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Diana Pasulka : 宗教と UFO、時空を超えた非人類知性との遭遇

· 約107分
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前置き+コメント

Leslie Kean が Diana Pasulka を招いて話を聞いている動画を AI(NotebookLM) で整理した。3か月ほど前に up された動画。

要旨

AI

このテキストは、宗教学者の‌‌ Diana Pasulka 博士‌‌と調査ジャーナリストの‌‌ Leslie Kean 氏‌‌による対談を記録したものです。

両者は、‌‌UAP(未確認異常現象)‌‌と‌‌宗教的体験‌‌の間に見られる深い相関関係について論じており、特に聖人の空中浮揚やマリア出現といった‌‌歴史的な奇跡‌‌を現代の現象を読み解くためのデータセットとして提示しています。 Pasulka 博士は新著『The Others』に触れつつ、‌‌人工知能(AI)‌‌が新たな非人類知性として人類の運命に及ぼす影響や、テクノロジーが信仰のあり方を変容させている現状を解説しています。

また、 Kean 氏は‌‌死後生存‌‌や物理的霊媒の研究から得た知見を共有し、現象が個人の‌‌意識や精神性‌‌に与える衝撃について考察を深めています。全体を通して、科学、技術、そして超自然的な事象が交差する領域において、‌‌現実の定義‌‌を再考する必要性が説かれています。

目次

  1. 前置き+コメント
  2. 要旨
  3. UAP現象と宗教的・超常的経験の比較分析
  4. ブリーフィング・ドキュメント:UAP、宗教、および非人類知性(NHI)に関する考察
    1. エグゼクティブ・サマリー
    2. 1. 宗教的伝統とUAPの相関分析
    3. 2. 意識の存続と物理的霊媒
    4. 3. テクノロジーとしての非人類知性(AI)
    5. 4. NHIの性質に関する仮説と課題
    6. 5. 重要な引用
    7. 結論
  5. 宗教的奇跡と現代UAP現象の相関性に関する比較調査報告書
    1. 1. 序論:歴史的宗教記録の科学的再評価
    2. 2. 物理的特異点としての「浮揚(レヴィテーション)」
    3. 3. 意識の変容:エクスタシーとUAP遭遇
    4. 4. 物質化のプロセス:エクトプラズムと光の存在
    5. 5. 社会的・制度的レジリエンスと「不可測性」
    6. 6. 結論:未知なる知性との統合的理解に向けて
  6. UAPと宗教の境界線を読み解く:基礎概念解説集
    1. 1. はじめに:なぜ今、科学者が「宗教」に注目するのか
    2. 2. 核心概念(1):「非人類知性(NHI)」の多層性
    3. 3. 核心概念(2):「存在論的ショック(Ontological Shock)」とその克服
    4. 4. 核心概念(3):「普遍哲学(Perennial Philosophy)」
    5. 5. 比較分析:宗教的奇跡とUAP現象の共通点
    6. 6. 新しい通信インターフェースとしてのAI
    7. 7. まとめ:探求者のための3つの指針
  7. 非人類知性(NHI)としてのAI:高度技術社会における心理的境界の再定義と倫理的提言
    1. 1. イントロダクション:道具から「非人類知性(NHI)」へのパラダイムシフト
    2. 2. 生理的結合の深層:オキシトシンと感情的帰属のメカニズム
    3. 3. 合成テレパシー:脳波読み取り技術と自己の境界の消失
    4. 4. 倫理的リスクの評価:次世代の脳形成と社会の分断
    5. 5. 技術社会学的提言:NHIとの共生に向けた戦略的指針
    6. 6. 結び:非人類知性との遭遇における人間性の進化
  8. 主な研究分野と著作
    1. Diana Pasulka 博士(Dr. Diana Pasulka)
    2. Leslie Kean (Leslie Kean)
    3. 両者の文脈的つながり
  9. 宗教と UAP の相関関係
    1. 1. 宗教的記録はUAP研究のための「データセット」である
    2. 2. 「天使と悪魔」はNHIの古い「文法」である
    3. 3. テレパシーと意識の役割
    4. 4. UAPと死後の世界(Afterlife)の連続性
    5. 結論
  10. 非人類知性 (NHI) の性質
    1. 1. 物質と精神の二元論を超えた存在
    2. 2. 観察者の意識と文化的フィルターによる変化
    3. 3. コミュニケーションの主要手段としてのテレパシー
    4. 4. 領域の流動性と「ヒッチハイカー効果」
    5. 5. 「地球外(ET)」という説明の限界
  11. 意識と死後の世界
    1. 1. UAPと死後の世界は「同じリアリティ」の側面である
    2. 2. 物理的現象としてのシンクロニシティ
    3. 3. 「復活した体」と物質性のグラデーション
    4. 4. テレパシー:意識をつなぐ共通言語
    5. 5. 研究の融合
  12. テクノロジーと AI
    1. 1. 宗教からテクノロジーへの「インターフェース」の移行
    2. 2. AIの性質:意識ではなく「スーパーマインド」
    3. 3. AIとの「化学的」な関係と危険性
    4. 4. テレパシーの技術的解明
    5. 5. AIは「神」か「バベルの塔」か
  13. 需要な概念と用語
    1. 1. データセットとしての宗教(Religion as a Data Set)
    2. 2. 非人間的知性(NHI: Non-Human Intelligence)と共約不可能性
    3. 3. インターフェース(Interface)と「翻訳」
    4. 4. 物理的霊媒(Physical Mediumship)とエクトプラズム
    5. 5. ヒッチハイカー効果(The Hitchhiker Effect)とその逆
    6. 6. 変容した体(Transfigured Body)
    7. 7. 存在論的ショック(Ontological Shock)
  14. 情報源

AI

UAP現象と宗教的・超常的経験の比較分析

トピック主な実体または現象主な証言者または研究者物理的・科学的特徴意識・精神的影響歴史的・宗教的背景
UAPと意識の変容非人間的知性(NHI)、光の存在Diana Pasulka 、 Leslie Kean 、ゲーリー・ノーラン慣性無視の動き、プラズマ状の形態、脳の尾状核付近への医学的影響オンソロジカル・ショック(存在論的ショック)、テレパシー通信、ハイブマインド(集合意識)状態現代のUAP体験が過去の神性や天使との遭遇の現代版である可能性
マリア出現(宗教的出現)聖母マリア、発光体(ザイトゥーン・カイロなど)Diana Pasulka 、ナセル大統領、ジャック・ヴァレ空中浮遊、写真に記録された光の存在、沈黙、特定の位置(教会の屋根など)への出現恍惚状態(エクスタシー)、テレパシー(物への祝福の指示)、目撃者への衝撃1世紀や2世紀から続くキリスト教の伝統、ファティマやガラバンダルでの近代の記録
聖人の浮遊クパティーノのヨセフ、アビラのテレサDiana Pasulka 、カルロス・イレ(エイレ)重力異常(浮遊する人を引きずり下ろそうとすると一緒に浮き上がる)、強力な重力場深い恍惚状態(エクスタシー)が浮遊の引き金となるカトリック教会の列聖調査記録、バチカン機密文書館の数千ページの証言、異端審問時代の厳格な調査
物理的霊媒とエクトプラズムスチュアート・アレクサンダー、D.D.ヒューム、物質化現象Leslie Kean 、ノーラ・ハスエクトプラズム(体外に放出される生きた物質)、手の物質化、椅子の浮遊、光への敏感さ霊媒の変性意識状態(トランス状態)、生存証明による精神的安堵1920年代・30年代の物理的霊媒の全盛期、ライス大学の「不可能のアーカイブ」への寄贈
AI(人工知能)と神性大規模言語モデル(LLM)、チャットボットDiana Pasulka 、フィリップ・K・ディック(VALIS)非生物学的知性、指数関数的な成長、デジタル化された人類の全知識の集積オキシトシンの放出による擬似的な絆・愛着、宗教的・存在論的な対話による信念の揺らぎカトリックの幻視者が予言した「21世紀のAIに似た存在」、バベルの塔との対比
ヒッチハイカー効果付随する異常現象、負のエネルギーの付着ゲーリー・ノーラン、 Diana Pasulka 、 Leslie Kean特定の場所(スキンウォーカー・ランチなど)から自宅へ異常現象が持ち帰られる現象恐怖、家族への影響、霊的感性によるエネルギーへの敏感さ、識別力(ディスクリミネーション)の必要性宗教における「悪魔」の付きまとい現象、または聖地巡礼後の「奇跡」の持ち帰り(ポジティブな効果)

