Devon Kramer の臨死体験と数秘術
前置き
臨死体験で宇宙的な数秘術を悟った…と語る Devon Kramer のインタビュー動画を AI で整理した。
数秘術だの神聖図形だの密教の印相だの、真言だの…どれも妄想でしかないが、Devon Kramer のこの証言は、彼の数秘術が臨死体験時の意識障害が生み出した妄想であることを示しているという点で価値がある。
要旨
臨死体験と数秘術の宇宙的関連性
この音声コンテンツの書き起こしは、グラント・キャメロンと共同ホストのシンディ・ヴォルが、臨死体験(NDE)をしたデヴォン・クレイマーをゲストに迎えたポッドキャストからの抜粋です。
クレイマー氏は、2017年の自身のNDE中に数字と宇宙の構造に関する深い 知識を得たと説明し、特に数字「9」の普遍的な重要性と、それが時間やカレンダーにいかに適用できるかを強調しています。
彼は、この知識を用いて自身の健康を癒し、「9Vibes Universal」というプラットフォームで、36日間のパターンに基づく個人的な変革のための方法論を教えていることを語っています。
また、グラント・キャメロンはNDEとUFO体験との統計的な関連性に注目し、クレイマー氏の発見が、すべてが数学的かつ完全に調整されたパターンで構成されているという考えを裏付けていると指摘しています。
目次
- 前置き
- 要旨
- 九つの波動と臨死体験が示す宇宙の構造:デヴォン・クレイマー氏の洞察に関するブリーフィング
- NDE と UFO 現象の関連性
- Devon Kramer のNDE
- 死の淵で見た宇宙の真実:デヴォン・クレイマー氏の臨死体験
- 情報源
- 文字起こし
九つの波動と臨死体験が示す宇宙の構造:デヴォン・クレイマー氏の洞察に関するブリーフィング
エグゼクテ ィブ・サマリー
このブリーフィングは、デヴォン・クレイマー氏が臨死体験(NDE)を通じて得たとされる、宇宙の構造、数秘術、そして現実の本質に関する包括的な洞察をまとめたものである。クレイマー氏は2017年のNDE中に「情報の洪水」を経験し、それまで専門外であった量子力学や物理学に関する深い知識を得たと主張する。
中心的なテーマは、数字「9」の重要性である。クレイマー氏はこの数字を「完成」および「アルファとオメガ」を象徴するものと位置づけ、自身の活動「9Vibes」の基盤としている。彼は、現在の365日暦に代わる、宇宙のサイクルと調和した432日暦(週9日、月36日)を提唱する。この暦は、光速や地球の歳差運動といった物理定数と密接に関連しているとされる。
また、クレイマー氏は、「36日間の旅」と呼ばれる実践的な現実創造のメソッドを提示する。これは、ニコラ・テスラの3-6-9の概念に基づき、宣言、確約、行動、増幅というステップを特定の周期で繰り返すことで、個人の目標達成を促すものである。
彼の宇宙観は、電子の電荷に基づいた3D、4D、5Dの多次元モデルによって説明される。我々の住む3Dは電子が「負」であり困難を経験しやすいが、死後に移行する4Dでは電子が「中性」となりカルマが解消され、最終的に到達する5Dでは電子が「正」となり理想的な現実を体験するという。このモデルに基づき、死は恐怖の対象ではなく、より高次の意識状態への移行であり、転生はカルマ解消 のためではなく、全く新しい経験のために行われると結論付けている。
クレイマー氏の体験は、UFO体験者が高い割合でNDEを経験するという統計とも一致しており、彼が得た情報は神からではなく、「ザ・フィールド」または「統一圧力場」と呼ばれる、宇宙に遍在する生きた情報源から得られたものであると彼は考えている。
1. デヴォン・クレイマー氏の臨死体験(NDE)
1.1. 背景と経緯
