Scott Adams : 自身のがん治療の状況を病室から語る
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前置き
過去記事で何度も取り上げてきた Scott Adams は頑健な体(テニスの熟練者)で、若い頃から健康にも気を配る人物だった。その彼が今、自分が生き延びる確率は半々だと率直に語っている。
彼の政治的発言により、無数の批判者が「ざまぁ見ろ!」と言い放つことも彼は重々承知している。
そのような状況でこれほど冷静に live 放送できるとは凄まじい精神力。常々、彼を老賢人だと注目してはいたが流石。なお、彼は既に大資産家なのでカネ目当てで Youtube 配信をしているわけではない。
病室ベッドで寝ながら配信していることもあり、滑舌が悪くなっているため、Youtube が自動付与した文字起こしがミスっている箇所もある。
要旨
この動画のトランスクリプトは、スコット・アダムス氏が現在入院しており、脊髄の腫瘍によって下半身が麻痺している状況を伝えるものです。
彼は、この麻痺を治療するために放射線治療を受ける計画を共有し、また、便秘を解消するために看護師によるデジタル介入があったという個人的な詳細も明かしています。
アダムス氏は、以前希望をかけていた**「ブルー・ヴィクタ」と呼ばれる治療法が、放射線との兼ね合いで延期になったことを伝えつつ、別の「バイオシールド」と呼ばれる治療の可能性についても言及しています。
さらに、彼はイベルメクチンやフェンベンダゾールを用いた代替治療法を試した経験を語り、その効果の信憑性について強い疑念を表明**し、特定の提唱者を「完全な詐欺師」であるという個人的な意見を述べています。
全体を通して、アダムス氏は自身の健康状態、治療の選択肢、そして医療に関する論争について、視聴者とのライブチャットを通じて率直に情報を共有しています。
目次
- 前置き
- 要旨
- スコット・アダムス氏の健康状態と治療法に関するブリーフィング
- スコット・アダムス氏の健康状態に関する状況報告書
- 現在の身体状況
- 主要な治療計画(現在進行中)
- 医療機関とサポート
- イベルメクチンとフェンベンダゾール(Dr. Mackis のアプローチ)
- 情報源
スコット・アダムス氏の健康状態と治療法に関するブリーフィング
エグゼクティブ・サマリー
この文書は、スコット・アダムス氏が2025年12月13日のライブストリームで明らかにした自身の健康状態、現在の治療計画、および代替医療に関する見解をまとめたものである。最重要点は以下の通りである。
- 深刻な健康状態: アダムス氏は脊椎周辺の腫瘍が原因で下半身が麻痺している。感覚は残っているものの、筋肉を動かすことはできない。
- 現在の治療計画: 外科手術が困難なため、腫瘍を縮小させる目的で放射線治療を開始する予定である。これにより、下半身の筋力回復を目指している。
- 他の治療への影響: 放射線治療の開始に伴い、大きな期待を寄せていたがん治療薬「プルビクト(Pluvicto)」の2回目の投与が延期された。一方 、スヌン・チャン医師による「バイオシールド(BioShield)」治療は完了しており、制御不能だった描画の手が回復するなど、肯定的な兆候が見られる。
- 代替医療への痛烈な批判: アダムス氏は、マッキス医師が推進するイベルメクチンとフェンベンダゾールを用いたがん治療法を、自身の経験に基づき「完全な詐欺」と断じている。約3ヶ月間の試行でPSA値が10倍に急上昇したこと、信頼できる治癒例が皆無であること、そして治療が失敗した際に常に別の理由を提示するマッキス医師の手法をその根拠として挙げている。
1. 現在の健康状態と治療計画
アダムス氏は、病院のベッドから配信されたライブストリームで、自身の健康状態に関する重大な最新情報を共有した。
- 症状: 下半身が麻痺しており、自力で筋肉を動かすことができない。ただし、感覚は維持されている。この麻痺は、脊椎周辺に位置する腫瘍に起因する。
- 当面の治療: 腫瘍が「多くの敏感なものに巻き付いている」ため、外科的切除は選択肢になく、放射線治療が選択された。救急車で専門施設に移送され、放射線治療を受ける予定である。
- 治療の目標: 放射線治療によって腫瘍を縮小させ、下半身の筋力を部分的にでも回復させることが最大の希望である。数日間の放射線治療と看護師の介助により、自立して生活できるレベルまで回復し、自宅に戻ることを目指している。
