1980-12, Cash-Landrum UFO事件 : Colby Landrum の証言インタビュー
要旨
キャシュ=ランドラム事件: コルビーの証言
この情報源は、キャッシュ=ランドラム事件に関するコルビー・ランドラム氏へのライブインタビューの文字起こしです。
この事件は、コルビー氏、彼の祖母、そして友人のベティ・キャッシュ氏が、飛行物体とヘリコプターに遭遇し、放射線のような症状に苦しんだとされています。
インタビューでは、事件の詳細な記憶、政府の関与への信念、そして経験が彼にもたらした個人的な影響について、コルビー氏が語っています。また、当時の調査やメディアの報道に対する彼の見解も議論されています。
目次
概要
キャッシュ=ランドラム事件: コルビーの証言 ブリーフィング資料
このブリー フィング資料は、「キャシュ=ランドラム事件: コルビーの証言」と題されたポッドキャストの文字起こしに基づいています。ポッドキャストでは、コルビー・ランドラムがクリス・ランブライトとカート・コリンズのインタビューに応じ、1980年12月に発生したとされる未確認飛行物体(UFO)遭遇事件について自身の記憶を語っています。
主要テーマと重要なアイデア/事実
1. 事件の核心と目撃者の経験:
- 遭遇の状況: コルビー・ランドラムは、祖母のベティ・キャッシュ、そしてベティ・ランドラムと共に、1980年12月のある夜、ビンゴを探しに出かけた後、ルート2100で明るい物体に遭遇しました。「湖ヒューストンに向かって、松の木のてっぺんから約150フィートほどの高さで、道の左側、北から南へ向かってくる明るい物体が見えました。」(00:10:43)
- 物体の描写: コルビーは、物体を「ダイヤモンド形」で、下から「炎」が噴き出しているように見えたと描写しています。「私にはダイヤモンド形で、底から炎が出ていました。ただ大規模な炎ではなく、全体が明るいオレンジ色に輝いていました。火が付いているというよりは、むしろ光っているように見えました。」(00:13:42) 彼は物体の大きさを「幅約50フィート、高さ100フィート」と推定しています。(00:12:35)
- ヘリコプターの存在: 物体の周囲には、コルビーが「ダブルローターのチヌークヘリコプター」と特定した複数のヘリコプターが「約23機」存在し、物体を「護衛している」ように見えました。「彼らはその周りにいて、かなり距離を置いていたと思います。覚えている限りでは、おそらく200~300フィート、もしかしたら100ヤードくらいは離れていたかもしれません。」(00:15:36) 彼は、ヘリコプターが物体を運んでいたわけではないと考えています。(00:15:09)
- 熱の体感: コルビーは車内でも物体からの熱を感じたと証言しています。「車内でも熱を感じることができました。」(00:18:48) また、祖母がダッシュボードに手を置くと「手の跡」が残ったと語っています。(00:18:56)
- 事件の直接的な影響: コルビーは、遭遇後「皮膚に水ぶくれ」ができ、「インフルエンザのような症状」を経験し、学校を数日休んだと述べています。「私には顔に水ぶくれができ、インフルエンザのような症状がありました。それで数日学校を休まなければなりませんでした。日焼けしたときのような、インフルエンザの症状が出るような感じです。」(00:19:48) 祖母のベティ・キャッシュも「最悪の状態」だったと語っています。(00:19:48)
- 権威による否定と家族の苦悩: デイトン警察のL.L.ウォーカー警官とその妻もヘリコプターを目撃していたにもかかわらず、当局はヘリコプターの存在を否定しました。(00:20:26, 00:21:07) コルビーは、UFOハンターズの番組で会った関係者が、その夜その施設に航空機が存在する可能性を「絶対にない」と述べたことに憤りを感じています。「もし映像をご覧いただければ、私の顔全体が真っ赤になっているのがわかります。私はアイルランド人のような気性を持っているので、彼は私を殴りかかりた くなるようなモードに陥らせました。」(00:22:56) コルビーは、この事件が彼の精神に大きな影響を与え、怒りを抱き続けていると語っています。「これは明らかに、このこと全体を通して私の精神に影響を与えてきました。…怒りをコントロールするのが困難でした。」(00:27:50)
2. 真実の追求と政府への不信感:
- 政府実験説: コルビーは、遭遇した物体が政府が実験していたものであると強く信じています。「私は、それが政府が実験していた物体だと固く信じています。当時、そこに人はあまりいませんでしたし、その飛行経路は、まだ分譲地などが建設されていなかったので、あまり人には見られなかったでしょう。ただの広い森で、少数の人が住んでいるだけでした。それが私の仮説です。彼らが取り組んでいた何らかの実験で、私たちは偶然それに遭遇してしまったのです。」(00:28:32)
- 情報の隠蔽: 彼は、政府がこの秘密を隠蔽していると非難しています。「政府は私たちから秘密を隠しています。他の多くの秘密と同じように。」(00:46:25)
- 情報公開請求への意欲: コルビーは、弁護士を介してプライバシー放棄書に署名し、情報公開法(FOIA)請求を提出することに前向きな姿勢を示しています。「はい、もちろんです。」(00:44:50) これは、真実を知りたいという彼の強い願いの表れです。
- エイリアン説への懐疑: コルビーは、エイリアンが関与しているという説には懐疑的です。「みんなエイリアンの理論などを聞きたがるんです。…でも、その夜私が何を見たかは知っています。そして、もしグリーンマンを見たことがなければ、私はそれを信じません。」(00:45:53) 彼は、証拠が示されない限り、政府が関与しているという自身の信念を変えることはないと述べています。
3. 事件の長期的な影響と個人的な動機:
- 社会からの反応: コルビーは、事件後、友人からのサポートはあったものの、一部の人々からは「愚か者」扱いされ、嘲笑されたと語っています。「私が何を見たかを知っているのに、彼らが私を嘲笑するのは許しません。」(00:27:50)
- 個人的な苦悩と目的: コルビーは、この事件について公に話すことが「苦痛」であると認めながらも、祖母の「真実を見つける」という強い願いを果たすため、そして娘が将来何が起こったのかを知るために、語り続けています。「祖母が亡くなった後、彼女があまりにも固執していたので、それが私の…彼女が信じていたことへの賛辞だと感じました。戦い続け、実際に何が起こったのかを突き止めようとすることです。」(00:42:40)
- 支援への期待: 彼は、元パイロットなど、当時を知る誰かが真実を語り、自身と家族が経験したことを理解してくれることを望んでいます。「誰かが知っているはずです。元パイロットか何か、もし かしたら今なら話せる人がいるかもしれません。そして、私と家族が経験したことを理解し、私たちに真実を教えて助けてくれる、そんな心を持ってくれるかもしれません。」(00:43:19)
4. 調査に関する混乱と不確実性:
- 事件現場の特定: 事件現場の正確な位置については混乱があり、コルビーは当時の道の開発状況から、それが「約1マイル半から2マイル」の範囲であると推定しています。(00:40:02) 彼は、黒いダンプカーや機材が夜間に来て、その区間の道路を掘り起こし再舗装したという噂についても言及しています。(00:40:22) これは、後にジョン・シューエスラーが、2か月後に損傷した道路を見つけたと主張したことと矛盾する可能性があり、クリス・ランブライトも「何がいつ起こったのか混乱する」と述べています。(00:41:11)
- 初期調査の不備: コルビーは、当初の当局による調査(放射線検査など)の結果を一度も知らされなかったと述べています。(00:24:48)
結論
コルビー・ランドラムの証言は、キャッシュ=ランドラム事件が単なるUFO目撃事件以上の、深い個人的な苦悩と政府への不信感に満ちた出来事であったことを浮き彫りにしています。彼の明瞭な記憶、特にヘリコプターの数と種類に関する証言は、事件の信憑性を高めています。
一方で、事件現場の状況や初期調査に関する混乱は、真実の究明をさらに困難にしています。コルビーは、政府が秘密を隠蔽していると確信しており、真実を明らかにするために戦い続ける決意を表明しています。彼の証言は、目撃者が経験する心理的な影響と、透明性の欠如がもたらす長期的な不信感の重要性を示しています。
事件の概要
キャシュ=ランドラム事件の概要(1980年12月)について、コルビー・ランドラムの証言から得られる情報は以下の通りです。
1980年12月、コルビー・ランドラムは祖母のベティ・キャッシュ、そしてヴィッキー・ランドラムと共に、ビンゴをしにニューカニーへ出かけました。その夜はビンゴが開催されていなかったため、彼らは他の場所を探して車を走らせていました。
事件の発生 場所と目撃された物体 その後、彼らはハイウェイ2100号線を進み、事件が起こった現場にたどり着きました。コルビーの証言によると、道の左側(北から南の方向)から、ヒューストン湖に向かって明るい物体が接近してきました。その物体は松の木の梢のすぐ上、おそらく150フィート(約45メートル)ほどの高さにありました。
