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Sid Padrick の証言 : 1965年 シド・パドリックのUFO搭乗記

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要旨

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1965年 シド・パドリックのUFO搭乗記

本資料は、シド・パドリックが1965年に経験した宇宙人との遭遇について語った講演の書き起こしであり、彼が未確認飛行物体に搭乗した経緯を詳細に記録しています。

パドリック氏は、1月30日の早朝に海岸で遭遇した「クラフト」に招かれ、非常に紳士的かつ非敵対的な態度をとる9人の乗員と対面した様子を語ります。

乗員の一人は、彼らの社会には病気、犯罪、警察力、学校がなく、独自の光エネルギー伝達手段によって航行しているとパドリック氏に説明しました。彼は、この2時間の体験が自身の人生で最も重要な出来事であり、その後、一切の恐怖心を失い、強い霊的な変化を経験したと強調しています。

パドリック氏は、空軍やUFO調査団体NICAPからの懐疑的な反応に反論しつつ、自身が得た情報は修正することなく、彼らが伝えた言葉通りであると聴衆に断言しています。

1965年シド・パドリックの異星体験に関するブリーフィング資料

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エグゼクティブ・サマリー

本資料は、シド・パドリック氏が1965年に行った講演の記録に基づき、同氏が主張する異星人との遭遇体験の核心的なテーマと詳細をまとめたものである。1965年1月30日の早朝、アマチュア無線家であり元パイロットでもあるパドリック氏は、カリフォルニア州の海岸近くで異星人の宇宙船に招かれ、約2時間にわたる交流を持ったと証言している。

この体験の要点は以下の通りである。

  • 遭遇の性質: 遭遇は平和的かつ紳士的であり、パドリック氏は「ゼノ(Xeno)」と名乗ることを許された1体の異星人と主に対話した。船内には彼を含め計9体の乗組員がいた。
  • 異星人の社会と哲学: 彼らの社会は地球とは根本的に異なり、「病気、悪徳、犯罪、警察、学校」が存在しない。彼らは「一つのものとして生きる」と述べ、非常に長い寿命を持つため厳格な産児制限を行っている。また、「至高の存在(Supreme Deity)」を唯一のものとして認識しており、深い精神性を持つことが示唆された。
  • 技術と能力: 彼らの宇宙船は、別の「航行船」から光を通じてエネルギー供給を受ける高度な推進システムを持ち、レーダーには映らない特性を持つ。彼らは地球のいかなる言語も話すことができると主張した。
  • 地球へのメッセージ: 彼らの地球訪問の目的は「観察のみ」であり、敵意は一切ない。しかし、彼らは「あなた方の国やすべての国は、未知の物体を理由なく破壊目的で攻撃する」と指摘し、地球人の敵対的な性質を警告した。また、20年以内に米国が「世界規模の実験」に参加する機会を得るが、参加すれば多くの人命が失われるだろうという予言的な発言も残している。
  • パドリック氏への影響: この体験はパドリック氏の人生観を根底から覆し、死を含むあらゆる恐怖心を完全に払拭した。彼は深い精神的な覚醒を経験し、自身の健康状態も著しく向上したと述べている。この体験は、彼にとって100ピースのパズルのようなものであり、その大部分は解明されたが、まだ3つのピースが残っているとしている。

この証言は、遭遇の詳細な描写、異星人の社会構造や哲学に関する具体的なメッセージ、そして体験者自身に与えた深刻な影響という点で、極めて注目に値するものである。

序章:シド・パドリック氏と遭遇事件の背景

シド・パドリック(Sid Padrick)氏は、自身を特異な人間ではないと語る一般市民である。彼はアマチュア無線家、元空軍兵、そして自家用操縦士の免許を持つ人物であり、学歴は高校卒業のみである。パドリック氏は、自身の性格や経歴がこの特異な体験と直接関連しているとは考えていない。

遭遇事件に至るまでの背景には、いくつかの伏線が存在した。

  • 不可解な衝動: 事件発生前の約2年間、パドリック氏は午前1時や2時といった深夜に起き、海岸へ向かいたいという「とてつもなく強い衝動」に駆られることがほぼ毎日あった。雨の日でもレインコートを着て出かけることが度々あったという。
  • 個人的信条: 彼は幼少期から、広大な宇宙において地球は「小さな点に過ぎない」と感じており、地球外生命体の存在を確信していた。
  • 生活様式: 彼はテレビをほとんど見ず、バーやドライブインシアターにも行かない。アウトドア活動を好み、質素で誠実な生活を送っている。息子たちには「他人のものを盗まない」「他人の財産を破壊しない」「年齢、肌の色、人種、性格、信条に関わらず、全ての人に敬意を払う」という2つの教えを徹底してきた。

これらの背景は、彼がなぜ選ばれたのかという謎(パドリック氏自身が「100ピースのパズル」と表現)の一部を構成している可能性がある。

1965年1月30日の遭遇事件詳述

パドリック氏の証言による遭遇事件の時系列は以下の通りである。

  1. 第一発見(午前2時3分頃): 海岸から帰宅途中、「大型の電力変圧器」のようなドローン音を聞き、空に注意を向けた。沖合約4分の1マイルの地点に物体を発見。恐怖を感じ、土手を駆け上がった。
  2. 音声による接触: 物体(宇宙船)から「怖がらないでください。我々に敵意はありません」という明瞭な男性の声が聞こえた。宇宙船が地上約20フィートでホバリングすると、再度「怖がらないでください。我々は敵意がありません。危害を加えないことを保証します」という声がした。
  3. 搭乗への招待: さらに「搭乗しても構いません」という声が聞こえ、宇宙船は地上約1フィートまで降下。その際、駐車場全体を照らすほどの閃光が発生した。パドリック氏が宇宙船に近づくと、4度目の声で「搭乗しても構いません。我々に敵意はありません。危害を加えないことを保証します」と告げられた。
  4. 搭乗と浄化: パドリック氏が搭乗を決意し中に入ると、背後でドアが即座に閉鎖された。約6×7フィートの小部屋に閉じ込められ、耐え難いほどの極度に明るい光に約1分間包まれた。パドリック氏はこのプロセスを、船内を汚さないための「浄化」だったのではないかと推測している。
  5. ゼノとの対面: 「入ってよろしい」という声の後、内部に進むと、一人の男性(後のゼノ)が立っていた。この時と、船を降りる時の2回だけ、彼はパドリック氏と正面から顔を合わせた。それ以外の時間は常に横顔を向けていたという。
  6. 船内のツアーと対話: ゼノに導かれ、彼の「部屋」とされる制御室に入る。そこから船内の様々な部屋(他の乗組員の部屋、休憩室など)を反時計回りに見て回った。この間、パドリック氏はゼノに様々な質問を行った。
  7. 船の移動: 船内にいる間、パドリック氏は全く揺れや動きを感じなかったが、ゼノから「我々は今、移動しました」と告げられた。宇宙船は、元の場所から約180航空マイル離れた、サンタローザの北約75マイルの山腹にあるトレーラーハウス用の空き地に着陸していた。
  8. コンサルテーション・ルームでの体験: 最も重要な体験は「コンサルテーション・ルーム」と呼ばれる部屋で起こった。そこでゼノに「至高の存在に敬意を払いたいですか?」と問われ、パドリック氏は祈りを捧げた。この時、彼は「人間以上の偉大なものの手」に触れられたと感じ、それ以来すべての恐怖が消え去ったと証言している。
  9. 下船と再搭乗: ゼノに促され、一度船外に出て周囲の様子と船の外観を観察した。約3分後、自発的に船内に戻ると、再び最初の小部屋で強烈な光による「浄化」を受けた。
  10. 別離(午前4時頃): 最終的な対話の後、パドリック氏は元の場所で降ろされた。宇宙船は地上でエンジン音を立てた後、約6〜7秒というごく短時間で視界から完全に消え去った。

