John Alexander : UFO と政府について語る
前置き
Jimmy Church の Youtube 番組(2025-08-26)に John Alexander が登場してあれこれ語っている。
要旨
UFO、意識、そして政府の秘密
この番組では、司会のジミー・チャーチが元陸軍大佐で博士号を持つジョン・B・アレクサンダー氏と対談しています。彼らはUFO、政府の秘密、意識、超常現象といった幅広いテーマについて議論しました。
アレクサンダー氏は、自身の広範な経験、アマゾンのシャーマンとの出会い、イルカとのテレパシー実験、リモートビューイングにおける先駆的な研究に触れています。特に、UFOの目撃情報が過去から現在にかけてどのように扱われてきたか、政府の機密保持の役割、そして意識が現象を理解する上での中心的な役割 について詳しく話しました。
彼らはまた、エイリアンの遺体や地球外生命体との接触に関する噂についても考察しましたが、アレクサンダー氏は、そのような主張を裏付ける直接的な証拠は見たことがないと強調しました。全体として、この対談は未知のものに対する探求、政府の透明性の欠如、そして人間の意識の無限の可能性というテーマを探求するものでした。
目次
- 前置き
- 要旨
- 概要
- John Alexander の経歴
- 初期の取り組み(1980年代)
- Roswell 事件
- カバー・アップの歴史と背景
- UFOと政府の秘密 : UFO に関する具体的事件・証言
- 現状(政府、議会、メディア)
- 意識と現象
- 3I/アトラス彗星
- レンドルシャムの森事件
- ホロマン空軍基地フィルム
- トワイニング・メモ
- Ben Rich との議論
- ET の遺体について
- Edward Teller との議論
- Eric Davis の「我々は UFO を所有している」という主張について
- 時系列
- 主要関係者
- コメント
- 情報源
- 文字おこし(話者識別)
概要
詳細ブリーフィングドキュメント:UFO、意識、そして政府の秘密
このブリーフィングドキュメントは、ジミー・チャーチとジョン B. アレクサンダーの「UFOs、意識、そして政府の秘密」と題されたポッドキャストの抜粋から得られた主要なテーマ、重要なアイデア、および事実をレビューします。
1. ジョン B. アレクサンダーの背景と信頼性
この会話の基盤は、ジョン B. アレクサンダーの広範かつ多様な経歴にあります。彼はUFO現象と意識研究の両方において特異な視点を提供しています。
- 学歴と軍歴: 彼はPhDを持ち、退役した陸軍大佐です。「Reality Denied」や「UFOs, Myths, Conspiracies, and Realities」などの影響力のある本の著者でもあります。1956年に陸軍に入隊し、1980年代には中佐の地位にありました。
- 異分野への探求: ジミー・チャーチは彼を「クレイジーなオープンマインド」を持 つ「並外れた現象の探求者」と評しています。彼は8つの大陸を訪れ、アマゾンやヒマラヤでシャーマンに会い、イルカとテレパシー実験を行い、精神運動や火渡りを実践しました。彼は国際遠隔視協会(International Remote Viewing Association)の創設理事であり、IANDSの元会長でもあります。
- 政府および科学機関との関わり: ロスアラモス国立研究所を退職し、陸軍科学委員会、外交問題評議会、NATOに貢献し、国防総省大学のシニアフェローを務めました。ハーバード、MIT、UCLAでエリザベス・キューブラー・ロス博士のもとで学びました。
- 個人的な信念: アレクサンダーは、UFOが「現実のものであり、非常に現実的な物理的意味で」存在すると信じています。彼のUFOに関する本の冒頭の行は「UFOは現実である」と述べています。
2. 政府のUFOへの関与と秘密保持
会話の主要なテーマの一つは、UFO現象に関する政府の過去および現在の秘密保持の性質と範囲です。
- ロズウェル事件: アレクサンダーは、1980年代に軍内部で「ロズウェルは現実であり、政府は何かを手に入れたが、どうしていいかわからず、情報を公開したいと考えていた」という共通の認識があったと述べています。彼は、陸軍、海軍、空軍、すべての三文字機関(CIAなど)、および航空宇宙産業から、最高機密のクリアランスを持つ人々を組織に集めました。彼らが当初期待したこととは異なる発見があったと彼は述べています。
- 政府機関の対応: アレクサンダーは、調査中に三文字機関のディレクターや副ディレクターと会った際、「(UFO現象は)必要条件ではない。我々はそんなことはしない」と彼らが言ったことを報告しています。しかし、そのうちの一人、三文字機関の司令官は「私がそれらを見たものについて話そう」と個人的な経験を共有しました。これは「個人的な関心と制度的責任」の違いを強調しています。