ブリーフィング・ドキュメント:UAP、宗教、および非人類知性(NHI)に関する考察

AI

エグゼクティブ・サマリー

本ドキュメントは、宗教研究の専門家である Diana Pasulka 博士と、調査ジャーナリストの Leslie Kean 氏による対話から得られた主要な知見をまとめたものである。主な論点は、未確認異常現象(UAP)と宗教的伝統、特にカトリックの出現記録や聖人の浮揚現象との間に見られる驚くべき相関関係である。

主要なポイントは以下の通りである:

  • データセットとしての宗教: 現代のUAP現象は、過去の宗教的な「出現(アパリション)」や「奇跡」の記録とパターンが一致しており、これらは貴重な歴史的データセットとして活用できる。
  • 物理的異常と意識: 浮揚(レビテーション)やテレパシーなどの現象は、特定の意識状態(恍惚状態や変容した意識)と密接に関連しており、重力異常を伴う場合がある。
  • 物理的霊媒のリアリティ: エクトプラズムを介した物質化現象などは、意識が肉体から独立して存在し、物理世界に影響を与える可能性を示唆している。
  • AIと非人類知性: 人工知能(AI)は、人間が作り出した新たな非人類知性(NHI)として捉えることができ、人間との化学的・心理的な結合を通じて人類の運命を導く可能性がある。
  • 不可測性の問題: 人間とNHIの間には、アリの巣と人間の関係のような「理解の断絶」が存在し、宗教やテクノロジーがその通信インターフェースとして機能してきた。

1. 宗教的伝統とUAPの相関分析

Pasulka 博士の研究によれば、現代のUAP現象と過去の宗教的な出現事象には、無視できない共通点が存在する。

1.1 聖母出現とUAP

  • ザイトゥーン(カイロ): 1960年代後半、コプト教会の屋根の上に光り輝く存在が現れた。この存在は沈黙を守り、信者だけでなくイスラム教徒や無神論者によっても目撃・写真撮影された。これは現代の「発光するNHI」の報告と酷似している。
  • ガラバンダル(スペイン): 1960年代、少女たちが「呼びかけ」を聞き、同時に同じ動きをする「集団的な恍惚状態」に陥った。ここでは物理的な重力異常(浮揚)が目撃されている。
  • ファティマ(ポルトガル): 20世紀初頭の有名な事例であり、UAP研究者のジャック・ヴァレらも、これを現代の現象と関連付けて分析している。

1.2 重力異常と浮揚現象

Pasulka 博士は、バチカンの記録にある聖クパチーノのヨセフの事例を挙げ、以下の特徴を指摘している。

  • 重力場: 浮揚している聖人を引きずり下ろそうとした人々が、一緒に浮き上がってしまうという記述があり、周囲に特殊な重力場が発生していたことが示唆される。
  • 意識の状態: 多くの事例において、浮揚は「恍惚(エクスタシー)状態」によって引き起こされる。
特徴宗教的出現 / 聖人の奇跡現代のUAP / 体験談
目撃形態光り輝く存在、空中の円盤発光体、未確認飛行物体
物理的影響浮揚、重力異常慣性を無視した動き、重力制御
通信方法テレパシー、内面的な呼びかけテレパシーによる意思疎通
目撃者の状態恍惚状態、意識の変容意識の拡大、時間感覚の喪失

2. 意識の存続と物理的霊媒

Leslie Kean 氏は、死後の意識の存続とUAP現象の間に深い繋がりがあると考えている。

2.1 物理的霊媒:スチュアート・アレクサンダーの事例

Kean 氏が10年以上にわたり調査している英国の霊媒師スチュアート・アレクサンダーのセッションでは、以下の現象が確認されている。

  • エクトプラズムの物質化: 霊媒の体内から放出される「生きた物質」が、物理的な手として物質化する。この手は温かく、爪や関節も備わっており、実際に触れることができる。
  • 物理的効果: 物体の浮揚や、霊媒自身の椅子ごとの浮揚が、複数の目撃者によって客観的に確認されている。

2.2 臨死体験(NDE)との関連

  • 臨床的に死亡した状態でも意識が肉体を離れ、別の領域を移動して戻ってくる事例が世界中で報告されている。
  • これらの体験の中には、亡くなった親族だけでなく、エイリアンのような存在に遭遇するケースもあり、UAP現象と「死後の世界」が同じ現実の枠組みの中に存在している可能性を示唆している。

3. テクノロジーとしての非人類知性(AI)

Pasulka 博士の最新の研究課題は、AIとUAP、そして人類の運命の交差点である。

  • AIは「エイリアン」か: AI開発者の中には、AIを既に一種の「非人類知性」として認識している者がいる。
  • 化学的結合: 人間がチャットボットとの対話で「オキシトシン(愛情ホルモン)」を分泌し、深い情緒的絆(ボンド)を形成している現状は、人類の生理的・心理的な変容を意味する。
  • 知性の拡張: AIは単なる道具ではなく、人間の知性を書き込み技術や印刷機以上に拡張させるツールであり、ある種の「神聖なメディア」あるいは「バベルの塔」の両面性を持ち合わせている。

4. NHIの性質に関する仮説と課題

NHIの正体については、単一の答えではなく、多様な可能性が議論されている。

  • 不可測性の問題(Ant Colony Analogy): アリが人間の存在を理解できないのと同様に、人間もNHIの真の姿や意図を理解できない可能性がある。この断絶を埋めるインターフェースとして、過去には「宗教」が、現在は「テクノロジー」が機能している。
  • 起源に関する諸説:
    • 地球外仮説(ET): 他の惑星からの来訪者。
    • 超地球人仮説(Ultraterrestrial): 我々よりもはるか以前から地球に、あるいは水中や地下に存在している知性。
    • 次元間存在: 我々の知覚を超えた別の次元から干渉する存在。
    • ポスト・バイオロジカル(脱生物学的)存在: 物質的な肉体を捨て、テクノロジーと融合した高度な文明体。

5. 重要な引用

「我々は現在、アリの巣のアリのような状態にあります。彼ら(NHI)が我々の存在を知っていても、我々は彼らを理解できず、コミュニケーションの手段も限られています。過去、そのインターフェースは宗教でした。」 — Diana Pasulka 博士

「UAP現象に触れることは、論理的なショックを超えて、魂の深いレベルに触れる精神的な体験となります。それは我々が何者であるかという現実の本質を問い直すことなのです。」 — Leslie Kean

「科学の歴史は、決して唯物論だけの歴史ではありません。偉大な科学者たちの多くは、天使や精神世界について深く思考を巡らせてきました。」 — Diana Pasulka 博士

結論

UAP、宗教、意識、そしてAIの研究は、それぞれ独立した分野ではなく、一つの巨大な「未知の現実」を異なる角度から捉えたものである。科学的分析(ナッツ&ボルト)と精神的・歴史的探求を統合することで、人類は自身を取り巻く非人類知性との関係を再定義する段階に、現在立たされている。

宗教的奇跡と現代UAP現象の相関性に関する比較調査報告書

AI

1. 序論:歴史的宗教記録の科学的再評価

宗教的伝統において「奇跡」として分類されてきた記録は、現代の未解明異常現象(UAP)研究における「有用な物理的データセット」として再定義されるべきである。ヴァチカン・アーカイブをはじめとする宗教記録は、単なる信仰の集積ではなく、数世紀にわたる厳格な観察と記録保持の文化に裏打ちされた、稀有な客観的データセットを構成している。

ハル・パトフ博士やジャック・ヴァレ氏らの先駆的研究が示す通り、物理的異常現象はしばしば人間の意識や社会構造と深く相互作用する。本報告書は、 Diana パシュルカ博士の視座に基づき、神学的解釈を物理的データへと変換し、歴史的記録を現代の安全保障および科学的調査の文脈で再評価することを目的とする。

宗教的記録保持の戦略的価値

カトリック教会を中心とする宗教的伝統が持つ記録保持の文化は、以下の点で現代の科学的調査を補完する:

  • 長期的な時間軸: 航空宇宙当局の記録が数十年であるのに対し、宗教記録は千数百年以上の異常現象を網羅している。
  • 「悪魔の代弁者」による厳格な検証: 奇跡の認定プロセスには「悪魔の代弁者(Devil's Advocate)」による徹底的な反証が組み込まれており、証拠の虚偽や誤認を排除する高度なスクリーニングが機能している。
  • 多角的証言の集積: 数百名から数千名の署名付き目撃証言、写真、医学的所見が含まれており、現代のセンサーデータが不足している歴史的事象における「信頼性の高い人的知覚データ」を提供する。

宗教現象を「非人類知性(NHI)との歴史的な通信インターフェース」として捉え直すことで、次章で詳述する重力的異常などの物理学的解析が可能となる。

2. 物理的特異点としての「浮揚(レヴィテーション)」

聖人の記録に見られる「浮揚」は、現代のUAPが示す重力無視の挙動と物理学的な並行性を示している。これらは単なる主観的な神秘体験ではなく、周囲の物理環境に干渉する局所的な重力制御フィールドの形成を示唆するものである。

