは、日本国内だけの問題ではなく、より大きな歴史の必然であった。

5. グローバルな文脈と歴史の必然性

日本国内における左翼運動の衰退は、決して孤立した現象ではない。それは、より大きな世界情勢の地殻変動と連動して起きた「歴史の必然」であったと結論付けられる。立憲民主党の崩壊は、世界史的な潮流の中で起きるべくして起きたのである。

現在の世界は、かつての「ルールに基づく秩序」から、アメリカ、中国、ロシアといった大国による剥き出しの「力に基づく秩序」へと急速に再編されつつある。パワーポリティクスが復活し、各国が自らの勢力圏(縄張り)を確保するために実力行使も辞さない時代に突入した。このような現実の前では、国際協調、軍縮、脱軍事化といった、日本の左翼が掲げてきたアジェンダは全く有効性を失っている。彼らの理想は、もはや世界の冷厳な現実に対応できない、時代遅れの幻想と化した。

この世界情勢の根本的な変化に追いつけず、「歴史に背いた道」を歩み続けた日本の左翼が破産したのは、必然的な帰結であった。彼らは自らを「歴史の正しい側」にいると信じていたが、皮肉にも、現実の世界史の動きを完全に見誤っていた。その結果、思想的にも現実的にも行き詰まり、助けを求めざるを得なくなったのである。

かつて左翼思想の本山であったソビエト連邦が崩壊してから約35年、その潮流はついに日本の左翼運動にも及び、その中核を担ってきた政党を歴史の舞台から退場させるに至った。これは、一つの思想が歴史的役割を終えたことを示す、極めて象徴的な出来事である。

6. 結論:一つの時代の終焉と今後の展望

これまでの分析を総括すると、「中核連合」の結成は、単なる政界再編の一コマではなく、戦後日本を規定してきた左翼運動史における一つの時代の終わりを告げる、決定的な出来事であると断言できる。本レポートが明らかにした核心的な結論は、以下の三点に要約される。

  • エコシステムの崩壊: 立憲民主党は、左翼運動の政治的中核としての役割を事実上放棄した。これにより、同党を支えてきた学者・知識人、活動家、マスコミからなる「左翼エコシステム」は求心力を失い、不可逆的な崩壊と漂流を余儀なくされる。
  • イデオロギーの破産: 左翼の根幹的イデオロギーであった「歴史進歩史観」は、現実の世界情勢との乖離によって完全に破産した。その結果、自らの存在意義を宗教的・哲学的理念である「人間主義」に求めざるを得なくなり、思想的アイデンティティを喪失した。
  • 歴史の必然性: この一連の現象は、世界が「ルールに基づく秩序」から「力に基づく秩序」へと移行するグローバルなパワーポリティクスの復活という大きな文脈の中で起きた歴史的必然である。時代の変化に適応できなかった日本の左翼は、歴史の潮流によって淘汰される運命にあった。

戦後日本の政治と社会に大きな影響を与えてきた左翼運動が、こうして事実上の解体期に入った今、我々の前には新たな問いが投げかけられている。それは、この国において、健全な野党勢力や政府に対する建設的な対抗言論は、今後どのような形で再構築されうるのかという問いである。一つの時代が終わり、新たな政治の力学が形成されようとしている。今後の情勢を注意深く見守る必要がある。

中核連の正体と本質

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提供されたソースに基づき、長谷川幸洋氏が論じる「中道改革連合(中核連)」の正体と本質について、「左翼の破産」という大きな文脈の中で解説します。

長谷川氏は、自身の「元左翼」としての視点から、この動きを単なる政局話ではなく、‌‌日本における左翼運動が社会的意味を完全に失った歴史的転換点‌‌として捉えています。

1. 中核連の「正体」:公明党(池田大作思想)への屈服と吸収

長谷川氏は、中道改革連合(中核連)の実態を、立憲民主党が公明党に「乗っ取られた」あるいは「おんぶに抱っこ」になった状態であると断じています。

  • ‌池田大作思想の採用:‌‌ 公明党主導で作成されたとされる綱領原案には、「生命・生活・生存を最大に尊重する‌‌人間主義‌‌」という理念が掲げられています。長谷川氏は、この「人間主義」こそが創価学会の池田大作氏の思想そのものであり、中核連の理念は実質的に宗教的なものであると指摘しています。
  • ‌選挙のための野合:‌‌ 立憲民主党は、選挙での敗北(解散総選挙でのボロ負け)を恐れ、生き残りのために公明党にすがりついたと分析されています。
  • ‌名称の皮肉:‌‌ 長谷川氏は「中核連」という略称から、かつての過激派「中核派」や、対立した「革マル派(革命的マルクス主義者同盟)」を想起させるとし、江田憲司氏と革マルの関係性などにも触れつつ、その名称自体が「お笑い」であると皮肉っています。