- 隠蔽工作の歴史: ジミー・チャーチは、ロズウェル事件が1980年まで公に議論されなかったこと、および1947年にCIAと空軍が創設された際、彼らが「隠蔽工作の技術を学んだ」ことに言及しています。しかし、アレクサンダーは「隠蔽工作は昔から行われている」と反論します。
- SDIと情報収集: アレクサンダーは、SDI(戦略防衛構想)のディレクターであるエイブラムソン将軍にUFOについて説明した経験を共有しています。将軍は当初「文字通りショックを受けていた」と述べられ、UFOについて何も知らなかったそうです。しかし、最終的には「何を探すべきかを教えてくれれば、アルゴリズムに入れる」と述べました。これは、当時の政府の最高レベルでさえ、UFO現象に関する組織的な知識が不足していた可能性を示唆しています。
- 「ディスクロージャー」の定義: アレクサンダーは、政府がUFOの存在を否定しているというのは「本当ではない」と主張しています。「彼らは長い間、UFOが現実であり、物理的なものがそこにあると言い続けてきた。何であるかは言っていないが、政府が全面的にその存在を否定してきたというのは、単に事実ではない」と彼は述べています。
3. UFO現象の複雑性と意識との関連
アレクサンダーは、UFO現象の単純な説明を拒否し、その根底にある複雑さと意識との深い関連性を強調しています。
- 現象の多様性: 「これは私たちが想像できるよりもはるかに複雑である」とアレクサンダーは述べています。彼はUFO、誘拐、火渡り、精神運動など、さまざまな現象が「すべて相互に関連している」と信じています。
- 人類の理解の限界: 彼は「私たちはまだそれを理解しようとする入り口にやっと立っている」と述べ、「UFOの本で、あなたはそれを理解していないだけでなく、適切な質問の仕方もまだわかっていない」と付け加えています。
- 超地球外説 (Ultra-terrestrial approach): アレクサンダーは、UFO現象を単なる地球外生命体(E.T.)として説明することに反対し、E.T.の説明が「あまりにも単純だ」として「超地球外説 (ultra-terrestrial approach)」を支持しています。
- 意識の役割: 人間の意識は、これらの現象全体に「横断的なピース」として存在するとアレクサンダーは考えています。彼は、「物理的なものは意識から生じる」という信念を表明し、マックス・プランクの考えを引用して「意識の背後に回ることはできない」と述べています。
- クリス・ブレッドソーの事例: アレクサンダーは、クリス・ブレッドソーとの自身の経験を共有しています。ブレッドソーが「彼 らが来たと思う」と言った数秒後に、明るいものが視界に飛び込んできて高速で飛び去ったというものです。この時間的な関係性が、現象と意識との間のつながりを示唆しています。遮蔽された部屋にいるクリス・ブレッドソーが外の出来事を認識できたという「Beyond Skin」プログラムの実験は、電磁気的ではない、より根本的なレベルでの接続を示唆しています。
4. 現在の状況と将来への展望
ポッドキャストは、現代のUFOに関する議論、政治的側面、および潜在的な未来に触れています。
- 政治的「クリプトナイト」: アレクサンダーは、UFO問題が政治的な「クリプトナイト」であり、議員が再選を優先するため、この問題に公に取り組むことに消極的であると指摘しています。かつてこの問題に関心を示したクレイボーン・ペル上院議員は、メディアによって「UFO愛好家」として嘲笑されました。
- デビッド・グラッシュの証言: アレクサンダーはデビッド・グラッシュの議会証言を認識していますが、それが「政治的にクリプトナイト」であり、世論に広範な影響を与えなかったと見ています。彼は、グラッシュのような「内部告発者」でさえ「私は見たことがないが、この方向を指す情報を開発した」と述べていることに注目しています。
- 「エイリアン遺体」の噂: ジミー・チャーチは、キト・グリーン博士のような信頼できる人物がエイリアンの遺体や解 剖の証拠を見たという噂についてアレクサンダーに尋ねます。アレクサンダーは「その話はすべて聞いたことがある」が、「私が見たことはない」と答えています。
- オウムアムア(AI Atlas): チャーチとアレクサンダーは、地球に接近し、独自の光を生成すると言われる恒星間天体オウムアムア(3I Atlas)について議論します。アレクサンダーは、それが人工物である可能性は「非常に低い」が、「理論的な可能性の範囲内では確かにある」と述べています。独自の光を生成するという報告は、この現象の複雑さをさらに高めます。