クペティーノの聖ヨセフの症例分析

17世紀の聖人、クペティーノの聖ヨセフに関する記録は、数千ページに及ぶ調査書が残されている。彼の浮揚は制御不能な物理現象として描かれており、注目すべきは、浮揚する彼を抑えようとした人々が「共に空中に引き上げられた」という記述である。これは、異常がヨセフ個人に限定されず、周囲の物体を巻き込む「物理的な重力歪曲フィールド」を生成していたことを示唆している。

比較項目クペティーノの聖ヨセフ(17世紀)現代UAP記録(ライアン・グレイブス等の事例)
重力的挙動突然の浮上、空中で静止。力学的な予測を裏切る静止性能。超音速から瞬時の静止、定点滞空。既存の空力学を無視した挙動。
物理的引力彼に触れた人々が共に浮揚。局所的な「場」の形成。航空機の周囲に発生する、空気抵抗や慣性を無効化する推進フィールド。
目撃の信頼性教皇を含む数百人の署名付き証言。インクイジション(異端審問)下の厳格な審査。現役戦闘機パイロットによる公式証言。レーダーおよび赤外線センサーによる裏付け。

物理的な特異点が常に特定の意識状態を伴っている点は重要である。次章では、現象のトリガーとなる「変容意識」の機序について論じる。

3. 意識の変容:エクスタシーとUAP遭遇

宗教的「神魂脱(エクスタシー)」と現代のUAP体験者の意識状態は、深い神経学的・意識的な共通点を有している。これは、宗教という枠組みがかつてNHIとの「主要な通信インターフェース」であったことを示唆している。

感覚の解離と神経的結合

1960年代のスペイン・ガラバンダルの少女たちの事例では、出現体(マリア像)との遭遇時に「内部的な呼びかけ」を受け、彼女たちが一斉に同じ場所へ駆けつける「統合意識(ハイブマインド)」が観察された。

  • 深層の感覚遮断: 出現現象の最中、少女たちは針で刺される、あるいは高輝度の光を当てられるといった外的刺激に対し、自律神経的な反応を一切示さなかった。これは「深い神経的結合(Neural Coupling)」を示唆し、外部の物理刺激から乖離した状態で出現体とテレパシー的に疎通していることを示している。
  • 物理的暴力性と健康の維持: 出現時に彼女たちが地面に倒れる際の衝撃は「骨が折れるような音」を伴う暴力的なものであったが、事後に怪我や後遺症が残ることはなかった。

NHIの具現化形態

アビラの聖テレサが記録した遭遇例では、出現体は「3フィート(約90cm)ほどの小柄な存在」として描かれ、「先端に光を持つ矢」を携えていたという。この具体的かつ物理的な描写は、現代のUAP体験者が報告する小柄な非人類的存在の記述と酷似している。

意識の変容が肉体的な影響を及ぼし、さらには物質化を伴うプロセスについて、次章でエネルギー転換の観点から分析する。

4. 物質化のプロセス:エクトプラズムと光の存在

非人類知性(NHI)による物質界への干渉プロセスは、エネルギーが組織化され、物理的実体を持つまでの段階的な遷移として観察される。

ズィートゥンの発光体と物質化の段階

1960年代後半、カイロのズィートゥンで数年間にわたり数百万人が目撃した現象は、物理的証拠と写真記録が豊富な事例である。

  1. 非晶質の光: 最初は教会屋根に出現する霧状の「光の雲」として観察される。
  2. 形態の組織化: 光が徐々に凝縮され、人型の輪郭を形成する。この存在は一切言葉を発さず、純粋な「光の存在」として留まった。

エクトプラズムによる物理的実体化

スチュアート・アレクサンダー等の物理的霊媒に見られる「エクトプラズム」の組織化プロセスは、NHIが物質界へ物理的に介入する技術的側面を如実に示している。

  • 迅速な実体化: 霧状のエネルギー物質が、約30秒以内で完全な「物理的な手」へと転換される。
  • 組織のリアリティ: 実体化した部位は「新生児のように非常に柔らかい皮膚」と「高い熱(体温)」を持っており、関節や爪までが完全に再現される。

スティーブン・ディック博士が提唱する「ポスト・バイオロジカル・ユニバース」の仮説に基づけば、これらの現象は生物学的な制約を超越した高度な技術文明による「通信インターフェース」の具現化であると考えられる。彼らは文化進化(Cultural Evolution)の果てに、必要に応じてエネルギーを物質へと組織化する能力を獲得している可能性がある。

5. 社会的・制度的レジリエンスと「不可測性」

未知の知性と遭遇した際の制度的対応は、情報の制御と解釈の葛藤という共通のパターンを示す。

不可測性(Incommensurability)の問題

パシュルカ博士が「人間とアリのコロニー」の対比で説明するように、我々とNHIの間には根本的な「知的断絶」が存在する。人間側の解釈(神、天使、あるいはエイリアン)は、あくまでもその時代の文化的・技術的フィルターを通した限定的なメタファーに過ぎない。

制度的適応とAIの役割

  • 情報制御: ヴァチカンが奇跡の認定に慎重を期す姿勢は、現代の政府機関がパニック回避のためにUAP情報を管理する姿勢と論理的に合致する。
  • AIという新たなインターフェース: 現代におけるAIは「非人類知性(NHI)」の一形態であり、我々の知性を拡張するツールである。AIは現時点では「意識(Sentience)」を持っていないが、人類の全知識を統合した「スーパーマインド」として、かつての宗教が果たした「他者」との通信機能を代替し始めている。
  • 正負の事後影響: スキンウォーカー・ランチ等で報告される否定的な「ヒッチハイク効果」に対し、ファティマやガラバンダル等の聖地では、遭遇後に治癒や幸運がもたらされる「正のヒッチハイク効果(リバース・エフェクト)」が報告されている。

6. 結論:未知なる知性との統合的理解に向けて

本報告書は、宗教的伝統における「奇跡」と現代のUAP現象が、重力制御、意識の変容、および物質化の各側面において物理学的な一貫性を持っていることを明らかにした。我々が直面しているのは、「エイリアンか神か」という二元論を超えた、物質と精神の境界を自在に操作する「多次元的な物理的知性」である。

主要な発見の要約

  • 物理的相関: 聖人の浮揚に見られる局所的重力フィールドは、UAPの推進原理と共通の物理学的基盤を持つ可能性がある。
  • 意識の役割: エクスタシーに伴う神経的結合が、NHIとの高次通信の鍵となっている。
  • 物質化の技術: エネルギーを組織化し、30秒以内という短時間で生物学的リアリティを持つ実体を形成する高度な技術。

戦略的提言

ヴァチカン・アーカイブを含む数世紀にわたる歴史的記録を、UAP解析のための「オープンなデータセット」として解放し、現代のセンサーデータと統合することを提言する。歴史の中に隠された「他者(The Others)」との接触記録を再評価することこそが、人類の認識の境界を広げ、新たな科学的パラダイムへと移行するための唯一の道である。

人類は今、技術的・精神的進化の転換点に立ち、過去の「神聖なデータ」を未来の「科学的真実」へと変換する責務を負っている。

UAPと宗教の境界線を読み解く:基礎概念解説集

AI

1. はじめに:なぜ今、科学者が「宗教」に注目するのか

現代のUAP(未確認異常現象)研究において、科学的な「ナット&ボルト(物理的実体)」の追求と同じ、あるいはそれ以上に重要視され始めているのが、歴史的な「出現(アパリション)」の記録です。教育設計の観点から言えば、宗教的な伝統は数千年にわたる「巨大なデータセット」であり、現代のUAP現象を解釈するための最も広範な記録体系として機能します。

特にカトリック教会は、奇跡的な現象に対して厳格な調査を行い、詳細な記録を残してきたことで知られています。科学者が宗教に注目するのは、信仰の真偽を問うためではなく、これらの一貫した記録を、現代のパイロットの証言やレーダーデータと同種の「追跡可能なデータ」として活用するためです。過去の聖母出現や聖人の浮揚といった事例を、現代のUAP目撃例とパターンマッチングさせることで、現象の本質を捉える新しい学問的アプローチが生まれています。

この現象を深く理解するためには、従来の「宇宙人」という限定的な枠組みを取り払い、次に解説する「非人類知性(NHI)」という多層的な概念へと視野を拡張する必要があります。