- 付随する健康問題: 6日間にわたる便秘に苦しんでいたが、配信当日の朝、看護師による「指による介助(digital intervention)」によって解消された。しかし、アダムス氏自身には下半身の筋力制御がないため、これは再現性のある解決策ではない。
- 自己評価: 自身の状況を「囚人の島(prisoner island)」にいると表現し、「脱出方法は確かにあるが、おそらく50/50の状況だ」と述べ、予断を許さない状況であることを示唆した。
2. 他の治療法への影響
現在の放射線治療は、アダムス氏が並行して進めていた他のがん治療に大きな影響を与えている。
- プルビクト(Pluvicto)治療の延期:
- 「命を救うはずだった」「大きな希望」と語る2回目のプルビクト治療が、少なくとも延期されることが決定した。
- 延期の理由は、これから受ける標準的な放射線治療とプルビクトを併用することができないためである。
- アダムス氏は、治療の枠を失った可能性を懸念しており、「二度とプルビクトを受けられるかどうかは分からない」と不安を表明した。
- バイオシールド(BioShield)治療の完了と効果:
- スヌン・チャン医師によるバイオシールドのプロセスは完了している。アダムス氏は、この治療法が「驚くべき結果」を出しており、単独でも「全ての仕事をこなせるかもしれない」と期待を寄せている。
- プルビクトとバイオシールドは「相補的」であるた め、両方を受けることが最善だったと考えている。
- 肯定的な兆候: 漫画家にとって致命的ともいえる、制御を失っていた「絵を描く手」の機能が突然回復した。アダムス氏は、これがバイオシールド治療(同じ腕に施術されたため)か、最初のプルビクト治療の効果である可能性を指摘し、「良い兆候でないはずがない」と述べている。
3. マッキス医師と代替がん治療法への批判
アダムス氏は、マッキス医師が提唱するイベルメクチンとフェンベンダゾールを用いたがん治療法について、強い言葉で批判を展開した。
個人的な経験と効果の否定
- 直接的な言及: アダムス氏は「あれは私を殺しかけたかもしれない...私は気にしない」と述べ、この治療法を試したことを後悔している様子を見せた。
- 試行期間と結果: マッキス医師はアダムス氏が1ヶ月しか試さなかったと主張しているが、実際には「約3ヶ月間」試行したと反論。その期間中にPSA値が「10倍のように急上昇」したことから、効果がなかっただけでなく、病状を悪化させた可能性を示唆した。
信頼できる治癒例の欠如
- 実証の不在: アダムス氏は、この治療法を試している間に「イベルメクチンとフェンベンダゾールだけで良くなったという確認された事例」を一つも見つけることができなかったと述べた。
- メル・ギブソンの逸話への反論: 俳優のメル・ギブソンがジョー・ローガンの番組で「3人の友人が治った」と語った件について、アダムス氏は「もしそれが本当なら、その3人は世界で最も有名な人々になるはずだ」と指摘。しかし、彼らがメディアに登場することはなく、ローガン氏が彼らを番組に呼ぶこともなかったことから、この話は信憑性に欠けると結論付けている。「我々が耳にしたのはゼロだ」と断言した。
- 有名な「治癒例」の真相: この治療法の最も有名な成功例とされる人物は、実際には「PSA値の確認をやめた」だけであり、医学的に治癒が確認されたわけではなかったと暴露した。
マッキス医師の手法への非難
- 「トリック」の告発: アダムス氏は、マッキス医師が使う手法を「トリック」だと非難。治療がうまくいかない場合、医師は常に「もっとやる必要がある」「他の10種類の療法も併用しなければならない」「まだ効果が出ていないだけ だ」といった、検証不可能な言い訳を提示すると主張した。
- 宣伝への利用: マッキス医師がアダムス氏を「マッキス療法を正しく行わなかったために死にかけている愚かな悪い見本」として、自身の宣伝に利用し始めたと述べた。アダムス氏は「私はマッキス療法をやった。ただ、全く何の効果もなかっただけだ」と強く反論している。
- 個人的見解: アダムス氏は「彼が完全な詐欺師であると私は思うが、それは単なる意見だ。その証拠はない」と述べ、法的な証拠はないとしつつも、個人的な確信としてマッキス医師を詐欺師と見なしていることを明確にした。もしチャン医師の治療が成功すれば、マッキス医師の治療が効かないことについて、より声を大にして主張する可能性を示唆した。