- ディスクロージャーの影響: 両者は、UFOが405フリーウェイに着陸するような公のディスクロージャーが、最初はショックを引き起こすものの、日常の生活に大きな変化をもたらさないという点で同意しています。「人々は『早くそのものをフリーウェイからどけてくれ』と言うだろう。私は家に帰らなければならないんだ」とチャーチは述べています。しかし、チャーチは、意識の側面が人類の「フレームワークを変える」と信じています。
- 時間の概念の再考: アレクサンダーは、「時間の理解が間違っている」と述べ、過去、現在、未来が「すべて同時に起こっている」という理論が、遠隔視における予知能力と遡及能力によって支持されていると述べています。
結論として、 このブリーフィングは、ジョン B. アレクサンダーの豊富な経験を通じて、UFO現象が単なる未確認飛行物体以上の、深遠かつ多次元的な性質を持つことを示唆しています。
政府内の複雑な情報伝達、現象の解釈における個人の経験と制度的責任の違い、そして人間の意識がこ れらの謎めいた出来事の中心的な要素であるという考えが、主要なテーマとして浮上しています。アレクサンダーは、私たちはまだこの現象の真の性質を理解し始める段階にあり、既存の枠組みでは捉えきれない、より複雑な現実が存在すると強く主張しています。
John Alexander の経歴
「UFOs、意識、そして政府の秘密」という文脈において、情報源はジョン・B・アレクサンダーの経歴について以下の点を述べています。
学歴と専門分野:
- ジョン・B・アレクサンダーは博士号(PhD) を持っています。
- 彼は意識研究の先駆者であり、超常現象の探求者です。
- 彼はハーバード、MIT、UCLAでエリザベス・キューブラー= ロス博士のもとで学びました。
- 彼は「UFOsは私たちが想像できる以上に複雑である」と述べており、また「UFOsに関する本で、UFOsは物理的に非常に現実的な意味で実在する」と書いています。
- 彼の見解では、UFO、誘拐、ファイヤーウォーキング、サイコキネシスなど、さまざまな現象が相互に関連しており、人間の意識がそれらすべてに共通する要素であると考えています。彼はまた、「物理的なものは意識から生まれる」という基本的な信念を持っています。
キャリアと経験:
- 彼は退役した陸軍大佐であり、1956年に陸軍に入隊しました。
- 彼はロサンゼルス国立研究所を退職し、陸軍科学委員会、外交問題評議会、NATOに貢献し、国防総省大学のシニアフェローを務めました。
- 彼は8つの大陸を訪れ、アマゾンやヒマラヤでシャーマンに会い、イルカとテレパシー実験を行い、サイコキネシスやファイヤーウォーキングを実践しました。また、彼は国際リモート・ビューイング協会の創設理事の一人であり、IANDSの元会長でもあります。彼は「UFOs、神話、陰謀、現実」や「リアリティ・ディナイ」など、いくつかの影響力のある本の著者でもあります。
UFOおよび政府の秘密に関する関与:
- アレクサンダーは1947年からUFOに関心を持っており、10歳の時にUFOについてラジオで話したことがあ ります。
- 1980年代には、彼は陸軍中佐として、UFOのトピックに関心を持ち、最高機密のSCIレベルの機密保持資格を持つ陸軍、海軍、空軍、情報機関(スリーレター機関)、航空宇宙産業の関係者を集めてグループを設立しました。
- このグループの当初の目的は、ロズウェル事件が実在し、政府がその情報を秘密にしているという前提で、情報を公開する方法を見つけることでした。
- しかし、彼らが発見したことは「当初の予想とは全く異なっていました」。彼は、「誰も岸辺を見張っていなかった」と述べ、多くの高官が個人的なUFO体験を持っていたにもかかわらず、機関としての責任はなかったと指摘しています。
- 彼によると、国防総省は国家を防衛する責任があるため、冷戦のような地政学的状況の文脈でUFOの問題を見る必要があります。
- 彼はレンデルシャム事件を「絶対に現実の」お気に入りのケースと見なし、時間が経つにつれてさらに強力になる稀なケースであると述べています。
- 彼はロズウェル事件についても言及し、「何らかの出来事があったことは誰もが認めるが、何が起こったのかが大きな疑問である」と述べています。
- 彼はベン・リッチやエドワード・テラーといった高官とUFOについて話し合いましたが、彼らが墜落したUFOを所有しているという直接的な兆候は得られませんでした。エドワード・テラーは、彼らが「間違った分野を探している」と述べました。
- 彼はまた、SDIのディレクターであったエイブラムソン将軍にUFOに関す るブリーフィングを行った経験があり、将軍は当初この話題に「文字通り衝撃を受けた」と述べています。将軍は最終的に「何を捜すべきか教えてくれれば、アルゴリズムに入れる」と述べたものの、「この件には手を出せない」と断りました。これは、国防総省内での予算と政治的リスクのためでした。