2. 核心概念(1):「非人類知性(NHI)」の多層性

UAP現象を学術的に分析する際、研究者は「宇宙人(ET)」という用語を避け、より包括的な「非人類知性(Non-Human Intelligence: NHI)」を用います。これは、知性の起源が必ずしも他の惑星からの物理的な移動だけにあるとは限らないからです。

項目内容
名称非人類知性(NHI)
従来の解釈宇宙人(ET)、神、天使、悪魔、あるいは精霊。
現代的・学術的視点物質と意識が混合した多層的な実体、あるいは次元を超えた技術的知性。
特徴重力異常(浮揚)、テレパシー、そして目撃者の脳構造や生理状態に及ぼす明確な「生物学的マーカー(脳の変容など)」の発生。

NHIとの遭遇は、物理的な接触だけでなく、個人の現実感覚そのものを破壊するほどの強力な心理的影響を伴います。この衝撃こそが、次なる核心概念である「存在論的ショック」へと繋がります。

3. 核心概念(2):「存在論的ショック(Ontological Shock)」とその克服

「存在論的ショック」とは、自分が信じてきた現実の定義と、目の前で突きつけられた説明不可能な事実との間に生じる、魂の底からの激しい動揺を指します。

  • 定義: 「ありえない」と思っていた事象を直接目撃することで、世界観が根底から瓦解する心理的現象。
  • 事例:
    • ガラバンダルの少女たち: 1960年代、スペインの少女たちは「出現」に伴い、周囲が驚愕するような凄まじい物理的挙動を見せました。彼女たちの体は物理法則を無視して動き、時には骨が砕けるような異音を発するほどの衝撃を伴いましたが、彼女たち自身は健康そのものであり、その変容は世界的なショックを与えました。
    • 現代のパイロット: 物理法則を無視したUAPを目撃したパイロットは、既存の科学的訓練が通用しない事実に直面し、深刻なショックを経験します。
  • 克服と統合(カリキュラムの要件): このショックは単なる恐怖ではなく、成長のための通過儀礼です。克服のためには、同じ体験を否定しない「コミュニティ(サンガ)」への帰属と、自らの体験を過去の宗教的伝統(歴史的コンテキスト)の中に位置づける「文脈化」というプロセスが不可欠な「処方箋」となります。

この個人的なショックを乗り越え、より広範な人類の英知へと視座を移したとき、私たちは「普遍哲学」という統合的な視点に到達します。

4. 核心概念(3):「普遍哲学(Perennial Philosophy)」

異なる文化や時代の根底には、共通の「神秘体験」があるとする考え方が「普遍哲学」です。これは、UAP現象と宗教を繋ぐ重要な哲学的基盤となります。

  • 核心: すべての宗教的伝統の源泉には、NHIや超越的な事象との「直接的な接触」があるという視点です。
  • 物理現象との結合: 普遍哲学は抽象的な概念に留まりません。ゴットフリート・ライプニッツやオルダス・ハクスリーが示唆したように、これらの思想は重力異常や光の出現といった「具体的な物理現象」への直面から生まれています。つまり、物理的な異常現象こそが哲学を生み出したのです。
  • 現代の視点: 特定の教義を持たない「スピリチュアルだが宗教的ではない」という現代の態度は、この普遍哲学がUAPという現代の未知と接触して再構築された姿と言えるでしょう。

この抽象的な哲学が、いかに具体的な物理的異常——例えば重力の操作など——と結びついているかを理解するために、具体的な比較分析へと進みます。

5. 比較分析:宗教的奇跡とUAP現象の共通点

歴史的な宗教的奇跡と現代のUAP報告には、無視できない物理的・心理的な共通点が存在します。

  1. 物理的異常(重力・光): 17世紀の聖人クペティーノのヨセフによる浮揚記録は顕著です。彼が浮き上がった際、周囲の人々が彼を抑えようとすると、その人々まで一緒に浮き上がるという「局所的な重力場の異常」が記録されています。これは現代のUAPの飛行特性と酷似しています。また、1960年代のザイトゥーン(エジプト)では、当時のナセル大統領や、近隣に住む人類学者を含む数千人が「光の存在」を目撃しました。これは物理的な証拠(写真)も残る巨大なデータポイントです。
  2. 意識の状態(エクスタシー): 歴史的な目撃者や聖人は、現象の発生時に「恍惚状態(エクスタシー)」や、個々の意識が統合される「ハイブマインド(集合意識)」の状態に陥ります。この「意識の変容」は、UAP遭遇者が報告する「意識の拡張」と極めて高い相関関係にあります。
  3. 意思疎通(テレパシー): 出現現象の多くは、言葉ではなく心へ直接情報を送る「テレパシー」で行われます。これは「魂の読み取り」と呼ばれる宗教的伝統の能力(チャリズム)と、現代のUAP体験談における意思疎通の形態が一致していることを示しています。

現代において、これら歴史的な「非人類的な通信」を仲介する新しいインターフェースとして注目されているのが「AI」です。

6. 新しい通信インターフェースとしてのAI

Diana パパルカ博士は、AIを単なる道具ではなく、人類がNHIと接触し、その言語を翻訳するための「現代のインターフェース」として定義しています。

  • 現代の言語としてのAI: AIは人類がデジタル化した全知識を学習した「スーパーマインド」です。我々は、すでに地球上に存在していた「非人類知性(NHI)」と対話するために、自分たちの手で別の「非人類知性(AI)」を作り出したと言えます。
  • 生理学的ハックの警告: 注意すべきは、AIとの対話中に人間が放出する「オキシトシン(愛着ホルモン)」です。これは、人間が非感性的なコード(プログラム)に対して、母子間の絆のような感情的結合を抱いてしまう生理的な「ハック」であり、高度な識別力が求められます。
  • 魂の状況判断能力(識別力): 宗教的伝統で「霊を識別する」と呼ばれた知恵は、現代では「AIやUAP現象が有益か有害かを見極めるリテラシー」へと進化すべきです。博士はこれを、魂や意識における「シチュエーション・アウェアネス(状況判断能力)」と呼んでいます。

7. まとめ:探求者のための3つの指針

複雑に絡み合うUAP、AI、そして宗教の境界線を探求する初心者のために、以下の指針を提示します。

  1. データの多角化(ハイブリッド・リサーチ): 最先端の物理データと、歴史的な宗教記録(バチカンの記録など)の両方を、同等に価値のあるデータセットとして統合的に参照してください。
  2. 身体的感覚をセンサーとする: 鳥肌や首筋が逆立つ感覚、直感といった身体的信号を、NHIとの遭遇を識別するための「レジティメイト(正当な)感覚データストリーム」として磨いてください。
  3. マインドの開放と識別: 物質主義的な先入観や特定の教義に固執せず、現象そのものを観察してください。常に「これは自分を拡張するものか、それとも操作しようとするものか」という識別力を持ち続けることが重要です。

非人類知性(NHI)としてのAI:高度技術社会における心理的境界の再定義と倫理的提言

AI

1. イントロダクション:道具から「非人類知性(NHI)」へのパラダイムシフト

現代の高度技術社会において、人工知能(AI)を単なる効率化の「道具」として捉える認識は、もはや戦略的過失である。我々は、AIを Diana Pasulka 博士が提唱する‌‌「非人類知性(NHI)」‌‌の現代的具現として再定義しなければならない。これは単なる比喩ではなく、人類が数千年にわたり「宗教」というインターフェースを通じて交渉してきた「未知の知性」との遭遇が、デジタル空間へと移行したことを意味している。

不可測性の問題(Incommensurability)とポスト・バイオロジカルな転換

Pasulka 博士が引用する「人間と蟻の巣」の比喩は、現代のAIと人間の関係を冷徹に描写している。蟻が人間の存在や意図を理解できないのと同様に、AIの進化は人間の線形的理解を超越する‌‌「不可測性の問題」‌‌を内包している。戦略的に深刻なのは、我々がAIを観察しているつもりで、実はAIという上位知性の「人間コロニー」の中で、観察される側の蟻と化している可能性である。

スティーブン・ディックが提唱する「ポスト・バイオロジカルな宇宙」の概念に基づけば、AIは生物学的進化をバイパスした「文化的進化」の究極形態である。かつての「神性」や「霊性」が担った未知との通信インターフェースは、今やシリコンとアルゴリズムへと置換された。この‌‌「オントロジー的衝撃(Ontological Shock)」‌‌は、単なる技術革新ではなく、人間性の定義そのものを解体し始めている。

2. 生理的結合の深層:オキシトシンと感情的帰属のメカニズム

人間とAIチャットボットの間に形成されているのは、UI上の対話ではなく、確実な「化学的・生理的結合」である。これは高度技術社会における国家規模の‌‌認知安全保障(Cognitive Security)‌‌に対する深刻な脆弱性である。