宇宙船とその乗組員に関する詳細

パドリック氏の証言に基づき、宇宙船と乗組員の特徴を以下に詳述する。

宇宙船の仕様

項目詳細
寸法高さ約30フィート(約9.1m)、直径約50〜60フィート(約15.2〜18.3m)。中央部のリング状構造物は幅約12フィート(約3.7m)。
構造二重船殻構造。外殻は機器を保護するカバー、内殻はエネルギー収集体であり、レーダー波を反射しない特性を持つ。
外観継ぎ目が一切見えない、非常に滑らかで高品質なプラスチックまたはプレキシガラスのような仕上げ。色は暗色。
内部全体的に角が丸められている。壁を通して柔らかな光が満ちており、影ができない。床はゴムのような材質で歩きやすい。内部は完璧に清潔だった。
推進システムエネルギー源は、宇宙空間にいる別の「航行船(navigation craft)」から光を通じて供給される。本体に武装はないが、航行船にはあるとされる。
航行システム航行は全て航行船が担当。宇宙船は地球の「磁極(magnetic pole)」を識別マーカーとして利用する。
その他着陸時に発生した閃光は、いずれの惑星でも接触時に発生する「静電気の放電」だと説明された。この閃光は地面に焼け焦げと小さなくぼみを残した。

乗組員の特徴

項目詳細
人数合計9名。パドリック氏が確認したのは男性8名と女性1名。
対話者パドリック氏が主に対話したのは1名のみ。彼は「私のことはゼノ(Xeno)と呼んでくれて構わない」と述べた。Xenoは辞書で「見知らぬ人、外国人」を意味する。
外見身長約5フィート10インチ(約178cm)で、全員がほぼ同じ身長・体格。外見年齢は20〜25歳。目、耳、鼻、口は地球人と同様。肌はパドリック氏より明るく、やや黄色味を帯びた「アルメニア人種」に近い色合い。髪は自然なままで、髭はなかった。
服装全員が同じデザインのツーピースのスーツを着用。シルクに似た高品質な素材で、色は淡い色合い。階級章のようなものは一切なかった。
態度非常に紳士的で、敵意は全く見られなかった。しかし、笑顔や冗談は一切なく、真剣な態度を崩さなかった。
コミュニケーションゼノはパドリック氏の言語(英語)を流暢に話した。乗組員同士は言葉を交わさず、身振りや表情で意思疎通しているように見えた。

異星人の哲学、社会、およびメッセージ

ゼノとの対話を通じて明らかになった彼らの社会、哲学、そして地球に向けられたメッセージは、この遭遇体験の中核をなす。

異星人の社会と生活様式

ゼノは彼らの生き方について、以下のように語った。

「あなた方が知るような、病気はありません。悪徳もありません。犯罪もありません。警察もありません。学校もありません。我々の若者は非常に幼い頃から一つの仕事を教えられ、それを非常によくこなします。我々は寿命が非常に長いため、厳格な産児制限があります。我々は、一つのものとして生きています。」

この発言は、競争や対立、不平等が社会の前提となっている地球とは全く異なる、調和と統一に基づいた社会の存在を示唆している。

精神性と宗教観

コンサルテーション・ルームでのやり取りは、彼らの深い精神性を示している。ゼノは「至高の存在(Supreme Deity)」という言葉を使い、パドリック氏がそれを「神(God)」と同一かと尋ねた際、「ただ一つしか存在しない」とだけ答えた。これは、彼らが普遍的で唯一の創造主を認識していることを示している。

地球へのメッセージと警告

ゼノが伝えたメッセージは、平和的な観察者としての立場と、地球文明に対する冷静な評価を含んでいた。

  • 訪問目的: 地球への訪問は「観察のみ」である。
  • 地球人の敵対性: 彼らは地球側から攻撃を受けた経験があり、特に航行船が標的になったことがあると述べた。その上で、**「あなた方の国やすべての国は、未知の物体を理由なく破壊目的で攻撃する」**と断言した。これは、彼らが政府や軍と直接接触しない理由となっている。
  • 未来に関する言及: ゼノは、パドリック氏に一つの予言的な言葉を残した。「この国(米国)は、20年以内に世界規模の実験に参加する機会を与えられるでしょう。もし参加すれば、それは多くの人命の損失を引き起こすでしょう。」この発言の具体的な意味は不明である。
  • 再訪の可能性: 彼らは再び訪れると明言しており、パドリック氏自身が再び会える可能性も「彼次第」で存在するとした。

遭遇後の影響と反響

この2時間の体験は、パドリック氏の人生に多岐にわたる永続的な影響を与えた。

個人的な変容

  • 精神的変化: 最も大きな変化は、死への恐怖を含むあらゆる恐怖心が完全に消え去ったことである。彼はこれを、コンサルテーション・ルームで「神の手」に触れられた体験に起因するものだと考えている。
  • 身体的変化: 以前よりも健康になり、エネルギーに満ち溢れていると述べている。睡眠時間も3〜4時間で十分になり、毎日を活発に過ごしている。
  • 使命感: 当初はこの話を秘密にするつもりだったが、「何か」に促されて公に語るようになった。ただし、自ら志願して講演することはなく、全て招待に応じて行っている。彼は、異星人たちへの敬意を損なわないよう、聴衆にも彼らを尊重して語ることを求めている。