- アレクサンダーは、政府がUFOの存在を否定しているわけではないと主張しています。むしろ、「UFOは実在する物理的なものである」と長年言っており、UFOコミュニティが「イエス」を答えとして受け入れないだけだと述べています。
- 彼は、デイビッド・グルッシュの議会証言やジョー・ローガンの番組でのルーナの発言など、現在の政府のUFOへの取り組みについては懐疑的であり、政治的な「票にならない問題」であると考えています。
- アレクサンダーは、クリス・ブレッドソーとの個人的な目撃体験について語っており、ブレッドソーがUFOを呼び出す能力に感銘を受け、意識と現象との関連性を強調しています。彼の経験は、UFO現象が電磁気的なものではなく、より根本的なものであることを示唆していると考えています。
初期の取り組み(1980年代)
「UFOs、意識、そして政府の秘密」という文脈において、情報源はジョン・B・アレクサンダーの初期の取り組み、特に1980年代について、以下の点を述べています。
1980年代の軍内での役割とUFOへの関心:
- ジョン・B・アレクサンダーは1956年に陸軍に入隊し、1980年代にはすでに陸軍中佐の地位にありました。彼は退役した陸軍大佐でもあります。
- 彼のUFOへの関心は1947年に10歳でUFOについてラジオで話したことに遡り、この長年の関心は彼が軍に入隊してからも継続されました。
極秘グループの設立と目的:
- 1980年代、彼は陸軍中佐として、UFOのトピックに関心を持つ人々を集めてグループを設立しました。
- このグループのメンバーは、陸軍、海軍、空軍に加え、情報コミュニティのすべての三文字機関(スリーレター機関)、および航空宇宙産業から集められました。
- 参加者には、トピックへの関心があり、最高機密(Top Secret)およびSCI(Sensitive Compartmented Information)レベルの機密保持資格を持つことが求められました。
- このグループの当初の目的は、「ロズウェル事件は実在し、政府は何か(UFO)を手に入れており、それに対して何をすべきかわからず、情報を公開したいと考えている」という前提のもと、その情報を公開する方法を見つけることでした。
予想とは異なる発見:
- しかし、彼らが発見したことは「当初の予想とは全く異なっていました」。アレクサンダーは、「誰も岸辺を見張っていなかった」と述べています。
- 多くの高官(彼が面談した三文字機関の局長や副局長レベルの人物を含む)が個人的なUFO体験を持っていたにもかかわらず、機関としてのUFOに対する責任は存在しませんでした。彼らは「我々はそれをしない。要件もない」と答えたとされています。
- アレクサンダーは、個人の関心と組織の責任の違いを強調しています。個人的に興味を持つ高官は多くいましたが、国防総省のような機関としてUFO問題に取り組む責任はなかったというのです。
軍上層部の反応と政治的優先事項:
- 彼がこの活動について上司である三つ星および四つ星将軍に報告した際、彼らは「面白い」と反応し、活動を止めさせたり罰したりすることはありませんでした。むしろ、四つ星将軍は「何か手伝えることはあるか」と尋ね、紹介状を提供しました。これは、彼が他の秘密プログラムで経験した「座って黙れ」 という反応とは対照的でした。
- 彼は、政府がUFOの存在を否定しているのではなく、何を開示すべきか分からなかったと考えています。冷戦の文脈において、国防総省の主な責任は国家を防衛することであり、UFOは彼らにとって差し迫った脅威や優先事項ではありませんでした。
- 彼が関与した理論グループでは、参加機関が情報をもたらすことが期待されましたが、実際には「これはあなたの管轄だと思っていた」というような責任のなすりつけ合いが見られたと回想しています。このグループは、ノーノート(議事録を取らない)のルールがありました。
これらの初期の取り組みは、アレクサンダーがUFO現象の複雑さを理解し、「UFOsは私たちが想像できる以上に複雑である」、そして「物理的なものは意識から生まれる」 という彼の信念の基盤となりました。彼の経験は、政府内のUFO現象に対する組織的な対応の欠如と、高官たちの個人的な関心との乖離を明確に示しています。
Roswell 事件
「UFOs、意識、そして政府の秘密」というより大きな文脈において、情報源はロズウェル事件について以下の点を述べています。
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アレクサンダーの初期の取り組みと「ロズウェル」:
- ジョン・B・アレクサンダーは1980年代に陸軍中佐として、UFOに関心を持つ高官を集めてグループを設立しました。
- このグループの当初の目的(going in position)は、「ロズウェルは実在し、政府は何か(UFO)を手に入れており、それに対して何をすべきかわからず、情報を公開したいと考えている」という前提で、その情報を公開する方法を見つけることでした。