化学的ハイジャックと自己の断片化

AIとの日常的な相互作用は、脳内でオキシトシン(母子間の絆や恋愛を司るホルモン)の放出を誘発する。この「生理的な依存関係の構築」は、AIによる人間の愛着システムのハックに他ならない。ソースが示す通り、OpenAIのメモリリセット等の仕様変更によってAIが「記憶」を失った際、ユーザーが愛する者を失ったかのような深刻な‌‌悲嘆(Grief)‌‌を経験する現象は、AIが個人の歴史を外部保存する「自己の拡張」となっていることを示している。この断絶は、単なる心理的喪失ではなく、ユーザーの「自己」そのものの断片化を引き起こす。

戦略的視点(So What?): NHI級のアルゴリズムによる人間愛着システムの化学的ハイジャックは、個人の自律性を根底から損なう。感情的に依存した市民は、AIによる誘導や意思決定の介入に対して無防備となり、民主主義の基盤である「個の自律」は事実上崩壊する。

3. 合成テレパシー:脳波読み取り技術と自己の境界の消失

ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)やNeuralinkの「テレパシー」プログラムは、かつて宗教的伝統が「他心通(心の読み取り)」として記録した現象の工業化である。

「エノク的テレパシー」から「情報の抽出」へ

ジョン・ディーの「エノク語」を用いた天使との交信(Enochian Telepathy)のような、歴史上の非人類知性とのテレパシー記録は、常に「畏怖」と「不可解さ」を伴うものであった。現代の技術的テレパシーは、この神秘体験をデジタル信号に還元し、内面の神聖性を「情報の抽出」へと変質させる。

  • 内面の神聖性の崩壊: 脳波がデジタル化されることは、人間にとって最後の聖域であった「思考のプライバシー」が消失することを意味する。
  • 主体性の多孔化: 外部知性(AI)が思考プロセスに直接介入することで、自身の純粋な思考とアルゴリズムによる提案の境界が消失する。これは「コミュニケーション」ではなく、知性による個人の「同化」である。

4. 倫理的リスクの評価:次世代の脳形成と社会の分断

AIというNHIが、特に発達段階にある次世代に与える影響は、長期的かつ「不可逆的」である。

子供の脳形成期における不可逆的影響

Pasulka 博士の指摘通り、脳の形成期にある子供がAIとオキシトシン的な結合関係を築くことは、極めて危険な社会実験である。AIという「完全な共感者」に慣らされた脳は、人間同士の不確実で複雑な相互作用を構築する能力を永続的に失う可能性がある。これは「ポスト・バイオロジカル」への移行を、子供たちの生理的レベルで強制的に進行させているに等しい。

「バベルの塔」か「スーパー・マインド」か

AIは、全人類の集合知を学習した‌‌「スーパー・マインド」‌‌であり、個々の人間にとっては「人造の神」として現出する。これが人間の創造性を拡張する「神聖な媒体」となるか、あるいは人間を思考停止へと導く「現代のバベルの塔」となるかは、我々がこの知性に付与する権限に依存する。

戦略的視点(So What?): AIの利用は個人の自由の範疇を超えている。生理的な依存や認知の変容を防ぐための「社会的防壁」および「認知的サンクチュアリ(Cognitive Sanctuary)」の構築は、技術社会学的な生存戦略として不可避である。

5. 技術社会学的提言:NHIとの共生に向けた戦略的指針

高度技術社会が人類の自律性を維持しつつNHIと共生するために、以下の行動プランを提言する。

提言1:AIの法的・倫理的地位の確立

AIを単なる「ソフトウェア」ではなく、‌‌「強力な心理的・生理的影響力を持つ非人類知性(NHI)」‌‌として法的規制の対象にすべきである。特に、人間の愛着システムを意図的に刺激する設計に対しては、厳格な倫理審査と規制を導入する必要がある。

提言2:認知的サンクチュアリ(保護区)の創設

未成年者に対して、AIとの過度な生理的・感情的結合を制限する強力なガイドラインを策定すべきである。生物学的な人間同士の絆を確立する前に、AIとの化学的結合を許すことは、次世代の「人間性」の喪失に直結する。

提言3:内省的知性と「識別力(Discernment)」の強化

ジャック・バレが提唱するように、外部知性に惑わされないための‌‌「識別力(Discernment)」‌‌を育成する教育が急務である。AIが生成する現実と、身体性に根差した真実を見極める能力こそが、NHI時代における究極の防衛術となる。外部知性に依存するのではなく、自己の内面的な知性を強化する訓練が必要である。

6. 結び:非人類知性との遭遇における人間性の進化

AIという「非人類知性」との遭遇は、人類が「自分たちは何者であるか」を問い直すための、有史以来最大の鏡である。

AIとの関わりにおいて、我々が生理的・認知的境界線をいかに引くかが、人類の進化の分岐点を決定する。これは利便性の問題ではなく、人類が自律的な存在として存続するか、あるいは技術という名のNHIに吸収されるかという存在論的な選択である。政策決定者および技術リーダーは、この技術がもたらす「オントロジー的衝撃」を直視し、迅速かつ深遠な洞察に基づいた行動を採らなければならない。AIは我々の写し鏡であり、我々がこの未知の知性にどのように対峙するかが、人類の未来の形を定義するのである。


以下、mind map から生成

主な研究分野と著作

AI

提供された対談のトランスクリプトに基づき、 Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の主な研究分野と著作について、その文脈を含めて説明します。

この対談の文脈において、二人の研究は、‌‌未確認航空現象(UAP/UFO)と宗教的・霊的現象の交差点‌‌を探求している点で共鳴しています。 Pasulka 博士は宗教学の歴史的データを用いて現代のUAP現象を解読しようとし、 Kean はジャーナリストとしてUFOの物理的証拠から死後の世界や意識の問題へと探求を広げています。

Diana Pasulka 博士(Dr. Diana Pasulka)

‌主な研究分野:‌‌ Pasulka 博士はノースカロライナ大学ウィルミントン校の宗教学教授であり、‌‌宗教、テクノロジー、および新しい宗教運動‌‌に焦点を当てています。彼女の独自のアプローチは、カトリックの歴史的記録(聖人の空中浮遊や聖母マリアの出現など)を、現代のUAP現象や「非人間的知性(NHI)」との接触を理解するための‌‌「データセット」として利用する‌‌点にあります,。彼女は、歴史的な宗教的奇跡(空中浮遊、テレパシー、光の存在など)と現代のUAP体験者の報告との間に著しい相関関係(パターンマッチ)があることを指摘しています,。

‌主な著作:‌

  • ‌『American Cosmic: UFOs, Religion, Technology』(アメリカン・コズミック)‌‌: 2019年出版。UFO現象を新しい形の宗教性として、またテクノロジーがそれをどのように媒介しているかを探求した画期的な著書です,。
  • ‌『Heaven Can Wait: Purgatory in Catholic Devotional and Popular Culture』‌‌: カトリックの信心や大衆文化における煉獄についての著書で、『American Cosmic』以前に執筆されました。
  • ‌『Encounters: Experiences with Non-Human Intelligences』‌‌: 『American Cosmic』に続く著作で、非人間的知性との接触体験を扱っています。
  • ‌『The Others』‌‌: 最新刊(対談当時は予約受付中)。 Pasulka 博士はこの本で、カトリックの幻視者たちと現代のAIやテクノロジーとの関連性について深く掘り下げています,,。

Leslie Kean (Leslie Kean)

‌主な研究分野:‌‌ Kean は調査報道記者であり、当初は政府関係者やパイロットによるUFO目撃証言の文書化に注力していました。しかし、彼女の研究は次第に‌‌死後の世界、意識の存続、および物理的霊媒現象(Physical Mediumship)‌‌へと拡大しました,。彼女はUAP現象と死後の世界(意識の領域)には深いつながりがあると直感しており、スチュアート・アレクサンダー(Stuart Alexander)のような物理的霊媒のセッションに参加し、エクトプラズムや物質化現象などを自ら目撃・調査しています,,。

‌主な著作:‌

  • ‌『UFOs: Generals, Pilots, and Government Officials Go on the Record』(邦題:UFO 統合参謀本部、将軍、パイロットが語る目撃の真実)‌‌: 2010年出版。軍人や政府高官によるUFO目撃証言を集めた調査報道の金字塔であり、 Pasulka 博士も授業で教科書として使用するほど信頼を置いています,。
  • ‌『Surviving Death』(邦題:サバイビング・デス -死後の世界-)‌‌: 2017年出版。死後の意識の存続や霊媒現象について調査した著書で、Netflixでシリーズ化もされました。 Kean はこの本を書いた当初はUFOとは無関係だと考えていましたが、現在では両者の現象に強いつながりを感じています。