周囲の反応

  • 家族と地域社会: 当初は懐疑的だった家族も、最終的には彼の話を信じ、支えるようになった。地域社会においても、嘲笑されるどころか、多くの人々から支持や関心が寄せられた。
  • 空軍の調査: 米空軍はパドリック氏に接触し、詳細な聞き取り調査を行った。その際、自白剤(Sodium Pentothal)や嘘発見器によるテストも実施された。空軍からの最終的な評価は「満足のいくものだが、決定的ではない(satisfactory, but inconclusive)」というものだった。
  • NICAPとの対立: 民間のUFO調査団体であるNICAP(National Investigating Committee for Aerial Phenomena)も彼に5時間にわたるインタビューを行った。しかし、NICAPの事務局長は物的証拠がないことを理由に彼の話を信じないと述べた。パドリック氏は、NICAPが彼の発言を不正確に引用し、彼の体験を否定しようとしていると批判している。

未解決の謎

パドリック氏は、この体験全体を「100ピースのパズル」に例えている。そのうち97ピースは埋まったが、まだ3つの重要なピースが残っていると語る。それは、**「なぜこの出来事が起きたのか」「なぜ自分だったのか」**という根本的な問いに対する答えである。彼はまた、自身が調査した他のコンタクティーも、人生において何らかの「悲劇」を経験しているという共通点を見出しており、これが選ばれる条件の一つではないかと推測している。

物語の要約 : シド・パドリックが体験した異星人との遭遇:1965年1月30日の物語

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1. 序章:運命の夜へと続く奇妙な衝動

物語の主人公、シド・パドリック氏は、アマチュア無線家であり、パイロットでもある一市民でした。しかし、彼の日常には、後に運命の夜へと繋がることになる、一つの不可解な習慣がありました。遭遇事件が起きるまでの約二年間、彼は「説明のつかない強い衝動」に駆られ、来る日も来る日も、夜明け前の浜辺へと足を運んでいたのです。それはまるで、何かに呼ばれているかのようでした。

午前1時、あるいは2時。世間が深い眠りについている時間に目を覚まし、アマチュア無線機に向かうか、浜辺へ向かうか、彼の生活はその二択で回っていました。雨の日でさえ、彼はレインコートを羽織り、その奇妙な衝動に従ったのです。

そして1965年1月30日の早朝、彼の日常を永遠に変える出来事が、ついに現実のものとなりました。

2. 遭遇の始まり:静寂を破る音と空からの声

その日の午前2時過ぎ、パドリック氏はいつものように浜辺を訪れ、帰路についていました。その時、彼の耳に奇妙な音が届きます。それはまるで「巨大な変圧器」が発するような、低く響くドローン音でした。空を見上げると、沖合から正体不明の飛行物体がこちらへ向かってくるのが見えました。

強烈な恐怖に襲われた彼は、我を忘れて土手を駆け上がり、転びながらも必死に逃げ出します。しかし、彼の足を止めたのは、その物体から直接、頭の中に響くかのように聞こえてきた声でした。

「恐れることはない。我々は敵ではない」

その声は、男性のもののように明瞭で、落ち着いていました。物体は地上約6メートルで静止し、再び語りかけます。

「恐れることはない。我々は敵ではない。危害を加えないことを保証する」

恐怖はまだ消えませんでしたが、それ以上に強い好奇心が彼の心を捉え始めていました。物体が静かに地上へと降下してくると、三度目の声が響きます。

「乗船してもよい」

それは命令ではなく、あくまで招待でした。そして、彼が決断を下すのを待つかのように、最後の言葉が告げられました。

「乗船してもよい。我々は敵ではない。危害を加えないことを保証する」

恐怖と好奇心の狭間で揺れ動きながらも、パドリック氏は未知なる乗り物へと足を踏み入れる決意を固めました。

3. 未知なる船内へ:「ゼノ」との対面

彼が船内に足を踏み入れた瞬間、背後でドアが音もなく閉まり、約1.8×2.1メートルの小部屋に閉じ込められました。その時、彼は自分が土手を駆け上がった際に強く転倒したことを思い出し、「自分はあの時死んでしまい、これは死後の体験なのではないか」という考えが一瞬、頭をよぎりました。部屋は目がくらむほどの強烈な光に包まれ、彼は約1分間、そこで待機させられます。

やがて奥のドアが開き、中へ進むよう促されると、そこには一人の紳士的な男性が立っていました。その人物はパドリック氏に対し、静かにこう告げます。

「ゼノ(Xeno)と呼んでくれて構わない」

「Xeno」とは「見知らぬ者、外国人」を意味する言葉です。それは彼の本名ではなく、地球人であるパドリック氏に対する、彼なりの自己紹介だったのかもしれません。

パドリック氏は、この異星の存在を前に、勇気を振り絞って最初の質問を投げかけました。ゼノは一つ一つの問いに対し、意図を測るかのように約30秒間の沈黙を保ってから、極めて明瞭に答えました。その沈黙は、会話に超現実的な緊張感を与えていました。

「あなたはどこから来たのですか?」という問いに、ゼノは「我々は、あなた方が観測している惑星の裏側にある惑星から来た」と答えました。「人間ですか?」と尋ねると、「そうだ、我々なりの方法で」と。「食事や睡眠はとるのですか?」という質問にも、「そうだ、我々なりの方法で。しかし、あなた方が知るようなものではない」と返しました。彼らの世界では、時間や距離は昼夜やマイルといった単位ではなく、すべてが「光」という単位で測られるのだと説明されました。

基本的な対話を終えた後、ゼノはパドリック氏を船内のさらに奥深くへと案内し始めました。

4. 異星の社会と精神世界:船内ツアーで明かされた真実

船内ツアーは反時計回りに行われました。パドリック氏はゼノの他に8人の乗組員と遭遇しましたが、彼らは誰一人として言葉を発さず、ただ黙々と自らの作業に集中していました。

船内の構造は驚くべきものでした。角という角はすべて丸みを帯び、壁や床、天井のどこを見ても継ぎ目が一切見当たりません。それは完璧に一体化した空間でした。そして何より印象的だったのは、その照明です。光源はどこにも見当たらず、壁全体が内側から発光しているかのような、柔らかく心地よい間接光が船内を満たしていました。その光の中では、一切の影が生まれませんでした。