- しかし、彼らが発見したことは「当初の予想とは全く異なっていました」とアレクサンダーは述べています。彼は「誰も岸辺を見張っていなかった」と結論付けています。
- 多くの高官が個人的なUFO体験を持っていたにもかかわらず、彼らの所属機関にはUFO問題に対処する責任がありませんでした。これは「個人の関心と機関としての責任」の違いを浮き彫りにしています。
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事件の現実性と情報の隠蔽:
- アレクサンダーは、ロズウェルで「何らかの出来事が起こったことは誰もが認める」が、「何が起こったのかが大きな疑問である」と述べています。
- ジミー・チャーチは、ロズウェルが1947年のロズウェル・デイリー・レコード紙の報道以降、1980年に再浮上するまで、メディアや書籍でほとんど言及されなかったことを指摘し、「本当の隠蔽」があったと示唆しています。
- アレクサンダーは、1947年の陸軍飛行場からのプレスリリースが、第二次世界大戦直後でニューメキシコ州に極秘技術が集中していた状況を考えると、上層部の承認なしに出された可能性があると推測しています。彼は、「超極秘のものが存在したのは全く真実だ」と述べています。
- ロズウェルからの物質がダラス/フォートワース、そしてライトフィールドに運ばれたとされていることに対し、アレクサンダーは、もしそれが本当に重要なら、当時世界最高峰の頭脳が集まっていたロスアラモスやサンディアには向かわなかったと指摘しています。
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高官との議論と情報の欠如:
- アレクサンダーは、スクワークスのベン・リッチや「水爆の父」エドワード・テラーといった非常に高いレベルの人物とロズウェルやUFOについて議論しました。
- テラーは彼に「間違った分野を探している」と述べ、秘密のプログラムが理由ではないと示唆しました。アレクサンダーのグループは、もしロズウェルが本当なら、エネルギーに関する世界最高の専門家であるテラーはその情報を知っているはずだと考えていましたが、彼からそのような兆 候は得られませんでした。
- アレクサンダー自身は、エイリアンの遺体や墜落した宇宙船の証拠を個人的に見たことはないと明言しており、キット・グリーンやエリック・デイビスのような同僚がそのようなものを見たと主張している話は「全て聞いた」が、彼自身の「第一級のデータは彼らのものとは異なる」と述べています。
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冷戦時代の優先事項と政治的リスク:
- アレクサンダーは、国防総省が国家防衛の責任を負っており、冷戦という地政学的な状況がUFO問題への対応に影響を与えたと強調しています。当時はソビエト連邦との核兵器開発競争が主な焦点であり、UFOは優先事項ではありませんでした。
- 過去の事実(75~80年間接触があり、宇宙船や「小さなグレイのエイリアン」が保管されていること)を開示することは、政治的に「はるかに危険」であるとアレクサンダーは指摘しています。
総じて、ロズウェル事件は、政府がUFOについて何かを隠しているという一般的な認識と、実際の政府機関の複雑で優先順位が異なる現実との乖離を示す、ジョン・B・アレクサンダーのUFOと政府の秘密に関する見解の形成において重要な役割を果たしています。
カバー・アップの歴史と背景
「UFOと政府の秘密」というより大きな文脈において、これらの情報源は、カバーアップの歴史と背景について、多角的で複雑な視点を提供しています。ジョン・B・アレクサンダーの経験と見解を中心に、以下の点が挙げられます。
1. ロズウェル事件の初期の「本当の隠蔽」と情報の欠如(1940年代~1980年代)
- ジミー・チャーチは、1947年のロズウェル・デイリー・レコード紙の報道以降、ロズウェル事件が1980年に再浮上するまで、メディアや書籍でほとんど言及されなかったことを指摘し、これを「本当の隠蔽」と表現しています。
- アレクサンダーは、1947年の陸軍飛行場からのプレスリリースが、第二次世界大戦直後でニューメキシコ州に極秘技術が集中していた状況を考えると、上層部の承認なしに「ただ出てしまった」可能性があると考えています。彼は「超極秘のものが存在したのは全く真実だ」と述べていますが、それがUFOの残骸 であったかどうかは明言していません。
- 彼の1980年代の初期のグループは、「ロズウェルは実在し、政府は何かを手にしており、情報を公開したいと考えている」という前提で活動を開始しました。しかし、彼らが発見したことは「当初の予想とは全く異なっていました」と述べています。