2. 中核連の「本質」:左翼の破産

この動きの本質は、単なる政党の合流ではなく、‌‌「左翼の破産(bankruptcy)」‌‌であると長谷川氏は結論づけています。

  • ‌破綻ではなく「破産」:‌‌ 「破産」とは、資金繰りの行き詰まり(破綻)を超えて、‌‌「もはや社会的に意味がなくなってしまった」状態‌‌を指します。
  • ‌中核の喪失:‌‌ 日本の左翼運動の中心(コア)であった立憲民主党が、左翼としての旗を捨てて公明党(宗教的ヒューマニズム)に走ったことで、左翼運動はその柱を失い、消滅したに等しい状態になりました。
  • ‌「歴史の正しい道」からの転落:‌‌ 左翼の信念の根底には、「自分たちは歴史の進歩における『正しい道』にいる」という確信があります。しかし、今回彼らが他者の思想(池田大作氏の思想)にすがったことは、‌‌自分たちが「歴史の正しい道」にいなかったことを自ら認めた‌‌ことを意味し、これがイデオロギーとしての決定的な敗北(破産)であるとされています。

3. より大きな文脈:世界情勢の変化と左翼の孤立

この「左翼の破産」は、世界的なパワーバランスの変化とも密接に連動しています。

  • ‌「力による秩序」への回帰:‌‌ 現在の世界は、アメリカ、中国、ロシアが国際ルールを無視し、それぞれの「縄張り(勢力圏)」を実力で分割・確保しようとする時代に突入しています。
  • ‌左翼アジェンダの無効化:‌‌ このような弱肉強食の現実において、左翼が掲げてきた「国際協調」「軍縮」「脱軍事化」「憲法9条」といった理想(アジェンダ)は成立しなくなっており、世界の実態から完全に取り残されています。
  • ‌取り残される人々:‌‌ 立憲民主党が「あっち(公明党側)」へ行ってしまった結果、これまで彼らを支えてきた‌‌左翼知識人、活動家、そしてオールドマスコミ(新聞・テレビ)‌‌は梯子を外され、途方に暮れることになります。長谷川氏は、彼らを辛辣な評論家の言葉を借りて「声の出るゴキブリ」になり下がると表現し、彼らが今後さらに影響力を失っていくと予測しています。

結論として、ソースにおける長谷川氏の主張は、中核連とは‌‌「世界の現実(力による支配)に敗北した左翼(立憲民主党)が、自己保身のために公明党の宗教的理念の下へ逃げ込んだ姿」‌‌であり、それは日本の左翼運動の歴史的な‌‌「終わり」‌‌を意味しているというものです。

取り残される左翼勢力

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提供されたソースに基づき、長谷川幸洋氏は「中道改革連合(中核連)」の結成と「左翼の破産」という文脈において、‌‌取り残された左翼勢力‌‌(知識人、活動家、マスコミ)が直面する絶望的な状況と、その社会的影響力の喪失について以下のように論じています。

1. 取り残された「3つの層」

長谷川氏は、左翼運動を支えてきた構造を「4つの層」で説明しています。その中心である「政党(立憲民主党)」が公明党(池田大作思想)へ走ってしまった結果、梯子を外された以下の3つの層が取り残されたと定義しています。

  • ‌左翼学者・知識人:‌‌ 憲法学者や大学教授などで、理論的支柱を提供してきた人々。
  • ‌活動家:‌‌ 地方や現場で「草の根」運動を展開してきた人々(環境、貧困、LGBTなどのテーマを持つ)。
  • ‌オールドマスコミ:‌‌ 彼らを応援し、世論を煽ってきた新聞(朝日、毎日、東京など)やテレビのニュース番組。

2. 「裏切り」による衝撃と喪失感

これらの勢力にとって、立憲民主党の「中核連」への移行は、単なる政界再編ではなく、自分たちの信念への‌‌完全な裏切り‌‌として描かれています。

  • ‌相談なき転向:‌‌ これまで「憲法9条を守れ」「安保反対」「原発反対」と叫び、立憲民主党を応援してきたにもかかわらず、何の説明もなく勝手に「人間主義(創価学会の理念)」に宗旨替えされたことに対し、彼らは大ショックを受けているとされます。
  • ‌「歴史の正しい道」の否定:‌‌ 左翼勢力の根本的な拠り所は「自分たちは歴史の進歩における『正しい道』にいる」という確信でした。しかし、政治的中核である立憲民主党がその道を捨てて宗教的理念にすがったことは、‌‌「自分たちが歴史の正しい側にいなかった」と自ら認めた‌‌に等しく、取り残された人々はイデオロギー的な正当性を完全に失いました。