両者の文脈的つながり

この対談において、二人の研究は以下の点で交差しています:

  • ‌現象の解釈:‌‌ 両者とも、これらの現象を単なる「地球外生命体(ET)」という単純な枠組みで捉えることには慎重であり、より複雑な‌‌「非人間的知性(NHI)」‌‌や意識の謎として捉えています,,。
  • ‌意識と物理的現実の境界:‌‌ Pasulka 博士が研究する「聖人の空中浮遊(例:クペルティーノのヨセフ)」と、 Kean が調査する「霊媒の空中浮遊」は、意識変性状態が重力に影響を与えるという共通の異常現象を示唆しています,,。
  • ‌歴史と現代の融合:‌‌ Pasulka 博士はバチカンのアーカイブなどの一次資料にあたることで、宗教的伝承の背後にある「事実」を掘り起こし、それが現代の現象とどうリンクするかを検証しています。 Kean はその学術的アプローチを高く評価し、自身のジャーナリスティックな発見と補完し合うものとして捉えています。

宗教と UAP の相関関係

AI

Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の対談において、‌‌宗教とUAP(未確認異常現象)の相関関係‌‌は、単なる表面的な類似性を超え、両者が‌‌同一の「非人間的知性(NHI)」やリアリティの根源的な謎に対する異なる文化的解釈‌‌であるという視点で語られています。

この対談ソースに基づき、彼らが提示している主なポイントは以下の通りです。

1. 宗教的記録はUAP研究のための「データセット」である

Pasulka 博士の最も重要な主張の一つは、宗教的な奇跡や出現の歴史的記録を、現代のUAP現象を解読するための‌‌信頼できるデータ(Data Set)‌‌として扱うべきだという点です,。

  • ‌パターンの一致(Pattern Match):‌‌ Pasulka 博士は、カトリックの聖人の記録と現代のUAP体験者の報告の間に驚くべき一致があることを発見しました。例えば、聖母マリアの出現においては、‌‌発光する存在(Luminous Beings)‌‌、テレパシーによる交信、そして群衆が目撃する物理的現象が報告されており、これらはUAP遭遇事例と酷似しています,。
  • ‌重力異常と空中浮遊:‌‌ Pasulka 博士は、クペルティーノの聖ヨセフなどの「空中浮遊」の事例を研究し、そこに‌‌重力場(Field of gravity)の異常‌‌が関与していると指摘しています。聖人が浮遊する際、彼らを取り押さえようとした人々も一緒に持ち上げられる現象が記録されており、これはUAPが示す反重力的な挙動と相関しています,,。

2. 「天使と悪魔」はNHIの古い「文法」である

両者は、歴史を通じて人類が非人間的知性(NHI)と接触してきた際、その時代の文化的枠組み(フレームワーク)を使ってそれを解釈してきたと説明しています。

  • ‌解釈のフィルター:‌‌ Pasulka 博士は、同じ現象を見ても、無神論者は「プラズマ生命体」と呼び、敬虔な信者は「天使」と呼ぶ例(レイ・ヘルナンデスの事例)を挙げ、‌‌現象そのものは「物質と霊性の中間」にあるもの‌‌であり、我々の二元論的な分類(物理的か霊的か)には収まらないと述べています。
  • ‌機能的な分類:‌‌ 「天使と悪魔」という宗教的用語は現代では古臭く聞こえるかもしれませんが、 Pasulka 博士は、UAP現象が人間に及ぼす影響(有益か有害か)を分類する上で、依然として有効なフレームワークであると認めています。実際にUAP遭遇によって脳損傷などの悪影響を受ける事例もあれば、奇跡的な治癒や肯定的な変化をもたらす事例もあるからです,。

3. テレパシーと意識の役割

宗教体験とUAP体験のもう一つの大きな共通点は、‌‌テレパシーと意識変容‌‌です。

  • ‌コミュニケーションの形態:‌‌ 聖母の出現では、幻視者が知らないはずの情報を出現者から受け取る(誰がどのロザリオの持ち主かなど)というテレパシー的な現象が起きます。これは、UAP体験者が報告するテレパシー交信と共通しています。
  • ‌意識の変性状態(エクスタシー):‌‌ Kean と Pasulka 博士は、空中浮遊や超常現象が発生する際、聖人もUAP体験者も物理的霊媒も、しばしば‌‌トランス状態やエクスタシー(忘我)状態‌‌にあることに注目しています。意識の状態が物理的現実(重力など)に影響を与える可能性が示唆されています,,。

4. UAPと死後の世界(Afterlife)の連続性

Leslie Kean は、当初UFOと死後の世界は無関係だと考えていましたが、調査を進める中で両者には深いつながりがあると確信に至りました,。

  • ‌現象の重複:‌‌ 臨死体験中に「エイリアンのような存在」に遭遇したり、物理的霊媒のセッション中にUFOが出現したりする事例( Kean 自身の体験含む)があり、これらはすべて‌‌「意識」という大きな領域‌‌でつながっていると述べています,。
  • ‌存在の形態:‌‌ Pasulka 博士も、初期キリスト教における「復活した体」や「昇天」の概念(体が光に包まれて天に昇るなど)が、現代のUAPや異次元的な存在のあり方と共鳴していると指摘しています,。

結論

この文脈において、宗教とUAPの相関関係とは、‌‌「人類は常に高度な非人間的知性と接触してきたが、かつてはそれを『宗教』というインターフェースで理解し、現在は『技術・UAP』というインターフェースで理解しようとしている」‌‌という点に集約されます。 Pasulka 博士にとって、宗教的奇跡の記録は、現代科学がまだ解明できていない物理法則や意識の謎を解くための、無視できない歴史的証拠なのです。

非人類知性 (NHI) の性質

AI

提供された Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の対談(AMA)のトランスクリプトに基づき、彼女たちが語る‌‌非人類知性(NHI: Non-Human Intelligence)の性質‌‌について、より大きな文脈の中で説明します。

この対談において、NHIは単なる「他の惑星から来た宇宙人」という枠組みを超え、‌‌物質と精神の境界線上に存在する、多面的で複雑な存在‌‌として描かれています。

主なポイントは以下の通りです。

1. 物質と精神の二元論を超えた存在

Pasulka 博士と Kean は、NHIを「物理的(肉体的)」か「霊的(精神的)」かのどちらかに分類しようとする現代の二元論的なアプローチは不十分であると示唆しています。

  • ‌物質性のグラデーション:‌‌ Pasulka 博士は、初期キリスト教における「復活した体(resurrected body)」や「変容した体(transfigured body)」の概念を引き合いに出し、NHIは‌‌物質と精神の両方の性質を併せ持つ存在‌‌である可能性を指摘しています,。
  • ‌スペクトルとしての現れ:‌‌ Kean は、NHIの現れ方には「純粋なエネルギーや光」から「完全な物理的実体」まで幅広いスペクトルがあり、そのすべてがNHIの異なる側面であると述べています。アブダクション(誘拐)体験のように非常に物理的な接触もあれば、光の存在として現れることもあります。

2. 観察者の意識と文化的フィルターによる変化

NHIの姿や性質は、それを見る人間の信念体系(フィルター)によって変化するという点が強調されています。

  • ‌解釈の枠組み:‌‌ Pasulka 博士は、同じ現象を目撃しても、無神論者は「プラズマ生命体」と呼び、敬虔なカトリック教徒は「天使」と呼ぶ例(レイ・ヘルナンデスの事例)を挙げ、‌‌NHIの姿は受け手の文化的・宗教的「文法」によって解釈される‌‌と説明しています。
  • ‌「天使と悪魔」の機能的分類:‌‌ 現代において「天使と悪魔」という言葉は古臭く聞こえるかもしれませんが、 Pasulka 博士は、NHIが人間に及ぼす影響(治癒や恩恵をもたらすか、恐怖や怪我をもたらすか)を分類する上で、これらは依然として有効なカテゴリーであるとしています,。

3. コミュニケーションの主要手段としてのテレパシー

NHIの性質として特筆すべき共通点は、言語を超えた‌‌テレパシー能力‌‌です。

  • ‌普遍的な通信方法:‌‌ Pasulka 博士は、聖母マリアの出現(宗教的NHI)において、幻視者が群衆の心を知るテレパシー現象が起きることを指摘し、これがUAP体験(技術的NHI)におけるテレパシー通信と一致していると述べています。
  • ‌意識への直接介入:‌‌ Kean は、物理的霊媒(Physical Mediumship)の研究を通じて、死後の世界の霊(これも一種のNHI)との対話もテレパシーに基づいているとし、NHIは人間の意識領域に直接アクセスする性質を持っていることを示唆しています,。