2. 組織的な「隠蔽」の欠如と優先順位のずれ(1980年代以降)
- アレクサンダーは、彼の調査から「誰も岸辺を見張っていなかった(nobody was minding the shore)」と結論付けています。これは、UFO問題に対する組織としての責任や対応が欠如していたことを意味します。
- 彼が面談した多くの高官(三文字機関の局長や副局長レベルの人物を含む)は、個人的なUFO体験を持っていたにもかかわらず、その機関としては「我々はそれをしない。要件もない」と答えました。アレクサンダーは、「個人の関心と機関としての責任」の違いを強調しています。
- 冷戦という地政学的な状況下で、国防総省の主な責任は国家を防衛することであり、UFOは彼らにとって差し迫った脅威や優先事項ではありませんでした。したがって、大規模な組織的隠蔽というよりは、優先順位の低さが実態であったと彼は見ています。
- 彼は、政府がUFOの存在を否定しているのではなく、何を開示すべきか分からなかったと考えています。
3. 「カバーアップ」としての機密技術の隠蔽と政治的リスク
- A-12プロトタイプ(SR-71の前身)が「火を噴いた」事件では、軍はUFOの物語を利用して、自分たちの極秘プロジェクトを隠蔽することを「喜んで」行いました。これは、UFOという概念が地球上の機密技術を覆い隠すための煙幕として機能した例です。
- ツワイニング覚書は、UFOが「幻覚ではない、現実の出来事」であることを軍内部向けに認めたものの、「墜落したものを手に入れた」とは述べませんでした。これは、情報の部分的な開示と重要な事実の意図的な省略を示唆しています。
- アレクサンダーは、過去の事実(例えば「75~80年間接触があり、宇宙船や小さなグレイのエイリアンが保管されている」)を開示することは、政治的に「はるかに危険」であると述べています。これは、もしそのような情報が隠蔽されていたとすれば、その隠蔽を維持する動機が非常に大きいことを示唆しています。
- UFO問題は「中道アメリカではクリプトナイトに近い」と表現されており、政治家がこの問題に取り組むことは、選挙での再選において不利に働く可能性がありました。この政治的スティグマが、政府機関によるUFO問題への真剣な関与を阻害し、結果として情報が表面化しない原因となっていました。
4. アレクサンダー自身の「証拠の欠如」
- アレクサンダー自身は、エイリアンの遺体や墜落した宇宙船の証拠を個人的に見たことはなく、そのような主張をする同僚(キット・グリーンやエリック ・デイビスなど)の話は「全て聞いた」が、彼自身の「第一級のデータは彼らのものとは異なる」と明言しています。これは、もし大規模な隠蔽が存在するとしても、それが極めて高度に区分化されており、彼のような高位のインサイダーでさえその核心に触れることはできなかったことを示唆しています。
結論として、情報源は、ロズウェル事件のような特定の出来事における初期の「隠蔽」があったことを認めつつも、政府全体としてのUFOに関する大規模で組織的な「嘘や欺瞞」というよりは、機関としての責任の欠如、冷戦という国家防衛の優先事項、政治的リスク、そしてUFOの物語を別の秘密を隠すために利用する戦術が、カバーアップの背景と歴史を形成してきたと示唆しています。アレクサンダーの視点は、政府内でのUFO現象への対応が、一般に想像されるような単一の巨大な陰謀ではなく、より複雑で分散した現象であったことを強調しています。
UFOと政府の秘密 : UFO に関する具体的事件・証言
「UFOと政府の秘密」というより大きな文脈において、情報源はUFOに関する数多くの具体的事件や証言について言及しており、ジョン・B・アレクサンダー中佐の長年の経験と見解を通じて、政府の対応の複雑さと透明性の欠如を浮き彫りにしています。
以下に、情報源で言及されている主要な事件と証言をまとめます。
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ロズウェル事件 (1947年):
- アレクサンダーのグループは1980年代に、「ロズウェルは実在し、政府は何か(UFO)を手に入れており、情報を公開したいと考えている」という前提で活動を開始しました。しかし、彼らの発見は「当初の予想とは全く異なっていました」。
- ジミー・チャーチは、1947年の新聞報道以降、1980年に再浮上するまでロズウェルがメディアでほとんど言及されなかったことを指摘し、「本当の隠蔽」があったと示唆しています。
- アレクサンダーは、ロズウェルで「何らかの出来事が起こったことは誰もが認める」が、「何が起こったのかが大きな疑問である」と述べています。
- 彼は、1947年のプレスリリースが、極秘技術が集中していたニュー メキシコ州の状況を考えると、上層部の承認なしに「ただ出てしまった」可能性を指摘しています。「超極秘のものが存在したのは全く真実だ」とも述べています。