3. 各勢力の悲惨な末路

長谷川氏は、取り残された各勢力の今後について、極めて冷ややかかつ辛辣な予測を立てています。

  • ‌知識人(学者の空論化):‌‌ 彼らは「口だけの人たち」であり、今後は学生のいない大学の空き教室で、誰も聞かない講義(イデオロギー的空理空論)を垂れ流すだけの存在になると切って捨てています。
  • ‌活動家(資金と後ろ盾の喪失):‌‌ これまで彼らをバックアップし、予算獲得や政策実現の窓口となっていた政党(立憲)がいなくなるため、彼らの活動は「政治プロセスの中で力を失う」と指摘されています。長谷川氏は「ご愁傷様」「お気の毒に」と皮肉りつつ、スポンサーを失い金銭的にも行き詰まると予測しています。
  • ‌マスコミ(滅びゆく応援団):‌‌ 最も力があり責任が重いとされるマスコミですが、新聞の発行部数激減に見られるように、彼ら自身がすでに「消えゆく運命」にあります。応援すべき対象(立憲)が変質してしまった以上、彼らの叫びも虚しく響くだけであると論じています。

4. 結論:「声の出るゴキブリ」への転落

長谷川氏は、ある評論家の言葉を引用し、これら取り残された左翼勢力の今後の姿を‌‌「声の出るゴキブリ」‌‌と表現しています。 これは、社会的な実質的影響力や政治的な意味(中身)を失いながらも、ただ騒音を出し続けるだけの、忌避される存在になり下がるという強烈な侮蔑を含んだ結論です。

総じてソースは、中核連の誕生によって、日本の左翼勢力は政治的な「核」を失い、残された支持層は目的と手段を失って‌‌「途方に暮れる」‌‌しかない状態に陥ったと説明しています。

世界情勢との関連

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提供されたソースにおいて、長谷川幸洋氏は「中道改革連合(中核連)」の結成と「左翼の破産」が、単なる日本国内の政局ではなく、‌‌「力による秩序」への世界的な構造転換‌‌と直接的に連動していると論じています。

主な論点は以下の通りです。

1. 「ルールに基づく秩序」から「力による秩序」への転換

長谷川氏は、現在の世界情勢について、アメリカ、中国、ロシアの三大国が国際ルールを無視し、‌‌「力(パワー・国力)」によって世界を「縄張り(勢力圏)」に分割しようとしている‌‌と分析しています。

  • ‌トランプ前大統領(米国):‌‌ 西半球(南北アメリカ)を自国の縄張りとし、ベネズエラへの介入やグリーンランド購入構想など、実力行使に出ているとしています。
  • ‌プーチン大統領(ロシア):‌‌ ウクライナを自国の勢力圏と認めさせるために、アメリカの勢力圏(ベネズエラ)を容認するような「縄張り交換」の提案をしていたと指摘しています。
  • ‌習近平国家主席(中国):‌‌ 口では国際ルールを唱えつつ、実際には南シナ海を軍事拠点化し、自国の縄張りを固めています。

2. 左翼アジェンダの完全な無効化

この「弱肉強食」の世界情勢への変化が、日本の左翼(立憲民主党など)の掲げる理想を根本から破壊したとされています。

  • ‌前提の崩壊:‌‌ 「国際協調」「軍縮」「脱軍事化」「憲法9条」といった左翼のアジェンダは、全員が同じルールを守る「ルールに基づく秩序」があって初めて成立するものです。
  • ‌現実との乖離:‌‌ しかし、米中露がルールを破壊して力による支配を進めている現在、日本だけが軍縮や平和憲法を唱えても世界情勢には何の影響もなく、それらの主張は‌‌現実的に成立しなくなった‌‌と断じています。

3. 「歴史の誤った道」にいたことの証明

長谷川氏は、左翼勢力の精神的支柱は「自分たちこそが歴史の進歩における『正しい道』にいる」という確信であったと説明します。しかし、世界が「力による支配」へと進んだ現実は、彼らが‌‌「歴史の誤った道」にいたこと‌‌を証明してしまいました。

  • ‌歴史的必然としての破産:‌‌ 世界の実態が左翼の理想と逆行したため、立憲民主党はイデオロギー的に行き詰まり(破産)、自らの政治的信念を捨てて公明党の宗教的理念(人間主義)にすがるしかなくなったと結論づけています。
  • ‌ソ連崩壊との対比:‌‌ かつてソ連崩壊(1991年)が左翼の総本山を消滅させたように、今回の世界秩序の激変(力による再編)が、30年以上の時を経て日本の左翼(立憲民主党)を‌‌「吹き飛ばした」‌‌と表現しています。