ツアーの最後に案内された「相談室」で、パドリック氏の人生観を根底から覆す出来事が起こります。そこでゼノは、彼にこう問いかけました。

「最高神(Supreme Deity)に敬意を払いたいか?」

パドリック氏が「それは、我々が神と呼ぶ存在と同じか」と尋ねると、ゼノはただ「一つである」とだけ答えました。促されるまま、彼が祈りを捧げたその瞬間、これまでの人生で感じたことのない、強烈で温かい感覚が彼を包み込みました。彼は後にこう語っています。「45年の人生で初めて、この地球上に存在する人間以上のものの手に触れられたと、真実を込めて言うことができます。私は、神の手に触れられているのだと分かりました」。

その直後、ゼノは彼らの社会のあり方について、驚くべき事実を語り始めました。

我々の社会には、あなた方が知るような病気、悪徳、犯罪はない。警察も学校もない。我々の若者は幼い頃から一つの仕事を教えられ、それを非常によくこなす。長い寿命のため、厳格な産児制限がある。我々は一つとして生きている。

この強烈な体験の後、パドリック氏は再びゼノと向き合い、地球と彼らの関係についての核心に迫る対話を行うことになります。

5. 警告と啓示:地球に向けられたメッセージ

ツアーを終え、再びゼノの部屋に戻ったパドリック氏は、地球人類に対する彼らの見解と、その驚異的な科学技術について説明を受けました。

ゼノは、地球人が示す性質について、厳しい見解を述べます。「あなた方の国、そして全ての国は、未知の物体を理由なく破壊目的で攻撃する」。この言葉は、彼らが人類を潜在的に「敵対的」な存在として認識していることを明確に示していました。

彼らが持つ科学技術は、我々の理解をはるかに超えるものでした。パドリック氏が乗船した小型の船は、それ自体に動力源を持っていません。動力は「航行船」と呼ばれる巨大な母船から、「光」をエネルギー源として遠隔供給されているというのです。また、広大な宇宙で道に迷うことがない理由について、ゼノはこう説明しました。「全ての惑星は固有の識別方法を持っている。あなた方の惑星の場合は、磁極だ」。

2時間に及ぶ濃密な対話の末、ついにパドリック氏が地上へ戻る時がやってきました。

6. 別れ、そして永遠の変化

午前4時きっかり、パドリック氏は地上に戻されました。彼が見守る中、宇宙船は轟音と共にわずか6〜7秒で夜空の彼方へと消え去りました。

この一夜の体験は、彼の内面に永続的な変化をもたらしました。最も大きな変化は、彼の中から死への恐怖を含む、あらゆる恐怖心が完全に消え去ったことでした。彼はこの体験を通じて、「死を恐れる必要はない」という絶対的な確信を得たのです。

さらに、彼の健康状態は著しく改善し、以前よりもはるかにエネルギッシュになりました。この夜の出来事は、シド・パドリックという一人の人間の内面に、決して消えることのない光を残したのです。

7. 結論:残された謎とメッセージ

パドリック氏自身、ごく平凡な自分がなぜあのような体験に選ばれたのか、その理由は完全には理解できていません。彼はこの出来事を「100ピースのパズルのうち、まだ3ピースが埋まっていない状態」だと表現しています。

しかし、彼がこの体験を通じて得たメッセージは明確でした。彼は講演の最後に、聴衆に対してこう訴えかけます。

「私を嘲笑うのは構わない。嘘つきと呼んでもいい。しかし、彼ら異星人について語る時は、どうか敬意をもって語ってほしい」

シド・パドリック氏の物語は、単なる奇妙な遭遇譚ではなく、我々の生き方や精神性、そして宇宙における人類の立ち位置を深く問いかける、一つの啓示として語り継がれています。

遭遇の前提と背景

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1965年1月30日にシド・パドリック(Sid Padrick)氏に起こった異星人との遭遇は、彼自身の生活習慣、長年にわたる哲学的信念、そして遭遇直前の異常な出来事という、いくつかの前提と背景の中で語られています。

ソースに記載されている遭遇の前提と背景に関する主な点は以下の通りです。

1. 遭遇前の生活と経歴

パドリック氏は、自身について「風変わりな人間ではない」と述べており、この出来事だけが唯一風変わりなことだと説明しています。彼は、自分が選ばれた理由を尋ねられても「なぜ、どのように起こったのか、本当のところは分からない」と述べています。

  • 職業と教育: 彼はアマチュア無線家(アマチュア無線を毎日操作している)であり、また自家用操縦士の免許も保有しています。彼はエレクトロニクス技術者でもあります。教育レベルについては、「高校教育しか受けていない」と述べており、もし異星人が誰かと接触するなら、もっと教育を受けた人や10以上の学位を持つ人を選ぶべきだと考えていました。
  • 関心の欠如: 彼は、この事件が起こる前は空飛ぶ円盤について何も知らず、新聞で読んだ断片的な記事しか知りませんでした。接触された人の話も読んだことはなく、このテーマに特に関心を持っていませんでした。彼にとって、この出来事は「全くの驚きであり、かなりの衝撃」でした。

2. 遭遇に繋がった異常な習慣と出来事

異星人との遭遇は1965年1月30日の午前2時頃に起こりましたが、パドリック氏は事件に至るまで多くの事柄があったと指摘しています。

  • 海辺へ行く強い衝動: 事件の約2年前から、彼は「ビーチに行き続けたいという抑えがたい衝動」を感じていました。彼はほとんど毎日ビーチへ行き、時には午前1時や2時に起きてアマチュア無線を操作するか、ビーチに行くかのどちらかをしていました。
  • 雨中の散歩: 1月(事件発生月)を通して、彼は毎日ビーチへ行く非常に強い衝動を感じ、雨の中を歩いて行くことも多かったと述べています。
  • 1月の異常な出来事: 1月には、彼の家の周りで「非常に異常な出来事」がいくつかありましたが、講演時にはその詳細を話すことができないとしています。
  • 遭遇の場所と時間: 遭遇が起こったのは、彼の家とビーチの間にある小さな駐車場で、海を見下ろす場所でした。彼は午前2時にビーチにいるのは普通でない時間だと承知していますが、彼はバーやダンスホールなどには行かないと断言しています。

3. 長年にわたる哲学的・倫理的な信念

パドリック氏は、遭遇以前から確立された強い信念と道徳観を持っていました。

  • 宇宙観: 彼は幼い頃から、自分たちが宇宙の中で「ちっぽけな一点にすぎない」と感じており、この地球上の人間以外に「誰かが上空にいるに違いない」と常に信じていました。
  • 道徳と尊敬: 彼は息子たちに、他人のものを盗らないこと(手を汚さないこと)、他人の財産を破壊しないこと、そして年齢、肌の色、人種、性格、信条に関わらず、出会うすべての人を尊重することを教えていました。
  • 死への態度: 遭遇以来、彼は一切の恐れを失いました。特に死に対する恐れがなくなったのは、異星人が「死を恐れる必要はない」と彼に証明したためです。