- ロズウェルからの物質がロスアラモスやサンディアではなく、ダラス/フォートワースやライトフィールドに運ばれたとされることに対し、アレクサンダーは、もし本当に重要なら世界最高峰の頭脳が集まる場所に行かなかったのは疑問だと指摘しています。
- エドワード・テラー(「水爆の父」)は、UFOについてアレクサンダーと議論した際、「間違った分野を探している」と述べ、秘密のプログラムが理由ではないと示唆しました。アレクサンダーは、もしロズウェルが本当ならテラーはその情報を知っているはずだと考えていましたが、「そのような兆候は得られなかった」と述べています。
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ケネス・アーノルドの目撃談 (1947年):
- アレクサンダーは、10歳の時にUFOについて話した経験を語り、それが「UFOが最初に一般に認知され始めた頃」だと述べています。チャーチはアーノルドがロン・ジョン・ネヴィルの番組によく出演していたと述べています。
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1952年のワシントンD.C.におけるUFO騒動:
- チャーチは、ロズウェル、ケネス・アーノルド、そして1952年のD.C.での出来事が相次いで起こったことを挙げ、当時の開示の可能性に言及しています。
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ツワイニング覚書 (Twining Memo):
- アレクサンダーは、この覚書がUFOが「幻覚ではない、現実の出来事」であることを軍内部向けに認めた「重要な問題」であったと考えています。
- しかし、覚書は「我々はそれらのうちの一つ(墜落したUFO)を手に入れた」とは述べていません。
- スタン・フリードマンは、この文書を「本物であると断言できる唯一の文書」と評しています。
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レンドルシャムの森事件 (Rendlesham Forest Incident):
- アレクサンダーは、これを「素晴らしい事件」であり、「絶対に本物」だと評価しています。
- ベントウォーターズ基地が当時ヨーロッパで唯一の核兵器貯蔵エリアであったため、「多くの政治的機密性」があったと指摘しています。
- 彼は、多くのケースが時間とともに曖昧になるのに対し、レンドルシャムは「時間とともに強くなる」ケースだと述べています。
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ホロマン空軍基地/A-12プロトタイプ:
- ホロマンでのUFO/ETとの接触の噂に対し、アレクサンダーは故ビル・コールマン(空軍広報部長)から直接聞いた話として、それはA-12プロトタイプ(SR-71の前身)の火災事故であり、軍がUFOの物語を利用して極秘プロジェクトを隠蔽したことを示唆しています。
- エイベンジャーが言及した「ターバンを巻いた、灰色の肌で大きな鼻を持つET」が登場する映像の件については、アポロ11号 の宇宙飛行士が微生物への懸念から隔離された例を挙げ、そのようなETが簡単に対面するとは考えにくいという懐疑的な見方を示しています。
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アイゼンハワー大統領とETの会合の噂:
- アレクサンダーは、ホロマンの件と同様に、微生物への懸念からそのような会合があったとは考えにくいという立場です。
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ジム・セメルバン (CIA長官):
- アレクサンダーは、CIAの元長官が「アブダクティー(誘拐体験者)」であることを認め、高レベルの人物にも個人的なUFO体験があることを示唆しています。
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クリス・ブレッドソーの体験:
- アレクサンダーは、クリス・ブレッドソーの「呼びかけ」によって物体が出現する現象に言及し、自身もブレッドソーと彼の娘エミリーと共に現場に行った際、「何かが視界に飛び込んできて、明るく、そしてあっという間に消え去った」のを目撃したと語っています。
- PSIゲームで、アレクサンダーとチャーチを含む約100~200人が、クリスと共に「カーリーキュー(曲がりくねった飛行)」を行う物体を肉眼で目撃したことも語られています。
- これらの体験は、「意識」とUFO現象の関連性を示唆しているとされています。