つまり、ソースにおける主張は、中核連の誕生は単なる政党合流ではなく、‌‌世界的な「力の時代」の到来によって、平和や協調を掲げる日本の左翼イデオロギーが国際的現実の中で生存不可能になった結果である‌‌というものです。

中核連の綱領(理念)

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提供されたソース(長谷川幸洋氏の動画トランスクリプト)に基づき、中道改革連合(中核連)の綱領(理念)について解説します。

長谷川氏は、中核連の綱領は単なる政党間の合意文書ではなく、‌‌「公明党による立憲民主党の吸収・乗っ取り」‌‌を象徴するものであり、その理念は実質的に‌‌「宗教的な思想(池田大作氏の思想)」‌‌であると論じています。

1. 核心的理念:「人間主義」

ソースにおいて長谷川氏は、読売新聞が報じた「綱領原案要旨」の文言に注目し、その核心部分を以下のように特定しています。

  • ‌文言:‌‌ 「私たちの掲げる理念は生命・生活・生存を最大に尊重する‌‌人間主義‌‌である」
  • ‌正体:‌‌ 長谷川氏は、この「人間主義」という言葉や、「生命・生活・生存」というフレーズが、創価学会の指導者であった‌‌池田大作氏の思想そのもの‌‌であると指摘しています。彼は動画内で検索を行い、池田氏の定義する人間主義(人間の生命と尊厳を根本に据え、全人類の幸福と平和を実現する思想)と中核連の理念が完全に一致していることを確認しています。
  • ‌結論:‌‌ このことから、中核連の理念は政治的な政策論ではなく、‌‌「宗教の世界」の言葉‌‌であり、公明党が主導して作成したことは明らかであるとしています,。

2. 5つの柱(政策方針)

長谷川氏は、読売新聞の報道を引用する形で、綱領に含まれる具体的な5つの柱についても言及しています。

  1. ‌個人の幸福:‌‌ 1人1人の幸福を実現する持続的な経済成長への政策転換(これも池田大作氏の思想に近いと指摘されています)。
  2. ‌社会保障:‌‌ 現役世代も安心できる新たな社会保障モデルの構築。
  3. ‌包摂社会:‌‌ 選択肢と可能性を広げる包摂社会の実現。
  4. ‌外交・安保:‌‌ 現実的な外交・安全保障政策と、憲法改正論議の深化。
  5. ‌改革:‌‌ 不断の政治改革と選挙制度改革。

3. 「左翼の破産」という文脈における意味

長谷川氏は、かつて日本の左翼運動の中核であった立憲民主党が、この綱領を受け入れたことの意味を「左翼の破産」として以下のように説明しています。

  • ‌「歴史の正しい道」の放棄:‌‌ 従来の左翼の信念の根拠は、「自分たちこそが歴史の進歩における『正しい道』にいる」という確信でした。しかし、選挙目当てで公明党にすがり、自分たちの理念を捨てて「人間主義(池田大作思想)」を掲げたことは、‌‌「自分たちが歴史の正しい道にいなかった」と自ら認めた‌‌に等しいと分析されています。
  • ‌宗教への屈服:‌‌ 政治政党としての言葉や理想を失い、生き残りのために宗教団体の理念(人間主義)に「おすがり」してしまった状態こそが、左翼としての‌‌イデオロギー的な死(破産)‌‌であると結論づけています,。

要約すれば、ソースにおける主張は、中核連の綱領とは‌‌「左翼が自らの信念を捨て、公明党(創価学会)の宗教的ヒューマニズムに全面的に降伏した証拠」‌‌であるというものです。

情報源

動画(58:44)

【置き去りにされ 途方に暮れる左翼知識人、活動家たちとマスコミ】『中革連合が示す“左翼の破産”』

https://www.youtube.com/watch?v=I7J1MP0XTXQ

43,700 views 2026/01/17

【置き去りにされ 途方に暮れる左翼知識人、活動家たちとマスコミ】 『中革連合が示す“左翼の破産”』

◎2026/1/17(土)生配信アーカイブ ・新党「中道改革連合」はまだ核心を突いていない ・左翼運動の破産 → 立憲民主党が公明党におんぶに抱っこ ・中道の掲げる"人間主義"とは ・左翼派の学者、知識人、マスコミが取り残される!? ・もはや左翼の思想は世界の情勢に通用しない

(2026-01-17)