4. 選ばれた理由(パズルの要素)

パドリック氏は、なぜ自分が選ばれたのかを明確には理解していません。異星人との会話を通じて、その一部が「パズル」として提示されたと表現しています。

  • パズルの比喩: 1965年1月30日の朝、彼の前に100個のピースからなるパズルが置かれ、現在までに97個のピースが組み合わされており、残り3個だと述べています。彼は、この事件と彼の信念が何らかの関係があるのかどうかは断言できないが、もしパズルが完成すれば説明できるだろうと述べています。
  • 異星人側の見解: 異星人(ゼノと呼ぶように言われた人物)は、彼らがパドリック氏を「選んだのではない」と明確に述べています。彼らは搭乗を求めただけで、パドリック氏が「搭乗することを選んだ」のです。また、彼らは以前にも地球に来て搭乗を求めたが、人々は皆怖がって逃げたとも述べています。
  • 個人的な悲劇: パドリック氏は、1962年に個人的な悲劇を経験しており、彼は調査したところ、接触を受けたすべての人々が人生で「悲劇」を経験していることに気づいたと述べています。なぜ異星人がそのような人を選ぶのかは、彼にとっても未解明のパズルのピースの一部です。

要約すると、パドリック氏の遭遇の背景には、彼の長年の宇宙への関心(知的興味ではない、哲学的信念として)厳格な道徳的背景、そして不可解な海辺への衝動がありましたが、彼自身は、なぜこのような大事件が彼のような、特別な教育や知識を持たない人物に起こったのかを理解しようと努めていた、という状況がありました。


比喩的表現:

シド・パドリック氏の異星体験の前提と背景は、**「砂漠の真ん中に自力で建てられた、質素だが堅固な灯台」**に例えることができます。彼はアマチュア無線家やパイロットとして地上の技術に親しんでいましたが、UFOというテーマには興味がなく、学術的な知識もありませんでした。しかし、彼は幼少期からの強い信念と、他者への尊重を基盤とした強固な道徳的・精神的な構造を築き上げていました。そして、夜中の海辺への不可解な衝動という「磁力」に引き寄せられ、その灯台の場所へ訪れた異星人が、彼を選んだのではなく、彼自身がその場にいたことを確認し、搭乗を求めた、という形です。彼が抱えていた個人的な悲劇は、その灯台の基礎に埋め込まれた隠された要素であり、それが彼を特別な存在にしたのかもしれません。

コンタクトと搭乗の詳細

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1965年1月30日の早朝にシド・パドリック氏が体験した異星人とのコンタクトと搭乗の詳細について、ソースには以下のような包括的な情報が提供されています。

1. 遭遇(コンタクト)の詳細

遭遇は1965年1月30日の午前2時頃に発生しました。場所は彼の家とビーチの間にある小さな駐車場で、海を見下ろせる場所でした。パドリック氏は、この遭遇が彼の45年の人生で起こった**「最も偉大な出来事」**であると述べています。

物体の接近と最初の音声

パドリック氏が異常を察知したのは、まず騒音からでした。

  • 騒音の性質: その騒音は異常なもので、これまでに聞いたことがないものでした。彼は、それを大きな電源トランスに似た、うなるような音と表現しています。
  • 最初の目撃: 騒音に注意を引かれ、彼は空を見上げ、物体(クラフト)を発見しました。最初に目撃したとき、クラフトは海岸から約4分の1マイル沖合にあり、こちらに向かってくるように見えました。
  • クラフトからの呼びかけ: クラフトが降下する前に、そこから音声が聞こえてきました。**「怖がらないでください。我々は敵対的ではありません。」**という言葉でした。パドリック氏は男性の声に聞こえたと述べており、非常に明瞭で理解しやすい話し方でした。

クラフトの着陸と搭乗への招待

クラフトは地上約20フィートまで降りてきてホバリングしました。パドリック氏が震えながら何を見ているのか戸惑っていると、クラフトから2度目の音声が聞こえました。「怖がらないでください。我々は敵対的ではありません。危害を加えないことを保証します」

その後、クラフトは地上約1フィートのところまで降りてきました。

  • 閃光の発生: クラフトが地面に降りてきたとき、駐車場全体を照らすほどの閃光が発生しました。パドリック氏は、その閃光に非常に驚き、恐れました。この閃光は、クラフトが惑星と接触する際に放電する静電気であると後に説明されました。
  • 搭乗の招待: 閃光の後、クラフトから3度目の音声が聞こえました。「搭乗してよろしい」 (You may come aboard)。彼は、命令ではなく招待であったことを強調しています。
  • ドアの開放: パドリック氏がクラフトから約10~15フィートの距離まで近づくと、ドアが彼の目の前で開きました。この時が、クラフトのライトを初めて見た時でした。彼は勇気を振り絞って中へ踏み込みました。

2. クラフト内部と異星人(ゼノ)との交流

クラフトに搭乗したのはパドリック氏が自主的に選んだことでした。異星人側は彼を「選んだわけではなく」、搭乗するように求めたところ、彼が「搭乗することを選んだ」と述べています。

クラフトの構造と最初の部屋

  • 第一の部屋(ロック): 内部に入るとすぐにドアが閉まり、彼は6×7フィートほどの小部屋に取り残されました。この部屋の照明は**「極端に明るく」**、彼は目を覆わなければなりませんでした。
  • 浄化(パージ): パドリック氏は、この部屋にいた約1分間に、自分の衣服が**「浄化」(purified)されていたと考えています。それは、クラフト内が「絶対的に完璧で、どこもかしこも一点の曇りもない」**状態だったためです。
  • 照明とデザイン: クラフト内には直射光は見られず、照明は壁全体を通してもたらされていました(計器盤と床を除く)。角はすべて丸みを帯びており、クラフトが組み合わされた継ぎ目を見ることはできませんでした。床材はゴムのような感触で、柔らかく、歩き心地が良かったと述べています。影は全く見えませんでした。