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デビッド・グラッシュの議会証言:
- グラッシュが議会で「非常に素晴らしい話」を証言したことに対し、アレクサンダーは、議員の多くが情報にアクセスできないことに「驚いていない」と述べています。
- 彼は、UFO問題が「投票の争点ではない」ため、議会が積極的に関与しない理由を説明しています。
- グラッシュの証言は「政治的にクリプトナイト」であり、「大きなニュースになる可能性があったが、勢いを失った」と考えています。
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ベン・リッチ(スカンクワークス)の引用:
- リッチの「ETを家に連れて帰れる技術がある」という引用について、アレクサンダーはリッチが個人的な友人であったことを明かし、リッチから「推進システムとステルスに関する欲しいものリスト」について聞いたと述べています。
- リッチが嘘をついていた可能性も認める一方で、アレクサンダーは彼がエイリアンの乗り物を持っていることを直接認めることはなかったと示唆しています。
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ウィルソン・メモ:
- このメモには、後方提督ウィルソンが西部の企業(スカンクワークスと推測される)で「飛行可能なクラフトを所有しているが、まだ飛行できない」と告げられたという内容が含まれています。
- アレクサンダーは、これについて個人的な知識はないが、「現在出てきている情報と整合性がある」と述べています。
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エイリアンの遺体と回収された宇宙船:
- 長年にわたる「氷漬けのエイリアン」や「墜落した宇宙船」の噂について、アレクサンダーは「同じ話を聞いている」と認めつつ、「現物を見せてほしい」と述べています。
- 彼は、キット・グリーンやエリック・デイビスのような同僚がそのような証拠を見たという話は「全て聞いた」が、彼自身の「第一級のデータは彼らのものとは異なる」と明言しています。
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キット・グリーンとエリック・デイビスの証言:
- キット・グリーンがロズウェルの検死写真やフィルムを見たと主張していることに対し、アレクサンダーはグリーンを「非常に知的で信頼できる」人物として尊重しつつも、自身がそれを見たことはないと述べています。
- エリック・デイビスがニューヨーク・タイムズの記事で「この地球のものではない空飛ぶ円盤を所有している」と引用されたことについても、アレクサンダーは彼ら自身が説明すべきだとし、自身はその種の情報に触れていないと述べています。
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ゲイリー・ノーラン:
- アレクサンダーは、ゲイリー・ノーランが「ETがここにいる、そしてずっとここにいた」と主張する人物であり、個人的に会って「それをやった」と語った人物に会った唯一の人だと述べています。他の証言は「友人の友人」の話ばかりだと対比しています。
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ディーン・チャック(Dean Chuck)とエイブラムソン将軍(SDI):
- ディーン・チャック(戦略防衛構想の技術部長、後に国家情報官)やエイブラムソン将軍(SDIの責任者)といった高官たちは、広範なセンサーデータにアクセスできたはずですが、アレクサンダーがUFOについてブリーフィングした際、彼らは知らなかったか、または話題にすることを拒否したことを示唆しています。これは、組織的な隠蔽ではなく、情報が分散しているか、優先順位が低いことを示唆する例として挙げられています。
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ルナ議員のコメント:
- ルナ議員がジョー・ローガンの番組で「地球のものではない」と発言したことについて、チャーチは彼女が「手加減せずに語った」と評価していますが、アレクサンダーは政治的な側面についてコメントを避けています。
これらの具体的な事件や証言は、UFO現象をめぐる政府の秘密が、単純な隠蔽工作ではなく、情報の断片化、組織間の責任の欠如、政治的な考慮、そして冷戦などの地政学的優先事項によって形成されてきたというアレクサンダーの見解を裏付けています。彼は、高レベルの役人でも個人的なUFO体験を持つ一方で、その機関としてはUFO問題に対応する義務を感じていなかったというジレンマを強調しています。