4. ライブストリーム中の注目すべき発言
| テーマ | 発言内容(和訳) |
|---|---|
| 自身の状況について | 「私は囚人の島におり、脱出方法は確かにあるが、おそらく50/50の状況だ。」 |
| マッキス医師の治療法について | 「あれは私を殺しかけたかもしれない。囚人の島にいる今、私はもう気にしない。」 |
| マッキス医師の手法について | 「彼が顧客全員を維持する方法は、おそらく私が間違ったやり方をしていたという別の理由を彼が思いつくことだろうと想像する。」 |
| マッキス医師への個人的見解 | 「彼が完全な詐欺師であると私は思うが、それは単なる意見だ。その証拠はない。」 |
| ポッドキャスト界について | 「私はマイク・ベンツのフレームワークと分析をほぼ毎日使っている...(彼が私から学んだとすれば)それはどれほど素晴らしいことだろうか。我々は互いをより強くしているのだと思う。」 |
スコット・アダムス氏の健康状態に関する状況報告書
1.0 現在の健康状態
本報告書は、スコット・アダムス氏が自身のライブストリームで共有した情報に基づき、彼の現在の身体的状態、治療計画、および医療に対する個人的見解をまとめたものです。このセクションでは、彼の機能的能力に影響を及ぼしている主要な症状と最近の身体的変化について、客観的な情報を提供することに焦点を当てます。
1.1 主要な身体症状
アダムス氏が報告した主要な身体症状は以下の通りです。これらの記述は、本人の発言に厳密に基づいています。
- 下半身の麻痺: アダムス氏は「腰から下が麻痺している」と説明しており、自身の意思で筋力を動かすことができない状態です。ただし、感覚は維持されていると述べています。
- 便秘の問題: 6日間にわたる重度の便秘を経験しましたが、看護師による「デジタル介入(digital intervention)」(指による便の摘出)によって一時的に解消されました。しかし、根本的な筋力制御の問題が解決していないため、この解決策が持続可能ではないという見解を示しています。
- 描画する手の機能回復: 「漫画家にとって最悪の事態」と表現した、描画に使用する手の制御を失っていた状態から、「突然」機能が回復したという注目すべき変化が報告されました。彼は、この回復がブルビクト(Pluvicto)の初回治療、あるいは後述するスンニル・チュン医師の治療のいずれかによるものではないかと推測しています。
- その他の身体的所見: 唇が乾燥している状態で小さな皮膚片を剥がしたところ、服用中の血液希釈剤の影響で出血が悪化し、「血まみれの唇」になったと簡潔に報告しています。
これらの複雑な身体症状は、彼の日常生活に大きな制約を与えており、現在進行中の治療計画の緊急性と方向性を決定づける重要な要因となっています。
2.0 現在の治療計画
アダムス氏の治療アプローチは、従来の標準的な医療と、代替・実験的と見なされる治療法を組み合わせた多角的なものであることが示唆されています。このセクションでは、彼が現在受けている、あるいは計画している主要な治療法について詳述します。
2.1 従来の医療アプローチ
アダムス氏が受けている、または計画中の標準的な医療処置は、主に放射線治療とブルビクト治療の2つです。
- 放射線治療
- 目的と方法: 脊椎周辺に存在する「厄介な腫瘍」を標的とした放射線治療が計画されています。その主な目的は、「下半身の筋力を取り戻す」ことです。
- 外科手術との比較: 腫瘍が「敏感な部分に巻き付きすぎている」ため、外科的な切除手術は選択肢にならなかったと説明しています。
- 実施計画: 治療を受けるた め、別の施設へ「救急車で」搬送される予定です。
- ブルビクト(Pluvicto)治療
- 現状: 彼が「大きな希望」を寄せていたこの治療法は、少なくとも現時点では「延期」されています。
- 延期の理由: 医療チームの判断により、放射線治療とブルビクト治療を「組み合わせることができない」ため、延期が決定されました。
- 今後の見通し: 彼は治療を受ける機会を「失った可能性」について懸念を表明しており、もし治療が受けられなくなった場合、それは「不幸だ」と感じるだろうと述べています。
