Jason Reza Jorjani Ph.D : ナチスの UFO 技術、VRIL、Thule 協会、19世紀末の謎の飛行船、NIMSA…等々を語る




前置き
「UFO and ナチス」に絡んだ、いわゆる陰謀論的な話題が網羅的に取り上げられている。
Jason Reza Jorjani Ph.D のこの動画での話題は、事実とその事実を元に大きく膨らませた憶測が渾然一体となって混じり合っている。
それゆえ、技術開発や科学研究の現場を知らないと(=肌感覚でわかっていないと)、あらぬ妄想―― Tesla の技術が、反重力装置が、Fhiladelphia 実験が、Montauk 計画が、Looking Glass が、タイムマシンが、TR-3B が、火星基地が、SSP が、太陽系艦隊が…等々が既に実用化されているのだ ――に突っ走ることとなる。
つまり、具体的な科学的根拠がごっそり欠落しているので、この動画で語られている憶測部分を真に受けるべきではない。とはいえ、こういう SF 的な捉え方(= Richad Dolan の Breakaway Civilization という主張)ですら「UFO 界隈では半ば常識化している」ということを理解するの も重要。
要旨
離脱文明の概念とナチスの遺産
この資料は、Jeffrey Mishlove博士が司会を務め、Jason Reza Jorjani博士をゲストに招いた「The Breakaway Civilization with Jason Reza Jorjani」と題された動画の文字起こしの一部です。二人は、UFO現象を説明するためにUFO研究家のRichard Dolanが提唱したブレイクアウェイ文明という概念について議論しています。
Jorjani博士は、この文明は米国の軍産複合体内の科学的・技術的ブレークスルーによって形成され、ナチスドイツの残党やファシストのイデオロギーに深く関わっている可能性があると示唆しています。
彼らは、H.G. Wellsの小説、第二次世界大戦後のナチス科学者の統合(ペーパークリップ作戦)、そしてJames Bondや『ツイン・ピークス』のような大衆文 化における関連する暗示に至るまで、この概念の歴史的・文化的ルーツを探っています。
Mishlove博士は、Jorjani博士のキャリアが彼が批判するファシストの組織と関連付けられた中傷的告発によって損なわれたと指摘し、議論を締めくくっています。
目次
- 前置き
- 要旨
- 全体俯瞰
- 影の同盟:ナチスの遺産と戦後アメリカの誕生
- ホワイトペーパー:影の帝国――20世紀の歴史を形成した秘密結社、金融ネットワーク、そしてナチスの遺産
- エーテル・ヴリル (Vril) の概念
- 資金調達と産業支援
- 情報機関の融合
- ナチスの影響が組み込まれた構造
- NIMSA(Airship Pursuit and Exploration Project Office) との繋がり
- ナチスの先端技術プロジェクト
- 情報源
- 文字起こし(話者識別)
全体俯瞰
離脱文明の謎とナチスの遺産:ジェイソン・レザ・ジョルジャニ博士によるブリーフィング
要旨
ジェイソン・レザ・ジョルジャニ博士が提唱する中心的なテーマは、主流社会と並行して、高度な技術力を持つ秘密の「離脱文明」が存在するというものである。この文明はナチスのイデオロギーと人材に深く根ざしており、UFO現象の大部分を説明しうる可能性を秘めている。
その起源は19世紀のプロイセン・ナショナリズムに遡り、J.P.モルガンやロックフェラー家といったアメリカのコーポラティストからの資金援助を受けていたとされる。第二次世界大戦後、この文明は「ペーパークリップ作戦」によってアメリカに流入したナチスの科学者や、CIA設立時に統合されたナチスの諜報機関(ゲーレン機関)によって、その能力を飛躍的に増大させた。
ジョルジャニ博士の核心的な主張は、1947年のUFO目撃多発事件が、戦後も生き延びたナチスの国際的ネットワークによる巧妙な心理戦争であったという点にある。この作戦の目的は、アメリカを欺いて、説明責任を負わない強力な軍産複合体を設立させ、その内部からこの組織を掌握することにあった。結果として、ファシスト的エートスを持つこの離脱文明は、アメリカ政府の民主的統制から完全に独立して活動しており、世界、特にアメリカ合衆国にとって長期的な脅威となっていると結論づけられる。