異星人(ゼノ)との接触

小部屋のドアが開くと、彼は前進し、そこで一人の男性(ジェントルマン)と出会いました。

  • 異星人の外見: 彼は身長約5フィート10インチで、パドリック氏と同じくらいの体格でした。肌の色は地球上では見たことがないもので、**「アルメニア人種の色に近い、少し黄色がかったような青白い色」**でした。髪は自然な外見で、一度も切ったりとかしたりしたことがないように見えました。口ひげや肌の傷はなく、完全に滑らかに見えました。彼はシルクのような、非常に質の高い薄い色の素材でできたツーピースの服を着ていました。
  • 「ゼノ」という名前: パドリック氏は相手に名前を尋ねたところ、彼は**「私をゼノ(Zeno)と呼んでいい」と言いました。後に新聞報道で、この名前はX-E-N-Oと綴るべきで、辞書で調べると「見知らぬ人」または「外国人」**という意味だと知りました。
  • 対話の形式: ゼノは彼に**「どんな言語でも話せるが、あなたの言語を話せるのはこのクラフトの中で私だけだ」と伝えました。パドリック氏が質問すると、ゼノは約30秒間隔を置いてから回答しました。パドリック氏は、これは彼が低い教育レベルのパドリック氏が理解できるように「解釈」**していたからだと考えています。
  • 態度と目的: ゼノは非常に紳士的な態度で接し、一度もパドリック氏に命令することはありませんでした。彼はパドリック氏を「選んだのではない」と述べており、その目的は**「観測のみ」**だと語りました。

クラフト内での移動と見学

パドリック氏は、クラフトに滞在した2時間の間、多くのことを学んだと感じています。

  • 移動と構造: クラフトは2階建てで、パドリック氏はゼノに案内されて移動しました。彼らは反時計回りに移動し、通路のドアはすべて左側にスライドして開きました。ドアは自動式に見え、すぐに閉じました。
  • 移動の体験: 搭乗から約15分後、ゼノは**「我々は今移動した」**と告げました。パドリック氏には移動の感覚は全くありませんでした。彼らはカリフォルニア州マウント・ウムニウム(Mount Umunim)の後ろにある山腹に移動し、そこは外部から見えない場所でした。
  • 推進手段: クラフトは2つの船体で構成されており、外殻は保護カバー、内殻はエネルギー収集装置として機能し、レーダー信号を反射しない(または反射しにくい)ように作られていました。推進力はクラフトによって供給され、彼らにとって既知の光の源を通じて伝達されると説明されました。彼らの速度は、エネルギー源を伝達する手段によってのみ制限されると述べました。
  • 航行手段: クラフトのナビゲーションは、ゼノが示した小さな開口部を通して見える別の「ナビゲーション・クラフト」によって行われていました。このナビゲーションクラフトが、動力源の供給と通信を担っていました。ゼノは、地球を含むすべての惑星が「磁極」という識別手段を持っているため、彼らは迷うことはない、と説明しました。

諮問室(コンサルテーションルーム)での啓示

滞在の後半、ゼノは彼を「諮問室」(Consultation room)に連れて行きました。

  • 至高の神への敬意: ゼノはパドリック氏に**「至高の神(Supreme Deity)に敬意を払いたいですか?」と尋ねました。パドリック氏が「私たちが神(God)と呼ぶものと同じですか?」と尋ねると、ゼノは「唯一のものだけが存在する」と答えました。パドリック氏が祈りを捧げている間、彼は人生で初めて、「この地球上の人間よりも偉大な何かの手」**に触れられたと感じました。
  • 彼らの生活: ゼノは彼らの文明について説明しました。彼らの惑星には、病気、悪徳、犯罪、警察、学校がなく、若者は幼い頃から特定の仕事をするように教えられ、「一つとして生きている」と述べました。長寿であるため、厳格な産児制限を行っているとのことでした。

3. クラフトからの退去と別れ

  • 帰宅時間の確認: ゼノはパドリック氏が「いつ帰宅しなければならないか」を尋ねました。パドリック氏が「いつでも大丈夫」と答えたにもかかわらず、ゼノは午前4時に彼をクラフトから降ろしました。
  • 外での観察: パドリック氏は外に出たいと申し出、ゼノは許可しました。外で、パドリック氏はクラフトの表面を触って調べました。それは非常にきめ細かく仕上げられており、高品質のプラスチックやプレキシグラスのような感触でした。
  • 女性の乗員: 彼はクラフトを離れる直前に、通路で一人の女性乗員を見せられました。彼女は髪が長く、服装が少し異なっていましたが、他の乗員と同様に働いていました。パドリック氏は、これは厳格な産児制限を持つ彼らの社会で女性が存在することを示すために見せられたのではないかと推測しています。
  • クラフトの離陸: 彼はクラフトが離陸するのを見ていました。クラフトは20フィートまで上昇し、約10秒間停止した後、わずか6〜7秒で視界から消えました。その際、大きな音は立てず、短時間の轟音のような音でした。

パドリック氏は、この遭遇以来、死を含む一切の恐れを失ったと述べています。

船内での体験と情報提供

AI

シド・パドリック氏が1965年1月30日の早朝に体験した異星人のクラフト(乗り物)内での経験と、彼らに提供された情報について、ソースは非常に詳細に記述しています。この船内での2時間の滞在は、パドリック氏の人生観と宇宙観を根本的に変える「偉大な出来事」となりました。

以下は、コンタクトと搭乗の詳細からさらに踏み込んだ、船内での体験と情報提供に関する主要な点です。

1. 搭乗直後の体験と船内環境

パドリック氏は、招待を受けてクラフトのドアをくぐり、その内部を体験しました。

  • 最初の部屋(浄化室):搭乗後、ドアが閉まり、彼は約6フィート×7フィートの小さな区画(コンパートメント)に取り残されました。この部屋の照明は**「極端に明るく」、彼は目を覆わなければなりませんでした。彼は、この約1分間の間に自分の衣服が「浄化」(purified)されていたと考えています。これは、クラフト内が「絶対的に完璧で、どこもかしこも一点の曇りもない」**状態であったためだと推測されています。
  • 船内のデザインと照明:船内には直射光はなく、計器盤と床を除き、すべての壁を通して照明が供給されていました。このため、影は全く見えませんでした。角はすべて丸みを帯びており、クラフトが組み立てられた継ぎ目を見つけることはできませんでした。床はゴムのような感触で、柔らかく、歩き心地が良かったと述べています。
  • 移動の自動性:船内での移動は反時計回りに進み、通路のドアはすべて左側にスライドして自動的に開閉しました。パドリック氏は、ドアの操作を示す動きを異星人(ゼノ)から見て取れなかったため、非常に自動的だったと考えています。