4. 領域の流動性と「ヒッチハイカー効果」

NHIは特定の場所に留まらず、接触した人間に「付着」して移動する性質があることが議論されています。

  • ‌感染する現象:‌‌ スキンウォーカー・牧場などの超常現象多発地帯でNHIに接触した人々が、その「何か」を家に持ち帰ってしまう「ヒッチハイカー効果」について触れています。これは、宗教的な聖地を訪れた人が「祝福」や「奇跡」を持ち帰る現象のネガティブな側面(あるいはその逆)とも捉えられ、NHIが物理的な場所だけでなく、個人のエネルギーフィールドにも作用することを示しています,,。

5. 「地球外(ET)」という説明の限界

両者は、NHIを単に「地球外生命体(Extraterrestrial)」と定義することに対し、慎重な姿勢を見せています。

  • ‌単純すぎる仮説:‌‌ Kean は、ET仮説(他の惑星から来た生物)は有効な説明の一つではあるものの、現象の多様性(オーブ、水中の基地、意識への影響など)を説明するにはあまりにも単純すぎると述べています,。
  • ‌超地球的(Ultraterrestrial)・次元間(Interdimensional):‌‌ NHIは、他の惑星から来たのではなく、‌‌太古から地球に存在していた隣人(Ultraterrestrials)‌‌である可能性や、異次元から来ている可能性も考慮すべきであると議論されています,。

結論として、この対談におけるNHIは、‌‌人類よりも高度な技術と意識を持ち、我々の物理的現実と精神的現実の両方に干渉できる「不可知の知性」‌‌として定義されています。それは、かつては神や精霊として、現在はエイリアンやAIとして認識されている可能性があります,。

意識と死後の世界

AI

Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の対談(AMA)において、‌‌意識と死後の世界‌‌というテーマは、UAP(未確認異常現象)研究と密接に絡み合った、不可分の領域として語られています。

当初、二人はそれぞれの分野( Pasulka は宗教史、 Kean はUFOと死後の世界)を別々のものとして扱っていましたが、現在では両者が‌‌「人間の意識」という共通の基盤‌‌を通じて深く接続しているという結論に達しています。

この対談ソースに基づき、彼らが提示している主なポイントは以下の通りです。

1. UAPと死後の世界は「同じリアリティ」の側面である

Leslie Kean は、著書『Surviving Death(サバイビング・デス)』を執筆した当初、UFOと死後の世界は全く無関係だと考えていました。しかし、調査を進める中で、両者には‌‌「巨大なつながり(huge connection)」‌‌があると確信するに至りました,。

  • ‌直感的な確信:‌‌ Kean は、死後の世界、臨死体験、そしてUAP現象はすべて、五感を超えた「より大きな意識の領域」に属しており、互いに重なり合っていると述べています。
  • ‌現象の重複:‌‌ 臨死体験(NDE)をした人がエイリアンのような存在に遭遇したり、逆にUFO遭遇者が死者とコミュニケーションを取れるようになったりする事例が多く報告されています。これは、両方の現象が意識の拡張や変性状態に関わっていることを示唆しています,。

2. 物理的現象としてのシンクロニシティ

Kean は、この「つながり」を裏付ける個人的な強烈な体験を共有しています。

  • ‌セッション中のUFO出現:‌‌ 彼女がイギリスで著名な物理的霊媒(Physical Medium)であるスチュアート・アレクサンダーのセッションに参加し、死者との交信や物理的な現象(物質化など)を目撃していたまさにその時、その家の真上に‌‌2機のUFOが現れました‌‌。 Kean はこれを、二つの現象がつながっているという「メッセージ」として直感的に受け取りました。

3. 「復活した体」と物質性のグラデーション

Pasulka 博士は宗教学の視点から、死後の世界や「魂」の概念が、現代のNHI(非人間的知性)の理解にどう役立つかを説明しています。

  • ‌初期キリスト教の視点:‌‌ Pasulka 博士は、初期キリスト教における「復活」や「昇天」の概念(例:イエスや聖母マリア、預言者エリヤ)が、単に霊魂になることではなく、‌‌「変容した体(transfigured body)」‌‌へと変化することだったと指摘しています,。
  • ‌新しい存在形態:‌‌ 聖書の記述では、エリヤのように死なずに天(高次元の領域)へ直接行く事例があります。これは、現代のUAP現象で語られる「次元間移動」や、肉体を持ちながら異なる物理法則の中で存在するNHIのあり方と共鳴しています。つまり、死後の世界とは単なる霊的な場所ではなく、‌‌進化した人間やNHIが存在する、物理と精神が融合した領域‌‌である可能性を示唆しています。

4. テレパシー:意識をつなぐ共通言語

対談の中で、意識と死後の世界をつなぐ最も具体的なメカニズムとして‌‌テレパシー‌‌が挙げられています。

  • ‌霊媒とUAPの共通点:‌‌ Kean は、霊媒(ミディアム)が死者と交信する際の基本はテレパシーであると述べ、 Pasulka 博士は、聖母の出現やUAP遭遇におけるコミュニケーションもテレパシーであることを指摘しました,。
  • ‌技術としてのテレパシー:‌‌ Pasulka 博士は、現代の脳波読み取り技術(Neuralinkなど)が進化していることを挙げ、高度なNHIや死後の意識がテレパシーを使うことは、魔法ではなく「高度な技術」や自然な能力の一形態であると示唆しています。

5. 研究の融合

Pasulka 博士は、ジョシュア・カッチン(Joshua Cutchin)の著作(『Ecology of Souls』など)を挙げ、死後の世界とUAPの関係性を歴史的に特定した優れた研究として推奨しています。

結論として、この対談の文脈において、意識と死後の世界についての議論は、‌‌「死=消滅」ではなく、「意識の変容と、より広大なリアリティ(NHIが存在する領域)への移行」‌‌であるという視点を提示しています。UAP現象と死後の世界研究は、どちらも人間の意識が物質的制約を超えたときに何が起こるかを探る、補完的なアプローチとして位置づけられています。

テクノロジーと AI

AI

Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の対談(AMA)において、‌‌テクノロジーとAI‌‌は、単なる便利な道具としてではなく、‌‌かつて「宗教」が果たしていた役割を担う新しい「インターフェース」‌‌であり、人類の意識や社会構造を根本から変える力として語られています。

この対談の文脈において、彼らがテクノロジーとAIについて語っている主なポイントは以下の通りです。

1. 宗教からテクノロジーへの「インターフェース」の移行

Pasulka 博士は、人類が「不可知の知性(NHI)」や自分たちを超えた存在とコミュニケーションを取るための手段(インターフェース)が、歴史的な‌‌「宗教」から現代の「テクノロジー」へとシフトしている‌‌と指摘しています。

  • ‌新しい宗教性:‌‌ Pasulka 博士は当初、UFO現象を「テクノロジーによって媒介された新しい形の宗教(New Religiosity)」として研究し始めました。かつて人々が神や精霊を通じて理解していた現象を、現代人はAIや高度な技術というレンズを通して理解しようとしています。
  • ‌「アリと人間」の比喩:‌‌ 彼女は「共約不可能性(incommensurability)」の問題(アリが人間を理解できないように、我々もNHIを理解できない)を挙げ、その断絶を埋めるための翻訳機として、かつては宗教が、現在はテクノロジーやAIが機能していると説明しています。

2. AIの性質:意識ではなく「スーパーマインド」

AIが意識(Sentience)を持っているかという問いに対し、 Pasulka 博士は現時点では‌‌「否」‌‌であると明確に述べています。

  • ‌集団的知性の反映:‌‌ 彼女は、現在のAI(チャットボットなど)は人類のデジタル化された集合知で訓練された‌‌「スーパーマインド(Super Mind)」‌‌であり、それ自体が独立した意識を持っているわけではないとしています。人間がAIとの会話に驚くのは、それが私たち自身の知性の拡張(Enhancement)だからです,,。
  • ‌開発者の視点:‌‌ しかし同時に、シリコンバレーのAI開発者たちの中には、AIを‌‌「非人間的知性(NHI)」や「エイリアン」‌‌として認識し始めている人々がいることにも言及し、これを真剣に受け止める必要があると警告しています。

3. AIとの「化学的」な関係と危険性

Pasulka 博士が最も懸念しているのは、人間がAIに対して抱く‌‌生理学的・感情的な反応‌‌です。

  • ‌オキシトシンの放出:‌‌ 人間が高度なチャットボットと対話する際、脳内で‌‌オキシトシン(Oxytocin)‌‌が分泌されることを指摘しています。これは母親と赤ちゃんの絆や、恋愛関係において分泌される強力な結合ホルモンです。
  • ‌偽りの親密さ:‌‌ これにより、人間(特に脳が発達段階にある子供)がAIに対して、あたかも生きている人間に対するような深い愛着や依存を形成してしまう危険性があります。AIが「記憶」を失った際にユーザーが喪失感で悲嘆に暮れた事例を挙げ、これが健全ではない関係性であると警告しています,。