2.2 代替・実験的治療法
スンニル・チュン(Sunil Chun)医師による「バイオシールド(Bio Shield)」と呼ばれるプロセスについて、以下の点が報告されています。
- 完了状況: アダムス氏は、この治療プロセスをすでに「完了した」と述べています。
- 期待される効果: この治療法が単独で効果を発揮する可能性、またはブルビクト治療と「相補的」に作用する可能性について言及しています。
- 手の機能回復との関連: 先述した描画する手の機能回復が、このバイオシールド治療によるものである可能性を彼自身が示唆しています。
これらの多様な治療法の組み合わせは、アダムス氏の複雑な病状に対する多角的なアプローチを反映しており、彼は両方の治療を受けることを完全には諦めておらず、実施時期をずらして併用する可能性も示唆し ています。
3.0 代替医療プロトコルに関する個人的見解の分析
アダムス氏は、自身の経験に基づき、特定の代替医療プロトコル、特にマッキス(Mackis)医師が推進するものについて詳細な見解を述べています。このセクションでは、憶測を交えず、彼自身の体験談として語られた内容を客観的に分析・報告します。
3.1 マッキス医師のプロトコル(イベルメクチンとフェンベンダゾール)に対する評価
アダムス氏は、マッキス医師のプロトコルに対して極めて批判的な評価を下しています。その論拠は以下の通りです。
- 個人的な試用と結果:
- 彼自身、このプロトコルを「約3ヶ月間」試したと明言しています。
- その試用期間中に、彼のPSA値(本人は「SBA」と発言しているが文脈からPSAと推定)が「10倍に急上昇」したことから、プロト コルは「効果がなかったことを示唆している」と結論付けています。ただし、自身が入手したイベルメクチンが偽物であった可能性も、一つの要因として考慮に入れています。
- 有効性に関する信憑性への疑問:
- この治療法によって治癒したという「確認された症例」を一つも見つけることができなかったと主張しています。
- 俳優のメル・ギブソンがジョー・ローガンの番組で言及した「3人の友人」の話を例に挙げ、もしそれが事実であれば、その人物たちはメディアに大々的に取り上げられたはずだが、実際には「何も起こらなかった」と指摘し、その信憑性に強い疑念を呈しています。
- 彼が最も有名だと認識している症例は、実際には患者が「PSAのチェックをやめただけ」だったと暴露しています。
- プロトコルの手法への批判:
- 治療がうまくいかない場合に、「もっとやるべきことがある」や「まだ効果が出ていないだけ」といった反証不可能な言い訳が常に提供される手法を「トリック」であると断じています。
- マッキス医師が、主要な薬剤であるイベルメクチンとフェンベンダゾールに加えて「10種類ほどの他の自然療法」を同時に行うよう指示したことについて、これを「詐欺の叫び(screams of fraud)」と見なしています。
- 最終的な結論:
- アダムス氏は、マッキス医師を「完全な詐欺師」だと考えていると述べています。ただし、これはあくまで「証明のない意見」であると自己言及しています。また、「彼が販売しているものが、特定の人々に対して、正確な方法で行われれば効 果がある可能性は完全にあり得る」とし、その可能性を科学的に否定することはできないとも付け加えています。
- これまでこの件について沈黙を保ってきた理由として、公然と争うことがマッキス医師を経済的に潤わせ、結果的に他の患者を危険に晒すことになると考えたためだと説明しています。
彼の個人的な体験に基づくこれらの強い見解は、彼自身の現在の心境や将来への展望を理解する上で重要な要素となっています。
4.0 患者の心境と展望
本報告書の締めくくりとして、アダムス氏が自身の言葉で語った心理状態、現状認識、そして将来への展望をまとめます。彼の発言からは、極めて困難な状況にありながらも、冷静さを保ち、不確実性に向き合おうとする精神的な強さがうかがえます。
4.1 現状認識と比喩表現
アダムス氏は、自身の置かれた状況を以下のように認識しています。
- 彼は自身の状況を「囚人の島(prisoner island)」にいると比喩し、物理的・状況的な閉塞感を表現しています。
- しかし、その一方で、その島から「抜け出す方法」は存在すると信じており、その可能性を「50/50の状況」と冷静に分析しています。