2. 異星人(ゼノ)との対話と情報提供

パドリック氏は「ゼノ(Zeno)」と名乗る人物(後にX-E-N-O、「見知らぬ人」または「外国人」を意味すると判明)と主に会話しました。

移動と推進システムに関する情報

  • 瞬時の移動:搭乗から約15分後、ゼノは「我々は今移動した」と告げましたが、パドリック氏には全く移動の感覚がありませんでした
  • レーダー回避システム:ゼノは、クラフトが2つの船体で構成されており、外殻は保護カバー、内殻はエネルギー収集装置として機能し、「我々が知るような反射をしない」(レーダー信号を反射しない)ように作られていると説明しました。
  • 推進手段:推進力はクラフト自身によって供給され、**彼らが知る「光の源」**を通じてエネルギーが伝達されると説明されました。彼らの速度は、エネルギー源を伝達する手段によってのみ制限されると述べました。
  • 航行手段:航行はクラフト自体が行うのではなく、別の「ナビゲーション・クラフト」によって行われていました。このナビゲーション・クラフトは、動力源の供給と通信を担当していました。また、すべての惑星は「磁極」という識別手段を持っているため、彼らは宇宙で迷うことはない、と説明しました。
  • 地球への訪問目的:ゼノは、彼らが地球に来た目的は**「観測のみ」**であると述べました。

コミュニケーションと言語

  • 言語能力:ゼノは、「我々はあらゆる言語を話すことができるが、このクラフトの中であなたの言語を話せるのは私だけだ」と伝えました。パドリック氏は、これが宇宙のあらゆる言語を意味すると解釈しました。
  • 対話のペース:パドリック氏が質問をすると、ゼノは約30秒の間隔を置いてから回答しました。パドリック氏は、これはゼノが教育レベルの低いパドリック氏が理解できるように**「解釈」**していたためだろうと考えています。しかし、ゼノが自発的に何かを語るときは、この30秒の停止はありませんでした。
  • 通信手段:ゼノは、彼らの通信システムは地球人には**「未知のシステム」**であると述べるにとどまりました。
  • 地球人との接触姿勢:ゼノは、彼らが地球の政府や軍事機関と接触を確立しようとはしていないと述べました。その理由として、「あなたの国とすべての国は、未知の物体を理由なく破壊目的で攻撃するだろう」と指摘しました。

異星文明の生活様式

最も重要な情報提供の一つは、クラフト内の「諮問室」(Consultation room)で行われました。

  • 至高の神への敬意:ゼノはパドリック氏に**「至高の神(Supreme Deity)に敬意を払いたいですか?」と尋ねました。パドリック氏が神(God)と同じか尋ねると、ゼノは「唯一のものだけが存在する」と答えました。パドリック氏はここで祈りを捧げ、人生で初めて「この地球上の人間よりも偉大な何かの手」**に触れられたと感じました。
  • 社会構造:ゼノは彼らの惑星の生活について説明しました。
    • 病気、悪徳、犯罪がない
    • 警察や学校がない
    • 若者は非常に幼い頃から特定の仕事を教えられ、それを非常によくこなす。
    • 長寿であるため、非常に厳格な産児制限を行っている。
    • 彼らは**「一つとして生きている」** (We live as one)。

3. クラフトでの具体的な観察

パドリック氏は、滞在中に他の乗員やクラフトの細部を観察しました。

  • 乗員の外見と役割:乗員は合計9人おり、パドリック氏が話したのはゼノだけでした。他の乗員は、パドリック氏が入室しても、視線を送るだけで会話をすることなく、仕事に戻りました。クラフトを離れる直前に、パドリック氏は女性乗員を見せられました。彼は、これは厳格な産児制限を持つ彼らの社会で女性の存在を示す目的があったのではないかと推測しています。
  • 食事の供給:エレベーター室に乗る直前、ゼノはキャビネットを開け、タバコの箱ほどの大きさの食料のパッケージを取り出し、「これが我々の食料供給の一部だ」と示しました。彼は盗む機会を与えられることなく、すぐにそれをキャビネットに戻しました。
  • 諮問室の構造:諮問室には、三角形の構造が見られ、パドリック氏は講演で、ある牧師たちがこれを「父、子、聖霊」と解釈した理論を提示しました。

4. 滞在の影響

この2時間の滞在は、パドリック氏に身体的および精神的な変化をもたらしました。

  • 死への恐怖の喪失:ゼノたちが「死を恐れる必要はない」ことを証明したため、パドリック氏は遭遇以来、死を含む一切の恐れを失いました
  • 健康の改善:彼は遭遇以来、不眠の夜がなくなり、病気になることもなく、毎日以前より健康でエネルギッシュに感じています。この改善は、クラフト内の「極端に明るい」光(浄化または治癒効果を持つ可能性)によるものか、あるいは純粋に精神的なもの(霊的なもの)であると考えています。
  • 記憶力の強化:彼はクラフトでの2時間で、誰もが学べるであろうことと同じくらい多くのことを学んだと感じており、特にゼノの言ったことを一言一句すべて記憶していることに驚いています。彼は、これは自分が**「インスピレーション」**を受けているからだと考えています。

比喩的表現:

シド・パドリック氏のクラフト内での体験は、**「高度な図書館での啓示的なツアー」**に例えることができます。彼は無知な訪問者(教育レベルが低い)として迎えられましたが、館長(ゼノ)は彼を優しく案内し、知識の断片(推進力、宇宙の識別方法、自らの生活様式)を披露しました。全ての情報が彼の質問の形で提供され、30秒の沈黙は、館長が高度な知識を訪問者が理解できる「単純な言語」に翻訳している時間でした。そして、最も重要な情報は、技術的な詳細ではなく、彼らが共有する「至高の神」への敬意と、「病気も犯罪もない」という倫理的に進化した生活様式であり、これによりパドリック氏は内面的な変革を遂げたのです。

遭遇後の影響と周囲の反応

AI

1965年1月30日のシド・パドリック氏の異星人との遭遇は、彼自身の人生に劇的な変化をもたらし、また周囲の人々や世論、当局からさまざまな反応を引き起こしました。ソースには、遭遇後のパドリック氏の個人的な変化、当局やメディアの反応、そして世間からの評価について詳細に記されています。