コルビーは、その物体を南部の送水塔の頂上の部分と比較し、幅が約50フィート(約15メートル)、高さが約100フィート(約30メートル)だと推定しています。形状については、底から炎のようなものが出ているダイヤモンド型で、炎というよりは「非常に明るいオレンジ色から黄色がかった色に光っていた」と表現しています。子供の頃のコルビーの目には、その物体は「浮いている」ように見え、ケーブルで運ばれている様子はなかったとのことです。
ヘリコプターの存在 物体が出現した当初から、コルビーは周りに23機の二重ローター式チヌークヘリコプターが、物体を護衛するように周囲を飛行しているのを数えていました。ヘリコプターは物体から200~300フィート(約60~90メートル)、あるいは100ヤード(約90メートル)ほどの距離を保っていたようです。コルビーは当時ヘリコプターに魅了されており、その数をはっきりと覚えていたと述べています。
目撃時の状況と反応 物体に近づくにつれて、彼らは車を停止させました。コルビーは、物体から発せられる強烈な熱を車内でも感じたと証言しており、祖母がダッシュボードに手を置くと、その跡が残るほどだったと述べています。
- コルビー: 物体を見たコルビーはひどく怖がり、車のフロアボードにうずくまって時々様子を窺っていました。
- 祖母ベティ・キャッシュ: 彼女は非常に信心深い女性で、イエス・キリストの再臨だと考えて取り乱していました。彼女は窓から物体を見続けていました。
- ヴィッキー・ランドラム(ベティ): 彼女は祖母ほど怖がらず、車から降りて物体を詳しく調べようとしました。
物体は数分間停止した後、ヒューストン湖の方向へと移動を続けました。
事件後の影響と調査 事件後、コルビーは顔に水ぶくれができ、日焼けのようなインフルエンザの症状が出て、数日間学校を休まなければなりませんでした。祖母のベティ・キャッシュは彼よりもさらに深刻な影響を受けました。
家族は当初、通報することをためらっていましたが、祖母は「何が起こったのか知りたい」と強く主張し、誰が何を言おうと気にしないという姿勢でした。しばらくして、彼らはL.L.ウォーカーというデイトンの警察官に連絡を取りました。ウォーカーとその妻も、数時間後に東の方でヘリコプターを目撃していたことが分かりました。
当局が自宅を訪れ、彼らは放射線検査を何度も受けましたが、その結果がどうなったのかはコルビーには知らされませんでした。また、コルビーは病院で診察を受けましたが、詳細は覚えていないとのことです。
後 にNASAのジョン・シューエスラーが、彼らの話を擁護し、医療面での支援を得るために協力しました。シューエスラーは事件から約2ヶ月後に現場に戻り、道路が損傷していた場所を特定したと主張しましたが、この点については道路が掘り起こされて舗装し直されたという話と矛盾が生じており、混乱を招いています。コルビー自身も、人々が事件後すぐにダンプカーなどでその区間の道路を掘り起こし、再舗装したと聞いたことがあると述べています。
コルビーは、この事件が自分の人生に大きな影響を与え、怒りの感情を抱え、精神的にも影響を受けたと語っています。彼は、政府が実験中の物体であり、自分たちがたまたまそれに遭遇したという説を強く信じており、エイリアンの関与には懐疑的です。彼は政府に対し、何が起こったのかを認めるよう求めています。
身体的影響
キャシュ=ランドラム事件後、コルビー・ランドラムの証言によると、目撃者たちは身体的な影響を受けました。
コルビー自身は、事件後、顔に水ぶくれができ、日焼けのようなインフルエンザの症状を経験しました。これにより、彼は数日間学校を休まなければなりませんでした。
彼の祖母であるベティ・キャッシュは、コルビーよりもさらに深刻な影響を受けたとされています。「彼女が最もひどかった」とコルビーは述べています。
物体が近くにあった際、彼らは車内でも強い熱を感じていました。コルビーの祖母がダッシュボードに手をつくと、その跡が残るほどだったと証言しています。
事件後、当局(政府関係者である可能性も示唆されています)が彼らの家を訪れ、何度も放射線検査が行われました。しかし、コルビーはその検査結果を知らされていません。また、コルビーは病院で診察を受けましたが、そこで何が言われたのかは覚えていないとのことです。
後にNASAのジョン・シューエスラーが、彼らの話の正当性を主張し、医療面での支援を得るために協力しました。
また、コルビーは爪の隆起などの影響について質問されましたが、事件当時7歳だったため、そのことについては覚えていないと答えています。彼は、事件の多くの部分を「ブロックアウトした」と述べています。