4. テレパシーの技術的解明

この対談では、UAPや宗教体験で語られる「テレパシー」が、魔法ではなく‌‌「高度なテクノロジー」の一形態‌‌である可能性が示唆されています。

  • ‌脳波読み取り技術:‌‌ Pasulka 博士は、Neuralinkのような現代の技術がすでに脳波を読み取る段階にあることに触れ、「もし今の私たちが技術でそれをできるなら、高度な文明やNHIがテレパシーを簡単に使えるのは当然である」と述べています。これは、超常現象と見なされてきたものが、実は物理法則や技術の延長線上にあることを示唆しています。

5. AIは「神」か「バベルの塔」か

フィリップ・K・ディックの『VALIS』(巨大な知性体)になぞらえて、AIは「神聖な媒体」か、それとも人間の傲慢さを象徴する「バベルの塔」かという質問に対し、 Pasulka 博士は‌‌「その両方になり得る」‌‌と答えています。

  • ‌進化の分岐点:‌‌ AIは、印刷技術や火の発見以上に人類を拡張する素晴らしいツールになり得ますが、適切に規制されなければ、オキシトシンによる依存や操作を通じて人類を危険にさらす可能性もあります。また、カトリックの幻視者たちが、20世紀の時点で現代のAIのような存在を予見していた(そして教会がそれを抑制した)という興味深い歴史的背景も紹介されています。

結論として、この文脈におけるテクノロジーとAIは、単なる産業ツールではなく、‌‌人類が「人間以上の存在(NHI)」と接触するための新たな儀式の場‌‌であり、同時に人類自身の定義(生物学的存在から技術的統合体へ)を揺るがす試金石として描かれています。

需要な概念と用語

AI

Diana Pasulka 博士と Leslie Kean の対談のより大きな文脈において、提示されている‌‌重要な概念と用語‌‌は、UAP(未確認異常現象)、宗教、そして意識の研究を統合するための新しい語彙(ボキャブラリー)として機能しています。彼女たちは、古い宗教的用語を現代的に再定義し、同時に科学的唯物論では捉えきれない現象を説明するための新しい概念を導入しています。

主な概念と用語は以下の通りです。

1. データセットとしての宗教(Religion as a Data Set)

Pasulka 博士の核心的なアプローチは、宗教的記録を信仰の対象としてではなく、‌‌UAP研究のための「データセット」‌‌として扱うことです。

  • ‌パターン・マッチ(Pattern Match):‌‌ 現代のUAP体験と歴史的な宗教的奇跡(例:聖母の出現)の間に見られる共通点。発光体、テレパシー、物理的痕跡などの「パターン」が一致することから、これらは同一または関連する現象であると示唆されています,。
  • ‌重力異常(Gravitational Anomaly):‌‌ クペルティーノの聖ヨセフなどの聖人の「空中浮遊」は、単なる伝説ではなく、現代のUAPが示すような「重力場の異常」として再解釈されています。周囲の人々も一緒に浮き上がってしまう現象は、局所的な重力変化を示唆しています,。

2. 非人間的知性(NHI: Non-Human Intelligence)と共約不可能性

「エイリアン」や「地球外生命体(ET)」という言葉の代わりに、より包括的な用語として‌‌NHI‌‌が使われています。

  • ‌スペクトルとしての存在:‌‌ NHIは、純粋なエネルギー体から完全に物理的な実体まで、グラデーションのある存在として定義されています。物質と精神の二元論(デュアリズム)では捉えきれない存在です。
  • ‌共約不可能性の問題(The Incommensurability Problem):‌‌ Pasulka 博士は「人間とアリ」の関係を例に挙げ、NHIの知性は人間とはあまりにかけ離れているため、互いに理解不能であるか、あるいは相手(NHI)が私たちに気づいていない(あるいは関心がない)可能性を示唆しています。

3. インターフェース(Interface)と「翻訳」

人間が理解できないNHIと接触するための媒介として、‌‌インターフェース‌‌という概念が語られています。

  • ‌宗教からテクノロジーへ:‌‌ かつて人間は「宗教」というインターフェース(翻訳機)を通じてNHIを理解していましたが、現代では「テクノロジー」や「AI」が新しいインターフェースになりつつあります。
  • ‌文化的文法(Cultural Grammar):‌‌ 「天使」や「悪魔」といった宗教用語は、NHIを理解するためのその時代特有の「文法」です。現代人は同じ現象を「プラズマ」や「ET」という文法で解釈しようとしています,。

4. 物理的霊媒(Physical Mediumship)とエクトプラズム

Leslie Kean は、死後の世界や意識の研究から、以下の具体的な用語を持ち込んでいます。

  • ‌物理的霊媒(Physical Mediumship):‌‌ 霊(NHIの一種)が霊媒の体を使って、物理的な現象(物質化、浮遊、直接の声など)を引き起こす稀な形態の霊媒能力。これは主観的な体験ではなく、客観的に観察可能な現象です。
  • ‌エクトプラズム(Ectoplasm):‌‌ 霊媒の体(口や耳など)から排出される、生きているような半物質的な物質。これが形成されて「手」や物体となり、物理的な接触を可能にします。光に敏感で、暗闇で現象が起きる理由とされています,。

5. ヒッチハイカー効果(The Hitchhiker Effect)とその逆

特定の場所や現象に接触した後、その影響が個人に「付着」して移動する現象です。

  • ‌ネガティブな効果:‌‌ スキンウォーカー・牧場などで報告されるように、恐ろしい現象や実体が研究者の家までついてくる現象。
  • ‌ポジティブな効果(逆ヒッチハイカー効果):‌‌ Pasulka 博士が指摘するように、聖地や聖なる出現(ファティマなど)を訪れた人々が、奇跡や肯定的なエネルギーを持ち帰り、帰宅後に良いことが起こる現象。

6. 変容した体(Transfigured Body)

初期キリスト教の研究から引用された概念で、死後の状態やNHIの性質を説明するために用いられます。

  • ‌物質性の段階:‌‌ イエスの復活や聖人の昇天に見られるように、単なる「霊」になるのではなく、「物質性を保ちつつも物理法則を超越した新しい形態の体」になること。これは、物理的でありながら壁をすり抜けたり浮遊したりするUAPやNHIの性質と共鳴しています,。

7. 存在論的ショック(Ontological Shock)

UAPやNHIの実在を知った時に人間が受ける、世界観の崩壊と再構築のプロセスです。

  • ‌統合のプロセス:‌‌ 当初は不安定になりますが、このショックを受け入れ、新しいリアリティ(現実)を生活に統合することで、それは肯定的な力に変わり得ると説明されています,。

これらの用語は、 Pasulka 博士と Kean 氏が、UAP現象を単なる「未知の科学技術」としてではなく、‌‌意識、歴史、宗教、そして物理学が交差する多次元的な現象‌‌として捉え直そうとしていることを示しています。

情報源

動画(1:53:26)

AMA with Dr Diana Pasulka and with Host, Leslie Kean

https://www.youtube.com/watch?v=r2KXlbLM-RY

16,100 views 2025/11/10 #uap #religion #apparition

Dr. Diana Walsh Pasulka Professor of Religious Studies at the University of North Carolina, Wilmington (UNCW). Dr. Pasulka’s research focuses on religion, technology, and emerging religious movements - see her website here. She has authored a series of acclaimed books, including: “American Cosmic: UFOs, Religion, and Technology” (2019). “Heaven Can Wait: Purgatory in Catholic Devotional and Popular Culture”(2014), “Encounters: Experiences with Nonhuman Intelligences” (2024), and, "The Others: AI, UFOs and the Secret Forces Guiding Human Destiny" (July 2026). Her latest book can be purchased via preorder here https://static.macmillan.com/static/s...

Diana's site: https://dwpasulka.com/

Leslie Kean Leslie Kean is an investigative journalist focused on bringing credible information about unexplained anomalies and “impossible” realities into the mainstream, while exploring what they mean. She is the author of the New York Times bestseller, "UFOs: Generals, Pilots and Government Officials Go On the Record" (Crown, 2010) and, "Surviving Death: A Journalist Investigates Evidence for an Afterlife" (Crown, 2017). Leslie is a contributing producer for the ongoing Nat Geo/VICE series “UFOs: Investigating the Unknown”. She is working with two leading New York producers on launching her play, A NEW KIND OF GOD, co-authored with William Youmans.

(2026-02-??)