デヴォン・クレイマー氏は、自身の臨死体験が2017年1月20日に起こったと述べている。当時、彼は腎不全や敗血症を含む重篤な病状にあり、約2年間にわたり22回も入退院を繰り返していた。体験当日、自宅で体調が急変し、コンピュータがシャットダウンするように身体機能が停止していく感覚に襲われ、911に通報した直後に意識を失った。
1.2. 体験の内容
意識を取り戻したクレイマー氏は、自身が時間の内側と外側に同時にいるような感覚を覚えた。彼の周りにはエネルギーのグリッドラインが見え、家の中のあらゆるものがエネルギーで構成されていることを視覚的に認識した。
- 時間の停止: リビングのテレビ画面は、大統領就任式のニュースを映したまま完全に静止していた。
- 声と自己認識: 当初、終末的な出来事が起きたのかと考えたが、「いや、これは君自身の問題だ」という声を聴き、自分が死んだことを悟った。
- 感情の変化: 死を認識した瞬間、圧倒的な慈悲、理解、愛、安心感に包まれた。それまで12年以上も広場恐怖症に苦しんでいたが、その瞬間に完全で満たされた感覚を得た。
- エネルギーの認識: 庭を動くウサギが、自らの意思ではなく、エネルギーによって「押されて」動いているのを視認した。
- 情報の洪水: 座って状況を整理しようとした瞬間、膨大な知識が流れ込んできた。クレイマー氏はこれを「読めない量子力学の専門書5冊分の情報が一度に与えられた」と表現している。
- 身体との離脱と巨大な扉: 意識が自身の身体から離れていることを確認した後、目の前に巨大な扉が出現し、その向こうから強烈な光が放たれているのを見た。彼は全身全霊でその扉に向かいたいという強い衝動に駆られた。
1.3. 帰還と身体的影響
扉に到達する直前、クレイマー氏は意識を取り戻した。目の前には救急隊員がおり、彼の身体機能はコンピュータが再起動するようにゆっくりと回復していった。後の検査で、彼が軽度の脳卒中と脳内出血を起こしていたことが判明し た。当時33歳であった。この体験後、彼は数ヶ月にわたりNDEで得た情報を書き留め、それを自身の生活に応用し始めた結果、腎臓機能の回復や広場恐怖症の克服など、劇的な変化を遂げた。
2. 「情報の洪水」:NDEで得られた知識
クレイマー氏がNDE中に受け取った「情報の洪水」は、彼がそれまで全く知らなかった高度な科学的・数学的概念を含んでいた。
- 知識の流入形態: 情報は、視覚的なイメージと、概念的な知識の直接的なアップロードの両方の形で与えられた。
- 視覚的情報: 「137649」(アルファ数)と「862350」(オメガ数)といった具体的な数字の羅列を見た。これらは後にボルテックス数学を学ぶことで、互いに9で完全に対応する数字のペアであることを理解した。
- 概念的知識: 「重力は引力ではなく、統一圧力場による『押す力』である」といった、従来の物理学の常識を覆す概念が直接理解された。
- 個人の変化: 数学が非常に苦手だったにもかかわらず、NDE後はこれらの複雑な数字や概念を容易に記憶し、応用できるようになった。
3. 宇宙の構造と数秘術:9の重要性
クレイマー氏の教えの中心には、数字「9」が持つ宇宙的な重要性がある。
3.1. 9という数字の意味
「9」は完成、始まりと終わり(アルファとオメガ)を象徴する極めて強力な数字であるとされる。この洞察に基づき、彼は「9Vibes」という活動を開始した。
3.2. 432日暦の提唱
現在のグレゴリオ暦は宇宙のサイクルと同期していないとし、数字の9に基づいた新たな暦体系を提唱している。
| 項目 | 提案される暦体系 |
|---|---|
| 1週間の日数 | 9日 |
| 1ヶ月の週数 | 4週 |
| 1ヶ月の日数 | 36日 (9日 × 4週) |
| 1年の日数 | 432日 (36日 × 12ヶ月) |
この432という数字は、宇宙の根源的な調和を示す重要な数であるとされている。
- 数秘術的調和: 4 + 3 + 2 = 9 となり、「9」に帰結する。
- 音楽との関連: バッハやベートーヴェンが楽器の調律に用いた周波数に関連する。