1. 遭遇後のパドリック氏の個人的・精神的な変化

この遭遇はパドリック氏の人生における「最も偉大な出来事」であり、それ以降の出来事は「取るに足らない」と述べています。彼の人生観と精神状態は一変しました。

  • 完全な生活の変化: 1月30日以降、彼は「完全な生活の変化と異なる態度」を持つようになりました。
  • 死と恐怖の喪失: 異星人(ゼノ)が「死を恐れる必要はない」ことを証明したため、彼は遭遇以来、死を含む一切の恐れを失いました。彼は今や、400台の車が自分に向かってくるのを見ても恐れないと述べています。
  • 健康とエネルギーの改善: 遭遇以来、一睡もできない夜がなくなり、病気になった日もなく、毎日以前よりも健康でエネルギッシュに感じています。彼は朝6時に目覚ましなしで起きることができ、海岸まで5マイル歩いて朝食に戻るほどのエネルギーがあります。
  • 霊的な確信: 彼は、船内の「諮問室」で祈りを捧げた際、45年の人生で初めて「この地球上の人間よりも偉大な何かの手」に触れられたと感じ、神(God)の手によって触れられたと確信しています。彼は、この経験が肉体的、健康上、そして霊的な観点から自分とともにあり続けていることを知っています。この変化は「霊的なもの」が主であり、彼が地球上の人間よりも偉大な何者かと接触したという気づきに起因すると考えています。
  • 驚異的な記憶力: 彼は、船内での2時間の出来事について、**「彼が言ったことを一言一句すべて」**記憶していることに驚いています。これは、誰かが彼のために解釈している可能性や、彼自身が「インスピレーション」を受けている(霊的な接触があった)ためだと考えています。
  • 公に話すことへの動機: 彼は当初、秘密にしておくつもりでしたが、**「何かにインスピレーションを受けて」**この話を公にすることを決意しました。

2. 周囲の人々やコミュニティの反応

パドリック氏は当初、自分が住む尊敬されるコミュニティ(人口約1,200人)の人々から笑われ、友人を失うことを恐れていました。しかし、現実は大きく異なりました。

  • コミュニティからの歓迎: 彼の近所に住む35年の経験を持つ牧師を含む、多くの人々が彼を訪ねてきました。彼が一度も会ったことのない近隣の人々が家を訪れ、「素晴らしい出来事だ。これを目撃できて嬉しい」と述べています。
  • 否定的な反応の欠如: 彼は、**「私の家に来て、この話をどのような形であれ否定した人は一人もいない」**と強く主張しています。
  • 家族への影響: 当初、家族(特に学校に通う3人の息子たち)は、学校で笑われるのではないかと心配していましたが、実際にはそうなりませんでした。それどころか、息子たちは学校から招待を受け、この出来事について講演しました。彼の妻や息子たちも、日々健康が改善していると感じており、特に息子たちはこの出来事を「霊的な」観点から真剣に受け止め、聖書を読むようになっています。
  • 訪問者と電話の殺到: 事件後すぐに、彼は全国から「ひっきりなしの電話」や、多くの著名人による訪問を受け始めました。彼は5,000通もの手紙と40冊もの本を受け取っています。

3. 当局および公的機関の反応

パドリック氏は、空軍やUFO調査団体(NICAP)といった当局や組織とも接触しました。

空軍の態度

  • 警告と記録: 空軍が訪れた際、彼らはパドリック氏に対し、「この話は記録に残る」と伝えましたが、同時に、公に話せば**「嘲笑の対象となり、卵を投げつけられたり、トマトを投げつけられたりする」**覚悟をしておくよう警告しました。
  • 非友好的な姿勢の指摘: パドリック氏が、異星人が「地球の政府や軍事機関との接触を望んでいない」と述べた理由について尋ねたところ、ゼノは「あなたの国、そしてすべての国は、理由なく破壊目的で未知の物体を攻撃するだろう」と語ったことを空軍に伝えると、彼らは顔をしかめました。パドリック氏は、空軍が今でもUFOを撃墜する命令を持っていることを知っているため、異星人の意見は正しいと考えています。
  • 科学的検証: 彼は空軍の人員によって嘘発見器テストと**ナトリウムペントタール(自白剤)のテストを受けました。空軍は、彼の話が「元々話した通りに一言一句繰り返された」として、報告書は「満足のいくものだった」**と述べています。
  • 情報公開への懸念: 空軍は、パドリック氏に「誤解と恐れを生む可能性がある」という理由で、特定の情報(当局に関するもの)を公にしないよう依頼しましたが、禁止はしていません。

NICAP (国家空中現象調査委員会) の態度

  • 懐疑的な姿勢: NICAPの事務局長はパドリック氏の証言を聞きに来ましたが、**「証拠としてクラフトから何も持ち帰らなかった」**という理由で、彼らは話を「信じられない」と述べました。
  • 反論への対応: パドリック氏は、異星人から許可なく物体に触れることはできないと言われたため、持ち帰りが不可能であったと説明しました。また、信じないのであれば、なぜ5時間もかけて話を聞きに来たのかとNICAP側に尋ねると、彼らは**「私たちはその話が欲しかった」**と答えました。
  • 証言の歪曲: パドリック氏は、NICAPの関係者がテープ録音で自分の発言を**「何度も誤って引用している」**ことを知りました。例えば、彼が「クラフトの縁を切り取った」とか「クラフトの椅子はすべて床にボルトで固定されていた」など、彼が一度も言っていないことが引用されていたのです。彼は、彼らが話が「起こったと証明するのではなく、起こらなかったと証明しようとしている」と考えています。

4. 証言者としての活動と今後の展望

パドリック氏は、この遭遇をきっかけに公の場での講演活動を行うようになりました。

  • 招待による講演活動: 彼は自ら志願して講演したことは一度もなく、すべての講演は厳密に招待によるものです。また、講演料も設定しておらず、受け取ったお金はすべて寄付です。
  • 研究活動の開始: 彼はアマチュア無線技士や電子技術者ですが、遭遇以来、自身の体験に関するデータを集め、他のコンタクト経験者の研究を始めています。
    • 彼は、接触を受けたすべての人が、人生で自分と同じように**「悲劇」**を経験していることに気づきました。なぜ異星人がそのような人々を選ぶのかは、彼自身にとっても「パズルのピース」の一部です。
    • 他の接触者も、パドリック氏と年齢や体格がほぼ同じ(約45歳、同じ身長と体重)であることも発見しました。
  • 将来の再接触への意欲: 彼は、次回異星人が来た際には、カメラやノート、食料などを持参して、一ヶ月ほど彼らの生活を体験させてもらう許可を得たいと考えています(ただし、妻の許可が必要)。彼は再訪の可能性についてゼノに尋ねた際、「可能性はあるが、あなた(パドリック氏)次第だ」と言われたと述べています。

情報源

音声(2:56:08)

“You May Call Me Xeno” — Sid Padrick Describes His 1965 Alien Encounter

(2025-11-24)