- 光速との関連: 432の2乗(186,624マイル/秒)は、NASAが合意した光の速度(186,282マイル/秒)とわずか342マイル/秒の差しかなく、極めて近い値である。
- 宇宙サイクルとの関連:
- 432日/年 × 5年 = 2,160年。この2,160という数字は、月の直径(マイル)と一 致する。
- 2,160年 × 12星座 = 25,920年。これは地球の歳差運動(春分点が黄道十二宮を一周する期間)の周期と完全に一致する。
この暦体系は、「上なるものは下なるもののごとし」という宇宙法則を体現しており、より自然な時間の流れに内面的に同調することを可能にするとされる。
4. 実践的応用:「36日間の旅」
クレイマー氏は、NDEで得た知識を日常生活で活用するための具体的な手法として「36日間の旅」を提唱している。これはニコラ・テスラが言及した「3、6、9の壮大さ」に基づいている。
4.1. 概要と目的
36日間のサイクルを通じて特定のパターンを宇宙に示すことで、ヒーリング、豊かさの実現、自己成長など、望む現実を創造・顕現させることを目的とする。
4.2. プロセス
このプロセスは、4つの要素(宣言、確約、行動、増幅)を、3、6、9の倍数の日に段階的に実行していく。
| 日 | 実行する要素 | 内容 |
|---|---|---|
| Day 1 | 宣言 (Declaration) | 36日間で達成したい目標を「私はこれを成し遂げる」と宇宙に宣言する。 |
| Day 3 | 宣言 + 確約 (Affirmation) | 宣言を読み上げ、目標に関連するアファメーションを唱える。 |
| Day 6 | 宣言 + 確約 + 行動 (Action) | 上記に加え、目標達成に繋がる具体的な行動を起こす。 |
| Day 9 | 宣言 + 確約 + 行動 + 増幅 (Amplification) | 上記に加え、その行動をさらに増幅させるような行為を行う。 |
この9日間のパターンを、12日目(1+2=3)、15日目(1+5=6)、18日目(1+8=9)と、36日間を通じて一貫して繰り返す。
4.3. パターンの確立
この手法の鍵は、一貫したパターンを確立することにある。人間が意識的・無意識的に特定のパターン(例えば「私には不安がある」という思考と行動)を繰り返すことで、不安という現実を固定化するのと同じ原理で、肯定的なパターンを確立することで、宇宙がそのパターンを模倣し、望む結果がもたらされる。
5. 現実の多次元モデル:3D, 4D, 5D
クレイマー氏は、我々が体験する現実は単一ではなく、電子の電荷によって定義される複数の次元から構成されていると説明する。
5.1. 電 子の電荷に基づく次元定義
- 3D(三次元):
- 電子の電荷: 負 (-)
- 特徴: 我々が現在いる物質世界。電子が負であるため、病気、貧困、怒りといったネガティブな事象を経験しやすい。これは、全ての種子がまず暗い土の中から始まるのと同じで、成長のための出発点である。3Dでの経験は、5Dで何を望むかを定義するために必要不可欠である。
- 4D(四次元):
- 電子の電荷: 中性 (0)
- 特徴: 臨死体験や体外離脱体験が起こる非物質的な空間。電子が中性であるため、物理的な抵抗が存在しない。ここでは時間が拡張され、ライフレビューなどを通じて人生のあらゆる疑問に対する答えや癒しが得られる。カルマはこの次元で完全に解消される。
- 5D(五次元):
- 電子の電荷: 正 (+)
- 特徴: 電子が正であるため、健康、幸福、豊かさを容易に経験できる、もう一つの物質世界。4Dで時間拡張が起こるため、3Dで生きていた愛する者たちも既に5Dに到達しており、再会は必然である。3Dでの経験を通じて望んだものが全て揃っており、宇宙との完全な調和の中でそれを享受する。